JP2005040062A - 木灰セラミックスを取り付けた浮上式昆布養殖棚 - Google Patents

木灰セラミックスを取り付けた浮上式昆布養殖棚 Download PDF

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Abstract

【課題】磯焼に妨害されず日光を活用し昆布の種苗を成長繁殖させてウニ・アワビの繁殖を助けウニ・アワビの漁場を蘇られさせ、コストを低くおさえた木灰セラミックスを取り付けた浮上式昆布養殖棚を提供する。
【解決手段】フロート固定棚枠(1)内側に昆布種苗を繁殖させるため種苗用麻糸(31)付きの穴空木灰セラミックス(16)を通した種苗用マニラロープ組み立てネット(32)を張った養殖鉄棚枠(5)に取り外しを容易にさせた締付ボルトで連結させ四隅上部にフロート(24)を付け海中に浮上させ日光を当て昆布の育成を助長させる。ネズミ返し(21)のついたステンワイヤ(19)で2本の架台と連結させ架台同士は連結ワイヤ(11)で結ぶ。架台に土嚢(34)、海に沈めたゴロタ石(36)に固定石用ハチマキ(15)を巻き付ける。さらにアンカー(33)を連結させ波による移動を防止した木灰セラミックスを取り付けた浮上式昆布養殖棚である。
【選択図】 図19

Description

本発明は磯焼現象に悩まされる沿岸部での昆布林の復元、それに伴い昆布を餌とするウニやアワビが繁殖できるような場所を提供することを目的とした昆布養殖魚礁に関するものである。
従来の磯焼現象の対策として平成14年10月に特許出願した特願2002−293229がある。鉄枠上部にフロートつけ海中に浮上させることで海底から登ってくるキタムラサキウニの食害を防ぎ、鉄枠下部からステンワイヤで取り付けてあるコンクリートブロックに木灰・砂・粘土を混合し概ね900℃から1,300℃で加熱し長方形に形成した木灰人工ブロック岩石を埋め込み昆布種苗が育成しやすく、コンクリートブロックの重さで波の力にも耐えられ流される恐れのない構造となっている。また波の動きにあわせて網を支えているパイプが動きの安定をはかり、網に昆布を養殖する構造となっているものもある。
特開平6−22655
しかしながら従来技術の特願2002−293229によれば、昆布の繁殖とそれに伴うウニ・アワビの繁殖、キタムラサキウニによる食害を海中に浮上させることで防ぐ事を可能にし、コンクリートブロックを使用しているため重さにより海中では波に流される心配もないがコンクリートの重量が6トンから7トンとなるため地上において持ち運びが大変不便であり、さらにコスト的にも高く大量に使用することが難しい状態にある。また特開平6−22655は砂浜に対して垂直に向かってくる波に対しては強い構造ではあるが時化などの際に起こる砂浜に対して平行な波には弱い、また土台の安定性に欠けるという欠点が見受けられる。
本発明は磯焼現象をいかなる手段で解決し昆布を繁殖させるか、そしてそれに伴いウニ・アワビの繁殖する漁場を造るかという問題と発明品そのものの利便性、そしてコストをいかに低くすることが出来るのかという問題を解決したものである。
磯焼けしている沿岸の漁場には胞子を持つ親昆布も少ないので自然の昆布が最も成長しやすいと言われる自然岩(酸性岩)とほぼ同じ成分を持つすでに特願2003−2756にて出願中の木灰セラミックスを円筒状に形成し、中央部にはロープを通すための木灰セラミックス中心通り穴(17)、上下部分を面取りした穴空木灰セラミックス(17)に種苗がついた種苗麻糸(31)を巻き付け、木灰セラミックス中心通り穴(17)に種苗用ロープ(28)を通す。穴空木灰セラミックス(17)が密着し昆布同士が成長を妨げないよう1本おきに間隔固定ロープ(29)を取り付け、それらがたるまないよう垂直方向に撓み保持ロープ(30)を組みあげ種苗用マニラロープ組み立てネット(32)にしたものを養殖鉄棚枠(5)に取り付ける。養殖鉄棚枠(5)内側中央にある締付ボルト通し穴とフロート固定棚枠(1)内側中央部にある締付ボルト(3)を重ね合わせ連結させる。ボルトにより連結することで穴空木灰セラミックス(16)に雑草がついた場合、ボルトをはずすだけで養殖鉄棚枠(5)のみを陸上にあげメンテナンスを行うことを可能とした。フロート固定棚枠(1)四隅上部にフロート(24)を取り付け海底3mないし5mくらいまで浮上させ日光がよく当たり昆布の育成を助長させる仕組みとなっている。
フロート固定棚枠(1)四隅下部にはワイヤフック(4)が設けてあり、そこにステンワイヤ(19)を結び右架台(8)と左架台(9)の両端と接続させる。中間にはネズミ返し(21)を取り付ける。ステンワイヤ(19)自身が細いためキタムラサキウニなどはフロート固定棚枠(1)まで登ってこられないのであるがさらにネズミ返し(21)があることにより仮に登ってきてもその部分で抑えることが出来るのである。右架台(8)と左架台(9)をつなぐため両端には連結ワイヤフック(10)がありそこに連結ワイヤ(11)を取り付け正方形の状態にする。四面全てを架台にしてしまうと海底に石等があった場合安定をとることが難しい状態となる。また本体の軽量化とコストダウンの実現も可能となる。連結ワイヤ(11)の中間には中間補助ワイヤ(37)を取り付ける。中間補助ワイヤ(37)の中央部には固定石用ハチマキ(15)がありゴロタ石(36)を海に沈めそこに巻き付ることで安定を強化する機能がある。さらに本発明の安定と海流による移動を防止するため架台両端横に土嚢フック(14)を設け土嚢固定ロープ(35)を結びその先に土嚢(34)と取り付けられるようにする。さらに架台両端下部にはアンカーフック(13)を設けアンカーロープ(26)を取り付ける。その先にアンカー(33)を結び海底に沈めることで海流による移動を防止し、フロート(24)の浮力も作用し海中内で安定した状態を保つことのできる木灰セラミックスを取り付けた浮上式昆布養殖棚の発明となる。
本発明はこれまで説明したように構成されているので以下記載されているような効果が見られる。
1.磯焼現象による沿岸海中などの被害を防止するために自然石(酸性岩)とほぼ同じ成分を有することの研究の結果、解明し人工岩石を発明した。人工岩石は製紙会社より廃棄される木灰に土中内の粘土と砂を混合し概ね900℃から1,300℃で焼くことにより火山岩と同じ酸性を持ち、さらに直接ロープに取り付けられるよう円筒状に形成し中心部に木灰セラミックス中心通り穴(17)、それを貫通させるために木灰セラミックス中心溝(18)を作った。また波の抵抗の軽減と昆布が摩擦により切れることを防止するため面取りを施した穴空木灰セラミックス(16)を製作した。穴空木灰セラミックス(16)の保有する酸性の活用によって磯焼した海中の昆布林の繁殖によってウニ・アワビなどの繁殖を手伝うものである。
2.海中内の磯焼現象により海藻類が激減してウニ・アワビの繁殖の妨害となっていることから海藻類の成育を助長するために昆布林の繁殖が必要である。昆布の繁殖を助けるためには育成床が必要となるため養殖鉄棚枠(5)内側に穴空木灰セラミックス(16)を通した格子状の種苗用マニラロープ組み立てネット(32)取り付け、養殖鉄棚枠(5)内側にある締付ボルト通し穴(7)とフロート固定棚枠(1)内側にある締付けボルト(3)を重ね連結させることで養殖鉄棚枠(5)に雑草がつき除去しなければならなくなったとき、ボルトをはずすことで養殖鉄棚枠(5)のみを陸上にあげメンテナンスする事ができ使用者にとって利用しやすい構造になっている。
3.フロート固定棚枠(5)に付いているフロートフック(2)にフロート固定ロープ(25)を結び付けその先にフロート(24)をつけることによりフロート固定棚枠(5)を浮上させ種苗用マニラロープ組み立てネット(32)を日光に近づけることが可能になる。日光をより受けることで昆布育成を助け、ウニ・アワビの繁殖効果を上げることができる。
4.フロート固定枠棚(1)が海中内で移動しないようステンワイヤ(19)にて右架台(8)と左架台(9)に取り付ける。架台は連結フックでつながれ正方形をなす。架台には土嚢フック(14)とアンカーフック(13)がありその先にそれぞれ土嚢(34)とアンカー(33)を付けることにより安定をはかり波による移動を防止し人間による監視等を必要としない効果を期待できる。また、土嚢(34)とアンカー(33)だけでは安定性を保てない場合、中間補助ワイヤ(37)についている固定石用ハチマキ(15)を海底に沈めたゴロタ石(36)に巻き付け安定を補助する役割を果たす。
正方形に形成されたフロート固定棚枠(1)の四隅上部にフロートフック(2)を設け、四隅下部にはワイヤフック(4)が設けてあるフロート固定棚枠(1)である。
フロート固定棚枠(1)には養殖鉄棚枠(5)を取り付ける。養殖鉄棚枠(5)の内側にはロープフック(6)が設けてありそこへ一定方向に向かって穴空木灰セラミックス(16)を通した種苗用ロープ(28)、その間に間隔固定ロープ(29)、垂直方向に撓み保持ロープ(30)と格子状に結んだ種苗用マニラロープ組み立てネット(32)が結び付くようになっている。
フロート固定棚枠(1)四隅上部にはフロートフック(2)が設けてあり、フロートフック(2)にフロート固定ロープ(25)を結びその先にフロート(24)を取り付けて海底3メートルないし5メートルほど浮上する仕組みになっている。フロート固定棚枠(1)四隅下部にはワイヤフック(4)がありそこにステンワイヤ(19)をワイヤクリップ(20)によりとめてしまう。ステンワイヤ(19)の中間ほどにはネズミ返し(21)を設け、ネズミ返し(21)を固定させるためのネズミ返し水平保持軸(22)、さらにネズミ返し固定ネジ(23)で固定する。ステンワイヤ(19)は右架台(8)、左架台(9)の両端上部にある吊りフック(12)と連結する。
右架台(8)、左架台(9)両端上部にはステンワイヤ(19)が連結した吊りフック(12)があり両端横には土嚢フック(14)が取り付けてある。土嚢フック(14)には架台の安定をはかるため土嚢固定ロープ(35)を結び土嚢(34)が取り付けられる。また架台には連結ワイヤフック(10)が取り付けてある。連結ワイヤフック(10)に連結ワイヤ(11)を結び2つの架台を連結させるのである。連結ワイヤ(11)の中央には中間補助ワイヤ(37)を取り付ける。中間補助ワイヤ(19)は連結ワイヤ(11)の間を移動することができ、海底に沈めたゴロタ石(36)を中間補助ワイヤ(11)に取り付けてある固定石用ハチマキ(15)で巻き付け架台の安定を補助する機能を持っている。架台両端後方にはアンカーフック(13)が設けてあり、そこにアンカーロープ(26)を結び付け、先にアンカー(33)を連結させ波による移動を防止する仕組みになっている木灰セラミックスを取り付けた浮上式昆布養殖棚の発明である。
次に発明の実施例に基づき図面を参考にして説明する。図1は木灰セラミックスを取り付けた浮上式昆布養殖棚上部にあるフロート固定棚枠(1)の図で一辺がL字の形をなしており養殖鉄棚枠(5)を重ねやすい形状となっている。フロート固定棚枠(1)四隅上部にはフロートフック(2)が設けられておりそこにフロート固定ロープ(25)を結びフロート(24)と連結させる。フロート固定棚枠(1)四隅下部にはワイヤフック(4)が設けられており右架台(8)と左架台(9)に結びつくようになっている。フロート固定棚枠(1)内側には図2で示されている一辺がL字に形成され正方形に組み込まれた養殖鉄棚枠(5)を連結するための締付ボルト(3)があり養殖鉄棚枠(5)中央部締付ボルト通し穴(7)と重ねて連結させるようになっている。養殖鉄棚枠(5)内側にはロープフック(6)が一辺につき数カ所設けられており種苗用マニラロープ組み立てネット(32)を取り付けられるようになっている。
図3はL字に形成された右架台(8)、左架台(9)の両端下部にある連結ワイヤフック(10)に連結ワイヤ(11)を結び付け、正方形に形成された図である。架台両端上部にはフロート固定棚枠(1)と連結する吊りフック(12)、両端横には本発明の安定を補助するための土嚢(34)を取り付ける土嚢フック(14)が設けられている。さらに両端後部にはアンカーフック(13)が設けられている。本発明の安定と波による移動を防止するためアンカー(33)を取り付けるためのものである。連結ワイヤ(11)の間には中間補助ワイヤ(37)が通されている。本発明が着地した地点にゴロタ石(36)を沈め、固定石用ハチマキ(15)を巻き付けて土嚢(34)やアンカー(33)だけでは安定性に欠けるとき補助する役割を持っている。
図4は種苗用ロープ(28)に通す穴空木灰セラミックス(16)の全体図と断面図である。中央部には種苗用ロープ(28)を通すための木灰セラミックス中心通り穴(17)があり、それが木灰セラミックス中心溝(18)として貫通しており両端には波の抵抗の軽減と摩擦による昆布の切断を防止するための面取りが施されている。
図5はフロート固定棚枠(1)に設けたワイヤフック(4)と架台に設けてある吊りフック(12)とを連結するステンワイヤ(19)を固定するワイヤクリップ(20)である。
図6はフロート固定棚枠(1)と架台を連結したステンワイヤ(19)の中間に設けるネズミ返し(21)である。ネズミ返し(21)はネズミ返し水平保持軸(22)とネズミ返し固定ネジ(23)で固定する。
図7はフロート固定棚枠(1)上面に取り付け、海中内の浮上を保つフロート(24)をフロート固定ロープ(25)でフロートフック(2)に固定した図である。
図8はフロート固定棚枠(1)と右架台(8)、左架台(9)を連結させるステンワイヤ(19)並びにネズミ返し(21)を取り付けた部分の状態を示す図である。図9はフロート固定棚枠(1)上方にフロート(24)、下部には架台に連結される吊りフック(12)を示した部分図である。
図10の示すとおりフロート固定棚枠(1)四隅上部にフロート(24)を連結させ、四隅下部から中間にネズミ返し(21)を付けたステンワイヤ(19)を取り付け右架台(8)、左架台(9)に連結させる。架台は連結ワイヤ(11)で接続され正方形をなし、連結ワイヤ(11)の間にはゴロタ石(36)に固定石用ハチマキ(15)を巻き付け安定を向上させる中間補助ワイヤ(37)、架台後部には架台を海底に安定させ移動しないよう設けるアンカー(33)を結び付けるためのアンカーロープ(26)と連結させるためのアンカーフック(13)を示した図である。
図11,図12で示すとおり穴空木灰セラミックス(16)を通した種苗用ロープ(28)とその間にある間隔固定ロープ(29)、垂直方向に撓み保持ロープ(30)と格子状に形成された種苗用マニラロープ組み立てネット(32)を養殖鉄棚枠(5)内側に設けられているロープフック(6)に緩み無く取り付けた部分図で図12は穴空木灰セラミックス(16)に昆布の種苗がついた種苗用麻糸(31)を巻き付けた部分図である。
図13は穴空木灰セラミックス(16)を通した種苗用ロープ(28)とその間に昆布の密集を軽減させるための間隔固定ロープ(29)、その垂直方向にロープのゆるみを防止する撓み保持ロープ(30)を格子状にした種苗用マニラロープ組み立てネット(32)を養殖鉄棚枠(5)に取り付けた状態を示す斜視図である。
図14の示すとおりフロート固定棚枠(1)四隅上部にフロート(24)を連結させ、四隅下部から中間にネズミ返し(21)を付けたステンワイヤ(19)を取り付け右架台(8)左架台(9)に連結させる。フロート固定棚枠(1)と養殖鉄棚枠(5)を連結させるため内側にある締付ボルト(3)と締付ボルト通し穴(7)を重ねて接続し、架台は連結ワイヤ(11)で連結され正方形をなし、連結ワイヤ(11)の間には海底に沈めたゴロタ石(36)に巻き付け安定を向上させる固定石用ハチマキ(15)のついた中間補助ワイヤ(37)、架台後部には架台を海底に安定させ移動しないよう設けるアンカー(33)を連結させるためのアンカーロープ(26)と連結させるためのアンカーフック(13)を示した図である。
図15はフロート固定棚枠(1)に養殖鉄棚枠(5)を重ね締付ボルト(3)により連結させ、海中内においても養殖鉄棚枠(5)をはずすことを可能とし穴空木灰セラミックス(16)に付着した雑草を陸上にて除去できるようにした部分図である。
図16は架台後部に設けられているアンカーフック(13)から結びついているアンカーロープ(26)に連結された本発明の安定化を図るアンカー(33)の全体図である。図17はアンカーロープ(26)に連結されたアンカー(33)を真横から見た図である。
図18の示すとおりフロート固定棚枠(1)四隅上部にフロート(24)を連結させ、四隅下部から中間にネズミ返し(21)を付けたステンワイヤ(19)を取り付け架台に連結させる。フロート固定棚枠(1)内側は締付ボルト(3)で連結された養殖鉄棚枠(5)が接続されており、架台は連結ワイヤ(11)で接続され正方形をなし、連結ワイヤ(11)の間には海底のゴロタ石(36)に巻き付け安定を向上させる固定石用ハチマキ(15)がついた中間補助ワイヤ(37)、架台後部にはアンカーフック(13)が設けられておりそこにアンカーロープ(26)を結び付ける。その先にアンカー(33)を取り付け海底にて安定性を向上させる。さらに安定性を求めるために架台両端横から土嚢フック(14)が設けられており、そこに土嚢固定ロープ(35)を結び、土嚢(34)がついた本発明の全体図である。
図19は図18の全体図が海底に沈んだ際、連結ワイヤ(11)中間にある中間補助ワイヤ(37)に取り付けてある固定石用ハチマキ(15)をゴロタ石(36)に巻き付けてある全体図である。
磯焼現象が進んでいる沿岸には昆布が育成せず、それに伴い昆布を餌とするウニやアワビも厳減の一途をたどり漁民は頭を悩ませている。そこで本発明を用いることにより昆布林を人工的に作ることが可能でウニやアワビも増加し活気ある漁場を作ることができる。
養殖鉄棚枠(5)を内側に取り付け連結させるフロート固定棚枠(1)の斜視図である。四隅上部にはフロートフック(2)、下部にはワイヤフック(4)、内側には締付ボルトを取り付けた斜視図である。 種苗用マニラロープ組み立てネット(32)を取り付ける前の養殖鉄棚枠(5)を上方から見た図である。内側にはフロート固定棚枠(1)と連結される締付ボルト通し穴(7)が施されている。 養殖鉄棚枠(5)とステンワイヤ(19)にて連結される右架台(8)と左架台(9)を連結ワイヤフック(10)に結び付けた連結ワイヤ(11)にて正方形を形成し、その中間に固定石用ハチマキ(15)を取り付けた中間補助ワイヤ(37)がある斜視図である。 穴空木灰セラミックス(16)の断面図と左右側面から見た図である。 ステンワイヤ(19)を固定するワイヤクリップ(20)の正面図である。 ステンワイヤ(19)の中間に取り付けるネズミ返し(21)の正面図である。 フロート固定棚枠(1)の四隅上部に設け、海中に浮上させるフロート(24)の正面図である。 フロート固定棚枠(1)と右架台(8)、左架台(9)を結ぶステンワイヤ(19)とネズミ返し(21)を設けた全体の正面図である。 フロート固定棚枠(1)上部にフロート(24)、下部にネズミ返し(21)を設けたステンワイヤ(19)を架台に取り付けた正面図である。 本発明の基礎となる本体から養殖鉄棚枠(5)とアンカー(33)、土嚢(34)をはずした状態の全体図である。 種苗用ロープ(28)と間隔固定ロープ(29)、撓み保持ロープ(30)を結んだ種苗用マニラロープ組み立てネット(32)に穴空木灰セラミックス(16)を通し、養殖鉄枠内側にあるロープ固定フック(27)に取り付けた部分図である。 種苗用ロープ(28)と間隔固定ロープ(29)、撓み保持ロープ(30)を結んだ種苗用マニラロープ組み立てネット(32)に穴空木灰セラミックス(16)を通し、穴空木灰セラミックス(16)に種苗用麻糸(31)を巻き付ける。養殖鉄枠内側にあるロープ固定フック(27)に取り付けた部分図である。 養殖鉄棚枠(5)に穴空木灰セラミックス(16)を通した種苗用マニラロープ組み立てネット(32)を取り付けた斜視図である。 本発明の基礎となる本体から養殖鉄棚枠(5)とアンカー(33)をはずした状態の全体図である。 フロート固定棚枠(1)と養殖鉄棚枠(5)が締付ボルトによって連結されている部分図である。 架台に付いているアンカーフック(13)からつながっているアンカーロープ(26)にアンカー(33)が結びついている全体図である。 アンカーロープ(26)に結びついているアンカー(33)を真横から見た図である。 本発明の基礎となる本体の全体図である。 本体を海中に沈めて使用する完成図である。
符号の説明
1 フロート固定棚枠
2 フロートフック
3 締付ボルト
4 ワイヤフック
5 養殖鉄棚枠
6 ロープフック
7 締付ボルト通し穴
8 右架台
9 左架台
10 連結ワイヤフック
11 連結ワイヤ
12 吊りフック
13 アンカーフック
14 土嚢フック
15 固定石用ハチマキ
16 穴空木灰セラミックス
17 木灰セラミックス中心通り穴
18 木灰セラミックス中心溝
19 ステンワイヤ
20 ワイヤクリップ
21 ネズミ返し
22 ネズミ返し水平保持軸
23 ネズミ返し固定ネジ
24 フロート
25 フロート固定ロープ
26 アンカーロープ
27 ロープ固定フック
28 種苗用ロープ
29 間隔固定ロープ
30 撓み保持ロープ
31 種苗用麻糸
32 種苗用マニラロープ組み立てネット
33 アンカー
34 土嚢
35 土嚢固定ロープ
36 ゴロタ石
37 中間補助ワイヤ

Claims (3)

  1. 木灰と粘土と砂を混合し、概ね900℃から1,300℃で焼き上げ円筒状にし、上下の部分は面取りをほどこし波による抵抗の軽減と昆布がすれて切断してしまう事を防止した穴空木灰セラミックス(16)を使用することにより昆布の育成には最適とされる自然岩(酸性岩)と同等な効果を期待でき、その穴空木灰セラミックス(16)中央部の木灰セラミックス中心通り穴(17)に種苗用ロープ(28)を通し、養殖鉄棚枠(5)に取り付けた発明である。
  2. 一辺がL字形に形成されたものを正方形に組み込んだフロート固定棚枠(1)四隅の上方に向いてフロートフック(2)、下方にワイヤフック(4)を設ける。フロート固定棚枠(1)四辺の内側中央にある締付ボルト(3)と一辺がL字形で正方形に組み込まれた養殖鉄棚枠(5)四辺の内側中央にある締付ボルト通し穴(7)を重ねて取り付け、養殖鉄棚枠(5)の一定方向に穴空木灰セラミックス(16)を通した種苗用ロープ(28)をつけ、その間には間隔固定ロープ(29)、垂直方向に撓み保持ロープ(30)を取り付け、格子状の種苗用マニラロープ組み立てネット(32)とする。フロートフック(2)にフロート固定ロープ(25)を結びその先にフロート(24)を取り付けた発明である。
  3. フロート固定棚枠(1)の四隅下方に設けてある吊りフック(12)にステンワイヤ(19)を結び、その先を右架台(8)と左架台(9)おのおのの両端上部にある吊りフック(12)に連結させる。この吊りフック(12)の中間にネズミ返し(21)を、ネズミ返し水平保持軸(22)さらにネズミ返し固定ネジ(23)で固定する。右架台(8)と左架台(9)を連結させるための連結ワイヤフック(10)に連結ワイヤ(11)を結ぶ。連結ワイヤ(11)の中間に海底に沈めたゴロタ石(36)を巻き付け本体が移動しないようにする固定石用ハチマキ(15)がついた中間補助ワイヤ(37)を取り付け、さらに海底に固定させるためアンカーロープ(26)を右架台(8)、左架台(9)の両端下部についてあるアンカーフック(13)に結び、アンカーロープ(26)の先にはアンカー(33)をつなげ海底に固定する。また架台の両端には土嚢フック(14)が設けてあり、土嚢フック(14)に土嚢固定ロープ(35)を結びその先に土嚢(34)を連結させることができる発明である。
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