JP4144934B2 - コンバージョンレンズを備えたカメラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、銀塩カメラや電子カメラ等のカメラに係り、特に、ズームレンズをカメラ本体に一体的に備えると共にズームレンズ系の光路内にコンバージョンレンズを挿脱させるカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
焦点距離を可変するズームレンズをカメラ本体に一体的に設けたカメラが知られている。このようなズームレンズ一体型カメラは、一般的な交換可能なタイプに比べて、カメラ全体の大きさの制限から、大ズーム比のズームレンズを搭載することができない。
【0003】
そこで、ズームレンズの前側つまり被写体側にコンバージョンレンズ(フロントコンバージョンレンズ)を装着したりすることで、ズームレンズのみの変倍範囲とは異なる範囲での変倍を行わせるという手法が取られている。
【0004】
しかし、このようなコンバージョンレンズは、使用する際には、ズームレンズの前側に撮影者自身が装着しなければならない上、カメラとは別途携帯することとなり、装着に手間がかかるものであり、場合によってはシャッタチャンスを逃す原因となる。
【0005】
そこで本出願人により、例えば特開平2−79810号公報に、ズームレンズ一体型のカメラにおいて、ズームレンズの後側、つまり銀塩カメラであればフィルム面側に、挿脱可能なコンバージョンレンズ(リアコンバージョンレンズ)を内蔵させ、必要に応じて自動的にコンバージョンレンズを光路内に挿入して、ズームレンズのみの変倍範囲とは異なる範囲での変倍を行わせるカメラを提案している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このようなコンバージョンレンズを光路内に挿入すると、変倍範囲は広くなるが、使用していない場合には光路内から退避させるため、その退避スペースが必要となる。
【0007】
前述した公報に開示されるカメラは、光学的な構成を述べるに留まり、実施するにあっては、そのコンバージョンレンズを退避するスペースについては何ら解決されていない。
【0008】
従って、この構成でカメラを製作した場合、画質等を考慮してレンズ径が大きなコンバージョンレンズを採用する程、カメラの厚みが不用意に増して、撮影時にホールドしづらくなったり、カメラ全体が大型化する。また、カメラ本体とズームレンズがコンパクトに一体化して大きな特徴となっている外観フォルムが不自然に崩れてしまう。
【0009】
そこで本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、レンズ径の大きいコンバージョンレンズの装備も可能で、その退避スペースを確保しつつ、カメラ全体の大型化を防止し、且つコンパクトな外観フォルムを崩さないコンバージョンレンズを備えたカメラを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、第1の焦点距離を有する撮影光学系と、この撮影光学系の光路中に設けられ被写体像光の光路を変更する第1の反射部材と、上記被写体像光の光路をさらに変更して接眼レンズに導く第2の反射部材と、を有するファインダ光学系と、上記撮影光学系の光路内へ挿入された挿入位置と、光路外へ退避された退避位置とに移動可能であって、上記撮影光学系の光路内への挿入により上記第1の焦点距離を変更して第2の焦点距離とするコンバージョンレンズと、不使用時にはカメラ筐体上方であって、上記撮影光学系を組み込んだレンズ鏡筒の上方に設けられた凹部に格納可能に構成されるストロボ発光装置と、を備え、上記第2の反射部材と、上記凹部とは、所定間隔をあけて配置され、この所定間隔内に上記コンバージョンレンズが退避されることを特徴とするコンバージョンレンズを備えたカメラを提供する。
【0012】
以上のような構成のコンバージョンレンズを備えたカメラは、カメラ本体上部に備えられた撮影時にポップアップするリトラクタブルストロボのストロボ発光部を前方に延長して配置することにより、そのストロボ発光部とペンタプリズムとの間にスペースが形成され、そのスペースをコンバージョンレンズの不使用時に退避させるための退避スペースとして使用して、カメラの大型化を最小限に止め、外観フォルムを崩さずにコンバージョンレンズの退避スペースを確保する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1には、本発明による第1の実施形態に係るコンバージョンレンズ(テレコンバージョンレンズ)を備えたカメラの構成例を示し、図2(a)には、そのカメラの外観を示し、図2(b)には、ズームレンズ光学系(撮影光学系)の後方側に装着されたコンバージョンレンズの構成を示して、詳細に説明する。
【0014】
図2(a)に示すように、本実施形態は、カメラ本体1のカメラ筐体(カメラ外装)内に1群枠2を含むレンズ鏡筒5を主とするズームレンズ光学系(撮影光学系)が設けられた構造であり、その外部上面には、レリーズボタン3とズームレバー4や、後述するコンバージョンレンズ6(コンバージョンレンズ枠10)を光路内に挿脱するためのテレコン挿脱スイッチ31が配置され、さらにカメラ本体上面に凹部を設けて不使用時は嵌合して、使用時には上方にポップアップするストロボ発光部19を有するリトラクタブルストロボ18が設けられる。
【0015】
上記カメラ本体1内においては、図1に示すようにレンズ鏡筒5の後方に、撮影時にアップするミラー14、シャッタ15及びフィルム16が配置され、さらにミラー14上方には、スクリーン21、コンデンサレンズ20、及びペンタプリズム17が配置され、ミラー14で反射された光像の光路をペンタプリズム17でさらに変更して、カメラ本体1の後面に設けられたファインダ(図示せず)から撮影者が、撮影する構図が確認できるようにファインダ対物光学系22が設けられている。
【0016】
また、レンズ鏡筒5及びコンバージョンレンズ6の構成は、図2(b)に示すように、複数のレンズ群が移動して変倍を行うズームレンズ光学系(主レンズ)を収納したレンズ鏡筒5と、この主レンズの像面側の光路内に挿脱可能に設けられ、上記主レンズの光路内に挿入することにより、主レンズのみの変倍範囲とは異なる範囲での変倍を行わせる負の屈折率を持つコンバージョンレンズ6が填め込まれたコンバージョンレンズ枠10とが配置されている。
【0017】
本実施形態では、テレ側に焦点距離を変倍するコンバージョンレンズを想定しているが、勿論これに限定されず、ワイド側に焦点距離を変倍するコンバージョンレンズであってもよい。
【0018】
上記レンズ鏡筒5は、複数、例えば5つのレンズ群をそれぞれ保持する5つのレンズ群枠(図中、そのうちの1群枠2のみを示している)と、これらレンズ群枠を移動させて変倍を行うためのカム溝が切られた回転枠7と、レンズ群枠の移動方向を光軸方向に制限するための回転しない固定枠8とが組み合わせられている。
【0019】
このようなレンズ鏡筒5の側面に沿って断面L字型の腕部9が延在し、その後端に上記コンバージョンレンズ6を填め込んで保持するコンバージョンレンズ枠10が設けられている。この腕部9の前端は、ギヤ溝が切られた従動ギヤ部11となっており、図示しないモータによって駆動される駆動ギヤ12と噛合している。これらの従動ギヤ部11と駆動ギヤ12のそれぞれの軸は、カメラ本体1に固定された支持部13に取り付けられている。
【0020】
そして、カメラ外装内で、リトラクタブルストロボ18のストロボ発光部19とカメラ外装1内のペンタプリズム17との間に退避用のスペースを設けおり、コンバージョンレンズ枠10がズームレンズ光学系の光路外に脱出させた場合には、その退避スペースに退避させる。
【0021】
この退避スペースは、リトラクタブルストロボ18のストロボ発光部19を前方(被写体側)に延ばすことにより、ペンタプリズム17との間に作りだしている。
【0022】
次に図3(a)、(b)を参照して、コンバージョンレンズ6の光路への挿入及び脱出の動作について説明する。
図3(a)は、コンバージョンレンズ6がズームレンズ光学系の光路内に挿入している状態を示す。
【0023】
上記テレコン挿脱スイッチの操作や予め定めたシーケンス等により、光路から退避した状態から光路内に挿入される場合に、図示しないモータによる駆動ギヤ12の矢印A方向の回転に伴なって、従動ギヤ11が矢印B方向に回動し、レンズ鏡筒5とミラー14との間にコンバージョンレンズ6が挿入され、正確な位置にセットされるように腕部9を保持するストッパ17に当接して停止する。
【0024】
また図3(b)に示すように、ズームレンズ光学系の光路外へコンバージョンレンズ6を脱出して退避させた状態においては、図示しないモータによる駆動ギヤ12の矢印A方向と反対方向の回転に伴なって、従動ギヤ11が矢印B方向と反対方向に回動して、腕部9を上方に移動させ、リトラクタブルストロボ18の収納スペース下方で、カメラ外装1a内のペンタプリズム17の前方に形成された退避スペースに退避させて収容する。
【0025】
以上説明したように本実施形態によれば、カメラ本体上部に備えられた撮影時にポップアップするリトラクタブルストロボのストロボ発光部を前方に延長して配置し、そのストロボ発光部とペンタプリズムとの間を所定距離を離してスペースを形成し、そのスペースをコンバージョンレンズの不使用時に退避させるための退避スペースとして使用することにより、カメラの大型化を最小限に止め、外観フォルムを崩さずにコンバージョンレンズの退避スペースを確保することができる。
【0026】
次に図4(a)には、本発明による第2の実施形態に係る2種類のコンバージョンレンズ(テレコンバージョンレンズ及びワイドコンバージョンレンズ)を備えたカメラの構成例を示し、図4(b)には、コンバージョンレンズが共に退避した状態を示し、図4(c)には、コンバージョンレンズを主レンズ(ズームレンズ光学系)にそれぞれ挿入した場合の焦点距離の変倍の範囲を示し説明する。
【0027】
前述した第1の実施形態では、基本的にはテレコンバージョンレンズをズームレンズ光学系の後方側(フィルム面側)に挿入して、テレ側の焦点距離の範囲を大きくしたが、本実施形態では、テレ側にコンバージョンレンズを設けたと同様にワイド側にもコンバージョンレンズを設けてワイド側の焦点距離の範囲を大きくする構成例である。
【0028】
図4(a)に示すように、ワイド側の焦点距離を変倍するためのワイドコンバージョンレンズを保持するワイドコンバージョンレンズ枠10aと、前述した第1の実施形態と同様なテレ側に焦点距離を変倍するテレコンバージョンレンズを保持するテレコンバージョンレンズ枠10bとを備えている。これらの挿脱の動作は、第1の実施形態と同様に、図示しないモータに接続する駆動ギヤ12a,12bと、腕部9a,9bに設けられた従動ギヤ11a,11bを噛み合わせて回動させる。ここで、クラッチ等を設けて1つのモータで切り換えてそれぞれの駆動ギヤを駆動させてもよい。
【0029】
図4(b)に示すように、ズームレンズ光学系の光路外に2つのテレ及びワイドコンバージョンレンズは、リトラクタブルストロボ18のストロボ発光部の収納スペースと、カメラ外装1a内のペンタプリズム17の前方との間に形成された退避スペースに共に退避させて収容する。
【0030】
これらのワイドコンバージョンレンズとテレコンバージョンレンズを備えることにより、図4(c)に示すように主レンズとなるズームレンズ光学系の変倍範囲が例えば、35mm〜80mmとしても、例えば、0.7倍のワイドコンバージョンレンズを挿入することにより、21mm〜48mmの変倍範囲が得られ、また換わって、例えば2倍のテレコンバージョンレンズを挿入することにより、70mm〜160mmの変倍範囲が得られるため、カメラとしては、21mm〜160mmをカバーする変倍範囲を得ることができる。
【0031】
以上説明したように本実施形態によれば、カメラ本体上部に備えられた撮影時にポップアップするリトラクタブルストロボのストロボ発光部を前方に延長してそのストロボ発光部とペンタプリズムとの間を離してスペースを形成し、そのスペースを2種類のワイドコンバージョンレンズ及びテレコンバージョンレンズの不使用時には、退避スペースとして使用して、ズームレンズ光学系に装備させることにより、焦点距離をワイド側及びテレ側に広げて、通常のズームレンズによる変倍範囲をより広くすることができる。
【0032】
更にカメラの大型化を最小限に止め、外観フォルムを崩さずにコンバージョンレンズの退避スペースを確保することができる。
尚、本実施形態では、銀塩カメラを例として説明したが、勿論、これに限定されるものではなく、電子カメラ等の光学レンズにより光像を結像し、この光像を電気的に処理するカメラに対しても適用することができる。
【0033】
また第1、第2の実施形態において、コンバージョンレンズを回動させるための駆動源となるモータは個別に用意してもよいし、ズームレンズやフィルム給送等の他の構成部位の駆動させるモータをギヤやクラッチ等で連結して兼用してもよい。なるべく高トルクを有するモータを利用することが望ましい。
【0034】
さらに、本実施形態では、2種類のコンバージョンレンズを搭載した例について説明したが、退避スペースに収納可能であれば、これに限定されず、3種類以上のコンバージョンレンズを搭載してもよいし、このような場合、コンバージョンレンズに限らず、フィルタとして機能するような別の機能を有するレンズ等を搭載してもよい。
【0035】
以上の実施形態について説明したが、本明細書には以下のような発明も含まれている。
(1)通常のズーム変倍範囲を規定する広角端と望遠端との間で変倍可能なズームレンズ光学系と、
このズームレンズ光学系の光路中に設けられ被写体像光の光路を変更する第1の反射部材と、上記被写体像光の光路をさらに変更して接眼レンズに導く第2の反射部材と、を有するファインダ光学系と、
上記ズームレンズ光学系の光路内へ挿入された挿入位置と、光路外へ退避された退避位置とに移動可能に設けられ、該ズームレンズ光学系の光路内への挿入により、上記通常のズーム変倍範囲を超えた異なる範囲での変倍を可能とするコンバージョンレンズと、を備え、
上記コンバージョンレンズの退避位置は、上記第2の反射部材近傍であることを特徴とするコンバージョンレンズを備えたカメラ。
【0036】
(2)少なくとも第1の焦点距離を有する撮影光学系と、
この撮影光学系の光路中に設けられ被写体像光の光路を変更する第1の反射部材と、上記被写体像光の光路をさらに変更して接眼レンズに導く第2の反射部材と、を有するファインダ光学系と、
上記撮影光学系の光路内へ挿入された挿入位置と、光路外へ退避された退避位置とに移動可能であって、上記撮影光学系の光路内への挿入により上記第1の焦点距離を変更して第2の焦点距離とする第1のコンバージョンレンズと、
上記撮影光学系の光路内へ挿入された押入位置と、光路外へ退避された退避位置とに移動可能であって、上記撮影光学系の光路内への挿入により上記第1の焦点距離を変更して第3の焦点距離とする第2のコンバージョンレンズと、を備え、 上記第1及び第2のコンバージョンレンズがともに上記撮影光学系の光路から退避した際の退避位置は、上記第2の反射部材近傍であることを特徴とするコンバージョンレンズを備えたカメラ。
【0037】
(3)通常のズーム変倍範囲を規定する広角端と望遠端との間で変倍可能なズームレンズ光学系と、
このズームレンズ光学系の光路中に設けられ被写体像光の光路を変更する第1の反射部材と、上記被写体像光の光路をさらに変更して接眼レンズに導く第2の反射部材と、を有するファインダ光学系と、
上記ズームレンズ光学系の光路内へ挿入された挿入位置と、光路外へ退避された退避位置とに移動可能であって、該ズームレンズ光学系の光路内への挿入により、上記通常のズーム変倍範囲のうち広角端を超える範囲の変倍を可能とする第1のコンバージョンレンズと、
上記ズームレンズ光学系の光路内へ挿入された挿入位置と、光路外へ退避された退避位置とに移動可能であって、該ズームレンズ光学系の光路内への挿入により、上記通常のズーム変倍範囲のうち、望遠端を超える範囲の変倍を可能とする第2のコンバージョンレンズと、を備え、
上記第1及び第2のコンバージョンレンズがともに上記撮影光学系の光路から退避した際の退避位置は、上記第2の反射部材近傍であることを特徴とするコンバージョンレンズを備えたカメラ。
【0038】
(4)上記第1及び第2のコンバージョンレンズは、一方のコンバージョンレンズが上記撮影光学系の光路内に挿入されているときは、他方のコンバージョンレンズが上記第2の反射部材近傍に退避していることを特徴とする上記(2)項または上記(3)項に記載のコンバージョンレンズを備えたカメラ。
【0039】
(5)さらに、不使用時にはカメラ筐体上に設けられた凹部に格納可能に構成されるストロボ発光装置を備え、
上記第2の反射部材と上記凹部とは、所定間隔をあけて配置され、この所定間隔内に上記コンバージョンレンズが退避されることを特徴とする上記(1)項乃至(3)項に記載のコンバージョンレンズを備えたカメラ。
【0040】
(6)上記第2の反射部材は、プリズムまたはミラーであることを特徴とする上記(1)項乃至(3)項記載のコンバージョンレンズを備えたカメラ。
(7)上記第2の反射部材は、ペンタプリズムまたはダハミラーであることを特徴とする上記(1)項乃至(3)項記載のコンバージョンレンズを備えたカメラ。
【0041】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、大きなレンズ径のコンバージョンレンズの装備可能で、その退避スペースを確保しつつ、カメラ全体の大型化を防止し、且つコンパクトな外観フォルムを崩さないコンバージョンレンズを備えたカメラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施形態に係るコンバージョンレンズを備えるカメラの構成例を示す図である。
【図2】図2(a)は、コンバージョンレンズを備えたカメラの外観を示し、図2(b)は、ズームレンズ光学系のリア側に装着されたコンバージョンレンズの構成を示す図である。
【図3】図3(a)は、コンバージョンレンズを光路内に挿入した状態を示し、図3(b)は、コンバージョンレンズを光路内から脱出して退避させた状態を示す図である。
【図4】図4(a)は、本発明による第2の実施形態に係る2種類のコンバージョンレンズを備えたカメラの構成例を示し、図4(b)は、コンバージョンレンズが共に退避した状態を示し、図4(c)は、コンバージョンレンズを主レンズ(ズームレンズ光学系)にそれぞれ挿入した場合の焦点距離の変化の範囲を示す図である。
【符号の説明】
1…カメラ本体(カメラ外装)
2…1群枠
3…レリーズボタン
4…ズームレバー
5…レンズ鏡筒
6…コンバージョンレンズ
7…回転枠
8…固定枠
9…腕部
10…コンバージョンレンズ枠
11…従動ギヤ部
12…駆動ギヤ
13…支持部
14…ミラー(第1の反射部部材)
15…シャッタ
16…フィルム
17…ペンタプリズム(第2の反射部材)
18…リトラクタブルストロボ
19…ストロボ発光部
20…コンデンサレンズ
21…スクリーン
22…ファインダ対物光学系
31…テレコン挿脱スイッチ
Claims (2)
- 第1の焦点距離を有する撮影光学系と、
この撮影光学系の光路中に設けられ被写体像光の光路を変更する第1の反射部材と、
上記被写体像光の光路をさらに変更して接眼レンズに導く第2の反射部材と、
を有するファインダ光学系と、
上記撮影光学系の光路内へ挿入された挿入位置と、光路外へ退避された退避位置とに移動可能であって、上記撮影光学系の光路内への挿入により上記第1の焦点距離を変更して第2の焦点距離とするコンバージョンレンズと、
不使用時にはカメラ筐体上方であって、上記撮影光学系を組み込んだレンズ鏡筒の上方に設けられた凹部に格納可能に構成されるストロボ発光装置と、
を備え、
上記第2の反射部材と、上記凹部とは、所定間隔をあけて配置され、この所定間隔内に上記コンバージョンレンズが退避されることを特徴とするコンバージョンレンズを備えたカメラ。 - 上記第2の反射部材は、プリズム又はミラーのいずれかであることを特徴とする請求項1に記載のコンバージョンレンズを備えたカメラ。
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JP12126798A JP4144934B2 (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | コンバージョンレンズを備えたカメラ |
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JPH11311828A JPH11311828A (ja) | 1999-11-09 |
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