JP4146567B2 - 建設機械のカウンタウエイト - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、建設機械の被取付け部位に着脱自在に取り付けられ、その建設機械の重量バランスをとるカウンタウエイトに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自走式クレーンやパワーショベル等の建設機械は、走行車体と、この走行車体上に旋回可能に搭載された旋回体とを備えて成る。旋回体には、吊り上げ用のブームや掘削作業を行なうアタッチメント等が設置されている。こうした建設機械では、作業中において車体のバランスを取って作業能力を高めるために、旋回体の後部にカウンタウエイトを取り付けることが一般的に行なわれている。
【0003】
カウンタウエイトは、一般に、旋回体の後部から延びるステーに着脱自在に取り付けられて支持される。そのようなカウンタウエイトの一例が図9に示されている。図示のように、カウンタウエイト100は、前記ステー110が挿入される取付け穴としての凹部102をその下端部に有している。凹部102内にはステー110上に載置される載置面103が形成されている。また、図9の(b)に詳しく示されるように、カウンタウエイト100内には、ネジ穴106が形成された円柱状のボルト取付け部材105が載置面103上に位置して埋設されている。したがって、このような構成のカウンタウエイト100は、図9の(b)に示されるように、凹部102内に挿入されたステー110上に載置面103が載置された状態で、ステー110の貫通穴に挿入されたボルト109がボルト取付け部材105のネジ穴106に捩じ込まれることにより、ステー110に対して取り付けられる。
【0004】
また、図10にはカウンタウエイトの他の従来例が示されている。このカウンタウエイト100Aは、ステー110が挿入される凹部102と、一端部がウエイト内に埋設されるとともに他端部が凹部102内に突出するボルト120とを有している。この構成では、凹部102内に挿入されたステー110の貫通孔にボルト120を挿通するとともに、ステー110から突出するボルト120の他端にナット125を螺合させることにより、カウンタウエイト100Aがステー110に対して取り付けられる。
【0005】
また、図11に示されるカウンタウエイト100Bは、複数の貫通穴130を有しており、貫通穴130に挿入されたボルト135がステー110の取付板110aに螺着されることによりステー110に対して締結される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、カウンタウエイトは、一般に、鋳造品であり、所定の鋳型内に金属等の材料を流し込むことによって成形される。例えば、図9に示されるような形態のカウンタウエイト100を成形する場合には、鋳型内にボルト取付け部材105を予めセットした状態で、鋳型内にウエイト材料を流し込む。しかし、このようにボルト取付け部材105をウエイト材料内に鋳込むと、ウエイト材料の組織が変化してボルト取付け部材105の強度が低下したり、ウエイト材料が持つ熱によってボルト取付け部材105のネジ穴106が変形してしまう場合がある。また、ウエイト材料の流し込みによりボルト取付け部材105が鋳型内で位置ずれを起こす場合もある。ボルト取付け部材105の強度の低下は、旋回体側のステー110に対するカウンタウエイト100の固定強度の低下に繋がるため、特に大きく重いウエイトにおいては好ましくない。また、ボルト取付け部材105の位置ずれやネジ穴106の変形は、ステー110の厚さ以上の長さを有する比較的長いボルト109をボルト取付け部材105に対して捩じ込む作業を困難または不可能にする。
【0007】
また、図10に示されるカウンタウエイト100Aにおいてもこれと同様の問題がある。すなわち、カウンタウエイト100Aの成形時には、鋳型内にボルト120が予めセットされた状態で、鋳型内にウエイト材料が流し込まれるため、ウエイト材料の組織が変化してボルト120の強度が低下してしまう場合がある。そのため、作用する力によってはボルト120がカウンタウエイト100Aから抜けてしまう虞がある。
【0008】
また、図11に示されるカウンタウエイト100Bは、ボルト135の頭がカウンタウエイト100Bの側面で露出するため、外観上好ましくない。
【0009】
本発明は前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、建設機械の被取付け部位に対して強固且つ効率よく固定できるとともに強度的に安定した見栄えのよい、建設機械のカウンタウエイトを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、建設機械の被取付け部位に着脱自在に取り付けられ、建設機械の重量バランスをとるカウンタウエイトにおいて、所定の材料によって形成されたウエイト本体と、前記ウエイト本体に埋め込み固定される第1のプレート部分と、前記建設機械の被取付け部位に載置される載置面及び前記被取付け部位に対して固定するための固定ボルトが挿通される少なくとも1つのボルト貫通穴とを有した第2のプレート部分と、を備えた水平方向へ広がる平板状の取付けプレートと、前記第2のプレート部分の上側領域と下側領域にそれぞれ形成された空間を有し、上側の空間は前記ボルト貫通穴に挿通された固定ボルトが突出する空間を形成し、下側の空間は前記載置面を載せる前記建設機械の被取付け部位を挿入する空間を形成し、かつ前記ウエイト本体の外部に向けて開口するように形成された空間と、上側の空間内に位置して前記第2のプレート部分に取り付けられ、前記固定ボルトと螺合して前記固定ボルトとともに前記建設機械の被取付け部位に締結するボルト取付け部材と、を具備し、前記ウエイト本体と前記取付けプレートは、鋳型内に前記取付けプレートをセットした状態でその鋳型内にウエイト本体を形成するウエイト材料を流し込むことによって前記ウエイト本体に一体に形成されることを特徴とする。
【0011】
また、請求項2に係る発明は、前記取付けプレートは、前記ウエイト材料に鋳込まれる第1のプレート部分に前記ウエイト本体に結合させるための結合手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載のカウンタウエイトである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
【0014】
図1および図2は、本発明の一実施形態に係るカウンタウエイト9を備えた建設機械としてのパワーショベル1を示している。図1に示されるように、パワーショベル1は、台車としての下部走行体2と、下部走行体2上に旋回可能に搭載された上部旋回体3とを備えている。図示しないが、上部旋回体3の前部には、作業装置としてのアタッチメントが着脱可能に取り付けられる。この場合、アタッチメントのブームを起伏させるブームシリンダは、上部旋回体3のボトムフレーム20に形成されたブラケット40に取り付けられる。
【0015】
上部旋回体3のボトムフレーム20上の後端部には、カバー21によって覆われた機械室4が設けられている。機械室4の後側には、アタッチメントとの重量バランスを取って作業中における車体の安定性を高めるカウンタウエイト9が装着されている。
【0016】
図2は、カバー21が取り外された状態の上部旋回体3の平面図である。図示のように、機械室4内には、エンジン5と、エンジン5によって駆動される油圧ポンプ6と、ラジエータ7とが収容されている。ボトムフレーム20の前方側中央部には支持フレーム30が設けられている。支持フレーム30は、ボトムフレーム20上に立設された一対の対向するプレート30A,30Bから成る。これらのプレート30A,30Bにはそれぞれ、後述するキャブ8の側方に位置して、ボス部45が設けられている。これらのボス部45には、アタッチメントのブームの基端部(下端部)を起伏可能に支持するブームフートピン10が着脱自在に軸支されている。また、各プレート30A,30Bの後端側には、カウンタウエイト9と着脱自在に組み付いてカウンタウエイト9を支持するステー50が形成されている。
【0017】
図中、Oは上部旋回体3の旋回中心であり、この旋回中心Oは支持フレーム30のプレート30A,30B間に位置している。また、旋回中心Oの近傍(具体的には、旋回中心Oの後方)には、エンジン5の前方に位置して旋回モータ12が設けられている。支持フレーム30の一側方には、ボトムフレーム20上に、アタッチメントの操作及び下部走行体2の走行並びに上部旋回体3の旋回操作等を行なうためのキャブ(運転操作室)8が設置されている。また、ボトムフレーム20上には、キャブ8の後方に位置して、作動油タンク(オイルリザーバ)15が配置されている。
【0018】
カウンタウエイト9の詳細が図3に示されている。図示のように、カウンタウエイト9は、鋳鉄によって形成されたウエイト本体9aから成る。ウエイト本体9aの下端部中央には、前記ステー50に取り付けられる取付け穴としての2つの凹部42,42が互いに所定距離離間して形成されている。また、カウンタウエイト9は、ウエイト本体9aと一体に形成された鋼製の2つの取付けプレート44,44を有している。各取付けプレート44は、平板状に形成されており、凹部42内を2つの空間すなわち後述するボルト取付け板43が挿入されて配置される取付け空間42aとステー50が挿入されるステー挿入空間42bとに区画するとともに、ステー50上に載置されるカウンタウエイト9の載置面を形成する。
【0019】
カウンタウエイト9は、所定の鋳型内に金属等の材料を流し込むことによって成形される。本実施形態では、鋳型内に2つの取付けプレート44,44を予めセットした状態で、鋳型内にウエイト材料としての鉄が流し込まれる。この時、鋳型の形状に起因して、取付けプレート44の上側には取付け空間42aが形成されるとともに、取付けプレート44の下側にはステー挿入空間42bが形成される。
【0020】
図4に示されるように、各取付けプレート44には、ウエイト材料である鉄が流し込まれてウエイト本体9a内に埋没される複数の流通穴44b…が形成されている。これらの流通穴44b…は、ここに埋め込まれる鉄を介して取付けプレート44をウエイト本体9aに対して強固に結合させる(一体化させる)ための結合穴として機能する。すなわち、鋳型内に流し込まれた鉄は流通穴44b…を通じて流れ、取付けプレート44の上下の鉄同士が流通穴44b…内に埋め込まれた鉄によって接続される。そのため、取付けプレート44は、流通穴44b…を貫通するいわば鉄の柱によってウエイト本体9aに対する移動(位置ずれ)が規制され、ウエイト本体9aに対して強固に結合されて一体化される。また、この一体的な結合力は、取付けプレート44を水平方向に広がる平板として形成して取付けプレート44の鋳込み面積を増大させたことに伴って、さらに強固なものとなる。
【0021】
また、取付けプレート44には、ステー50とカウンタウエイト9とを締結するための後述する取付けボルト46(図5〜図7参照)が挿通される2つのボルト貫通穴44a,44aが形成されている。これら2つのボルト貫通穴44a,44aは、取付けプレート44の中央部付近に位置しており、図3に示されるように取付けプレート44がウエイト本体9aに一体に組み込まれた状態では、凹部42,42内に位置して取付け空間42aとステー挿入空間42bとを連通させる。
【0022】
図5に示されるように、取付け空間42aに面する取付けプレート44の上面には、ボルト取付け板43が着脱自在に取り付けられる。具体的には、ボルト取付け板43には前記取付けボルト46が捩じ込まれる2つのナット部材49,49が溶接によって付設されており、ボルト取付け板43は、取付け空間42a内に挿入されるとともに、各ナット部材49,49のネジ穴が取付けプレート44のボルト貫通穴44aと一致して連通するように位置決めされた状態で、固定ボルト51により取付けプレート44の上面に固定される。
【0023】
ボルト取付け板43が取り付けられた前記構成のカウンタウエイト9は、図6および図7に示すような形態で、旋回体3側から延びるステー50に対して取り付けられる。すなわち、まず、ステー50をカウンタウエイト9のステー挿入空間42b内に差し入れるとともに、ステー50上に取付けプレート44を載置させる。続いて、ステー50の2つの貫通穴にそれぞれ下側から取付けボルト46を通すとともに、これらの取付けボルト46を取付けプレート44のボルト貫通穴44aからボルト取付け板43のナット部材49のネジ穴にそれぞれ捩じ込む。これにより、カウンタウエイト9は、ステー50に対して強固に締結される。
【0024】
以上説明したように、本実施形態のカウンタウエイト9は、旋回体3側のステー(被取付け部位)50に取り付けられる取付けプレート44を有し、この取付けプレート44に複数の流通穴44b…が形成されている。したがって、鋳型内に流し込まれたウエイト材料が流通穴44b…を通じて取付けプレート44の下側に流れることができるとともに、取付けプレート44の上下の鉄同士が流通穴44b…内に埋め込まれた鉄によって接続される。すなわち、取付けプレート44は、流通穴44b…を貫通するいわば鉄の柱によってウエイト本体9aに対する移動(位置ずれ)が規制され、ウエイト本体9aに対して強固に結合されて一体化される。特に、本実施形態において、取付けプレート44は、水平方向に広がる平板として形成されているため、鋳型に対する座り性が良好であり、鋳型内にウエイト材料(鉄)が流し込まれても鋳型内で位置ずれを起こすことがないとともに、ウエイト材料内に対する鋳込み面積が増大し、ウエイト本体9aとの結合力が強固なものとなる。したがって、取付けプレート44の強度は非常に高く、ステー(被取付け部位)50に対するカウンタウエイト9の固定強度は従来よりも格段に向上される。このことは、特に大きく重いカウンタウエイトにとって有益となる。
【0025】
また、本実施形態では、取付けプレート44の一方側の面を露出させ且つその露出面に取り付けられるボルト取付け板43の挿入配置を許容する取付け空間42aがカウンタウエイト9に形成され(取付けプレート44とウエイト本体9aとの間には、ボルト取付け板43が挿入されて配置される取付け空間42aが、外部に向けて開口して形成され)、鋳造成形後に前記取付け空間42a内にボルト取付け板43が挿入されて取り付けプレート44に固定されるようになっている。すなわち、取付けボルト46が捩じ込まれるネジ部分は、鋳造後に形成される。したがって、ウエイト材料が持つ熱によってネジ部が変形するといった不具合がないため、取付けボルト46を容易且つ確実にカウンタウエイト9側に捩じ込むことができ、ステー50に対するカウンタウエイト9の固定作業を効率良く行なうことができる。
【0026】
また、本実施形態では、カウンタウエイト9の凹部42内でボルト固定が行なわれるため、固定部位が外部に露出せず、見栄えが良い。
【0027】
なお、本発明は、前記実施形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できることは言うまでもない。例えば、前記実施形態では、凹部42内が取付けプレート44によって2つの空間に区画され、取付けプレート44の下側にステー50が挿入されるステー挿入空間42bが形成されているが、取付けプレート44をカウンタウエイト9の下端面に配置して、ステー挿入空間42bを設けることなく取り付けプレート44の上側に取り付け空間42aのみを形成するだけであっても良い。この場合、ステー50は、カウンタウエイト9内に挿入されることなく、取付けプレート44と結合される。
【0028】
また、前記実施形態では、取付けプレート44に複数の流通穴44bを形成することによって取り付けプレート44をウエイト材料内に強固に鋳込むようにしているが、図8に示されるように取り付けプレート44に複数の支柱80を立設し、この支柱80をウエイト材料内に食い込ませることによって取り付けプレート44をウエイト材料内に強固に鋳込むようにしても良い。いずれにせよ、支柱80および前記流通穴44b…は、取付けプレート44とウエイト本体9b(ウエイト材料)とを結合させるための結合手段を形成する。したがって、取付けプレート44に支柱80と流通穴44b…とが併存していても良い。
【0029】
また、前記実施形態では、鋳造後にボルト取付け板43を取り付けプレート44に取り付けて、取付けボルト46をボルト取付け板43に捩じ込むようにしているが、鋳造後に取付けボルト46が捩じ込まれるネジ穴を取付けプレート44に形成するようにしても良い(ボルト貫通穴44aをネジ穴として形成しても良い)。この場合は、取付けボルト46と取付けプレート44とが螺合されるといともに、取付け空間42a内で取付けボルト46とボルト取付け部材としてのナットとが螺合される。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のカウンタウエイトは、建設機械の被取付け部位に対して強固且つ効率良く固定できるとともに、強度的に安定し、見栄えが良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るカウンタウエイトが装着された建設機械の側面図である。
【図2】図1の建設機械の平面図である。
【図3】カウンタウエイトの斜視図である。
【図4】図3のカウンタウエイトを構成する取付けプレートの斜視図である。
【図5】カウンタウエイトとステーとの取り付け部分の要部の斜視図である。
【図6】カウンタウエイトとステーとを結合した状態を示す縦断面図である。
【図7】カウンタウエイトとステーとを結合した状態を示す横断面図である。
【図8】カウンタウエイトとステーとの取り付け部分の変形例を示す斜視図である。
【図9】(a)は従来のカウンタウエイトの斜視図、(b)は(a)のカウンタウエイトとステーとを結合した状態を示す横断面図である。
【図10】他の従来例に係るカウンタウエイトとステーとを結合した状態を示す横断面図である。
【図11】他の従来例に係るカウンタウエイトとステーとを結合した状態を示す横断面図である。
【符号の説明】
1…パワーショベル(建設機械)
9…カウンタウエイト
9a…ウエイト本体
42a…取付け空間
43…ボルト取付け板(ボルト取付け部材)
44…取付けプレート
44a…ボルト貫通穴
44b…流通穴(結合手段)
46…取付けボルト(固定ボルト)
50…ステー(被取付け部位)
80…支柱(結合手段)
Claims (2)
- 建設機械の被取付け部位に着脱自在に取り付けられ、建設機械の重量バランスをとるカウンタウエイトにおいて、
所定の材料によって形成されたウエイト本体と、
前記ウエイト本体に埋め込み固定される第1のプレート部分と、前記建設機械の被取付け部位に載置される載置面及び前記被取付け部位に対して固定するための固定ボルトが挿通される少なくとも1つのボルト貫通穴とを有した第2のプレート部分と、を備えた水平方向へ広がる平板状の取付けプレートと、
前記第2のプレート部分の上側領域と下側領域にそれぞれ形成された空間を有し、上側の空間は前記ボルト貫通穴に挿通された固定ボルトが突出する空間を形成し、下側の空間は前記載置面を載せる前記建設機械の被取付け部位を挿入する空間を形成し、かつ前記ウエイト本体の外部に向けて開口するように形成された空間と、
上側の空間内に位置して前記第2のプレート部分に取り付けられ、前記固定ボルトと螺合して前記固定ボルトとともに前記建設機械の被取付け部位に締結するボルト取付け部材と、
を具備し、
前記ウエイト本体と前記取付けプレートは、鋳型内に前記取付けプレートをセットした状態でその鋳型内にウエイト本体を形成するウエイト材料を流し込むことによって前記ウエイト本体に一体に形成されることを特徴とする建設機械のカウンタウエイト。 - 前記取付けプレートは、前記ウエイト材料に鋳込まれる第1のプレート部分に前記ウエイト本体に結合させるための結合手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載のカウンタウエイトである。
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