JP4134379B2 - 空調機器の使い方比較システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は使用者の使い方を他者と比較することで評価し、より電力使用量の少ない使い方を使用者に提案する空調機器の使い方比較システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、地球環境を大切にする、エネルギー消費量を減らすという意識が生活者に高まってきている。家庭において電力使用量がもっとも大きな家電機器は空調機器(エアコン)か冷蔵庫であり、これらの省エネルギー効果は大きい。また電力供給者にとっては環境への影響を考慮して発電所の新たな設置が難しくなっており、電力需要ピークへの対応が課題となっている。特に夏場の電力需要ピークは家庭の空調機器が大きく関与していることから空調機器の電力使用量を減らすことが望まれている。
【0003】
しかし空調機器はここ数年のあいだに冷暖房効率の改善などによってハードウエア的な省エネルギー化が急速に進み、限界に近づきつつある。そこで使い方による省エネルギー化が次に注目されつつある。
【0004】
冷房でいえば、設定温度を高くし、空調機器の動作時間が少ないほど省エネルギーとなる。実際には設定温度を25度に設定する人がいれば27度という人もいる。5月初めから9月末まで毎日冷房を使用する人がいれば30度を超えるような真夏日だけ冷房を使う人がいるというように使い方は個人によって様々である。これは冬の暖房時や梅雨の除湿時も同様である。
【0005】
このように個人や家庭によって空調機器の使い方は様々であり、年間総計で比較したときに電力消費量は大きく異なってくるのであるが、それを知る機会は少なかった。従来は電力を多量に使用しても電力使用料金を他人より多く支払うだけでよかったし、他人の電力使用量と比較して自分の使用量が多いのか少ないのかを気にする必要はなかった。
【0006】
しかし、これからの時代は省エネルギー、地球環境の時代であり、生活者は自分の使い方次第で電力使用量が大きく減らせるするものはそれを工夫することが望ましい。例えば冷房時の温度設定である。一人一人の使用者が電力使用量の少ない使い方を心がけることで日本全体、世界全体で大変大きな省エネルギー化を実現することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
使用者が電力使用量の少ない使い方を心がけるにはその尺度が必要となる。そのため、まず使用者が空調機器の電力使用量を知る必要がある。そしてその電力使用量が適当かを判断する判断材料が必要がある。
【0008】
前者については各空調機器に電力使用量メータを備えて空調機器単独の電力使用量を計測すればよい。これをみて使用者は毎月の電力使用量を比較して多いか少ないかを判断することができる。しかしながら、後者のようにこの電力使用量が世間一般的にみて多いのか少ないのかを判断することは難しい。
【0009】
たとえばその空調機器の標準的な電力使用量が製造者から発表されたとする。ここでいう標準電力使用量とは、製造者が定めた標準の使用パターンにおいての電力使用量である。したがって、空調機器の使用時間や使用温度など各家庭で異なる要素は含まれておらず、自分の電力使用量が一般的にみて多いのか少ないのかを判断するときの参考値程度である。
【0010】
以上から使用者が電力使用量の少ない使い方を心がけるためにはその判断材料が必要であり、それは自分の空調機器の使用時間、設定温度などを考慮した電力使用量である。これがあれば使用者は自分の電力使用量を減らす目安が得られる。
【0011】
本発明が解決しようとする課題は、自分の空調機器の使い方において標準的な電力使用量を知らせ、使用者により電力使用量の少ない使い方を促進させることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、複数の空調機器とセンター装置と公衆回線網など通信回線で接続した空調機器の使い方比較システムにおいて、空調機器は、空調機器の電力使用量を計測する電力使用量計測手段と、電力使用量計測手段からの出力を空調機器の使用状況データとして記録する使用状況記録手段と、通信回線に接続して使用状況データをセンター装置に送信する送信手段とを備え、センター装置は、通信回線に接続して複数の空調機器から使用状況データを受信する受信手段と、使用状況データを集計し統計処理して比較する統計処理手段と、その統計処理結果を出力する出力手段とを備えたものである。そして、統計処理手段は使用状況データを集計し統計処理して複数の空調機器の使用状況データについての平均値や中央値、標準偏差の統計値を求め、特定の空調機器の使用状況データと比較するものである。
【0013】
上記発明によれば、空調機器が電力使用量の使用状況データを記録してセンター装置に送信し、センター装置は集計した複数の空調機器の使用状況データを統計処理して比較するので、使用者は自身の空調機器と他の空調機器と比較評価した結果から自分の空調機器の電力使用量が客観的に評価でき、より電力使用量の少ない使い方を考えることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明は各請求項記載の形態で実施することができるものである。
【0015】
すなわち、請求項1記載の発明のように、空調機器は、空調機器の電力使用量を計測する電力使用量計測手段と、電力使用量計測手段からの出力を空調機器の使用状況データとして記録する使用状況記録手段と、通信回線に接続して使用状況データをセンター装置に送信する送信手段とを備え、センター装置は、通信回線に接続して複数の空調機器から使用状況データを受信する受信手段と、使用状況データを集計し統計処理して比較する統計処理手段と、その統計処理結果を出力する出力手段とを備えたものである。
【0016】
そして、空調機器が電力使用量の使用状況データを記録してセンター装置に送信し、センター装置は集計した複数の空調機器の使用状況データを統計処理して比較するので、使用者は自身の空調機器と他の家庭の空調機器と比較評価した結果から自分の空調機器の電力使用量が客観的に評価でき、より電力使用量の少ない使い方を考えることができる。
【0017】
そして、統計処理手段は使用状況データを集計し統計処理して使用状況データについての平均値や中央値、標準偏差などの統計値を求め、特定の空調機器の使用状況データと比較するものである。そして、統計処理手段によって複数の空調機器の使用状況データの平均値や中央値、標準偏差などの統計値と特定の空調機器の使用状況データとを比較するので、特定の空調機器の使用者は自身の空調機器と他の家庭の空調機器とを比較評価することができる。
【0018】
また、請求項記載の発明のように、センター装置は各家庭の空調機器の機種番号など機器情報を持ったデータベース手段を備え、統計処理手段はデータベース手段が持つ機器情報の少なくとも一部が同じ条件である複数の空調機器に関して使用状況データを集計し統計処理して比較するものである。そして、センター装置は集計した複数家庭の空調機器の使用状況データの中で機種番号などが同じ条件である複数の空調機器を抽出して比較するので、特定使用者の空調機器と同じ条件の空調機器を選別することができ使い方比較の精度をさらに高めることができる。
【0019】
また、請求項記載の発明のように、センター装置は各家庭の家族構成や居住地域など使用者情報を持ったデータベース手段を備え、統計処理手段はデータベース手段が持つ使用者情報の少なくとも一部が同じ条件である複数の空調機器に関して使用状況データを集計し統計処理して比較するものである。そして、センター装置は集計した複数家庭の空調機器の使用状況データの中で家族構成や居住地域などが同じ条件である複数の家庭を抽出して比較するので、特定使用者の空調機器と同じ条件の空調機器を選別することができ使い方比較の精度をさらに高めることができる。
【0020】
また、請求項記載の発明のように、空調機器は、空調機器の運転時間を計測する運転時間計測手段を備えて、使用状況記録手段は運転時間計測手段からの空調機器の運転時間と電力使用量計測手段からの電力使用量とを合わせて使用状況データとするものである。そして、使用状況記録手段は運転時間計測手段からの空調機器の運転時間と電力使用量計測手段からの電力使用量とを合わせて使用状況データとしてセンター装置に送信するので、センター装置は集計した複数家庭の空調機器の使用状況データの中で空調機器の運転時間と電力使用量とを統計処理して比較する。使用者は運転時間と電力使用量の相関関係が客観的に評価でき、運転時間を減らすことにより電力使用量の少ない使い方を考えることができる。
【0021】
また、請求項記載の発明のように、空調機器は、空調温度を設定する空調温度設定手段を備えて、使用状況記録手段は前記空調温度設定手段からの空調温度と電力使用量計測手段からの電力使用量とを合わせて使用状況データとするものである。そして、使用状況記録手段は空調温度設定手段からの空調温度と電力使用量計測手段からの電力使用量とを合わせて使用状況データとしてセンター装置に送信するので、センター装置は集計した複数家庭の空調機器の使用状況データの中で空調温度と電力使用量とを統計処理して比較する。使用者は自分の設定する空調温度と電力使用量の相関関係が客観的に評価でき、設定温度を下げることにより電力使用量の少ない使い方を考えることができる。
【0022】
また、請求項記載の発明のように、空調機器は室内または室外の温度を計測する周囲温度計測手段を備えて、使用状況記録手段は周囲温度計測手段からの温度と電力使用量計測手段からの電力使用量とを合わせて使用状況データとするものである。そして、使用状況記録手段は周囲温度計測手段からの温度と電力使用量計測手段からの電力使用量とを合わせて使用状況データとしてセンター装置に送信するので、センター装置は集計した複数家庭の空調機器の使用状況データの中で室内温度、室外温度と電力使用量とを統計処理して比較する。使用者は自分が空調機器を使用するときの温度と電力使用量の相関関係が客観的に評価でき、空調機器の使用環境の基準を知ることにより電力使用量の少ない使い方を考えることができる。
【0023】
また、請求項記載の発明のように、室内または室外の湿度を計測する周囲湿度計測手段を備えて、使用状況記録手段は周囲湿度計測手段からの湿度と電力使用量計測手段からの電力使用量とを合わせて使用状況データとするものである。そして、使用状況記録手段は周囲湿度計測手段からの湿度と電力使用量計測手段からの電力使用量とを合わせて使用状況データとしてセンター装置に送信するので、センター装置は集計した複数家庭の空調機器の使用状況データの中で室内湿度、室外湿度と電力使用量とを統計処理して比較する。使用者は自分が空調機器を使用するときの湿度と電力使用量の相関関係が客観的に評価でき、空調機器の使用環境の基準を知ることにより電力使用量の少ない使い方を考えることができる。
【0025】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。ここでエアコンを例に挙げて説明するが、電気を使って冷暖房したり除湿する空調機器であればこれに限るものではない。
【0026】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1である空調機器(エアコン)の使い方比較システムの概念図である。図1において、ある家庭にエアコン1がある。ここにはエアコン1の室内機を図示し室外機は描いていない。エアコン1は通信回線2を通じてセンター装置3と接続され、各家庭のエアコン1とセンター装置3とで通信を行う。通信内容としてエアコン1からセンター装置3への通報には、エアコンの使用状況データなど使い方を調査するのに有用な情報やエアコンの機種番号や製造番号などエアコンを特定するのに有用な情報などが含まれる。
【0027】
またセンター装置3からエアコン1には上述の通報の回答として、エアコンの使用状況データを比較して得られる使い方の評価結果や寿命予測、故障したときの故障内容や修理見積もりなどが含まれる。これらはエアコン1に備わる表示手段4によって使用者に知らせる。表示手段4はたとえばエアコンリモコンの液晶ディスプレイであり、エアコン1とは信号線5で接続される。ここで通信回線2はアナログ電話回線、ディジタル電話回線のような公衆回線網が一般的であるが、専用線でも構わない。
【0028】
次に図1記載のエアコン1とセンター装置3の構成ブロック図を図2に示す。エアコン1には、空調機器の電力使用量を計測する電力使用量計測手段11、空調温度を設定する空調温度設定手段12、空調機器の運転時間を計測する運転時間計測手段13、電力使用量計測手段11と空調温度設定手段12と運転時間計測手段13との出力をまとめて使用状況データとして記録する使用状況記録手段15、通信回線に接続して使用状況データをセンター装置3に送信する送信手段16、エアコン1の運転動作を制御する機器制御手段17とを備える。
【0029】
これらによってエアコン1の電力使用量や空調温度と運転時間の使用状況データを記録してセンター装置3に送信する。使用状況データは計測した生データをまとめて送信してもよいし、使用状況記録手段15内で加工したデータを送信してもよい。例えば平均値などである。生データを送信する方法に比べて送信時間が短くできる。
【0030】
送信する頻度は時計手段14によって1日1回など定期的に送信し、加えて電力使用量が所定範囲を超えたときなどの通常使用時とは異なる時にも送信する。このような送信要求は使用状況記録手段15が発する。
【0031】
一方、センター装置3には、通信回線に接続して複数の空調機器から使用状況データを受信する受信手段30と、使用状況データを集計し統計処理して比較する統計処理手段31と、その統計処理結果を出力する出力手段32とを備える。またエアコン1から通報された機種番号を記憶し、統計処理の際に必要であれば空調機器のデータを統計処理手段31に出力するデータベース手段33を備える。
【0032】
以上によって複数のエアコンの電力使用量や空調温度、運転時間の使用状況データをセンター装置で収集し統計処理を行うので複数のエアコンの使用状況データの平均値や中央値、標準偏差などの統計値が得られる。これを基にしてある家庭のエアコンの使用状況データと比較すれば、そのエアコンの電力使用量は平均値に比較して多いのか少ないのか、多いとすれば空調温度が高すぎないか、運転時間が長すぎないかを調査することができる。
【0033】
また、センター装置3のデータベース手段33は各家庭の空調機器の機器情報や各家庭の使用者情報を持つ。機器情報には製造者、機種番号、製造番号など空調機器の特徴を示す情報が含まれ、使用者情報には家族人数、年齢など家族構成や住宅様式や居住地域など家族の特徴を示す情報が含まれる。
【0034】
各家庭の空調機器には通信のための識別符号(ID)が割り当てられており、エアコン1とセンター装置3とで通信する時にはこのIDを用いて通信相手を認識する。そして、このIDはデータベース手段33に登録され、統計処理手段31はIDを用いて統計処理を行う、その家庭の機器情報、使用者情報を検索する。
【0035】
以上によって、統計処理手段31は機器情報や使用者情報を用いて同じ条件である複数のエアコンに関して使用状況データを統計処理して比較することで、使い方比較の精度を高くすることができる。
【0036】
たとえば、製造者、機種番号から同じ機種のエアコンを抽出して比較すればエアコンの能力差を取り除いた比較が可能である。さらに家族人数、年齢などが同じ家庭のエアコンを抽出して比較すれば家族構成の違いを取り除いた比較できる。マンションの最上階で南向きといった住宅様式や京都か北海道かといった居住地域などが同じエアコンを抽出して比較すれば使用環境の違いを取り除いた比較ができ使い方比較の精度をさらに高くすることが可能である。
【0037】
なお、製造番号などの機器情報は出荷時に各エアコンに記憶させ、各家庭に設置後、通信回線によってセンター装置3に送信してデータベース手段33に登録する。また家族構成などの使用者情報、住宅様式や居住地域など使用環境は電話やはがきで使用者から聞き出してセンター装置3の管理者がデータベース手段33に登録する。
【0038】
以上のようにデータベース手段33によってセンター装置3は集計した複数家庭のエアコンの使用状況データの中で機種番号、家族構成や使用環境などが同じ条件である複数の家庭を比較して使い方を評価するので、使い方比較の精度をさらに高めることができる。
【0039】
これら統計処理結果をプリンタ装置などの出力手段32で印刷して使用者宅に郵送したり、FAXによって送信する。使用者はこれをみて自身のエアコンと他のエアコンと比較評価した結果から自分の電力使用量が客観的に評価でき、電力使用量が多いときに何が原因なのかがわかる。あるいは図1のようにセンター装置3からエアコン1へ統計処理結果を送信して、エアコン1が備える表示手段4(たとえばリモコンの液晶ディスプレイ)に表示してもよい。
【0040】
ここで空調温度設定手段12について説明する。空調温度設定手段12は使用者がリモコン等によって設定した温度を出力する。
【0041】
空調温度を高く設定すると電力使用量が増加することから空調温度設定手段12と電力使用量計測手段11とは密接な関係があることは予想できるが、一般的にどの程度が適温であるのか、自分の設定温度が高いのか低いのかを使用者は知らない。そこで統計処理手段31によって複数のエアコンに関して空調温度と電力使用量とを比較すれば複数家庭での空調温度、電力使用量の分布とその中での自分の位置がわかる。使用者はこれを見て自分のエアコンの電力使用量が客観的に評価でき、電力使用量が多いときに空調温度の設定が高いのかどうかを知ることができる。例えば冷房時の設定温度は他の家庭の平均が28度であるのに対して自分の25度は低すぎることがわかれば、次回から28度に設定して電力使用量を減らせばよい。
【0042】
次に運転時間計測手段13について説明する。運転時間計測手段13はエアコン1内部のタイマー(マイコン)などにより実現される。運転時間が多くなると電力使用量が増加することから運転時間計測手段13と電力使用量計測手段11とは密接な関係があるは予想できるが、一般的にどの程度が適当な使用時間であるのか、自分の使用時間が長いのか短いのかを使用者は知らない。そこで統計処理手段31によって複数のエアコンに関して運転時間と電力使用量を比較すれば複数家庭での給湯温度、電力使用量の分布とその中での自分の位置がわかる。使用者はこれを見て自分のエアコンの電力使用量が客観的に評価でき、電力使用量が多いときに運転時間に原因があるかどうかを知ることができる。例えば他の家庭が日中の数時間だけしか冷房を使っていないのに対して自分は1日中使用していることがわかれば、次回から冷房の使用時間を控えて電力使用量を減らせばよい。
【0043】
以上のように、空調温度とエアコンの運転時間とを見ればその家庭の使用状況が見えてくる。使用者は自身のエアコンと家庭のエアコンと比較評価した結果から自分のエアコンの電力使用量が客観的に評価でき、より電力使用量の少ない使い方を考えることができる。例えば図3のような比較評価レポートが各家庭に届けられる。使用者は自分の空調温度の設定が他人と比較して高いことを知り、次回から空調温度を低くすれば人並みになることを意識する。また運転時間が他人と比較して優れていることを知り、今後も引き続き省エネに取り組むことを決意する。
【0044】
(実施例2)
別の実施例を図4で説明する。図2と同じものは同じ番号をつけて詳細な説明を省略する。
【0045】
エアコン1は、室内と室外の温度を計測する周囲温度計測手段18,湿度を計測する周囲湿度計測手段19とを備える。使用状況記録手段15は周囲温度計測手段18、周囲湿度計測手段19からの温度と湿度とを使用状況データに含めてセンター装置3に送信する。センター装置3では、受信した使用状況データからエアコンの周囲環境を合わせて電力使用量や空調温度、運転時間の使用状況データを収集し統計処理を行う。周囲温度計測手段18はエアコン1の室内機と室外機に設けた温度センサーでありエアコン使用前あるいはエアコン使用時に数分おきに気温を測定して最高値と最低値を出力する。周囲湿度計測手段19はエアコン1の室内機と室外機に設けた湿度センサーでありエアコン使用前あるいはエアコン使用時に数分おきに湿度を測定して最高値と最低値を出力する。
【0046】
エアコン1の使用と周囲環境である温度や湿度とは密接な関係があり、気温が低いのに冷房を入れたり、湿度が低いのに除湿をするのは好ましくない。一般的にどの程度の温度や湿度でエアコンを使用するのが適当であるのか、自分の使用基準がそれよりも甘いのか厳しいのかを使用者は知らない。そこで統計処理手段31によって複数のエアコンにおいて温度や湿度などの周囲環境と電力使用量を比較すれば複数家庭での周囲温度、電力使用量の分布とその中での自分の位置がわかる。使用者はこれを見て自分のエアコンの電力使用量が客観的に評価でき、電力使用量が多いときに使用基準に原因があるかどうかを知ることができる。
【0047】
例えば他の家庭が気温が30度を超えないと冷房を使っていないのに対して自分は26度で使用していることがわかれば、次回から気温が30度以下での冷房の使用を控えて電力使用量を減らせばよい。使用者は自分が空調機器を使用するときの温度、湿度と電力使用量の相関関係が客観的に評価でき、空調機器の使用環境を選ぶことにより電力使用量の少ない使い方を考えることができる。
【0048】
例えば図5のような比較評価レポートが各家庭に届けられる。地域平均気温はこの使用者と同じ地域に存在する複数のエアコンから収集した室内温度値の平均値である。天気予報では得られないような環境データであり、この数値をもとに他地域と比較参照することができる。地域平均湿度も同様である。
【0049】
使用者は冷房使用時の室内最低気温を他人と比較して冷房使用時の自分の判断基準が甘いことを知り次回からもっと我慢して冷房を使用することを意識する。またドライ運転時に最高湿度を他人と比較して除湿使用時の自分の判断基準が高いことを知り、今後も引き続き省エネに取り組むことを決意する。なお図5では冷房なので最低気温を示したが暖房時には最高気温を示す。また除湿運転なので最高湿度を示したが加湿運転を備えた空調機器であれば最低湿度を示す。
【0050】
(実施例3)
また、図6のようにエアコン1と通信回線2とに無線通信アダプタを設けて無線通信でこれを接続する。
【0051】
エアコン1に無線通信アダプタ6を、電話回線2に無線通信アダプタ7を接続して無線通信アダプタ6と7とで双方向通信を行う。無線通信アダプタ6はエアコン1からの通報である使用状況データや機種番号を無線通信アダプタ7に送信し、センター装置からの回答である使い方の評価や寿命予測、故障内容を無線通信アダプタ7から受信する。またエアコン側の無線通信アダプタ6はリモコン4とも通信して、図1の信号線5の代わりに電波を用いた無線式リモコンとする。
【0052】
図1のように通信回線2をエアコン1のところまで引き延ばす必要がなくなり、エアコンの設置場所を無線通信の届く範囲で自由に選べる。したがって通信回線の配線工事なしに家庭内のどこにでもエアコンを設置することが可能となる。エアコンと電話回線とは従来、別々の業者が工事するが、図1であれば工事の事前に両業者の打ち合わせが必要となる。図6ではこれを不要とするので従来と同じように業者が設置工事することが可能となる。
【0053】
また、エアコン側の無線通信アダプタ6はエアコン1と別筐体とし後付・交換が可能とする。これで無線アダプタ6と7とで通信に使用する無線の周波数を変更したいときに無線通信アダプタだけを交換することができる。仮にエアコン1内に無線通信アダプタを内蔵とするとそのような場合にエアコン1をはずして、工場に持ち帰る作業が必要となるが、エアコン1を持ち帰るということは使用者は望まない。このように無線周波数を変更することがあり得る理由として、無線通信はその家庭の電波環境によって電波干渉や混信問題が発生することがある。
【0054】
また製造上の利点として、無線通信アダプタ単体で無線機としての認定を受ければよい。これがエアコン内蔵型であるとエアコンの機種ごとに認定を受けなければならず手間がかかる。
【0055】
なお機能ブロック図は省略するが、図2においてエアコン1とセンター装置3とのあいだ、家庭内に無線通信装置を挿入し、無線通信装置が空調機器の送信手段16とセンター装置3の受信手段30との通信を仲介する構成となる。
【0056】
以上のようにエアコンと通信回線とを無線通信を使用して接続するのでエアコンの設置場所まで通信回線を引き延ばす必要がなく、加えて送信手段はエアコンと別筐体として空調機器本体に後付け・交換が可能なので電波混信時の対応が容易となる。
【0057】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように本発明の空調機器によれば、使用者は自身の空調機器と他の空調機器と比較評価した結果から、自分の空調機器の電力使用量が客観的に評価でき、より電力使用量の少ない使い方を考えることができる。次の効果が具体的に得られる。
【0058】
(1)空調機器が電力使用量の使用状況データを記録してセンター装置に送信し、センター装置は集計した複数の空調機器の使用状況データを統計処理して比較するので、使用者は自身の空調機器と他の空調機器と比較評価した結果から自分の空調機器の電力使用量が客観的に評価でき、より電力使用量の少ない使い方を考えることができる。
【0059】
(2)統計処理手段によって複数の空調機器の使用状況データの平均値や中央値、標準偏差などの統計値と特定の空調機器の使用状況データとを比較するので、特定の空調機器の使用者は自身の空調機器と他の空調機器とを比較評価することができる。
【0060】
(3)センター装置は集計した複数家庭の空調機器の使用状況データの中で機種番号などが同じ条件である複数の空調機器を抽出して比較するので、特定使用者の空調機器と同じ条件の空調機器を選別することができ使い方比較の精度をさらに高めることができる。
【0061】
(4)センター装置は集計した複数家庭の空調機器の使用状況データの中で家族構成や居住地域などが同じ条件である複数の家庭を抽出して比較するので、特定使用者の空調機器と同じ条件の空調機器を選別することができ使い方比較の精度をさらに高めることができる。
【0062】
(5)使用状況記録手段は運転時間計測手段からの空調機器の運転時間と電力使用量計測手段からの電力使用量とを合わせて使用状況データとしてセンター装置に送信するので、センター装置は集計した複数家庭の空調機器の使用状況データの中で空調機器の運転時間と電力使用量とを統計処理して比較する。使用者は空調機器の運転時間と電力使用量の相関関係が客観的に評価できる。
【0063】
(6)使用状況記録手段は空調温度設定手段からの空調温度と電力使用量計測手段からの電力使用量とを合わせて使用状況データとしてセンター装置に送信するので、センター装置は集計した複数家庭の空調機器の使用状況データの中で空調温度と電力使用量とを統計処理して比較する。使用者は自分の設定する空調温度と電力使用量の相関関係が客観的に評価できる。
【0064】
(7)使用状況記録手段は周囲温度計測手段からの周囲温度と電力使用量計測手段からの電力使用量とを合わせて使用状況データとしてセンター装置に送信するので、センター装置は集計した複数家庭の空調機器の使用状況データの中で室内温度、室外温度と電力使用量とを統計処理して比較する。使用者は自分が空調機器を使用するときの温度と電力使用量の相関関係が客観的に評価できる。
【0065】
(8)使用状況記録手段は周囲湿度計測手段からの周囲湿度と電力使用量計測手段からの電力使用量とを合わせて使用状況データとしてセンター装置に送信するので、センター装置は集計した複数家庭の空調機器の使用状況データの中で室内湿度、室外湿度と電力使用量とを統計処理して比較する。使用者は自分が空調機器を使用するときの湿度と電力使用量の相関関係が客観的に評価できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の空調機器の使い方比較システムにおける概念を示す図
【図2】同システムの機能ブロック図
【図3】同システムの使い方診断の一例を示す図
【図4】本発明の実施例2の空調機器の使い方比較システムにおける機能ブロック図
【図5】同システムの使い方診断の一例を示す図
【図6】本発明の実施例3の空調機器の使い方比較システムにおける機能ブロック図
【符号の説明】
1 空調機器(エアコン)
2 通信回線
3 センター装置
4 表示手段(リモコン)
5 空調機器側の無線通信アダプタ
7 電話回線側の無線通信アダプタ
11 電力使用量計測手段
12 空調温度設定手段
13 運転時間計測手段
15 使用状況記録手段
16 送信手段
17 機器制御手段
18 周囲温度計測手段
19 周囲湿度計測手段
30 受信手段
31 統計処理手段
32 出力手段
33 データベース手段

Claims (8)

  1. 複数の空調機器とセンター装置と公衆回線網など通信回線で接続した空調機器の使い方比較システムにおいて、
    前記空調機器は、電力使用量を計測する電力使用量計測手段と、前記電力使用量計測手段からの出力を前記空調機器の使用状況データとして記録する使用状況記録手段と、前記通信回線に接続して前記使用状況データを前記センター装置に送信する送信手段とを備え、
    前記センター装置は、前記通信回線に接続して複数の空調機器から使用状況データを受信する受信手段と、前記使用状況データを集計し統計処理して比較する統計処理手段と、その統計処理結果を出力する出力手段とを備え、
    前記統計処理手段は使用状況データを集計し統計処理して、前記複数の空調機器の使用状況データについての平均値、中央値、標準偏差のうち少なくとも1つの統計値を求め、特定の空調機器の使用状況データとで比較する空調機器の使い方比較システム。
  2. 前記センター装置は各家庭の空調機器の機種番号など機器情報を持ったデータベース手段を備え、前記統計処理手段は前記データベース手段が持つ機器情報の少なくとも一部が同じ条件である前記複数の空調機器に関して前記使用状況データを集計し統計処理して比較する請求項記載の空調機器の使い方比較システム。
  3. 前記センター装置は各家庭の家族構成や居住地域など使用者情報を持ったデータベース手段を備え、前記統計処理手段は前記データベース手段が持つ使用者情報の少なくとも一部が同じ条件である前記複数の空調機器に関して前記使用状況データを集計し統計処理して比較する請求項記載の空調機器の使い方比較システム。
  4. 前記空調機器は、運転時間を計測する運転時間計測手段を備えて、前記使用状況記録手段は前記運転時間計測手段からの運転時間と、前記電力使用量計測手段からの電力使用量とを合わせて前記使用状況データとする請求項1、2、または3記載の空調機器の使い方比較システム。
  5. 前記空調機器は、空調温度を設定する空調温度設定手段を備えて、前記使用状況記録手段は前記空調温度設定手段からの空調温度と、前記電力使用量計測手段からの電力使用量とを合わせて前記使用状況データとする請求項1、2、または3記載の空調機器の使い方比較システム。
  6. 前記空調機器は、室内または室外の温度を計測する周囲温度計測手段を備えて、前記使用状況記録手段は前記周囲温度計測手段からの温度と、前記電力使用量計測手段からの電力使用量とを合わせて前記使用状況データとする請求項1、2、または3記載の空調機器の使い方比較システム。
  7. 前記空調機器は、室内または室外の湿度値を計測する周囲湿度値計測手段を備えて、前記使用状況記録手段は前記周囲湿度値計測手段からの湿度値と、前記電力使用量計測手段からの電力使用量とを合わせて前記使用状況データとする請求項1、2、または3記載の空調機器の使い方比較システム。
  8. 複数の空調機器とセンター装置と公衆回線網など通信回線で接続した空調機器の使い方比較システムの制御方法において、
    前記空調機器は、電力使用量を計測するステップと、前記電力使用量計測の出力を前記空調機器の使用状況データとして記録するステップと、前記通信回線に接続して前記使用状況データを前記センター装置に送信するステップとを備え、
    前記センター装置は、前記通信回線に接続して複数の空調機器から使用状況データを受信するステップと、前記使用状況データを集計し統計処理して比較する統計処理ステップと、その統計処理結果を出力するステップとを備え、
    前記統計処理手段ステップで、使用状況データを集計し統計処理して、前記複数の空調機器の使用状況データについての平均値、中央値、標準偏差のうち少なくとも1つの統計値を求め、特定の空調機器の使用状況データとで比較する空調機器の使い方比較システムの制御方法。
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