JP4962499B2 - 光増幅器及びその異常検出方法 - Google Patents

光増幅器及びその異常検出方法 Download PDF

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Description

本発明は、波長多重光増幅用の光増幅器に関する。特に2つの光増幅部の段間に、分散補償ファイバ伝送路などの外部減衰光媒体が挿入され、この外部減衰光媒体の光損失の変動を可変光減衰部により補償して、外部減衰光媒体と可変光減衰部との損失量を一定に保つ光増幅器に関する。
波長多重光伝送システムの送信装置又は中継装置に使用される光増幅装置は、一般に希土類をドーピングしたエルビウムドープファイバ(以下「EDF」と記す)を用いる光ファイバ増幅器を使用している。図1は従来の光ファイバ増幅器のブロック図である。
光ファイバ増幅器1は、入力端Tiから出力端Toまでの間に、入力端Tiから入力された光入力を増幅する第1の光増幅部10と、この第1の光増幅部10により増幅された光を減衰する可変光減衰部20と、この可変光減衰部20を通過した光を増幅する第2の光増幅器30とを有している。また可変光減衰部20と第2の光増幅器30との間には、伝送路にて発生した光の分散を補償するための分散補償ファイバ(DCF)22を挿入するための出力ポート21及び入力ポート23が設けられている。
第1の光増幅部10への入力光は、光分岐カプラ11及び光波長多重化カプラ12を順に通ってEDF13に供給される。レーザダイオード(LD)14からのポンプ光も、光波長多重化カプラ12を通ってEDF13に供給され、ポンプ光のパワーに応じた利得で入力光が増幅される。増幅された光は、光分岐カプラ15を通って第1の光増幅部10から出力される。
第1の光増幅部10の入力光及び出力光の光レベルを検出するために、光ファイバ増幅器1にはフォトディテクタ(PD)41及び42が設けられている。フォトディテクタ41は光分岐カプラ11で分岐された光を電気信号に変換する。フォトディテクタ42は光分岐カプラ15で分岐された光を電気信号に変換する。フォトディテクタ41及び42からの電気信号は自動利得制御(AGC)部16に供給される。
自動利得制御部16からの制御信号は、ポンプ信号としてのレーザダイオード14に供給され、自動利得制御部16は第1の光増幅部10による信号利得を一定に保つ。これによってEDF13の利得の波長特性を一定に保つ。
第1の光増幅部10によって増幅された光は可変光減衰部20によって減衰されたあと、光分岐カプラ52及び出力ポート21を通って分散補償ファイバ22へ出力される。分散補償ファイバ22を通る光は伝送路にて発生した光の分散が補償されて入力ポート23を通して再び光ファイバ増幅器1に入力され、第2の光増幅部30へと供給される。
第2の光増幅部30への入力光は、光分岐カプラ31及び光波長多重化カプラ32を順に通ってEDF33に供給される。レーザダイオード34からのポンプ光も、光波長多重化カプラ32を通ってEDF33に供給され、ポンプ光のパワーに応じた利得で入力光が増幅される。
第2の光増幅部30の入力光及び出力光の光レベルを検出するために、光ファイバ増幅器1にはフォトディテクタ(PD)44及び45が設けられている。フォトディテクタ44は光分岐カプラ31で分岐された光を電気信号に変換する。フォトディテクタ45は光分岐カプラ35で分岐された光を電気信号に変換する。フォトディテクタ44及び45からの電気信号は自動利得制御部36に供給される。
自動利得制御部36からの制御信号は、ポンプ(励起)光としてのレーザダイオード34に供給され、自動利得制御部36は第2の光増幅部30による信号利得を一定に保つ。第2の光増幅部30により増幅された光は、光分岐カプラ35を通って第2の光増幅部30から出力され、さらに出力端Toを通って光ファイバ増幅器1から出力される。
光ファイバ増幅器1には、出力ポート21及び入力ポート23に取り付けられる分散補償ファイバ22の損失量のバラツキを補償するためのDCF損失補償部51が設けられる。DCF損失補償部51は、フォトディテクタ42及びフォトディテクタ44からの電気信号を入力して、第1の光増幅部10の出力光レベルと分散補償ファイバ22の出力光レベルとの差が一定になるように可変光減衰部20の損失量(減衰量)を制御することにより、取り付けられる分散補償ファイバ22の損失量にバラツキがあっても、可変光減衰部20の損失量と分散補償ファイバ22の損失量とを合計した総損失量を一定に保つ。
さらに光ファイバ増幅器1は、分散補償ファイバ22が出力ポート21や入力ポート23から外れたことを検出してDCF外れ通知を出力するDCF外れ検出部62と、分散補償ファイバ22における損失量が過大であることを検出し異常損失通知を出力する異常損失検出部61とを備えている。DCF外れ通知は、例えば上流に設けられた他の光増幅器に供給され、上流の光増幅器はDCF外れ通知によって光ファイバ増幅器1の異常を検知し信号の出力レベルを落とす等の安全光処理を行う。
または、DCF外れ通知は自動利得制御部16に与えられ、光ファイバ増幅器1の異常を検知した自動利得制御部16は、第1の光増幅部10の利得を低減する等の安全光処理を行う。
異常損失通知は運用開始後にユーザへ対する警報として使用される。分散補償ファイバ22の損失量の異常は信号劣化を招くためである。
図2は、従来の異常検知方法の第1例を説明するための光ファイバ増幅器1の内部の光レベルのレベルダイヤグラムを示す図である。図において、光ファイバ増幅器1に入力される多重波長数がそれぞれ0、1及び40である場合において各フォトディテクタ41〜45で検出した光レベルを示している。ここにフォトディテクタ43は、可変光減衰部20と分散補償ファイバ22との間に設けられた光分岐カプラ52にて分岐した光を電気信号に変換する。
また、図のPD42〜PD44間において、実線は、出力ポート21や入力ポート23に取り付けられる分散補償ファイバの損失量として光ファイバ増幅器1の定格にて許された最大の損失量を有する分散補償ファイバ22が出力ポート21や入力ポート23に取り付けられている場合の光レベルを示し、一点鎖線は、光ファイバ増幅器1の定格にて許された最小の損失量を有する分散補償ファイバ22が出力ポート21や入力ポート23に取り付けられている場合の光レベルを示す。
以下、出力ポート21や入力ポート23に取り付けられる分散補償ファイバの損失量として光ファイバ増幅器1の定格にて許された最大及び最小の損失量をそれぞれLomax、Lominとする。
また、分散補償ファイバ22の損失量がLomaxであるときにこれを補償する可変光減衰部20の損失量、すなわち、分散補償ファイバ22の損失量がLomaxであるときにDCF損失補償部51により制御される可変光減衰部20の損失量の目標値をVo1とし、分散補償ファイバ22の損失量がLominであるときにこれを補償する可変光減衰部20の損失量をVo2とする。DCF損失補償部51は、可変光減衰部20の損失量と分散補償ファイバ22の損失量との総和が、一定値Vo1+Lomax(=Vo2+Lomin)となるように、可変光減衰部20の損失量を制御する。
DCF外れ検出部62は、フォトディテクタ44により検出した分散補償ファイバ22の出力光レベルが所定の閾値T1よりも小さいとき、分散補償ファイバ22が外れたと判定してDCF外れ通知を出力する。閾値T1は、光ファイバ増幅器1が正常動作中にフォトディテクタ44が検出する光レベルが取りうる最小値Lv4よりも所定のマージンだけ低い値に設定される。
最小値Lv4は、入力される多重波長数が0であり、かつ損失量Lomaxの分散補償ファイバ22が取り付けられたのにも関わらず可変光減衰部20の損失量がまだVo2のままである状態を想定して予め決定される。この状態の光レベルを2点鎖線で示す。
異常損失検出部61は、分散補償ファイバ22の前後における光レベル差、すなわちフォトディテクタ43及び44の電気信号の差が所定の閾値TLよりも大きいとき、分散補償ファイバ22の損失が過大であると判定して異常損失通知を出力する。閾値TLとして、分散補償ファイバの損失量として光ファイバ増幅器1の定格にて許された最大損失量Lomaxにマージンを加えた値が設定される。
なお下記特許文献1には、自然放射増幅(ASE: Amplified Spontaneous Emission)光を上流の増幅器から流し、その光を利用して伝送路ロスを測定し使用開始時に増幅器の利得を確定する方法が開示されている。
特開2004−072062号公報 特開2006−121110号公報 特開平10−51057号公報
分散補償ファイバ22が外れたことや分散補償ファイバ22の損失量が過大であることを検出する際には、分散補償ファイバ22を経由した後の光レベル(図1の構成例ではフォトディテクタ44で検出される)を検出する必要がある。このため光伝送システムを運用し始める前、すなわち光ファイバ増幅器1へ入力される多重波長数が0のまま待機している状態で、分散補償ファイバ22が外れたことを検出しようとすると、上記フォトディテクタ44で検出する光はASE光だけとなり、1波長の信号波が入力されているときと比べて検出すべき光レベルが10dB以上低くなる。伝送路における切断やファイバ外れに関しては、副信号(OSC: Optical Supervisory Channel)光を使用することが可能であるが、光ファイバ増幅器1内にはOSC光がない。
このため、フォトディテクタ44により検出すべき光レベルの範囲は、図2に示す範囲、すなわち閾値T1〜「最大波長数(図の例では40)の信号が入力されたときの光レベル」まで広がってしまい、フォトディテクタ44の検出精度が低下し誤った異常通知を行うおそれがある。
異常損失通知は光ファイバ増幅器1の運用開始後に使用されるが、運用開始前であっても誤った異常通知を出力することは望ましくない。
最近では、分散補償ファイバ22の損失量の個体間のバラツキの許容幅が大きな光ファイバ増幅器が求められており、また様々な損失の伝送路に1機種で対応できる光ファイバ増幅器が求められている。このためフォトディテクタ44で検出すべき光レベル範囲が今後ますます増大することが予想される。
フォトディテクタ44による検出範囲を狭めて誤検出を防止するために、一定期間の間異常が検出され続けるのを待って異常通知を行うことも可能である。すなわち図3に示すとおり、仮に光ファイバ増幅器1へ入力される多重波長数が0であって、ある時点におけるフォトディテクタ44の検出値がLv4となったとしても、適切な分散補償ファイバ22が光ファイバ増幅器1に正常に接続されている限り、DCF損失補償部51による可変光減衰部20の制御によって、フォトディテクタ44の検出値はLv4からLv4’へと増加する。
したがって、正常な状態では、フォトディテクタ44の検出レベルがLv4’より小さくなることがあっても、DCF損失補償部51の制御に要する一定期間が経過すれば、フォトディテクタ44の検出レベルはLv4’以上となるため、異常検出に要するフォトディテクタ44による検出範囲を狭めることができる。
しかしながら、異常通知を遅らせることとすると、仮に分散補償ファイバ22が外れており最大波長数の信号が含まれた光信号が漏れている場合であっても同様に通知が遅れ、上記の安全光処理が遅れることになる。ここでDCF損失補償部51による制御周期は数百ヘルツ〜キロヘルツであるから、光信号が漏れる危険な状態は数100msから数秒にも及ぶ。
上記問題点に鑑み、本発明は、第1及び第2の光増幅部を有する光ファイバ増幅器において、これら光増幅部の間に挿入される分散補償ファイバのような外部減衰光媒体の異常を検出するために、分散補償ファイバの後段に設けられるフォトディテクタの検出範囲を低減させ、このフォトディテクタの検出精度を高めることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、外部減衰光媒体の前段で光レベルを検出し、検出された光レベルが所定閾値レベルより低いとき異常検出を無効にする。
本発明の第1形態によれば、入力光を増幅するための第1の光増幅部と、この第1の光増幅部の出力を減衰する可変光減衰部と、この可変光減衰部の出力を増幅する第2の光増幅部と、可変光減衰部による損失量を制御する損失量制御部と、を備え、可変光減衰部及び第2の光増幅部の間に外部減衰光媒体を挿入される波長多重光増幅用の光増幅器が提供される。ここで損失量制御部は、可変光減衰部による損失量を制御することにより外部減衰光媒体の光損失の変動を補償する。そして、光増幅器は、外部減衰光媒体と第2の光増幅部との間で検出される光レベルによって第1及び第2の光増幅部の間における光損失の異常を検出する異常検出部と、可変光減衰部と外部減衰光媒体との間で検出される光レベルが所定閾値レベルより低いとき、異常検出部による異常検出を無効にする検出無効化部と、を備える。
本発明の第2形態によれば、入力光を増幅するための第1の光増幅部と、この第1の光増幅部の出力を減衰する可変光減衰部と、この可変光減衰部の出力を増幅する第2の光増幅部と、可変光減衰部による損失量を制御する損失量制御部と、を備え、可変光減衰部及び第2の光増幅部の間に外部減衰光媒体を挿入される波長多重光増幅用の光増幅器が提供される。ここで損失量制御部は、可変光減衰部による損失量を制御することにより外部減衰光媒体の光損失の変動を補償する。そして、光増幅器は、外部減衰光媒体の前後でそれぞれ検出された光レベル同士の差により外部減衰光媒体による損失が過大となったことを検出する異常損失検出部と、可変光減衰部と外部減衰光媒体との間で検出される光レベルが所定閾値レベルより低いとき異常損失検出部による異常検出を無効にする異常損失検出無効化部と、を更に備える。この所定閾値レベルは、光増幅器に入力される多重波長数が1でありかつ可変光減衰部による損失が所定損失量であるときに可変光減衰部から出力されるべき光レベルに設定されており、ここで所定損失量は、外部減衰光媒体による損失量として光増幅器に許容される所定の最小損失量を補償する損失量である。
本発明の第3形態によれば、入力光を増幅するための第1の光増幅部と、第1の光増幅部の出力を減衰する可変光減衰部と、可変光減衰部の出力を増幅する第2の光増幅部と、可変光減衰部による損失量を制御する損失量制御部と、を備える波長多重光増幅用の光増幅器における第1及び第2の光増幅部の間における光損失の異常を検出する異常検出方法が提供される。ここで損失量制御部は、可変光減衰部による損失量を制御することにより外部減衰光媒体の光損失の変動を補償する。本方法では、外部減衰光媒体と第2の光増幅部との間で検出される光レベルによって第1及び第2の光増幅部の間における光損失の異常を検出し、可変光減衰部と外部減衰光媒体との間で検出される光レベルが所定閾値レベルより低いとき異常の検出を停止する。
本発明の第4形態によれば、入力光を増幅するための第1の光増幅部と、第1の光増幅部の出力を減衰する可変光減衰部と、可変光減衰部の出力を増幅する第2の光増幅部と、可変光減衰部による損失量を制御する損失量制御部と、を備える波長多重光増幅用の光増幅器における第1及び第2の光増幅部の間における光損失の異常を検出する異常検出方法が提供される。ここで損失量制御部は、可変光減衰部による損失量を制御することにより外部減衰光媒体の光損失の変動を補償する。本方法では、外部減衰光媒体の前後でそれぞれ検出された光レベル同士の差により外部減衰光媒体による損失が過大となったことを検出し、可変光減衰部と外部減衰光媒体との間で検出される光レベルが所定閾値レベルより低いとき異常の検出を停止する。この所定閾値レベルは、光増幅器に入力される多重波長数が1でありかつ可変光減衰部による損失が所定損失量であるときに可変光減衰部から出力されるべき光レベルに設定され、ここで、所定損失量は、外部減衰光媒体による損失量として光増幅器に許容される所定の最小損失量を補償する損失量である。
本発明によれば、外部減衰光媒体へ送出される光レベルが所定閾値レベルより低いときには異常検出が行われないので、外部減衰光媒体を通った後の光レベルが小さくこの光レベルを検出する手段の検出精度が低い場合でも誤検出を防止することができる。外部減衰光媒体へ送出される光レベルが所定閾値レベルより高いときは異常検出が行われるので、外部減衰光媒体が光増幅器から外れていても高出力の光線が漏れたことを即座に検出することができる。
従来の光ファイバ増幅器のブロック図である。 従来の異常検知方法の第1例を説明するための光ファイバ増幅器内の光レベルのレベルダイヤグラムを示す図である。 従来の異常検知方法の第2例を説明するための光ファイバ増幅器内の光レベルのレベルダイヤグラムを示す図である。 本発明の実施例による光ファイバ増幅器のブロック図である。 無効化閾値レベルの決定方法を説明するための光ファイバ増幅器1内の光レベルのレベルダイヤグラムを示す図である。 本発明の実施例によるDCF外れ検知方法のフローチャートである。 本発明の実施例による異常損失検知方法のフローチャートである。
符号の説明
1 光ファイバ増幅器
10、30 光増幅部
20 可変光減衰部
22 分散補償ファイバ
以下、添付する図面を参照して本発明の実施例を説明する。図4は、本発明の実施例による光ファイバ増幅器のブロック図である。光ファイバ増幅器1は、図1に示した光ファイバ増幅器に類似する構成を有しており、記載の簡単のために、同じ構成要素については同じ参照番号を付して説明を省略し、以下、特に説明がない限りは同様の機能を有することとする。
なお、DCF損失補償部51は、特許請求の範囲に記載される損失量制御部に対応し、DCF外れ検出部62及び異常損失検出部61は、各々特許請求の範囲に記載される異常検出部に対応し、異常損失検出部61は、特許請求の範囲に記載される異常損失検出部に対応する。
光ファイバ増幅器1は、フォトディテクタ43が検出した光レベルが所定の無効化閾値レベルTc1よりも低いときDCF外れ検出部62に検出無効化信号を出力するDCF外れ検出無効化部72と、フォトディテクタ43が検出した光レベルが所定の無効化閾値レベルTc2よりも低いとき異常損失検出部61に検出無効化信号を出力する異常損失検出無効化部71と、を備える。無効化閾値レベルTc1は下記の通り予め設定されDCF外れ検出無効化部72内の記憶手段(図示せず)に記憶されており、無効化閾値レベルTc2は下記の通り予め設定され異常損失検出無効化部71内の記憶手段(図示せず)に記憶されている。
DCF外れ検出部62は、DCF外れ検出無効化部72から検出無効化信号を受信すると、分散補償ファイバ22が出力ポート21や入力ポート22から外れた状態を検出することを停止する。または、DCF外れ検出部62は、検出無効化信号を受信するとDCF外れ通知の出力を停止する。
異常損失検出部61は、異常損失検出無効化部71から検出無効化信号を受信すると、分散補償ファイバ22の損失が過大である状態を検出することを停止する。または異常損失検出部61は、検出無効化信号を受信すると異常損失通知の出力を停止する。
したがって、DCF外れ検出無効化部72及び異常損失検出無効化部71は各々特許請求の範囲に記載される検出無効化部に対応し、また異常損失検出無効化部71は特許請求の範囲に記載される異常損失検出無効化部に対応する。
図5は、無効化閾値レベルTc1及びTc2の決定方法を説明するための光ファイバ増幅器1内の光レベルのレベルダイヤグラムを示す図である。
無効化閾値レベルTc1としては、光ファイバ光増幅器1に入力される多重波長数が0でありかつ可変光減衰部20による損失が最小であるときに、フォトディテクタ43にて検出されるべき光レベルが採用される。そして、DCF外れ検出部62は、フォトディテクタ44により検出した光レベルが次式(1)で定義される閾値Tuよりも小さいとき、分散補償ファイバ22が外れたと判定してDCF外れ通知を出力する。
Tu=Tc1−Lomax−M (1)
ここに、Lomaxは出力ポート21及び入力ポート23に取り付けられる分散補償ファイバ22の損失量として光ファイバ増幅器1の定格にて許された所定の最大の損失量であり、Mは所定のマージンである。図5より明らかなとおり、閾値Tuは上述の従来の閾値T1よりも高くなる。
フォトディテクタ43により検出される光レベルが上述の無効化閾値レベルTc1以上であり、かつ適切な分散補償ファイバ22が光ファイバ増幅器1に正常に接続されていれば、フォトディテクタ44により検出される光レベルは閾値Tuを必ず超えるので、従来の閾値T1よりも高いTuを用いて分散補償ファイバ22が正常に接続されていることを検出することができる。
また、もし分散補償ファイバ22が外れた場合には、フォトディテクタ44により検出される光レベルが低下することによってDCF損失補償部51が可変光減衰部20の損失量を下げるので、フォトディテクタ43により検出される光レベルは必ず無効化閾値レベルTc1を超え、DCF外れ検出部62はDCF外れ通知を出力できるようになる。
したがって、分散補償ファイバ22が外れたことを検出するのに要するフォトディテクタ44の検出範囲の下限は、従来の閾値T1よりも高いTuのレベルで足りる。これによってフォトディテクタ44による検出範囲を狭めることができるので検出精度が高まる。
一方で、フォトディテクタ43により検出される光レベルが、無効化閾値レベルTc1より低いときは、DCF損失補償部51による可変光減衰部20の制御によって分散補償ファイバ22に送出される光のレベルが上昇する余地があるので、フォトディテクタ44により検出される光レベルと閾値Tuとを比較しても、分散補償ファイバ22が外れたか否かを判定することができない。このためにDCF外れ検出無効化部72は、フォトディテクタ43により検出される光レベルがTc1より低い間、DCF外れ検出部62による分散補償ファイバ22の外れ検出を無効化し、誤ってDCF外れ通知が出力されることを防止する。
この場合、実際に分散補償ファイバ22が外れていても、フォトディテクタ43により検出される光レベルが無効化閾値レベルTc1より低いときは、DCF外れ通知が出力されないが、漏れている光のレベルは十分に低い(−20dB程度)であるので、危険性はない。
以下に無効化閾値レベルTc1の決定方法の一例を示す。図5の点線は、光ファイバ増幅器1に入力された波長多重信号に含まれる1波信号あたりのレベルダイヤグラムの設計値を示す。図5において実線で示した波長多重数が1であるときのレベルダイヤグラムと異なり、点線のレベルダイヤグラムはASE光の重畳によるレベル増加分を含まない。図示の利得G1は第1の光増幅部10による信号利得とし、利得G2は第2の光増幅部30による信号利得とし、Psiは1波信号あたりの入力レベルとし、Psoは1波信号あたりの出力レベルとする。
これら利得G1及びG2並びに可変光減衰部20の損失量の最小値Vo1、すなわち分散補償ファイバ22の損失量がLomaxであるときにDCF損失補償部51により制御される可変光減衰部20の損失量の目標値Vo1は、光ファイバ光増幅器1のコスト、雑音指数特性を考慮して予め設定される値である。また、信号の入力レベルPsi及びPsoは、光ファイバ光増幅器1が使用される伝送システムに応じて予め設定される値である。
光ファイバ光増幅器1へ入力される多重波長数が0であるとき、すなわち光ファイバ光増幅器1へASE光のみが入力されたときに、フォトディテクタ42において検出される光レベルLv02は、図4に示すEDF13から出力されるASE光のみのレベルである。光レベルLv02は、光ファイバ光増幅器1へ多重波長数が1の信号を入力したときにフォトディテクタ42において測定した光レベルLv12から、次式(2)によって求めることが可能である。
Figure 0004962499
したがって、無効化閾値レベルTc1は次式(3)によって決定できる。
Tc1=Lv02−Vo1 (3)
一方で、分散補償ファイバ22の損失量が過大であることの検出を無効化する無効化閾値レベルTc2としては、光ファイバ光増幅器1に入力される多重波長数が1でありかつ可変光減衰部20による損失が所定損失量Vo2であるときにフォトディテクタ43にて検出されるべき光レベルが採用される。所定損失量Vo2は、上述の通り、分散補償ファイバ22の損失量が最小値Lominであるときに、DCF損失補償部51により制御される可変光減衰部20の損失量の目標値であり、次式(4)によって与えられる。
Vo2=Vo1+Lomax−Lomin (4)
したがって無効化閾値レベルTc2は、次式(5)のように設定すればよい。
Tc2=Lv12−(Vo1+Lomax−Lomin) (5)
上記のように設定した無効化閾値レベルTc2は、光ファイバ光増幅器1に入力される多重波長数が1以上であるときにフォトディテクタ43にて検出される最小レベルである。また、分散補償ファイバ22の損失量が過大であることを検出するのは光ファイバ増幅器1の運用開始後でよいから、フォトディテクタ43にて検出される光レベルが無効化閾値レベルTc2より小さいときは、異常損失検出部61による異常検出を無効化しても差し支えない。このように無効化閾値レベルTc2を設定することによって、分散補償ファイバ22の損失量が過大であることの検出に要するフォトディテクタ44の検出範囲の下限レベルを高くすることができ検出精度が高まる。
一方で、光ファイバ増幅器1の運用開始後は、フォトディテクタ43にて検出される光レベルは必ず無効化閾値レベルTc2以上となるので異常損失検出部61は常に異常損失通知を出力できるようになる。
図6は、本発明の実施例によるDCF外れ検知方法のフローチャートである。
ステップS10において、フォトディテクタ43によって、可変光減衰部20の出力光レベルL43を検出する。
ステップS11では、DCF外れ検出無効化部72は光レベルL43と無効化閾値レベルTc1とを比較し、光レベルL43が無効化閾値レベルTc1より小さいときは、DCF外れ検出部62に検出無効化信号を出力し、DCF外れ検出部62による分散補償ファイバ22が外れた状態の検出を無効化する(ステップS12)。そして処理はステップS10に戻る。
DCF損失補償部51が可変光減衰部20の損失量を下げ、フォトディテクタ43により検出される光レベルL43が増加すると、ステップS11において光レベルL43が無効化閾値レベルTc1より大きくなる。この場合にはDCF外れ検出無効化部72は検出無効化信号を出力せず、処理はステップS13に移る。
そして、DCF外れ検出部62は、フォトディテクタ44により検出される光レベルL44と上記の閾値Tuとを比較し(ステップS13及びS14)、光レベルL44が閾値Tuより小さいときは、DCF外れ通知を出力する(ステップS15)。
本方法によれば、フォトディテクタ44が検出する光レベルが低い状態では異常検出を行わないため誤ったDCF外れ通知を出力することを防止する。検出無効化信号が出力されている間は分散補償ファイバ22が外れたことを検出できないが、このときに漏れる光のレベルは微小であるため差し支えない。
図7は、本発明の実施例による異常損失検知方法のフローチャートである。
ステップS20において、フォトディテクタ43によって、可変光減衰部20の出力光レベルL43を検出する。
ステップS21では、異常損失検出無効化部71は光レベルL43と無効化閾値レベルTc2とを比較し、光レベルL43が無効化閾値レベルTc2より小さいときは、異常損失検出部61に検出無効化信号を出力し、異常損失検出部61による分散補償ファイバ22の損失異常の検出を無効化する(ステップS22)。そして処理はステップS20に戻る。
光ファイバ光増幅器1に入力される多重波長数が0である場合、DCF損失補償部51が可変光減衰部20の損失量を下げ、フォトディテクタ43により検出される光レベルL43が増加すると、ステップS21において光レベルL43が無効化閾値レベルTc2より大きくなる。
または光ファイバ光増幅器1に入力される多重波長数が1以上である場合には、常にステップS21において光レベルL43が無効化閾値レベルTc2より大きくなる。
これらの場合には異常損失検出無効化部71は検出無効化信号を出力せず、処理はステップS23に移る。
そして、異常損失検出部61は、フォトディテクタ43及び44によりそれぞれ検出される光レベルL43及びL44同士の差|Lv43−Lv44|と、上記の閾値TLとを比較し(ステップS23及びS24)、差|Lv43−Lv44|が閾値TLより大きいときは、異常損失通知を出力する(ステップS25)。
本方法によれば、フォトディテクタ44が検出する光レベルが低い状態では異常検出を行わないため誤った異常損失通知を出力することを防止する一方で、光ファイバ光増幅器1が運用中の場合には、即座に分散補償ファイバ22の異常損失を検出することができる。
以上、説明のみを目的として選択した好適な実施例を参照しながら、本発明を説明したが、当業者には本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、これら実施例の様々な変形、省略、および逸脱を、行なうことが可能であることは明らかである。また、クレームに使用される各用語は、明細書にて説明された実施例に記載された特定の意味に限定されるものではない。
本発明は、直接拡散符号分割多元接続方式のようなCDMA通信方式を利用するCDMA受信装置及びCDMA受信方法に利用可能である。特に本発明は、このようなCDMA受信装置及びCDMA受信方法において受信データ列に逆拡散処理を行う逆拡散タイミングを最適化するための技術に好適に履行可能である。

Claims (8)

  1. 入力光を増幅するための第1の光増幅部と、該第1の光増幅部の出力を減衰する可変光減衰部と、該可変光減衰部の出力を増幅する第2の光増幅部と、前記可変光減衰部による損失量を制御する損失量制御部と、を備え、該可変光減衰部及び該第2の光増幅部の間に外部減衰光媒体を挿入され、前記損失量制御部は、前記可変光減衰部による損失量を制御することにより前記外部減衰光媒体の光損失の変動を補償する波長多重光増幅用の光増幅器であって、
    前記外部減衰光媒体と前記第2の光増幅部との間で検出される光レベルによって、前記第1及び第2の光増幅部の間における光損失の異常を検出する異常検出部と、
    前記可変光減衰部と前記外部減衰光媒体との間で検出される光レベルが所定閾値レベルより低いとき、前記異常検出部による異常検出を無効にする検出無効化部と、
    を更に備えることを特徴とする光増幅器。
  2. 前記異常検出部は、前記異常として、前記外部減衰光媒体が前記光増幅器の入出力ポートから外れたことを検出し、
    前記所定閾値レベルは、前記光増幅器に入力される多重波長数が0でありかつ前記可変光減衰部による損失が最小であるときに前記可変光減衰部から出力されるべき光レベルである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光増幅器。
  3. 前記異常検出部は、前記外部減衰光媒体と前記第2の光増幅部との間で検出される光レベルが所定レベルよりも低くなったとき異常を検出し、
    該所定レベルは、前記所定閾値レベルから、前記外部減衰光媒体による損失量として前記光増幅器に許容される所定の最大損失量を引いたレベルよりも低く定められる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の光増幅器。
  4. 入力光を増幅するための第1の光増幅部と、該第1の光増幅部の出力を減衰する可変光減衰部と、該可変光減衰部の出力を増幅する第2の光増幅部と、前記可変光減衰部による損失量を制御する損失量制御部と、を備え、該可変光減衰部及び該第2の光増幅部の間に外部減衰光媒体を挿入され、前記損失量制御部は、前記可変光減衰部による損失量を制御することにより前記外部減衰光媒体の光損失の変動を補償する波長多重光増幅用の光増幅器であって、
    前記外部減衰光媒体の前後でそれぞれ検出された光レベル同士の差により、前記外部減衰光媒体による損失が過大となったことを検出する異常損失検出部と、
    前記可変光減衰部と前記外部減衰光媒体との間で検出される光レベルが所定閾値レベルより低いとき、前記異常損失検出部による異常検出を無効にする異常損失検出無効化部と、
    を更に備え、
    前記所定閾値レベルは、前記光増幅器に入力される多重波長数が1でありかつ前記可変光減衰部による損失が所定損失量であるときに前記可変光減衰部から出力されるべき光レベルであり、
    該所定損失量は、前記外部減衰光媒体による損失量として前記光増幅器に許容される所定の最小損失量を補償する損失量である、
    ことを特徴とする光増幅器。
  5. 入力光を増幅するための第1の光増幅部と、該第1の光増幅部の出力を減衰する可変光減衰部と、該可変光減衰部の出力を増幅する第2の光増幅部と、前記可変光減衰部による損失量を制御する損失量制御部と、を備え、該可変光減衰部及び該第2の光増幅部の間に外部減衰光媒体を挿入され、前記損失量制御部は、前記可変光減衰部による損失量を制御することにより前記外部減衰光媒体の光損失の変動を補償する波長多重光増幅用の光増幅器における、前記第1及び第2の光増幅部の間における光損失の異常を検出する異常検出方法であって、
    前記外部減衰光媒体と前記第2の光増幅部との間で検出される光レベルによって、前記第1及び第2の光増幅部の間における光損失の異常を検出し、
    前記可変光減衰部と前記外部減衰光媒体との間で検出される光レベルが所定閾値レベルより低いとき、前記異常の検出を停止する、
    ことを特徴とする異常検出方法。
  6. 前記異常として、前記外部減衰光媒体が前記光増幅器の入出力ポートから外れたことを検出し、
    前記所定閾値レベルは、前記光増幅器に入力される多重波長数が0でありかつ前記可変光減衰部による損失が最小であるときに前記可変光減衰部から出力されるべき光レベルである、
    ことを特徴とする請求項5に記載の異常検出方法。
  7. 前記外部減衰光媒体と前記第2の光増幅部との間で検出される光レベルが所定レベルよりも低くなったとき異常を検出し、
    該所定レベルは、前記所定閾値レベルから、前記外部減衰光媒体による損失量として前記光増幅器に許容される所定の最大損失量を引いたレベルよりも低く定められる、
    ことを特徴とする請求項6に記載の異常検出方法。
  8. 入力光を増幅するための第1の光増幅部と、該第1の光増幅部の出力を減衰する可変光減衰部と、該可変光減衰部の出力を増幅する第2の光増幅部と、前記可変光減衰部による損失量を制御する損失量制御部と、を備え、該可変光減衰部及び該第2の光増幅部の間に外部減衰光媒体を挿入され、前記損失量制御部は、前記可変光減衰部による損失量を制御することにより前記外部減衰光媒体の光損失の変動を補償する波長多重光増幅用の光増幅器における、前記第1及び第2の光増幅部の間における光損失の異常を検出する異常検出方法であって、
    前記外部減衰光媒体の前後でそれぞれ検出された光レベル同士の差により、前記外部減衰光媒体による損失が過大となったことを検出し、
    前記可変光減衰部と前記外部減衰光媒体との間で検出される光レベルが所定閾値レベルより低いとき、前記異常の検出を停止し、
    前記所定閾値レベルは、前記光増幅器に入力される多重波長数が1でありかつ前記可変光減衰部による損失が所定損失量であるときに前記可変光減衰部から出力されるべき光レベルであり、
    該所定損失量は、前記外部減衰光媒体による損失量として前記光増幅器に許容される所定の最小損失量を補償する損失量である、
    ことを特徴とする異常検出方法。
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