JP4133472B2 - 水田作業車 - Google Patents

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  • Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、前輪の所定以上の操向操作に連動して旋回内側となる駆動後輪の操向クラッチを切り、小回り旋回を可能とした水田作業車に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、乗用田植機のような水田作業車は、畔際等で機体をUターンさせて次ぎの植付行程に入る際に、前輪を大きく操向して小回り旋回する必要がある。このとき、旋回内側となる駆動後輪の操向クラッチを切れば、旋回内側の後輪が遊転しながら旋回するので円滑に小回り旋回することができる。
【0003】
従来から、前輪の所定角度以上の操向操作により、左右の駆動後輪の旋回内側となる側の操向クラッチを切り操作して小回り旋回を行えるようにした水田作業車が有る(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−350506号公報 (第5−9頁 図8、図9)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記水田作業車では、小回り旋回の途中において機体を停止させるべく、ブレーキペダルを踏み込み後輪軸にブレーキをかけても、サイドクラッチが切れている旋回内側の駆動後輪にはブレーキがかからないので、機体を停止させる制動力が不足する場合がある。
【0006】
前記の事情に鑑み、本発明は、小回り旋回の途中で旋回内側のサイドクラッチが切れている場合でも十分な制動力を得ることができ、確実に機体を停止させることができるようにした水田作業車を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、ステアリングハンドル(10)の所定角度以上の操向操作に連動して旋回内側となる後輪の操向クラッチを切り、小回り旋回を可能とする差動機構を設け、クラッチ・ブレーキ操作具の操作に連動してメインクラッチ(27)を入り、切りする水田作業車において、
エンジン(7)からの動力が前記メインクラッチ(27)を介して分岐軸(33)に伝達され、該分岐軸から分岐されて左右の前輪(2,2)に伝達されると共に、後車軸(61)及び該後車軸と左右の従動軸(65R,65L)との間に介在する左右の操向クラッチ(75R,75L)を介して左右の後輪(3,3)に伝達され、
前記左右の操向クラッチ(75R,75L)の出力側であるクラッチケース(79)を前記従動軸(65R,65L)に軸方向のみ移動自在に支持し、
前記クラッチケース(79)とリヤケース(63R;以下左のみ示す)との間に、中心側から機体外側に向ってブレーキ(90R)そしてベアリング(85)を配置し、更に該ベアリングの機体外側に周方向に位相を変えて操向クラッチ用作動体(87)及びブレーキ用作動体(96)を配置し、
前記ステアリングハンドル(10)に左右の前記操向クラッチ用作動体(87)を連動すると共に、前記クラッチ・ブレーキ操作具(110)に左右の前記ブレーキ用作動体(96)を連動し、
前記操向クラッチ用作動体(87)の押圧部(87a)と前記ベアリング(85)との間にクラッチ用摺動リング(86)を介在し、前記操向クラッチ用作動体(87)の回動に基づき該クラッチ用摺動リング(86)及び前記ベアリング(85)を介して前記クラッチケース(79)を軸方向に移動して前記操向クラッチ(75R)を断接操作し、
前記ブレーキ用作動体(96)の押圧部(96a)と前記ブレーキ(90R)の間に、前記ベアリング(85)の外周にて軸方向に延びる部位を有するブレーキ用摺動リング(95)を介在し、前記ブレーキ用作動体(96)の回動に基づき該ブレーキ用摺動リング(95)を介して前記ブレーキ(90R)を操作し、
前記ステアリングハンドル(10)により左右いずれかの前記操向クラッチ(75R又は75L)を切操作した状態にあっても、前記クラッチ・ブレーキ操作具(110)の操作によって、前記メインクラッチ(27)を切操作すると共に前記左右のブレーキ(90R,90L)を前記操向クラッチとは独立して同時に作動させて前記左右の後輪に制動力を作用させ、かつ前記切操作されない側の操向クラッチ(75R,75L)を介して前記後輪(3)に作用する制動力を左右の前記前輪(2,2)に伝えて4輪ブレーキを構成する、ことを特徴とする水田作業車にある。
【0008】
請求項2に係る発明は、前記差動機構は、操向クラッチ(75L、75R)及び操向ブレーキ(90L、90R)を有し、
前記ブレーキ(90L、90R)は、前記操向ブレーキ(90L、90R)で構成されている、ことを特徴とする請求項1記載の水田作業車にある。
【0009】
なお、括弧内の符号等は、図面と対照するためのものであり、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであって、特許請求の範囲に何等影響を及ぼすものではない。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0011】
図1乃至図7は、本発明の実施の形態を示すもので、図1は、本発明を実施する水田作業車の一例を示す乗用田植機の平面図、図2は、図1の側面図、図3は、図1に示す乗用田植機の駆動系統の一例を示す展開図、図4は、サイドクラッチ・ブレーキ機構の操向クラッチとその作動部材の関係を示す側面断面図、図5は、サイドクラッチ・ブレーキ機構の操向ブレーキとその作動部材の関係を示す平面断面図、図6は、サイドクラッチ・ブレーキ機構における操向クラッチと操向サイドブレーキの作動部材の配置を示す側面図、図7は、クラッチ・ブレーキ操作具の連動構造を示す全体平面図、図8は、図7のリヤアクスルケース近傍の拡大正面図、図9は、図8の側面図である。
【0012】
図1、図2において、水田作業車の一例として示す乗用田植機1は、前輪2、2および駆動後輪3、3を備えた機体フレーム5の前部に、ボンネット6で覆われたエンジン7が搭載されている。前記ボンネット6の後方には、運転席9が配設され、その前方にステアリングハンドル10が配置されている。
【0013】
前記機体フレーム5の後方には、平行リンク機構11を介して植付部12が昇降自在に支持されている。前記植付部12は、苗載台13、プランターケース15、植付杆16、フロート17等により構成されている。一方前記機体フレーム5の前方には、前記ボンネット6及びステアリングハンドル10の両側に位置するように、補助苗台19が配設されている。
【0014】
そして、前記機体フレーム5の走行に伴なって前記フロート17で均した田面に、植付け作動する植付杆16が苗載台13から掻き取った単位植付け株の苗を植付けるようになっている。
【0015】
前記乗用田植機1のトランスミッション20は、図3に示すように、ミッションケース21の側面に装着されたHST変速装置22により主変速された前記エンジン7(図2参照)の動力を前記植付部12(図1、図2参照)に伝達する植付部駆動系23と、前記前輪2、2及び駆動後輪3、3(図2参照)に伝達する走行駆動系25とを備えている。なお、前記植付部駆動系23は、本発明との関連がないので説明を省略する。
【0016】
前記走行駆動系25は、前記HST変速装置22の出力を受け入れる入力軸26を有し、該入力軸26は、前記ミッションケース21に回転自在に支持され、かつ前記HST変速装置22の出力軸(図示せず)に接続された駆動軸26aと、該駆動軸26aに回転自在に外嵌された従動軸26bとの2重構造になっている。そして、前記駆動軸26aと従動軸26bの間にメインクラッチ27が配置され、該メインクラッチ27の入り、切りにより前記駆動軸26aと従動軸26bの間の動力の伝達、遮断を切り替えるようになっている。前記従動軸26bには、出力歯車29が固定されている。
【0017】
前記ミッションケース21に前記入力軸26と所定の間隔で平行に回転自在に支持された中間軸30は、前記出力歯車29と噛合う入力歯車31と、該入力歯車31に入力された駆動力を伝動下手側に伝達する出力歯車32を備えている。
【0018】
前記ミッションケース21に前記中間軸30と所定の間隔で平行に回転自在に支持された分岐軸33は、前記出力歯車32と噛合い駆動力を受ける入力歯車35と、一端部に固定された出力歯車36と、他端部に固定された出力歯車37を備えている。そして、前記分岐軸33は、前記出力歯車36を介して前輪駆動系39を駆動し、前記出力歯車37を介して後輪駆動系40を駆動するように、前記入力歯車から入力された駆動力を分岐する。
【0019】
前記前輪駆動系39は、前記ミッションケース21の後部に回転自在に配置されたデファレンシャル機構41のデフケース42に前記出力歯車35と噛合う入力歯車43が配置され、該入力歯車43を通して駆動力が入力される。また、前車軸46L、46Rは、前記ミッションケース21の後部両側に固定された一対の車軸ケース45L、45Rにそれぞれ回転自在に支持され、それぞれ一端が前記デファレンシャル機構41に接続されている。そして、前記デフケース42は、前記分岐軸33の出力歯車36から入力歯車43を介して駆動力の伝達を受けて回転し、前記デファレンシャル機構41を介して前記前車軸46L、46Rを回転駆動する。なお、前記前車軸46L、46Rには、それぞれ出力歯車47L、47Rが固定されている。
【0020】
前記各車軸ケース45L、45Rの各一端に固定されたフロントアクスルケース49L、49Rには、それぞれ伝動軸50L、50Rと支持軸51L、51Rが回転自在に配置されている。前記各伝動軸50L、50Rの一端には、前記前車軸46L、46Rの出力歯車47L、47Rと噛合う入力歯車52L、52Rが固定され、他端には、出力歯車53L、53Rが固定されている。また、前記各支持軸51L、51Rには、それぞれ前記出力歯車53L、53Rと噛合う入力歯車55L、55Rが固定されている。また、前記支持軸51L、51Rには、それぞれ前輪2、2(図1、図2参照)が支持されている。
【0021】
従って、前記分岐軸33の回転により前記デフケース42が回転駆動されると、前記前車軸46L、46Rが回転し、前記出力歯車47L、47R、前記入力歯車52L、52R、前記伝動軸50L、50R、前記出力歯車53L、53R及び前記入力歯車55L、55Rを介して前記支持軸51L、51Rを回転駆動させ、前記支持軸51L、51Rに支持した前記前輪2、2を回転駆動することができる。
【0022】
前記後輪駆動系40は、前記機体フレーム5(図1、図2参照)の後部に配置された後車軸ケース56に配置される。前記ミッションケース21と前記後車軸ケース56との間に回転自在に支持されたプロペラシャフト57の一端には、前記分岐軸33に固定された出力歯車37と噛合う入力歯車59が固定されている。従って、分岐軸33の回転により前記前輪駆動系39と後輪駆動系40は同時に駆動されることになる。また、前記プロペラシャフト57に他端には、出力歯車60が固定されている。
【0023】
後車軸61は、前記後車軸ケース56に回転自在に支持され、その中央部に前記出力歯車60と噛合う入力歯車62が固定されている。従って、前記分岐軸33が回転駆動されることにより、前記出力歯車37、前記入力歯車59、前記プロペラシャフト57、前記出力歯車60及び入力歯車62を介して前記後車軸61が回転駆動される。
【0024】
前記後車軸ケース56の両端に固定されたリヤアクスルケース63L、63Rには、それぞれ前記後車軸61と同一軸心上で所定の間隔で対向するように従動軸65L、65Rが回転自在に支持されている。これら従動軸65L、65Rに一端には、それぞれ出力歯車66L、66Rが固定されている。
【0025】
前記リヤアクスルケース63L、63Rには、それぞれ前記従動軸65L、65Rと平行に、それぞれ所定の間隔で回転自在に支持された中間軸67L、67Rと支持軸69L、69Rが配置されている。そして、前記中間軸67L、67Rには、それぞれ前記出力歯車66L、66Rと噛合う入力歯車70L、70Rと、該入力歯車70L、70Rより小径の出力歯車71L、71Rが配置されている。また、前記支持軸69L、69Rには、それぞれ前記出力歯車71L、71Rと噛合う入力歯車72L、72Rが固定されている。そして、前記支持軸69L、69Rには、それぞれ前記駆動後輪3、3(図2参照)が支持されている。
【0026】
従って、前記従動軸65L、65Rが回転すると、前記出力歯車66L、66R、前記入力歯車70L、70R、前記中間軸67L、67R、前記出力歯車71L、71R及び入力歯車72L、72Rを介して前記支持軸69L、69Rが回転駆動され、前記駆動後輪3、3を回転駆動することができる。
【0027】
前記後車軸61と前記各従動軸65L、65Rとの間には、前記リヤアクスルケース63L、63R内に位置するように、差動機構(サイドクラッチ・ブレーキ機構)73L、73Rが配置されている。前記差動機構73L、73Rは、それぞれ操向クラッチ75L、75Rと、その伝動下手側に配置された操向ブレーキ90L、90Rを備えている。なお、前記操向クラッチ75Lと操向クラッチ75Rは、同じ構成であるので操向クラッチ75Rについて説明し、操向クラッチ75Lの説明は省略する。
【0028】
図4に示すように、前記操向クラッチ75Rは、スリーブ軸76を有し、該スリーブ軸76は、前記後車軸ケース56に回転自在に支持され、一端が前記後車軸61に摺動自在に嵌合(例えば、スプライン嵌合)し、他端が前記従動軸65Rに回転可能に嵌合している。複数枚のクラッチディスク77は、それぞれ前記スリーブ軸76の外周部にその軸心方向に摺動自在に嵌合(例えば、スプライン嵌合)している。
【0029】
クラッチケース79は、一端が前記クラッチディスク77の外周部を覆うように形成され、他端が前記従動軸65Rにその軸心方向に摺動自在に嵌合(例えば、スプライン嵌合)している。複数枚のクラッチディスク80は、前記従動軸65Rの軸心方向に前記クラッチディスク77と交互に位置するように前記クラッチケース79に摺動自在に嵌合(例えば、スプライン嵌合)し支持されている。
【0030】
ストッパ81は前記従動軸65Rの所定の位置に前記クラッチディスク77、80の端面と対向するように固定されている。また、押圧リング82は、前記クラッチディスク80の端面と対向するように前記クラッチケース79の所定の位置に固定されている。また、皿ばね83は、前記ストッパ81と前記クラッチケース79の間に、前記クラッチケース79を図4の右方向に付勢し、操向クラッチ75Rの入り状態を維持するように配置されている。
【0031】
前記クラッチケース79の一端には、ベアリング85を介してクラッチ用摺動リング86が前記クラッチケース79と相対的に回転自在に支持されている。前記摺動リング86には作動ボス86aが形成されている。そして、前記作動ボス86aを前記従動軸65Rの軸心方向(図4の左方向)に押圧することにより前記摺動リング86を前記従動軸65Rの軸心方向(図4の左方向)に移動させ、前記ベアリング85を介して前記クラッチケース79を図4の左側へ移動させる。
【0032】
図6に示すように、前記リヤアクスルケース63Rを上方から貫通する作動体87の押圧部87aは、図4に示すように、前記作動ボス86aと対応する位置に配置され、前記作動体87がその軸心を中心として一方向に回転したとき、前記押圧部87aが前記作動ボス86aを図4の左側へ押すように構成されている。
【0033】
従って、前記作動ボス86aが前記押圧部87aで押圧されていない場合には、前記皿ばね83の抗圧力により前記クラッチケース79が図4の右側へ移動して、前記押圧リング82により前記クラッチディスク80を前記ストッパ81側に押圧することにより、前記クラッチディスク77とクラッチディスク80を前記押圧リング82と前記ストッパ81に挟む形で圧着させ、前記操向クラッチ75Rの入り状態を維持する。
【0034】
一方、前記作動体87の回転により前記押圧部87aで前記作動ボス86aが押圧され、前記クラッチケース79が図4の左側に移動した状態では、前記クラッチディスク77とクラッチディスク80が前記ストッパ81と押圧リング82の間で解放され、接触圧が作用しなくなり、前記操向クラッチ75Rが切られた状態になる。
【0035】
前記操向ブレーキ90Lと操向ブレーキ90Rは、同じ構成であるので操向ブレーキ90Rについて説明し、操向ブレーキ90Lの説明は省略する。
【0036】
図5に示すように、前記操向ブレーキ90Rは、前記クラッチケース79の一端にその軸心方向に摺動自在に嵌合(例えば、スプライン嵌合)する複数枚のブレーキディスク91を有している。また、前記ブレーキディスク91と対応するブレーキディスク92は、前記リヤアクスルケース63Rに前記ブレーキディスク91と交互に位置するように前記従動軸65Rの軸心方向に摺動自在に嵌合(例えば、スプライン嵌合)している。
【0037】
皿ばね93は、前記ブレーキディスク92と接するように前記リヤアクスルケース63R内に配置されている。また、前記皿ばね93と対向するブレーキ用摺動リング95は、前記操向クラッチ75のクラッチ用摺動リング86に前記従動軸65Rの軸心方向に摺動自在に外嵌されている。なお、前記ブレーキ用摺動リング95の右端部には、切欠き95aが形成され、該切欠き95aを前記操向クラッチ75L、75Rの摺動リング86の作動ボス86aが摺動自在に貫通している。
【0038】
図6に示すように、前記リヤアクスルケース63Rを側方から貫通する作動体96の押圧部96aは、図5に示すように、前記摺動リング95の一端と対応する位置に配置され、前記作動体96がその軸心を中心として回転したとき、前記押圧部96aが前記摺動リング95を図5の左側へ押すように構成されている。
【0039】
そして、前記皿ばね93の抗圧力によって前記摺動リング95が図5の右側に押し戻されている状態では、前記ブレーキディスク91とブレーキディスク92の間に接触圧が作用しないため、制動力は発生しない。
【0040】
また、前記作動体96の回転により前記押圧部96aに前記摺動リング95が押され図5の左側へ移動すると、前記皿ばね93を圧縮し、前記皿ばね93により前記ブレーキディスク91及びブレーキディスク92を前記リヤアクスルケース63Rに押付け制動力を発生させる。そして、前記ブレーキディスク91の回転を止めることにより前記クラッチケース79の回転を止めて、前記従動軸65Rの回転を停止させる。この時、前記操向クラッチ75Rが入り状態になっていると、前記操向ブレーキ90Rで発生した制動力で前記後車軸61も停止させることになる。
【0041】
前記乗用田植機1の操向機構100は、図7に示すように構成されている。ステアリングハンドル10(図1参照)のパワーステアリング操作に連動するピットマンアーム101が連動杆102、リンク体103、連結杆105等からなる連動機構106、106を介して前記作動体87の作動リンク107、107に連結されている。
【0042】
そして、前記ステアリングハンドル10(図1参照)を所定角度以上にステアリング操作したときには、ステアリングハンドル10の操作に連動して旋回内側となる前記作動体87が回動して、前記作動ボス86aを押圧して前記摺動リング86を図4の左方向へ摺動させ、前記クラッチケース79を前記皿ばね83の抗圧力に抗して図4の左方向へ移動させ、前記操向クラッチ75R(又は75L)を切る。なお、前記ステアリングハンドル10を所定角度以内の戻した時には、前記作動体87が回動して作動ボス86aに対する押圧力を開放するため、前記皿ばね83の抗圧力により前記クラッチケース79が前記操向ブレーキ90R(又は90L)側に移動して前記操向クラッチ75R(又は75L)が入り状態になる。
【0043】
前記乗用田植機1の制動機構109は、図7に示すように構成されている。クラッチ・ブレーキ操作具の一例であるクラッチ・ブレーキペダル110は、連動機構111を介して前記ミッションケース21内の前記入力軸26に配置された前記メインクラッチ27(図3参照)に連結されている。また、連結杆112は、前記機体フレーム5(図1、図2参照)の一方の側面(本実施の形態では機体フレーム5の右側面)の外側に沿って前記リヤアクスルケース63Rの前方まで延設され、前記クラッチ・ブレーキペダル110の踏み込みに連動して前記機体フレーム5の前後方向に移動する。リンク体113は、前記連結杆112の前後方向の動きを前記機体フレーム5の左右方向の動きに変換して作動杆115に伝達する。前記作動杆115の両端には、それぞれリンク体116が配置され、作動杆115の左右方向の動きを回転方向の動きに変換して、前記操向ブレーキ90L、90R(図5参照)の前記作動体96に連結された作動リンク107に伝達する。
【0044】
そして、前記クラッチ・ブレーキペダル110を踏み込んだとき、まず、前記連動機構111を介して前記メインクラッチ27を切り、前記前輪2及び駆動後輪3への動力の伝動を遮断する。さらに、前記クラッチ・ブレーキペダル110を踏み込むと前記連結杆112、前記リンク体113、前記作動杆115、前記リンク体116及び作動リンク107を介して前記作動体96を作動させ、押圧部96aで前記摺動リング95を押圧して前記皿ばね93押圧して、前記操向ブレーキ90L、90Rをかけるようになっている。
【0045】
本実施の形態における乗用田植機1は、前記のような構成であるので、メインクラッチ27及び操向クラッチ75L、75Rが入り状態で、操向ブレーキ90L、90Rが切り状態であるときには、HST変速装置22で主変速されたエンジン7の出力が、入力軸26、中間軸30、分岐軸33、デファレンシャル機構41、前車軸46L、46R、伝動軸50L、50R及び支持軸51L、51Rに伝達され、前輪2、2を回転駆動し、前記分岐軸33からプロペラシャフト57、後車軸61、従動軸65L、65R、中間軸67L、67R及び支持軸69L、69Rに伝達され、駆動後輪3、3を回転駆動する。即ち、乗用田植機1は4輪駆動された状態で走行する。そして、ステアリングハンドル10をステアリング操作することにより、前輪2を所望の方向に向けさせ、乗用田植機1を旋回させて走行方向を変更することができる。
【0046】
水田の畔際等で、ステアリングハンドル10を所定角度以上にステアリング操作すると、ステアリングハンドル10の操作に連動して、乗用田植機1の旋回内側となる駆動後輪3(3)側の作動体87L(又は87R、図4参照)が回動して、押圧部87aが作動ボス86aを摺動させてクラッチケース79を皿ばね83の抗圧力に抗して後車軸61側へ移動させ、操向クラッチ75L(又は75R)を切る。
【0047】
従って、操向クラッチ75L(又は75R)が切られた側の従動軸65L(又は65R)への動力の伝達が遮断されるので、乗用田植機1の旋回内側となる駆動後輪3には駆動力が伝達されず、乗用田植機1は前輪2、2と旋回外側となる駆動後輪3が駆動される3輪駆動の状態で旋回することになる。このとき、旋回内側となる駆動後輪3は、乗用田植機1の旋回走行に伴なって遊転する状態となり、乗用田植機1の小回り旋回が行われる。
【0048】
また、乗用田植機1が小回り旋回している状態で、即ち、旋回内側となる駆動後輪3への動力の伝達が遮断されている状態で、クラッチ・ブレーキペダル110を踏み込むと、まず、連動機構111を介してメインクラッチ27が切れて、走行駆動系25への動力の伝達が遮断される。
【0049】
さらに、クラッチ・ブレーキペダル110を踏み込むと、連結杆112、リンク体113、作動杆115、リンク体116及び作動リンク107を介して作動体96(図5参照)が回動して、各押圧部96aがそれぞれ操向ブレーキ90L、90Rの摺動リング95を後車軸61側に押し込む。
【0050】
すると、摺動リング95は、皿ばね93を後車軸61側に押し込み、皿ばね93を介してブレーキディスク92及びブレーキディスク91を後車軸61側に移動させてリヤアクスルケース63L、63Rに押付け、ブレーキディスク92でブレーキディスク91を挟み込むように圧接させ、ブレーキディスク91に制動力を作用させて回転を止める。
【0051】
ブレーキディスク91の回転が止まると、ブレーキディスク91に作用する制動力がブレーキディスク91を支持するクラッチケース79に伝達されて、クラッチケース79の回転が止められる。このクラッチケース79の制動によりクラッチケース79の一端を支持する従動軸65L、65Rに制動力が伝達され、従動軸65L、65Rの回転を止める。従って、従動軸65L、65Rから駆動力が伝達される各駆動後輪3、3に制動力が作用して、駆動後輪3、3の回転を止めることができる。
【0052】
このとき、操向ブレーキ90L、90Rが操向クラッチ75L、75Rの伝動下手側に配置されているので、操向クラッチ75L、75Rの入り、切りに拘わりなく、駆動後輪3、3に制動力を作用させることができる。
【0053】
また、乗用田植機1の旋回外側となる駆動後輪3側の操向クラッチ75L(又は75R)は、入り状態になっているため、クラッチケース79に作用する制動力がクラッチディスク80、クラッチディスク77を介してスリーブ軸76に伝達されて、スリーブ軸76の回転を停止させる。すると、スリーブ軸76に作用する制動力は、スリーブ軸76の一端を支持する後車軸61に伝達され、後車軸61の回転を停止させる。
【0054】
後車軸61に伝達された制動力は、図3に示す入力歯車62、出力歯車60、プロペラシャフト57、入力歯車59及び出力歯車37を介して分岐軸33に伝達され、分岐軸33の回転を停止させる。このとき、メインクラッチ27が切られているので、中間軸30側から分岐軸33への動力の伝達は遮断されている。従って、プロペラシャフト57を通して伝達される制動力によって分岐軸33を確実に停止させることができる。
【0055】
分岐軸33に作用する制動力は、出力歯車36から前輪駆動系39を通して、即ち、入力歯車43、デファレンシャル機構41、前車軸46L、46R、出力歯車47L、47R、入力歯車52L、52R、伝動軸50L、50R、出力歯車53L、53R及び入力歯車55L、55Rを介して支持軸51L、51Rに伝達され、支持軸51L、51Rに支持された前輪2、2に制動力を作用させる。
【0056】
従って、乗用田植機1を小回り旋回させている状態であっても、クラッチ・ブレーキペダル110を踏み込むことにより、乗用田植機1の前輪2、2及び駆動後輪3、3の4輪を制動する形で停止させることができ、乗用田植機1を確実に停止させることができる。また、前輪2、2側にブレーキを設ける必要もないので、乗用田植機1の小型化を可能にすることができる。
【0057】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、左右駆動後輪の操向クラッチの伝動下手側にそれぞれブレーキを設け、クラッチ・ブレーキ操作具の操作によって前記左右のブレーキを前記操向クラッチとは独立して同時に作動させるようにしたので、旋回内側の操向クラッチを切って小回り旋回している時でも、前記クラッチ・ブレーキ操作具の操作により、前記左右のブレーキを作動させて左右の駆動後輪に同時に制動力を作用させ、前記制動力を前輪に伝えることにより4輪に制動力を作用させ、機体を確実に停止させることができる。
【0058】
請求項2に係る発明によれば、前記ブレーキを、差動機構の操向ブレーキで構成しているので、確実に制動力を作用させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する水田作業車の一例を示す乗用田植機の平面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】図1に示す乗用田植機の駆動系統の一例を示す展開図。
【図4】サイドクラッチ・ブレーキ機構の操向クラッチとその作動部材の関係を示す側面断面図。
【図5】サイドクラッチ・ブレーキ機構の操向ブレーキとその作動部材の関係を示す平面断面図。
【図6】サイドクラッチ・ブレーキ機構における操向クラッチと操向サイドブレーキの作動部材の配置を示す側面図。
【図7】クラッチ・ブレーキ操作具の連動構造を示す全体平面図。
【図8】図7のリヤアクスルケース近傍の拡大正面図。
【図9】図8の側面図。
【符号の説明】
1…水田作業車(乗用田植機)
2、2…前輪
3、3…後輪
27…メインクラッチ
73L、73R…差動機構(サイドクラッチ・ブレーキ機構)
75L、75R…操向クラッチ
90L、90R…ブレーキ、操向ブレーキ
110…クラッチ・ブレーキ操作具(クラッチ・ブレーキペダル)

Claims (2)

  1. ステアリングハンドルの所定角度以上の操向操作に連動して旋回内側となる後輪の操向クラッチを切り、小回り旋回を可能とする差動機構を設け、クラッチ・ブレーキ操作具の操作に連動してメインクラッチを入り、切りする水田作業車において、
    エンジンからの動力が前記メインクラッチを介して分岐軸に伝達され、該分岐軸から分岐されて左右の前輪に伝達されると共に、後車軸及び該後車軸と左右の従動軸との間に介在する左右の操向クラッチを介して左右の後輪に伝達され、
    前記左右の操向クラッチの出力側であるクラッチケースを前記従動軸に軸方向のみ移動自在に支持し、
    前記クラッチケースとリヤケースとの間に、中心側から機体外側に向ってブレーキそしてベアリングを配置し、更に該ベアリングの機体外側に周方向に位相を変えて操向クラッチ用作動体及びブレーキ用作動体を配置し、
    前記ステアリングハンドルに左右の前記操向クラッチ用作動体を連動すると共に、前記クラッチ・ブレーキ操作具に左右の前記ブレーキ用作動体を連動し、
    前記操向クラッチ用作動体の押圧部と前記ベアリングとの間にクラッチ用摺動リングを介在し、前記操向クラッチ用作動体の回動に基づき該クラッチ用摺動リング及び前記ベアリングを介して前記クラッチケースを軸方向に移動して前記操向クラッチを断接操作し、
    前記ブレーキ用作動体の押圧部と前記ブレーキの間に、前記ベアリングの外周にて軸方向に延びる部位を有するブレーキ用摺動リングを介在し、前記ブレーキ用作動体の回動に基づき該ブレーキ用摺動リングを介して前記ブレーキを操作し、
    前記ステアリングハンドルにより左右いずれかの前記操向クラッチを切操作した状態にあっても、前記クラッチ・ブレーキ操作具の操作によって、前記メインクラッチを切操作すると共に前記左右のブレーキを前記操向クラッチとは独立して同時に作動させて前記左右の後輪に制動力を作用させ、かつ前記切操作されない側の操向クラッチを介して前記後輪に作用する制動力を左右の前記前輪に伝えて4輪ブレーキを構成する、ことを特徴とする水田作業車。
  2. 前記差動機構は、操向クラッチ及び操向ブレーキを有し、
    前記ブレーキは、前記操向ブレーキで構成されている、ことを特徴とする請求項1記載の水田作業車。
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