JP4143553B2 - 無接触搬送装置 - Google Patents

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本発明は、帯状材(ウェブ)を安定した浮上状態で無接触搬送する無接触搬送装置に関する。
感光性印刷版(PS版)製造ラインでは、アルミニウム等のウェブをローラにより搬送している。このとき、ウェブとローラとの接触や、スリップ等によりウェブ表面(感光層塗布面)に傷が生じて品質故障を起こしやすい。このような品質故障を防止するために、ウェブ表面とローラ表面とを接触させずに、無接触搬送することが必要である。このような無接触搬送方法としては、ターンバーの搬送面から空気を噴射させてウェブを浮上搬送する方法が考えられている。しかし、このようなターンバーを利用して浮上搬送する場合、ターンバーの出入り口付近で空気圧が低下し、ウェブの振動によるバタツキが発生してウェブの表面とターンバーの搬送面とが接触する恐れがある。このため、浮上量を均一に保ちながらウェブを安定して無接触搬送することが難しかった。
前述の問題を解決するために、ターンバーの出入り口付近に空気を余分に噴出させることで、出入り口付近の空気圧の低下を防止し、ウェブの浮上量を均一にしてウェブの振動によりターンバーの搬送面に接触することを防止する方法が知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。また、ターンバーの出入り口に、ウェブの幅方向に空気を導く導出部を設け、ウェブの搬送方向に空気が逃げて出入り口付近の空気圧の低下することを防止する方法も知られている(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、上記特許文献1及び2に記載のターンバーでは、浮上に必要な空気量が余分に必要になることに加えて、ターンバーの構造が複雑となるためコストが高くなるという問題があった。また、上記特許文献3に記載の浮上装置では、ウェブの幅方向に空気を導く導出部を設けるため、ターンバーの構造を変更する必要があるため、製造コストが高くなるという問題があった。このような問題を解決するために、ターンバーの噴射面のウェブ搬送方向に対する両端部に近接し、ターンバーと略平行となるように、ウェブの浮上面と反対の面に接して回転するローラを配置した無接触搬送装置が本出願人から出願されている(特許文献4参照)。この無接触搬送装置によれば、ターンバーの構造に変更を施さずに低コストで、ウェブの振動を軽減し、ウェブの浮上量を均一にしてターンバーの搬送面に接触することを防止することができる。
実開平5−28632号公報 実開平6−6341号公報 特開平9−295727号公報 特願2003−381559号明細書
しかしながら、上記特許文献4に記載の無接触搬送装置では、ウェブ搬送方向の空気の漏れを防止するには不十分であり、ウェブ搬送方向の吹き出し風によりウェブが振動して騒音が発生するという問題があった。また、ウェブ搬送方向の空気の漏れにより、ターンバーの出入り口付近での空気圧が低下して、ウェブの浮上量が不均一となるという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、ターンバーの構造を複雑化することなく、浮上量を均一に保ち、ウェブの振動を軽減して騒音を抑制した無接触搬送装置を低コストで提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の無接触搬送装置は、気体が噴射される噴射口を複数形成した噴射面を有し、前記噴射口から噴射される気体によりウェブを前記噴射面から浮上させて、搬送方向を変更する円弧状に湾曲された曲面部と、前記曲面部に連続し前記噴射口が形成されていない平面部とを有するターンバーにより前記ウェブを無接触搬送する無接触搬送装置において、前記噴射面のウェブ搬送方向に対する両端部に隣接し、前記ターンバーと平行となるように配置されており、前記ウェブの浮上面と反対の面に接して回転する第1押えローラと、前記第1押えローラに対し、前記ターンバーと反対側で、前記ターンバーと平行に、前記第1押えローラと離して且つ前記第1押えローラ間距離よりも長い距離で互いに離されて配置されており、前記ウェブの浮上面と反対の面に接して回転し、前記ターンバーの平面部に対して前記ウェブを傾斜させて搬送する第2押えローラと、前記第1押えローラと前記ターンバーとの間で前記ターンバーに取り付けられ、前記噴射面の幅方向の長さと略同じ長さを有し、前記第1押えローラに押えられている前記ウェブと前記ターンバーとの間からの気体流出を制限する流出制限部材と、前記流出制限部材をターンバーの平面部上で搬送方向に移動自在に取り付けて、前記第1押えローラと前記流出制限部材との間隔を調節する間隔変更用の取付け部とを備えることを特徴とする。
また、前記流出制限部材は、前記ターンバー曲面部及び第1押えローラに近接する近接部がフッ素樹脂から構成されると共に、平坦面または外側に膨らむ湾曲面からなる面取りが施されていることを特徴とする。また、前記ウェブはアルミニウム製であり、前記浮上面に感光性化合物が塗布されていることを特徴とする。
本発明の無接触搬送装置によれば、押えローラとターンバーとの間に、ターンバーの噴射面の幅と略同じ長さを有する流出制限部材を取り付けたので、噴射面から噴射された気体が、ウェブ搬送方向に流出するのが制限され、ウェブの幅方向に流出される。このため、ウェブを浮上搬送する際に、ウェブ搬送方向の吹き出し風によるウェブの振動を低減でき、ウェブの振動による騒音を抑制できる。また、噴射面のウェブ搬送方向に対する両端部の気体の圧力の低下が防止されてウェブの均一な浮上量を確保できる。
また、流出制限板は、ウェブの搬送方向に移動自在にターンバーに取付けられており、押えローラと流出制限部材との間隔が調節される。このため、ウェブの厚さとウェブの剛性に基づいて、押えローラにラップするウェブと流出制限板とが最適な間隔になる位置に取り付けることにより、ウェブとの接触を防止しながらウェブの振動も最小限にすることができる。
以下に図面を参照しながら本発明の実施形態について説明を行う。図1は、本発明を実施したPS版製造工程を示す概略図である。このPS版製造工程10は、表面処理装置13と、水洗装置14と、第1及び第2の塗布装置15,16と、第1及び第2の乾燥装置17,18とを有している。アルミニウム製のウェブ11は供給元としてのウェブロール19からウェブ送出機20によって送出され、複数の搬送用ローラ21により表面処理装置13へ送られる。表面処理装置13では、ウェブ11の表面に付与される感光性化合物の塗布性及び密着性を向上させるための表面処理が施される。表面処理を施されたウェブ11は、水洗装置14にて洗浄され、さらに、第1塗布装置15により感光性塗布液が塗布される。
第1塗布装置15にて塗布されたウェブ11は第1乾燥装置17に送られて、その塗布面が乾燥されるが、第1乾燥装置17から第2塗布装置16へのウェブ11の搬送には、無接触搬送装置22が用いられる。この無接触搬送装置22は、ターンバー23と、4個のローラ24a,24bとを備えており、ターンバー23によりウェブ11を浮上させて無接触でウェブ11を搬送する。これにより、乾燥後でも付着性の高い塗布面は第2塗布装置16に至るまで部材等に接触することなく乾燥処理を施されることになる。第2塗布装置16で保護層用塗布液が塗布され、続く第2乾燥装置18で乾燥処理を施されたウェブ11は、複数の搬送用ローラ25により搬送された後、ウェブ巻取機26により巻芯27に巻き取られる。ただし、本発明は図1に示す様態に依存するものではない。
次に、無接触搬送装置22の構成について、図2〜図4を用いて説明する。図2は、無接触搬送装置22の構成を示す外観斜視図であり、図3は、ターンバー23の構成を示す外観斜視図である。また、図4は、無接触搬送装置22の側面概略図である。無接触搬送装置22は、ターンバー23と、4個のローラ24a,24bと、流出制限部材である2枚の流出制限板25とを備えている。
ターンバー23は、正面、背面、及び上面を構成し、断面形状が略U字状に形成された搬送板35と、側面を構成し、搬送板35の両端を覆う2枚の側板36,37と、下面を構成し、搬送板35の下端を覆う底板38とを備えて構成されており、このターンバー23内は中空にされている。また、この搬送板35が、ウェブ11を搬送する搬送面を構成している。
前述の搬送板35は、円弧状に湾曲された曲面部35aと、曲面部35aのウェブ搬送方向における両端から延出する平面部35bとから構成されている。曲面部35aは、ウェブ11を浮上搬送するために空気を噴射する噴射面であり、この曲面部35aの全面において、大きさの等しい噴射口39が、縦横に所定のピッチで千鳥状に形成されている。本実施形態においては、噴射口39のピッチは、縦10.0mm、横10.5mmとなっている。ただし、本発明は、噴射口39の形状やピッチに依存するものではなく、また、図中の噴射口39は、図の煩雑さを避けるために、噴射口39の大きさやピッチ等を誇張して表している。なお、噴射面である曲面部35aの開口率は、0.6%程度にされている。
側板36,37には、ターンバー23内に空気を供給するエアダクト40a,40bがそれぞれに設けられている。図示せぬブロア等の送風手段により、エアダクト40a,40bを介して、ターンバー23内に空気が供給される。このため、ターンバー23の内圧が上昇して外圧よりも高くなるため、噴射口39から空気が噴射される。このように、噴射口39から噴射される空気により、ウェブ11が浮上されてターンバー23により無接触で搬送される。なお、ターンバー23から噴射される気体は、空気ではなく別の気体、例えば、窒素等を使用しても良い。
また、2個のローラ24aは、押えローラであり、噴射面である曲面部35aの両端部に近接するように、ターンバー23と略平行に配置されている。2個のローラ24aは、、ウェブ11の浮上面と反対の面に接して回転する。これにより、曲面部35aの両端部でのウェブ11の大きな振動によるバタツキが防止されるので、ウェブ11の表面とターンバー23の搬送面との接触を防止することができる。
その他の2個のローラ24bは、ターンバー23の下方に位置し、ウェブ11の搬送路上に配置されている。この2個のローラ24bは、ターンバー23に対して平行で各々がターンバー23に対して対称位置になるように配置されている。これらのローラ24bの間隔は、2個のローラ24aの間隔よりも広くされている。
流出制限板25は、ターンバー23の長手方向(搬送板35の幅方向)の長さと略同じ長さを有する長方形の板部材であり、ローラ24a及び平面部35bに対して略平行となるように平面部35bに取付けられている。この流出制限板25は、曲面部35a及びローラ24aに上端が近接するように配置されている。このため、流出制限版25の上端が、ローラ24aとターンバー23との間に配置されて、噴射面から噴射された空気がウェブ搬送方向に流出するのを制限する。
また、この流出制限板25は、図5に示すように、平面部35bに取付けるための3個の長孔41a,41b,41cが形成されている。この長孔41a,41b,41cは、皿ボルト用の長孔であり、長手方向の両端部及び中央部に設けられている。この長孔41a,41b,41cに皿ボルト42を挿通し、ターンバー23の平面部35bに形成されたネジ穴43a,43b,43cに螺合させることにより取付けられる。このように、皿ボルト42により流出制限板25を取付けるので、図6に示すように、流出制限板25の表面からボルトの頭が突出することがないので、ウェブ11の表面と接触することを防止できる。
また、長孔41a,41b,41cに挿通させて流出制限板25を取付けているので、流出制限板25は、図6に示すように、ウェブ11の搬送方向と略平行な方向(上下方向)に平面部35b上で移動自在であり、ローラ24aと流出制限板25との間隔を調節することができる。このため、ウェブ11の厚さや剛性に基づいて、流出制限板25を上下方向に移動させることにより、ロール24aにラップするウェブ11の浮上面と流出制限板25とが最適な間隔d1になる位置に調節することができる。なお、流出制限板25に3個の長穴を形成するように説明したが、これに限るものではなく、2個以上であれば良い。
この流出制限板25により、ローラ24aにラップするウェブ11の浮上面とターンバー23との間隔が狭くされて、噴射口39から噴射された空気が、ウェブ11の搬送方向に流出するのが制限され、図2に示すように、ウェブ11の幅方向に空気が流出するように制限される。このため、ウェブ11の搬送方向へ吹き出し風によるウェブ11の振動が抑制され、ウェブ11の振動によって発生する騒音を低減できる。
流出制限板25は、図5及び図6に示すように、先端側と後端側で別々の素材で構成されている。曲面部35a(搬送面)及びローラ24aと近接する先端側の近接部50は、非常時の接触の可能性を考慮して、PTFE(四フッ化エチレン樹脂(Polytetrafluoroethylene) )などの各種フッ素樹脂で形成されている。このPTFEは、摩擦係数が非常に低いため、ウェブ11が近接部50に接触しても疵が付きにくいので有効である。さらに、ウェブ11と近接する近接部50の角は、1mm角での面取(C1)が施されている。これにより、非常時に流出制限板25がウェブ11の浮上面と接触した場合でも、表面に疵が付くことをさらに防止できる。なお、近接部50の角は、C1程度の面取を施すように説明を行ったが、これに限るものではなく、R1の曲面にしても良い。
近接部50よりも後端側の部分、すなわち3個の長穴41a,41b,41cが形成された取付け部51は、製作精度や取付け精度を確保するために、SUS(ステンレス)素材等のたわみの少ない素材にされている。
次に上記構成の無接触搬送装置の作用について説明する。実際のPS版では、ウェブ11の厚みが最大0.5、ウェブ幅が400mm〜1500mm程度である。このウェブ11をテープで接合する場合にはウェブ11を両面テープで重ね合わせて貼り付け、補強のために外周部にアルミ蒸着テープを貼るため、接合部の厚みが約2.0mm程度になる。
また、ウェブを搬送する際の張力は、100kg〜160kg程度に設定されている。さらに、送風手段として風量50mm3 /minのターボブロアを用い、エアダクト40a,40bを介して、ターンバー23内に空気が供給され、ウェブ11の浮上量d2は、4.0mm程度にされる。
この場合、流出制限板25の取付け位置を上下方向に移動させることにより、ロール24aにラップするウェブ11の浮上面と流出制限板25との間隔d1を調節して、2.7mm〜2.8mmに設定する。これにより、ウェブ11との接触を防止しながらウェブ11の振動も最小限にすることができる。また、ウェブの振動によって発生するウェブ表面の塗布ムラを防止できる。
無接触搬送装置22により搬送されるウェブ11は、ローラ24a、ローラ24b、及びターンバー23により形成される搬送路に沿って搬送される。この時、ローラ24aがウェブ11の浮上面と反対の面に接して回転するので、ターンバー23のウェブ搬送方向の両端部(ウェブ11の入口側及び出口側)でのウェブ11の大きな振動が抑制されて、バタツキが防止される。このため、ウェブ11がターンバー23の搬送面に接触することが防止される。
また、曲面部35a(噴射面)から噴射された空気は、空気の流出方向を制限する流出制限板25によって、ウェブ11の搬送方向への流出が阻害されて、図2に示すようにウェブの幅方向に流出する。このため、曲面部35a(噴射面)の両端部での空気圧の低下が防止されて、ウェブ11の浮上量が搬送板35上で均一に保たれるとともに、ウェブの振動を抑制することができる。流出制限板25を取付けない場合は、ウェブ11の搬送方向に吹き出し風が発生してウェブ11が振動することにより、85db程度の騒音が発生する。しかし、流出制限板25を取付けた場合は、ウェブ11の振動を抑制することができるので、騒音値を70db程度に抑制することができる。
なお、本実施形態においては、無接触搬送装置を1個のターンバーを備えて構成されるように説明したが、これに限るものではなく、複数のターンバーを備えて構成しても良い。この場合は、前述のように、ローラと阻止板をターンバー毎に設ければ良い。
また、本実施形態においては、第1塗布装置15と第2塗布装置16との間に、本発明の無接触搬送装置22を配置して、ウェブ11を無接触搬送するように説明を行ったが、これに限るものではなく、他の乾燥装置や塗布装置等の各種装置でのウェブ搬送に本発明を適用しても良い。
さらに、本実施形態では、PS版を無接触搬送する場合について説明を行ったが、これに限るものではなく、例えば、写真フイルム用基材、印画紙用のバライタ紙、磁気記録媒体用基材等の連続した帯状で可撓性を有するものに適用可能である。
なお、本実施形態では、ウェブと流出制限板が接触した時の擦れ防止として、流出制限板にPTFE素材を用いて構成したが、50〜60℃程度の耐熱性を有する素材であれば良く、デルリン(登録商標)等のアセタール樹脂や、塩化ビニル等の素材を用いても良い。
PS版製造工程を示す概略図である。 無接触搬送装置の構成を示す外観斜視図である。 ターンバーの構成を示す外観斜視図である。 無接触搬送装置の構成を示す側面図である。 流出制限板の構成を示す平面図である。 流出制限板の構成を示す断面図である。
符号の説明
10 PS版製造工程
11 ウェブ
22 無接触搬送装置
23 ターンバー
24a,24b ローラ
25 流出制限板
35 搬送板
35a 曲面部
35b 平面部
39 噴射口
d1 間隔
d2 浮上量

Claims (3)

  1. 気体が噴射される噴射口を複数形成した噴射面を有し、前記噴射口から噴射される気体によりウェブを前記噴射面から浮上させて、搬送方向を変更する円弧状に湾曲された曲面部と、前記曲面部に連続し前記噴射口が形成されていない平面部とを有するターンバーにより前記ウェブを無接触搬送する無接触搬送装置において、
    前記噴射面のウェブ搬送方向に対する両端部に隣接し、前記ターンバーと平行となるように配置されており、前記ウェブの浮上面と反対の面に接して回転する第1押えローラと、
    前記第1押えローラに対し、前記ターンバーと反対側で、前記ターンバーと平行に、前記第1押えローラと離して且つ前記第1押えローラ間距離よりも長い距離で互いに離されて配置されており、前記ウェブの浮上面と反対の面に接して回転し、前記ターンバーの平面部に対して前記ウェブを傾斜させて搬送する第2押えローラと、
    前記第1押えローラと前記ターンバーとの間で前記ターンバーに取り付けられ、前記噴射面の幅方向の長さと略同じ長さを有し、前記第1押えローラに押えられている前記ウェブと前記ターンバーとの間からの気体流出を制限する流出制限部材と、
    前記流出制限部材をターンバーの平面部上で搬送方向に移動自在に取り付けて、前記第1押えローラと前記流出制限部材との間隔を調節する間隔変更用の取付け部とを備えることを特徴とする無接触搬送装置。
  2. 前記流出制限部材は、前記ターンバー曲面部及び第1押えローラに近接する近接部がフッ素樹脂から構成されると共に、平坦面または外側に膨らむ湾曲面からなる面取りが施されていることを特徴とする請求項1記載の無接触搬送装置。
  3. 前記ウェブはアルミニウム製であり、前記浮上面に感光性化合物が塗布されていることを特徴とする請求項2記載の無接触搬送装置。
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