JP4134962B2 - エレベータ装置 - Google Patents

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本発明は、エレベータ装置設置場所にエレベータ塔を立設し、内部に昇降路を形成し、該昇降路内に電動機などの設備を設け形成されるエレベータ装置に関するものである。
従来から、昇降路内の上部に電動機を配置し、いわゆる機械室を無くしたエレベータ装置が知られ、「マシンルームレス・エレベータ」と呼ばれている。このエレベータ装置は、昇降路とは別に機械室を持たず、昇降路内に電動機などの機械室設備を配置しているため、昇降路全体の高さを低く抑えることができる。(例えば特許文献1など)
一方で、電動機などへの電源線、制御線などの伝線は、昇降路内を低位置から立ち上げて電動機などへ邪魔になら無いように配線する必要があるが、昇降路内には種々の設備があり、また可動設備も多いため、これらに邪魔にならない様に配線を行う必要がある。一般にはこれら伝線を邪魔にならない位置に結束具など固定しながら昇降路を形成するエレベータ塔の内壁に配線することとなり、特にプレキャスト・コンクリート板(以下、PC板)を用いてエレベータ塔を形成している場合などには、結束具をPC板に打ち込むのが難しく、またPC板が破壊するおそれもあった。
特開2001−106461号公報
本願発明は上記背景技術に鑑みて発明されたものであり、その課題は、伝線を邪魔にならない位置で簡単に伝線引き下ろし位置まで配線をすることができる配線手段を有するエレベータ装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本願発明の請求項1に係る発明では、エレベータかごが昇降する昇降路内の上方にエレベータかご駆動用の電動機を有するエレベータ装置において、昇降路内を下方から立ち上げ配線される伝線を電動機より上位にまで立ち上げ、この伝線立ち上げ位置から水平方向に電動機及びエレベータかごに設けられたかご制御盤への各伝線引き下ろし位置まで伝線を敷設支持する水平アングルを昇降路を形成するエレベータ塔の内壁に付設するとともに水平アングルの上面に、長手方向に沿って堰部を形成し、それぞれの伝線引き下ろし位置部分の堰部を切り欠き、この切り欠き箇所の下側に補強リブを設けるとともに、水平アングルにエレベータかご昇降用のガイドレールを保持するレールブラケットを固定したことを特徴とするエレベータ装置としている。
また、請求項2に係る発明では上記に加えさらに、昇降路を形成するエレベータ塔が、プレキャストコンクリート板により筒状に形成されていることを特徴としている。
本願発明の請求項1に係るエレベータ装置においては、例えば昇降路の隅の邪魔にならない位置で配線を立ち上げ、そして水平アングルを用いて伝線を各電線引き下ろし位置まで敷設しているので、可動部材に影響を受けることなく簡単に伝線引き下ろし位置まで配線をすることが可能となり、さらに堰部が形成されることで、伝線の配線中に配線ガイドとして用いることで水平アングルに特に注意して沿わす必要が無く、また配線後には水平アングルから伝線が落ちる心配も無くなり、さらに水平アングル部分においてもレールブラケットを固定可能としているので、ガイドレール上端部分におけるガイドレール保持を、別部材を用いることなくすることが可能となる。また逆に、水平アングルとしてレールブラケット固定用のブラケットベースを水平アングルとして兼用することも可能であり、この場合部材管理が容易にもなる。
本願発明の請求項に係るエレベータ装置においては、上記に加えさらに、プレキャストコンクリート板で形成された昇降路において同様のものを用いることが可能となる。
本願発明の最良の形態を図1〜図3に示される以下の実施例にて説明する。なお図1は、本願発明のエレベータ装置における要部を示す平面図であり、図2は、同じくエレベータ装置の側面図であって要部を示す上部拡大図であり、図3は、水平アングルを示す正面図及び平面図である。
本実施例では、エレベータかご1が昇降する昇降路2内の上方にエレベータかご1駆動用の電動機3を有するエレベータ装置において、昇降路2内を下方から立ち上げ配線される伝線5を電動機3より上位にまで立ち上げ、この伝線立ち上げ位置12から水平方向に電動機3及びエレベータかご1に設けられたかご制御盤(図示せず)への各伝線引き下ろし位置62まで伝線5を敷設支持する水平アングル6を昇降路2を形成するエレベータ塔7の内壁に付設したことを特徴とするエレベータ装置である。
また水平アングル6には、伝線結束具を係合するための長孔状の係合部8を適宜間隔で形成してある。なお特に図示せず、またそれぞれの伝線5も離して描かれているが、実際には図1においても各伝線5はまとめられ、伝線5を伝線結束具でまとめて水平アングル6に係合させている。なお、全ての係合部8を用いず、選択的に用いてもよい。なお、係合部8の配置のしかたは、図に示された例に限定されず様々な配置が考えられる。
また水平アングル6の上面に、長手方向に沿って堰部61を形成するとともに、それぞれの伝線引き下ろし位置62の堰部61を切り欠いている。なお、該水平アングル6は、ガイドレールそれぞれを保持するレールブラケット9を固定可能としている。
すなわち水平アングル6は、図3に示すように、左右端部分がレールブラケット固定部分63とされ、レールブラケット固定孔65が上面に長孔状にそれぞれ形成されている。なお、レールブラケット9には対応する位置に、該レールブラケット固定孔65と直交する向きに同様に長孔が形成されていて、ガイドレールの位置に合わせて微調整ができるようになっている。そして補強リブ64が形成されている。そして水平アングル6は形成されている固定孔66にボルト(図示せず)を用いてエレベータ塔7の内壁に固定される。
なお、ガイドレールを固定するためのレールブラケット9と係合するブラケットベース19は、昇降路2の上下方向に複数箇所でエレベータ塔7の内壁に固定され用いられるが、このブラケットベース19の水平部分に、堰部61を別途形成し水平アングル6として用いることも可能である。また水平部分を切り欠き、上向きに折り曲げるなど種々の態様が考えられる。
なお本実施の形態では、エレベータ塔7を上下方向に複数分割形成してユニット化し、輸送が容易になるようにするとともに、これらはプレキャストコンクリート板(PC板)により筒状に形成されているものである。なお、各階ごとにユニットを形成してもよいし、輸送できる範囲で複数階をまとめてユニット化してもよい。本実施形態では、2階分で1ユニットとしている。
ここで図1と図2とから、本エレベータ装置の概要を説明すると、略正方形の水平断面を有するエレベータ塔7の一面(図1の左側)に水平アングル6、ブラケットベース19などが固定され、両側のレールブラケット9によりそれぞれ2本ずつガイドレールが立設保持され、対向したガイドレールが組となって用いられる。なお、図1の左側の組がカウンターウェイト のガイド用(カウンタウェイト用ガイドレール21)、右側の組がエレベータかご1を載置するプラットホーム18のガイド用(かごガイドレール20)として用いられている。
エレベータかご1はプラットホーム18上に載置される。図1では図の下側部分が開放され、かご扉ユニット14で閉塞され、各階の乗り場に設けられる乗り場扉ユニット16と対向するように設けられている。なお、エレベータかご1が停止階に着床したときは、かご扉と乗り場扉とが係合し、連動して開閉される。なお、かご扉ユニット14の側端には近接センサにより構成される着床センサ17が設けられ、乗り場に対応して設けられている位置検出片を検知し、着床停止する。
また本実施形態では最下層の乗り場15近傍に制御ボックス13が設置され、該制御ボックス13から電動機3などへの電源線、制御線などの伝線5を、一旦昇降路2の隅部分(図1の左下部分)に配線した後、直上に配線管を用いるなどして電動機より上となる伝線立ち上げ位置12まで設けている。そして伝線5のうちエレベータかご1に至るものは、コンセントを設けこれと接続し、その他は配線管で立ち上げられた後、そのまま配線している。エレベータかご1への伝線5は、コンセントとエレベータかご1間を別の伝線として配線している。
次にエレベータかご1を昇降させる電動機3の固定構造について説明する。図2に示すように、まずガイドレールの上端部分にアングル形状の支持アングル25が、四本のガイドレールの外側を廻るように方形状に組み合され固定されている。そして第一水平材26が同様に方形状に組み合され支持アングル25上に載置固定されるとともに、ガイドレールの内側部分で、同様に方形状に組み合される第一水平材26に載置される第二水平材27によって、吊り材28が垂下支持されている。該吊り材28は、その下端部分で電動機3やシーブ11を防振材24を介して載置する架台10を保持していて、そして電動機3の回転による反力に対抗するために、同じく吊り材28の下端部分で、振れ止め材29を介してガイドレールと係合させている。なお、電動機3とシーブ11とは、減速機を介して接続されている。
また図2では、エレベータかご1と連動し、釣り合いを取るためのカウンターウェイト が示されている。なおカウンタウェイト22とエレベータかご1とはエレベータロープ(図示せず)とで連結されていて、シーブ11にかけられ釣り合うようにされている。そして電動機3によりシーブ11が回転され、エレベータかご1が昇降される。そして前記カウンタウェイト22は、枠材とその内側に係合される重りとで構成されていて、必要に応じ調整ができるように重りは複数個に分割されている。また乗り場15はエレベータ塔7から飛び出すように形成されていて、下側の階の庇となるとともに、エレベータ塔7が設けられる建築物(図示せず)への移動用とされている。
本願発明の一実施形態であるエレベータ装置を示す要部を示す平面図である。 同じくエレベータ装置の側面図であって要部を示す上部拡大図である。 水平アングルを示す(a)正面図及び(b)平面図である。
符号の説明
1 エレベータかご
2 昇降路
3 電動機
5 伝線
51 電動機用伝線
52 エレベータかご用伝線
6 水平アングル
61 堰部
62 伝線引き下ろし位置
63 レールブラケット固定部分
65 ブラケット固定孔
7 エレベータ塔
8 係合部
9 レールブラケット
10 架台
11 シーブ
12 伝線立ち上げ位置
13 制御ボックス
14 かご扉ユニット
15 乗り場
16 乗り場扉ユニット
17 着床センサ
18 プラットホーム
19 ブラケットベース

Claims (2)

  1. エレベータかごが昇降する昇降路内の上方にエレベータかご駆動用の電動機を有するエレベータ装置において、昇降路内を下方から立ち上げ配線される伝線を電動機より上位にまで立ち上げ、この伝線立ち上げ位置から水平方向に電動機及びエレベータかごに設けられたかご制御盤への各伝線引き下ろし位置まで伝線を敷設支持する水平アングルを昇降路を形成するエレベータ塔の内壁に付設するとともに水平アングルの上面に、長手方向に沿って堰部を形成し、それぞれの伝線引き下ろし位置部分の堰部を切り欠き、この切り欠き箇所の下側に補強リブを設けるとともに、水平アングルにエレベータかご昇降用のガイドレールを保持するレールブラケットを固定したことを特徴とするエレベータ装置。
  2. 昇降路を形成するエレベーター塔が、プレキャストコンクリート板により筒状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のエレベーター装置。
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