JP4680360B2 - カーエアコンのバージョンアップ方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カーエアコンのバージョンアップを効率良く的確に行えるようにしたカーエアコンのバージョンアップ方法及びシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カーエアコンは、通常、車内に温度設定や風量設定のための入力部を有する操作パネルを備えており、それらの入力部を通じて設定される温度や風量に基づいて、空調制御部の構成要素であって冷風と温風の混合比を可変するミックスダンパの角度を変えたり、送風用のブロアの回転数を変える等の制御を行うように構成されている。
【0003】
そして、車両の出荷時に、それらミックスダンパ開度やブロア回転数等の制御パラメータが、設定温度や設定風量に対して所定のアルゴリズムに従って制御されるように予め関連づけて規定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、空調は、使用者の個体差や好みにより、或いはその車両が使用される地域等によって、使い方や感じ方が様々である。このため、出荷時に画一的な設定を行うだけでは、ユーザー全てに満足のいく空調機能や効率の良い空調機能を実現することは困難である。また、出荷後にアルゴリズムに欠陥が発覚し、ハード的な取り替えの必要がある場合には、膨大な費用と労力を費やさなければならないケースもある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の問題点を解消するために、本発明は、次のような手段を講じたものである。
【0006】
すなわち、本発明に係るカーエアコンのバージョンアップ方法は、コンピュータシステムを利用するものであって、個別的なバージョンアップした空調制御用のプログラム又はデータを、車両の空調制御部に対して配信するようにしていることを特徴とする。
【0007】
このような方法によれば、ユーザーにとって空調機能が十分満足のいくものでないとき、或いは空調機能に問題があるときに、バージョンアップしたプログラムやデータを配信すれば、それを車両の空調制御部にインストールするだけで空調機能の改善、改良を行うことができる。そして、このバージョンアップは、画一的に行ってもよいのは勿論であるが、個別的に各車両ごとに行えば、使用者の個体差や好み、所在地に応じて空調機能の改善、改良に個別具体的に対応することができる。しかも、本発明はソフト的な入れ替えだけで済み、ハード部分は取り替え不要であるため、経済的であり、バージョンアップも短時間で速やかに完了することが可能となる。
【0008】
そのための具体的構成としては、バージョンアップした空調制御用のプログラム又はデータを車両の空調制御部に対して配信するサーバー等の配信手段を備えておけばよい。一方、空調制御部は、プログラムのインストールによって動作可能であり、そのプログラムは書き換え可能なものであるように構成しておけば足りる。
【0009】
バージョンアップを的確に行うためには、空調制御に関する稼働情報の提供を受け付け、その稼働情報に基づいてバージョンアップした空調制御用のプログラム又はデータを配信するようにしていることが望ましい。そのためには、空調制御に関する稼働情報の提供を受け付ける受付手段を備え、この受付手段で受け付けた稼働情報に基づいてバージョンアップした空調制御用のプログラム又はデータを配信手段に配信させるようにしておけばよい。
【0010】
稼働情報を効率良く収集するためには、車両の空調制御部から取り出された動作データを当該稼働情報として扱うのが有効である。
【0011】
より個別具体的な対応を実現するためには、エアコンの使用状況に関してユーザーから出された使用状況データを稼働情報として扱うことが特に好ましい。
【0012】
バージョンアップを家庭や最寄りの営業所等において簡単に行えるようにするためには、プログラム又はデータの配信や稼働情報の受け付けをネットワークを通じて行えるようにしておくことが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
【0014】
この実施形態の車両用動作データ収集方法及びシステムは、カーエアコンを装備した電気自動車を対象とするもので、図1に概念的に示すように、車両1の空調制御部10から空調制御に関する動作データd1を取り出し、或いはユーザーUからエアコンの使用状況に関する使用状況データd2を吸い上げて、これらのエアコン稼働情報Inf(d1、d2)に基づいて空調制御用のプログラム又はデータをバージョンアップするとともに、バージョンアップしたプログラムP又はデータDを、インターネット等のネットワークNWを通じてユーザーに配信することができるようにしている。
【0015】
具体的に説明すると、空調制御部10は、図3に例示するように、外気若くは室内空気を取り込む空気取込口11と吹出口12の間を連絡する流路13内に配置されアクチュエータによって開度を可変とされたミックスダンパ15と、このミックスダンパ15近傍の流路13の上流及び下流に配置されて取り込まれる外気を冷媒と熱交換させる熱交換機16a、16bと、これらの熱交換機16a、16bを通過して冷媒を循環させる冷媒循環回路17と、インバータ18による回転制御を通じて前記冷媒循環回路17内の冷媒を圧縮するモータ駆動のコンプレッサ19と、前記空気取込口11近傍に配置された空気取込用のブロア20と、設定温度T及び設定風量Wを入力する入力部21a、21bを備えた操作パネル21と、この操作パネル21に入力される設定温度T及び設定風量Wに基づいて前記インバータ18、ブロア20及びミックスダンパ15に制御信号を出力するオートアンプ22とを具備している。
【0016】
このオートアンプ22は、本実施形態の場合、CPU22a、メモリ22b及びインターフェース22cを具備し、マイクロコンピュータとしての機能を発揮し得るもので、メモリ22b内には、設定温度T及び設定風量Wに対して前記インバータ18、ブロア20及びミックスダンパ15を制御するためのプログラムが格納されている。CPU22aは、かかるプログラムに従って所定の空調制御を行うべく、設定温度T及び設定風量Wに基づいて前記インバータ18やブロア20に対する回転数演算、ミックスダンパ15に対する開度演算を実施する。
【0017】
なお、図において符号23で示すものは外気温t1を検出するセンサ、24は内気温t2を検出するセンサ、25は日射量vを検出するセンサ、26は冷媒流量を制御するための絞り弁である。検出される外気温t1、内気温t2、日射量vは、次に述べる空調制御の中で補正パラメータとして扱われる。
【0018】
ここで、空調制御の一例を図4に基づいて概略的に説明する。例えば、冷房による冷風(5℃〜15℃)が必要な場合、入力部21aをア〜イの間の位置に操作する。オートアンプ22は冷媒循環回路17の絞り弁26を適正な絞り量に制御する。このとき、オートアンプ22の開度演算機能はフルコールドに相当する開度θを演算し、ミックスダンパ15をフルコールド位置Aに作動させる。また、オートアンプ22の回転数演算機能は、設定温度Tがアの時に最も高い回転数Nを演算し、設定温度Tがイの方へ移行するほど回転数Nを減少させ、イの位置で最も低い回転数Nを演算する。したがって、入力部21aがア〜イの位置に調節されることによって、コンプレッサ19の回転数Nを変更し、絞り26を制御して冷媒循環量を増減させ、吹出温度の低温領域における制御が可能となる。
【0019】
また、春、秋等において、除湿暖房による中間温度領域(例えば15℃〜30℃)の吹出温度が必要な場合、入力部21aをイ〜ウの間の位置に操作する。オートアンプ22は冷媒循環回路17の絞り弁26を適正な絞り量に制御する。このとき、オートアンプ22の開度演算機能はイの位置の時にフルコールドに相当する開度θを演算し、ウの方に変更するほどホット方向に開度θを変更する。また、オートアンプ22の回転数演算機能は、設定温度がイ〜ウの間は一定回転数Nを演算する。したがって、入力部21aをイ〜ウの位置で調節することによって、ミックスダンパ15の開度θをフルコールド位置A〜フルホット位置Bの間で変更し、吹出温度の中温領域における制御が可能となる。
【0020】
さらに、暖房による温風(例えば30℃以上)が必要な場合、入力部21aをウ〜エの間の位置で操作する。オートアンプ22は冷媒循環回路17の絞り弁26を適正な絞り量に制御する。このとき、オートアンプ22の開度演算機能はフルホットに相当するミックスダンパ開度θを演算し、ミックスダンパ15をフルホット位置Bに作動させる。また、オートアンプ22の回転数演算機能は、設定温度Tがウの時に最も低い回転数Nを演算し、設定温度Tがエの方へ移行するほど、回転数Nを増大させ、エの位置で最も高い回転数Nを演算する。したがって、入力部21aをウ〜エの位置で操作することによって、コンプレッサ1の回転数Nを変更し、絞りを制御して冷媒循環量を増減させて、吹出温度の低温領域における制御が可能となる。
【0021】
一方、入力部21bによりマニュアル風量Wが設定されると、オートアンプ22はブロア20の回転数Xを出力するとともに、入力部21aにて設定される温度Tに基づいて演算されたインバータ18の回転数Nを、風量が少なくなるほど低回転となるように補正し、余分な冷暖房能力を低減するとともに、冷房時における凍結を防止する。
【0022】
加えて、この実施形態のオートアンプ22は、外気温検出センサ23、内気温検出センサ24及び日射量検出センサ25から検出値t1、t2、vを入力し、それらが高いほど、設定温度Tを低くする補正を行う。
【0023】
このような空調制御部10に対して、図2に示す本実施形態に係るエアコンのバージョンアップ方法及びシステムは、オートアンプ22のメモリ22bに、エアコン運転中の稼働情報infとして動作データd1を検出して記録するようにしている。ここで扱う動作データとしては、例えば、ユーザが設定した設定温度T、ユーザが設定したマニュアル風量W、外気温t1、内気温t2、日射量v等である。
【0024】
図5はそのデータ採取の一態様を簡単なフローチャートで示すものである。このフローチャートでは、空調始動を契機として、所定のサンプリング間隔でCPU22aが外気温t1、内気温t2、日射量v、設定温度T、設定風量Wをサンプリングし、空調停止時にそれらの平均値を算出してメモリ22bに記録する。データの採り方がこれに限られないのは勿論である。
【0025】
一方、記録した動作データd1は、図1に概念的に示すように、家庭等に配置した端末機PCとオートアンプ22とをケーブルで接続するか、或いは適当な記録媒体を介在させるかして、前記オートアンプ22のメモリ22b内から端末機PCのメモリに移出することができるようにしている。また、この端末機PCは、ネットワークNW上に設けられたメーカーMのホストコンピュータHSTに接続可能とされており、移出した動作データd1を、この端末機PCからホストコンピュータHSTに伝送することができるようにしている。
【0026】
また、メーカーMは、ホストコンピュータHSTにアクセスしたユーザーUの求めに応じて、質問形式のチェックシートをネットワークNWを介して前記端末機PCに送信するステップ、及びユーザーUによってチェックされたチェックシートの受信を受けるステップを介して、ユーザーUのエアコン使用状況データd2を稼働情報データinfとして吸い上げることができるようにもしている。ホストコンピュータHSTは、本発明の受付手段として機能している。
【0027】
図6は、ユーザーUの使用する端末機PCとメーカーM側のホストコンピュータHSTとの間におけるデータ授受の一例をホストコンピュータHST側に立ってフローチャートで例示している。端末機PCとホストコンピュータHSTの関係は、例えばクライアントとサーバーの関係である。ホストコンピュータHSTへは端末機PCのWWWブラウザ等を使って接続可能とされている。先ず、ホストコンピュータHSTは、アクセスした者に対して、バージョンアップメニュー画面を表示する。ここには、例えば、ホストコンピュータHSTが受信するのがバージョンアップに必要な動作データd1なのか、使用状況データd2なのかを選択するボタン等が置かれている。使用状況データd2の受信に際しては、予めホストコンピュータHSTから端末機PCにチェックシート等が配信される。ホストコンピュータHSTは、稼働情報データinf(d1やd2)を受信すると、自動的にバージョンアッププログラムを作成する。そして、そのプログラムPをアクセスしたユーザー端末機PCに対して配信するという本発明の配信手段としての役割を果たす。勿論、バージョンアッププログラムの作成に人手が介在するステップがあってもよい。また、車両出荷時点でエアコン制御プログラムに品質上のバグがある場合等には、積極的にメニュー画面でバージョンアップ奨励表示をし、接続したユーザーに対してメーカー側で予め作成したバージョンアッププログラムPをダウンロードできるようにしてもよい。
【0028】
プログラムPの配信を受けたユーザーUは、端末機PCとオートアンプ22とをケーブルで接続するか、或いは適当な記録媒体を介在させるかして、オートアンプ22のメモリ22b内に新たな制御プログラムPをロードする。これにより、カーエアコンの空調制御部10は、そのプログラムPに従って空調制御を実行する。
【0029】
このようなバージョンアップは種々の目的や態様で行うことができる。幾つか例を挙げると、受信した設定温度データTを用いて、図4に例示した吹き出し温度を制御するミックスダンパ15の開度θに対して補正データを算出し、このデータをプログラムに組み込んでバージョンアップする。このバージョンアッププログラムPが空調制御部10のメモリ22bに新たに格納されると、例えば暑がりの人に対して、少し低めの温度設定が行えるように制御を変更することができる。
【0030】
或いは、蓄積されたマニュアル風量データWを用いて、ユーザが好む風量(少なめが好み、多めが好み等)を想定し、ブロア20に対する回転数Xの補正データを算出し、このデータをプログラムに組み込んでバージョンアップする。このバージョンアッププログラムPが空調制御部10のメモリ22bに新たに格納されると、例えば風量が多いのが嫌いな人に対して、風量少な目の風量設定が行えるように制御を変更することができる。
【0031】
また、インバータ18の場合、蓄積された空調作動時の外気温度t1や内気温度t2、日射量データvに基づいて、空調がおかれている環境(酷暑地、通常地域等)を想定し、インバータ18に入力する位相データ等の駆動条件を算出し、このデータをプログラムに組み込んでバージョンアップする。このバージョンアッププログラムPが空調制御部10のメモリ22b内に新たに格納されると、例えばインバータを省エネに最適な条件で駆動する制御を実現することができる。
【0032】
以上のようにして、本実施形態に係るカーエアコンのバージョンアップ方法は、コンピュータシステムを利用して、バージョンアップした空調制御用のプログラムPを、車両の空調制御部10に対して配信するようにしている。
【0033】
このため、ユーザーUにとって空調機能が十分満足のいくものでないとき、或いは空調機能に問題があるときに、バージョンアップしたプログラムPを配信すれば、それを車両の空調制御部10にインストールするだけで空調機能の改善、改良を極めて簡単に行うことができる。そして、このバージョンアップにより画一的な機能の向上が図れるほか、個別的に各ユーザーごとになされれば、使用者の個体差や好み、所在地に応じて個別具体的に対応することができる。しかも、バージョンアップはソフト的な入れ替えだけで済み、ハード部分は取り替え不要であるため、経済的であり、バージョンアップも短時間で速やかに完了できる極めて効率の良いものとなる。
【0034】
また、空調制御に関する稼働情報infの提供を受け付け、その稼働情報infに基づいてバージョンアップした空調制御用のプログラムPを配信するようにしているため、確度の高い情報に基づいてバージョンアップを的確に行うことが可能になる。
【0035】
その稼働情報infとして、車両の空調制御部10から動作データd1を取り出すようにしているため、データ収集効率が良く、充電時などを利用して稼働情報infを定期的に吸い上げることも可能となる。
【0036】
これに加えて、エアコンの使用状況に関してユーザーから出された使用状況データd2も稼働情報として扱うようにしているため、個人の体感度などのように、動作データd1としては挙がらないかつ個人差の大きいデータに基づいて個別対応をより的確に行うことが可能になる。
【0037】
さらに、プログラムPの配信や稼働情報infの受け付けをネットワークNWを通じて行うようにしているため、バージョンアップを家庭や最寄りの営業所等において簡単に行うことが可能になる。
【0038】
なお、各部の具体的な構成は、上述した実施例のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0039】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載される効果を奏する。
【0040】
すなわち、本発明に係る車両のバージョンアップ方法によれば、コンピュータシステムを利用して、バージョンアップした空調制御用のプログラムやデータを、車両の空調制御部に対して配信することができる。
【0041】
このため、個々のユーザー車に対して空調機能の調整を簡便かつ個別具体的に行って、ユーザー全てに満足のいく空調機能や効率の良い空調機能を有効に実現することが可能である。また、出荷後の空調機能の修正も画一的なソフト処理によって行えるため、従来に比べてこの種の作業に係る費用や労力を著しく低減することが可能となる。
【0042】
空調制御に関する稼働情報の提供を受け付け、その稼働情報に基づいてバージョンアップした空調制御用のプログラムやデータを配信するようにした場合には、確度の高い情報に基づいてバージョンアップの的確性を有効に向上させることが可能となる。
【0043】
稼働情報として、車両の空調制御部から取り出した動作データを用いる場合にはデータ収集効率を飛躍的に高めることができ、ユーザーから出された使用状況データを用いる場合には個人差の大きいデータに基づいて個別対応をより細かく行うことが可能になる。
【0044】
さらに、プログラムやデータの配信、稼働情報の受け付けをネットワークを通じて行うようにした場合には、バージョンアップを家庭や最寄りの営業所等において簡単に行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す概念図
【図2】本発明の一実施形態を示すブロック図
【図3】同実施形態でデータ収集の対象とされるエアコン装置を示す構成図
【図4】同エアコン装置の作動を説明するための図
【図5】同実施形態で動作データを記録する手順を示すフローチャート
【図6】同実施形態全体のフローチャート
【符号の説明】
1…車両(電気自動車)
10…空調制御部
d1…動作データ
d2…使用状況データ
inf…稼働情報

Claims (3)

  1. 受付手段となるホストコンピュータが、車両の空調制御部から取り出された動作データ又はエアコンの使用状況に関してユーザーから出された使用状況データを含む、空調制御に関する稼働情報の提供を受け付けるステップと、
    配信手段となるホストコンピュータが、ネットワークを通じて接続された端末機を介して車両の空調制御部に対し、受け付けた稼働情報に含まれる動作データ又は使用状況データに基づいて作成された各車両毎または各ユーザー毎のバージョンアップした空調制御用のプログラム又はデータを配信するステップと
    を備えることを特徴とするカーエアコンのバージョンアップ方法。
  2. 稼働情報の受け付けがネットワークを通じて行われることを特徴とする請求項1記載のカーエアコンのバージョンアップ方法。
  3. 前記動作データには、ユーザが設定した設定温度、ユーザが設定したマニュアル風量、外気温、内気温、日射量の何れか少なくとも一つが含まれており、
    前記バージョンアップしたプログラム又はデータには、前記動作データを用いて算出された、ミックスダンパの開度に対する補正データ、ブロアに対する回転数の補正データ、インバータに入力する位相データの何れか少なくとも一が含まれている請求項1又は2記載のカーエアコンのバージョンアップ方法。
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