JP4145767B2 - 光ケーブル留め具 - Google Patents

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Description

本発明は、市街地などにおける一般住宅の家屋、オフィス、工場、その他の建物などの屋外で架空での光ケーブル配線に用いられる情報通信などの通信回路での光通信用の光ケーブル余長を配線点になる予定の架空に止めるケーブル留め具に関するものである。
一般に、市街地などにおける光ケーブルによる架空光ネットワークは、光ケーブルの多重架渉ができるように、電柱間に鋼撚り線を張りスパイラルハンガーを通すことにより、ケーブルリングを使用しないでスパイラルハンガーの中に光ケーブルを何条も敷設できる工法になっている。(例えば、特許文献1参照)
この工法では、ケーブル余長は取らずに架空クロージャ内の心線余長を利用した後分岐しかできなかった。
特に、最近のように市街地に架空光ネットワークが、多重架渉されてくると従来の工法では、電柱の支障移転時に光ケーブルの張り替えが必要になることや、後分岐による心線余長が足りないことなどを解消するために光ケーブルの余長を前もって用意することが必要になって問題があった。
また、従来では架空での心線余長を充分取った場合、接続ケーブル余長収納にケーブルを巻き付けることで行われるが、この巻き付け光ケーブルの接続余長の取付には、図14に示すようにケーブルCの円周の一点をしばり紐Eで電柱D間の支持線Aに固定すると共に、もう一点をしばり紐Fで電柱Dに取り付けるのに、自在バンドHで電柱Dに取付つけたL型金具Gを用いて電柱Dに固定する工法が用いられるようになったが、(例えば、特許文献1参照)ケーブルの引っ張り強度の保証や架空に設置することから紫外線など環境による劣化など寿命や信頼性に問題があり、しかも取付け取り扱い作業にも手数と時間がかかるほか、作業者による巻き付けケーブルを収める寸法に差異が生じたり作業員の組立て相違で、配線工事にバラツキが生じやすいので、均一性がなく信頼性の上で満足したものにならなく、その取付も電柱間のどの位置でもよいというわけではなく電柱近辺に限られ、電柱から外れた位置では組立てができない制約が生じて不便であるなどの欠点もあった。
この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、次のものがある。
(a) 特開2002−345116号公報 (b) 実開平5−96805号公報
本発明は、これら従来の諸欠点を排除しようとするもので、架空での光ケーブル配線に用いられる光ケーブルに光ケーブル余長の巻き付け光ケーブルを収めるのに、ケーブルの把持力を一定にして把持することができ、光ケーブルの引っ張り力が上記把持力を超えた際に滑って光ケーブル余長部から繰り出すことで、光ケーブル及び心線に損傷を与えず、引っ張り強度の保証を確実化して信号伝送特性を充分維持できるほか、接続余長の取り扱い並びに配線工事の安全簡便化をはかり、ケーブル接続余長の信頼性を高めることができる。
前記目的を達成するため、本発明は、架空での光ケーブル配線に用いられるものであって、光ケーブルに沿ったケーブル支持プートに、ケーブル支持用の支持線に固定するハンガーと、光ケーブルの二点を把持し、当該二点の間に光ケーブル余長部が存在するようにしたケーブル把持部とを設け、このケーブル把持部それぞれに、前記光ケーブルに圧接するように把持力60〜90kgを持つ合成ゴムからなる弾性把持部材を取付片で設けることにより、架空での光ケーブル余長の巻き付け光ケーブルを収めるのに、弾性把持部材により光ケーブルの把持力を一定にして把持することができ、光ケーブルの引っ張り力が上記把持力を超えた際に滑って光ケーブル余長部から繰り出すように弾性把持部材を取付片によって挟圧配備したことで、光ケーブル及び心線に損傷を与えず、引っ張り強度の保証を確実化して信号伝送特性を充分維持できるほか、接続余長の取り扱い並びに配線工事の安全簡便化をはかり、光ケーブル接続余長の信頼性を高めることができるようにした。
また、本発明のケーブル留め具では、前記ケーブル支持プレートに、接続余長の巻き取りが最小曲率半径300mm以上で所定のケーブル外径を確保するケーブル支持アームを回動自在に設けた構成とすることで、ケーブル支持アーム内にケーブル余長を巻き付けてめると、所定の曲率半径寸法が容易に確保でき、組立て時にいずれの作業員が施工しても均一で信頼性が得られると共に、バケット車上などでの一人作業に適している止すにするのがよい。
さらに、本発明のケーブル留め具では、前記ケーブル支持アームが、先端にスパイラル状または引っ掛け鉤状の把手部を備え、前記ケーブル支持プレートに形成した位置決めストッパに保持されて、巻き付けた光ーブルの円周の一点を支持することができるので、ケーブル心線の曲げ劣化をなくし規定されている最小曲率半径300mm以上が容易に維持でき、ケーブル余長収納の管理保安が容易であるし、このケーブル支持アームは、梱包を考慮して回動変位してケーブル支持プレートに沿わして、邪魔にならないようにしてあり、組立て作業も簡便に行なうことができ、安全なケーブルめ具を構成簡単で、製造コストも安価な形態で提供できる。
本発明のケーブル留め具では、光ケーブルの二点を把持する前記ケーブル把持部が、それぞれ円筒形の弾性把持部材と、該弾性把持部材を圧接する取付片を前記ケーブル支持プレートに着脱自在に備えて構成され該取付片を固定子によって取り外し自在に固着したことを特徴とすることにより、片側または両側のケーブル余長止めを緩め、光ケーブルを外すだけで一巻長ごと延ばすことができると共に、光ケーブル心線の曲げ劣化をなくし規定されている最小曲率半径300mmが維持でき、しかも光ケーブルの把持力を一定にして把持することができ、ケーブルの引っ張り力が上記把持力を超えた際に滑って光ケーブル余長部から繰り出すことで、光ケーブル及び心線に損傷を与えず、光ケーブルの引っ張り作用に安全に対応できて引っ張り強度の保証を確実化する。
さらにまた、本発明は、前記弾性把持部材が、前記ケーブルの外周面に接触する挿通孔を有する円筒形合成ゴムからなり、ケーブルを挿入する切れ目を挿通孔に連通して設け、前記ケーブル把持部に着脱自在に嵌挿したことを特徴とすることと、前記取付片は湾曲部の両端に折り曲げ支片を備え、一方の支片を前記ケーブル支持プレートに形成した挿入孔に嵌入支持し、他方の支片をケーブル支持プレートに固定子によって取り外し自在に固着したことで、スパイラルハンガー内の他のケーブルに損傷をあたえない構造により、接続余長の取り扱い並びに配線工事の安全簡便化がはかられるし、光ケーブル余長の巻き付け光ケーブルを収めるのに、光ケーブルの把持力を一定にして把持することができるようにした。
しかも、本発明のケーブル留め具では、前記ハンガーが、先端部に支持線を受ける抱持片と締め付けネジとからなる固着部を備え、前記支持線に係脱自在にぶら下げ保持されることを特徴とするので、電柱間どこの位置でも組立てが可能で、組立て時にいずれの作業員が施工しても均一で信頼性が得られると共に、バケット車上等での一人作業に適し、配線工事作業も容易であって信頼性を大幅に高めることができ、取り扱いも簡便で安全な形態で光ケーブル余長の収納ができるようにするのがよい。
また、本発明は、光ケーブルの支持を確実にするために、ケーブル支持プレートの中央部にブラケットを一対間隔をあけて設け、各ブラケットにフック片を回動自在に夫々備えて、巻き丸めた光ケーブルをフック片に抱持して、ケーブル巻きの円周を整理して止めることができ、左右に振り分けたケーブル接続余長を支えて、ケーブル巻き取りの最小曲率半径の外径を確保しやすくし、ケーブルの繰り出しの際に案内をも兼ね光ケーブルに損傷を与えず安全性を高めるのが好ましい。
本発明は、前記ケーブル支持プレートが、ガイド溝のあるガイドレールと、面略U字形のアームからなる電柱固定アームとを備え、該電柱固定アームがその一端に折曲片を有し、他端に締付固定ネジを備えたものであって、該締付固定ネジがケーブル支持プレートに形成されたガイドレールにあるガイド溝に嵌挿されるとともに、締付固定ネジを緩めて電柱固定アームを前記ガイドレール上にスライドさせることにより、電柱固定アームをガイドレール対して摺動自在とすると共に、該電柱固定アームにある締付固定ネジを緩めてアーム一端を持ち上げ、締付固定ネジを中心に回転することにより、電柱固定アームをガイドレールに対して回転自在にできるように構成したことで、作業者の昇降時に電柱固定金具が邪魔にならないようにケーブル留め具本体から電柱までの距離を最低確保でき、電柱固定アームの配置を移動でき電柱との取付けが自在となって取扱い簡便化できるようにした。
特に、前記電柱固定アームが、断面略U字形のアームからなり、その一端に折曲片を有し、他端に締付固定ネジを備えたもので、該締付固定ネジをガイドレールに形成したガイド溝に嵌挿してガイドレール上に電柱固定アームを摺動自在とすると共に、前記締付固定ネジを中心に電柱固定アームを回動自在に配備したことで、前記締付固定ネジを緩めることにより、電柱固定アームを左右に取り替えて移動できるし、電柱までの距離の調整も簡単にでき、しかもアームの先端は折曲片として折り曲げてあるのでステンレスバンド等で電柱取付けも容易にできるようにするのがよい。
前記ケーブル支持プレートとしても、配線ケーブル支持用の支持線に固定するハンガーを取付けネジによって着脱自在に備えてあるので、SSWケーブル(自己支持型ケーブル)にケーブル留め具本体を取り付ける場合に、ハンガーを外しケーブル把持スペーサの弾性把持部材の内側に支持線取付け位置があり、支持線と弾性把持部材を嵌めたケーブルを取付片で同時に締め付け固定することができ、取扱い作業を簡便化して作業性を良好にすることが好ましい。
このケーブル留め具において、前記ケーブル支持プレートが、下端縁に折り曲げ片からなるガイドレールを備え、該レール部に配線された光ケーブルに沿って長手方向に長溝のガイド溝を形成すると共に、外れ阻止用のストッパ片を両サイドに突設して、前記電柱固定アームの取扱いを簡便化して作業性を向上するようにするのがよい。
この場合、合成ゴムからなる前記弾性把持部材を取付片によって挟圧配備する際に、前記取付片が、湾曲部にの両端に折り曲げ支片を備え、一方の支片を前記ケーブル支持プレートに形成した挿入孔に嵌入保持され、或いは開閉自在に連結されて脱落防止構造として、他方の支片をケーブル支持プレートに固定子によって取り外し自在に固着することで、ケーブル支持プレートへの取付け部品が弾性把持部材を除いて脱落しないで取り扱われ、作業での安全性を高める配慮がされている。
本発明は、架空でのケーブル余長の巻き付けケーブルを収めるのに、光ケーブルの
把持力を一定にして把持することができ、光ケーブルの引っ張り力が上記把持力を超えた際に滑って光ケーブル余長部から繰り出すことができることでケーブル及び心線に損傷が生じないし、引っ張り強度の保証を確実化して信号伝送特性を充分維持できるほか、接続余長の取り扱い並びに配線工事の安全簡便化をはかり、ケーブル接続余長の信頼性を高めることができる。
また、本発明では、ケーブル支持プレート内にケーブル余長を巻き付けておさめると、接続余長の巻き取りが最小曲率半径300mm以上の所定の曲率半径寸法が容易に確保でき、組立て時にどの作業員が施工しても均一で信頼性が得られると共に、巻き付けたケーブルの円周の一点を支持するので、ケーブル余長収納の管理保安が容易であるし、組立て作業も簡便に行なうことができ、安全なケーブル留め具を構成簡単で、製造コストも安価な形態で提供できる。
さらに本発明のケーブル留め具では、光ケーブルの二点を把持する前記ケーブル把持部がそれぞれ弾性把持部材と該弾性把持部材を圧接する取付片を前記ケーブル支持プレートに着脱自在に備えられた構成とし、該取付片を固定子によって取り外し自在に固着したことにより、片側または両側のケーブル余長止めを緩め、光ケーブルを外すだけで一巻長ごと延ばすことができ、スパイラルハンガー内の他のケーブルに損傷をあたえなし取り扱いが簡便で、光ケーブル余長の巻き付け光ケーブルを収めるのに、光ケーブルの把持力を一定にして把持することができるため、引っ張り強度の保証を確実化するし、接続余長の取り扱い並びに配線工事の安全簡便化がはかられる。
しかも、本発明のケーブル留め具では、電柱間のどの位置でも組立てが可能で、組立て時にいずれの作業員が施工しても均一で信頼性が得られると共に、バケット車上などでの一人作業に適し、配線工事作業も容易であって信頼性を大幅に高めることができ、取り扱いも簡便で安全な形態で光ケーブル余長の収納ができるケーブル留め具とすることができる。
本発明は、前記ケーブル支持プレートが、ガイド溝のあるガイドレールと断面略U字形の電柱固定アームとを備え、該電柱固定アームがその一端に折曲片を有し、他端に締付固定ネジを備えたものであって、該締付固定ネジを緩めて電柱固定アームを前記ガイドレール上に対して摺動自在とすると共に、電柱固定アームにある締付固定ネジを緩めてアーム一端を持ち上げ、固定ネジを中心に電柱固定アームを回転できるように構成したことで、作業者の昇降時に電柱固定金具が邪魔にならないように光ケーブル留め具本体から電柱までの距離を最低確保でき、電柱固定アームの配置を移動でき電柱との取付けが自在となって取扱い簡便化できるようにし、作業性を大幅に向上できるほか、光ケーブル余長の巻き付けケーブルを安全にケーブル支持プレートに保持できる。
特に、前記電柱固定アームを、締付固定ネジを中心に回転すれば電柱固定アームを位置替えできるし、締付固定ネジを外して電柱固定アームを左右に取り替えて移動もできるし、電柱までの距離の調整も固定ネジを緩めスライドして位置調節したのち、締付固定ネジを締めつければ設定位置の変更が簡単にでき、しかもアームの先端は折曲片として折り曲げてあるのでステンレスバンド等で電柱取付けも容易にできるようになり、アームによって電柱に巻き付けケーブルを取付ければ、横触れがなく確実で安全に架空に保持できる。
さらに、本発明では、前記ケーブル支持プレートとしても、配線されたケーブル支持用の支持線に固定するハンガーを取付けネジによって着脱自在に備えられているので、SSWケーブル(自己支持型ケーブル)にケーブル留め具本体を取り付ける場合に、ハンガーを外しケーブル把持スペーサの弾性把持部材の内側に支持線取付け位置があり、支持線と弾性把持部材を嵌めた光ケーブルを取付片で同時に締め付け固定することができ、取扱い作業を簡便化して作業性を良好にすることができる。
また、このケーブル留め具において、前記ケーブル支持プレートが、下端縁に折り曲げ片からなるガイドレールを備え、該ガイドレールに光ケーブルに沿って長手方向に長溝のガイド溝を形成すると共に、外れ阻止用のストッパ片を両サイドに突設して、前記電柱固定アームの取扱いを簡便化して作業性の向上を図ることができ、ケーブルの安全性確保が容易にできる。
本発明のケーブル留め具では、前記弾性把持部材を取付片によって挟圧配備する際に、前記取付片が湾曲部の両端に折り曲げ支片を備え、一方の支片を前記ケーブル支持プレートに形成した挿入孔に嵌入保持され、或いは開閉自在に連結されていて、他方の支片をケーブル支持プレートに固定子によって取り外し自在に固着することで、前記ケーブル支持プレートへの取付け部品が弾性把持部材を除いて脱落防止構造なっているので、ケーブル支持プレートへの取付け部品が弾性把持部材を除いて脱落しないで取り扱われ、作業での安全性を容易に高めることができる。
この発明に係るケーブル留め具の第1実施例を図1〜図4の例を用いて説明すると、架空での光ケーブルCに沿ったケーブル支持プレート1に、ケーブル支持用の鋼撚り線からなる支持線Aに固定するハンガー2と、光ケーブルの二点を把持し、当該二点の間に光ケーブル余長部が存在するようにしたケーブル把持部3,3とを設け、この両ケーブル把持部3,3それぞれに前記光ケーブルCに圧接するように把持力60〜90kg好ましくは70〜80kgを持つ合成ゴムからなる弾性把持部材4を取付片5によって挟圧配備した構成のケーブル留め具としてある。〔図1〕
この場合、前記ケーブル支持プレート1の両端に、ケーブル接続余長の巻き取りが最小曲率半径300mm以上で所定のケーブル外径を確保するケーブル支持アーム6を回動自在に設けて、光ケーブルCの把持力を一定にして把持することができるようにし、光ケーブルCの引っ張り力が上記把持力を超えた際に滑って光ケーブル余長部から繰り出すことができることで光ケーブル及び心線に損傷を与えずに、引っ張り強度の保証を確実化するようにしてある。〔図2〕
また、光ケーブルCの支持を確実にするために、ケーブル支持プレート1の中央部下方にブラケット10を一対間隔をあけて設け、各ブラケット10に下方から上方に延長したフック片9を回動自在に夫々備えて、該フック片9を上から下に展開して巻き丸めたケーブルをフック片9に乗せたのち、巻き付け光ケーブルCの光ケーブル巻きの円周を整理して止めることができ、左右に振り分けた光ケーブル接続余長を支えて、光ケーブル巻き取りの最小曲率半径の外径を確保しやすくして光ケーブルが損傷を生じないようにするのがよい。
なお、前記ケーブル支持アーム6としては、金属などの支持杆を用いその先端に引っ掛け鉤状またはスパイラル状の把手部6を備え、前記ケーブル支持プレート1に突出形成した位置決めストッパ7に保持されていて、巻き付け光ケーブルCの円周の二点を支持するようにするのがよい。
さらに、このケーブル支持アーム6は、前記ケーブル支持プレート1の両端に形成した挿入溝11から装着し回動自在に枢支して、内側に変位して前記支持プレート1に沿わせることができ、折り畳まれて梱包が楽にできるようになっていて、外側に展開位置すると、位置決めストッパ7に当たって巻き付け光ケーブルCの最小曲率半径を保持できるようになっている。〔図3〕
さらに、前記ケーブル把持部3では、円筒形の弾性把持部材4を圧接する取付片5を前記ケーブル支持プレート1に形成した挿入孔(図示せず)或いは切り溝に挿脱自在に備え、固定子5によって取り外し自在に固着して、弾性把持部材4を挟圧してケーブルの外周を圧着し、把持力60〜90kgを持つてケーブルめとするのがよい。
この場合、前記弾性把持部材4としては、弾性に優れた加硫ゴムなどの合成ゴムや、ニトリルゴム、ブチルゴム、アクリルゴム、オレフィン系のエチレン−プロピレンゴム、フッ素ゴム、シリコーンゴムなどの高性能特殊ゴム、熱可塑性エラストマー(TPE)が選んで用いられる。
特に、弾性把持部材4は、引張強度50〜300kgf/cmで、(ショアー硬度20〜90)を用いるが、好ましくは引張応力の大きい硬質ゴム(ショアー硬度40〜70)を用い、即ち引張応力100%・60〜80kgf/cmの熱可塑性ゴム組成物、例えば石油系軟化材を含むEEPM、EPDM、シリコーンゴム、ブチルゴム、スチレン・ブタジェンコム或いはフッソゴムなどの硬度(Hs)のもの、さらに詳しくは比重1.0〜1.05、引張強度60.0kgf/cmで、圧縮永久歪(70℃×22H)は、50%以下例えば45.0%のものを用いケーブルの外周の摩擦抵抗によって所定の引っ張り強度に耐え、弾性変形してケーブルを密着して把持力60〜90kgを持つて把持性を確保できるようにするのがよい。
なお、この弾性把持部材4は、前記光ケーブルCの外周面に接触する挿通孔4を貫通して有する円筒形合成ゴムからなり、光ケーブルCを挿入する切れ目4を挿通孔4に連通して設け、前記ケーブル把持部3に着脱自在に嵌挿して光ケーブルCの挿通把持が容易にできるようにしてある。
このように、前記ケーブル把持部3は、硬度20〜90の合成ゴムから構成された弾性把持部材4を備えたものであって、光ケーブルを貫通させる挿通孔4のある円筒体が二つ割りの切れ目4を外周から前記挿通孔4まで形成して光ケーブルを挿入しやすくしてあるが、このケーブル挿通路としては、光ケーブルを密着して把持力60〜90kg好ましくは70〜80kgを持つて把持(引張り強度580N以上)できるように、見かけの接触面積の大小並びに、垂直荷重の大小を適宜配慮して構成される。
また、前記取付片5は、湾曲部にその両端に折り曲げ支片5,5を備え、その一方の支片5を前記ケーブル支持プレート1に形成した挿入孔5に嵌入支持し、他方の支片5をケーブル支持プレート1に固定子5によって取り外し自在に固着し、前記弾性把持部材4を確実に挟み込んで光ケーブルCを圧着するのが便利である。
さらに前記ハンガー2は、先端部に支持線Aを受ける抱持片2と、締め付けネジ2とからなる固着部を備え、前記支持線Aに係脱自在に吊り下げ保持される固定構成からなるもので、前記ケーブル支持プレート1を光ケーブルCに沿って位置するようになっている。
この第1実施例のケーブル留め具では、前記ケーブル支持プレート1を二部材で構成し、ケーブル把持部3の一対の取付片5を一括して備えたものと、ケーブル支持アーム6を備えたものとを組み合わせて、光ケーブルCを挿入した弾性把持部材4を挟圧保持するようにしてある。
そして、前記光ケーブルCの接続余長処理手順の一例としては、配線点となる予定の電柱Dに配線されている支持線Aにケーブル支持プレート1をハンガー2によって取付け、該支持線Aにつり下げられているケーブルCの外周に弾性把持部材4を二箇所挿入して、該弾性把持部材4,4をそれぞれケーブル把持部3において取付片5によって緩めた状態で仮止めしたのち、ケーブル把持部3,3間のケーブルの位置で所定量のケーブル接続余長の巻き取りを半径300mm以上で、かつ光ケーブル外径を確保しながら、略8の字を描くように巻き込み巻き付けケーブルCとする。この巻き付けケーブルCの円周の二点をケーブル支持プレート1の把手部6に引っかけ挿入して支持し、さらにケーブル把持部3で、前記取付片5を締めつけて光ケーブルCを前記弾性把持部材4内に挟持固定する。〔図4〕
この弾性把持部材4は、把持力60〜90kgまでは把持することができて、光ケーブルCの引っ張り力が上記把持力を超えた際に滑って光ケーブル余長部から繰り出すことができることで、光ケーブル及び心線に損傷を与えることなく安全に用いられる。また、配線作業において片側或いは両側のケーブル余長めの前記ケーブル把持部3の取付片5を緩め、ケーブルを外すだけで1巻長づつ伸ばすことができる。
また、前記ケーブル支持アーム6に巻き付けケーブルCを納めると、最小曲率半径の300mmの寸法が容易に確保できて、光ケーブル心線の曲げ劣化をなくすことができるし、組立て時にどの作業員が組み立てても同じ形態に施工でき信頼性が得られる。
この発明に係るケーブル留め具は、前記ハンガー2で固着部によって支持線Aに定着できるので、該支持線Aの備えたスパイラルハンガーB内の他のケーブルに損傷を与えないで安全に用いられ、しかも電柱D間のどこの位置でも組立てが可能で、バケット車上での作業で一人作業も簡便にできる。
図5〜8に示す第2実施例のケーブル留め具では、前記ケーブル支持プレート1を単一部材でケーブル挿入通路8を形成して折り曲げ構成し、該ケーブル挿入通路8上にケーブル支持プレート1の両端にケーブル把持部3を設け、両ケーブル把持部3それぞれに取付片5を着脱自在に備えたもので、さらにプレート上部にハンガー2と、プレート下部両端にケーブル支持アーム6とを備え、ケーブル挿入通路8に挿入した光ケーブルCを弾性把持部材4を介して挟圧保持するようにしてある。
この場合、前記取付片5は、ケーブル支持プレート1とは別部材で、弾性把持部材4を嵌入しうる湾曲部の両端に折り曲げ支片5,5をそれぞれ備え、その一方の支片5を前記ケーブル支持プレート1のケーブル挿入通路8の両端下方に形成した挿入孔5に嵌入支持し、他方の支片5をケーブル支持プレート1の両端上方に固定子5によって取付片5を個別に取り外し自在に固着し、前記弾性把持部材4を確実に挟み込んで光ケーブルCを圧着するようにしてある。
また、ケーブル支持プレート1の中央部上方にブラケット10を一対間隔をあけて設け、各ブラケット10に上方から下方に延長したフック片9を回動自在に夫々備えて、該フック片9を下から上に展開して巻き丸めた光ケーブルをフック片9に抱え込んで、ケーブル巻きの円周を整理して止めることができ、左右に振り分けた光ケーブル接続余長を支えて、光ケーブル巻き取りの最小曲率半径の外径を確保しやすくし、光ケーブルの繰り出しの際に案内をも兼ね光ケーブルの損傷が生じないようにするのがよい。
その他の構成は、第1実施例と同様で前記弾性把持部材4により把持力60〜90kgまでは把持し、光ケーブルCの引っ張り力が上記把持力を超えた際に滑って光ケーブル余長部から繰り出すことができることで、光ケーブル及び心線に損傷を与えることなく安全に用いられる構成としてある。
さらに、前記ケーブル支持アーム6は、その先端に引っ掛け鉤状の把手部6を備え、接続余長の巻き取りが最小曲率半径300mm以上の所定の曲率半径寸法が容易に確保できるように、ケーブル支持プレート内に光ケーブル余長を巻き付けて納めることができるようにしてあり、組立て時にいずれの作業員が施工しても均一で信頼性が得られるようになっている。
図9〜13に示す第3実施例のケーブル留め具では、ゴムスペーサとなる弾性把持部材4を除いて前記ケーブル支持プレート1への取付け部品が、脱落防止構造となっていて、配線された光ケーブルに沿ったケーブル支持プレート1に、ケーブル支持用の支持線Aに固定されるハンガー2と、光ケーブルの二点を把持するケーブル把持部3,3とを設け、該両ケーブル把持部3,3それぞれに、前記光ケーブルCに圧接する合成ゴムからなる弾性把持部材4を取付片5によって挟圧配備すると共に、ケーブル支持プレート1に形成したガイドレール1に電柱固定アーム12を後記するように摺動自在で且つ、回動自在に付設したことにより、作業者の昇降時に電柱固定金具12が邪魔にならないようにケーブル留具本体から電柱Dまでの距離を最低確保でき、電柱固定アーム12の配置を移動でき電柱Dとの取付けが自在となって取扱い簡便化できるようにしテ作業性を大幅に向上できるほか、光ケーブル余長の巻き付けケーブルCを安全に支持線Aに保持できる。
特に、前記電柱固定アーム12が、断面略U字形のアームからなり、その一端に折曲片12を有し、他端に締め付け固定ネジ13を備えたものであって、該固定ネジ13をケーブル支持プレート1に形成されたガイドレール1に、例えばガイドレール1にあるガイド溝(図示せず)に嵌挿し、前記電柱固定アーム12にある前記固定ネジ13を緩めてガイドレール1上をスライドさせることにより、電柱固定アーム12をガイドレール1に対して摺動自在に移動できるし、位置決めしてから固定ネジ13を締めつければ電柱Dまでの距離の調整も簡単にでき、しかも電柱固定アーム12の先端は折曲片12として折り曲げてあるので、ステンレスバンド等の自在バンドHで電柱取付けも容易にできるようになる。
また、前記電柱固定アーム12にある固定ネジ13を緩めることにより、アームの一端を持ち上げ固定ネジ13を中心に180度回転することにより電柱固定アーム12をガイドレール1に対して回転自在とすることができるし、必要に応じて固定ネジ13を外して電柱固定アーム12を左右に位置替えして取り替え使用することもできる。さらに電柱までの距離の調整も、固定ネジ13を緩めガイドレール1上にススライドして位置調節したのちに、緩めた固定ネジ13を締めつければ簡単に所定位置に固定でき、しかもアームの先端は折曲片として折り曲げてあるのでステンレスバンド等で電柱取付けも容易にできるようになり、電柱固定アーム12によって電柱Dに巻き付けケーブルCを取付ければ、風が吹いても横触れがなく確実で安全に架空に保持できる。
さらに、本発明では、図10に示すように前記ケーブル支持プレート1に、光ケーブル支持用の支持線Aに固定するハンガー2を取付けネジ15によって着脱自在に備え、さらに図12に示すように光ケーブルとドロップ光ケーブルとを分離通過させるための係支リング17、例えば、一端をリング状の輪部にした支杆をケーブル支持プレート1に備えれば、SSWケーブル(自己支持型ケーブル)にケーブル留め具本体を取り付ける場合に、ハンガー2を外せば、ケーブル把持スペーサの弾性把持部材4の内側に支持線取付け位置があるので、弾性把持部材4を嵌めた光ケーブルを取付片5で同時に締め付け固定することができて取扱い作業が簡便化できるし、同じエリアを通過する光ケーブルとドロップ光ケーブルとを離して配線処理でき、作業性を良好にすることができる。
また、このケーブル留め具において、前記ケーブル支持プレート1が、下端縁に折り曲げ片からなるガイドレール1を備え、該ガイドレール1ケーブルに沿って長手方向に長溝を形成すると共に、外れ阻止用のストッパ片14を両サイドに突設して、前記電柱固定アーム12の左右位置の取り替えや長さ方向の調整取扱いを簡便化して作業性の向上を図ることができ、余長ケーブルの固定化が容易で安全性確保が容易にできる。 なお、前記ケーブル支持プレート1に取り付けられる前記取付片5としては、前例と同様に湾曲部の両端に折り曲げ支片を備え、一方の支片を前記ケーブル支持プレート1に形成した挿入孔に嵌入保持され或いは開閉自在に連結させて脱落防止構造にして、他方の支片をケーブル支持プレート1に固定子16によって取り外し自在に固着し、該固定子16によって前記弾性把持部材4を挟圧するのが、取付け部品が弾性把持部材を除いて脱落しないで取り扱われ、それらの作業での安全性を高められる。
本発明の第1実施例を示すケーブル留め具を示し、(a)はその正面図、(b)はその側面図である。 図1の例の使用状態の正面図である。 図1の例で用いられるケーブル留め具の梱包状態を示し、(a)はその正面図、(b)はその側面図である。 図1の例で用いられるケーブル留め具の施工状態を示す正面図である。 本発明の第2実施例を示すケーブル留め具の使用状態を示す斜面図である。 図4の例で用いられるケーブル留め具の正面図である。 図4の例の一部の拡大正面図である。 図7の例の一部の側面図である。 本発明の第3実施例を示すケーブル留め具の使用状態を示す斜面図である。 図9の例で用いられるケーブル留め具を示し、(a)はその正面図、(b)はその側面図である。 図9の例の一部の拡大斜面図である。 図9の例で用いられるケーブル留め具の一施工使用状態を示す斜面図である。 図9の例で用いられるケーブル留め具の梱包状態を示し、(a)はその正面図、(b)はその側面図である。 従来の工法のの説明正面図である。
符号の説明
A 支持線
B スパイラルハンガー
C 光ケーブル
巻き付け光ケーブル
D 電柱
E しばり紐
F しばり紐
G L型金具
H 自在バンド
1 ケーブル支持プレート
ガイドレール
2 ハンガー
抱持片
締め付けネジ
3 ケーブル把持具
4 弾性把持部材
挿通孔
切れ目
5 取付片
固定子
,5 支片
挿入孔
6 ケーブル支持アーム
7 ストッパ
8 ケーブル挿入通路
9 フック片
10 ブラケット
11 挿入溝
12 電柱固定アーム
12折曲片
13 固定ネジ
14 ストッパ片
15 取付けネジ
16 固定子
17 係支リング

Claims (12)

  1. 架空での光ケーブル配線に用いられるものであって、光ケーブルCに沿ったケーブル支持プレート1に、ケーブル支持用の支持線に固定するハンガー2と光ケーブルCの二点を把持し、当該二点の間に光ケーブル余長部が存在するようにしたケーブル把持部3,3とを設け、この両ケーブル把持部3,3それぞれに、前記光ケーブルCに圧接するように把持力60〜90kgを持つ合成ゴムからなる弾性把持部材4を設けることにより、光ケーブルCの引っ張りが上記把持力を超えた際に滑って光ケーブル余長部から繰り出すように弾性把持部材4を取付片5によって挟圧配備したことを特徴とするケーブル留め具。
  2. 請求項1記載のケーブル留め具において、前記ケーブル支持プレート1に、接続余長の巻き取りが最小曲率半径300mm以上で、所定の光ケーブル外径を確保するケーブル支持アーム6を回動自在に設けたことを特徴とするケーブル留め具。
  3. 請求項1または請求項2記載のケーブル留め具おいて、前記ケーブル支持アーム6が、先端にスパイラル状または引っ掛け鉤状の把手部6を備え、前記ケーブル支持プレート1に形成した位置決めストッパ7に保持されて、巻き付けた光ケーブルCの円周の一点を支持することを特徴とするケーブル留め具。
  4. 請求項1、請求項2または請求項3記載のケーブル留め具において、前記ケーブル把持部3が、円筒形の弾性把持部材4を圧接する取付片5を前記ケーブル支持プレートに備え、該取付片5を介して固定子5によって弾性把持部材4を圧接固着したことを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3記載のケーブル留め具。
  5. 請求項2、請求項3または請求項4記載のケーブル留め具において、前記弾性把持部材4が、前記光ケーブルCの外周面に接触する挿通孔4を有する円筒形合成ゴムからなり、光ケーブルCを挿入する切れ目4を挿通孔4に連通して設け、前記ケーブル把持部3に着脱自在に嵌挿したことを特徴とするケーブル留め具。
  6. 請求項4または請求項5記載のケーブル留め具において、前記取付片が、湾曲部両端に折り曲げ支片5,5を備え、一方の支片5を前記ケーブル支持プレート1に形成した挿入孔5に嵌入支持され、他方の支片5をケーブル支持プレート1に固定子 によって取り外し自在に固着したことを特徴とする請求項4または請求項5記載のケーブル留め具。
  7. 請求項4、請求項5または請求項6記載のケーブル留め具において、前記ハンガー2が、先端部に支持線Aを受ける抱持片2と締め付けネジ2とからなる固着部を備え、前記支持線Aに係脱自在に吊下げ保持されることを特徴とするケーブル留め具。
  8. 請求項5、請求項6、または請求項7記載のケーブル留め具において、前記ケーブル支持プレート1の中央部にブラケット10を間隔をあけて一対設け、各ブラケット10にフック片9を回動自在にそれぞれ備えて、該フック片9に巻き丸めた光ケーブル を抱持し、ケーブル巻きの円周を整理して止める構成としたことを特徴とするケーブル留め具。
  9. 請求項5、請求項6または請求項7記載のケーブル留め具において、前記ケーブル支持プレート1が、ガイド溝のあるガイドレール1、断面略U字形のアームからなる電柱固定アーム12とを備え、該電柱固定アーム12がその一端に折曲片12を有し、他端に締付固定ネジ13を備えたものであって、該締付固定ネジ13がケーブル支持プレート1に形成されたガイドレール1 にあるガイド溝に嵌挿されるとともに、締付固定ネジ13を緩めて電柱固定アーム12を前記ガイドレール1をスライドさせることにより、電柱固定アーム12をガイドレール1 対して摺動自在とすると共に、該電柱固定アーム12にある締付固定ネジ13を緩めてアーム一端を持ち上げ、締付固定ネジ13を中心に回転することにより、電柱固定アーム12をガイドレールに対して回転自在にできるように構成したことを特徴とするケーブル留め具。
  10. 請求項9のケーブル留め具において、前記ケーブル把持部3に備えた前記取付片5が、湾曲部の両端に折り曲げ支片5,5を備え、一方の支片5を前記ケーブル支持プレート1に形成した挿入孔5に嵌入保持され或いは開閉自在に連結され、他方の支片5をケーブル支持プレート1に固定子16によって取り外し自在に固着したことを特徴とするケーブル留め具。
  11. 請求項9または請求項10記載のケーブル留め具において、前記ケーブル支持プレート1が、配線ケーブル支持用の支持線Aに固定するハンガー2を取付けネジ15によって着脱自在に備えられたことを特徴とするケーブル留め具。
  12. 請求項9、請求項10または請求項11記載のケーブル留め具において、前記ケーブル支持プレート1が、下端縁に折り曲げ片からなるガイドレール1を備え、該ガイドレール1ケーブル配線に沿って長手方向に長溝を形成すると共に、外れ阻止用のストッパ片14を両サイドに突設したことを特徴とするケーブル留め具。
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