JP4145835B2 - 車載用電子制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、外部からの入力操作の処理を実行する車載用電子制御装置に関する。
従来、外部からの入力操作の処理を実行する車載用電子制御装置には、例えば車両用のナビゲーション装置、あるいはナビゲーション装置に利用される音声認識装置や表示装置等がある。
具体的には、車両用のナビゲーション装置の代表的なものに、前席用の操作手段と後席用の操作手段とを備えて、車両が走行中に後席用の操作手段から操作が入力された場合には、表示装置にナビゲーション画面と後席用の操作手段からの操作に対する操作画面とを分割表示するものがある。これにより、走行中の車両において前席の運転者が必要とするナビゲーション画面と、運転には関係のない後席の乗員が自由に行う操作時の操作画面とを両立して表示し、双方にそれぞれ必要な情報を提供することができる(例えば、特許文献1参照。)。
また、音声認識装置の代表的なものに、複数のマイクロフォンを用いたマイクロフォンアレイを備え、マイクロフォンアレイの指向特性を利用して、入力された複数の音声を分離し、必要な音声のみを抽出して処理するものがある。これにより、例えば該音声認識装置を車室内で利用した場合、運転席と助手席の乗員の発話を区別して処理することが可能となる(例えば、特許文献2参照。)。
更に、表示装置の代表的なものに、運転席と助手席との間の領域で、かつ運転席と助手席とから略等しい距離に設けられた表示装置と、運転席乗員用操作手段と助手席乗員用操作手段とを備えて、運転席乗員用操作手段が操作されたときは、操作案内表示を表示画面の運転席側に表示させ、助手席乗員用操作手段が操作されたときは、操作案内表示を表示画面の助手席側に表示させるものがある。これにより、運転席乗員と助手席乗員の双方に対し、操作案内表示に係る視認性の向上及び操作利便性の向上を図ることが可能となる(例えば、特許文献3参照。)。
特開2003−231427号公報 特開2003−114699号公報 特開2003−19927号公報
ところで、従来の装置では、入力の処理や操作自体の処理、及び表示の処理は、同時並行して複数処理できるものではなく、例えば2つの内の一方を選択して処理するものであり、全く関連のない独立した制御ができないために利用者が不便を感じる時があるという問題がある。具体的には、例えば運転席と助手席の乗員が違う観点からお互いに目的地を検索して、それから最終的な目的地を決定するという状況は、一般的には良くあるものの、従来の装置では違う目的地を同時進行して入力する等の処理ができないため、運転席と助手席の乗員が、同時進行して違う目的地を検索することもできず、このような場合に運転席と助手席の乗員は不便を感じることになる。
また、従来の装置では、車内環境ノイズにはある程度強くても、助手席の乗員の音声等は、例えば認識したい運転席の乗員の音声と同じ周波数帯域であるため、助手席の乗員が発話していない時にしか運転席の乗員は音声操作ができないという問題もある。
また、車両に複数の乗員が乗車している場合、乗員同士が会話するのは自然であって、会話がとぎれても何時助手席の乗員が発話するかは予測できず、装置自体が音声操作のタイミングを見つけるのは難しいという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、処理の実行において車両に搭載される各種装置に有用な車載用電子制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明に係る車載用電子制御装置は、外部からの人為的な複数の入力操作を独立して同時に実行可能な入力手段(例えば後述する実施例の入力手段2)と、前記入力手段による複数の入力操作をそれぞれ個別に処理可能な処理手段(例えば後述する実施例の処理手段1)と、前記複数の入力操作に対する前記処理手段によるそれぞれの処理結果を処理毎に個別に表示可能な単一の表示手段(例えば後述する実施例の表示手段3)と、前記処理手段が、前記複数の入力操作の中の任意の1つに対して実行する処理を、他の入力操作に対して実行する処理に継続して実行させる処理内容変更手段(例えば後述する実施例の処理内容変更手段13)と、前記複数の入力操作のうちの1つの入力操作が所定時間以上途絶えた場合に、入力操作が中止されたと判断する入力操作中止判断手段と、を備え、前記処理内容変更手段は、操作の引渡し希望を検出する引渡し希望検出手段と、操作の引渡しを承認する引渡し承認検出手段とを備え、前記複数の入力操作のうち1つの入力操作が、入力操作中止判断手段にて中止されたと判断された場合に、該中止されたと判断された操作に係る処理を、他の入力操作に対して実行する処理に継続して実行させ、前記引渡し希望検出手段にて引渡しの希望が検出された場合に、前記入力操作中止判断手段にて入力操作が中止されたと判断された操作にかかる処理を他の入力操作に対して実行する処理に継続して実行させ、前記引渡し承認検出手段にて引渡しの承認が検出された場合に、前記入力操作中止判断手段にて入力操作が中止されたと判断された操作に係る処理を他の入力操作に対して実行する処理に継続して実行させることを特徴とする。
以上の構成を備えた車載用電子制御装置は、入力手段により入力される独立した外部からの複数の人為的な入力操作を、処理手段により個別に処理すると共に、処理手段により個別に処理されたそれぞれの処理結果を表示手段に処理毎に個別に表示することで、複数の人為的な入力操作を複数同時に処理すると共に処理結果を複数同時に表示することができる。
また、処理手段が、複数の入力操作の中の任意の1つに対して実行する処理を、処理内容変更手段により他の入力操作に対して実行する処理に継続して実行させることで、複数の入力操作のいずれか1つが中止されても、中止された操作に係る処理を他の入力操作により継続して実行することができる。
請求項の発明に係る車載用電子制御装置は、請求項1に記載の車載用電子制御装置において、前記入力操作に対してフィードバック内容を選択するフィードバック内容選択手段と、前記フィードバック内容選択手段にて選択されたフィードバック内容を音声出力する音声出力手段(例えば後述する実施例の音声出力手段4)を備え、前記音声出力手段が、前記フィードバック内容選択手段にて選択されたフィードバック内容を前記複数の入力操作に応じたそれぞれ異なる音質で音声出力することを特徴とする。
以上の構成を備えた車載用電子制御装置は、処理手段によるそれぞれの処理結果を処理毎に個別に音声出力する音声出力手段が、処理手段によるそれぞれの処理結果に複数の入力操作に応じたそれぞれ異なる処理を施して音声出力することで、複数の入力操作をそれぞれ実行した複数の利用者に音声出力された処理結果を、該処理結果に施された処理により識別させることができる。
また、音声出力手段が、処理手段によるそれぞれの処理結果を、複数の入力操作に応じた異なる音質もしくは音量で音声出力することで、複数の入力操作をそれぞれ実行した複数の利用者に向けて、それぞれの処理結果の出力音声を区別して出力することができる。
請求項1に記載の車載用電子制御装置によれば、複数の人為的な入力操作を複数同時に処理すると共に処理結果を複数同時に表示することができる。
従って、例えば複数の利用者が操作の順番待ちをする必要がなく、自由に操作を実行することができると共に、複数の処理を同時に操作可能なため、異なる条件での入力結果を容易に比較できる等、処理の実行において車両に搭載される各種装置に有用な車載用電子制御装置を実現することができるという効果が得られる。
また、複数の入力操作のいずれか1つが中止されても、他の入力操作から中止された操作に係る処理を継続して実行することができる。
従って、例えば運転席の乗員が入力操作を実行している途中で車両の走行を開始して入力操作を継続できなくなった場合でも、助手席の乗員がその入力操作を引継ぐ等、臨機応変に複数の入力操作の処理を実行することで、利用者の利便性を向上させることができるという効果が得られる。
請求項に記載の車載用電子制御装置によれば、複数の入力操作をそれぞれ実行した複数の利用者に音声出力された処理結果を、該処理結果に施された処理により識別させることができる。
従って、複数の利用者が同時に入力操作を実行した場合でも、各利用者が処理結果を聞き間違えることを防止して、各利用者に適切に入力操作の実行を継続させ、利用者の利便性を向上させることができるという効果が得られる。
また、複数の入力操作をそれぞれ実行した複数の利用者に向けて、それぞれの処理結果の出力音声を区別して出力することができる。
従って、各利用者が処理結果を聞き間違えることを防止する場合に、処理結果毎に音声出力された音声の音質もしくは音量を変えて区別することで、直感的に処理結果に関する出力音声を利用者に識別させることができ、各利用者が処理結果を聞き間違えることをより的確に防止することができるという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。
(全体構成)
図1は、本発明の一実施例の車載用電子制御装置の構成を示すブロック図である。本実施例の車載用電子制御装置は、例えば車両に搭載されて複数の乗員の個別操作による複数の入力操作をそれぞれ個別に処理するのに有用であるが、本実施例では説明の簡単化のために、運転席と助手席の2人の乗員の個別操作による入力操作を処理する場合を説明する。
図1において、符号1は、本実施例の車載用電子制御装置に対する入力操作を処理する処理手段であって、処理手段1には、車両の乗員が入力操作を行うための入力手段2と、乗員による入力操作や、入力操作に対する処理結果を画面表示により表示する表示手段3と、乗員による入力操作や、入力操作に対する処理結果を音声出力により表示する音声出力手段4とが接続されている。
また、処理手段1について詳細に説明すると、処理手段1は、運転席の乗員による入力操作を処理する運転席側処理部11と、同様に助手席の乗員による入力操作を処理する助手席側処理部12と、運転席側処理部11により実行される処理を助手席側処理部12により実行される処理に引継いだり、逆に助手席側処理部12により実行される処理を運転席側処理部11により実行される処理に引継いだりというように、複数の入力操作の中の任意の1つに対して実行する処理を、他の入力操作に対して実行する処理に継続して実行させる処理内容変更手段13とを備えている。なお、処理手段1において、運転席側処理部11と助手席側処理部12は、お互いに独立して個別に処理を実行するものとする。また、処理手段1の動作については詳細を後述する。
また、入力手段2は、運転席の乗員の機械的入力操作を可能にする運転席側入力部21と、同様に助手席の乗員の機械的入力操作を可能にする助手席側入力部22と、運転席の乗員と助手席の乗員の音声を両方取得して両者の個別の音声入力操作を可能にする音声入力部23とを備えている。
ここでより具体的に、運転席側入力部21や助手席側入力部22について説明すると、運転席側入力部21や助手席側入力部22は、表示手段3の画面に設けられたタッチパネル等の入力デバイスや、車両のインストルメントパネルやセンタコンソールに設けられた各種スイッチ類を備えた機械的操作による入力機器である。
運転席側入力部21や助手席側入力部22が、例えば表示手段3の画面に設けられたタッチパネルの場合は、表示手段3の表示画面の一例を示す図2のように、表示手段3の画面上に運転席側入力部21及び助手席側入力部22として2分割されたタッチパネルとして設けられ、一方インストルメントパネルやセンタコンソールに設けられた入力機器の場合は、それぞれ運転席及び助手席の近傍でそれぞれの乗員が操作しやすい位置に設けられる。なお、入力手段2において、運転席側入力部21と助手席側入力部22は、お互いに独立して同時に入力操作を取得し、運転席側入力部21は処理手段1の運転席側処理部11に、助手席側入力部22は処理手段1の助手席側処理部12にそれぞれ入力操作を通知するものとする。
また、音声入力部23の構成を示す図3と、運転席の乗員の音声と助手席の乗員の音声とを区別して取得する原理を示す図4とを参照して、運転席の乗員と助手席の乗員の両者の音声入力操作を可能にする仕組みを具体的に説明する。まず、音声入力部23の構成を説明すると、音声入力部23は、図3に示すように、複数のマイクロフォンを用いたマイクロフォンアレイ24及びマイクロフォンアレイ24が出力する音声を処理するアレイ処理部25とを備えている。マイクロフォンアレイ24は、例えば等間隔に並んだ4個のマイクロフォン24a、24b、24c、24dを備えたマイクロフォンアレイであって、アレイ処理部25には、マイクロフォンアレイ24の指向性を制御して、運転席の乗員の音声と助手席の乗員の音声とを同時に区別して取得するための遅延回路が備えられている。
一方、運転席の乗員の音声と助手席の乗員の音声とを区別して取得する仕組みを説明すると、マイクロフォンアレイ24を運転席の乗員と助手席の乗員の中間の領域の前方(車両のインストルメントパネルの中央付近)に、マイクロフォンを運転席及び助手席の乗員の方へ向けて設置した場合、右側に運転席がある車両では、図4(a)に示すように、運転席の乗員の音声はマイクロフォンアレイ24を正面に向けた場合、左側の方向からマイク列に対して相対角θ1で入射される。この時、運転席からの距離が離れているマイクロフォン程音声の到達が遅れるので、運転席の乗員の音声は4個のマイクロフォン24a、24b、24c、24dにそれぞれ3D1、2D1、D1、0だけ遅延して入射する。なお、D1は、4個のマイクロフォン24a、24b、24c、24dのそれぞれの間隔Xと相対角θ1とから下記(1)式で算出される。
D1=X・sin(θ1) ・・・(1)
従って、4個のマイクロフォン24a、24b、24c、24dに入射された運転席の乗員の音声「A・cos(ωt)」は、マイクロフォン24aの出力信号をOUTa、マイクロフォン24bの出力信号をOUTb、マイクロフォン24cの出力信号をOUTc、マイクロフォン24dの出力信号をOUTdとすると、それぞれ下記(2)から(5)式で表される。
OUTa=A・cos(ωt+3・D1/2πω) ・・・(2)
OUTb=A・cos(ωt+2・D1/2πω) ・・・(3)
OUTc=A・cos(ωt+1・D1/2πω) ・・・(4)
OUTd=A・cos(ωt) ・・・(5)
ところで、マイクロフォンアレイにおいて希望の音源の音だけを抽出する場合、音源がマイクロフォンアレイ24の正面にあり、音源から出力された音声が4個のマイクロフォン24a、24b、24c、24dに同一の遅延時間で到達し、4個のマイクロフォン24a、24b、24c、24dの出力信号を全て同相で加算できることが理想であるが、音源がマイクロフォンアレイ24の正面にない場合は、4個のマイクロフォン24a、24b、24c、24dの出力信号の遅延時間を合わせて、同相で加算できるようにすれば良い。
従って、上記(2)から(5)式で表される4個のマイクロフォン24a、24b、24c、24dの出力信号の遅延時間を合わせるには、図3に示すように、一番遅延時間の多いマイクロフォン24aの出力信号OUTaに合わせて、マイクロフォン24dの出力に「+3D1」の遅延回路を挿入してマイクロフォン24dの出力信号OUTdを「3D1」だけ遅延させ、マイクロフォン24cの出力に「+2D1」の遅延回路を挿入してマイクロフォン24cの出力信号OUTcを「2D1」だけ遅延させ、マイクロフォン24bの出力に「+D1」の遅延回路を挿入してマイクロフォン24bの出力信号OUTbを「D1」だけ遅延させれば良い。これにより、音声入力部23の出力信号OUT1に運転席の乗員の音声が強調された信号が出力される。
また、図4(b)に示すように、助手席の乗員の音声はマイクロフォンアレイ24を正面に向けた場合、右側の方向からマイク列に対して相対角θ2で入射される。この時、助手席からの距離が離れているマイクロフォン程音声の到達が遅れるので、助手席の乗員の音声は4個のマイクロフォン24a、24b、24c、24dにそれぞれ0、D2、2D2、3D2だけ遅延して入射する。なお、D2は、4個のマイクロフォン24a、24b、24c、24dのそれぞれの間隔Xと相対角θ2とから下記(6)式で算出される。
D2=X・sin(θ2) ・・・(6)
従って、同様の原理により、4個のマイクロフォン24a、24b、24c、24dの出力信号の遅延時間を合わせて、同相で加算できるようにするには、図3に示すように、一番遅延時間の多いマイクロフォン24dの出力信号OUTdに合わせて、マイクロフォン24aの出力に「+3D2」の遅延回路を挿入してマイクロフォン24aの出力信号OUTaを「3D2」だけ遅延させ、マイクロフォン24bの出力に「+2D2」の遅延回路を挿入してマイクロフォン24bの出力信号OUTbを「2D2」だけ遅延させ、マイクロフォン24cの出力に「+D2」の遅延回路を挿入してマイクロフォン24cの出力信号OUTcを「D2」だけ遅延させれば良い。これにより、音声入力部23の出力信号OUT2に助手席の乗員の音声が強調された信号が出力される。なお、音声が運転席と助手席の両方から同時に入力された場合、運転席と助手席の音声の両方に上記の原理を用いることにより、運転席と助手席の音声の同時入力が可能となる。
また、表示手段3は、図2に示すように、例えば運転席側入力部21及び助手席側入力部22として2分割されたタッチパネルに対応するように、画面を分割して得られる運転席の乗員に対する表示を行うための運転席側表示部31と、同様に助手席の乗員に対する表示を行うための助手席側表示部32とを備える単一の表示手段である。なお、表示手段3において、運転席側表示部31と助手席側表示部32は、運転席の乗員による入力操作に対する処理手段1の運転席側処理部11による処理結果と、助手席の乗員による入力操作に対する処理手段1の助手席側処理部12による処理結果とを、お互いに独立して同時に表示するものとする。
また、音声出力手段4は、運転席の乗員による入力操作に対する処理手段1の運転席側処理部11による処理結果と、助手席の乗員による入力操作に対する処理手段1の助手席側処理部12による処理結果とに、それぞれの入力操作に応じたそれぞれ異なる処理を施して、個別に音声合成処理を用いて音声出力する音声処理部41と、音声処理部41の音声出力を、それぞれ運転席の乗員と助手席の乗員に向けて出力する音声出力部42とを備えている。なお、音声処理部41の動作については詳細を後述する。
また、音声出力部42について説明すると、音声出力部42は、複数のスピーカを用いたスピーカアレイを備え、音声入力部23とは逆の原理により、音声に指向性を与えて出力する。具体的には、運転席の乗員に対して音声出力するには、音声波の干渉を利用して運転席の乗員の頭のあたりでスピーカアレイから出力された音声の位相がそろい、音声が増幅されるように、焦点とする運転席からアレイ状に並べた各スピーカまでの距離差による音声到達遅延時間を計算し、各スピーカから出力する音声にスピーカ毎の遅延を付加する。同様に、助手席の乗員に対して音声出力するには、焦点とする助手席からアレイ状に並べた各スピーカまでの距離差による音声到達遅延時間を計算し、各スピーカから出力する音声にスピーカ毎の遅延を付加する。
次に、本実施例の動作について図面を参照して説明する。
(操作者独立音声フィードバック処理)
まず、本実施例の車載用電子制御装置において、複数の入力操作に対する処理手段1によるそれぞれの処理結果を処理毎に個別に音声出力を行うための操作者独立音声フィードバック処理について説明する。図5は、本実施例の車載用電子制御装置の処理手段1及び音声出力手段4における操作者独立音声フィードバック処理動作を示すフローチャートである。
図5において、まず処理手段1は、トークスイッチ(図示せず)の押下(トリガ入力)と共に乗員からコマンドが発声された場合(ステップS1)、押下されたトークスイッチが運転席側のものか、または助手席側のものか、あるいは音声入力部23の出力信号OUT1から信号が入力されたか、または出力信号OUT2から信号が入力されたか等を判定して、運転席の乗員の音声認識を開始するか否かを判定する(ステップS2)。
もし、ステップS2において、押下されたトークスイッチが運転席側のものであるか、あるいは音声入力部23の出力信号OUT1から信号が入力され、運転席の乗員の音声認識を開始する場合(ステップS2のYES)、音声出力手段4の音声処理部41は、運転席の乗員による入力操作に対する音声出力を行うために、音声合成処理を行う際の出力音声として例えば女性の声を選択する(ステップS3)。
一方、処理手段1は、運転席側処理部11において入力された運転席の乗員の音声に対する音声認識処理を実行し(ステップS4)、認識結果に基づき出力するフィードバック内容を選択する(ステップS5)。
そして、音声出力手段4の音声処理部41は、選択した女性音声による音声合成処理を行い、処理手段1により選択されたフィードバック内容を女性の音声で音声出力手段4の音声出力部42から運転席の乗員に向けて出力し(ステップS6)、操作者独立音声フィードバック処理を終了する。
また、ステップS2において、押下されたトークスイッチが助手席側のものであるか、あるいは音声入力部23の出力信号OUT2から信号が入力され、助手席の乗員の音声認識を開始する場合(ステップS2のNO)、音声出力手段4の音声処理部41は、助手席の乗員による入力操作に対する音声出力を行うために、音声合成処理を行う際の出力音声として例えば男性の声を選択する(ステップS7)。
一方、処理手段1は、助手席側処理部12において入力された助手席の乗員の音声に対する音声認識処理を実行し(ステップS8)、認識結果に基づき出力するフィードバック内容を選択する(ステップS9)。
そして、音声出力手段4の音声処理部41は、選択した男性音声による音声合成処理を行い、処理手段1により選択されたフィードバック内容を男性の音声で音声出力手段4の音声出力部42から助手席の乗員に向けて出力し(ステップS10)、操作者独立音声フィードバック処理を終了する。
(操作者間タスク引継ぎ処理)
次に、本実施例の車載用電子制御装置において、複数の入力操作の中の任意の1つに対して実行する処理を、他の入力操作に対して実行する処理に継続して実行させるための操作者間タスク引継ぎ処理について説明する。ここでは、説明を簡単化するために、一例として、例えば運転席の乗員が入力操作を実行している途中で車両の走行を開始して入力操作を継続できなくなった場合を想定し、処理内容変更手段13を介して、運転席側処理部11から助手席側処理部12へ処理を引継ぐ場合について説明する。
(運転席側処理)
図6は、本実施例の車載用電子制御装置の処理手段1における運転席側処理部11の操作者間タスク引継ぎ処理動作を示すフローチャートである。
図6において、まず処理内容変更手段13は、運転席側処理部11に助手席へのタスク引渡し入力処理を実行させる(ステップS21)。具体的には、運転席側処理部11は、表示手段3の表示画面の一例を示す図7のように、例えば運転席側処理部11に対する入力操作が所定時間以上途絶えた場合等に、運転席の乗員にタスク引渡し希望を入力させる「引渡」操作ボタンを運転席側表示部31に表示し、運転席の乗員がタスク引渡し希望を入力するのを待つ。
そして、運転席の乗員が、運転席側表示部31上に表示された「引渡」操作ボタンからタスク引渡し希望を入力したら、運転席側処理部11は、処理内容変更手段13を介して助手席側処理部12にタスク引継ぎ命令を出力する(ステップS22)。
また、処理内容変更手段13は、運転席側処理部11に助手席へのタスク引渡し出力処理を実行させる(ステップS23)。具体的には、運転席側処理部11は、表示手段3の表示画面の一例を示す図8のように、運転席側表示部31に、助手席側処理部12に対するタスクの引継ぎ依頼を出力する旨のメッセージを表示して、実行中のタスクが運転席側処理部11から助手席側処理部12へ引継がれることを運転席の乗員に通知する。なお、実行中のタスクが運転席側処理部11から助手席側処理部12へ引き渡されたら、運転席側処理部11は該タスクを終了する。また、運転席の乗員がタスク引渡しを希望しない場合は、運転席側処理部11は所定時間後に該タスクを終了する。
(助手席側処理)
一方、図9は、本実施例の車載用電子制御装置の処理手段1における助手席側処理部12の操作者間タスク引継ぎ処理動作を示すフローチャートである。
図9において、まず処理内容変更手段13は、助手席側処理部12に運転席からのタスク引継ぎ命令割込み処理を実行させる(ステップS31)。具体的には、助手席側処理部12は、表示手段3の表示画面の一例を示す図10のように、例えば運転席の乗員がタスク引渡し希望を入力した時に、助手席の乗員にタスク引渡しを実行するか否かを入力させる「YES」または「NO」の操作ボタンを助手席側表示部32に表示し、助手席の乗員がタスク引渡し希望に対する応答を入力するのを待つ。
そして、助手席の乗員が、助手席側表示部32上に表示された操作ボタンからタスク引渡し希望に対する応答を入力したら、処理内容変更手段13は、助手席側処理部12に運転席側のタスクを引継ぐか否かの承認処理を行わせ(ステップS32)、助手席の乗員に運転席側のタスクを引継ぐ意思がない場合(ステップS32のNO)、処理内容変更手段13は、助手席側処理部12にタスクの保存処理を行わせる。具体的には、助手席側処理部12は、運転席側処理部11から引継ぎを依頼されたタスクの内容を記録する(ステップS33)と共に、表示手段3の表示画面の一例を示す図11のように、助手席側表示部32に、運転席側処理部11から引継ぎを依頼されたタスクの内容を記録した旨のメッセージを表示して、引継ぎを依頼されたタスクの内容が記録されたことを助手席の乗員に通知する(ステップS34)。
一方、ステップS32において、助手席の乗員に運転席側のタスクを引継ぐ意思がある場合(ステップS32のYES)、処理内容変更手段13は、助手席側処理部12にタスクの引継ぎ処理を行わせる。具体的には、助手席側処理部12は、現在実行中のタスクの内容を記録し(ステップS35)、次に処理内容変更手段13を介して、運転席側処理部11から引継ぎを依頼されたタスクの内容を取得する(ステップS36)。そして、表示手段3の表示画面の一例を示す図12のように、助手席側表示部32に、運転席側処理部11から引継ぎを依頼されたタスクを引継いだ旨のメッセージを表示して、引継ぎを依頼されたタスクの内容が助手席側処理部12に引継がれたことを助手席の乗員に通知する(ステップS37)。なお、本実施例では、引渡しにかかわる入力はタッチパネルによる入力操作であるが、音声による入力操作など、適宜変更可能であることは言うまでもない。
(音声操作中の操作者間タスク引継ぎ処理)
次に、本実施例の車載用電子制御装置において、音声操作による複数の入力操作の中の任意の1つに対して実行する処理を、他の入力操作に対して実行する処理に継続して実行させるための音声操作中の操作者間タスク引継ぎ処理について説明する。ここでも、説明を簡単化するために、処理内容変更手段13を介して、運転席側処理部11から助手席側処理部12へ処理を引継ぐ場合について説明する。図13は、本実施例の車載用電子制御装置における音声操作中の操作者間タスク引継ぎ処理動作を示すタイムチャートである。
図13において、運転席側処理部11による運転席側の音声操作に対する音声認識が開始されて(ステップT1)音声認識中(ステップT2)に、助手席側処理部12による助手席側の音声操作に対する音声認識が開始されて(ステップT3)、運転席側処理部11による音声認識(ステップT2)と助手席側処理部12による音声認識(ステップT4)とが同時認識中に、運転席の乗員がタスク引渡しを希望すると、運転席側処理部11は、処理内容変更手段13を介して助手席側処理部12にタスク引継ぎ命令を出力する(ステップT5)。そして、処理内容変更手段13は運転席側処理部11をタスク受け入れ待ち状態とさせて待機させる(ステップT6)。
一方、処理内容変更手段13は、助手席側処理部12に運転席からのタスク引継ぎ命令割込み処理を実行させる(ステップT7)。そして、処理内容変更手段13は、助手席側処理部12に運転席側のタスクを引継ぐか否かの承認処理を行わせ(ステップT8)、助手席の乗員に運転席側のタスクを引継ぐ意思がある場合、処理内容変更手段13は、運転席側処理部11にタスクの引渡し処理を行わせる(ステップT9)。そして、運転席側処理部11は該タスクを終了する(ステップT10)。また、処理内容変更手段13は、助手席側処理部12にタスク引受け処理を行わせ(ステップT11)、助手席側処理部12に運転席側の音声操作に対する音声認識を開始させる(ステップT12)。そして、その後は、運転席側の音声操作に従って助手席側処理部12が処理を実行する(ステップT13)。
なお、上述の実施例において、音声出力部42は、スピーカアレイではなく、個別のスピーカをそれぞれ運転席近傍及び助手席近傍に設置するようにしても良い。また、説明の簡単化のために、一例として運転席の乗員による入力操作と、助手席の乗員による入力操作とを処理する場合について説明したが、車両の乗員は何人いても良く、その場合は処理手段1における処理部の数と、入力手段2における機械的な入力部の数を増やすと共に、音声入力部23のマイクロフォンアレイの指向性の制御数、あるいは音声出力部42のスピーカアレイの指向性の制御数を増やして対応すれば良い。
以上説明したように、本実施例の車載用電子制御装置は、運転席及び助手席の乗員の機械的入力操作を可能にする運転席側入力部21及び助手席側入力部22と、運転席及び助手席の乗員の音声を区別して取得し両者の個別の音声入力操作を可能にする音声入力部23と、運転席及び助手席の乗員に対してそれぞれの入力操作に対する処理結果を個別に表示する運転席側表示部31及び助手席側表示部32と、更には運転席及び助手席の乗員それぞれの入力操作に対する処理結果を音声を変えて個別に音声出力する音声処理部41と、音声出力を運転席及び助手席の乗員に向けてそれぞれ出力する音声出力部42を備えて、運転席側処理部11及び助手席側処理部12により、運転席及び助手席の乗員による入力操作を個別に処理すると共に、一方の入力操作が中断された場合には、処理内容変更手段13により操作者の意思を確認して処理を他方に継続して実行させる。
これにより、運転席側入力部21及び助手席側入力部22により入力される独立した外部からの2つの人為的な機械的入力操作を、運転席側処理部11及び助手席側処理部12により個別に処理すると共に、個別に処理されたそれぞれの処理結果を、運転席側表示部31及び助手席側表示部32に処理毎に個別に表示することで、運転席及び助手席の乗員による入力操作を同時に処理すると共に処理結果を同時に表示することができる。また、マイクロフォンアレイを備えて音声による入力操作を独立して複数同時に実行する音声入力部23を用いることで、運転席及び助手席の乗員による独立した2つの音声入力操作も同時に処理すると共に、処理結果を同時に表示することができる。
従って、例えば複数の利用者が操作の順番待ちをする必要がなく、自由に操作を実行することができると共に、複数の処理を同時に操作可能なため、異なる条件での入力結果を容易に比較できる等、処理の実行において車両に搭載される各種装置に有用な車載用電子制御装置を実現することができるという効果が得られる。また、運転席側表示部31及び助手席側表示部32を単一の表示装置の画面を分割したものとすることで、表示装置を複数用意する必要がなくなり、部品点数を削減して部品コストや製造コストを削減することができるという効果が得られる。
また、複数の入力操作の中の任意の1つに対して実行する処理を、処理内容変更手段13により他の入力操作に対して実行する処理に継続して実行させることで、運転席及び助手席の乗員のいずれか一方の入力操作が中止されても、中止された操作に係る処理をもう一方の入力操作により継続して実行することができる。
従って、例えば運転席の乗員が入力操作を実行している途中で車両の走行を開始して入力操作を継続できなくなった場合でも、助手席の乗員がその入力操作を引継ぎ、更に引継いだ入力操作による処理結果を再び運転席側表示部31に表示させる等、臨機応変に複数の入力操作の処理を実行することで、乗員の利便性を向上させることができるという効果が得られる。
更に、音声処理部41が、運転席及び助手席の乗員それぞれの入力操作に対する処理結果を、例えば音質を変えて個別に音声出力すると共に、スピーカアレイを備えて音声出力を運転席及び助手席の乗員に向けてそれぞれ出力する音声出力部42を用いることで、運転席及び助手席の乗員に、音声出力されたそれぞれの処理結果を正しく識別させることができる。
従って、運転席及び助手席の乗員が同時に入力操作を実行した場合でも、運転席及び助手席の乗員がそれぞれの処理結果を聞き間違えることを防止して、運転席及び助手席の乗員に適切に入力操作の実行を継続させ、乗員の利便性を向上させることができるという効果が得られる。
本発明の一実施例の車載用電子制御装置の構成を示すブロック図である。 同実施例の車載用電子制御装置の表示手段の表示画面の一例を示す図である。 同実施例の車載用電子制御装置の音声入力部の構成を示す図である。 同実施例の車載用電子制御装置において運転席の乗員の音声と助手席の乗員の音声とを区別して取得する原理を示す図である。 同実施例の車載用電子制御装置の処理手段及び音声出力手段における操作者独立音声フィードバック処理動作を示すフローチャートである。 同実施例の車載用電子制御装置の処理手段における運転席側処理部の操作者間タスク引継ぎ処理動作を示すフローチャートである。 同実施例の車載用電子制御装置の表示手段の表示画面の一例を示す図である。 同実施例の車載用電子制御装置の表示手段の表示画面の一例を示す図である。 同実施例の車載用電子制御装置の処理手段における助手席側処理部の操作者間タスク引継ぎ処理動作を示すフローチャートである。 同実施例の車載用電子制御装置の表示手段の表示画面の一例を示す図である。 同実施例の車載用電子制御装置の表示手段の表示画面の一例を示す図である。 同実施例の車載用電子制御装置の表示手段の表示画面の一例を示す図である。 同実施例の車載用電子制御装置における音声操作中の操作者間タスク引継ぎ処理動作を示すタイムチャートである。
符号の説明
1 処理手段
2 入力手段
3 表示手段
4 音声出力手段
13 処理内容変更手段
24 マイクロフォンアレイ
24a、24b、24c、24d マイクロフォン
42 音声出力部(スピーカアレイ)



Claims (2)

  1. 外部からの人為的な複数の入力操作を独立して同時に実行可能な入力手段と、
    前記入力手段による複数の入力操作をそれぞれ個別に処理可能な処理手段と、
    前記複数の入力操作に対する前記処理手段によるそれぞれの処理結果を処理毎に個別に表示可能な単一の表示手段と、
    前記処理手段が、前記複数の入力操作の中の任意の1つに対して実行する処理を、他の入力操作に対して実行する処理に継続して実行させる処理内容変更手段と、
    前記複数の入力操作のうちの1つの入力操作が所定時間以上途絶えた場合に、入力操作が中止されたと判断する入力操作中止判断手段とを備え、
    前記処理内容変更手段は、
    操作の引渡し希望を検出する引渡し希望検出手段と、操作の引渡しを承認する引渡し承認検出手段とを備え、
    前記複数の入力操作のうち1つの入力操作が、入力操作中止判断手段にて中止されたと判断された場合に、該中止されたと判断された操作に係る処理を、他の入力操作に対して実行する処理に継続して実行させ
    前記引渡し希望検出手段にて引渡しの希望が検出された場合に、前記入力操作中止判断手段にて入力操作が中止されたと判断された操作にかかる処理を他の入力操作に対して実行する処理に継続して実行させ、
    前記引渡し承認検出手段にて引渡しの承認が検出された場合に、前記入力操作中止判断手段にて入力操作が中止されたと判断された操作に係る処理を他の入力操作に対して実行する処理に継続して実行させることを特徴とする車載用電子制御装置。
  2. 前記入力操作に対してフィードバック内容を選択するフィードバック内容選択手段と、前記フィードバック内容選択手段にて選択されたフィードバック内容を音声出力する音声出力手段を備え、
    前記音声出力手段が、前記フィードバック内容選択手段にて選択されたフィードバック内容を前記複数の入力操作に応じたそれぞれ異なる音質で音声出力することを特徴とする請求項1に記載の車載用電子制御装置。
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