JP2010221893A - 車載情報機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車載情報機器は、車室内にリモコン2で操作される複数の映像音声再生装置35が配置され、車室内を監視してリモコン操作を行っている操作者を認識し、当該認識された操作者の位置情報を特定する画像情報認識部31と、特定された位置情報に基づき、予め規定された映像音声再生環境から映像音声再生装置35を制御して認識された操作者用の映像音声再生環境を提供する再生環境設定部32とにより構成される。
【選択図】図1
Description
例えば、後席用のAV装置は、車内天井に、あるいは右後席用と左後席用に2台の装置が設置され、更に、比較的大型の3列シートを持つ車両では、2列目、3列目に別々のAV装置を設置する場合もある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る車載情報機器の車室内における機器配置を示す図である。
図1に示されるように、車室天井略中央部には監視センサとしての赤外線カメラ1が設置されており、この赤外線カメラ1は、常時車室内を監視しており、車室内でリモコン2を操作した操作者がいた場合、リモコン2から発せられる赤外線に反応し、操作者の位置を特定することができる。ここでは、リモコン2が後部座席右RLに着座している乗員によってリモコン2が操作されている例が示されている。なお、運転手あるいは助手席乗員が、車載情報機器(以下、ヘッドユニット3という)のタッチパネルに直接指を触れ操作した場合、ヘッドユニット3は、画像処理によりどの座席位置から手が伸びてヘッドユニット3に触れたかを検知することができる。
図2に示されるように、ヘッドユニット3は、主制御部30と、画像認識部31と、再生環境設定部32と、入力環境設定部33と、映像音声入出力インタフェース部34と、メモリ部37とにより構成される。1以上のLCD(Liquid Crystal display Device)モニタ351やスピーカ352を含む映像音声再生装置35と、1以上のマイクロフォン361を含む音声入力装置36は、ヘッドユニット3に実装される他、車室内の任意の場所に実装され、ヘッドユニット3に有線、もしくは無線により接続されているものとする。
赤外線検知部311は、リモコン2からの赤外線を検知し、画像取得部312は、赤外線カメラ1により撮影された画像を取り込み、それぞれ座席位置特定部313へ供給する。座席位置特定部313は、画像認識によりリモコン2を操作した操作者の座席位置を特定して主制御部30に引き渡す。
入力環境設定部33は、画像認識部31により特定された位置情報に基づき、予め規定された音声入力環境から後述する音声入力装置36を制御して認識された操作者用の音声入力環境を提供する機能を有する。
表示制御部341は、再生環境設定部32による制御の下で、映像音声再生装置35としてのLCDモニタ351に、例えば、操作者の位置情報に基づくサイズもしくは輝度で映像再生情報を表示する。なお、表示メモリ342は、再生環境設定部32により生成される表示情報を1画面分保持するものである。
音声入力制御部344は、入力環境設定部33による制御の下で、特定された位置情報にしたがい音声入力装置36としてのマイクロフォン361の入力音声のゲインを調整し、もしくは、音声入力インタフェース部345の有効無効を制御する。なお、メモリ部37には、特定された座席位置に応じて操作者に最適な再生環境や入力環境に関する映像音声再生装置35や音声入力装置36の制御情報、および後述する映像音声入出力インタフェース部34を構成する各ブロックに対する初期設定のためのデフォルト制御値が予め格納されている。
次に、画像認識部31の赤外線検知部311は、リモコン2による操作入力の有無を判定し(ステップST303)、YESの場合、座標位置特定部313は、画像取得部312を介して取得される赤外線カメラ1による撮影画像から、操作者およびその座席位置を特定する(ステップST304)。また、ステップST303の判定がNOの場合はステップST302に戻る。
楽曲再生中の場合(ステップST309“YES”)、再生環境設定部32による制御の下、映像音声入出力インタフェース部34の音声出力制御部343が、特定された操作者近傍に配置されたスピーカ352による音声案内をONし、その他のスピーカ352はOFFする制御を行う(ステップST310)。楽曲再生中でなかった場合(ステップST309“NO”)、あるいはステップST305の処理で前回操作者と同じ操作者であった場合(ステップST305“YES”)、主制御部30は、一定時間を待たずにリモコン2による操作入力があったか否かを判定する(ステップST311)。
更に、スピーカ352の設定変更も可能である。例えば、「音声ガイダンス」を後席右側のスピーカから出力する設定にするには、楽曲が再生されている場合に後席右側のスピーカのみの楽曲音量を下げる等が考えられる。これにより、操作者自身はヘッドユニット3が発する音声を聞き取りやすくなり、操作者以外は音声ガイダンスに遮られることなく楽曲を継続して聴くことが出来る。
次に、車室内にLCDモニタ351が複数台装備されている場合を実施の形態2として図5を参照しながら説明する。以下に説明する実施の形態2においても実施の形態1同様、図1に示すヘッドユニット3の構成をそのまま使用するものとする。ここで、ヘッドユニット3は、操作者が着座している座席、またはその近傍に位置するLCDモニタ351への出力のみ操作画面に設定できるようにしてもよい。
例えば、図5(a)に示されるように、後席に、LCDモニタ351が2台(351a、351b)設置され、ヘッドユニット3とともにDVD(Digital Versatile Disc)映像を閲覧しているものとする。
つまり、再生環境設定部32は、操作者が見るはずのLCDモニタ351aに対してのみ目的地設定操作のための表示に切り替える制御を行う。これにより、操作者は自身の位置の最も近くに設置されたモニタ351aを確認しながら目的地設定を行うことができる。また、図5(b)に示されるように、前席右(運転席)にのみ着座されている場合は、操作者である運転者に近いヘッドユニット3のモニタのみが操作画面となる。
次に、スピーカ352の代わりにヘッドホンが使用されている場合について実施の形態3として説明する。以下に説明する実施の形態3においても上述した実施の形態1、2同様、図1に示すヘッドユニット3の構成をそのまま使用するものとする。
スピーカ352の代わりに使用されるヘッドホンは楽曲再生を出力するのみであって、案内音声や音声ガイダンスはヘッドホンを通さない場合がある。また、後席モニタに直接接続されるヘッドホンはヘッドユニット3から後席モニタへ出力される映像とリンクしている場合が多い。そのため、音声ガイダンスは、ヘッドホンを通じて後席モニタへ出力されない可能性があり、その場合、後席に着座している操作者は、ヘッドホンを外して音声ガイダンスを聴くことになる。
上記した実施の形態1〜3では、再生環境設定部32が操作者に最適な映像音声再生環境を設定する例について説明したが、入力音声についても同様に制御が可能である。以下に説明する実施の形態4においても実施の形態1、2、3同様、図1に示すヘッドユニット3の構成をそのまま使用するものとするが、ここでは、再生環境設定部32に代わりに、入力環境設定部33が音声入力に対するサービス対応を行う。
ここでは、発話者がマイクロフォン361に向かって発話した場合のみ、ヘッドユニット3がその発話内容を受け付けるものとする。受け付ける処理の一例として、ヘッドユニット3は、常に各マイクロフォンにより集音される音量を監視しており、ある一定の音量以上がマイクロフォン361に入力された場合にのみ発話者がマイクロフォン361を利用したものとして検知する。ヘッドユニット3は、画像認識部31によって発話者の座席位置を特定すると同時に、入力環境設定部33により特定された発話者以外の音声入力を一時的にOFFする制御を行う。これによって、操作者以外の乗員の会話や他のマイクロフォンから入力される雑音を遮断することができ、音声の誤認識を未然に防ぐことができる。
Claims (6)
- 車室内にリモコンで操作される複数の映像音声再生装置が配置された車載情報機器であって、
車室内を監視して前記リモコン操作を行っている操作者を認識し、前記認識された操作者の位置情報を特定する画像認識部と、
前記特定された位置情報に基づき、予め規定された映像音声再生環境から前記映像音声再生装置を制御して前記認識された操作者用の映像音声再生環境を提供する再生環境設定部と、
を備えたことを特徴とする車載情報機器。 - 映像再生情報を制御して表示部に表示する表示制御部を備え、
前記再生環境設定部は、
前記特定された操作者の位置情報にしたがい前記表示制御部を制御し、前記映像再生情報のサイズもしくは輝度を変化させることを特徴とする請求項1記載の車載情報機器。 - 音声再生情報を制御する音声出力制御部を備え、
前記再生環境設定部は、
前記特定された操作者の位置情報にしたがい前記音声出力制御部を制御し、再生音量を調整することを特徴とする請求項1または請求項2記載の車載情報機器。 - 前記車室内に音声入力装置が配置され、
前記特定された位置情報に基づき、予め規定された音声入力環境から前記音声入力装置を制御して前記認識された操作者用の音声入力環境を提供する入力環境設定部
を備えたことを特徴とする請求項1記載の車載情報機器。 - 音声入力情報を制御する音声入力制御部を備え、
前記入力環境設定部は、
前記特定された位置情報にしたがい前記音声入力制御部を制御し、入力音声のゲインを調整することを特徴とする請求項4記載の車載情報機器。 - 音声入力情報を取得する音声入力インタフェース部を複数備え、
前記入力環境設定部は、
前記特定された位置情報にしたがい前記音声入力インタフェース部の有効無効を制御することを特徴とする請求項4記載の車載情報機器。
Priority Applications (1)
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JP2009072286A JP2010221893A (ja) | 2009-03-24 | 2009-03-24 | 車載情報機器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2010221893A true JP2010221893A (ja) | 2010-10-07 |
Family
ID=43039549
Family Applications (1)
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2009
- 2009-03-24 JP JP2009072286A patent/JP2010221893A/ja active Pending
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