JP4143580B2 - 藻場構造体 - Google Patents

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Description

本発明は、魚貝類の繁殖を促進する藻場を提供する藻場構造体に関するものである。
岩場に海藻が群生してなる藻場は、サザエ、アワビ、ウニ、エビ、カニ、各種魚類の格好の生息場所となっている。ところが近年、かかる藻場から海藻が無くなる、いわゆる磯焼け現象が全国的に多発して深刻化している。かかる磯焼け現象の発生原因や発生メカニズムは現在のところ完全に解明されていないが、この磯焼け現象を生じた藻場には魚貝類が住みつかなくなる。このような磯焼け現象に対処するために、人工的な藻場を造成しようとする試みが種々なされてきた。
この種の試みとしては、例えば下記の特許文献1に記載された藻場構造体が知られている。この藻場構造体は、海中に沈められる錘基台と、錘基台に上向きに立設された少なくとも2本の柱体と、各柱体間に横向きに張架されたロープとを備えたものであり、張架されたロープに海藻が生長して藻場を形成するようになっている。
特開2001−275515号公報(段落0010〜0017、図1〜図3)
ところで、一般に海藻は日光に向かって上向きに生長し根は下向きに伸びる。しかしながら、特許文献1記載の藻場構造体ではロープが横方向に張られているため、生長途中で海藻が根を大きく張ることができず十分に生長するとは言いがたい。
また、上記のように横向きに張られたロープであると、海上の漁船により引かれる魚網などが引っ掛かりやすい。その場合は、藻場構造体全体が転倒したり、ロープが柱体から外れるおそれがある。
更には、柱体の上端が自由端となっているので、使用している間に柱体が内向きに撓むことがあり、その場合はロープの張り具合が緩んでロープが柱体から外れるおそれがあった。
本発明は、上記した従来の問題点に鑑みてなされたものであって、海藻を十分に生長させることができ、線条が外れにくい藻場構造体の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る藻場構造体は、海中に沈められる錘基台と、錘基台に上向きに立設された少なくとも本の柱体と、各柱体の下部間に架け渡された下部横架材と、各柱体の上部を連結する上部連結部材とを備え、上記柱体がそれぞれの上端に向かうほど互いに近づくように傾斜配置され、下部横架材と上部連結部材との間に複数の線条張架された藻場構造体であって、上部連結部材の上面で巻き返されて張架される複数の線条が、上部連結部材の上面に当該部材長手方向に密の状態で並べられ、上部連結部材からの線条を位置決め係止する係止突起が、隣合う線条の間隔を下部横架材に近づくほど広くするために下部横架材に複数設けられている構成にしてある。
また、前記の構成において、錘基台の周縁部に当該周方向に間隔を開けて3本以上の柱体が立設され、各柱体の上部を連結する上部連結部材で囲まれて上面開口が形成され、当該上面開口は各柱体および複数の線条で囲まれる空間に人が出入り可能に形成されているものである。
更に、前記した各構成において、錘基台に対し、全ての柱体が着脱可能に取り付けられているものである。
また、前記した各構成において、錘基台に魚礁材載置部が設けられ、当該魚礁材載置部に上下貫通する通水孔が設けられているものである。
本発明に係る藻場構造体によれば、複数の線条が下部横架材と上部連結部材との間に張架されるので、各線条は縦方向を向いている。従って、線条に生えた海藻は根が下方へ伸びやすく大きく生長する。このように縦向きに張られた線条は海上の漁船により引かれる魚網が接触しても引っ掛かりにくい。
また、上部連結部材で囲まれてなる上面開口が、各柱体および複数の線条で囲まれる空間に人が出入り可能な形状や寸法に形成されている場合は、その上面開口から空間内へ人が入ることができ、空間内に住み着いている魚貝類を容易に採ることができる。
そして、各柱体が当該上端に向かうほど互いに近づくように傾斜配置されている場合は、構造体全体の重心位置が低くなるので、吊下げたときや海底に設置したときの姿勢安定性が高くなる。従って、吊下げて運搬しやすく、波による横方向の力を受けても転倒しにくく、魚網なども引っ掛かりにくい藻場構造体を提供することができる。
更に、錘基台に対し全ての柱体が着脱可能に取り付けられている場合は、経時使用や事故などによって、柱体、下部横架材、上部連結部材などが破損したり線条が断線したときに、全ての柱体、下部横架材、上部連結部材、および線条を一体で、錘基台から取り外すことができる。これらの一体物は藻場構造体全体からすると軽量であるので移動が容易である。すなわち、前記の一体物を、海中に比べて作業しやすい陸上や船上に搬送し修理して再利用することができる。あるいは、海中の別の位置に置かれている錘基台に取り付けるといったことも可能である。
また、錘基台に設けた魚礁材載置部に、上下貫通する通水孔が設けられている場合は、魚礁材載置部の魚礁材に生息している海藻や魚貝類に対し通水孔を通して外部の新鮮な海水が供給される。従って、海藻や魚貝類の生長を促進することができる。
本発明の最良の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、以下に述べる実施形態は本発明を具体化した一例に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものでない。ここに、図1は本発明の一実施形態に係る藻場構造体の正面図、図2は前記藻場構造体の平面図、図3は前記藻場構造体の枠構造を示す斜視図、図4は図2におけるA−A線矢視に対応した側断面図である。
各図において、この実施形態に係る藻場構造体1は、構造体全体を海中に沈めるための重量を有する錘基台2と、錘基台2上に設けられた上部枠体3を備えている。錘基台2は、平面正方形状の外側壁を形成するように4枚の鋼板で囲まれた周枠4と、周枠4の枠開口13内に周枠4の約半分の高さまで流し込まれて固まったコンクリート6とから成っている。コンクリート6内には補強用の鉄筋7が埋設されている。周枠4の上半分に囲まれたコンクリート6の上面は、多数の魚礁材9,9,9,・・・を載せる魚礁材載置部8となっている。この例において、魚礁材9は人頭大の岩石を使用してある。
上部枠体3は、下端に垂直向きの脚部5をそれぞれ有し上端に向かうほど互いに近づくように傾斜配置された4本の柱体10,10,10,10と、各柱体10の下部間に架け渡されて溶接などで固着された下部横架材11,11,11,11と、隣合う柱体10,10の上部間を溶接などで連結した上部連結部材12,12,12,12と、下部横架材11と上部連結部材12との間に多数回巻き返して張架された多数のロープ(複数の線条の例)16,16,16,・・・とを備えている。柱体10,10,10,10の脚部5,5,5,5は、錘基台2のコンクリート流し込み以前に、周枠4の四隅部内面に溶接などで固定・立設されている。下部横架材11,11,11,11の下面には、材長手方向に適宜の間隔で多数の係止突起14,14,14,・・・が溶接などで垂設されている。4つの上部連結部材12,12,12,12で囲まれた平面視正方形状の開口は上部枠体3の上面開口17となっている。
ロープ(線条の例)16は、その先端部16Bが下部横架材11の一端に係止されたのち、上部連結部材12の上面を越えて巻き返され、下部横架材11に戻されてその下面で巻き返される。このようにして、ロープ16はひとつの下部横架材11とその上方に位置する上部連結部材12との間を多数回往復して巻き回され、末端部16Aが下部横架材11の他端で巻かれて留められる。このロープ16は下部横架材11の下面で巻き返されるときに係止突起14に係止されて下部横架材11の材長手方向(横方向)の位置ズレが規制され、末広がり状に張架されている。ロープ16は例えばポリエステル繊維製で太さが18mmであり、下部横架材11の長さは2.5mである。
上記した構成により、藻場構造体1は外輪郭がピラミッドに似た截頭四角錐状になっており、構造体内部に、4本の柱体10と、下部横架材11および上部連結部材12間に巻き回されたロープ16と、錘基台2の魚礁材載置部8とに囲まれた空間15を有している。この空間15内には、ロープ16,16間、下部横架材11と錘基台2の間、あるいは上面開口17を通して、海水が自由に出入りする。藻場構造体1全体の重量は台風時などでも海中を移動せず転倒し難い重さ(例えば6〜7トン)となっている。
上記した構成の藻場構造体1は、例えば上部連結部材12に取り付けた吊り金具(図示省略)にクレーン船のフックが引っ掛けられて吊り上げられ、海藻Mが生えると予測される海域に運ばれて水深4〜8mの海底に沈められる。このように海底に放置しておくと、海中に浮遊している海藻Mの胞子や幼体が主にロープ16に着床し、図5に示すように、大きく生長する。このとき、魚礁材載置部8上の魚礁材9(図6参照)、錘基台2の周枠4、上部枠体3の柱体10,下部横架材11,および上部連結部材12にも、海藻Mが生えて生長する。藻場構造体1に生える海藻Mの種類は特に選定されないが、例えばクロメ、アラメ、カジメ、アオサなどが挙げられる。そのうち、アワビやイセエビの好むクロメが生えると予測される海域・水深を選定するとよい。
上記の藻場構造体1において、ロープ16は、互いに固定配置された下部横架材11と上部連結部材12間で縦方向に張架されていることと、下部横架材11の係止突起14,14,14,・・・により横方向に位置ズレしないことから、張り具合が緩んでロープ16が外れるといったことがない。そして、海藻Mは上向きに生長するので、前記のように縦張りのロープ16のほうが根が伸びやすく大きく育つ。また、縦張りのロープ16は海上の漁船により引かれる魚網が接触しても引っ掛かりにくい。
そして、上部枠体3の外輪郭はピラミッド状であり4面が先細に傾斜しているので、4つの外面に比較的均等に日光が当たる。加えて、ロープ16,16間、周枠4と下部横架材11の間、および上面開口17から空間15内に、十分な量の海水が流通する。加えて、内部の空間15が貝類の好む日陰になりやすい。これらの作用に起因して、藻場構造体1の内外で海藻Mがよく生長し、空間15内の魚礁材9,9間でアワビ、サザエなどの貝類S(図6参照)が大きく育つ。尚、下部横架材11と錘基台2の間、および上面開口17は、貝類Sを餌とする大型魚が通れない大きさ・開口寸法に設定されている。また、ロープ16に多くの海藻Mが生長すると前記の大型魚はロープ16,16間を通れなくなる。これらにより、空間15内で育つ貝類Sが保護される。
一方で、藻場構造体1は、ピラミッド状であることに加えて、下部に位置するコンクリート6により重心が低いので、クレーン船のフックを上部連結部材12の吊り金具にかけて吊下げたときにも安定した姿勢になり運搬しやすい。また、波による横方向の力を受けても転倒しにくく魚網も引っ掛かりにくい。また、この藻場構造体1は、コンクリートのみで構成した汎用構造体などと比べて1立方メートル当たりの重量が小さく安価で済み、小さなクレーン船を用いた場合でも容易に運搬・設置をすることができる。
他方で、多数基の藻場構造体1,1,1,・・・を海底に適宜間隔で配置し、各藻場構造体1,1間をロープなどでつなぐと、一大マリンファーマを安価なコストで簡単に構築することができる。
次に、別の実施形態の藻場構造体1aを図7および図8に示す。図示の藻場構造体1aは、既述した藻場構造体1の構成と比べて上部枠体3はほとんど同じであるが、錘基台2aが錘基台2と異なっている。柱体10の脚部5aには横方向の貫通孔23が穿設されている。錘基台2aにおいては、周枠4,4,4,4の内周面に全周にわたって、コンクリート6が堤状に打設されている。コンクリート6は周枠4の内面下端に溶接付けされたL字鋼19で係止されて周枠4から抜け落ちないようになっている。コンクリート6の上面の凹部は魚礁材載置部8となっている。コンクリート6には、コンクリート6の下方空間と魚礁材載置部8の上方空間とを連通して水を通すために、上下貫通する通水孔20,20,20,・・・が複数設けられている。コンクリート6の堤部の四隅部には、柱体10の脚部5aを挿し込み可能な内径の取付孔18,18,18,18が上下方向に沿って形成されている。取付孔18,18,18,18は、上部枠体3の全ての脚部5a,5a,5a,5aを同時に挿し込めるような平面配置で設けられている。
そして、柱体10の脚部5aを取付孔18の規定位置まで挿し込んだときに、その脚部5aの貫通孔23と連通する位置の周枠4およびコンクリート6に、貫通孔21および貫通孔22がそれぞれ設けられている。また、取付孔18をはさんで貫通孔22と対面する位置のコンクリート6にも、孔24が設けられている。錘基台2aの貫通孔21,22、孔24、および脚部5aの貫通孔23を一連に連通する状態で、留め具25が挿脱可能に差し込まれる。これらの構成によって、錘基台2aに対し、全ての柱体10,10,10,10の脚部5a,5a,5a,5aが着脱可能に取り付けられるようになっている。
前記構成の藻場構造体1aにおいては、上下貫通する通水孔20,20,20,・・・を通して、錘基台2a下方からの新鮮な海水が魚礁材載置部8上の魚礁材9,9間に自然供給されるので、よりいっそう海藻Mや貝類Sの生長が促進される。また、経時使用や事故などにより、上部枠体3の柱体10,下部横架材11,上部連結部材12などが破損したり、ロープ16が断線したときは、4つの留め具25,25,25,25が錘基台2aおよび脚部5aから抜き取られる。そして、比較的軽量な上部枠体3が錘基台2aから取り外されて、新たな上部枠体3と交換される。取り外された上部枠体3は、海中に比べて作業しやすい陸上や船上で修理されて再利用される。上部枠体3に磯焼け現象が生じたためにその上部枠体3だけを他の場所へ移動させようとするときも、同様に錘基台2aから取り外すことができる。
尚、上記した各実施形態では、平面正方形状の錘基台2,2aの四隅部に4本の柱体10,10,10,10を立設した例を示したが、本発明はそれに限定されない。錘基台の平面形状は多角形状、円形状、楕円形状、その他の形状など任意であり、その錘基台上に適当な間隔を開けて複数の柱体を配置することができる
また、上記では1本のロープ(線条)を上部連結部材と下部横架材の間で複数回巻き返して張架した例を示したが、複数本の短い線条を用い、夫々を上部連結部材と下部横架材の間に個々に張架して結びつけたものも本発明に含まれる。そして、線条としては、合成繊維製のロープに限らず、例えば木綿紐、麻紐でも構わない。あるいは金属製のワイヤロープを用いることも可能である。但し、銅のように海藻類に対して毒性を持つものは好ましくない。また、何ら処理を施していない線条を使用した場合であっても、海中に浮遊する海藻の胞子や幼体が線条に定着して生長する。無論、海藻の胞子や幼体を予め付着させた線条を用いれば、海藻の種類を選択して育成することができる。また、本発明に用いる魚礁材としては海藻が生えて魚貝類が育つものであれば特に限定されないが、既出した岩石の他に、例えばコンクリートブロック、鉄枠体などが挙げられる。
本発明の一実施形態に係る藻場構造体の正面図である。 前記藻場構造体の平面図である。 前記藻場構造体の枠構造を示す斜視図である。 図2におけるA−A線矢視に対応した側断面図である。 前記藻場構造体の使用態様図である。 前記藻場構造体内の底部を示す態様図である。 本発明の別の実施形態に係る藻場構造体の要部を示す側断面図である。 前記別の藻場構造体の要部を示す部分斜視図である
符号の説明
1,1藻場構造体
2,2a 錘基台
5,5a 脚部
6 コンクリート
8 魚礁材載置部
9 魚礁材
柱体
11 下部横架材
上部連結部材
空間
16 ロープ(線条)
上面開口
18 取付孔
20 通水孔
21 貫通孔
22 貫通孔
23 貫通孔
24 孔
25 留め具
M 海藻
S 貝類

Claims (4)

  1. 海中に沈められる錘基台と、錘基台に上向きに立設された少なくとも本の柱体と、各柱体の下部間に架け渡された下部横架材と、各柱体の上部を連結する上部連結部材とを備え、上記柱体がそれぞれの上端に向かうほど互いに近づくように傾斜配置され、下部横架材と上部連結部材との間に複数の線条張架された藻場構造体であって、
    上部連結部材の上面で巻き返されて張架される複数の線条が、上部連結部材の上面に当該部材長手方向に密の状態で並べられ、上部連結部材からの線条を位置決め係止する係止突起が、隣合う線条の間隔を下部横架材に近づくほど広くするために下部横架材に複数設けられていることを特徴とする藻場構造体。
  2. 錘基台の周縁部に当該周方向に間隔を開けて3本以上の柱体が立設され、各柱体の上部を連結する上部連結部材で囲まれて上面開口が形成され、当該上面開口は各柱体および複数の線条で囲まれる空間に人が出入り可能に形成されている請求項1に記載の藻場構造体。
  3. 錘基台に対し、全ての柱体が着脱可能に取り付けられている請求項1または請求項2に記載の藻場構造体。
  4. 錘基台に石材載置部が設けられ、当該石材載置部に上下貫通する通水孔が設けられている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の藻場構造体。
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