JP4137884B2 - 細かい気泡の泡層を有するコーヒー、特にカプチーノを作成する装置および方法 - Google Patents

細かい気泡の泡層を有するコーヒー、特にカプチーノを作成する装置および方法 Download PDF

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Description

本発明は、コーヒーまたはカプチーノなどの、細かい気泡の泡層を備えている、消費に適した飲料を作成する装置で、加圧状態で飲料を配量する飲料ユニットと、飲料のジェットを生成するために加圧状態で飲料が供給される少なくとも1つのノズルと、バッファリザーバであって、使用時に、細かい気泡の泡層を獲得するためにジェットが噴出する先のバッファリザーバ内に飲料の液体レベルが生成されるよう、飲料のジェットを収集するものと、細かい気泡の泡層を有する飲料をバッファリザーバから放出する出口路とを設けた装置に関する。
本発明は、コーヒーまたはカプチーノなどの、細かい気泡の泡層を備えている、消費に適した飲料を作成する方法で、飲料からなる液体ジェットが生成され、液体ジェットをバッファリザーバ内へ噴出させ、細かい気泡の泡層を獲得するためにジェットが噴出する先のバッファリザーバ内に、飲料の液体レベルが生成され、バッファリザーバには、細かい気泡の泡層を有する飲料をバッファリザーバから放出する出口路を設ける方法にも関する。
このような装置および方法は、欧州特許出願第0878158号から知られている。
このような装置は、細かい気泡の泡層を有するコーヒー(クリーム入りコーヒーとも呼ぶ)を作成するのに非常に満足いくことが分かっている。細かい気泡の泡層は、空気が充填されたコーヒーの気泡によって形成される。
既知の装置には、特に比較的小さい出口開口を設け、これはバッファリザーバの底部に配置される。出口開口は、使用時にジェットによって、出口開口を介してバッファリザーバから再び出る場合より多くのコーヒーをバッファリザーバに供給するような寸法を有する。その結果、細かい気泡の泡層を獲得するために、ジェットが噴出する先のバッファリザーバに、上記の飲料の液体レベルが生成される。出口路は、例えば細かい気泡の泡層を有する飲料を放出するためのオーバフローを備えてよい。十分な飲料が作成されると、ジェットによるバッファリザーバへの飲料の供給が停止する。その後、バッファリザーバ内の液体がオーバフローのレベルより低い限り、バッファリザーバは、上記の出口開口を介してゆっくり空になる。このようにゆっくり空にするには多少の時間がかかり、最終的に後垂れがある。既知の装置は満足できるが、本発明は、所望されるならば、バッファリザーバへのジェットによる飲料の供給が終了したときに、バッファリザーバを空にし、出口路を介してバッファリザーバから後垂れする時間を短縮することができ、所望されるならば、装置がカプチーノの作成にも適切であるという意味で、装置の改良を意図している。本発明は、より良い泡層、つまり相対的にさらに小さい気泡を有する泡層の形成を可能にすることも意図している。
本発明による装置は、このために、出口路に少なくとも1つのサイフォンを設け、これは、サイフォン中の液体レベルが所定の高さを超えると、飲料をバッファリザーバからサイフォンを介して放出するよう作用することを特徴とする。
装置を使用して、細かい気泡の泡層を有するコーヒーを作成する場合、バッファリザーバは、ジェットによってバッファリザーバに供給される飲料を通して、徐々に飲料が充填される。次に、細かい気泡の泡層を獲得するために、その間にバッファリザーバ内で形成される液体レベル内への噴出をジェットは開始する。これは直ぐに起こる。バッファをまだ空にする必要がないからである。次にサイフォン中の液体レベルも上昇する。サイフォン中の液体レベルが十分に上昇すると、バッファリザーバはサイフォンを介して空になり始める。ジェットによるバッファリザーバへの供給を停止すると、バッファリザーバはサイフォンを介して少なくとも実際的には完全に空になる。これは、サイフォンの寸法に応じて、比較的短時間内で実行される。少なくとも実際的に、もう後垂れの問題はなくなる。
サイフォンのために、バッファリザーバの底部に上述した出口開口を設ける必要がないので、例えばジェットによってバッファリザーバへと飲料を供給する前に、バッファリザーバ内にある量の濃縮乳を含めることが可能である。バッファリザーバに含まれる濃縮乳の量が上述した所定の高さを超えない限り、この濃縮乳はバッファリザーバ内にとどまる。その後、装置を始動すると、飲料のジェットがバッファリザーバ内へ噴出させられる。飲料のジェットは、この例ではコーヒーからなっていてよい。その結果、細かい気泡の泡層を有するカプチーノが形成される。細かい気泡の泡層を有するカプチーノは、出口路を介してバッファリザーバを出る。したがって、装置はカプチーノの作成にも適切である。カプチーノを作成するために、濃縮乳ではなく粉乳もバッファリザーバに含めることができることに留意されたい。例えば新鮮なコーヒーを飲料ユニットによって作成する場合、上述した流出開口を設ける必要がないので、より良い泡層が形成される。上述した出口開口を設ける必要がないので、バッファリザーバ内のレベルはより迅速に上昇し、これにより、相対的に高い濃度の固形分を有するコーヒー抽出物に基づく一級品の泡が形成される。まさに、このような抽出物は泡層を改善する、つまり相対的により小さい気泡を有する泡層になることが判明している。
バッファリザーバを周囲から気密封止する、つまりバッファリザーバはサイフォンを介してのみ周囲と開放連通している場合、バッファリザーバ内の圧力は、バッファリザーバ中の飲料によってサイフォンの流入開口が閉鎖されていると、過圧状態になることがある。その結果、場合によっては気体を含む飲料のジェットをバッファリザーバに供給すると、バッファリザーバ内の圧力が過圧状態になり、その結果、サイフォン中の液体レベルがバッファリザーバ自体中の液体レベルより急速に上昇する。逆に、バッファリザーバがサイフォン以外にその周囲と開放連通していると、バッファリザーバ内の圧力は常に大気圧である。その結果、バッファリザーバ中の液体レベルは、サイフォン中の液体レベルと等しく上昇し、サイフォンの最高ポイントが、サイフォンの作用するバッファリザーバのレベルを決定する。
バッファリザーバが周囲から気密封止されていないときに、ジェットによる飲料の供給が停止されると、バッファリザーバは、比較的短時間でサイフォンを介して空になり、少なくとも実際的に後垂れの問題がない。バッファリザーバが周囲から気密封止されている場合は、ジェットによる飲料の供給を停止すると、サイフォンを通る流れを比較的迅速に停止することができる。バッファリザーバを曝気できないからである。
特に、少なくとも1つの通路壁に囲まれ、バッファリザーバ内に配置された流入開口、およびバッファリザーバの外側に配置された流出開口を有する液体流路を、サイフォンは設けられる。さらに、出口路にさらに少なくとも1つのオーバフローを設けることが好ましい。これは、使用時にジェットによって飲料をバッファリザーバに供給する場合、バッファリザーバはオーバフローを介して空にできるという利点を有する。同時に、バッファリザーバはサイフォンを介しても空になるが、オーバフローの方が流量が大きい。したがって使用時には、オーバフローを介してバッファリザーバを出る飲料の流量は、サイフォンを介してバッファリザーバを出る飲料の流量より多くなり得る。ジェットによるバッファリザーバへの飲料供給が停止した場合、オーバフローより下まで下がった液体レベルは、上述したサイフォンによってバッファリザーバからさらに流出することができる。
特に、バッファリザーバの底部を貫通して延在する内側チャンネルと、内側チャンネルを囲む外側チャンネルとによって液体流路が形成され、内側チャンネルに、流入開口より高いレベルに配置された第1開放端、およびバッファリザーバの外側で、底部より下に配置された第2開放端を設け、外側チャンネルは、第1開放端より上まで延在して、第1開放端の上で閉鎖し、外側チャンネルには、第1開放端より下に、液体流路の流入開口を形成する開口が設けられる。これで、外側チャンネルをバッファリザーバに着脱式に接続することができる。これで外側チャンネルを外すことができ、これはサイフォンのクリーニングを容易にする。
本発明による方法は、少なくとも1つのサイフォンであって、サイフォンの液体レベルが所定の高さを超えると作用して、サイフォンを介してバッファリザーバから飲料を放出するものを、出口路に設けることを特徴とする。
次に本発明を、図面を参照してさらに詳細に説明する。
図1では、参照番号1は細かい気泡の泡層を有するコーヒー、特にカプチーノを作成する装置を指す。装置には、飲料を加圧状態で装置の少なくとも1つのノズル4へと配量する飲料ユニット2を設ける。飲料ユニット2には、この例では加圧状態で湯を配量するよう配置構成された湯ユニット6を設ける。さらに、飲料ユニット2にはコーヒーパッド10を受けるように配置構成されたホルダ8を設ける。ホルダ8とコーヒーパッド10のアセンブリは、例えば欧州特許出願第EPA0904717号に記載されているように作成してよい。コーヒーパッドは、ホルダ8の底部12上に延在し、この底部に流出開口14を設け、これはこの例ではノズル4も形成する。
飲料ユニット2にはさらに、コーヒーパッド10を充填した場合にホルダ8を閉鎖することができるカバー16を設ける。湯は、ホース18によって湯ユニット6から中空カバー16の供給開口20に供給される。中空カバー16にはその下側にプレート22を設け、これにはいくつかの流出開口24を設ける。使用時には、湯が加圧状態で湯ユニット6からホース18を介してカバー16の内部空間へと流れ、その後にプレート22の流出開口24によってカバー16を出る。このように、湯はホルダ8の上側に供給される。次に湯は加圧されてパッドを通過し、その後にコーヒー抽出物が形成される。このコーヒー抽出物は、飲料ユニット2によって生成された圧力の下で加圧されてノズル4を通過し、この結果、飲料、この例ではコーヒーの抽出物のジェット25が形成される。
装置にはさらに、飲料のジェットを収集するバッファリザーバ26を設ける。バッファリザーバには、この例ではわずかに凸状にした底部28を設ける。装置にはさらに、サイフォン30を設け、このサイフォンは、サイフォン中の液体レベルが所定の高さを超えた場合に、飲料をバッファリザーバからサイフォンを介して放出する。この所定の高さは、以下で、サイフォンのオーバフローレベルとも呼ばれる。
サイフォン30には、通路壁に囲まれ、図1では参照番号32で指定した液体流路を設ける。液体流路は、サイフォンの流入開口34を通して延在する。流入開口34は、バッファリザーバ内の底部より上に配置される。液体流路はサイフォンの流出開口36を通して下方向に延在する。流出開口36は、バッファリザーバの外側に配置され、流入開口より下にある。
さらに、サイフォンには、流入開口34より高い最高ポイント38を設ける。
サイフォン30は、バッファリザーバから飲料を放出するために、バッファリザーバ26の出口路を形成する。出口路には、この例では第1オーバフロー39Aおよび第2オーバフロー39Bをさらに設ける。オーバフロー39Aおよび39Bはそれぞれ、バッファリザーバの隆起した側壁40に配置される。オーバフローは、隆起した側壁40に配置された流出開口41Aおよび41Bによって形成される。流出開口41Aおよび41Bは、オーバフローレベルから隆起側壁40内を上方向に隆起側壁の上縁43まで延在し、したがって上方向には制限されない。しかし、オーバフロー開口41Aおよび41Bは、オーバフローレベルから上縁43より低い所まで延在することも可能であり、これはオーバフロー開口が上方向に制限されるということを意味する。オーバフロー39Aおよび39Bの下流では、オーバフロー路43Aおよび43Bが流出開口45Aおよび45Bまで延在し、オーバフロー路は分離壁47によって分離される。液体は、流出開口35Aを介してバッファリザーバから装置の第1出口42Aへと流れ、この出口を介して装置を出ることができる。極めて同様に、飲料は、流出開口45Bを介して第2出口42Bへと流れ、第2出口42Bを介して装置を出ることができる。
図2bおよび図2cで見られるように、液体をサイフォンから出口42Aおよび出口42B上に分配する分離壁44が、サイフォン30の流出開口36の下に配置される。したがって、サイフォンを介してバッファリザーバを出る液体は、出口42Aおよび42B上に等しく分配され、出口42Aおよび42Bを介して装置を出る。
この例では、オーバフローの最低ポイント46が各々、サイフォン30の流入開口34と同じ高さ、またはそれより高い位置にある。さらに、この例では、オーバフローのそれぞれの最低ポイント46が各々、サイフォンの最高ポイント38より低い。サイフォンの最高ポイントとは、本明細書では、液体分子がサイフォンを通って流れることができるよう、少なくとも上昇しなければならない最低高さと理解される。上述した最低ポイントは、個々のオーバフロー39A、39Bのオーバフローレベルを決定する。しかし、オーバフロー39A、39Bの最低ポイント46が各々、サイフォン30の最高ポイント38より高いことも可能である(図4参照)。
この例では、液体流路32は、バッファリザーバの底部28を貫通して延在する内側チャンネル48によって形成される(図2a参照)。内側チャンネル48には、流入開口34より高いレベルに配置された第1開放端50を設ける。さらに、開放端50はバッファリザーバ内に配置される。内側チャンネルにはさらに、バッファリザーバの外側で、好ましくは底部より下に配置された第2開放端52を設ける。第2開放端52は、上述した流出開口36に対応する。サイフォンにはさらに、内側チャンネル48を囲む外側チャンネル54を設ける。外側チャンネル54は、内側チャンネル48の第1開放端50より上まで延在し、この第1開放端51の上で閉鎖する。外側チャンネルには、第1開放端50より下に液体流路の流入開口を形成する開口56を設ける。この例では、開口56は外側チャンネル54の開放端によって形成される。この開放端は、バッファリザーバの底部28によっては完全には閉鎖しない。バッファリザーバの底部28が凸状にされているからである。外側チャンネル54は、バッファリザーバに着脱式に接続され、したがって図2dで示すように外すことができる。この例では、サイフォンに流入開口より高い最高ポイントを設けている。さらに、出口開口を底部の最低部分より低く配置している。また、流入開口をバッファリザーバの底部の最低ポイントより上に配置している。
ここまで説明してきた装置は、以下のように動作する。
コーヒー抽出物飲料のジェットを、上述したようにバッファリザーバ内へ噴出させる。その結果、飲料の液体レベルがバッファリザーバ内に生成される。少なくとも5mmの高さのレベルを形成することが好ましい。その液体レベル内への飲料のジェットの衝突の間、空気が飲料内へ混入させられる。その結果、細かい気泡の泡層が形成される。このようにして、バッファリザーバ内で液体レベルが上昇し始める。外側チャンネル54内で内側チャンネル48の外に配置されたサイフォン内の空間でも、液体レベルが上昇し始める。バッファリザーバが周囲と開放連通している場合、バッファリザーバ内の圧力は大気圧となり、バッファリザーバ内のレベルは、サイフォン内のレベルと等しい。しかし、バッファリザーバはサイフォンを介してのみ周囲と開放連通することが可能である。オーバフロー39Aおよび39Bはこの場合には存在せず、ホルダ8が使用中にバッファリザーバを気密封止する。バッファリザーバ中の液体レベルが流入開口34より高い場合、バッファリザーバ内の圧力は、ホルダ8からバッファリザーバへ液体、および場合によっては気体(空気)が供給された結果、増加し始める。このようにバッファリザーバ内の圧力が上昇する可能性があるので、その結果、サイフォン(ここでは内部チューブの外側で外部チューブの内側にあるサイフォン)中の液体レベルが、バッファリザーバ自体中の液体レベルより高速で上昇し始める。しかし図1による実施形態では、オーバフロー39Aおよび39Bが存在する。サイフォン中の液体レベルが十分に上昇すると、最高ポイント38より上、つまり内側チャンネル48の開放端50より上に上昇する。したがって、サイフォン中の液体は、サイフォンのオーバフローレベルまで上昇することができる。その瞬間からサイフォンは作用することができ、飲料がバッファリザーバ26から内側チャンネル48を介して流れ始める。細かい気泡の泡層を有し、流出開口36を出る飲料は、分離壁44によって出口42Aおよび出口42B上に等しく分配される。この例では、サイフォンの容量、つまりサイフォンの流量がジェットの流量より小さいので、飲料の液体レベルは、サイフォンの作用中にさらに上昇する。サイフォンを通る液体流の大きさは、サイフォンの流入開口34と流出開口36との間の高さの差によって相互に決定される。このような液体レベルのさらなる上昇は、液体レベルが最低ポイント46に、つまりオーバフロー39A、39Bのオーバフローレベルに到達するまで継続する。この後、バッファリザーバは、オーバフロー39A、39Bを介して空になり始める。オーバフロー39A、39Bを介してバッファリザーバを出る液体は、出口42Aおよび42Bからさらに流れる。オーバフローを介してバッファリザーバを出る液体は、出口42Aおよび42Bに等しく分配される。したがって細かい気泡の泡層を有するコーヒーは、上記のオーバフローおよびサイフォンによって出口42Aおよび42Bを介してバッファリザーバを出る。
その後に十分なコーヒーが作成されると、ジェットによるバッファリザーバへの飲料の供給が終了する。間もなくまたは即座に、上記のオーバフローを介してバッファリザーバを空にすることが終了する。その後、バッファリザーバはサイフォン30を介して比較的迅速に空になる。底部が凸状の形状である結果、飲料は底部の最低部分へと流れる。サイフォンの流入開口はこの最低部分付近に配置されるので、リザーバは実質的に完全に空にすることができる。したがって、サイフォンの流入開口は、バッファリザーバがサイフォンを介して少なくとも実際的に空にできるよう、底部の最低部分の(直ぐ)上に配置することが好ましい。バッファリザーバが少なくとも実際的に空になると、サイフォンを介してバッファリザーバを空にすることが、突然に終了する。したがって、後垂れの問題がほとんどない。これで、バッファリザーバの液体レベルが実質的にゼロである。底部の最低ポイントに対するこの高さを、図1でΔhとする。
本発明による装置でカプチーノを作成する場合、例えばある量の濃縮乳をバッファリザーバに入れる。ホルダ8は、この例ではバッファリザーバ26上に固定せずに配置され、バッファリザーバに濃縮乳を充填するために取り外すことができる。バッファリザーバ中の濃縮乳の量がサイフォン30の最高ポイント38より低いままである限り、バッファリザーバを空にしない。したがって、使用者は、都合のよい時にバッファリザーバに濃縮乳を充填する状態になる。その後、ホルダ8を図1で示すようにバッファリザーバ26上に再び配置することができる。また、ホルダ8を開放してコーヒーパッドで充填し、次にカバー16で閉鎖することができる。その後、飲料ユニット2を始動すると、湯が加圧されてパッド10を通過し、コーヒー抽出物の形態で飲料が獲得される。ノズル4によって、このコーヒー抽出物はジェットを形成し、これはバッファリザーバ内に既に含まれる濃縮乳に衝突する。コーヒー抽出物が濃縮乳に衝突することを通して、バッファリザーバに含まれる液体内へ気泡も混入させられる。この時、濃縮乳はコーヒー濃縮物で希釈され、その結果、泡だった乳が形成される。この泡だった乳は上記のオーバフローおよびサイフォンによって前述したようにバッファリザーバを出る。また、コーヒー抽出物は濃縮乳と混合され、またはそれと混合していない形態でオーバフローおよびサイフォンを介してバッファリザーバを出る。このようにしてカプチーノが形成され、出口42Aおよび42Bの下に配置された1つまたは2つのカップに収集される。
本発明は、決して上述した実施形態に限定されない。したがって、バッファリザーバはホルダによって気密封止することができる。カプチーノを作成するために湯ユニット6を始動する場合、これは最初にバッファリザーバ内の圧力が上昇するということを意味し、これは最初に多少の空気が、次に液体がホルダからバッファリザーバに供給されるからである。乳または濃縮乳が、サイフォンの流入開口34より上に液体レベルが配置された状態でバッファリザーバに含まれている場合、これはバッファリザーバ内の圧力が上昇した結果、即座にサイフォンを通して流れ始める。したがって、サイフォンは、バッファリザーバ中の液体レベルがサイフォンのオーバフローレベルに到達する前に、既に作用している。サイフォンが作用状態になると、バッファリザーバがサイフォンの流入開口34より上まで充填されている限り、流れ続ける。クリーム入りコーヒーを作成する際に、乳または濃縮乳が含まれていない場合、湯ユニット6が始動してもバッファリザーバ内で圧力は即座に上昇しない。ホルダからバッファリザーバに供給された空気および液体は、圧力を上昇させることができない。サイフォンを介してバッファリザーバが外界と開放連通しているからである。しばらく後にバッファリザーバ中の液体レベルが流入開口34より上まで上昇すると、バッファリザーバ内の圧力上昇の上述した効果が生じることができ、したがってバッファリザーバ中の液体が最高ポイント38より上に上昇する前に、サイフォンは既に流し始めている。バッファリザーバは気密封止することができるので、その結果、湯ユニットが停止すると、サイフォンを通る流れが比較的急速に停止する。何故ならば、空気をバッファリザーバ内に引き入れることができない、またはほとんどできず、この結果、減圧がバッファリザーバ内に生成されるからである。また、カプチーノを作成するために、バッファリザーバを濃縮乳ではなく粉乳で充填することができる。また、コーヒー抽出物のジェットを、飲料ユニット2による方法以外で形成してもよい。また、複数のノズルを使用することができる。さらに、コーヒー以外の飲料をバッファリザーバに供給することができる。例えば、茶、チョコレートミルクなどのジェットを考慮することができる。
この例では、バッファリザーバの底部を凸状にし、サイフォンを底部の最低ポイント付近に配置する。しかし、底部を平坦にしたり、サイフォンを別の位置にしたりすることも可能である。この例では、サイフォンの流入開口34を外側チャンネルの開放端で形成する。しかし、流入開口34を外側チャンネルの側壁に設けることも可能である。この例では、内側チャンネルが底部の開口を通してバッファリザーバの底部のはるかに下まで延在する。しかしこうである必要はない。例えば、内側チャンネルのバッファリザーバから突出する部分は、省略してもよい。
この例では、内側チャンネルと外側チャンネルとの組み合わせでサイフォンを形成する。図3a〜図3eおよび図4で示すように、U字形に屈曲したチューブなどの他のサイフォンも構想可能である。図1、図3a〜図3eおよび図4では、同様の部品を同じ参照番号で指定する。さらに、図3a〜図3eの変形の場合、バッファリザーバはオーバフロー39Aおよび39Bを設けられていない。これで、ホルダがバッファリザーバを気密封止しているとすると、サイフォンは使用時に外界との唯一の開放連通路を形成する。しかし、これは必須ではない。図3cで見られるように、流出開口36の面50は、流出開口36の上でサイフォンの軸方向の軸線52に対して90°だけ逸れている角度を囲む。つまり、この軸方向の軸線52は、面50に対して直角ではない。これは、流出開口36へ小滴が付着する危険を低下させ、したがってサイフォンは再び非常に迅速に作用することができる。さらに、流出開口36の直ぐ上に、曝気穴54またはスロットを任意選択で設けることができ、これは流入開口34より低いレベルに配置される。このことも上記の危険性を低下させる。また、チャンネル54が内側チャンネルより高くなく、内側チャンネルの上側部付近にサイフォンのオーバフローレベルを決定する貫通流開口を配置した実施形態が構想可能である。
図5a〜図5fによる装置では、サイフォンの流入開口34付近のサイフォンに充填部材70を含めることができ、これはこの例ではシリンダの形状を有することがさらに図示されている。充填部材は、流入開口34から上方向に延在するサイフォンの部分内に少なくとも部分的に延在する。
充填部材は、サイフォン中でサイフォンの内側と充填部材との間に毛管作用を提供する。他方で、サイフォンの内側と充填部材との間で、比較的大きい貫通流面が獲得される。充填部材70がない場合は、同等の毛管作用を獲得するために、流入開口34付近のサイフォンの内径を減少させねばならない。しかし、このように直径を縮小すると、貫通流面も(望ましくなく)減少する。
充填部材は、サイフォンの動作の終了時にリザーバに「後退」する液体の量を減少させるという利点を有する。スリット69を斜めに形成し、サイフォンの作用終了後にサイフォンが適切に空になることを保証する。オーバフロー39Aおよび39Bは、それぞれの実施形態で省略することができる。
図1〜図4による装置では、流入開口34付近のサイフォンの直径を減少させ、毛管作用を促進することができる。それぞれの装置で、オーバフロー39Aおよび39Bの位置を下げて、バッファリザーバの機能的内容物を減少させることができる。
サイフォンの流出開口36の位置は、2つの出口42A、42Bの発端が形成されたポイントまで下げることができる。サイフォンおよび/またはバッファリザーバは、例えばPOM、PP、金属などから製造することができる。図7で示すサイズは、例えばそれぞれ図示のサイズから30〜250%、好ましくは図示のサイズから50〜150%変更することができる。流入開口34と底部28との間の距離を最小にし、終了後にバッファリザーバに残る液体の量を最少にすることが好ましい。
このような変形はそれぞれ、本発明の範囲内に入ると見なされる。
本発明による方法を実行する本発明による装置の可能な実施形態を示す。 図1による装置のサイフォンおよび出口を有するバッファリザーバの断面を示す。 図2aの線2B上の断面図を示す。 図2aの部分の上面図を示し、この上面図はサイフォンに対して透明になっている。 図2aによるサイフォンの外側チャンネルを示す。 図1による装置のサイフォンを有するバッファリザーバの第1代替実施形態の上面図を示す。 図3aのバッファリザーバの側面図を示す。 図3aのバッファリザーバの断面図を示す。 図3aのバッファリザーバの上側の斜視図を示す。 図3aのバッファリザーバの下側の斜視図を示す。 図3aのサイフォンの断面図を示す。 図1による装置のサイフォンを有するバッファリザーバの第2代替実施形態を示す。 図1による装置のサイフォンを有するバッファリザーバの第3代替実施形態の断面図を示す。 図5aによるサイフォンを有するバッファリザーバの部分の上面図を示す。 図5aの矢印P1によるサイフォンの図を示す。 図5aの矢印P2によるサイフォンの図を示す。 図5aによる図面の部分を示す。 図5aによる図面の部分を示す。 図5aによる図面の部分を示す。

Claims (39)

  1. コーヒーまたはカプチーノなどの、細かい気泡の泡層を備えている、消費に適した飲料を作成する装置であり、加圧状態で飲料を配量する飲料ユニットと、飲料のジェットを生成するために加圧状態で飲料が供給される少なくとも1つのノズルと、バッファリザーバであって、使用時に、細かい気泡の泡層を獲得するためにジェットが噴出する先のバッファリザーバ内に飲料の液体レベルが生成されるよう、飲料のジェットを収集するものと、細かい気泡の泡層を有する飲料をバッファリザーバから放出する出口路とを設けた装置において、出口路に少なくとも1つのサイフォンを設け、サイフォンの液体レベルが所定の高さを超えると、サイフォンが作用して、バッファリザーバからサイフォンを介して飲料を放出することを特徴とする装置。
  2. サイフォンに、少なくとも1つの通路壁によって囲まれ、バッファリザーバ内に配置された流入開口を有する液体流路と、バッファリザーバの外側に配置された流出開口とを設けることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. サイフォンに、流入開口より高い最高ポイントを設けることを特徴とする、請求項2に記載の装置。
  4. 流出開口を底部の最低部分より低く配置することを特徴とする、請求項2または3に記載の装置。
  5. 流入開口をバッファリザーバの底部の最低ポイントより上に配置することを特徴とする、請求項2〜4のいずれか1項に記載の装置。
  6. バッファリザーバの底部を凸状にすることを特徴とする、請求項4または5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 液体流路を、バッファリザーバの底部を貫通して延在する内側チャンネルと、内側チャンネルを囲む外側チャンネルとで形成し、内側チャンネルに、流入開口より高いレベルに配置した第1開放端と、バッファリザーバの外側で底部より下に配置した第2開放端とを設け、外側チャンネルは、第1開放端より上まで延在して、第1開放端の上で閉鎖し、開口が液体流路の流入開口を形成する状態で、外側チャンネルを第1開放端より下に設けることを特徴とする、請求項2〜6のいずれか1項に記載の装置。
  8. 外側チャンネルがバッファリザーバに着脱式に接続されることを特徴とする、請求項7に記載の装置。
  9. 液体流路がU字形通路で形成されることを特徴とする、請求項2〜6のいずれか1項に記載の装置。
  10. バッファリザーバが、サイフォンを介してのみ周囲と開放連通することを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の装置。
  11. 出口路にさらに少なくとも1つのオーバフローを設けることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の装置。
  12. オーバフローのオーバフローレベルが、サイフォンの流入開口と同じ高さ、またはそれより高いことを特徴とする、請求項3および11に記載の装置。
  13. オーバフローのオーバフローレベルがサイフォンの最高ポイントより低いことを特徴とする、請求項12に記載の装置。
  14. 流出開口の面が、サイフォンの流出開口より上でサイフォンの軸方向の軸線に対して90°だけ逸れている角度を囲むことを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項に記載の装置。
  15. サイフォンの流出開口の直ぐ上に曝気穴を設け、これがサイフォンの流入開口より低いレベルに配置されることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか1項に記載の装置。
  16. 飲料ユニットに、加圧状態で湯を配量する湯ユニットと、コーヒーパッドを受けるよう配置構成されたホルダを設け、ホルダには使用時に湯が供給され、したがって湯が加圧されてパッドを通過して飲料が獲得され、ホルダに飲料用の流出開口を設け、流出開口が1つおよび/または複数のノズルと流体連通することを特徴とする、請求項1〜15のいずれか1項に記載の装置。
  17. サイフォンの流入開口付近のサイフォンに充填部材を設け、使用時にサイフォンの内側と充填部材との間に毛管作用が生じ、したがって飲料がサイフォンに流入することを特徴とする、請求項1〜16のいずれか1項に記載の装置。
  18. 充填部材が、サイフォンの流入開口からサイフォンの上方向に延在することを特徴とする、請求項17に記載の装置。
  19. 充填部材がシリンダの形状を有する、請求項17または18に記載の装置。
  20. コーヒーまたはカプチーノなどの、細かい気泡の泡層を備えている、消費に適した飲料を作成する方法であり、飲料からなる液体ジェットが生成され、液体ジェットをバッファリザーバ内へ噴出させ、細かい気泡の泡層を獲得するためにジェットが噴出する先のバッファリザーバ内に、飲料の液体レベルが生成され、バッファリザーバには、細かい気泡の泡層を有する飲料をバッファリザーバから放出する出口路を設ける方法において、出口路に少なくとも1つのサイフォンを設け、サイフォンの液体レベルが所定の高さを超えると、サイフォンが作用して、バッファリザーバからサイフォンを介して飲料を放出することを特徴とする方法。
  21. 液体ジェットがコーヒーからなり、カプチーノを作成するために、バッファリザーバ内にある量の濃縮乳または粉乳が含まれることを特徴とする、請求項20に記載の方法。
  22. 飲料のジェットを生成する前に、濃縮乳または粉乳がバッファリザーバに含まれていることを特徴とする、請求項21に記載の方法。
  23. サイフォンに、少なくとも1つの通路壁に囲まれ、バッファリザーバ内に配置された流入開口を有する液体流路と、バッファリザーバの外側に配置された流出開口とを設けることを特徴とする、請求項20〜22のいずれか1項に記載の方法。
  24. サイフォンに、流入開口より高い最高ポイントを設けることを特徴とする、請求項23に記載の方法。
  25. 流出開口が、バッファリザーバの底部の最低部分より低い位置にあることを特徴とする、請求項22または24に記載の方法。
  26. 流入開口がバッファリザーバの底部の最低ポイントより高い位置にあることを特徴とする、請求項23〜25のいずれか1項に記載の方法。
  27. 底部を凸状にすることを特徴とする、請求項25または26のいずれか1項に記載の方法。
  28. バッファリザーバが気密封止され、したがってサイフォンを介してのみバッファリザーバの周囲と連通することを特徴とする、請求項20〜27のいずれか1項に記載の方法。
  29. 出口路にさらに少なくとも1つのオーバフローを設けることを特徴とする、請求項20〜27のいずれか1項に記載の方法。
  30. オーバフローの最低ポイントが最高ポイントより高いことを特徴とする、請求項29に記載の方法。
  31. オーバフローのオーバフローレベルが、流入開口と同じ高さにあるか、それより高いことを特徴とする、請求項24および29に記載の方法。
  32. 液体流路を、バッファリザーバの底部を貫通して延在する内側チャンネルと、内側チャンネルを囲む外側チャンネルとで形成し、内側チャンネルに、流入開口より高いレベルに配置した第1開放端と、バッファリザーバの外側で底部より下に配置した第2開放端とを設け、外側チャンネルは、第1開放端より上まで延在して、第1開放端の上で閉鎖し、開口が液体流路の流入開口を形成する状態で、外側チャンネルを第1開放端より下に設けることを特徴とする、請求項20〜31のいずれか1項に記載の方法。
  33. 外側チャンネルがバッファリザーバに着脱式に接続されることを特徴とする、請求項32に記載の方法。
  34. 液体流路がU字形通路で形成されることを特徴とする、請求項20〜31のいずれか1項に記載の方法。
  35. 飲料を加圧状態で供給する先のノズルによって飲料のジェットを作成することを特徴とする、請求項20〜34のいずれか1項に記載の方法。
  36. 湯ユニットによって、ホルダの底部に沿って第1側で延在するコーヒーパッドを受けたホルダに加圧状態で湯を供給して、湯を、第1側とは反対側に配置されたコーヒーパッドの第2側に供給し、したがって湯が加圧されてパッドを通過して飲料が獲得され、ホルダに飲料用の流出開口を設け、流出開口が1つおよび/または複数のノズルと流体連通し、飲料が流出開口を介してホルダから出ることを特徴とする、請求項35に記載の方法。
  37. サイフォンの流入開口付近のサイフォンに充填部材を設け、使用時にサイフォンの内側と充填部材との間に毛管作用が生じ、したがって飲料がサイフォンに流入することを特徴とする、請求項20〜36のいずれか1項に記載の方法。
  38. 充填部材が、サイフォンの流入開口からサイフォンの上方向に延在することを特徴とする、請求項37に記載の方法。
  39. 充填部材がシリンダの形状を有する、請求項37または38に記載の方法。
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