JPH09295739A - 帯状材の通板方向変換装置 - Google Patents

帯状材の通板方向変換装置

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JPH09295739A
JPH09295739A JP10983796A JP10983796A JPH09295739A JP H09295739 A JPH09295739 A JP H09295739A JP 10983796 A JP10983796 A JP 10983796A JP 10983796 A JP10983796 A JP 10983796A JP H09295739 A JPH09295739 A JP H09295739A
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JP
Japan
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floater
strip
guide plate
belt
longitudinal direction
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Pending
Application number
JP10983796A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Miyagawa
和也 宮川
Kazuo Akaoka
和夫 赤岡
Norio Takahashi
憲男 高橋
Tadaaki Yasumi
忠明 八角
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP10983796A priority Critical patent/JPH09295739A/ja
Publication of JPH09295739A publication Critical patent/JPH09295739A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/30Orientation, displacement, position of the handled material
    • B65H2301/34Modifying, selecting, changing direction of displacement
    • B65H2301/342Modifying, selecting, changing direction of displacement with change of plane of displacement
    • B65H2301/3423Modifying, selecting, changing direction of displacement with change of plane of displacement by travelling an angled curved path section for overturning and changing feeding direction

Landscapes

  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Advancing Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 帯状材のばたつきを防止して帯状材の折れや
表面をコーティングした帯状材に皺状の模様が付くのを
良好に防止する。 【解決手段】 フロータ1に対する鋼帯Sの入側位置及
び出側位置における噴出孔2の形成部分と非形成部分と
の境界部4近傍に、噴出孔2から噴き出す空気を鋼帯S
の長手方向に沿って導く案内板5を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば連続焼鈍や
めっきラインなどで鋼板の通板方向を変換するのに好適
な装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の帯状材の通板方向変換装
置としては、例えば図4に示すものが知られている。
【0003】この装置は、鋼板等の帯状材Sをらせん状
に巻き掛けることにより該帯状材Sの通板方向を変換す
る円筒状のフロータ1を備えたもので、該フロータ1の
外周面に設けられた多数の噴出孔2から噴き出す流体に
より帯状材Sを非接触で浮上支持するようにしたもので
ある。
【0004】ここでいう方向変換とは、フロータ1の軸
方向にも移動成分を持つ、すなわち、方向変換前の設計
パスセンターラインと方向変換後の設計パスセンターラ
インとがねじりの関係にあるような方向変換を指す。こ
れにより、プロセスラインの配置を直線状のものに限る
ことなく例えば90°曲がった配置や並行配置にするこ
とが可能になって該プロセスラインを小規模な建屋に低
コストで構築することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の帯状材の
通板方向変換装置においては、フロータ1に帯状材Sを
らせん状に巻き掛けるようにしているので、フロータ1
に対する帯状材Sの入側及び出側部分はフロータ1の軸
線に対して斜めに配置されるが、この時の噴出孔2から
噴出する流体は、図4で矢印で示すように、フロータ1
の軸線に対して直交する方向に流れる。このため、入側
及び出側部分において、帯状材Sの幅方向の片側(二点
鎖線で囲んだ部分)のみに流体が集中して帯状材Sにば
たつきが生じ、帯状材Sが折れたり表面をコーティング
した帯状材の場合には皺状の模様が付くことがあった。
【0006】本発明はかかる不都合を解消するためにな
されたものであり、帯状材のばたつきを良好に防止する
ことができる帯状材の通板方向変換装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1に係る帯状材の通板方向変換装置は、帯
状材をらせん状に巻き掛けることにより該帯状材の通板
方向を変換するフロータを備え、該フロータに設けられ
た多数の噴出孔から噴き出す流体により前記帯状材を非
接触で浮上支持するようにした帯状材の通板方向変換装
置において、前記フロータに対する前記帯状材の入側及
び出側部分に、前記噴出孔から噴出する前記流体を該帯
状材の長手方向に沿って導く案内板を設けたことを特徴
とする。
【0008】請求項2に係る帯状材の通板方向変換装置
は、前記入側部分に設けられた前記案内板の前記フロー
タから離間する側、及び前記出側部分に設けられた前記
案内板の前記フロータから離間する側に、それぞれ前記
帯状材の進行を補助する補助ロールを配置したことを特
徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図1及び図2を参照して説明する。図1は本発明の実
施の形態の一例である鋼帯の通板方向変換装置を説明す
るための説明的概略図、図2は図1の側断面図ある。な
お、従来例と重複する部分は同一符号を付して説明す
る。
【0010】この装置は、図1及び図2に示すように、
例えば円筒状のフロータ1を備えたもので、該フロータ
1の外周面に鋼帯Sをらせん状に巻き掛けることにより
該鋼帯Sの通板方向を変換するようにされている。フロ
ータ1の鋼帯Sの巻き掛け位置(通板位置)Lには空気
を噴出する多数の噴出孔2が穿設されている。また、フ
ロータ1の端部には空気供給管3の一端が連結されてお
り、該供給管3の他端は図示しないポンプ、ブロワ又は
コンプレッサなどの空気供給装置に連結されている。空
気供給装置から空気供給管3を経てフロータ1内の図示
しないチャンバーに空気を供給することにより、噴出孔
2から所定の圧力の空気が噴き出し、これにより、鋼帯
Sがフロータ1の外周面に非接触で浮上支持されるよう
になっている。
【0011】なお、この実施の形態では、鋼帯巻き掛け
位置部分Lをパンチングメタル等で形成して多数の円形
の噴出孔2を等間隔で配設しているが、噴出孔2の形状
は特に限定されず、例えば、円形に代えて矩形あるいは
スリット状の噴出孔としてもよく、また、必ずしも噴出
孔2を等間隔で配設する必要はない。更に、この実施の
形態では、流体としてコスト上の観点から空気を採用し
ているが、これに限定されず、鋼帯Sを浮上支持できる
限りにおいて、例えば窒素等の他の流体を用いてもよ
い。
【0012】フロータ1に対する鋼帯Sの入側位置及び
出側位置における噴出孔2の形成部分と非形成部分との
境界部4近傍には、噴出孔2から噴き出す空気を鋼帯S
の長手方向に沿って導く案内板5が該鋼帯Sの長手方向
に延設されている。案内板5は鋼帯Sの長手方向に長い
略長方形状の板部材で形成されており、その基端部がフ
ロータ1の外周面に溶接等によって固定されている。案
内板5と鋼帯Sとの間隔は、鋼帯巻き掛け位置Lにおけ
る鋼帯Sの浮上量と略同一かそれより大きくされてい
る。ここで、この実施の形態では、案内板5をフロータ
1の軸線方向に等間隔で複数(この実施の形態では10
枚)設けており、フロータ1の軸線方向の両側部におい
て最も外側に位置する二枚の案内板5は鋼帯Sの両側部
より外方に配置されている。なお、図1では、鋼帯Sの
入側位置のみを図示して出側位置の図示は省略している
が、出側位置にも入側位置と同様に案内板5が配置され
ている。
【0013】このように、この実施の形態では、フロー
タ1の軸線に対して直交する方向に流出する空気を案内
板5によって鋼帯Sの長手方向に導いているので、従来
のように、鋼帯Sの幅方向の片側のみへの空気の集中が
回避されて鋼帯Sのばたつきが大幅に減少し、この結
果、鋼帯Sの折れや表面をコーティングした鋼帯Sに皺
状の模様が付くのを良好に防止することができる。
【0014】また、案内板5と鋼帯Sとの間隔は、鋼帯
巻き掛け位置Lにおける鋼帯Sの浮上量と略同一かそれ
より大きくされているので、案内板5が鋼帯Sに接触し
て疵等がつくのを良好に防止することができる。
【0015】なお、上記実施の形態では、案内板5を長
方形状の板部材としているが、案内板5の形状及び大き
さは特に限定されるものではなく、空気を鋼帯Sの長手
方向に沿って導くことができる限りにおいて、適宜変更
可能である。
【0016】また、上記実施の形態では、案内板5をフ
ロータ1の軸線方向に10枚設けているが、案内板5の
数は特に限定されるものでなく、場合によっては、空気
が集中する鋼帯Sの幅方向の側部にのみ案内板5を一枚
(例えば、図1においてフロータ1の軸線方向の最も左
側に配置された案内板5)だけ設けて該空気を鋼帯Sの
長手方向に導くようにしてもよい。
【0017】図3は本発明の他の実施の形態である鋼帯
の通板方向変換装置を示したものであり、上記実施の形
態を相違するところは、鋼帯Sの入側部分に設けられた
案内板5のフロータ1から離間する側、及び出側部分に
設けられた案内板5のフロータ1から離間する側に、そ
れぞれ鋼帯Sの進行を補助する補助ロールとしてのサポ
ートロール6を配置した点にある。なお、図3では、鋼
帯Sの入側位置のみを図示して出側位置の図示は省略し
ているが、出側位置にも入側位置と同様にサポートロー
ル6が配置されている。
【0018】このようにすると、鋼帯Sの長手方向に沿
って流れる空気が途中で失速して該失速部分で境界層が
剥離することにより生じる鋼帯Sの振動をサポートロー
ル6で機械的に拘束することができるので、上述した案
内板5によるばたつきの防止効果と相まって鋼帯Sのば
たつきをさらに抑えることができる。
【0019】なお、この実施の形態では、サポートロー
ル6を鋼帯Sの下側に配置しているが、これに限定され
ず、サポートロール6を鋼帯Sの上側に配置してもよ
く、また、サポートロール6に代えて、ピンチロールあ
るいはデフレクタロール等を用いてもよい。
【0020】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、請求項
1の発明では、従来のように、帯状材の幅方向の片側の
みへ流体が集中するのを回避することができるので、帯
状材のばたつきが大幅に減少し、この結果、帯状材の折
れや表面をコーティングした帯状材に皺状の模様が付く
のを良好に防止することができるという効果が得られ
る。
【0021】請求項2の発明では、請求項1の発明に加
えて、帯状材の長手方向に沿って流れる流体が失速する
部分での境界層の剥離に伴う帯状材の振動を補助ロール
で機械的に拘束することができるので、案内板によるば
たつきの防止効果と相まって帯状材のばたつきをさらに
抑えることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例である鋼帯の通板方
向変換装置を説明するための説明的概略図である。
【図2】図1の側断面図である。
【図3】本発明の他の実施の形態である鋼帯の通板方向
変換装置を説明するための説明的概略図である。
【図4】従来例を説明するための説明的概略図である。
【符号の説明】
S…鋼帯(帯状材) 1…フロータ 2…噴出孔 5…案内板 6…サポートロール(補助ロール)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 憲男 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内 (72)発明者 八角 忠明 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状材をらせん状に巻き掛けることによ
    り該帯状材の通板方向を変換するフロータを備え、該フ
    ロータに設けられた多数の噴出孔から噴き出す流体によ
    り前記帯状材を非接触で浮上支持するようにした帯状材
    の通板方向変換装置において、 前記フロータに対する前記帯状材の入側及び出側部分
    に、前記噴出孔から噴出する前記流体を該帯状材の長手
    方向に沿って導く案内板を設けたことを特徴とする帯状
    材の通板方向変換装置。
  2. 【請求項2】 前記入側部分に設けられた前記案内板の
    前記フロータから離間する側、及び前記出側部分に設け
    られた前記案内板の前記フロータから離間する側に、そ
    れぞれ前記帯状材の進行を補助する補助ロールを配置し
    たことを特徴とする請求項1記載の帯状材の通板方向変
    換装置。
JP10983796A 1996-04-30 1996-04-30 帯状材の通板方向変換装置 Pending JPH09295739A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005145577A (ja) * 2003-11-11 2005-06-09 Fuji Photo Film Co Ltd 無接触搬送装置
JP2005219871A (ja) * 2004-02-05 2005-08-18 Fuji Photo Film Co Ltd 無接触搬送装置
CN114887847A (zh) * 2022-05-31 2022-08-12 广东嘉拓自动化技术有限公司 一种极片悬浮转向辊

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005145577A (ja) * 2003-11-11 2005-06-09 Fuji Photo Film Co Ltd 無接触搬送装置
JP2005219871A (ja) * 2004-02-05 2005-08-18 Fuji Photo Film Co Ltd 無接触搬送装置
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