JP4145076B2 - 改ざん防止機能付注出口 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、牛乳、ジュース、酒などを収容するための紙容器(以下カートンという)に取り付ける注出口に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図7に示すように、注出口1を取り付けたカートン5が広く使用されている。この注出口1は、図8に示すように、注出口本体2とキャップ3とからなる。注出口本体2は、カートン5の裏面に貼り付けるためのフランジ部2aと、カートン5に形成している注出口取付穴6を貫通してカートン外に突出する筒状のノズル部2bと、ノズル部2bを閉じる遮蔽部2cと、遮蔽部2cの一部を容易に開封しうるように設けられた開封用溝2dと、その開封用溝2dで囲まれた領域に支柱部2eを介して連結されたプルリング2f等を備えている。また、ノズル部2bには、カートン5の注出口取付穴6に嵌合する嵌合部2baと、周方向に一定間隔で配置されたカートン止め2bbと、キャップ3をねじ嵌合させるためのねじ山2bc等が形成されている。キャップ3は天板部3aと筒状部3bを有し、その内面にねじ溝3bcが形成されている。そして、この注出口1をカートン2に取り付けるには、カートン5の注出口取付穴6に、注出口1のキャップ3及びノズル部2bを内側から挿入し、フランジ部2aをカートン5の裏面に押し当て、そのフランジ部2aとカートンとを超音波シール或いは熱板によるヒートシールなどにより接合する方法が採られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この種の注出口では、キャップ3を一旦外し、注出口本体2を開封しても、キャップ3を元のように注出口本体2のノズル部2bに締め込んでおくと、外観はキャップ開栓前となんら変わらない。このため、例えば、店頭にあるカートンの注出口に対して、誰かがいたずらでキャップを外し、開封等の改ざんを行っても、キャップを元通りにしておけば見分けがつかず、改ざんの有無を認識できないといった問題があった。そこで、いたずらによる開封を防止するため、一部のカートンでは、注出口を含むカートン全体をシュリンク包装することが行われているが、シュリンク包装はコストアップをもたらすのみならず、工程でトラブルを生じやすいといった問題があった。
【0004】
シュリンク包装を用いないで注出口の開封防止を図る方法として、ボトル容器のキャップに多く用いられている開封防止構造を用いることが考えられる。すなわち、キャップの下端領域(なお、本明細書においてキャップの上、下は、注出口1を図8に示すように置いた状態について述べるものとする)を注出口本体に回転しないように噛み合わせる係止用リング部とし、そのリング部とキャップの本体部分とを細いブリッジで連結しておき、キャップの開封時にはブリッジを破断する構造とすることが考えられる。この開封防止構造では、キャップ開封によりブリッジが破断されるため、開封の有無を容易に見分けることができる。しかしながら、注出口のキャップはその全高寸法をあまり高くできないため(高くするとカートンからはみ出るため)、キャップの一部領域を係止用リング部とすると、残りのキャップの本体部分(有効部分)の高さが低くなって持ち手が短くなり、キャップが掴み難くなるとか、ねじ嵌合部が少なくなるためオーバーラントルクが低下してしまうとか、開栓トルクの安定性が低下するとか、輸送時におけるキャップのゆるみが生じる恐れがあるといった問題が生じる。
【0005】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、キャップの有効部分を短くすることなく、キャップ開栓の有無を容易に見分けることが可能な改ざん防止機能付注出口を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、キャップ開栓の有無を容易に識別可能とするため、注出口本体にねじ嵌合して取り付けるキャップの下端領域に、その注出口をカートンへ取り付けた際にはカートンによって隠れる位置となるが、キャップを外した時にはキャップによってカートンの外に引き出されるフラップを設けるという構成としたものである。この構成により、キャップを開栓すると、隠れていたフラップが外に引き出され、その後、そのキャップを元のように注出口本体に取り付けても、フラップはカートンの外側の見える位置に残り、このフラップを見ることにより、開栓の有無を容易に見分けることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明は上記したようにキャップの下端領域にフラップを設けることを特徴とする。本発明の実施に当たって、キャップやフラップは種々な形態とすることができる。前記フラップは、単に1個設けるのみでもよいが、キャップの周方向に等間隔に複数個設けておくと、開栓した後に再度閉栓し、フラップがカートン外側に出ていた場合にそれを見落とすことが少なくなり好ましい。なお、フラップの個数は多いほど見落としの恐れは少なくなるが、あまり多くすると、キャップ開封時にフラップを引き出すための力が大きくなり、開封が困難になり、このためフラップを周方向に等間隔に3個又は4個設けるのが更に好ましい。
【0008】
本発明に用いるキャップは、注出口をカートンに取り付けた状態においてキャップ下端が前記カートンに形成している注出口取付穴内に挿入されている形態のものである
【0009】
キャップとして、注出口をカートンに取り付けた状態においてキャップ下端が前記カートンの注出口取付穴内に挿入されている形態のものを用いる場合、フラップを前記キャップの、注出口取付穴内に挿入されている領域のほぼ中央に連結しておくことが好ましい。この構成とすると、注出口をカートンの注出口取付穴に挿入して取り付ける際、フラップは注出口取付穴の長さ(カートンの厚さ)のほぼ半分に入るのみであるので、注出口を注出口取付穴へ挿入する際の、フラップによる抵抗があまり大きくならず、注出口挿入を容易に実施できる。また、注出口をカートンに取り付けた状態ではフラップの一部が注出口取付穴内に位置するので、その分フラップを長くすることができ、キャップ開栓後にカートン外に位置するフラップを見やすくできる。
【0010】
また、キャップとして、注出口をカートンに取り付けた状態においてキャップ下端が前記カートンの注出口取付穴内に挿入されている形態のものを用いる場合、フラップを前記キャップの、注出口取付穴内に挿入されている領域から斜め上方に延びるように設けることも好ましい。この構成とすると、キャップを外してフラップをカートンから引き出した後、そのフラップはキャップから斜め上方に延びる形態に戻り、このためキャップを注出口本体のノズル部に再度取り付けた際、フラップが確実にカートンの外側に位置することとなり、開栓されたことを確実に知らせることができる。
【0011】
【実施例】
以下、図面に示す参考例及び本発明の好適な実施例を説明する。図1は本発明を説明するための参考例である注出口を示すもので、(a)はその注出口を(b)の矢印A−A方向に見た概略断面図、(b)はその注出口の概略平面図、図2(a)はその注出口をカートンに取り付けた状態で示す概略断面図、(b)はその概略平面図、図3(a)はカートンに取り付けた注出口からキャップを外した状態を示す概略断面図、図3(b)、(c)はそのキャップを再度取り付けた状態を示す概略断面図及び概略平面図である。全体を参照符号1Aで示す注出口は、注出口本体2とキャップ3Aとで構成されている。この注出口1Aは、カートン5に取り付けた状態ではキャップ3Aの全体がカートンの外側に出ている形態のものである。注出口本体2は図8に示す従来の注出口本体2と同様な構造である。一方、キャップ3Aは、図8に示す従来のキャップ3と同様に、天板部3aと、内面にねじ溝3bcを備えた筒状部3bを有するものであるが、従来とは異なり、キャップ下端外周に等間隔で4個のフラップ3cを横方向に延びるように設けている。
【0012】
ここで、キャップ3Aに形成するフラップ3cの長さは、図2(a)に示すように、フラップ3cをカートン5の裏側に隠れるように配置した際に、そのフラップ3cがカートン5とフランジ部2aとのシール領域7には届かないように設定されている。これにより、フラップ3cの先端がカートン5とフランジ部2aの間にはさみ込まれたとしても、単に挟まれるのみでシールされることはなく、引き出すことが可能である。フラップ3cの厚さは、注出口1Aをカートン5に取り付けた際、図2(a)で示すようにフラップ3cがカートン5で隠れる位置に容易に変形することができ、且つキャップ3Aを注出口本体2から外した時には、容易にカートン5とフランジ部2aとの間から引き抜くことができるように定めるものであり、具体的には、0.05mm〜0.5mm程度に選定することが好ましく、更には、0.05mm〜0.2mm程度に選定することが一層好ましい。なお、フラップ3cの厚さは、全体を一定としてもよいが、フラップ3cの根本を、容易に変形するよう若干薄くすることが好ましい。フラップ3cのキャップ周方向の位置は、図1(b)に示すように、キャップ3Aを注出口本体2のノズル部2bにねじ込んで閉栓した時に、フラップ3cが注出口本体2に設けている4個のカートン止め2bbの中間位置となるように定めている。フラップ3cはキャップ成形時に一体に成形される。
【0013】
上記構造の注出口1Aも従来と同様にカートン5に取り付けて使用される。すなわち、注出口本体2のノズル部2bにキャップ3Aを取り付けた状態で、カートン5の内側から注出口取付穴6に、キャップ3Aを保持したノズル部2bを差し込み、フランジ部2aをカートン5の裏面に押し付け、超音波シール或いは熱板によるヒートシール等によって固定する。この際、キャップ3Aに設けているフラップ3cは、カートン5によって押さえられ、図2(a)に示すように、注出口取付穴6を通ってカートン5の裏面側に回り込んだ状態となる。かくして、図2(b)に示すように、フラップ3cはカートン5で隠された状態となる。これが正常な状態である。そして、図3(a)に示すように、キャップ3Aを外してゆくと、フラップ3cはカートン5から引き出される。その後、キャップ3Aを再度注出口本体2のノズル部2bにねじ込んで閉栓すると、図3(b)、(c)に示すように、フラップ3cはカートン5の外側に位置することとなり、容易に見ることができる。すなわち、図2(b)に示すようにフラップ3cが見えない時は未開栓の状態であり、図3(c)に示すようにフラップ3cが見える時は開栓した後の状態である。かくして、フラップ3cを見ることで開栓の有無を容易に見分けることができ、例えば、店頭で販売しているカートンをだれかがいたずらで開栓し、再度キャップ3Aを取り付けておいたとしても、容易に開栓したことを見分けることができる。
【0014】
上記したように、この参考例の注出口は、キャップ3Aに単にフラップ3cを設けておくのみで、注出口のカートンに対する取り付けは従来と同様に実施でき、従って、従来の装置をそのまま用いて注出口取り付けを行うことができる。また、キャップ3Aの高さは従来のものと同じであるので、キャップが掴み難くなるとか、ねじ嵌合部が少なくなるためオーバーラントルクが低下してしまうとか、開栓トルクの安定性が低下するとか、輸送時におけるキャップのゆるみが生じる恐れがあるといった問題は全く生じない。
【0015】
図4は、本発明の一実施例に係る注出口1Bを示すものである。この注出口1Bも注出口本体2Bとキャップ3Bを備えたものであるが、ここで用いているキャップ3Bは、その下端をカートン5の注出口取付穴6内に挿入させておく形態のものであり、キャップ下端が注出口本体2Bのフランジ部2aに近接する位置まで延びており、且つ下端からカートン5の厚み分にほぼ等しい距離だけ離れた位置に、周方向に等間隔に4個のカートン止め3dが形成されている。このキャップ3Bの下端近傍の外周には、4個のフラップ3eが、周方向に等間隔に且つカートン止め3d、3dの中間に位置するように形成されている。注出口本体2Bは、ノズル部2bの根本部分までキャップ3Bをかぶせることができるよう細くなっている。その他の構成は図1に示す注出口1Aと同様である。
【0016】
ここで、キャップ3Bに形成するフラップ3eの筒状部3bに対する連結位置は、キャップ3Bの下端領域であればどこでもよいが(例えば、キャップ3Bの下端でも、注出口をカートンに取り付けた状態でカートン5より上となる位置でもよいが)、本実施例では、図5に示すように、キャップ3Bの、注出口取付穴6内に挿入される領域のほぼ中央に連結されるようにフラップ3eを設けている。更に、フラップ3eはキャップ3Bの筒状部3bから斜め上方に延びるように設けている。フラップ3eの長さは、図5(b)に示すように、フラップ3eをカートン5の裏側に隠れるように配置した際に、そのフラップ3eがカートン5とフランジ部2aとのシール領域7には届かないように設定されている。これにより、フラップ3eの先端がカートン5とフランジ部2aの間にはさみ込まれたとしても、単に挟まれるのみでシールされることはない。フラップ3eの厚みも、前記した実施例と同様に、0.05mm〜0.5mm程度に選定することが好ましく、更には、0.05mm〜0.2mm程度に選定することが一層好ましく、且つフラップ3eの根本部分は若干薄くすることが好ましい。
【0017】
図4に示す注出口1Bも、図1に示す注出口1Aと同様に使用される。すなわち、注出口本体2Bのノズル部2bにキャップ3Bを取り付けた状態で、カートン5の内側から注出口取付穴6に、キャップ3Bを保持したノズル部2bを差し込み、フランジ部2aをカートン5の裏面に押し付け、超音波シール或いは熱板によるヒートシール等によって固定する。この際、キャップ3Bに設けているフラップ3eは、カートン5によって押さえられ、図5(b)に示すように、カートン5の裏面側に回り込んだ状態となる。かくして、フラップ3eはカートン5で隠された状態となる。これが正常な状態である。そして、図6(a)に示すように、キャップ3Bを外してゆくと、フラップ3eはカートン5から引き出され、元の斜め上方に延びる形状に戻る。その後、キャップ3Bを再度注出口本体2Bのノズル部2bにねじ込んで閉栓すると、図6(b)に示すように、フラップ3cはカートン5の外側に位置することとなり、容易に見ることができる。かくして、フラップ3eを見ることで開栓の有無を容易に見分けることができ、例えば、店頭で販売しているカートンをだれかがいたずらで開栓し、再度キャップ3Bを元通りに戻しておいたとしても、容易に開栓したことを見分けることができる。
【0018】
ここで、フラップ3eを、キャップ3Bの下端の、カートン5の注出口取付穴6内に挿入される領域のほぼ中央に連結したことにより、次の利点が得られる。すなわち、注出口1Bをカートン5の注出口取付穴6に挿入して取り付ける際、フラップ3eは注出口取付穴6の長さ(カートン5の厚さ)のほぼ半分に入るのみであるので、注出口1Bを注出口取付穴6へ挿入する際の、フラップ3eによる抵抗があまり大きくならず、注出口挿入を容易に実施できる。また、注出口1Bをカートンに取り付けた状態ではフラップ3eの一部が注出口取付穴6内に位置するので、その分フラップ3eを長くすることができ(その分フラップ3eを長くしても、フラップ3eの先端がシール部7に届くことはない)、キャップ再閉栓時にカートン5の外に位置するフラップ3eを見やすくできる。また、フラップ3eを斜め上方に延びるように設けたことにより、次の利点が得られる。すなわち、キャップ3Bを外してフラップ3eをカートン5から引き出した後、そのフラップ3eは斜め上方に延びる形態に戻り、このためキャップ3Bを注出口本体2Bのノズル部2bに再度ねじ込んでゆく際、フラップ3eの先端が、注出口取付穴6内に入ってしまうということがなく、このためフラップ3eが確実にカートン5の外側に位置することとなり、開栓の有無を確実に知らせることができる。
【0019】
【発明の効果】
以上のように、本発明の注出口は、キャップの下端領域に、その注出口をカートンへ取り付けた際にはカートンによって隠れる位置となるが、キャップを外した時にはキャップによってカートンの外に引き出されるフラップを形成するという構成としたものであるので、キャップを開封すると、隠れていたフラップが外に引き出され、そのキャップを再度注出口本体に取り付けても、フラップはカートンの外側の見える位置に残り、このため開栓の有無を容易に見分けることができる。しかも、この注出口は、キャップに単にフラップを形成しただけのものであるので、カートンに対する取り付けは従来と同様に実施でき、従って、従来の装置をそのまま用いて注出口取り付けを行うことができ、あまりコストアップをもたらすことなく、注出口の改ざん防止を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明の参考例の注出口を示すもので、注出口を(b)の矢印A−A方向に見た概略断面図
(b)はその注出口の概略平面図
【図2】 (a)は図1に示す注出口をカートンに取り付けた状態で、且つ(b)の矢印B−B方向に見た概略断面図
(b)はカートンに取り付けた注出口の概略平面図
【図3】 (a)はカートンに取り付けた注出口からキャップを外した状態を示す概略断面図
(b)はそのキャップを再度取り付けた状態を示す概略断面図
(c)はその概略平面図
【図4】 (a)は本発明の一実施例の注出口を示すもので、注出口を(b)の矢印C−C方向に見た概略断面図
(b)はその注出口の概略平面図
【図5】 (a)は図4の注出口のフラップを設けた領域を拡大して示す概略断面図
(b)は(a)に示す領域を、注出口をカートンに取り付けた状態で示す概略断面図
【図6】 (a)は図5(b)に示す領域を、キャップを取り外す途中の状態で示す概略断面図
(b)は(a)に示す領域を、キャップを再閉栓した状態で示す概略断面図
【図7】 注出口を取り付けたカートンの概略斜視図
【図8】 カートンに取り付けた従来の注出口の概略断面図
【符号の説明】
1、1A、1B 注出口
2、2B 注出口本体
3、3A、3B キャップ
3c、3e フラップ
5 カートン
6 注出口取付穴
7 シール部

Claims (3)

  1. カートンの裏面に貼り付けるためのフランジ部とカートンに形成している注出口取付穴を貫通してカートン外に突出する筒状のノズル部を備えた注出口本体と、前記注出口本体のノズル部にねじ嵌合して設けられるキャップとを備えた注出口において、前記キャップの下端領域に、その注出口をカートンへ取り付けた際にはカートンによって隠れる位置となるが、キャップを外した時にはキャップによってカートンの外に引き出されるフラップを設けた構成を備え、更に、前記キャップが、注出口をカートンに取り付けた状態においてキャップ下端が前記カートンの注出口取付穴内に挿入されている形態のものであり、前記フラップが前記キャップの、前記注出口取付穴内に挿入されている領域のほぼ中央に連結されていることを特徴とする改ざん防止機能付注出口。
  2. カートンの裏面に貼り付けるためのフランジ部とカートンに形成している注出口取付穴を貫通してカートン外に突出する筒状のノズル部を備えた注出口本体と、前記注出口本体のノズル部にねじ嵌合して設けられるキャップとを備えた注出口において、前記キャップの下端領域に、その注出口をカートンへ取り付けた際にはカートンによって隠れる位置となるが、キャップを外した時にはキャップによってカートンの外に引き出されるフラップを設けた構成を備え、更に、前記キャップが、注出口をカートンに取り付けた状態においてキャップ下端が前記カートンの注出口取付穴内に挿入されている形態のものであり、前記フラップが前記キャップの、前記注出口取付穴内に挿入されている領域から斜め上方に延びるように設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の改ざん防止機能付注出口。
  3. 前記フラップを、周方向に等間隔に複数個設けていることを特徴とする請求項1又は2記載の改ざん防止機能付注出口。
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