JP2006069557A - Te機能付の液体紙容器用口栓 - Google Patents

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剛史 齋藤
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Abstract

【課題】通常の上面が平坦な又は切妻屋根形の液体紙容器50の上部開口51に装着して、この上部開口51の周辺と口栓本体30の融着リングdとを強固に熱融着して密封する、初回の明確な開栓感がある上に、元通りに閉栓した時に外観形状が異なるために、悪戯や不正などで購入以前に開栓 ,開封される恐れがないTE機能付の液体紙容器用口栓を提供する。
【解決手段】本発明は、天板の内面に液止めリングaを設けたネジ式のキャップ20と、内面にプルリングc付の開封部31と下部に融着リングdとを設けたネジ式の口栓本体30と、から成る液体紙容器用の口栓において、ネジ式の口栓本体30の融着リングdの( 上面側の嵌合部32の )上面に、ネジ式のキャップ20の外側面の大部分を接近して覆った薄肉円筒状のTE機能カバー33を、多数の易切断ブリッジk ,k ,k ,…を介して連設したTE機能付の液体紙容器用口栓である。
【選択図】図1

Description

本発明は、乳飲料やジュースや日本酒などを収容する、通常の上面が平坦な又は切妻屋根形の、各種バリアー性が優れた紙積層材料製などの液体紙容器50の上部開口51に装着して、この上部開口51の周辺と口栓本体30の融着リングdとを強固に熱融着して密封する、また上部開口51の周辺の内面側に破断可能なフィルム60を強固に熱融着して密封する、悪戯や不正などで購入以前に開栓 ,開封される恐れがないTE( Tamper-Evident;不正開栓防止、以下同じ )機能付の液体紙容器用口栓に関する。
従来から、天板の内面に液止めリングaを設けた外側全面に微細なローレットbを有するネジ式のキャップ20と、内面にプルリングc付の開封部31と下部に融着リングdとを設けて、この融着リングdの上面側の下部外面に、複数の繋止突起e ,e ,e ,…を有する嵌合部32を設けたネジ式の口栓本体30と、から成る、図2Aに示す液体紙容器用の口栓であって、
乳飲料やジュースや日本酒などを収容する、図3A ,Bに示す通常の上面が平坦な又は切妻屋根形の、各種バリアー性が優れた紙積層材料製などの液体紙容器50の上部開口51に、図2Aに示すように、ネジ式の口栓本体30の融着リングdの上面側の複数の繋止突起e ,e ,e ,…を有する嵌合部32に、上部開口51の周辺を嵌合させて装着して、この上部開口51の周辺の内面側と口栓本体30の融着リングdの上面側とを、強固に熱融着して密封した後に、ネジ式のキャップ20を左回転して開栓して、プルリングcを引張るだけで、簡単に口栓本体30の開封部31を除去して開封することができる、密封性などが優れた液体紙容器用の口栓が、一般に広く用いられている。
また従来から、外面側に相対する傾斜凸状カムf ,fを設けた押下げ円筒体21を、天板の内面に連設した外側全面に微細なローレットbを有するネジ式のキャップ20と、内面側に相対する傾斜凸状カムg ,gと下端に多数の鋸刃h ,h ,h ,…とを設けた、口栓本体30の内面側に嵌合して下降する降下円筒体40と、下部に融着リングdを設けたネジ式の口栓本体30と、から成る、図2Bに示す液体紙容器用の口栓であって、
同様に乳飲料やジュースや日本酒などを収容する、図3A ,Bに示す通常の上面が平坦な又は切妻屋根形の、各種バリアー性が優れた紙積層材料製などの液体紙容器50の上部開口51に、図2Bに示すように、ネジ式の口栓本体30の融着リングdの内面側に、上部開口51の周辺の上面側を、熱融着性が優れた融着ドーナツ板61を介して熱融着して装着して、同時に上部開口51の周辺( と融着ドーナツ板61の端部と )の内面側に、各種バリアー性が優れたアルミ箔積層材料製などの破断可能なフィルム60を、強固に熱融着して密封した後に、ネジ式のキャップ20を左回転して開栓するだけで、押下げ円筒体21の傾斜凸状カムf ,fと降下円筒体40の傾斜凸状カムg ,gとがスライドすることによって、同時に口栓本体30の内面側に嵌合した降下円筒体40が下降して、下端の鋸刃h ,h ,h ,…で破断可能なフィルム60を破断して開封することができる、保香性 ,密封性などが優れた液体紙容器用の口栓が、一般に広く用いられている。
さらに従来から、前述した図2Aに示す密封性などが優れた液体紙容器用の口栓において、また前述した図2Bに示す保香性 ,密封性などが優れた液体紙容器用の口栓において、ネジ式のキャップ20の下端に、環状2つ折りのTE機能バンド22を多数の易切断ブリッジm ,m ,m ,…を介して連設して、ネジ式の口栓本体30の中央下部の外面に、この環状2つ折りのTE機能バンド22が開いて嵌合する環状突起nを設けた、図2Cに示すTE機能付の液体紙容器用口栓であって、
ネジ式のキャップ20を左回転して易切断ブリッジm ,m ,m ,…を切断して、ネジ式
の口栓本体30の環状突起nに嵌合したTE機能バンド22を残留させて開栓して、プルリングcを引張るだけで、簡単に口栓本体30の開封部31を除去して開封することができる、またネジ式のキャップ20を左回転して易切断ブリッジm ,m ,m ,…を切断して、同様にネジ式の口栓本体30の環状突起nに嵌合したTE機能バンド22を残留させて開栓するだけで、同時に口栓本体30の内面側に嵌合した図2Bに示す降下円筒体40が下降して、下端の鋸刃h ,h ,h ,…で図2Bに示す破断可能なフィルム60を破断して開封することができる、それぞれ初回の明確な開栓感を付与したTE機能付の液体紙容器用口栓が、一般に広く用いられている。
特許文献は、以下のとおりである。
実開平3−90833号公報 実公平6−42983号公報 特開2004−67101号公報
ところが従来の、図2Aに示す密封性などが優れた液体紙容器用の口栓については、顧客が液体紙容器50に収容した乳飲料やジュースや日本酒などを購入して、初めてネジ式のキャップ20を左回転して開栓 ,開封する時に、プルリングcを引張って口栓本体30の開封部31を除去して開封する、明確な開封感はあるものの、初回の明確な開栓感がないことが問題であって、顧客が初めて開栓 ,開封する前に、内面のプルリングc付の開封部31が除去されていても気付かないことがあるために、購入した乳飲料やジュースや日本酒などを収容した液体紙容器50が、悪戯や不正などで購入以前に開栓 ,開封される恐れがあった。
また従来の、図2Bに示す保香性 ,密封性などが優れた液体紙容器用の口栓については、同様に顧客が液体紙容器50に収容した乳飲料やジュースや日本酒などを購入して、初めてネジ式のキャップ20を左回転して開栓 ,開封する時に、下降した降下円筒体40の鋸刃h ,h ,h ,…で破断可能なフィルム60を破断して開封する、僅かな抵抗( 開封感
)はあるものの、初回の明確な開栓感がないことが問題であって、顧客が初めて開栓 ,開封する前に、熱融着して密封した破断可能なフィルム60が破断されていても気付かないことがあるために、同様に購入した乳飲料やジュースや日本酒などを収容した液体紙容器50が、悪戯や不正などで購入以前に開栓 ,開封される恐れがあった。
この問題を解決しようとした従来の、図2Cに示す初回の明確な開栓感を付与したTE機能付の液体紙容器用口栓については、それぞれネジ式のキャップ20を左回転して易切断ブリッジm ,m ,m ,…を切断して開栓する、初回の明確な開栓感はあるものの、口栓本体30にTE機能バンド22を残留させていることが問題であって、悪戯や不正などで購入以前に開栓 ,開封して、ネジ式のキャップ20を右回転して元通りに閉栓した時に、多数の易切断ブリッジm ,m ,m ,…は切断しているものの、外観形状が酷似しているために、購入した顧客が元通りに閉栓したことに気付かない恐れがあった。
しかも、この従来の図2Cに示すTE機能付の液体紙容器用口栓については、ネジ式のキャップ20を、やゝ強く摘んで左回転して易切断ブリッジm ,m ,m ,…を切断して開栓するために、キャップ20の外側全面に滑り止め用の微細なローレットbを設ける必要があるものの、ネジ式のキャップ20の下端に、環状2つ折りのTE機能バンド22を連設しているために、滑り止め用の微細なローレットbを設けるキャップ20の、外側全面の上下寸法に制約( 面積が狭くなる )があって、ネジ式のキャップ20をやゝ強く摘んで左回転しても、指が滑って易切断ブリッジm ,m ,m ,…を切断し難いことがあった。
そこで、本発明の目的は、乳飲料やジュースや日本酒などを収容する、通常の上面が平坦な又は切妻屋根形の、各種バリアー性が優れた紙積層材料製などの液体紙容器50の上部開口51に装着して、この上部開口51の周辺と口栓本体30の融着リングdとを強固に熱融着して密封する、また上部開口51の周辺の内面側に破断可能なフィルム60を強固に熱融着して密封する、初回の明確な開栓感がある上に、元通りに閉栓した時に外観形状が異なるために、悪戯や不正などで購入以前に開栓 ,開封される恐れがないTE機能付の液体紙容器用口栓を提供することにある。
本発明の請求項1に記載のTE機能付の液体紙容器用口栓は、
例えば、天板の内面に液止めリングaを設けた外側全面に微細なローレットbを有するネジ式のキャップ20と、内面にプルリングc付の開封部31と下部に融着リングdとを設けて、この融着リングdの上面側の下部外面に、複数の繋止突起e ,e ,e ,…を有する嵌合部32を設けたネジ式の口栓本体30と、から成る、図2Aに示す液体紙容器用の口栓において、
また例えば、外面側に相対する傾斜凸状カムf ,fを設けた押下げ円筒体21を、天板の内面に連設した外側全面に微細なローレットbを有するネジ式のキャップ20と、内面側に相対する傾斜凸状カムg ,gと下端に多数の鋸刃h ,h ,h ,…とを設けた、口栓本体30の内面側に嵌合して下降する降下円筒体40と、下部に融着リングdを設けたネジ式の口栓本体30と、から成る、図2Bに示す液体紙容器用の口栓において、
図1に示すように、ネジ式の口栓本体30の融着リングdの( 図1では上面側の嵌合部32の )上面に、ネジ式の口栓本体30に螺着するネジ式のキャップ20の、外側面の大部分を接近して覆った薄肉円筒状のTE機能カバー33を、多数の易切断ブリッジk ,k
,k ,…を介して連設したことを特徴とするTE機能付の液体紙容器用口栓である。
本発明のTE機能付の液体紙容器用口栓においては、前述した従来の、図2Aに示す密封性などが優れた液体紙容器用の口栓において、図1に示すように、ネジ式の口栓本体30の融着リングdの( 上面側の嵌合部32の )上面に、ネジ式の口栓本体30に螺着するネジ式のキャップ20の、外側面の大部分を接近して覆った薄肉円筒状のTE機能カバー33を、多数の易切断ブリッジk ,k ,k ,…を介して連設したことによって、
乳飲料やジュースや日本酒などを収容する、図3A ,Bに示す通常の上面が平坦な又は切妻屋根形の、各種バリアー性が優れた紙積層材料製などの液体紙容器50の上部開口51に、図1A ,図2Aに示すように、ネジ式の口栓本体30の融着リングdの上面側の複数の繋止突起e ,e ,e ,…を有する嵌合部32に、上部開口51の周辺を嵌合させて装着して、この上部開口51の周辺の内面側と口栓本体30の融着リングdの上面側とを、強固に熱融着して密封した後に、
ネジ式のキャップ20とともに、外側面の大部分を接近して覆った薄肉円筒状のTE機能カバー33を、やゝ強く摘んで左回転して易切断ブリッジk ,k ,k ,…を切断して、この薄肉円筒状のTE機能カバー33を除去するとともに、同時にネジ式のキャップ20を開栓して、プルリングcを引張るだけで、簡単に口栓本体30の開封部31を除去して開封することができる、初回の明確な開栓感 ,開封感がある上に、薄肉円筒状のTE機能カバー33を除去することによって、ネジ式のキャップ20を右回転して元通りに閉栓した時に、初回の開栓時とは外観形状が大きく異なるために、悪戯や不正などで購入以前に開栓 ,開封される恐れがないTE機能付の液体紙容器用口栓を得ることができる。
また、本発明のTE機能付の液体紙容器用口栓においては、前述した従来の、図2Bに示す保香性 ,密封性などが優れた液体紙容器用の口栓において、図1に示すように、ネジ式の口栓本体30の融着リングdの上面に、ネジ式の口栓本体30に螺着するネジ式のキャップ20の、外側面の大部分を接近して覆った薄肉円筒状のTE機能カバー33を、多
数の易切断ブリッジk ,k ,k ,…を介して連設したことによって、
同様に乳飲料やジュースや日本酒などを収容する、図3A ,Bに示す通常の上面が平坦な又は切妻屋根形の、各種バリアー性が優れた紙積層材料製などの液体紙容器50の上部開口51に、図2Bに示すように、ネジ式の口栓本体30の融着リングdの内面側に、上部開口51の周辺の上面側を、熱融着性が優れた融着ドーナツ板61を介して熱融着して装着して、同時に上部開口51の周辺の内面側に、各種バリアー性が優れたアルミ箔積層材料製などの破断可能なフィルム60を、強固に熱融着して密封した後に、
ネジ式のキャップ20とともに、外側面の大部分を接近して覆った薄肉円筒状のTE機能カバー33を、やゝ強く摘んで左回転して易切断ブリッジk ,k ,k ,…を切断して、この薄肉円筒状のTE機能カバー33を除去するとともに、同時にネジ式のキャップ20を開栓するだけで、同時に口栓本体30の内面側に嵌合した図2Bに示す降下円筒体40が下降して、下端の鋸刃h ,h ,h ,…で図2Bに示す破断可能なフィルム60を破断して開封することができる、初回の明確な開栓感がある上に、同様に薄肉円筒状のTE機能カバー33を除去することによって、ネジ式のキャップ20を右回転して元通りに閉栓した時に、初回の開栓時とは外観形状が大きく異なるために、悪戯や不正などで購入以前に開栓 ,開封される恐れがないTE機能付の液体紙容器用口栓を得ることができる。
本発明の請求項2に記載のTE機能付の液体紙容器用口栓は、前述した請求項1に記載のTE機能付の液体紙容器用口栓において、図1に示すように、ネジ式の口栓本体30に螺着するネジ式のキャップ20の、外側面の大部分を接近して覆った薄肉円筒状のTE機能カバー33の外側全面に、滑り止め用の微細なローレットjを設けたことを特徴とするTE機能付の液体紙容器用口栓である。
本発明のTE機能付の液体紙容器用口栓においては、ネジ式のキャップ20とともに、外側面の大部分を接近して覆った薄肉円筒状のTE機能カバー33を、やゝ強く摘んで左回転して易切断ブリッジk ,k ,k ,…を切断して開栓する、前述した請求項1に記載のTE機能付の液体紙容器用口栓において、ネジ式の口栓本体30に螺着するネジ式のキャップ20の、外側面の大部分を接近して覆った薄肉円筒状のTE機能カバー33の外側全面に、滑り止め用の微細なローレットjを設けたことによって、
指が滑って易切断ブリッジk ,k ,k ,…が切断し難いなどの問題がないために、この薄肉円筒状のTE機能カバー33を容易に除去するとともに、同時にネジ式のキャップ20を開栓することができる。
本発明の請求項3に記載のTE機能付の液体紙容器用口栓は、前述した請求項1又は請求項2に記載の、図1に示すTE機能付の液体紙容器用口栓において、ネジ式の口栓本体30に螺着するネジ式のキャップ20の、外側面の大部分を接近して覆った薄肉円筒状のTE機能カバー33の内側全面に、滑り止め用の凹凸模様( 図示せず )を設けたことを特徴とするTE機能付の液体紙容器用口栓である。
本発明のTE機能付の液体紙容器用口栓においては、ネジ式のキャップ20とともに、外側面の大部分を接近して覆った薄肉円筒状のTE機能カバー33を、やゝ強く摘んで左回転して易切断ブリッジk ,k ,k ,…を切断して開栓する、前述した請求項1又は請求項2に記載のTE機能付の液体紙容器用口栓において、ネジ式の口栓本体30に螺着するネジ式のキャップ20の、外側面の大部分を接近して覆った薄肉円筒状のTE機能カバー33の内側全面に、図示していない滑り止め用の凹凸模様を設けたことによって、
この薄肉円筒状のTE機能カバー33の内側全面の凹凸模様とネジ式のキャップ20の外側全面の微細なローレットbとが、噛合って滑ることがないために、外側面の大部分を接近して覆った薄肉円筒状のTE機能カバー33を左回転して除去するとともに、同時にネジ式のキャップ20を左回転して開栓することができる。
以上、本発明のTE機能付の液体紙容器用口栓においては、乳飲料やジュースや日本酒などを収容する、通常の上面が平坦な又は切妻屋根形の、各種バリアー性が優れた紙積層材料製などの液体紙容器50の上部開口51に装着して、この上部開口51の周辺と口栓本体30の融着リングdとを強固に熱融着して密封する、また上部開口51の周辺の内面側に破断可能なフィルム60を強固に熱融着して密封する、顧客が液体紙容器50に収容した乳飲料やジュースや日本酒などを購入して、初めてネジ式のキャップ20を左回転して開栓 ,開封する時に、明確な開栓感がある上に、薄肉円筒状のTE機能カバー33を除去することによって、ネジ式のキャップ20を右回転して元通りに閉栓した時に、初回の開栓時とは外観形状が大きく異なるために、悪戯や不正などで購入以前に開栓 ,開封される恐れがないTE機能付の液体紙容器用口栓を提供することができる。
本発明のTE機能付の液体紙容器用口栓における、ネジ式の口栓本体30に螺着するネジ式のキャップ20の、外側面の大部分を接近して覆った薄肉円筒状のTE機能カバー33については、後述する実施例1に示すような、ネジ式のキャップ20の外側面の面積の80〜90%( 実施例1では滑り止め用の微細なローレットbの85%程度 )を、予めネジ式のキャップ20を機械的にネジ込んで閉栓することができる限界( 実施例1では殆ど密着する0.5mmに )まで接近して覆った、やゝ強く摘んで左回転して易切断ブリッジk ,k ,k ,…を切断する時に、湾曲してキャップ20の外側面に密着して、同時にネジ式のキャップ20が左回転して開栓するような、肉厚が0.6mm程度の薄肉円筒状のTE機能カバー33を、ネジ式の口栓本体30の融着リングdの( 上面側の嵌合部32の )上面に、多数の易切断ブリッジk ,k ,k ,…を介して連設することが好ましい。
すなわち、ネジ式のキャップ20の外側面の面積の90%以上を、薄肉円筒状のTE機能カバー33が接近して覆っている場合には、通常の上面が平坦な又は切妻屋根形の液体紙容器50の上部開口51に、予めネジ式のキャップ20を機械的にネジ込んで閉栓して装着する時に、この薄肉円筒状のTE機能カバー33を傷つける恐れがあって、反対にネジ式のキャップ20の外側面の面積の80%以下を、薄肉円筒状のTE機能カバー33が接近して覆っている場合には、悪戯や不正などで購入以前に、この薄肉円筒状のTE機能カバー33を傷つけないように、手でネジ式のキャップ20だけを左回転して開栓される恐れがあった。
図1A ,Bは、本発明の実施例1における、TE機能付の液体紙容器用口栓の断面説明図 ,斜視図であって、図1Cは、TE機能付の液体紙容器用口栓の、口栓本体30の破断上面図である。
すなわち、天板の内面に通常の液止めリングaを設けた、外径24mmで高さ16mmの外側全面に滑り止め用の微細なローレットbを有するネジ式のキャップ20と、内面に通常のプルリングc付の開封部31と下部に外径36mmの融着リングdとを設けて、この融着リングdの上面側の下部外面に、4個の繋止突起e ,e ,e ,eを有する外壁径25mmの嵌合部32を設けた、内径18mmで高さ20mmのネジ式の口栓本体30と、から成る、従来の図2Aに示す液体紙容器用の口栓において、
ネジ式の口栓本体30の融着リングdの上面側の嵌合部32の上面に、ネジ式の口栓本体30に螺着するネジ式のキャップ20の、外側面の滑り止め用の微細なローレットbの85%程度を、殆ど密着する0.5mmにまで接近して覆った、外側全面に滑り止め用の微細なローレットjを設けた内径25mmで高さ12mmの、肉厚が0.6mmの薄肉円筒状のTE機能カバー33を、30本の易切断ブリッジk ,k ,k ,…を介して連設した、図1に示す実施例1のTE機能付の液体紙容器用口栓を、従来と同様のポリエチレン樹
脂を用いた射出成形方法で作製した。
次に、芳醇な香りを有する2000mlの日本酒を収容する、図3Bに示す収容部の縦と横と高さとが85×85×275mmの通常の上面が切妻屋根形の、各種バリアー性が優れた紙積層材料製の液体紙容器50( のブランク )の上部開口51に、図1に示す実施例1のTE機能付の液体紙容器用口栓の、予めネジ式のキャップ20を機械的にネジ込んで閉栓した、ネジ式の口栓本体30の融着リングdの上面側の4個の繋止突起e ,e ,e
,eを有する嵌合部32に、上部開口51の周辺を嵌合させて装着して、この上部開口51の周辺の内面側と口栓本体30の融着リングdの上面側とを、強固に熱融着して密封した後に、上面が切妻屋根形の液体紙容器専用の製箱充填工程で、日本酒を収容しながら製箱したところ、従来と同様にネジ式のキャップ20を左回転して開栓して、プルリングcを引張るだけで、簡単に口栓本体30の開封部31を除去して開封することができる、密封性などが優れたTE機能付の液体紙容器用口栓( 及び液体紙容器50 )を得ることができた。
本実施例1のTE機能付の液体紙容器用口栓においては、前述した従来の、図2Aに示す密封性などが優れた液体紙容器用の口栓において、ネジ式の口栓本体30の融着リングdの上面側の嵌合部32の上面に、ネジ式の口栓本体30に螺着するネジ式のキャップ20の、外側面の大部分( 滑り止め用の微細なローレットbの85%程度 )を、殆ど密着するまで接近して覆った、外側全面に滑り止め用の微細なローレットjを設けた薄肉円筒状のTE機能カバー33を、30本の易切断ブリッジk ,k ,k ,…を介して連設したことによって、
ネジ式のキャップ20とともに、外側面の大部分を、殆ど密着するまで接近して覆った、外側全面に滑り止め用の微細なローレットjを設けた薄肉円筒状のTE機能カバー33を、やゝ強く摘んで左回転して易切断ブリッジk ,k ,k ,…を切断して、この薄肉円筒状のTE機能カバー33を除去するとともに、同時にネジ式のキャップ20を開栓して、プルリングcを引張るだけで、簡単に口栓本体30の開封部31を除去して開封することができる、初回の明確な開栓感 ,開封感がある上に、薄肉円筒状のTE機能カバー33を除去することによって、ネジ式のキャップ20を右回転して元通りに閉栓した時に、初回の開栓時とは外観形状が大きく異なるために、悪戯や不正などで購入以前に開栓 ,開封される恐れがない、しかも指が滑って易切断ブリッジk ,k ,k ,…が切断し難いなどの問題がないTE機能付の液体紙容器用口栓を得ることができた。
特になし。
本発明の実施例1における、図1A ,Bは、TE機能付の液体紙容器用口栓の断面説明図 ,斜視図であって、図1Cは、TE機能付の液体紙容器用口栓の、口栓本体30の破断上面図である。 図2A ,Bは、従来の液体紙容器用の口栓の断面説明図であって、図2Cは、従来のTE機能付の液体紙容器用口栓の断面説明図である。 図3A ,Bは、従来の液体紙容器用の口栓などを装着する、上面が平坦な又は切妻屋根形の液体紙容器50の斜視図である。
符号の説明
20 …キャップ
21 …押下げ円筒体
22 …TE機能バンド
30 …口栓本体
31 …開封部
32 …嵌合部
33 …TE機能カバー
40 …降下円筒体
50 …液体紙容器
51 …上部開口
60 …破断可能なフィルム
61 …融着ドーナツ板
70 …ボトル容器
a …液止めリング
b ,j …微細なローレット
c …プルリング
d …融着リング
e …繋止突起
f ,g …傾斜凸状カム
h …鋸刃
k ,m …易切断ブリッジ
n …環状突起

Claims (3)

  1. ネジ式の口栓本体30の融着リングdの( 上面側の嵌合部32の )上面に、ネジ式の口栓本体30に螺着するネジ式のキャップ20の、外側面の大部分を接近して覆った薄肉円筒状のTE( Tamper-Evident;不正開栓防止 )機能カバー33を、多数の易切断ブリッジk ,k ,k ,…を介して連設したことを特徴とするTE機能付の液体紙容器用口栓。
  2. 請求項1に記載のTE機能付の液体紙容器用口栓において、ネジ式の口栓本体30に螺着するネジ式のキャップ20の、外側面の大部分を接近して覆った薄肉円筒状のTE機能カバー33の外側全面に、滑り止め用の微細なローレットjを設けたことを特徴とするTE機能付の液体紙容器用口栓。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のTE機能付の液体紙容器用口栓において、ネジ式の口栓本体30に螺着するネジ式のキャップ20の、外側面の大部分を接近して覆った薄肉円筒状のTE機能カバー33の内側全面に、滑り止め用の凹凸模様を設けたことを特徴とするTE機能付の液体紙容器用口栓。
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