JP4133951B2 - 光増幅装置の入力光強度推定方法及び光増幅装置 - Google Patents
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Description
また、上述のエルビウムドープファイバを用いた光増幅装置においては、入力する光信号をモニタすることにより、このモニタされた光信号に基づいて、装置の出力信号としての増幅信号を安定的に出力することが行なわれている。
また、フォトダイオード206は、光カプラ201からの一部の入力光を入力され、電気信号に変換するものであり、この電気信号は制御回路209に入力されるようになっている。
また、エルビウムドープファイバ203は、合波器202からの入力光について、レーザダイオード207からの励起光に基づいて増幅処理を施すものである。
また、制御回路209は、フォトダイオード206及び208からの入力信号光及び増幅後の信号光についてのレベルを示す電気信号に基づいて、例えばレーザダイオード207に対する励起電力を設定することにより、発光される励起光を設定して、エルビウムドープファイバ203の増幅率を制御できるようになっている。
また、エルビウムドープファイバ203で増幅された信号に含まれる励起光成分については、励起光阻止フィルタ204において阻止され、光カプラ205を介して出力光として出力される。
記憶された該関係から、該光モニタの出力に基づいて入力信号光強度を推定することを特徴としている。
さらに、本発明の光増幅装置は、励起強度一定動作で入力光に対する利得が略一定である入力光強度範囲を有し、入力信号光を増幅する光増幅部と、該光増幅部に励起電力一定動作をさせる励起電力一定動作部と、該光増幅部の出力側に設けられ該光増幅部の出力信号光強度をモニタする光モニタと、該光増幅部への入力と該光モニタからの出力との関係を記憶する記憶部とをそなえ、該記憶部で記憶された該関係から、該光モニタの出力に基づいて該入力信号光の強度を推定することを特徴としている。
また、本発明の光増幅装置は、励起強度一定動作で入力光に対する利得が略一定である入力光強度範囲を有し、入力信号光を増幅する光増幅部と、該光増幅部に励起電力一定動作をさせる励起電力一定動作部と、該光増幅部の入力側に設けられ該入力信号光の強度をモニタする第1光モニタと、該光増幅部の出力側に設けられ該光増幅部の出力信号光強度をモニタする第2光モニタと、該光増幅部への入力と該第2光モニタからの出力との関係を記憶する記憶部とをそなえ、該入力信号光の強度が該入力強度範囲内である場合は該記憶部で記憶された該関係から該第2光モニタの出力に基づいて該入力信号光の強度を推定し、該入力信号光の強度が該入力強度範囲外である場合は該第1光モニタにより該入力信号光の強度をモニタすることを特徴としている。
さらに、本発明の光増幅装置は、励起強度一定動作で入力光に対する利得が略一定である入力光強度範囲を有し、入力信号光を増幅する第1光増幅部と、該第1光増幅部の後段側に設けられる第2光増幅部と、該第1光増幅部に励起電力一定動作をさせる励起電力一定動作部と、該第1光増幅部の出力側に設けられ該第1光増幅部の出力信号光強度をモニタする光モニタと、該第1光増幅部への入力と該光モニタからの出力との関係を記憶する記憶部と、該第2光増幅部の出力側に設けられ該第2光増幅部の出力信号光強度をモニタする他の光モニタとをそなえ、該記憶部で記憶された該関係から、該光モニタの出力に基づいて該光モニタの出力に基づいて該入力信号光の強度を推定し、該他の光モニタの出力に基づいて該第2光増幅部の出力を一定に制御することを特徴としている。
また、本発明の光増幅装置は、励起強度一定動作で入力光に対する利得が略一定である入力光強度範囲を有し、入力信号光を増幅する第1光増幅部と、該第1光増幅部の後段側に設けられる第2光増幅部と、該第1光増幅部に励起電力一定動作をさせる励起電力一定動作部と、該第1光増幅部の入力側に設けられ該入力信号光の強度をモニタする第1光モニタと、該第1光増幅部の出力側に設けられ該第1光増幅部の出力信号光強度をモニタする第2光モニタと、該第1光増幅部への入力と該第2光モニタからの出力との関係を記憶する記憶部と、該第2光増幅部の出力側に設けられ該第2光増幅部への光出力値をモニタする第3光モニタとをそなえ、該入力信号光の強度が該入力光強度範囲内である場合は、該記憶部で記憶された該関係から、該第2光モニタの出力に基づいて該入力信号光の強度を推定し、該入力信号光の強度が該入力光強度範囲外である場合は、該第1光モニタにより該入力信号光の強度をモニタし、該第3光モニタの出力に基づいて該第2光増幅部の出力を一定に制御することを特徴としている。
さらに、本発明の光増幅装置は、励起強度一定動作で入力光に対する利得が略一定である入力光強度範囲を有しタンデム接続された複数の光増幅部と、該複数の光増幅部の後段に配置された第2の光増幅部と、該複数の光増幅部を励起電力一定動作させる励起電力一定動作部と、該複数の光増幅部の出力側に設けられ該光増幅部の出力信号光強度をモニタする光モニタと、励起電力一定動作せしめられている該光増幅部への入力と該光モニタからの出力との関係を記憶する記憶部とをそなえ、該記憶部で記憶された該関係から、該光モニタの出力に基づいて該入力信号光の強度を推定し、該光モニタの出力に基づいて該第2の光増幅部の動作を制御することを特徴としている。
ついで、本発明の関連発明の原理について説明する。
図1は本発明の関連発明の原理ブロック図であり、この図1に示す光モニタ機能付き光増幅装置は、入力された光信号を増幅する光増幅部1と、光増幅部1に利得一定動作をさせる利得一定動作部2と、利得一定動作部2によって利得一定動作せしめられている光増幅部1の出力側に、分岐部4を介して設けられて、光増幅部1への光入力値をモニタする光モニタ3とをそなえている。
ここで、第1光モニタ3−1は、光増幅部1の入力側に分岐部4−1を介して設けられ、光増幅部1への光入力パワーが所定値よりも大きい場合に、光増幅部1への光入力値をモニタするものである。
さらに、図3も本発明の関連発明の原理ブロック図であり、この図3において、1−1は第1光増幅部であり、1−2は第1光増幅部1−1の後段側に分岐部4−2を介して設けられる第2光増幅部であり、これら第1光増幅部1−1,第2光増幅部1−2は、ともに、入力された光信号を増幅するものである。
さらに、3bは他の光モニタであり、この他の光モニタ3bは第2光増幅部1−2の出力側に分岐部4−3を介して設けられ、第2光増幅部1−2への光出力値をモニタするものである。
さらに、図4も本発明の関連発明の原理ブロック図であり、この図4に示す光モニタ機能付き光増幅装置は、前述の図3に示すものと同様の機能を有する第1光増幅部1−1,第2光増幅部1−2及び利得一定動作部2をそなえている。
また、3−2は第2光モニタであり、この第2光モニタ3−2は、利得一定動作部2によって利得一定動作せしめられている第1光増幅部1−1の出力側に、分岐部4−2を介して設けられて、第1光増幅部1−1への光入力パワーが所定値以下の場合に、該第1光増幅部への光入力値をモニタするものである。
また、5は出力一定制御部であり、この出力一定制御部5は、第3光モニタ3−3の出力に基づいて、励起部6から第2光増幅部1−2に対して出力される励起光を制御することにより、第2光増幅部1−2の出力を一定に制御するものである。
また、3は光モニタであり、この光モニタ3は、利得一定動作部2によって利得一定動作せしめられている光増幅部1aの出力側に、分岐部4を介して設けられて、光増幅部1への光入力値をモニタするものである。
また、図6も本発明の関連発明の原理ブロック図であり、この図6に示す光モニタ機能付き光増幅装置は、光増幅部1,光モニタ3,励起電力一定動作部8,記憶部10及び入力光モニタ部11をそなえている。
また、光モニタ3は、励起電力一定動作部2によって励起電力一定動作せしめられている光増幅部1の出力側に、分岐部4を介して設けられ、光増幅部1からの光出力をモニタするものである。
また、図7も本発明の関連発明の原理ブロック図であり、この図7に示す光モニタ機能付き光増幅装置は、前述の図6にて示したものと同様の機能を有する光増幅部1及び励起電力一定動作部8をそなえているほか、第1光モニタ3−1,第2光モニタ3−2,記憶部10及び入力光モニタ部9をそなえている。
さらに、図8も本発明の関連発明の原理ブロック図であり、この図8において、1−1は第1光増幅部であり、1−2は第1光増幅部1−1の後段側に分岐部4−2を介して設けられた第2光増幅部であり、これら第1光増幅部1−1,第2光増幅部1−2は、ともに、入力された光信号を増幅するものである。
ここで、励起電力一定動作部8は、第1光増幅部1−1に励起電力一定動作をさせるものであり、光モニタ3aは、励起電力一定動作部8によって励起電力一定動作せしめられている第1光増幅部1−1の出力側に、分岐部4−2を介して設けられ、第1光増幅部1−1からの光出力をモニタするものである。
さらに、他の光モニタ3bは、第2光増幅部1−2の出力側に分岐部4−3を介して設けられ、第2光増幅部1−2への光出力値をモニタするものであり、出力一定制御部5は、他の光モニタ3aの出力に基づいて、励起部6から第2光増幅部1−2に対して出力される励起光を制御することにより、第2光増幅部1−2の出力を一定に制御するものである。
ここで、第1光モニタ3−1は、第1光増幅部1−1の入力側に分岐部4−1を介して設けられて、第1光増幅部1−1への光入力パワーが所定値よりも大きい場合に、第1光増幅部1−1への光入力値をモニタするものである。
さらに、記憶部10は、第1光増幅部1−1への入力と第2光モニタ3−2からの出力との関係を記憶するものであり、入力光モニタ部9は、第1光増幅部1−1への光入力パワーが所定値以下の場合に、第2光モニタ3−2の出力と記憶部10で記憶されている関係とから第1光増幅部1−1への光入力値をモニタするものである。
、第3光モニタ3−3の出力に基づいて、励起部6から第2光増幅部1−2に対して出力される励起光を制御することにより、第2光増幅部1−2の出力を一定に制御するものである。
また、3は光モニタであり、この光モニタ3は、励起電力一定動作部8によって励起電力一定動作せしめられている光増幅部1の出力側に、分岐部4を介して設けられ、光増幅部1aからの光出力をモニタするものである。
また、9は入力光モニタ部であり、この入力光モニタ部9は、光モニタ3の出力と記憶部10で記憶されている関係とから光増幅部1への光入力値をモニタするものである。
さらに、11は制御部であり、この制御部11は、入力光モニタ部9の出力に基づき、入力光モニタ部9でモニタされている光増幅部1aよりも後段の光増幅部1bの動作を制御するものである。
また、図2に示す関連発明の光モニタ機能付き光増幅装置では、利得一定動作部2により、光増幅部1を利得一定動作させることにより、光増幅部1の入力側に設けられた第1光モニタ3−1か又は光増幅部1の出力側に設けられた第2光モニタ3−2のいずれかで光増幅部1への光入力値をモニタすることができる。
さらに、図3に示す関連発明の光モニタ機能付き光増幅装置では、利得一定動作部2により、第1光増幅部1−1を利得一定動作させることにより、第1光増幅部1−1の出力側に設けられた光モニタ3aで光増幅部1−1への光入力値をモニタすることができる。
さらに、図4に示す関連発明の光モニタ機能付き光増幅装置では、利得一定動作部2により、第1光増幅部1−1を利得一定動作させることにより、光増幅部1の入力側に設けられた第1光モニタ3−1か又は光増幅部1の出力側に設けられた第2光モニタ3−2のいずれかで光増幅部1への光入力値をモニタすることができる。
また、出力一定制御部5では、第3光モニタ3−3にてモニタされた第2光増幅部1−2への光出力値に基づいて、第2光増幅部1−2の出力を一定に制御する。
また、制御部7では、光モニタ3の出力に基づき、光モニタ3で光入力値がモニタされている光増幅部1aよりも後段の光増幅部1bの動作を制御する。
さらに、図7に示す関連発明の光モニタ機能付き光増幅装置では、励起電力一定動作部8において光増幅部1を励起電力一定動作させることにより、光増幅部1の入力側に設けられた第1光モニタ3−1か又は入力光モニタ部9のいずれかにより、光増幅部1への光入力値をモニタすることができる。
また、第2光モニタ3−2において、光増幅部1からの光出力をモニタする。これにより、入力光モニタ部9では、光増幅部1への光入力パワーが所定値以下の場合に、第2光モニタ3−2の出力と、記憶部10で記憶されている光増幅部1への入力及び光モニタ3からの出力の関係とから光増幅部1への光入力値をモニタすることができる。
さらに、図9に示す関連発明の光モニタ機能付き光増幅装置では、励起電力一定動作部8において第1光増幅部1−1を励起電力一定動作させることにより、第1光増幅部1−1の入力側に設けられた第1光モニタ3−1か又は入力光モニタ部9のいずれかにより、第1光増幅部1への光入力値をモニタすることができる。
また、第2光モニタ3−2において、光増幅部1からの光出力をモニタする。これにより、入力光モニタ部9では、光増幅部1への光入力パワーが所定値以下の場合には、第2光モニタ3−2の出力と、記憶部10で記憶されている光増幅部1への入力及び第2光モニタ3−2からの出力の関係とから光増幅部1への光入力値をモニタすることができる。
また、図5に示す関連発明の光モニタ機能付き光増幅装置では、励起電力一定動作部8により、タンデム接続された複数の光増幅部1のうち初段を含む一部の光増幅部1aに励起電力一定動作させることで、光モニタ3では、励起電力一定動作せしめられている光増幅部1aからの光出力をモニタする。
また、制御部7では、入力光モニタ部9の出力に基づき、入力光モニタ部9で光入力値がモニタされている光増幅部1aよりも後段の光増幅部1bの動作を制御する。
また、本発明によれば、入力信号光の強度が、励起強度一定動作で入力光に対する利得が略一定である入力強度範囲内である場合は、記憶部に記憶された関係から、第2光モニタの出力に基づいて入力信号光の強度を推定し、入力信号光の強度が該入力強度範囲外である場合は第1光モニタにより入力信号光の強度をモニタすることにより、入力信号光についての広い入力レンジのモニタを行なうことができる利点がある。
また、本発明によれば、入力信号光の強度が、励起強度一定動作で入力光に対する利得が略一定である入力光強度範囲内である場合は、記憶部に記憶された関係から、第2光モニタの出力に基づいて入力信号光の強度を推定し、入力信号光の強度が該入力光強度範囲外である場合は第1光モニタにより入力信号光の強度をモニタし、第3光モニタの出力に基づいて第2光増幅部の出力を一定に制御することができるので、装置出力を安定的に出力しながら、入力信号光についての広い入力レンジのモニタを行なうことができる利点がある。
(a)関連発明の実施形態の説明
図11は本発明の関連発明の実施形態にかかる光モニタ機能付き光増幅装置を示すブロック図であり、図12は本装置を機能的に示す機能ブロック図である。
ここで、上述の光モニタ機能とは、ある範囲の光が例えば電圧値に1:1に対応して検出される機能、あるいは光がある値より大きいか小さいかを比較する機能を意味する。
また、26は励起部(利得一定動作部)であり、この励起部26は、希土類ドープファイバ15−1が利得一定動作をするように、この希土類ドープファイバ15−1に対して励起光を出力するものであり、レーザダイオード(LD1)27,バックパワーモニタ回路28及びAPC(Automatic Power Control)回路29をそなえている。
即ち、図13は励起電力を一定の値(PP,0)とした場合における、入力信号に対する利得の、希土類ドープファイバ15−1のファイバ長の依存性を示す図であるが、この図13に示すように、励起電力一定制御においても、利得を一定とすることができる入力信号のレベル範囲(図13の符号37,38参照)を設定することができる。
ところで、14は光アイソレータ13からの入力信号光と励起部26からの励起光とを合波(多重化)して希土類ドープファイバ15−1に出力する光多重化器(WDM,Wavelength Division Multiplexing)である。
さらに、16は希土類ドープファイバ15−1からの信号光についての反射を抑止する光アイソレータであり、17は希土類ドープファイバ15−1からの増幅信号に含まれる励起光成分、場合によっては希土類ドープファイバ15−1から発生する雑音光であるASE(Amplified Spontaneous Emission)をも阻止するための励起光阻止フィルタであり、18は光フィルタ17からの信号光の一部を分岐する光カプラ(分岐部)である。
さらに、励起部34は希土類ドープファイバ15−2に対して励起光を出力するものであり、19は希土類ドープファイバ15−2から入力される信号を光アイソレータ20に出力する一方、励起部34から入力される励起光を希土類ドープファイバ15−2に出力する光多重化器である。
また、24は光フィルタ23からの入力光を電気信号に変換して高レベル用モニタ信号を出力する高レベル用モニタ(第1光モニタ)であり、この高レベル用モニタ24としては例えばフォトダイオードを用いることができる。
さらに、30は光カプラ18にて分岐された信号光についてフィルタ処理を施す光フィルタであるが、分岐された信号光に含まれるASEが光フィルタ17で十分に除かれている場合は、この光フィルタ30によるフィルタ処理は省略することができる。
また、割算回路32は、光電変換部31からの電気信号、即ち、希土類ドープファイバ15−1にて増幅された信号光のレベルを示す真数表示の電気信号Pomを入力され、この電気信号Pomについて希土類ドープファイバ15−1の増幅率による割算処理を行なうものである。これにより、割算結果としての電気信号で増幅前の入力信号光Piのレベルを表すことができる。
Pi=Pom/(GLiη0) ・・・(1)
なお、上述の光電変換部31からの増幅後の信号光レベルを示す電気信号が、dB(デシベル)表示の場合は、割算回路32は引算回路により構成されるようになっている。
即ち、電気段の増幅器の回路雑音レベルが、最小受光モニタレベル、即ち、高レベル用モニタ24にて検出することができる最小の信号レベルを制限している大きな要因である。
また、35は光モニタであり、この光モニタ35は、光カプラ22を介して入力された希土類ドープファイバ15−2からの信号光を、電気信号に変換するものであり、この光電変換部35としては、例えばフォトダイオードを用いることができる。
上述の構成により、本発明の関連発明の実施形態にかかる光モニタ機能付き光増幅装置は、以下に示すように動作する。
さらに、希土類ドープファイバ15−1からの信号光については、光アイソレータ16,励起光阻止用フィルタ17及び光カプラ18を介して希土類ドープファイバ15−2に入力される。希土類ドープファイバ15−2では、入力される信号光について、励起部34からの励起光に基づいて増幅する。
また、励起部26により、希土類ドープファイバ15−1を利得一定動作させることで、希土類ドープファイバ15−1の入力側に設けられた高レベル用モニタ24か又は希土類ドープファイバ15−2の出力側に設けられた低レベル用モニタ33のいずれかで希土類ドープファイバ15−1への光入力値をモニタすることができる。
(a1)本発明の関連発明の実施形態の第1の変形例の説明
図15は本発明の関連発明の実施形態の第1の変形例を説明するための機能ブロック図であり、この図15に示す光モニタ機能付き光増幅装置においては、前述の関連発明の実施形態におけるもの(図11,図12参照)に比して、励起部26a(図11,図12においては符号26)の構成が異なり、その他の構成については基本的に同様である。
即ち、SE光(Spontaneous Emission;自然放出光) モニタ39は、希土類ドープファイバ15−1からの自然放出光に基づいて、信号の利得を測定するものであり、AGC回路40は、SE光モニタ39からの利得に基づいて、希土類ドープファイバ15−1の利得が一定となるように、励起光を出力するレーザダイオード41を制御するものである。
上述の構成により、本発明の関連発明の実施形態にかかる第1の変形例においても、前述の関連発明の実施形態の場合と同様に、入力信号光は、光カプラ12,光アイソレータ13及び光多重化器14を介して希土類ドープファイバ15−1に入力される。希土類ドープファイバ15−1では、入力信号光について、励起部26aからの励起光に基づいて所定の増幅率により増幅する。
これにより、希土類ドープファイバ15−2にて増幅された信号は、光多重化器19,光アイソレータ20,励起光阻止用フィルタ21及び光カプラ22を介して出力される。
従って、励起部26aにより利得一定動作せしめられた希土類ドープファイバ15−1において、モニタし易いレベルまで信号光を増幅することにより、低レベル用モニタ33において希土類ドープファイバ15−1の入力を高感度にモニタすることができるほか、高レベル用モニタ24を併用することにより、入力信号光についての広い入力レンジのモニタを行なうことができる利点がある。
図16は本発明の関連発明の実施形態の第2の変形例を説明するための機能ブロック図であり、この図16に示す光モニタ機能付き光増幅装置においては、前述の関連発明の実施形態におけるもの(図11,図12参照)に比して、希土類ドープファイバ15−1への入力信号光をモニタするために、低レベル用モニタ33及び高レベル用モニタ24を併用せずに、単に入力モニタ(光モニタ)42のみを用いている点が異なり、それ以外の構成については、基本的に関連発明の実施形態と同様である。
このような構成により、本変形例においても、励起部26により、希土類ドープファイバ15−1の利得を一定に動作させることで、入力モニタ42においては、希土類ドープファイバ15−1に入力する入力信号光の信号レベルPiをモニタすることができる。
(a3)関連発明の実施形態の第3の変形例の説明
図17は本発明の関連発明の実施形態の第3の変形例を説明するための機能ブロック図であり、この図17に示す光モニタ機能付き光増幅装置においては、前述の第2の変形例に示すもの(図16参照)に比して、励起部26a(図16においては符号26)の構成が異なり、その他の構成については基本的に前述の関連発明の実施形態の第2の変形例と同様である。
即ち、SE光(Spontaneous Emission;自然放出光) モニタ39は、希土類ドープファイバ15−1からの自然放出光に基づいて、信号の利得を測定するものであり、AGC回路40は、SE光モニタ39からの利得に基づいて、希土類ドープファイバ15−1の利得が一定となるように、励起光を出力するレーザダイオード41を制御するものである。
従って、励起部26aにより利得一定動作せしめられた希土類ドープファイバ15−1において、モニタし易いレベルまで信号光を増幅することにより、入力モニタ42では希土類ドープファイバ15−1の入力を高感度にモニタすることができる利点がある。
図18は本発明の関連発明の実施形態の第4の変形例を説明するための機能ブロック図であり、この図18に示す光モニタ機能付き光増幅装置においては、前述の関連発明の実施形態におけるもの(図11参照)に比して、希土類ドープファイバ15−2に対しての励起光を、励起部34でなく希土類ドープファイバ15−1用の励起部26から供給するように構成されている点が異なり、それ以外については基本的に同様である。
なお、この図18に示す光モニタ機能付き光増幅装置においては、図11にて示した光フィルタ23,30及び割算回路32の図示は省略されている。
なお、上述の第4の変形例については、関連発明の実施形態におけるものに適用したが、これに限定されず、例えば上述の励起光供給源としての励起部26を、前述の第1の変形例と同様の励起部26aを共用させて用いる等、第1の変形例〜第3の変形例にも同様に適用することができる。
図19は本発明の関連発明の実施形態の第5の変形例を説明するための機能ブロック図であり、この図19に示す光モニタ機能付き光増幅装置においては、前述の第2の変形例におけるもの(図16参照)に比して、n段にタンデム接続された複数の希土類ドープファイバ15−1〜15−nをそなえるとともに、n段の希土類ドープファイバ15−1〜15−nをそれぞれ利得一定制御を行なう励起部26−1〜26−nをそなえている点が異なり、その他の構成については、基本的に同様である。
このような構成により、本変形例においても、励起部26−1〜26−nにより、希土類ドープファイバ15−1〜15−nの利得を一定に動作させることで、入力モニタ42においては、希土類ドープファイバ15−1に入力する入力信号光の信号レベルPiをモニタすることができる。
なお、上述の第5の変形例については、励起部26−1〜26−nについて、前述の関連発明の実施形態におけるもの(符号26参照)と同様のものを適用したが、本発明によればこれに限定されず、例えば前述の第1の変形例におけるもの(符号26a)と同様のものを用いることもでき、このようにしても、上述したような利点が得られることはいうまでもない。
図20,図21は本発明の関連発明の実施形態の第6の変形例を説明するための機能ブロック図であるが、この図20,図21に示す光モニタ機能付き光増幅装置においては、前述の第5の変形例におけるもの(図19参照)に比して、n段にタンデム接続された複数の希土類ドープファイバ15−1〜15−n毎の出力信号光から入力信号光をモニタするために、光カプラ18−1〜18−n,光フィルタ30−1〜30−n,光電変換部31−1〜31−n,割算回路32−1〜32−n及び入力モニタ42−1〜42−nをそなえている点が異なり、それ以外の構成については基本的に同様である。
また、本変形例にかかる光モニタ機能付き光増幅装置においても、希土類ドープファイバ15−1〜15−nは、励起部26−1〜26−nにより、正常運用中は常に利得一定動作するようになっている。
これにより、希土類ドープファイバ15−1に対する入力信号光の光入力値Piを算出して、この算出結果を入力信号光の光入力値としてモニタできるようになっている。
即ち、希土類ドープファイバ15−1の出力側に設けられた入力モニタ42−1を、入力信号光のレベル(光入力パワー)が予め設定された所定値よりも大きい場合にモニタする高レベル用モニタとし、希土類ドープファイバ15−nの出力側に設けられた入力モニタ42−nを、入力信号光のレベル(光入力パワー)が予め設定された所定値よりも小さい場合にモニタする低レベル用モニタとすることができる。
なお、図20においては、光フィルタ30−2〜30−(n−1)及び入力モニタ42−2〜42−(n−1)については、図示を省略しているが、実際に、これらを省略して実現することもできる。
入力モニタ42−1の光電変換部31−1では希土類ドープファイバ15−1からの信号光を電気信号Po1に変換し、割算回路32−1では、希土類ドープファイバ15−1からの信号光レベルを示す電気信号Po1に基づき入力信号光の信号レベルPiを算出する。
さらに、希土類ドープファイバ15−nからの信号光は、光カプラ18−n,光フィルタ30−n,光電変換部31−nを介して割算回路32−nに入力され、割算回路32−nでは、希土類ドープファイバ15−nからの信号光レベルPonに基づき入力信号光の信号レベルPiを算出する。
従って、本変形例においても、励起部26−1〜26−nにより利得一定動作せしめられた希土類ドープファイバ15−1−1〜15−nにおいて、モニタし易いレベルまで信号光を増幅することにより、低レベル用モニタとしての入力モニタ42−nにおいて希土類ドープファイバ15−1の入力を高感度にモニタすることができるほか、高レベル用モニタとしての入力モニタ42−1を併用することにより、入力信号光についての広い入力レンジのモニタを良好に行なうことができる利点がある。
この場合においては、併用する入力モニタについて、希土類ドープファイバ15−1側の入力モニタ、即ち入力信号についての増幅率が小さい信号光を用いる入力モニタの側から、高レベルの入力信号光をモニタするように設定することができる。
図22は本発明の関連発明の実施形態の第7の変形例を説明するための機能ブロック図であり、この図22に示す光モニタ機能付き光増幅装置においては、前述の第2の変形例におけるもの(図16参照)に比して、光カプラ22,光フィルタ45,光モニタ35及び出力一定制御回路46をそなえている点が異なり、その他の構成については、基本的に同様である。
また、出力一定制御回路(出力一定制御部)46は、希土類ドープファイバ15−2から出力された光信号に基づいて、励起部34に対して制御信号を出力することにより、光カプラ22の出力を一定に制御するものである。
また、出力一定制御回路46では、希土類ドープファイバ15−2から出力された光信号に基づいて、励起部34に対して制御信号を出力することにより、希土類ドープファイバ15−2の出力(即ち、光カプラ22の出力:装置出力)を一定に制御し、これにより、装置出力を安定的に出力している。
また、上述の第7の変形例においては、出力一定制御回路46は励起部34を制御しているが、これに限定されず、例えば特願平4−44544号の光増幅器制御システムに記載されているように、出力一定制御回路46は可変減衰器を制御しても良い。
図23は本発明の関連発明の実施形態の第8の変形例を説明するための機能ブロック図であり、この図23に示す光モニタ機能付き光増幅装置においては、前述の関連発明の実施形態におけるもの(図11,図12参照)に比して、光フィルタ45及び出力一定制御回路46をそなえている点が異なり、その他の構成については、基本的に同様である。
なお、この図23に示すものにおいては、前述の図11に示す光アイソレータ13,16,20,光多重化器14,19,励起光阻止用フィルタ17,21,及び光モニタ35の図示は省略されている。
従って、励起部26により利得一定動作せしめられた希土類ドープファイバ15−1において、モニタし易いレベルまで信号光を増幅することにより、低レベル用モニタ33において希土類ドープファイバ15−1の入力を高感度にモニタすることができるほか、高レベル用モニタ24を併用することにより、入力信号光についての広い入力レンジのモニタを行なうことができる利点があるほか、出力一定制御回路46による制御で、装置出力を安定的に出力することができる利点もある。
なお、上述の本変形例においては、光カプラ12と高レベル用モニタ24との間に光フィルタ23を設けているが、これに限定されず、この光フィルタ23を省略してもよい。
(b)第1実施形態の説明
図24は本発明の第1実施形態にかかる光モニタ機能付き光増幅装置を示すブロック図であり、図25は本装置を示す機能ブロック図である。
また、本実施形態にかかる光モニタ機能付き光増幅装置は、前述の関連発明の実施形態におけるものと同様の機能を有する光カプラ12,18,22,光アイソレータ13,16,19,光多重化器14,19,光フィルタ23,30及び光モニタ35をそなえている。
また、第1光モニタ50は、光フィルタ23からの入力光を電気信号に変換してモニタ信号を出力するものであり、例えばフォトダイオード等により構成されている。
また、記憶部48は、励起電力一定動作せしめられている希土類ドープファイバ15−1への入力と第2光モニタ51からの関係を記憶するものである。
具体的には、MCU47においては、第1光モニタ50から入力された信号光が例えば所定値A(図14(b)参照)よりも大きい場合は、この希土類ドープファイバ15−1への光入力値を高レベル用モニタ信号とし、入出力部(I/O)47aを介してモニタする一方、所定値A以下の場合は、第2光モニタ51の出力と記憶部48で記憶されている関係とから希土類ドープファイバ15−1への光入力値をモニタするようになっている。
上述の構成により、本発明の第1実施形態にかかる光モニタ機能付き光増幅装置は、以下に示すように動作する。
さらに、希土類ドープファイバ15−1からの信号光については、光アイソレータ16,励起光阻止用フィルタ17及び光カプラ18を介して希土類ドープファイバ15−2に入力される。希土類ドープファイバ15−2では、入力される信号光について、励起部34からの励起光に基づいて増幅する。
ところで、第1光モニタ50では、光フィルタ23からの入力光を電気信号に変換してモニタ信号を出力し、第2光モニタ51では、希土類ドープファイバ15−1からの光出力を電気信号に変換することによりモニタする。
また、上述の本実施形態においては、励起部26において、希土類ドープファイバ15−1に対する励起電力一定しているが、入力信号を、前述の図13に示す利得一定範囲にあるもののみを入力すれば、利得一定動作させることもでき、結果的に、励起電力一定動作と利得一定動作とを混在させて制御することもできる。
図26は本発明の第1実施形態の第1の変形例を説明するための機能ブロック図であり、この図26に示す光モニタ機能付き光増幅装置においては、前述の第1実施形態におけるもの(図24,図25参照)に比して、希土類ドープファイバ15−1への入力信号光をモニタするために、第1光モニタ50からの入力モニタ信号は用いずに、単に光モニタ52のみを用いている点が異なり、それ以外の構成については、基本的に関連発明の実施形態と同様である。
また、MCU47は、光モニタ52からの光信号を入出力部47aで入力され、記憶部48に記憶されている希土類ドープファイバ15−1への入力信号光と、この希土類ドープファイバ15−1から出力される信号光との関係に基づいて、希土類ドープファイバ15−1への光入力値を求め、入力モニタ信号として出力するようになっている。
このような構成により、本変形例においても、励起部26により、希土類ドープファイバ15−1へ励起光を供給するための励起電力を一定に動作させることで、光モニタ52及びMCU47により、希土類ドープファイバ15−1に入力する入力信号光の信号レベルをモニタすることができる。
(b2)第1実施形態の第2の変形例の説明
図27は本発明の第1実施形態の第2の変形例を説明するための機能ブロック図であり、この図27に示す光モニタ機能付き光増幅装置においては、前述の第1の変形例におけるもの(図26参照)に比して、n段にタンデム接続された複数の希土類ドープファイバ15−1〜15−nをそなえるとともに、n段の希土類ドープファイバ15−1〜15−nをそれぞれ利得一定制御を行なう励起部26−1〜26−nをそなえている点が異なり、その他の構成については、基本的に同様である。
また、MCU47の入出力部47aでは、光モニタ52からの光信号を入力され、記憶部48に記憶されている希土類ドープファイバ15−1への入力信号光と、希土類ドープファイバ15−nから出力される信号光との関係に基づいて、希土類ドープファイバ15−1への光入力値を求め、入力モニタ信号として出力するようになっている。
このような構成により、本変形例においても、励起部26−1〜26−nにより、希土類ドープファイバ15−1〜15−nに対する励起電力を一定に動作させることで、MCU47においては、希土類ドープファイバ15−1に入力する入力信号光の信号レベルPi をモニタすることができる。
(b3)第1実施形態の第3の変形例の説明
図28は本発明の第1実施形態の第3の変形例を説明するための機能ブロック図であるが、この図28に示す光モニタ機能付き光増幅装置においては、前述の第2の変形例におけるもの(図19参照)に比して、n段にタンデム接続された複数の希土類ドープファイバ15−1〜15−n毎の出力信号光あるいは希土類ドープファイバ15−1〜15−nの内から一部(例えば、希土類ドープファイバ15−2,15−n)の出力信号光から入力信号光をモニタするために、光カプラ18−1〜18−n(あるいは光カプラ18−2,18−n),光フィルタ30−1〜30−n(あるいは光フィルタ30−2,30−n),光モニタ52−1〜52−n(あるいは光モニタ52−2,52−n),MCU47及び記憶部48をそなえている点が異なり、それ以外の構成については基本的に同様である。
また、本変形例にかかる光モニタ機能付き光増幅装置においても、希土類ドープファイバ15−1〜15−nは、励起部26−1〜26−nにより、正常運用中は常に励起電力一定で動作するようになっている。
ところで、正常運用中は常時利得一定動作している希土類ドープファイバ15−1〜15−nのうち、それぞれの出力信号光から入力信号光をモニタするための光モニタ52−1〜52−nにおいて、例えば2つの入力モニタ52−2,52−nを併用して、希土類ドープファイバ15−1への入力信号光をモニタするようになっている。従って、この場合は光カプラ18−2,18−n,光フィルタ30−2,30−n及び光モニタ52−2,52−n以外の光カプラ,光フィルタ及び光モニタを省略することができる。
なお、図20においては、光フィルタ30−2〜30−(n−1)及び入力モニタ42−2〜42−(n−1)については、図示を省略しているが、実際に、これらを省略して実現することもできる。
MCU47では、希土類ドープファイバ15−2の出力側に設けられた光モニタ52−2からのモニタ信号と、希土類ドープファイバ15−nの出力側に設けられた光モニタ52−nからのモニタ信号とを入出力部47aにて入力される。
ここで、入力信号光のレベル(光入力パワー)が予め設定された所定値よりも大きい場合には、光モニタ52−2からのモニタ信号に基づいて、記憶部48を参照して得られた入力信号光をモニタする一方、入力信号光のレベル(光入力パワー)が予め設定された所定値以下の場合には、光モニタ52−nからのモニタ信号に基づいて、記憶部48を参照して得られた入力信号光をモニタする。
この場合においては、MCU47では、併用するモニタを、希土類ドープファイバ15−1側の入力モニタ、即ち入力信号についての増幅率が小さい信号光を入力される入力モニタの側から、順に高レベルの入力信号光をモニタするように設定することができる。
図29は本発明の第1実施形態の第4の変形例を説明するための機能ブロック図であり、この図29に示す光モニタ機能付き光増幅装置においては、前述の第1の変形例におけるもの(図26参照)に比して、光カプラ22,光フィルタ45,光モニタ35及び出力一定制御回路46をそなえている点が異なり、その他の構成については、基本的に同様である。
また、出力一定制御回路(出力一定制御部)46は、希土類ドープファイバ15−2から出力された光信号に基づいて、励起部34に対して制御信号を出力することにより、光カプラ22の出力を一定に制御するものである。
また、出力一定制御回路46では、希土類ドープファイバ15−2から出力された光信号に基づいて、励起部34に対して制御信号を出力することにより、光カプラ22の出力を一定に制御し、これにより、装置出力を安定的に出力している。
(b5)第1実施形態の第5の変形例の説明
図30は本発明の第1実施形態の第5の変形例を説明するための機能ブロック図であり、この図30に示す光モニタ機能付き光増幅装置においては、前述の第1実施形態におけるもの(図24,図25参照)に比して、光フィルタ45,出力一定制御回路46及び光フィルタ35をそなえている点が異なり、その他の構成については、基本的に同様である。
出力一定制御回路(出力一定制御部)46は、光フィルタ35からの信号光に基づいて、励起部34に対して制御信号を出力することにより、光カプラ22の出力を一定に制御するものである。
このような構成により、本変形例においても、励起部26により希土類ドープファイバ15−1を励起電力一定で動作させている。
MCU47では、光入力値に応じて、希土類ドープファイバ15−1への光入力パワーが所定値よりも大きい場合に、第1光モニタ50において、希土類ドープファイバ15−1への光入力値をモニタする一方、所定値以下である場合は、MCU47において、第2光モニタ51の出力と記憶部48で記憶されている関係とから希土類ドープファイバ15−1への光入力値をモニタする。
従って、励起部26により励起電力一定で動作せしめられた希土類ドープファイバ15−1において、モニタし易いレベルまで信号光を増幅することにより、MCU47では希土類ドープファイバ15−1の入力を高感度にモニタすることができる利点がある。
なお、上述の本変形例においては、光カプラ12と第1光モニタ50との間に光フィルタ23を設けているが、これに限定されず、この光フィルタ23を省略してもよい。
(c)第2実施形態の説明
図31は本発明の第2実施形態にかかる光モニタ機能付き光増幅装置を示すブロック図であり、この図31に示す光モニタ機能付き光増幅装置は、前述の関連発明の実施形態の第6の変形例におけるものと同様の機能を有する希土類ドープファイバ15−1〜15−(n−1),励起部26−1〜26−(n−1),光カプラ18−1〜18−n,光フィルタ30−1〜30−n及び入力モニタ42−1〜42−nをそなえている(図21参照)。
なお、希土類ドープファイバ15−nは、希土類ドープファイバ53からの信号光を入力され、正常運用時はこの信号光について、励起部26−nからの励起光に基づいて光増幅を行なうものである。
上述の構成により、本発明の第2実施形態にかかる光モニタ機能付き光増幅装置は、正常運用時は、前述の関連発明の実施形態の第6の変形例の場合と同様に、希土類ドープファイバ15−1に入力された信号光は、希土類ドープファイバ15−1〜15−(n−1)において、それぞれの励起部26−1〜26−(n−1)により、利得一定で増幅される。また、希土類ドープファイバ53も励起部54により光増幅が行なわれる。
また、制御部55では、入力モニタ42からの、希土類ドープファイバ15−1への光入力値に基づいて、例えば図32のフローチャートに示すようにフィードフォワード制御が行なわれる。
このように、本発明の第2実施形態にかかる光モニタ機能付き光増幅装置によれば、制御部55により、入力モニタ42からの入力モニタ信号に基づき、希土類ドープファイバ53にて光信号が遅延されている間に、希土類ドープファイバ15−(n−1)よりも後段の希土類ドープファイバ15−nの動作を制御することができるので、例えば光サージを誘発するような異常の光波形の信号が入力する際にも、希土類ドープファイバ15−nの増幅率を低減することにより、光部品を保全することができる利点がある。
(c1)第2実施形態の第1の変形例の説明
図33は本発明の第2実施形態の第1の変形例にかかる光モニタ機能付き光増幅装置を示すブロック図であり、この図33に示すものは、前述の第2実施形態におけるものに比して、励起部26−1〜26−(n−1)により、希土類ドープファイバ15−1〜15−(n−1)を利得一定動作させずに、励起電力一定動作するようになっている点が異なる。
ここで、47はMCUであり、このMCU47は、光モニタ52−1〜52−nからの光信号を入出力部47aで入力され、記憶部48に記憶されている希土類ドープファイバ15−1への入力信号光と、希土類ドープファイバ15−(n−1)から出力される信号光との関係に基づいて、希土類ドープファイバ15−1への光入力値を求め、入力モニタ信号として出力するものである。
なお、図31においては、光カプラ18−1〜18−(n−2),18−n,及び入力モニタ42−1〜42−(n−2),42−nについては、図示を省略しているが、実際に、これらを省略して実現することもできる。
希土類ドープファイバ15−(n−1)から出力された信号光については、光カプラ18−(n−1)を介して光モニタ52に入力されてモニタされる。
即ち、入力モニタ信号が、入力レベルが低下したり、入力信号光が光サージを誘発するようなもの等、異常入力波形を検出された場合は(ステップA1)、希土類ドープファイバ53により信号光が光遅延されている間に、励起部26−nに対して励起OFF信号を出力することにより、希土類ドープファイバ15−nの停止制御を行なう(ステップA2)。
(c2)第2実施形態の第2の変形例の説明
図34は本発明の第2実施形態の第2の変形例にかかる光モニタ機能付き光増幅装置を示すブロック図であり、この図34に示すものは、前述の第2実施形態の第1の変形例におけるものに比して、希土類ドープファイバ15−1〜15−(n−1)が、励起部26−1〜26−(n−1)により、利得一定動作か又は励起一定のいずれかで動作されるようになっている点が異なり、それ以外の構成については同様である。
なお、この場合においては、希土類ドープファイバ15−1は利得一定動作し、希土類ドープファイバ15−(n−1)は励起電力一定動作するものとする。
このような構成により、本発明の第2実施形態の第2の変形例にかかる光モニタ機能付き光増幅装置においても、MCU47では、光モニタ52からの出力モニタ信号を入力され、記憶部48に記憶されている関係に基づいて、希土類ドープファイバ15−1への光入力値をモニタする一方、その光入力値に基づいて、例えば図32のフローチャートに示すようにフィードフォワード制御が行なわれる。
図35は本発明の第2実施形態の第3の変形例にかかる光モニタ機能付き光増幅装置を示すブロック図である。
ここで、この図35に示すものにおいては、前述の第1実施形態におけるもの(図24参照)と同様の機能を有する光カプラ12,光フィルタ23及び第1光モニタ50をそなえている。
さらに、第1光モニタ50からの出力に基づき、希土類ドープファイバ53で光信号が遅延されている間に、希土類ドープファイバ15−1の動作制御を、励起部26−nに対して励起光ON/OFF制御等により行なうものである。
即ち、入力モニタ信号が、入力レベルが低下したり、入力信号光が光サージを誘発するようなもの等、異常入力波形を検出された場合は(ステップB1)、希土類ドープファイバ53により信号光が光遅延されている間に、励起部26−1に対して励起OFF信号を出力することにより、希土類ドープファイバ15−1の停止制御を行なう(ステップB2)。
なお、上述の各実施形態では、入力信号光を増幅する光増幅媒体として、希土類ドープファイバを用いているが、本発明によればこれに限定されず、希土類ドープファイバ以外の光増幅媒体を用いてもよい。
さらに、光増幅媒体として、希土類ドープファイバ又は希土類ドープファイバ以外の光増幅媒体を用いた場合においては、当該光増幅媒体の励起手法として、励起光源としてのレーザダイオードを用いる手法のほかに、例えば電流注入等、他の励起手法を用いても何ら差し支えない。
1−1 第1光増幅部
1−2 第2光増幅部
2 利得一定動作部
3,3a,3b 光モニタ
3−1 第1光モニタ
3−2 第2光モニタ
3−3 第3光モニタ
4,4−1〜4−3 分岐部
5 出力一定制御部
6 励起部
7 制御部
8 励起電力一定動作部
9 入力光モニタ部
10 記憶部
11 制御部
12 光カプラ
13 光アイソレータ
14 光多重化器
15−1〜15−n 希土類ドープファイバ(光ファイバ)
16 光アイソレータ
17 励起光阻止用フィルタ
18,18−1〜18−n 光カプラ
19 光多重化器
20 光アイソレータ
21 励起光阻止用フィルタ
22 光カプラ
23 光フィルタ
24 高レベル用モニタ(第1光モニタ)
26,26a,26−1〜26−n 励起部(利得一定動作部)
27 レーザダイオード
28 バックパワーモニタ回路
29 APC回路
30,30−1〜30−n 光フィルタ
31,31−1〜31−n 光電変換部(フォトダイオード)
32,32−1〜32−n 割算回路
33 低レベル用モニタ(第2光モニタ)
34 励起部
35 光モニタ(第3光モニタ)
37,38 利得一定範囲
39 SE光モニタ
40 AGC回路
41 レーザダイオード
42,42−1〜42−n 入力モニタ
43,44 光多重化器
45 光フィルタ
46 出力一定制御回路
47 MCU(入力光モニタ部,制御部)
47a 入出力部
48 記憶部
50 第1光モニタ
51 第2光フィルタ
52 光モニタ
53 希土類ドープファイバ
54 励起部
55 制御部
201 光カプラ
202 合波器
203 エルビウムドープファイバ
204 励起光阻止フィルタ
205 光カプラ
206 フォトダイオード
207 レーザダイオード
208 フォトダイオード
209 制御回路
Claims (6)
- 励起強度一定動作で入力光に対する利得が略一定である入力光強度範囲を有する光増幅部の出力側に信号光強度をモニタする光モニタを設けるとともに、該光増幅部への入力と該光モニタからの出力との関係を記憶する記憶部を設け、
該光増幅部を励起強度一定動作させることにより、該記憶部で記憶された該関係から、該光モニタの出力に基づいて入力信号光強度を推定することを特徴とする、光増幅装置の入力光強度推定方法。 - 励起強度一定動作で入力光に対する利得が略一定である入力光強度範囲を有し、入力信号光を増幅する光増幅部と、
該光増幅部に励起電力一定動作をさせる励起電力一定動作部と、
該光増幅部の出力側に設けられ該光増幅部の出力信号光強度をモニタする光モニタと、
該光増幅部への入力と該光モニタからの出力との関係を記憶する記憶部とをそなえ、
該記憶部で記憶された該関係から、該光モニタの出力に基づいて該入力信号光の強度を推定することを特徴とする光増幅装置。 - 励起強度一定動作で入力光に対する利得が略一定である入力光強度範囲を有し、入力信号光を増幅する光増幅部と、
該光増幅部に励起電力一定動作をさせる励起電力一定動作部と、
該光増幅部の入力側に設けられ該入力信号光の強度をモニタする第1光モニタと、
該光増幅部の出力側に設けられ該光増幅部の出力信号光強度をモニタする第2光モニタと、
該光増幅部への入力と該第2光モニタからの出力との関係を記憶する記憶部とをそなえ、
該入力信号光の強度が該入力強度範囲内である場合は該記憶部で記憶された該関係から該第2光モニタの出力に基づいて該入力信号光の強度を推定し、該入力信号光の強度が該入力強度範囲外である場合は該第1光モニタにより該入力信号光の強度をモニタすることを特徴とする光増幅装置。 - 励起強度一定動作で入力光に対する利得が略一定である入力光強度範囲を有し、入力信号光を増幅する第1光増幅部と、
該第1光増幅部の後段側に設けられる第2光増幅部と、
該第1光増幅部に励起電力一定動作をさせる励起電力一定動作部と、
該第1光増幅部の出力側に設けられ該第1光増幅部の出力信号光強度をモニタする光モニタと、
該第1光増幅部への入力と該光モニタからの出力との関係を記憶する記憶部と、
該第2光増幅部の出力側に設けられ該第2光増幅部の出力信号光強度をモニタする他の光モニタとをそなえ、
該記憶部で記憶された該関係から、該光モニタの出力に基づいて該光モニタの出力に基づいて該入力信号光の強度を推定し、該他の光モニタの出力に基づいて該第2光増幅部の出力を一定に制御することを特徴とする光増幅装置。 - 励起強度一定動作で入力光に対する利得が略一定である入力光強度範囲を有し、入力信号光を増幅する第1光増幅部と、
該第1光増幅部の後段側に設けられる第2光増幅部と、
該第1光増幅部に励起電力一定動作をさせる励起電力一定動作部と、
該第1光増幅部の入力側に設けられ該入力信号光の強度をモニタする第1光モニタと、
該第1光増幅部の出力側に設けられ該第1光増幅部の出力信号光強度をモニタする第2光モニタと、
該第1光増幅部への入力と該第2光モニタからの出力との関係を記憶する記憶部と、
該第2光増幅部の出力側に設けられ該第2光増幅部への光出力値をモニタする第3光モニタとをそなえ、
該入力信号光の強度が該入力光強度範囲内である場合は、該記憶部で記憶された該関係から、該第2光モニタの出力に基づいて該入力信号光の強度を推定し、該入力信号光の強度が該入力光強度範囲外である場合は、該第1光モニタにより該入力信号光の強度をモニタし、該第3光モニタの出力に基づいて該第2光増幅部の出力を一定に制御することを特徴とする光増幅装置。 - 励起強度一定動作で入力光に対する利得が略一定である入力光強度範囲を有しタンデム接続された複数の光増幅部と、
該複数の光増幅部の後段に配置された第2の光増幅部と、
該複数の光増幅部を励起電力一定動作させる励起電力一定動作部と、
該複数の光増幅部の出力側に設けられ該光増幅部の出力信号光強度をモニタする光モニタと、
励起電力一定動作せしめられている該光増幅部への入力と該光モニタからの出力との関係を記憶する記憶部とをそなえ、
該記憶部で記憶された該関係から、該光モニタの出力に基づいて該入力信号光の強度を推定し、該光モニタの出力に基づいて該第2の光増幅部の動作を制御することを特徴とする光増幅装置。
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