JP4135745B2 - 無電極放電ランプ - Google Patents

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Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、気密容器内に封入された放電ガスを高周波電磁界により励起して発光させる無電極放電ランプに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の無電極放電ランプとして、例えば、特表平11−501152号公報に示されるように、水銀、アルゴンなどの放電ガスが封入された透光性材料製の気密容器バルブと、このバルブに設けられた空洞部(以下、キャビティと称する)に収納されて、高周波電流を通電することにより高周波電磁界を発生させて放電ガスを励起して発光させる誘導コイル装置とを備えた装置が知られている。この誘導コイル装置は、通電により電磁エネルギーを発生するコイル、軟磁性材料で成るコア及び放熱のための熱伝導体(以下、シリンダと称する)の組立体(以下、カプラと称する)により構成される。この種の無電極放電ランプは、電極を有しないことから長寿命であり、点灯の応答性が良く、また、ガラスバルブの気密封止が容易で、組立が容易であるといった利点を有する。その反面、キャビティ内に位置するコイル及び軟磁性材料で成るコアが、点灯中のバルブからの熱に晒されるため、コイル抵抗増加による損失や、コイル絶縁材料の信頼性の低下が問題となり、排熱のための設計を工夫する必要がある。
【0003】
上記特表平11−501152号公報に示されている無電極放電ランプにおいては、熱伝導体による排熱作用を高めるように、フェライトコアとシリンダの配置関係について着目されている。すなわち、フェライトコアを包含する形でアルミ製シリンダが配置され、かつ、コアとシリンダの断面積比を規制することにより、排熱の効果を高めたものと説明されている。
【0004】
しかしながら、この無電極放電ランプにおいては、コイルを巻く樹脂ボビンがコアとシリンダを覆うように設けられており、樹脂ボビンは熱伝導性が悪く、かつ、コア,シリンダに装着するときに、どうしても空気の層を挟むことになる。空気は極めて熱伝導性が悪い。その結果として、発熱するバルブから受けたコイルの熱を有効に排出することができない。このため、コイル温度は著しく上昇し、コイル絶縁の信頼性の低下が避けられない。また、分割されたフェライトコアが用いられており、それらコアを固定するのにシリンダの形状が複雑となる。また、放熱作用を上げるために、樹脂ボビンを用いずにコイルをコア上に巻回する構成も考えられるが、コイルの位置精度が低下し易く、点灯特性のばらつきが生じ易い。
【0005】
【発明の開示】
本発明は、上記問題点を解消するものであり、簡単な構成で、発熱するバルブから受けたコイルの熱を有効に排出することができ、排熱性、放熱性が良く、コイル絶縁の信頼性の向上と、点灯特性ばらつきの低減を図った無電極放電ランプを提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するため、本発明は、放電ガスが封入された透光性材料製の気密容器バルブと、このバルブに設けられた空洞部(以下、キャビティと称する)に収納されて、高周波電流をコイルに通電することにより高周波電磁界を発生させて放電ガスを励起して発光させるコイル組立体(以下、カプラと称する)とを備え、前記カプラは、放熱のための熱伝導体で成るパイプ状のシリンダと、このシリンダの外表面に該シリンダの軸方向に沿って装着され、キャビティの奥に位置する部位をボビン上部、開口部に位置する部位をボ ビン下部としたとき、略ドーナツ状の上部鍔と、この上部鍔からボビン下部方向に延びた少なくとも2つ以上の柱状部と、この柱状部を支えボビン下部まで延長された円筒状の下部鍔とからなるスケルトン形状のボビンと、このボビンのスケルトンによって形成される開口に配設され、前記シリンダと略面接する軟磁性体でなるコアと、前記スケルトン形状のボビンの柱状部及びコアの外周面に巻回されたコイルと、を備える無電極放電ランプである。
【0007】
本発明の構成によれば、スケルトン形状のボビン及びコア表面にコイルが巻回され、スケルトンによって形成される開口に配設されたコアが放熱のためのシリンダと略面接しているので、発熱するバルブからコイルが受けた熱は、直接にコアを通してシリンダに排出される。そのため、排熱性、放熱性が良く、コイル絶縁の信頼性が向上し、また、点灯特性ばらつきが抑制される。
【0008】
前記カプラのスケルトン形状のボビンは、樹脂製であり、キャビティの奥に位置する部位をボビン上部、開口部に位置する部位をボビン下部としたとき、ボビン上部には略ドーナツ状の上部鍔と、上部鍔からボビン下部方向に延びた少なくとも2つ以上の柱状部と、この柱状部を支えボビン下部まで延長された円筒状の下部鍔とからなり、前記上部鍔、柱状部、及び下部鍔によって前記コア及びコイルを支持するものとすることができる。
【0009】
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の第1実施例による無電極放電ランプの断面図である。
【図2】 図2Aは、同ランプにおけるスケルトン形状ボビン及びシリンダの斜視図、図2Bは、ボビンとシリンダを結合させ、かつコアを装着する状態を示す斜視図、図2Cは、ボビン及びコア表面にコイルを巻回したコイル組立体(カプラ)の斜視図である。
【図3】 図3Aは、スケルトン形状ボビンの正面図、図3Bは同ボビンの側面図である。
【図4】 図4は、カプラのコイル巻回構成を示す斜視図である。
【図5】 図5は、コイル巻き始め端部の拡大図である。
【図6】 図6Aは、ボビンのコイル引出し溝の構成を示す図、図6Bは、その横断面図である。
【図7】 図7は、コイル巻き始め端部の他の例による拡大図である。
【図8】 図8Aは、コイル巻き始め端部のさらに他の例による斜視図、図8Bは、図8Aの場合のカプラの横断面図である。
【図9】 図9は、本発明の第2実施例による無電極放電ランプにおけるバルブ及びカプラの半裁側断面図である。
【図10】 図10Aは、同ランプにおけるスケルトン形状ボビンの上半分の斜視図、図10Bは、同ボビンの見る角度を図10Aとは変えた下半分の斜視図である。
【図11】 図11は、同ランプのシリンダの斜視図である。
【図12】 図12は、同ランプに搭載されるコアの一対を示す斜視図である。
【図13】 図13は、同ランプのカプラの斜視図である。
【図14】 図14Aは、コイル巻き始め端部(コア図示省略)を示す斜視図、図14Bは、コイル巻き終り端部(コア図示省賂)を示す斜視図である。
【図15】 図15Aは、カプラにおける一方のコイル引出し線とケーブルとの接続を示す斜視図、図15Bは、他方のコイル引出し線とケーブルとの接続を示す斜視図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明の実施例による無電極放電ランプを図面に基づいて説明する。
【0011】
(第1実施例)
図1乃至図8は本発明の第1実施例による無電極放電ランプを示す。無電極放電ランプ1は、図1に示すように、放電ガスが封入された透光性材料製の気密容器バルブ2と、高周波電流をコイル26に通電することにより高周波電磁界を発生させて放電ガスを励起して発光させるコイル組立体20(以下、カプラと称する)とを備えている。このカプラ20は、バルブ2に形成された略円形断面の空洞部3(以下、キャビティと称する)に分離自在に収納される。バルブ2は、略球状でその内部2bの中央にキャビティ3を形成するステム4と、そのキャビティ3内に設けられた排気管11とを有している。排気管11はバルブ内の空気を排気し、バルブ内に水銀などの放電ガスを充填するために用いられ、用済み後は管先端部が封止される。バルブ2の内面2cには、蛍光物質が塗布されていて、放電ガスが励起されることにより放射される紫外線がこの蛍光物質によって可視光に変換され、バルブ2は発光する。
【0012】
図2A,2B,2Cは、カプラ20を組み立てる様子を示す。カプラ20は、放熱のための熱伝導体で成るアルミダイキャスト22及びパイプ23の複合体から成るシリンダ21と、このシリンダ21の外表面にその軸方向に沿って装着されるスケルトン形状の樹脂ボビン24(以下、ボビンという)と、このボビン24のスケルトンによって形成される開口に配設され、シリンダ21のパイプ23と略面接する軟磁性体でなるフェライトコア25(以下、コアと称する)と、スケルトン形状のボビン24及びコア25表面に巻回されるコイル26と、を備える。パイプ23は外径15mm,内径10mm,長さ155mmで、アルミダイキャスト22は、下端フランジ部と筒部とから成り、筒部外径27.5mm,高さ85mmで、銅パイプ23の外周に溶融したアルミを一体成型して形成されている。
【0013】
ボビン24は、スケルトン形状であり開口及び中空部を有する。この中空部にシリンダ21を装着することにより、銅パイプ23は開口を通して外面に臨む形となり、この部分にコア25を密着固定させる。コア25は、銅パイプ23の外周に密接するように半円筒状とされ、その断面内径を15mm,外径を23mmとした。コア25は、半円筒状の2枚を上下に密着配置して、合計4枚を配置する。この構成により、コア25と銅パイプ23を密接できるため、バルブ2からの熱を有効にシリンダ21へ伝導排熱することができる。コア25の上端は銅パイプ23の上端よりも上方に突出している。ボビン24は、キャビティ3の奥に位置する部位をボビン上部、開口部に位置する部位をボビン下部としたとき、略ドーナツ状の上部鍔24aと、この上部鍔24aからボビン下部方向に延びた少なくとも2本以上の柱状部24b,24cと、これら柱状部を支える下部鍔24d,24e,24fとからなり、これらの鍔と柱状部24bとによってコア25及びコイル26を支持する。
【0014】
ボビン24の2本の柱状部24b,24cは半円筒のコア25の突き合せ部に位置している。4枚のコア25を装着した後、マグネットワイヤを巻回してコイル26を形成する。そのため、まず、ボビン柱状部24b,24cの下部から上部まで、柱状部に沿ってワイヤを引出し、その後、ガラスクロステープをコア25上に巻回する。ガラスクロステープは、4枚のコア25を固定し、かつ、コア25とコイル26とを絶縁するために用いられる耐熱性のあるものである(詳細後述)。次に、上部に引出したワイヤを下部に向かってガラスクロステープの上に40回巻回して、ボビン中間位置において柱状部に沿って下部までワイヤを引出す。コイル26はガラスクロステープ上に構成しているので、ワイヤとコア25をしっかりと絶縁できる。ワイヤの線材は、リッツ線を用い、素線がφ0.12のアミドイミド線を19本束ねた撚り線で、この撚り線の外被にフッ素絶縁層をコートしたものを用いた。リッツ線を用いることにより、高周波の動作領域でカプラ損失を低減することができる。
【0015】
ボビン24は、液晶ポリマーなどの耐熱性樹脂により一体成形されている。カプラ20をバルブ2のキャビティ3内に挿入するとき、カプラ上部が、バルブ2の透光性材料(例えば、ガラス)の排気管11及びキャビティ開口部に触れる恐れがあるが、カプラ上部は樹脂で形成されたボビン24であるため、弾性があり、変形に対しても強く、ガラスを傷つけたり、割ったりすることを避けることができる。また、コア25とガラスとの接触を回避でき、コア25の割れをも防止できる。
【0016】
図3A,3Bは、ボビン24の詳細構成を示す。上部鍔24aは、コア25の上端部を位置決めするための鍔であり、コアの割れ防止とコイル特性の安定化に寄与する。鍔24e,24fは、コア25とシリンダ21のアルミダイキャスト22との境界に位置し、鍔24eはコア25の端面の位置を、鍔24fはアルミダイキャスト22の高さ位置を設定するように作製した。これにより各部材の位置が確定され、コイル特性を安定化できる。下部鍔24dは、円筒状であり、カプラ20の底部に位置し、ボビン24と一体に一対の端子収納箱24hを形成した。この端子収納箱24hには、その両側からコイル26の引出し端子と電源を供給するランプケーブル28(管灯線:以下、ケーブルと称す)の端子を差込むことにより、それらの電気的接続が成される。コイル26の引出し端子を雌とし、ケーブル28の端子を雄とすればよい。端子収納箱24hをボビン24上に形成したので、端子部の絶縁を簡易に行うことができる。
【0017】
本実施例で用いたコイル26のワイヤは、前述のように、リッツ線であり、素線がアミドイミド線であるので、通常のハンダによる引出し線と端子との熔融による電気接続が困難である。また、ハンダで接続できたとしても、カプラ20の当該部位の実用時の温度が150℃くらいに達するため、接続部の長期にわたる使用信頼性を満足できない。本実施例では、コイル26の引出し線と端子の接続は、外被であるフッ素樹脂を機械剥離した後、素線の束である撚線を熱カシメ(ヒュージング)により接続した。
【0018】
ボビン24の柱状部24b,24cには、図3A,3Bに示すように、径1mm、高さ1mmの円柱状凸部al,a2を2ヶ所、また、柱状部24b,24cには、コイル引出し線を収納するための溝巾1.2mm深さ1.5mmの溝24gを、下部鍔24dには、凸部a3,a4をそれぞれ設けた。コイル26は、溝24gを通して上部より底部へ引出され、凸部a3,a4に引っ掛けて端子部まで延長することにより、引出し線をしっかりと固定できる。
【0019】
図4、図5は、ボビン24に対するコイル26の巻き始めを示す。ボビン24の柱状部24bには、コイル26の巻き始めをガイドするために、円錐リブ31(底径1mm,高さ1mm)を形成している。このリブ31は前述の凸部alと同等物である。コイル26の引出し線(ワイヤ)26aは、柱状部24bの溝24gを通して上方へ引出され、コア25との絶縁を確保するために、柱状部24bとコア25の外周面にガラスクロステープ29(以下、テープと称する)を巻き、このテープ29を円錐リブ31へ押さえ付けて該リブ31をテープ29から貫通突出させる。テープ29の一部には切れ込みを入れる。引出し線26aはリブ31で屈曲させて、テープ29上に巻回して、コイル26を形成する。こうして、コイル26のガイド及びコイル26のコア25に対する絶縁を達成できる。コイル26の巻き終り部も同様である。
【0020】
図6A,6Bは、ボビン24の柱状部24bに設けられた溝24gの構成例を示す。この溝24g内に引出し線26aを固定するための凸状リブ33(高さ0.2mm)を形成している。これにより、引出し線26aは溝24gの奥に収納され、しっかりと固定される。
【0021】
図7は、ボビン24に対するコイル26の巻き始めの他の構成例を示す。この例は、円錐リブ31に代えて、角錐リブ32を用いたものであり、テープ29に切り込みを入れて、角錐リブ32を突出させる。引出し線26aは前述と同様に巻回する。こうして、上記と同様に、テープ29に切り込みを入れるだけで、コイル26のコア25に対する絶縁を確実なものにすることができる。
【0022】
図8A,8Bは、ボビン24に対するコイル26の巻き始めのさらに他の構成例を示す。この例は、コア25の高さよりも柱状部24bを高くし、その一部に切り欠き34を設けて、コイル26の引出し線26aを溝24gから切り欠き34を通して取り出し、巻き始めとした。コイル巻き始めは、図8Bに示されるように、コア25との間に空間を保って絶縁される。コア25とコイル26の密着する部分にのみ、テープ29を貼ればよい。こうして、テープ29を貼るだけで、絶縁が可能となる。
【0023】
(第1実施例による効果)
(1)コイル26に受けた熱及びコイル26に発生した損失熱を、フェライトで成るコア25から銅アルミによる熱伝導体であるシリンダ21へ有効に伝達し排熱できるので、コイル温度やフェライト温度を抑制できる。本実施例においては、周囲温度60℃で150W相当のランプを点灯した場合、コイル最高温度は約180℃であり、コイル線材の耐熱温度は200℃相当であるから、実用寿命に十分耐える。また、コア25の最高温度は160℃程度であり、これはフェライトのキュリー温度250℃よりも十分に低いので、実用動作に支障がない。さらに、ボビン24の材料は、液晶ポリマーであって軟化温度が250℃のものであれば、熱的に十分実用できる。
【0024】
(2)ボビン24によりコア25及びコイル26の位置が精度良く固定されるので、磁気特性及び点灯特性のばらつきが極めて小さくなる。ボビン24を用いない場合、例えばコアを熱伝導体に接着剤で貼り付けようとすると、接着剤硬化の際に接着剤の粘度が軟化したときにズレを生じて位置精度が悪くなり、また、コイル26の巻き始め及び巻き終りの位置が規制されないため、同様に精度が悪くなる。下表は、ボビンなしの従来構成と、本実施例構成とで、カプラを20個試作しその特性ばらつきを比較した結果である。
【表1】
Figure 0004135745
【0025】
このように、本実施例では、従来構成に較べて、各特性のばらつきが極めて小さいことが分かる。カプラに接続する点灯回路は、カプラのインダクタンスLを利用して共振昇圧回路を形成しているため、カプラの特性ばらつきは設計上の大きな制約となるが、本実施例を用いることにより、ばらつきに対して余裕を持った回路設計が可能となる。
【0026】
(3)コア25の上端は熱伝熱体の銅パイプ23より上方に突出している。つまり、コア25の上部においては銅パイプ23が無く、磁束の遮蔽媒体が近接していないため、磁束は十分な拡がりを持ってバルブ内のプラズマとリンクし、発光効率が上がる。本実施例では、突出したフェライトで成るコア25を樹脂ボビン24で保護するため、衝撃による割れ、欠けを回避することができる。磁束のリンクに関しても影響は全くない。
【0027】
(4)ボビン柱状部24b,24cにコイル引出しのための溝24gを設けたため、コア25、銅パイプ23、アルミダイキャスト22などの導電体とコイル導体との絶縁が確実になる。
【0028】
(5)上記溝24gの内面にコイルの引出し線26aを固定するためのリブ33を設けたため、引出し線26aが溝24gから乖離することなく、確実に収納できる。
【0029】
(6)樹脂ボビン24の底部に端子を収納する端子収納箱24hを付設したので、端子部の絶縁をボビンで兼用することができる。
【0030】
(7)ボビン底部において、引出し溝24gから端子部までの引出し線26aはボビンに設けた凸部a3,a4を用いて、しっかりとボビン面に沿って配置できる。
【0031】
(8)コイル26の巻き始め及び巻き終りの引出しに関し,ボビン24の柱状部24b,24cに位置決めのための凸部al,a2又はリブ31,32又は切り欠き34を設けたので、精度の良いコイルを形成することが可能となる。ここに、リブを円錐又は角錐とすることにより、テープ29をコイル26とコア25との間に介在させることが容易となり、絶縁が確実になる。また、ボビン柱状部24bをコア25よりも高くし、切り欠き34より引出し線26aを引出した構成では、コア25とコイル26との絶縁が空間でもって可能となる。
【0032】
(9)コイル引出し線端子とケーブル端子との接続は、ハンダを使用せずに、熱かしめでしているため、高温での長時間使用に耐え、高信頼性が得られる。
【0033】
(第2実施例)
第2実施例は前述の第1実施例をより具体化した構成である。図9乃至図15は、本発明の第2実施例による無電極放電ランプ1を示す。前述実施例と同等部材には同符号を付している。図9は、無電極放電ランプ1を構成する分離自在なバルブ2とカプラ20とが分離された状態を示している。カプラ20は、バルブ2のキャビティ3に収納されるものであり、シリンダ21、ボビン24、フェライトコア25、及びコイル26を備え、かつ、シリンダ21の底部にランプの口金27と嵌合固定される口金受け41を備えている。シリンダ21は、アルミダイキャスト22と銅パイプ23とから成る。
【0034】
図10A,10Bは、ボビン24を、図11はシリンダ21を、図12は一対のフェライトコア25を(実施例ではこれが2組用いられる)をそれぞれ示す。ボビン24は、材質が液晶ポリマーであり、一体形成され、アルミダイキャスト22の凹凸部に装着して固定される。ボビン24の頂部は、コア25の上端部を位置決めするための円形の上部鍔24aを有し、この上部鍔24aには、カプラ20をバルブ2に装着するときにバルブ2の排気管を挿通するための中心貫通孔の開口24kと、カプラの軸方向に斜面を持つガイド片24mを有する。カプラ20に排気管(ガラス)を装着する際に、排気管がコア、銅パイプに接することなく、ボビン24の樹脂製の鍔でガイドできるので、コア及び排気管の割れ、破損を防止することができる。
【0035】
ボビン24の上端部から略中間部までは、2本の柱状部24bを有するスケルトン形状とされ、そこに、分割されたフェライトコア25が装着される。コア25は内周面が銅パイプ23の外周面に接するように配置される。ボビン24の略中間部から下方に伸びる部分は、周方向相対する位置(前面及び後面という)に、窓24iを有する幅広柱状部24jを有し、窓24iからアルミダイキャスト22の凸部22aが露出する。ボビン24の下部鍔24dは、円筒状で、前面及び後面にボビン24と一体に形成された一対の端子収納箱24hl,24h2を有し、また、口金受け41との係合用突起24r、引出し線係止用のリブ24sを有する。柱状部24b,24jには、コイルの引出し線を挿入するための溝24gが設けられている。
【0036】
シリンダ21のアルミダイキャスト22は、図11に示されるように、周方向対称位置にシリンダ径方向に1mm突出した凸部22aを有する。その巾は一方が13mm、他方が12mmとされ、互いに異なる。この凹凸はボビン装着固定用である。シリンダ21は、内径φ10mm,外径φ14mm,高さ155mmの銅パイプ23を熔融アルミにインサートし、外側にアルミダイキャスト22を形成したものである。アルミダイキャスト22の高さは85mm、底面外径は60mm程度とする。アルミダイキャスト22のフランジ部には、カプラ固定用の孔、口金受け固定用の孔、ケーブル引出し用の孔、アース端子用の孔などが形成されている。
【0037】
図13はシリンダ21にボビン24及びコア25が嵌合された組み立て体であるカプラ20を示す。ボビン24は、その窓24iがアルミダイキャスト22の凸部22aに嵌合して固定される。凸部及び窓は、前面と後面の各巾寸法が異なるので、嵌合の方向は一義的に決まり、しっかりと固定される。口金受け41は、アルミダイキャスト22のフランジ部上に装着される。コア25は、ボビン24の2本の柱状部24bの近傍に露出する銅パイプ23(図11参照)に接するように配され、銅パイプ23との接触は接着剤によっている。
【0038】
コア25は、前後2枚、上下2枚、計4枚を用いる。図12に示されるように、コア25は略半円状で、内径が15mm、外径が23mm、高さが35mmで、突き合せ部25aはボビン柱状部24bを挟むため、3mmの間隔を経て配置される。コア25の材質はフェライトであり、コアの背面には突き合せ部25aから9mmの位置に平坦部25bを形成した。コア25は焼結体であり、寸法精度が悪いため、そのままでは、突き合せ部25aの3mmの寸法を精度良く得ることは困難で、コア25と銅パイプ23との密着性に大きなバラツキが生じる。そこで、コア背面に平坦部25bを形成し、この平坦部25bを基準として、突き合せ部25aを研磨することにより、コア25を完成する。
【0039】
コア25と銅パイプ23との間の接着剤は、均一に塗布される必要があるが、加熱硬化の際に粘度が低下して、はみ出ることがある。この余分な接着剤を逃がすために、ボビン24のコア25の下端側を受ける鍔部24t(FIG.10A参照)に切り欠きを設け、かつ、ボビン24と銅パイプ23との間に空隙を持たせている。これにより、接着剤を逃がすことができるので、コア25と銅パイプ23の均一な接着が実現できる。
【0040】
次に、コア25を銅パイプ23に貼った後のコイル26の巻回方法について説明する。コイル26の巻き始めの引出し線を、ボビン24の溝24gに沿って下方から上方に引出す。コイルの線材はアルミニウムの素線φ0.12を19本束ねて外被にフッ素系樹脂をコートしたものを用いた。その後、コア25の周囲でコイル26の巻回部分にガラステープ(図示なし)を巻く。ガラステープは、接着剤が硬化するまでの仮固定と、コア25とコイル26との確実な絶縁のために用いられる。
【0041】
図14Aは、コイル巻き始めの様子を示す。説明を容易にするため、銅パイプとガラステープの図示は省略している。上方に引出された引出し線26aは、ボビン柱状部24bの溝24gに隣接して設けたリブ24nに1回巻き付けた後、コア全周に亘って巻回する。リブ24nに巻き付けることにより、ボビン溝24gからの引出し線26aを確実に固定することができ、かつ、コアへの巻回も容易に行なえる。
【0042】
図14Bは、コイル巻き終りの様子を示す。巻き終りの引出し線26bは、巻き始めと反対側の溝24gを形成する幅広柱状部24j(壁)に形成された高さ(長さ)寸法の異なる延長部24p,24qによる段差を利用して位置決め固定され、屈曲して溝24gに収納され、柱状部24jに沿って下方に引出される。これにより、巻き終り引出し線26bの固定を容易に行なうことができる。
【0043】
次に、コイル26の巻き終り及び巻き始めの引出し線とケーブル28との接続を説明する。図15A及び図15Bは、それぞれ巻き終り(低圧側)及び巻き始め(高圧側)の接続構成を示している。巻き終り及び巻き始めの各引出し線26b,26aは、各終端に錫メッキ端子を取付け、ヒュージング(熱カシメ)による電気接続処理され、端子収納箱24hl,24h2に一方側から差し込む。ケーブル28は、心線28b,28aの終端を錫メッキ端子にカシメて電気接続し、各端子収納箱の他方側から差し込む。こうして、コイル26とケーブル28の端子接続を行なう。
【0044】
ケーブル28は、シースケーブル(2心)であって、心線と外被はともにシリコン製であり、シリンダ21底部のアルミダイキャスト22の切り欠き部分からケーブル28を図中、右周りに装着し、端子処理した心線を端子収納箱の左側から差し込んだ(低圧側及び高圧側ともに)。このように、ケーブル心線の端子を、ケーブル装着方向と逆方向から差込むことにより、施工時などにケーブルが引っ張られても十分な強度を有する。実験では、カプラ自重の10倍の引張り荷重においても端子に影響を与えないことが確認できた。
【0045】
次に、口金受け41及び口金27について説明する。口金受け41は、樹脂製で、図13に示されるように、ボビン24及びシリンダ21(FIG.11参照)に装着され、コイル端子やケーブル端子など充電部の保護絶縁と、バルブ2の口金27との嵌合の機能を持つ。口金受け41は、口金嵌合用の孔41a、シリンダ21に固定するためのネジ孔、ケーブルを引出すための開口等を有する。ボビン24は口金受け41を貫通して、ボビン24の突起24r(FIG.10B参照)が口金受け41の内面壁に当接して固定される。口金27は、同様に樹脂製で、図9に示されるように、バルブ2の下部に装着され、バルブ2をカプラ20に装着する際の排気管を保護するガイドを有し、そのガイドには口金受け41との嵌合用リブ27aが設けられている。この嵌合用リブ27aを口金受け41の孔4laに挿入させ、バルブ2を回転させることにより、バルブ2をカプラ20に容易に結合させることができる。
【0046】
(第2実施例の効果)
第2実施例によれば、上述第1実施例により得られる効果に加えて次の効果が得られる。
【0047】
(1)カプラ20においてシリンダ21の凸部22aとボビン24の窓24iが嵌合する構造としたので、ボビン24とシリンダ21の位置ずれがなくなり、両者を強固に固定することができる。また、凸部22aと窓24iはカプラ周方向に前後一対をなし、かつ巾寸法が僅かに異なるため、両者の装着方向が一義的に決まる。
【0048】
(2)ボビン24の上部鍔24aにバルブ2の排気管をガイドするガイド片24mを設けたので、バルブ装着が容易で、排気管と銅パイプ23やコア25との接触もなく、排気管の折れ、コア破損などを防止することができる。
【0049】
(3)半円筒状のコア25の背面に平坦部25bを形成したので、コア25の突き合せ部25aの研磨加工を容易に行なえ、突き合せ寸法、コア25の銅パイプ23への接合の寸法精度が良くなる。このため、熱伝導が良くなり、温度上昇など性能ばらつきがなく、生産性も向上する。
【0050】
(4)ボビン24にコア25と銅パイプ23とを密接する際の余分な接着剤が逃げ得るようにしたので、均一な接着層の形成が可能となる。
【0051】
(5)コイル26の巻き始め位置において、ボビン柱状部24bの溝24gに隣接して引出し線を掛けるリブ24nを設け、これに線を巻き付けてから巻回するようにしたので、巻き始めの線の固定が確実となり、巻きの緩みを防止することができる。
【0052】
(6)コイル26の巻き終り位置において、ボビン24に延長部24p,24qによる段差を設け、これにより引出し線を案内するようにしたので、線の引出しを容易に、かつ緩みなく行なうことが可能となる。
【0053】
(7)ケーブル28の端子の接続について、ケーブルの引出し方向と端子の収納箱への差し込み方向を逆としたので、ケーブル28が引っ張られても、端子が外れることがなくなる。
【0054】
(8)ボビン24に口金受け41と係合する係合用突起24rを設けたので、口金受け41とボビン24及びシリンダ21とを強固に固定することができる。
【0055】
本発明は、上記実施例構成に限られず、種々の変形が可能である。例えば、上記では、バルブが排気管を有した形態を示したが、排気管を有していないバルブにも適用可能である。また、スケルトンのボビンは、樹脂による一体成形品を示したが、組み立てにより形成したものであってもよい。

Claims (14)

  1. 放電ガスが封入された透光性材料製の気密容器バルブと、
    このバルブに設けられた空洞部(以下、キャビティと称する)に収納されて、高周波電流をコイルに通電することにより高周波電磁界を発生させて放電ガスを励起して発光させるコイル組立体(以下、カプラと称する)とを備え、
    前記カプラは、
    放熱のための熱伝導体で成るパイプ状のシリンダと、
    このシリンダの外表面に該シリンダの軸方向に沿って装着され、キャビティの奥に位置する部位をボビン上部、開口部に位置する部位をボビン下部としたとき、略ドーナツ状の上部鍔と、この上部鍔からボビン下部方向に延びた少なくとも2つ以上の柱状部と、この柱状部を支えボビン下部まで延長された円筒状の下部鍔とからなるスケルトン形状のボビンと、
    このボビンのスケルトンによって形成される開口に配設され、前記シリンダと略面接する軟磁性体でなるコアと、
    前記スケルトン形状のボビンの柱状部及びコアの外周面に巻回されたコイルと、
    を備えることを特徴とする無電極放電ランプ。
  2. 前記カプラのスケルトン形状のボビンは、樹脂製であり、前記上部鍔、柱状部、及び下部鍔によって前記コア及びコイルを支持することを特徴とする請求項1記載の無電極放電ランプ。
  3. 前記ボビンの少なくとも一方の鍔が、カプラ径方向にコアの厚さより突出し、またはコイルの最大径よりも突出していることを特徴とする請求項2記載の無電極放電ランプ。
  4. 前記ボビンの柱状部及び下部鍔の一部にコイル引出し線を収納する溝が形成されていることを特徴とする請求項2記載の無電極放電ランプ。
  5. 前記ボビンに形成された溝に収納したコイル引出し線が固定されるように、溝の内壁に固定用リブが形成されていることを特徴とする請求項4記載の無電極放電ランプ。
  6. 前記ボビンに形成された溝の一部に、コイルの巻き始めを固定し、かつ、コイルのコアとの絶縁を取るための切り欠きが形成されていることを特徴とする請求項4記載の無電極放電ランプ。
  7. 前記コア外周に絶縁テープが巻かれ、その上にコイルが巻かれており、
    前記ボビンの柱状部でコイル巻き始めの溝近傍に、引出し線を屈曲固定するための円錐又は角錐状のリブが形成されていることを特徴とする請求項4記載の無電極放電ランプ。
  8. 前記ボビンの柱状部でコイル巻き終りの引出し線を屈曲して溝に収納するため、柱状部の溝を形成する壁の長さ寸法に段差が形成されていることを特徴とする請求項4記載の無電極放電ランプ。
  9. 前記バルブがキャビティ内に排気管を有し、
    前記ボビンの略ドーナツ状の上部鍔に、前記カプラをバルブのキャビティ内に装着するときにガイドとなる斜面を持つ突起が形成されていることを特徴とする請求項2記載の無電極放電ランプ。
  10. 前記ボビンの下部鍔の円筒面に切り欠き窓が形成され、前記シリンダの対応位置に凸部が形成されており、前記窓と凸部とが複数ペア形成され、それぞれの寸法が異なっていることを特徴とする請求項2記載の無電極放電ランプ。
  11. 前記ボビンの下部鍔の円筒外周囲に端子収納箱が設けられ、
    この端子収納箱に周方向両側から端子を差し込むことにより、コイル引出し線とランプケーブルとが電気接続され、
    前記ランプケーブルの差込み方向が該ケーブルの引出し方向と逆方向であることを特徴とする請求項2記載の無電極放電ランプ。
  12. 前記ボビンに貫通して装着される口金受けを備え、
    この口金受けの上面にバルブの口金と回転駿合される孔が形成されていることを特徴とする請求項2記載の無電極放電ランプ。
  13. 前記コアは、左右に分割された一対のフェライトコアで成り、背面に平坦部を有することを特徴とする請求項1記載の無電極放電ランプ。
  14. 前記カプラの上部でシリンダよりコアが上方に突出していることを特徴とする請求項1記載の無電極放電ランプ。
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