JP4144455B2 - スピーカの製造方法 - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
本発明は各種音響機器に用いられるスピーカの製造方法に関するものであり、特に溶剤を使用せず、難接合部材からなる部品の接合を可能とした湿気硬化型接着剤を用いたスピーカの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のスピーカを図1に示す。
【0003】
図1に示すように、1は磁気回路であり、この磁気回路1はセンタポール2を備えた下部プレート3、リング状マグネット4、リング状の上部プレート5を積層して結合することによって構成されている。この磁気回路1にはフレーム6が結合され、このフレーム6の周縁部にはガスケット7とともに振動板8の周縁部が結合されている。この振動板8の中央部には上記磁気回路1の磁気ギャップ9にはまり込むボイスコイル10が結合され、このボイスコイル10の中間部はダンパー11で支持されており、ボイスコイル10が磁気ギャップ9に偏心することのないようにはまり込んでいる。そして振動板8の中央部上面にはダストキャップ12が貼り付けられている。これらの部材は接合部a,b,c,d,e,fおよびgにおいて適宜に接着剤で接合されてスピーカとして組み立てられている。
【0004】
磁気回路部のf,gに用いる接着剤は耐熱性や十分なる強度を要求されるためにエポキシ系接着剤や2液反応アクリル系接着剤などが用いられてきたが、磁気回路部以外に用いる接着剤は一般に溶剤含有のゴム系接着剤が広く用いられている。
【0005】
尚、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
【0006】
【特許文献1】
特許第2639126号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前述のごとく接着剤としては、溶剤を含有したゴム系接着剤を使用するため、硬化までに時間を要し、振動板8とボイスコイル10、振動板8とフレーム6との接合には被接合物が動かないように固定する必要から治工具類にて接着剤が硬化するまで保持する必要があり、製造工程の自動化を検討する場合の阻害要因となっていた。
【0008】
なお、50℃から60℃での温度で加熱することによって生産性を上げることも考えられたが接着剤の発泡により接着強度が低下することが考えられあまり採用されていなかった。
【0009】
以上のように、スピーカの組み立て時に一般に最も多く用いられてきたゴム系接着剤(クロロプレン系)は30〜35重量%の溶剤型接着剤であり、接着剤塗布後、溶剤が揮発するまで所定のオープンタイムを取って粘着性が発現してから接合するまでの間、接着剤の収縮による部材への影響を無くすため、固定のための治具が必要になるという欠点を有するものであった。
【0010】
さらに固化の際に多量の含有溶剤が揮散して、健康を損なう危険や火災を起こす危険など作業環境上の問題を有するものでもあった。
【0011】
またPP樹脂フレームなど難接合材からなるスピーカの部材においては、さらに被接合材への溶剤含有プライマー処理が必要になるなどさらなる環境対策が必要となるものであった。
【0012】
このように、従来の接着剤によるスピーカの組み立て時の接着方法には多くの課題があり、いずれも充分に満足できる状態ではなかった。
【0013】
本発明は前記課題を解決し、生産性と環境対策に優れたスピーカの製造方法を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述したスピーカ組み立て用の接着方法の問題点を解決すべく、湿気硬化型接着剤が室温で湿気により反応硬化して皮膜を形成し、皮膜形成過程でタック発現することに注目して本発明を完成させたものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の発明は、スピーカを構成する樹脂の難接合部材からなる部品のうち、布又は紙からなる部品との接合部を表面処理によって濡れ性を高め、前もって難接合部材の接合部に水性の塗料を塗布し、その後に湿気硬化型接着剤を塗布し、難接合部材からなる部品と布又は紙からなる部品とを貼り合わせたことを特徴とするコンタクト型接着剤を用いたスピーカの製造方法である。
【0016】
この製造方法とすることにより、従来の溶剤型ゴム系接着剤と異なり有機溶剤を含まないので衛生上安全で、火災などの危険性も無く、コンタクト型の接着剤を用いているため、即座に固定可能で、接着方法が簡便で貼り合わせ後の固定までの仮押さえを必要としないので、接着固定治具が不要となる等接着作業を容易なものとすることができる。
【0017】
特にゴム系接着剤は溶剤を含有するので溶剤揮発時に接着剤の収縮による被接合部品のズレによる不良が多く発生していたが、本発明は当問題が解消されるので、不良は極端に少なくなる等製品の品質が向上でき、作業性に優れたスピーカの組み立て方法を可能とすることができる。
【0018】
本発明の請求項2に記載の発明は、湿気硬化型接着剤が変成シリコーン系化合物及び/又はイソシアネート基を有して請求項1記載のスピーカの製造方法としたものである。
【0019】
この製造方法とすることにより、特に環境面や接着信頼性に優れたスピーカの組み立て方法を可能とすることができる。
【0020】
本発明の請求項3に記載の発明は、難接合部材からなる部品を、オレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、イミド系樹脂のいずれかからなるフレーム、振動板、ブラケットとして請求項1記載のスピーカの製造方法としたものである。
【0021】
この製造方法とすることにより、特に生産性に優れたスピーカの組み立て方法を可能とすることができる。
【0022】
本発明の請求項4に記載の発明は、難接合部材の表面を、少なくともプラズマジェット処理、紫外線照射処理、コロナ放電処理のいずれかを行って請求項1記載のスピーカの製造方法としたものである。
【0023】
この製造方法とすることにより、特に接着強度に優れたスピーカの組み立て方法を可能とすることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
以下、実施の形態1を用いて、本発明の特に請求項1〜4に記載の発明について説明する。
【0025】
本発明は、スピーカ組み立て方法においては、スピーカを構成する磁気回路部以外を構成する各部材の接合部に、湿気硬化型接着剤を塗布し、ただちに各部材の接合部を貼り合わせするものである。
【0026】
被着材がPP樹脂のごとく難接合材からなる場合は接合部の表面をプラズマジェット表面処理によって接合性を高めた状態にする。プラズマジェット処理は数秒間(1〜2秒)の処理にて接合性の良好な状態に保持される。接合性の良好なる状態は接合表面に水性の塗料を塗布することにより確認される。即ち色彩の明確なる水性塗料を塗布した状態において接合表面の濡れ性が良好なれば接合性の良好な状態となる。これらはJIS規格の濡れ性試験によって確認できる。
【0027】
スピーカを構成する上記各接合部を表面処理後に水性塗料を塗布し、湿気硬化型接着剤によって接合する。表面に塗布された水性の塗料は接着剤の必要なる塗布量に対して被着材表面をわずかに湿らす程度の1〜5%(wt%)程度の塗布が接着剤にとって接合表面に、非常に良いタック状態になり、作業性においても信頼性面においても優れた結果を示す。
【0028】
本発明のコンタクト型接着剤によるスピーカの組み立てにおいては、接着剤層が空気中から、もしくは強制的に供給される湿気と反応して皮膜形成する過程で生ずるタックを利用する。
【0029】
このため、接着剤層があまり厚いと皮膜形成が不均一になるので、接着剤塗布後は接着剤層が薄く均一になるように被着材を加圧して貼り合わせることにより、非常に良いタック状態になり、作業性においても信頼性面においても優れた結果を示す。接着剤層は70〜100ミクロン相当が望ましい。
【0030】
ここに使用する接着剤はシリル系接着剤(セメダイン社製SUPER−X No8008)を使用したものである。
【0031】
水性塗料においては染色することにより被接合材への濡れ性の確認が可能で、目視に良好な状態となる。
【0032】
以上のごとく、本発明は従来の難接合材への接着方法の問題点を解決すべく、湿気硬化型接着剤が室温で湿気により反射硬化して皮膜を形成し、皮膜形成過程でタック発現することに注目して本発明を完成させたものである。
【0033】
この中でも特にスピーカを構成する難接合部材からなる部品の場合に接合部を表面処理によって濡れ性を高め、各部材の接合部に積極的に水性の塗料を塗布後に湿気硬化型接着剤を塗布し、上記各部品を貼り合わせることにより、上記湿気硬化型のタックをより有効に利用して本発明を完成させたスピーカの製造方法である。
【0034】
(実施例1)
以下に本発明の実施例をあげて説明する。尚、図面は従来例の図1と同様である。
【0035】
湿気硬化型接着剤としてセメダイン社製のSUPER−X No8008を使用し、被接合材部品としてプロピレン樹脂からなるフレーム6を用いた。接合部位はフレーム6と紙材料からなるガスケット7及び接合周辺部が布エッジからなる振動板8との接合においてプロピレン樹脂からなるフレーム6は従来から適当なる接着剤は見当たらなかった。またプロピレン樹脂の接合性を高めるために表面をプラズマ処理によって接合性を高め、次に上記湿気硬化型接着剤を用いてフレーム6とガスケット7及び振動板8とを接合した。
【0036】
プラズマ処理時に黄色に染色した水性塗料を表面に塗布した接着剤の初期立ちあがり強度(接着剤の時間経過とともに接着剤の接合力発現強度との相関)と水性塗料を用いない場合とを比較した結果を(表1)に示す。
【0037】
また、従来溶剤型ゴム系接着剤(セメダイン社製CS−4503)を用いた引用例も加えたものであるが、本発明は初期の粘着性が早く実用強度に達する時間が早いので固定時工具も多くは必要とせず作業性の優れた結果となった。
【0038】
また溶剤型ゴム系接着剤は溶剤を含むので作業環境上の課題が残るばかりではなく、乾燥に時間が必要で作業性が悪く、固定時に工具が必要であった。
【0039】
プラズマ処理は2秒間処理したもので濡れ指数は40〜42である(無処理のポリプロピレン樹脂フレームの濡れ指数は31〜32)。濡れ指数が35以上になれば被接合体の接着性は良好で信頼性確保されるが、これ以下になれば信頼性にかけた品質上の課題が残る。もちろん濡れ指数の数値が大きくなれば接着性が良好となることは公然の結果である。
【0040】
(実施例2)
被接合物がプロピレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、イミド系樹脂など難接合物においては表面処理としてプラズマジェット処理、コロナ放電処理、紫外線照射処理を行うことにより、接合物の濡れ性は格段に向上する。
【0041】
本発明は前記難接合物の表面処理後にシリル系、変成シリコーン系の湿気硬化型接着剤(無溶剤型)と水性塗料を利用することにより、信頼性と作業性に優れた環境にやさしいスピーカを提供するものである。
【0042】
【表1】
【0043】
【発明の効果】
以上のように、本発明は従来の溶剤型ゴム系接着剤と異なり有機溶剤を含まないので衛生上安全で、火災などの危険性も無く、コンタクト型の接着剤を用いているため、即座に固定可能で、接着方法が簡便で貼り合わせ後の固定までの仮押さえを必要としないので、接着固定治具を必要としない等接着作業が容易となる。
【0044】
特にゴム系接着剤は溶剤を含有するので溶剤揮発時に接着剤の収縮による被接合部品のズレによる不良が多く発生するが、本発明は当問題が解消されるので、不良は極端に少なくなる等製品の品質が良好となり、作業性に優れたスピーカの組み立て方法を提供することができる。
【0045】
このように本発明は品質、信頼性、生産性の向上に優れたスピーカの製造方法を提供することができ、その工業的価値は非常に大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来および本発明の一実施の形態におけるスピーカの断面図
【符号の説明】
1 磁気回路
2 センタポール
3 下部プレート
4 マグネット
5 上部プレート
6 フレーム
7 ガスケット
8 振動板
9 磁気ギャップ
10 ボイスコイル
11 ダンパー
12 ダストキャップ
a,b,c,d,e,f,g 各部材の接着部位
Claims (4)
- スピーカを構成する樹脂の難接合部材からなる部品のうち、布又は紙からなる部品との接合部を表面処理によって濡れ性を高め、前もって前記難接合部材の接合部に水性の塗料を塗布し、その後に湿気硬化型接着剤を塗布し、前記難接合部材からなる部品と前記布又は紙からなる部品とを貼り合わせたことを特徴とするコンタクト型接着剤を用いたスピーカの製造方法。
- 前記湿気硬化型接着剤が変成シリコーン系化合物及び/又はイソシアネート基を有することを特徴とした請求項1記載のスピーカの製造方法。
- 前記難接合部材からなる部品は、オレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、イミド系樹脂のいずれかからなるフレーム、振動板、ブラケットである請求項1記載のスピーカの製造方法。
- 前記難接合部材の表面を、少なくともプラズマジェット処理、紫外線照射処理、コロナ放電処理のいずれかを行ったことを特徴とする請求項1記載のスピーカの製造方法。
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