JP6509098B2 - 音声出力装置および音声出力制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、音声出力装置および音声出力制御方法に関し、特に、車内に設置されたマイクから入力された発話音声を、車内に設置された複数のスピーカから出力させるようになされた音声出力装置および音声出力制御方法に用いて好適なものである。
従来、マイクから入力された発話者(例えば、運転者)の音声を、車内に設置された複数のスピーカから出力させることで、当該音声を他の乗員に聞こえやすくすることができるようにした車内会話支援システムが利用されている。また、このような車内会話支援システムにおいて、発話者が任意に選択したスピーカから発話者の音声を出力させることにより、特定の乗員と会話を行うことができるようにした技術が考案されている。
例えば、下記特許文献1には、会話送信者が、座席に設置されたスイッチユニットにて会話相手先の座席位置を選択することで、会話送信者のマイクによって集音された音声を、会話相手先の座席位置に配設されたスピーカから出力させることができるようにした技術が開示されている。
また、下記特許文献2には、マイクから入力されたドライバーの音声を、複数のスピーカから出力できるようになされた車両用ナビゲーション装置において、画面表示装置に表示された設定画面にて、音声の出力先のスピーカをドライバーが選択できるようにした技術が開示されている。
なお、下記特許文献3には、マイクロフォンから入力された会話の音声を音声認識することにより、会話内容をディスプレイに時系列順に表示させる技術が開示されている。
特開平11−342799号公報 特開2007−208828号公報 特開2014−170154号公報
しかしながら、上記特許文献1,2の技術では、会話を行うことを望んでいない乗員(例えば、眠っている乗員、携帯電話にて通話中の乗員、会話をする気分ではない乗員等)を通話相手としてドライバーが選択すると、このような乗員に対して強制的に発話音声を聞かせてしまい、不快感を与えてしまうといった問題が生じていた。また、ドライバーが運転中に通話相手の選択操作を行うことは、安全性の観点から好ましくない。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、運転者による運転の安全性に影響を及ぼすことなく、会話を行うことを望む特定の乗員にのみ、マイクから入力された運転者の発話音声を聞かせることができるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、車内の各座席に設けられた複数の入力装置の少なくとも1つから、会話を許諾するための所定の許諾操作が行われたことを示す所定の許諾信号を受信し、受信した許諾信号に基づいて、所定の許諾操作が行われた入力装置が設けられている座席の近傍に設置されているスピーカを出力先スピーカとして特定し、特定された出力先スピーカに対して、マイクから入力された運転者の発話音声を出力させるようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、車内に設置された複数のスピーカのうち、会話を許諾するための所定の許諾操作が行われた入力装置が設けられている座席の近傍に設置されているスピーカのみから、マイクから入力された運転者の発話音声が出力されるようになる。この際、運転者による通話相手の選択操作は不要である。このため、本発明によれば、運転者による運転の安全性に影響を及ぼすことなく、会話を行うことを望む特定の乗員にのみ、マイクから入力された運転者の発話音声を聞かせることができる。
本発明の一実施形態に係る音声出力システムの構成例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る音声出力装置の機能構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る音声出力装置による処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るディスプレイに表示される表示画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る音声出力システムの動作例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る音声出力システムの構成例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態の音声出力システムが搭載されている車両10は、6つの座席11〜16が設けられている。本実施形態の音声出力システムは、音声出力装置100と、マイク110と、複数のディスプレイ120a〜120dと、複数のタッチパネル130a〜130dと、複数のスピーカ140a〜140dとを備えて構成されている。このうち、ディスプレイ120a〜120d、タッチパネル130a〜130d、およびスピーカ140a〜140dは、最前列の座席11,12(運転席,助手席)を除く、4つの座席13〜16(後部座席)の各々に対して設けられている。
マイク110は、座席11(運転席)の近傍に設けられており、運転者の発話音声が入力される。マイク110から入力された運転者の発話音声は、音声出力装置100を介して、複数のスピーカ140a〜140dの少なくとも1つから出力させることができるようになっている。複数のスピーカ140a〜140dは、4つの座席13〜16の各々の近傍に設けられている。これにより、各座席13〜16の乗員が、自席の近傍のスピーカ140a〜140dから出力された運転者の発話音声を聞くことができるようになっている。
ディスプレイ120a〜120dおよびタッチパネル130a〜130dは、4つの座席13〜16の各々の前方に設けられている。ディスプレイ120a〜120dには、音声出力装置100の制御により、所定の表示画面(例えば、図4に示す表示画面400,410)が表示される。タッチパネル130a〜130dは、特許請求の範囲に記載の「入力装置」の一例である。タッチパネル130a〜130dは、各座席13〜16の乗員が所定の操作(例えば、図4に示す会話開始ボタン402,会話終了ボタン412の選択操作)を行うために、各座席13〜16に設けられている。タッチパネル130a〜130dの少なくともいずれか1つにより所定の操作が行われると、その所定の操作がなされたタッチパネルから、その所定の操作が行われたことを示す操作信号(許諾信号または会話終了信号)が、音声出力装置100へ送信される。
このように構成された音声出力システムにおいて、スピーカ140a〜140dのいずれから運転者の発話音声を出力させるかは、音声出力装置100によって制御される。具体的には、運転者の発話音声がマイク110から入力されると、会話を促す表示画面(発話音声の発話内容を示す発話文字列を含んでいる)が、複数のディスプレイ120a〜120dの各々に表示される。このとき、タッチパネル130a〜130dの少なくともいずれか一つにおいて、会話を許諾するための所定の許諾操作が乗員によって行われると、音声出力装置100は、所定の許諾操作が行われたタッチパネル(タッチパネル130a〜130dの少なくともいずれか一つ)が設けられている座席の近傍に設置されているスピーカ(スピーカ140a〜140dの少なくともいずれか一つ)を出力先スピーカとして特定し、当該出力先スピーカから運転者の発話音声を出力させる。これにより、会話を許諾した乗員に対してのみ、運転者の発話音声を聞かせることができるようになっている。
〔音声出力装置100の機能構成〕
図2は、本発明の一実施形態に係る音声出力装置100の機能構成例を示すブロック図である。図2に示すように、音声出力装置100は、その機能構成として、音声取得部101、文字列生成部102、表示制御部103、受信部104、特定部105および音声出力制御部106を備えている。また、音声出力装置100は、対応付け記憶部107を備えている。
上記各機能ブロック101〜106は、ハードウェア、DSP(Digital Signal Processor)、ソフトウェアの何れによっても構成することが可能である。例えばソフトウェアによって構成する場合、上記各機能ブロック101〜106は、実際にはコンピュータのCPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、RAMやROM、ハードディスクまたは半導体メモリ等の記録媒体に記憶されたプログラムが動作することによって実現される。
対応付け記憶部107は、複数の座席13〜16の各々について、その座席に設けられたタッチパネル130a〜130dの識別情報と、その座席の近傍に設置されているスピーカ140a〜140dの識別情報との対応付けを記憶する。例えば、対応付け記憶部107は、座席13については、その座席13に設けられたタッチパネル130aの識別情報と、その座席13の近傍に設置されているスピーカ140aとの対応付けを記憶する。
音声取得部101は、車両10の車内に設置されたマイク110から入力された運転者の発話音声を取得する。
文字列生成部102は、音声取得部101によって取得された運転者の発話音声を公知の音声認識技術を用いて音声認識することにより、当該発話音声の発話内容を示す発話文字列を生成する。
表示制御部103は、文字列生成部102によって生成された発話文字列を、各座席13〜16に設けられた複数のディスプレイ120a〜120dの各々に表示させる。
受信部104は、複数のディスプレイ120a〜120dの各々に表示された発話文字列の表示を見た少なくとも1人の乗員によって、所定の許諾操作が複数のタッチパネル130a〜130dの少なくとも1つによって行われたときに、当該複数のタッチパネル130a〜130dの少なくとも1つから送信された許諾信号を受信する。
また、受信部104は、タッチパネル130a〜130dの少なくとも1つ(所定の許諾操作が行われたタッチパネル)によって会話を終了するための所定の会話終了操作が行われたときに、当該会話終了操作が行われたタッチパネル130a〜130dの少なくとも1つから送信された会話終了信号を受信する。
特定部105は、受信部104が受信した許諾信号に基づいて、会話を許諾するための所定の許諾操作が行われたタッチパネル(タッチパネル130a〜130dの少なくとも一つ)が設けられている座席の近傍に設置されているスピーカ(スピーカ140a〜140dの少なくとも一つ)を出力先スピーカとして特定する。
具体的には、受信部104が受信した許諾信号には、その許諾信号の送信元のタッチパネルの識別情報が付与されている。特定部105は、対応付け記憶部107を参照することにより、許諾信号に付与されているタッチパネルの識別情報に対応付けられているスピーカの識別情報を特定し、当該識別情報を有するスピーカを出力先スピーカとして特定する。
例えば、受信部104がタッチパネル130aから許諾信号を受信した場合、特定部105は、タッチパネル130aに対応付けられているスピーカ140aを、出力先スピーカとして特定する。
音声出力制御部106は、特定部105によって特定された出力先スピーカに対して、マイク110から入力された運転者の発話音声を出力させる。
〔音声出力装置100による処理の一例〕
図3は、本発明の一実施形態に係る音声出力装置100による処理の一例を示すフローチャートである。図3に示す処理は、例えば、音声出力装置100の電源がONに切り替えられたときに実行される。
まず、音声取得部101が、マイク110から入力された運転者の発話音声を取得したか否かを判断する(ステップS302)。ここで、運転者の発話音声を取得していないと音声取得部101が判断した場合(ステップS302:No)、音声取得部101は、ステップS302の処理を再度実行する。
一方、運転者の発話音声を取得したと音声取得部101が判断した場合(ステップS302:Yes)、文字列生成部102が、音声取得部101によって取得された運転者の発話音声を音声認識することにより、当該発話音声の発話内容を示す発話文字列を生成する(ステップS304)。そして、表示制御部103が、ステップS304にて生成された発話文字列を、複数のディスプレイ120a〜120dの各々に表示させる(ステップS306)。
その後、受信部104が、タッチパネル130a〜130dの少なくとも1つから、一定時間以内に許諾信号を受信したか否かを判断する(ステップS308)。ここで、タッチパネル130a〜130dのいずれからも許諾信号を受信していないと受信部104が判断した場合(ステップS308:No)、音声出力装置100が、音声出力システムの状態を元の待機状態に戻す(ステップS316)。そして、音声出力装置100は、図3に示す一連の処理を終了する。なお、音声出力システムの元の待機状態とは、出力先スピーカが特定されてなく、且つ、複数のディスプレイ120a〜120dのいずれにも発話文字列が表示されていない状態であって、マイク110による運転者の発話音声の入力を待機している状態である。
一方、タッチパネル130a〜130dの少なくとも一つから許諾信号を受信したと受信部104が判断した場合(ステップS308:Yes)、特定部105が、受信部104が受信した許諾信号と、対応付け記憶部107に記憶されている対応付け情報とに基づいて、許諾操作が行われたタッチパネル(タッチパネル130a〜130dの少なくとも一つ)に対応付けられているスピーカ(スピーカ140a〜140dの少なくとも一つ)を、出力先スピーカとして特定する(ステップS310)。そして、音声出力制御部106が、ステップS310にて特定された出力先スピーカに対して、マイク110から入力された運転者の発話音声を出力させる(ステップS312)。
その後、受信部104が、許諾操作が行われたタッチパネル(すなわち、許諾信号の送信元のタッチパネル)から、会話終了信号を受信したか否かを判断する(ステップS314)。ここで、会話終了信号を受信していないと受信部104が判断した場合(ステップS314:No)、音声出力装置100は、ステップS312以降の処理を再度実行する。
一方、会話終了信号を受信したと受信部104が判断した場合(ステップS314:Yes)、音声出力装置100が、音声出力システムの状態を元の待機状態に戻す(ステップS316)。そして、音声出力装置100は、図3に示す一連の処理を終了する。
〔表示画面の一例〕
図4は、本発明の一実施形態に係るディスプレイ120a〜120dに表示される表示画面の一例を示す図である。
図4(a)に示す表示画面400は、運転者の発話音声がマイク110から入力されたときに、ディスプレイ120a〜120dの各々に表示される表示画面の一例である。表示画面400は、発話文字列401および会話開始ボタン402を含んで構成されている。この例では、「○○さんに質問です」という発話音声がマイク110入力されたことに応じて、「○○さんに質問です」という発話文字列401が表示画面400に表示されている。
会話開始ボタン402は、会話することを許諾するためのソフトウェアキーであり、ディスプレイ120a〜120dの表面に重ねて設けられたタッチパネル130a〜130dによって選択可能である。タッチパネル130a〜130dの少なくともいずれか1つによって、会話開始ボタン402が選択されると、当該選択がなされたタッチパネル130a〜130dの少なくともいずれか1つから、許諾信号が音声出力装置100へ送信される。これに応じて、会話開始ボタン402の選択がなされたタッチパネルの近傍に設置されているスピーカが出力先スピーカとして特定され、当該出力先スピーカから、マイク110から入力された運転者の発話音声が出力されるようになる。
図4(b)に示す表示画面410は、タッチパネルによって会話開始ボタン402が選択された後、その選択がなされた座席の乗員が運転者と会話中のとき(すなわち、その選択がなされたタッチパネルの近傍に設置されているスピーカから運転者の発話音声が出力されているとき)に、当該座席のディスプレイに表示される表示画面の一例である。
表示画面410は、会話終了ボタン412を含んで構成されている。会話終了ボタン412は、会話を終了するためのソフトウェアキーであり、ディスプレイの表面に重ねて設けられたタッチパネルによって選択可能である。タッチパネルによって会話終了ボタン412が選択されると、当該選択がなされたタッチパネルから、会話終了信号が音声出力装置100へ送信される。これにより、運転者と乗員との会話が終了し、音声出力システムの状態は、元の待機状態に戻る。
〔音声出力システムの動作例〕
図5は、本発明の一実施形態に係る音声出力システムの動作例を示す図である。
まず、図5(a)に示すように、座席11(運転席)に座っている運転者が「だれか」という発話音声をマイク110から入力すると、音声出力装置100において、文字列生成部102により、当該発話音声が音声認識されることで、「だれか」という発話文字列が生成される。そして、表示制御部103により、生成された「だれか」という発話文字列が、複数のディスプレイ120a〜120dの各々に表示される。
そして、図5(b)に示すように、この発話文字列を見た座席15の乗員が、この発話文字列とともにディスプレイ120cに表示された会話開始ボタン402(図4参照)を、タッチパネル130cによって選択すると、許諾信号がタッチパネル130cから音声出力装置100へ送信される。これに応じて、音声出力装置100では、特定部105により、タッチパネル130cに対応付けられているスピーカ140c(座席15の近傍に設置されているスピーカ140c)が出力先スピーカとして特定される。
以降、マイク110から運転者の発話音声が入力される毎に、音声出力制御部106により、当該発話音声が、出力先スピーカとして特定されたスピーカ140cから出力されるようになる。これにより、会話開始ボタン402を選択することによって会話することを許諾した乗員のみが、運転者の発話音声を聞くことができるようになる。
例えば、図5(c)に示す例では、マイク110から入力された運転者の発話音声である「今日の夕食はどうする?」が、スピーカ140cから出力されている。これにより、会話することを許諾した座席15の乗員のみが、この発話音声を聞くことができるようになっている。
以上説明したとおり、本発明の一実施形態によれば、運転者が会話を促す発話音声をマイク110から入力したときに、車内に設置された複数のスピーカ140a〜140dのうち、会話を許諾するための所定の許諾操作が行われたタッチパネル(タッチパネル130a〜130dの少なくともいずれか1つ)が設けられている座席の近傍に設置されているスピーカのみから、その後にマイク110から入力された運転者の発話音声が出力されるようになる。この際、運転者による通話相手の選択操作は不要である。このため、本発明の一実施形態によれば、運転者による運転の安全性に影響を及ぼすことなく、会話を行うことを望む特定の乗員にのみ、マイク110から入力された運転者の発話音声を聞かせることができる。
なお、上記実施形態では、運転者が最初にマイク110から入力した発話音声を音声認識して、その発話音声の発話内容を示す発話文字列を複数のディスプレイ120a〜120dの各々に表示することで、各乗員に会話を促すようにしているが、本発明はこれに限らない。例えば、運転者が最初にマイク110から入力した発話音声を、そのまま複数のスピーカ140a〜140dの各々から出力することで、各乗員に会話を促すようにしてもよい。
また、上記実施形態では、所定の許諾操作の一例としてタッチパネル130a〜130dによる会話開始ボタン402の選択操作を用いているが、本発明はこれに限らない。例えば、各座席13〜16に設けられた物理的なボタンの選択操作を所定の許諾操作として用いてもよい。
また、上記実施形態では、所定の許諾操作を行った乗員の音声を直接運転者に聞かせるようにしているが、本発明はこれに限らない。例えば、各座席13〜16にマイクを設けるとともに、座席11(運転席)の近傍にスピーカを設けて、所定の許諾操作を行った乗員の音声を、その乗員の座席に設けられたマイクから入力して、座席11(運転席)の近傍のスピーカから出力させることで、運転者に聞かせるようにしてもよい。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
10 車両
11〜16 座席
100 音声出力装置
101 音声取得部
102 文字列生成部
103 表示制御部
104 受信部
105 特定部
106 音声出力制御部
107 対応付け記憶部
110 マイク
120a〜120d ディスプレイ
130a〜130d タッチパネル(入力装置)
140a〜140d スピーカ

Claims (3)

  1. 車内に設置されたマイクから入力された運転者の発話音声を、前記車内に設置された複数のスピーカの少なくとも1つから出力させるようになされた音声出力装置であって、
    前記車内の各座席に設けられた複数の入力装置の少なくとも1つから、会話を許諾するための所定の許諾操作が行われたことを示す所定の許諾信号を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した前記許諾信号に基づいて、前記所定の許諾操作が行われた前記入力装置が設けられている座席の近傍に設置されているスピーカを出力先スピーカとして特定する特定部と、
    前記特定部によって特定された前記出力先スピーカに対して、前記マイクから入力された前記運転者の発話音声を出力させる音声出力制御部と
    を備えることを特徴とする音声出力装置。
  2. 前記マイクから入力された前記運転者の発話音声を音声認識することにより、当該発話音声の発話内容を示す発話文字列を生成する文字列生成部と、
    前記文字列生成部によって生成された前記発話文字列を、前記各座席に設けられた複数のディスプレイの各々に表示させる表示制御部と
    をさらに備え、
    前記受信部は、前記発話文字列の表示を見た乗員によって前記所定の許諾操作が前記入力装置によって行われたときに、当該入力装置から送信された前記許諾信号を受信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の音声出力装置。
  3. 車内に設置されたマイクから入力された運転者の発話音声を、前記車内に設置された複数のスピーカ少なくとも1つから出力させるようになされた音声出力装置による音声出力制御方法であって、
    前記音声出力装置の受信部が、前記車内の各座席に設けられた複数の入力装置の少なくとも1つから、会話を許諾するための所定の許諾操作が行われたことを示す所定の許諾信号を受信する受信工程と、
    前記音声出力装置の特定部が、前記受信部が受信した前記許諾信号に基づいて、前記所定の許諾操作が行われた前記入力装置が設けられている座席の近傍に設置されているスピーカを出力先スピーカとして特定する特定工程と、
    前記音声出力装置の音声出力制御部が、前記特定工程にて特定された前記出力先スピーカに対して、前記マイクから入力された前記運転者の発話音声を出力させる音声出力制御工程と
    を含むことを特徴とする音声出力制御方法。
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