JP4136389B2 - アライメント方法及びアライメント装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、被印刷体とスクリーンとを位置合わせするアライメント方法、及びアライメント装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、被印刷体とスクリーンとの位置合わせは手作業で行われていた。すなわち、作業者が25倍程度のルーペを用いて被印刷体及びスクリーンにそれぞれ設けられたアライメントマークを見比べ、ずれの有無を判断することにより位置合わせした。従って、印刷の仕上がり品質は当該作業者の技量に依存していた。
【0003】
近年は、CCDカメラを用いて位置合わせが行われている。CCDカメラを用いたアライメント方法では、例えば、以下のように位置合わせする。アライメント精度を被印刷体の幅方向のずれと、被印刷体の印刷方向のずれと、被印刷体の平面上での回転方向(偏角方向)のずれである偏角ずれの3つのパラメータによって表す。被印刷体には2つのアライメントマークA、Bを設ける。一方、スクリーンにはアライメントマークA、Bにそれぞれ対応するアライメントマークα、βを設ける。これらのアライメントマークには、十字の形状をしたものを用いる。CCDカメラによりこれらのアライメントマークを撮像して画像処理を行うことにより、それぞれのアライメントマークの重心を特定する。次に、アライメントマークAの重心及びBの重心の中点と、アライメントマークαの重心及びβの重心の中点とを特定し、さらに、これらの中点と中点との幅方向のずれ量を特定する。そして、特定したずれ量に基づいて幅方向の位置合わせを行う。また、アライメントマークAの重心とαの重心との印刷方向のずれ及びアライメントマークBの重心とβの重心との印刷方向のずれ量をそれぞれ特定する。さらに、2箇所の印刷方向のずれ量の相違から、偏角ずれを特定する。そして特定した印刷方向及び偏角のずれに基づいて、印刷方向及び偏角方向の位置合わせする。
【0004】
ここで、スクリーン印刷のように刷胴を用いない印刷では、被印刷体としての基板に色数に応じて複数回に分けて印刷するため、2回目以降の印刷では1回目に印刷を行った位置に対して精度良く位置合わせを行う必要がある。この場合、アライメントマークを基板の4隅、又は向かい合う2辺の中心に設置することが行われている。すなわち、アライメントマークの数を増やすことによって、位置合わせの精度を所定の範囲内としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した十字のアライメントマークを用いるアライメント方法では、画像処理に高度な技術が必要である。また、高速で位置合わせをするためには、個々のアライメントマークにそれぞれ対応してCCDカメラを設け、並列的に画像処理をする必要があることから、位置合わせの精度を所定の範囲内にするためにアライメントマークの数を増やした場合、CCDカメラの設置台数も増やす必要がある。この場合、CCDカメラの台数が増えるほど画像処理が複雑なものとなり、設備投資に見合った高速化が図れないだけでなく、位置合わせのための装置も複雑化する。
【0006】
そこで、本発明は、装置の複雑化を招くことなく、高速で精度良く位置合わせすることができるアライメント方法、及びアライメント装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以下、本発明のアライメント方法、及びアライメント装置について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0008】
本発明のアライメント方法は、被印刷体(3)と、前記被印刷体にスクリーン印刷を行うためのスクリーン(4)とのずれ状態を特定し、その特定結果に基づいて前記被印刷体と前記スクリーンとを位置合わせするアライメント方法において、前記被印刷体及び前記スクリーンのそれぞれに設けられた円形のアライメントマーク(31、21)を観察して前記被印刷体と前記スクリーンとのずれ状態を特定し、その特定結果に基づいて前記被印刷体及び前記スクリーンとを位置合わせした後、前記被印刷体及び前記スクリーンのそれぞれに設けられた菱形のアライメントマーク(32、22)を観察して前記被印刷体と前記スクリーンとのずれ状態を特定し、その特定結果に基づいて前記被印刷体及び前記スクリーンの少なくともいずれか一方を操作して前記被印刷体及び前記スクリーンとを位置合わせする方法であって、前記円形のアライメントマークを利用して前記被印刷体と前記スクリーンとのずれ状態を特定する場合、前記被印刷体の上方に前記スクリーンを移動させる前に固定台(2)に設けられたピン(50)に突き当てられた状態で前記固定台に保持されている被印刷体の前記円形のアライメントマークの重心の位置と前記ピンの位置との、前記スクリーンの表面と平行かつ互いに直交するx方向及びy方向についての距離をそれぞれ特定し、次に前記スクリーンを前記固定台に保持されている被印刷体の上方に設定されて前記スクリーンを移動させるべき所定位置に配置し、配置されたスクリーンの前記円形のアライメントマークの重心の位置と前記ピンの位置との、前記x方向及び前記y方向についての距離をそれぞれ特定し、その後前記被印刷体と前記スクリーンのずれ状態を特定することにより、上述した課題を解決する。
【0009】
本発明のアライメント方法によれば、アライメントマークを菱形としたため、被印刷体及びスクリーンに設けられた一対のアライメントマークを撮影して画像処理することにより、スクリーンの表面と平行かつ互いに直交する2軸方向のずれ量と、スクリーンの表面と直交する軸線を中心とした回転方向、いわゆる偏角方向に関するずれ量とを特定して高速に位置合わせを行うことができる。このため、アライメントマークの数の増加及びCCDカメラ等の撮像手段の設置台数の増加、並びにそれらに伴う画像処理の複雑化及び位置合わせのための装置の複雑化を招くことなく、精度良く高速に位置合わせすることができる。また、円形のアライメントマークは菱形のそれよりも高速に画像処理を行うことができる。従って、最初から菱形のアライメントマークを利用して位置合わせを行う場合よりも、円形のアライメントマークを利用した方が粗い精度の位置合わせを高速で行える。この後、菱形のアライメントマークのずれに基づいて位置合わせを行うことにより、短時間に高精度の位置合わせを行うことができる。
【0010】
特に、アライメントマークが形成する菱形を対角線方向に関して異方性を有するものとした場合には、スクリーンの表面と平行な直交2軸方向に関するずれ量を互いに区別して確実に認識することができる。
【0012】
さらに、本発明のアライメント方法においては、前記菱形のアライメントマークを前記被印刷体及び前記スクリーンの複数箇所にそれぞれ設け、それぞれのアライメントマークを対象として前記ずれ状態の特定と前記位置合わせとを行ってもよい。この場合には、スクリーンに伸びが生じたとき(以下、この現象を版伸びと呼ぶことがある。)や印刷面が曲面の場合においても、複数箇所からのずれ状態の情報を取得することにより精度良く位置合わせを行うことができる。
【0013】
また、本発明のアライメント装置は、被印刷体(3)と、前記被印刷体にスクリーン印刷を行うためのスクリーン(4)とのずれ状態を特定し、その特定結果に基づいて前記被印刷体と前記スクリーンとを位置合わせするアライメント装置において、前記被印刷体及び前記スクリーンのそれぞれに設けられた円形及び菱形のアライメントマーク(21、31、22、32)を含む所定の領域を撮像し、得られた画像に対応する信号を出力する撮像部(5)と、前記被印刷体及び前記スクリーンの少なくともいずれか一方を駆動する駆動手段(20)と、前記撮像部からの信号に基づいて前記被印刷体と前記スクリーンとのずれ状態を特定し、その特定結果に基づいて、前記被印刷体及び前記スクリーンの各アライメントマークが一致するように前記駆動手段の動作を制御する制御手段(7)と、を備え、前記制御手段は、前記円形のアライメントマークの画像に対応した前記撮像部からの信号に基づいて前記被印刷体と前記スクリーンとのずれ状態を特定し、その特定結果に基づいて前記被印刷体及び前記スクリーンとを位置合わせし、その後に前記菱形のアライメントマークの画像に対応した前記撮像部からの信号に基づいて前記ずれ状態の特定と、その特定結果に基づく位置合わせとを行い、前記制御手段は、前記円形のアライメントマークの画像に対応した前記撮像部からの信号に基づいて前記被印刷体と前記スクリーンとのずれ状態を特定する場合、前記被印刷体の上方に前記スクリーンを移動させる前に前記アライメント装置の固定台(2)に設けられたピン(50)に突き当てられた状態で前記固定台に保持されている被印刷体の前記円形のアライメントマークの重心の位置と前記ピンの位置との、前記スクリーンの表面と平行かつ互いに直交するx方向及びy方向についての距離をそれぞれ特定し、次に前記スクリーンを前記固定台に保持されている被印刷体の上方に設定されて前記スクリーンを移動させるべき所定位置に配置するように前記駆動手段を制御し、配置されたスクリーンの前記円形のアライメントマークの重心の位置と前記ピンの位置との、前記x方向及び前記y方向についての距離をそれぞれ特定し、その後前記円形のアライメントマークの画像に対応した前記撮像部からの信号に基づいて前記被印刷体と前記スクリーンとのずれ状態を特定することを特徴とする。
【0014】
このアライメント装置によれば、菱形のアライメントマークが設けられた被印刷体とスクリーンとを本発明のアライメント方法に従って位置合わせすることができる。
【0015】
本発明の前記制御手段は、前記ずれ状態として、前記アライメントマークが形成する菱形の対角線方向に関する前記被印刷体と前記スクリーンとのずれ量と、前記スクリーンと直交する軸線を中心とした回転方向のずれ量に相当する偏角ずれとを特定してもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施形態に係るアライメント装置1の全体構成を示す図である。この図に示すように、アライメント装置1は固定台2を備えている。固定台2の上方には被印刷体としての基板3が配置され、基板3の上方には基板3と所定の間隔を保つようにスクリーン4が配置される。アライメント装置1には、基板3とスクリーン4とを位置合わせするために、基板3及びスクリーン4の少なくともいずれか一方、例えば基板3を動かすための駆動装置20が設けられる。駆動装置20は、基板3をスクリーン4の表面と平行かつ互いに直交する2軸方向(x−y軸方向)と、スクリーン4の表面に直交する軸線を中心とした回転方向(偏角方向)とに駆動して基板3とスクリーン4とを位置決めすることができる。このような駆動装置20は例えばX−Yステージと回転テーブルとを組み合わせる等、各種の周知の構成を利用できる。なお、駆動装置20は、基板3に代え、又は基板3に加えてスクリーン4を駆動して位置決めを行うものでもよい。基板3及びスクリーン4は平板状に限定されず、湾曲した板状であってもよい。
【0019】
アライメント装置1には、基板3及びスクリーン4のアライメントマークを撮像して映像信号を出力するCCDカメラ5、5と、CCDカメラ5、5をそれぞれスクリーン4の表面に対して平行に移動させるためのモータ6、6とが設けられる。さらに、アライメント装置1はマイクロプロセッサにて構成されたCPU7を備える。CPU7には、アライメント装置1の起動処理等の基本動作を制御するプログラムが記録されたROM8と、CPU7に対する作業領域を提供するRAM9と、アライメント装置1にて位置合わせを実行するために必要な各種のプログラム及びデータが記録された外部記憶装置10と、モータ6、6をそれぞれ駆動するための駆動装置11、11と、CCDカメラ5、5からの映像信号をそれぞれ画像データに変換して出力する画像処理部12、12とが接続される。CPU7は、外部記憶装置10に記憶されたプログラムに基づいて、CCDカメラ5を所定位置に移動させるように駆動装置11に指示信号を出力する。これにより、CCDカメラ5の視野内にスクリーン4に設けられたアライメントマークが収まるようにする。また、CPU7は画像処理部11からの画像データに基づいて、基板3に設けられたアライメントマークと、スクリーン4に設けられたアライメントマークとのずれを特定する。アライメントマークのずれは、x、y軸方向のずれ量と、偏角方向のずれ量(偏角ずれ)として特定する。そして、特定した3方向のずれ量に基づいて駆動装置20の各方向の駆動量を算出し、その駆動量を指示する動作指示信号を駆動装置20に出力する。
【0020】
図2はスクリーン4に設けられたアライメントマークの配置を模式的に示す図である。スクリーン4は矩形状の外形を有している。スクリーン4上には、印刷パターンが形成された印刷領域4aと、印刷領域4aの周縁に設けられた非印刷領域4bとが設けられる。非印刷領域4bには、円形のアライメントマーク21と菱形のアライメントマーク22とを1組として、スクリーン4の向かい合う2辺の付近にそれぞれ1組ずつ、合計2組設けられている。ただし、各組同士は、向かい合う2辺に沿う方向について互いにずれた位置となっている。また、アライメントマーク22は、菱形の2本の対角線の方向がスクリーン4の2辺の方向とそれぞれ一致するように設けられている。しかも、アライメントマーク22の2本の対角線の長さは互いに相違し、それにより菱形のアライメントマーク22は対角線方向に関して異方性を有している。CCDカメラ5、5はアライメントマーク21及び22の組に対応して2台設けられている。1組のアライメントマーク21とアライメントマーク22との距離は、CCDカメラ5においてアライメントマーク21を撮像する位置とアライメントマーク22を撮像する位置との移動距離が短くなるように、所定の範囲となっている。
【0021】
図3は、スクリーン4のアライメントマーク22が形成された部分を拡大して示す図であり、図2(a)は上面図、図2(b)は側面図である。スクリーン4は、線材40を縦糸及び横糸として織った網41と、感光性樹脂等から形成される膜42とを有する。線材40は、例えば、シルク等の繊維やステンレス等の金属から形成される。網41の密度は、例えば、線径が40μm、同一方向の線材と線材との間隔25μmである。膜42はインクの透過を阻止する手段として設けられている。膜42に抜け部を設けることにより印刷領域4aに適宜の印刷パターンが形成される。従って、インクを印刷領域4aにおける網41の網の目43を通過させることにより所望の印刷パターンが基板3に印刷される。アライメントマーク22は、図2の非印刷領域4bの膜42に菱形の抜け部を設けることにより形成される。円形のアライメントマーク21についても同様にして形成される。
【0022】
図4は、アライメント装置1におけるアライメントマーク21,22による位置合わせの様子を模式的に示す図である。基板3には、スクリーン4のアライメントマーク21、22に対応するアライメントマーク31、32が設けられている。すなわち、スクリーン4と同様に、円形のアライメントマーク31と異方性を有する菱形のアライメントマーク32とを1組として、基板3の向かい合う2辺の付近にそれぞれ1組ずつ、合計2組設けられている。これらのアライメントマークは、基板3とスクリーン4とを正しく位置合わせしたときに、x軸方向、y軸方向、偏角方向についての位置が、スクリーン4の対応するアライメントマークとそれぞれ一致するように設けられている。
【0023】
このため、基板3とスクリーン4とが正規の位置からx軸方向、y軸方向にずれている場合、そのずれ量だけ、図4(a)の左側に示すように、アライメントマーク21と、基板3に設けられた円形のアライメントマーク31とはx軸方向、y軸方向にずれる。従って、アライメントマーク21とアライメントマーク31とのx軸方向及びy軸方向のずれ量を特定し、基板3とスクリーン4との相対位置を変化させてアライメントマーク21とアライメントマーク31とを一致させることにより(図4(a)の右側参照)、基板3とスクリーン4とのx軸方向、y軸方向の位置合わせをすることができる。
【0024】
ただし、基板3とスクリーン4とが偏角方向にずれていても、円形のアライメントマーク21、31では、1対のアライメントマークから偏角ずれを特定することはできない。これに対して、図4(b)の左側に示すように、アライメントマーク22及び基板3に設けられた菱形のアライメントマーク32においては、基板3とスクリーン4との偏角ずれθがアライメントマーク22とアライメントマーク32との向きのずれとして現れ、偏角ずれθを特定することができる。このため、1対のアライメントマーク22及びアライメントマーク32からx軸方向及びy軸方向のずれ量と、偏角ずれを特定することができる。従って、図4(b)の右側に示すようにアライメントマーク22とアライメントマーク32とを一致させるように基板3とスクリーン4との相対位置を変化させることにより、基板3とスクリーン4とを位置合わせすることができる。
【0025】
しかも、アライメントマーク22及びアライメントマーク32は異方性を有するため、x軸方向及びy軸方向を明瞭に区別することができる。さらに、菱形の一部をCCDカメラ5によって撮像できない場合にも、アライメントマークの向きを特定することができる。例えば、菱形の一つの頂点を形成する2辺を特定できれば、他の辺が特定できなくとも、アライメントマークの向きを特定できる。従って、スクリーン印刷のようにスクリーン4が不透明な部分を有する場合、スクリーン4に菱形の抜け部を設けることによってアライメントマーク22を形成し、アライメントマーク22と、スクリーン4の上方からアライメントマーク22を介して撮像できる基板のアライメントマーク32との偏角ずれを特定し、位置合わせすることができる。
【0026】
図5は、CPU7が実行する位置合わせ処理の手順を示すフローチャートである。固定台2とスクリーン4との間に基板3が搬入されるとCPU7は図5の処理を実行する。この処理において、CPU7はアライメントマーク21及びアライメントマーク31を撮像するために画像処理部12に指示信号を出力する(ステップS1)。次に、画像処理部12からの画像データにエッジ強調処理、コントラスト強調処理、2値化処理等の画像データのデータ量を縮小しつつ、アライメントマーク21,31のずれ検出の精度を上げるための画像処理を施す(ステップS2)。なお、エッジ強調処理をした場合には、アライメントマーク全体を読まなくても高速で容易に処理することが可能となる。
【0027】
ステップS3では、画像処理したデータに基づいて、アライメントマーク21及びアライメントマーク31のx軸方向及びy軸方向のずれ量を特定する。例えば、まず、アライメントマーク21、21、31、31の重心をそれぞれ特定する。次に、アライメントマーク21の重心とアライメントマーク21の重心との中点、アライメントマーク31の重心とアライメントマーク31の重心との中点をそれぞれ特定する。そして、その中点と中点との距離をx軸方向、y軸方向の成分に分けて特定し、基板3とスクリーン4のx軸方向、y軸方向のずれ量とする。ここで、1対のアライメントマーク21、31のみからずれ量を特定せず、2対のアライメントマークからずれ量を特定したのは、スクリーン4の版伸びの影響を考慮したものである。すなわち、スクリーン4が版伸びしている場合には、各位置におけるずれ量が相違する。この場合に1対のアライメントマーク21、31におけるずれ量のみを基板3とスクリーン4とのずれ量として位置合わせをすると、そのアライメントマークから離れた位置のずれ量が大きくなるからである。ステップS4では、特定したx軸方向、y軸方向のずれ量に相当する距離だけ基板3をx軸方向、y軸方向に動かすように駆動装置20に動作指示信号を出力する。
【0028】
ステップS5では、CCDカメラ5を所定位置に移動させるように、モータ6を駆動する駆動装置11に指示信号を出力する。これにより、CCDカメラ5の視野内にアライメントマーク31が収まるようにする。なお、外部記憶装置10にモータ6の制御量を予め記憶しておくことにより指示信号を出力してもよいし、アライメントマーク21とアライメントマーク31との位置関係に関連する情報を外部記憶装置10に記憶しておき、ステップS3にて特定したアライメントマーク21の重心の位置を参照して駆動装置11に指示信号を出力してもよい。
【0029】
ステップS6では、アライメントマーク22及びアライメントマーク32を撮像するために画像処理部12に指示信号を出力する。ステップS7では、ステップS2と同様に、エッジ強調処理等の画像処理部12からの画像データにデータ量を縮小しつつ、アライメントマークのずれ検出の精度を上げるための画像処理を施す。
【0030】
ステップS8では、画像処理したデータに基づいて、アライメントマーク22及びアライメントマーク32のx軸方向及びy軸方向のずれ量、偏角ずれを特定する。例えば、x軸方向及びy軸方向のずれ量については、ステップS3と同様に、それぞれのアライメントマークの重心を特定し、アライメントマーク22の重心とアライメントマーク22の重心との中点、アライメントマーク32の重心とアライメントマーク32の重心との中点をそれぞれ特定する。そして、その中点と中点との距離をx軸方向、y軸方向の成分に分けて特定し、基板3とスクリーン4とのx軸方向、y軸方向のずれ量とする。偏角ずれについては、まず、アライメントマーク22及びアライメントマーク32の辺の向き及び位置をそれぞれ特定する。特定した辺の向き及び位置から、それぞれのアライメントマークの向きを特定する。特定したアライメントマーク22の向きとアライメントマーク32の向きとを比較して、偏角ずれを特定する。
【0031】
そして、2対のアライメントマークにおける偏角ずれを平均して基板3とスクリーン4との偏角ずれとする。2対のアライメントマークにおける偏角ずれを平均することにより、スクリーン4の版伸びの影響による偏角ずれの誤差を緩和することができる。特に、スクリーン4が大きなものとなるほど版伸びも大きくなるため、版伸びによる誤差を効果的に緩和することができる。ステップS9では、特定したx軸方向及びy軸方向のずれ量、偏角ずれに相当する量だけ基板3をx軸方向、y軸方向、偏角方向に動かすように駆動装置20に指示信号を出力する。これにより、駆動装置20が動作して基板3とスクリーン4とが位置合わせされる。
【0032】
本実施形態では、ステップS6からS9までの菱形のアライメントマーク22、32による位置合わせに先立って、ステップS1からS4までの円形のアライメントマーク21、31によりx軸方向、y軸方向について位置合わせを実行しているので、アライメントマーク22,32のみで位置合わせを行う場合よりも高速に位置合わせを行える。
【0033】
本実施形態では、CCDカメラ5をアライメントマーク21を撮像する位置とアライメントマーク22を撮像する位置との間で移動させるアライメント装置1を例示したが、1組のアライメントマーク21及びアライメントマーク22を同時に撮像できるように、アライメントマーク21とアライメントマーク22との距離を所定範囲に収めてもよい。
【0034】
本実施形態では、CPU7が外部記憶装置10に記憶されたプログラムを実行することにより、基板3とスクリーン4とのずれを特定して位置合わせするための各種の手段として機能しているが、位置合わせに必要な機能の一部をCPU7に代えて論理回路にて実現してもよい。また、ステップS2、S7の画像処理は、CPU7とは別の画像処理専用回路で実行してもよい。例えば画像処理部12にてステップS2,S7の画像処理を実行してもよい。
【0035】
本発明のアライメント方法において、撮像されたアライメントマーク22とアライメントマーク32との面積の比較や形状の比較により、z軸方向のずれ量やx軸、y軸周りの回転方向のずれ量を特定し、位置あわせすることもできる。撮像されたアライメントマーク22又はアライメントマーク32の面積又は形状と、これらに関連して予め外部記憶装置10に記憶された情報とを比較して、z軸方向のずれ量やx軸、y軸周りの回転方向のずれ量を特定し、位置あわせすることもできる。
【0036】
上記の実施形態では各基板3に対して円形のアライメントマーク21,31を利用した位置合わせと、菱形のアライメントマーク22,32を利用した位置合わせとを実施するものとしたが、アライメントマーク21,31を利用した位置合わせを必要なときのみ行うようにしてもよい。図6及び図7にその実施形態を示す。
【0037】
図6のアライメント装置1においては、基板3を突き当て可能なピン50、50が固定台2に設けられるとともに、ピン50、50及びアライメントマーク35、35を撮像可能なCCDカメラ51とを備えている。なお、CCDカメラ51はアライメントマーク21,22の撮影用のCCDカメラ5(図2参照)と兼用してもよいし、別にしてもよい。その他に、図6のアライメント装置1は、固定台2に対して基板3を搬入及び搬出するための搬送装置と、スクリーン4を基板3に対して移動させるためのスクリーン駆動装置とを備えるが、それらの図示は省略した。なお、基板3を移動させるための駆動装置20等のその他のアライメント装置の構成要素は、図1に示したアライメント装置1と同様である。画像処理部12はCCDカメラ5に加えてCCDカメラ51を駆動する。
【0038】
図7は、図6のアライメント装置1のCPU7が実行する位置合わせ処理の手順を示すフローチャートである。この処理において、CPU7は、不図示の搬送装置に対して基板3をピン50、50に突き当てるまで搬入するように指示する(ステップS20)。次に、スクリーン4の初期位置に関連する情報がRAM9にセットされているか否か判定する(ステップS21)。保持されていないと判定した場合は、CCD51を駆動して、固定台2上の基準位置(例えばピン50の位置とする。)とアライメントマーク31とを撮像するように画像処理部12に指示し、画像処理部12からの画像データに基づいてピン50とアライメントマーク31とのx方向及びy方向についての距離をそれぞれ特定する(ステップS22)。
【0039】
次に、スクリーン4を基板3の上方の所定位置に配置するようにスクリーン駆動装置に指示する(ステップS23)。ステップS24では、CCD51を駆動してピン50とアライメントマーク21とを撮像するように画像処理部12に指示し、画像処理部12からの画像データに基づいてピン50とアライメントマーク21とのx方向及びy方向についての距離をそれぞれ特定する。ステップS25では、ピン50とアライメントマーク31とのx方向及びy方向についての距離、及びピン50とアライメントマーク21とのx方向及びy方向についての距離に基づいて、アライメントマーク21とアライメントマーク31とのずれ量を特定する。次にそのずれ量をスクリーン4の初期位置に関連する情報としてRAM9にセットする。ステップS21において、初期位置に関連する情報がセットさせていると判定した場合は、ステップS22からS26をスキップする。
【0040】
ステップS27では、RAM9にセットされたずれ量だけスクリーン4を移動させるようにスクリーン駆動装置に指示する。この処理は図5のステップS4の処理に相当する。
【0041】
次に、図5のステップS5〜S9と同様に画像処理部12を駆動してアライメントマーク22と32とのずれ量を特定する(ステップS28)。ステップS29では、ずれ量が所定の基準レベルを超えているか否か、例えばスクリーン4のアライメントマーク22を介して基板3のアライメントマーク32が観察できない程にアライメントマーク22,32がずれているか否かを判定する。基準レベル以内と判断された場合は、ずれ量に基づいて位置合わせのための処理を実行する(ステップS30)。ステップS30は図5のステップ9の処理に相当する。ステップS29にて基準レベルを超えていると判定した場合はRAM9の初期位置情報をリセットし(ステップS31)、その後、ステップS21に戻って初期位置に関連する情報を再度取得する。ステップS30の位置合わせの完了後、印刷処理が行われ、その後に次の基板3が搬入されるときから図7の処理が再開される。
【0042】
以上のように初期位置に関連する情報を適宜設定、更新することにより、スクリーンが版伸びした場合にも、適正な誤差範囲で初期位置合わせを実行することができる。なお、上記の例では、基板3を基準としてスクリーン4を位置合わせするものとしたが、スクリーン4を基準として基板3を位置合わせしてもよい。基板3及びスクリーン4とは別に絶対的な基準位置を規定しておき(例えばピン50の位置)、その基準位置に対して基板3及びスクリーン4のそれぞれのアライメントマーク22,32が所定位置に位置決めされるように基板3及びスクリーン4を駆動することにより、基板3とスクリーン4とを位置合わせしてもよい。
【0043】
【実施例】
本発明の実施例及び比較例を以下に示す。実施例として、図1に示すようなアライメント装置に、図2に示すような円形のアライメントマーク及び異方性を有する菱形のアライメントマークを1組として、スクリーンの向かいあう2辺の付近にそれぞれ1組ずつ、合計2組(4個)のアライメントマークを設けたスクリーンを配置して位置合わせを行った。スクリーンの大きさはA4スクリーンとし、それぞれのアライメントマークの大きさは5mm程度とした。円形のアライメントマークの位置はスクリーンの直交する2辺からそれぞれ26.4mm、4mmずつ離れた位置とし、菱形のアライメントマークの位置はスクリーンの直交する2辺から17.4mm、34mmずつ離れた位置とした。
【0044】
また、比較例として、実施例に用いたアライメント装置にさらに2台CCDカメラを追加して合計4台とし、十字形のアライメントマークを2個1組としてスクリーンの4隅にそれぞれ1組ずつ、合計4組(8個)配置したスクリーンを用いて位置合わせを行った。スクリーンの大きさは実施例と同様にA4スクリーンとし、それぞれのアライメントマークの大きさは5mm程度とした。アライメントマークの位置は各組の1つはスクリーンの直交する2辺からそれぞれ5.7mm、7.6mmずつ離れた位置とし、他の1つはスクリーンの直交する2辺から5.7mm、8.6mmずつ離れた位置とした。
【0045】
テスト結果の一覧を表1に示す。
【0046】
【表1】
【0047】
表1に示すように、本発明の実施例では位置合わせに5秒を要し、十字形のアライメントマークを用いた比較例では位置合わせに30秒を要している。従って、本発明のアライメント方法によれば、位置合わせに要する時間を従来に比較して1/6に短縮できることが確認された。さらに、比較例では位置合わせをしても部分的にずれが残るが、本発明の実施例ではずれが残らないことも確認された。
【0048】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明のアライメント方法によれば、菱形のアライメントマークを利用して位置合わせを行うようにしたので、被印刷体とスクリーンとにそれぞれ設けられた一対のアライメントマークの画像に基づいて、直交2軸方向のみならず、いわゆる偏角方向のずれをも特定して高速に位置合わせを行うことができる。従って、アライメントマークの数の増加及びCCDカメラ等の撮像手段の設置台数の増加、並びにそれらに伴う画像処理の複雑化及び位置合わせのための装置の複雑化を招くことなく、精度良く高速に位置合わせすることができる。特に、アライメントマークが形成する菱形を対角線方向に関して異方性を有するものとした場合には、スクリーンの表面と平行な直交2軸方向に関するずれ量を互いに区別して確実に認識することができる。さらに、複数のアライメントマークのスクリーンの面に沿ったずれ量から偏角ずれを特定する場合には、版伸びが生じたときや、印刷面が曲面であるときに精度良く特定することが困難となるが、そのような弊害も防止することができる。円形のアライメントマークを併用して、予め粗い位置合わせを行うようにすれば、より一層高速に処理を終えることができる。
【0049】
また、本発明のスクリーンによればその菱形のアライメントマークを利用して本発明のアライメント方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るアライメント装置の全体構成を示す図。
【図2】図1のアライメント装置に配置されるスクリーンに設けられたアライメントマークの配置を模式的に示す図。
【図3】スクリーンのアライメントマークが形成される部分を拡大して示す図。
【図4】図1のアライメント装置におけるアライメントマークによる位置合わせの様子を模式的に示す図。
【図5】図1のアライメント装置のCPUが実行する位置合わせ処理の手順を示すフローチャート。
【図6】アライメント装置の他の実施形態を示す図。
【図7】他の位置合わせ処理の手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
3 基板
4 スクリーン
5 CCDカメラ(撮像部)
7 CPU(制御手段)
20 駆動装置(駆動手段)
21 円形のアライメントマーク
22 菱形のアライメントマーク
31 円形のアライメントマーク
32 菱形のアライメントマーク
Claims (6)
- 被印刷体と、前記被印刷体にスクリーン印刷を行うためのスクリーンとのずれ状態を特定し、その特定結果に基づいて前記被印刷体と前記スクリーンとを位置合わせするアライメント方法において、
前記被印刷体及び前記スクリーンのそれぞれに設けられた円形のアライメントマークを観察して前記被印刷体と前記スクリーンとのずれ状態を特定し、その特定結果に基づいて前記被印刷体及び前記スクリーンとを位置合わせした後、
前記被印刷体及び前記スクリーンのそれぞれに設けられた菱形のアライメントマークを観察して前記被印刷体と前記スクリーンとのずれ状態を特定し、その特定結果に基づいて前記被印刷体及び前記スクリーンの少なくともいずれか一方を操作して前記被印刷体及び前記スクリーンとを位置合わせする方法であって、
前記円形のアライメントマークを利用して前記被印刷体と前記スクリーンとのずれ状態を特定する場合、前記被印刷体の上方に前記スクリーンを移動させる前に固定台に設けられたピンに突き当てられた状態で前記固定台に保持されている被印刷体の前記円形のアライメントマークの重心の位置と前記ピンの位置との、前記スクリーンの表面と平行かつ互いに直交するx方向及びy方向についての距離をそれぞれ特定し、次に前記スクリーンを前記固定台に保持されている被印刷体の上方に設定されて前記スクリーンを移動させるべき所定位置に配置し、配置されたスクリーンの前記円形のアライメントマークの重心の位置と前記ピンの位置との、前記x方向及び前記y方向についての距離をそれぞれ特定し、その後前記被印刷体と前記スクリーンのずれ状態を特定することを特徴とするアライメント方法。 - 前記ずれ状態として、前記アライメントマークが形成する菱形の対角線方向に関する前記被印刷体と前記スクリーンとのずれ量と、前記スクリーンと直交する軸線を中心とした回転方向のずれ量に相当する偏角ずれとを特定することを特徴とする請求項1に記載のアライメント方法。
- 前記アライメントマークが形成する菱形が前記対角線方向に関して異方性を有していることを特徴とする請求項2に記載のアライメント方法。
- 前記菱形のアライメントマークを、前記被印刷体及び前記スクリーンの複数箇所にそれぞれ設け、それぞれのアライメントマークを対象として前記ずれ状態の特定と前記位置合わせとを行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のアライメント方法。
- 被印刷体と、前記被印刷体にスクリーン印刷を行うためのスクリーンとのずれ状態を特定し、その特定結果に基づいて前記被印刷体と前記スクリーンとを位置合わせするアライメント装置において、
前記被印刷体及び前記スクリーンのそれぞれに設けられた円形及び菱形のアライメントマークを含む所定の領域を撮像し、得られた画像に対応する信号を出力する撮像部と、
前記被印刷体及び前記スクリーンの少なくともいずれか一方を駆動する駆動手段と、
前記撮像部からの信号に基づいて前記被印刷体と前記スクリーンとのずれ状態を特定し、その特定結果に基づいて、前記被印刷体及び前記スクリーンの各アライメントマークが一致するように前記駆動手段の動作を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記円形のアライメントマークの画像に対応した前記撮像部からの信号に基づいて前記被印刷体と前記スクリーンとのずれ状態を特定し、その特定結果に基づいて前記被印刷体及び前記スクリーンとを位置合わせし、その後に前記菱形のアライメントマークの画像に対応した前記撮像部からの信号に基づいて前記ずれ状態の特定と、その特定結果に基づく位置合わせとを行い、
前記制御手段は、前記円形のアライメントマークの画像に対応した前記撮像部からの信号に基づいて前記被印刷体と前記スクリーンとのずれ状態を特定する場合、前記被印刷体の上方に前記スクリーンを移動させる前に前記アライメント装置の固定台に設けられたピンに突き当てられた状態で前記固定台に保持されている被印刷体の前記円形のアライメントマークの重心の位置と前記ピンの位置との、前記スクリーンの表面と平行かつ互いに直 交するx方向及びy方向についての距離をそれぞれ特定し、次に前記スクリーンを前記固定台に保持されている被印刷体の上方に設定されて前記スクリーンを移動させるべき所定位置に配置するように前記駆動手段を制御し、配置されたスクリーンの前記円形のアライメントマークの重心の位置と前記ピンの位置との、前記x方向及び前記y方向についての距離をそれぞれ特定し、その後前記円形のアライメントマークの画像に対応した前記撮像部からの信号に基づいて前記被印刷体と前記スクリーンとのずれ状態を特定することを特徴とするアライメント装置。 - 前記制御手段は、前記ずれ状態として、前記アライメントマークが形成する菱形の対角線方向に関する前記被印刷体と前記スクリーンとのずれ量と、前記スクリーンと直交する軸線を中心とした回転方向のずれ量に相当する偏角ずれとを特定することを特徴とする請求項5に記載のアライメント装置。
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