JP4132944B2 - 油圧緩衝器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば鉄道車両等に搭載される油圧緩衝器の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ピストンのストロークに応じて減衰力が変化する変位依存特性を持つ油圧緩衝器があった。
【0003】
この種の油圧緩衝器として、例えば図9、図10に示すものは、シリンダ40を伸側油室1及び圧側油室2に仕切るピストン20と、伸側油室1及び圧側油室2の間を流れる作動油に抵抗を付与する伸側減衰弁21及び圧側減衰弁22と、所定のストローク範囲で開通するバイパス回路10とを備える。
【0004】
片ロッド形の油圧緩衝器は、インナーシリンダ41の一端からピストンロッド30が突出し、インナーシリンダ41とアウターシリンダ42の間に油溜室3及びエア室4が設けられる。圧側行程でインナーシリンダ41内に対するピストンロッド30の侵入体積分の作動油が圧側油室2から圧側減衰弁5を通って油溜室3に流入する一方、伸側行程でピストンロッド30の退出体積分の作動油が油溜室3からチェック弁6を通って圧側油室2に流入する。
【0005】
図9に示す油圧緩衝器は、ピストン20が中立位置からストロークH1+H2の範囲を外れるストロークエンド領域でバイパス回路10が開通し、伸側減衰弁21または圧側減衰弁22が付与する減衰力が減少する。
【0006】
図10に示す油圧緩衝器は、ピストン20が中立位置の付近でバイパス回路10が開通し、伸側減衰弁21または圧側減衰弁22が付与する減衰力が減少する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の油圧緩衝器にあっては、伸側作動時と圧側作動時の両方でバイパス回路10が開通するため、減衰力の変位依存特性に方向性を持たせられないという問題点があった。
【0008】
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、減衰力の変位依存特性に方向性を持たせられる油圧緩衝器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、シリンダと、このシリンダから摺動可能に突出するピストンロッドと、このピストンロッドに結合されシリンダを伸側油室及び圧側油室に仕切るピストンと、伸側油室及び圧側油室の間を流れる作動油に抵抗を付与する減衰力発生機構とを備える油圧緩衝器に適用する。
【0010】
ピストンがシリンダに対して所定のストローク範囲にあるときに伸側油室及び圧側油室を結ぶバイパス回路と、ピストンの変位方向に応じてバイパス回路を開閉するチェック弁とを備え、ピストンが中立位置にあるときバイパス通路が塞がれる一方、ピストンが中立位置から所定のストロークを超えて移動するのに伴ってバイパス回路が開通するとともに、ピストンの移動方向が反転するのに伴ってチェック弁が閉じてバイパス通路が塞がれることを特徴とするものとした。
【0011】
第2の発明は、第1の発明において、バイパス回路として、シリンダの内周面に形成されたシリンダ溝と、ピストンがシリンダに対して所定のストローク範囲にあるときにこのシリンダ溝に連通するバイパスポートとを備え、チェック弁がこのバイパスポートを開閉する構成としたことを特徴とするものとした。
【0012】
第3の発明は、第1または第2の発明において、バイパス回路を構成して伸側油室及び圧側油室を連通するバイパスポートを形成し、このバイパスポートに対のチェック弁を介装し、各チェック弁のシート部が互いに背反するように配置したことを特徴とするものとした。
【0013】
第4の発明は、第1または第2の発明において、バイパス回路を構成して伸側油室及び圧側油室を連通するバイパスポートを形成し、このバイパスポートに対のチェック弁を介装し、各チェック弁のシート部が互いに対向するように配置したことを特徴とするものとした。
【0014】
第5の発明は、第1から第4のずれか一つの発明において、バイパス回路にチェック弁と並列に絞りを設けたことを特徴とするものとした。
【0015】
第6の発明は、第1から第5のずれか一つの発明において、バイパス回路として、シリンダの内周面の伸側油室側に形成された第一シリンダ溝と、シリンダの内周面の伸側油室側に形成された第二シリンダ溝と、ピストンの外周面に形成されたピストン溝と、このピストン溝と伸側油室及び圧側油室を連通するバイパスポートとを備え、ピストンが中立位置から所定距離だけ伸側に移動したときにピストン溝と第一シリンダ溝が連通し、ピストンが中立位置から所定距離だけ圧側に移動したときにピストン溝と第二シリンダ溝が連通し、ピストンの変位方向に応じてチェック弁がこのバイパスポートを開閉する構成としたことを特徴とするものとした。
【0016】
【発明の作用および効果】
第1〜第4の発明によると、バイパス回路が開通するストローク範囲では、作動方向に応じてチェック弁が開閉作動するため、減衰力の変位依存特性に方向性を持たせることが可能となり、要求に応じて多様な減衰特性に設定することができる。
【0017】
第5の発明によると、チェック弁が閉じてもこれと並列な絞りを介してバイパス回路を作動油が流れるため、要求に応じて多様な減衰特性に設定することができる。
【0018】
第6の発明によると、ピストンが中立位置から所定距離だけ伸側に移動したときにピストン溝と第一シリンダ溝が連通し、ピストンが中立位置から所定距離だけ圧側に移動したときにピストン溝と第二シリンダ溝が連通してバイパス回路が開通するが、ピストンの変位方向に応じてチェック弁が開閉作動することにより、この伸側作動時と圧側作動時の減衰特性を多様に設定することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0020】
図1に示すように、鉄道車両等に搭載される油圧緩衝器は、車輪側に連結されるシリンダ40と、このシリンダ40から摺動可能に突出して車体側に連結されるピストンロッド30と、このピストンロッド30に結合されシリンダ40内に摺動可能に収められるピストン20とを備え、車輪に受ける衝撃を緩和し、振動を減衰するようになっている。
【0021】
シリンダ40内はピストン20によって伸側油室1と圧側油室2に仕切られる。ピストン20には減衰力発生機構として伸側減衰弁21と圧側減衰弁22が介装される。伸側減衰弁21は伸側行程で伸側油室1からを圧側油室2へと流れる作動油に抵抗を付与する。圧側減衰弁22は圧側行程で圧側油室2から伸側油室1へと流れる作動油に抵抗を付与する。
【0022】
片ロッド形の油圧緩衝器は、インナーシリンダ41の一端からピストンロッド30が突出し、インナーシリンダ41とアウターシリンダ42の間に油溜室3及びエア室4が設けられる。圧側行程でインナーシリンダ41内に対するピストンロッド30の侵入体積分の作動油が圧側油室2から圧側減衰弁5を通って油溜室3に流入する一方、伸側行程でピストンロッド30の退出体積分の作動油が油溜室3からチェック弁6を通って圧側油室2に流入する。
【0023】
減衰力発生機構として設けられる伸側減衰弁21と圧側減衰弁22及び圧側減衰弁5は例えばリリーフ弁または調圧弁等で構成される。
【0024】
所定のストローク範囲で伸側減衰弁21と圧側減衰弁22を迂回して作動油を導くバイパス回路10として、インナーシリンダ41の内周面に刻まれた第一、第二シリンダ溝11,12と、ピストン20の外周面に刻まれた環状のピストン溝23と、ピストン20内に形成されたバイパスポート24が設けられる。バイパスポート24はピストン溝23と伸側油室1及び圧側油室2を結ぶT字形に形成される。ピストン20が中立位置にあるとき、ピストン溝23は第一、第二シリンダ溝11,12に対して距離H1,H2を持って離れている。ピストン20が伸側にストロークH1だけ移動するのに伴ってピストン溝23と第一シリンダ溝11が連通し、ピストン20が圧側にストロークH2だけ移動するのに伴ってピストン溝23と第二シリンダ溝12が連通し、バイパス回路10が開通する。
【0025】
そして本発明の要旨とするところであるが、ピストン20の変位方向に応じてバイパス回路10を開閉するチェック弁25,26を設け、減衰力の変位依存特性に方向性を持たせる構成とする。
【0026】
各チェック弁25,26はバイパスポート24を開閉する。各チェック弁25,26はそれぞれの弁体を着座させるシート部が互いに背反するように配置される。すなわち、チェック弁25は圧側作動時に開弁し、伸側作動時に閉弁する。一方、チェック弁26は伸側作動時に開弁し、圧側作動時に閉弁する。
【0027】
以上のように構成されて、次に作用について説明する。
【0028】
油圧緩衝器が中立位置の付近で作動する場合、バイパス回路10が塞がれており、作動油は伸側減衰弁21、圧側減衰弁22、圧側減衰弁5を通り、所定の減衰力が得られる。図2は油圧緩衝器の作動速度と減衰力の関係を示す特性図であり、バイパス回路10が塞がれた中立位置の付近ではこの特性が得られる。
【0029】
油圧緩衝器の圧側作動時、ピストン20が中立位置から圧側にストロークH2だけ移動するのに伴ってピストン溝23と第二シリンダ溝12が連通する。こうしてバイパス回路10が開通しても、チェック弁26が閉じており、圧側油室2の作動油は第二シリンダ溝12、ピストン溝23、チェック弁25を開いて伸側油室1に流入する。この作動油が圧側減衰弁22を迂回して流れるため、その分だけ圧側減衰弁22が付与する減衰力が減少する。続いて、ピストン20の移動方向が伸側へと反転すると、チェック弁25が閉じてバイパス回路10が塞がれるため、伸側油室1から圧側油室2に向かう作動油の全量が伸側減衰弁21を通り、図2に示す減衰力が付与される。
【0030】
油圧緩衝器の伸側作動時、ピストン20が中立位置から伸側にストロークH1だけ移動するのに伴ってピストン溝23と第一シリンダ溝11が連通する。こうしてバイパス回路10が開通しても、チェック弁25が閉じており、伸側油室1の作動油は第一シリンダ溝11、ピストン溝23、チェック弁26を開いて圧側油室2に流入する。この作動油が伸側減衰弁21を迂回して流れるため、その分だけ伸側減衰弁21が付与する減衰力が減少する。続いて、ピストン20の移動方向が圧側へと反転すると、チェック弁26が閉じてバイパス回路10が塞がれるため、圧側油室2から伸側油室1に向かう作動油の全量が圧側減衰弁22を通り、図2に示す減衰力が付与される。
【0031】
図3はピストン20の変位と減衰力の関係を示す特性図であり、中立位置から離れたストロークエンド領域ではバイパス回路10が開通しても、チェック弁25,26が開閉作動するため、伸側減衰力が中立位置より伸側のストローク領域で減少し、圧側減衰力が中立位置より圧側のストローク領域で減少している。
【0032】
このように油圧緩衝器は減衰力の変位依存特性に方向性を持たせられるため、要求に応じて多様な減衰特性に設定することが可能となる。
【0033】
図4に示す他の実施の形態は、本発明を両ロッド形の油圧緩衝器に適用したものである。この油圧緩衝器は、ピストンロッド30はシリンダ40の両端から突出し、前記実施の形態における油溜室3、エア室4、圧側減衰弁5,チェック弁6が不要となっている。
【0034】
前記実施の形態と同様に、バイパスポート24にチェック弁25,26が介装され、チェック弁25は圧側作動時に開弁し、チェック弁26は伸側作動時に開弁する。
【0035】
この場合も、中立位置から離れたストロークエンド領域ではバイパス回路10が開通し、チェック弁25,26が作動方向に応じてバイパス回路10を開閉するため、ピストン20の変位と減衰力の関係は、図3に示すように、伸側減衰力が中立位置より伸側のストローク領域で減少し、圧側減衰力が中立位置より圧側のストローク領域で減少している。
【0036】
図5に示す他の実施の形態は、バイパスポート24に対のチェック弁27,28が介装され、各チェック弁27,28はそれぞれのシート部が互いに対向するように配置されたものである。
【0037】
油圧緩衝器の圧側作動時、ピストン20が中立位置から圧側にストロークH2だけ移動するのに伴ってバイパス回路10が開通しても、チェック弁27,28が閉じており、バイパス回路10が塞がれるため、圧側油室2から伸側油室1に向かう作動油の全量が圧側減衰弁22を通る。続いて、ピストン20の移動方向が伸側へと反転すると、チェック弁27が開き、伸側油室1の作動油はチェック弁27、ピストン溝23、第二シリンダ溝12を通って圧側油室2に流入する。この作動油が伸側減衰弁21を迂回して流れるため、その分だけ伸側減衰弁21が付与する減衰力が減少する。
【0038】
油圧緩衝器の伸側作動時、ピストン20が中立位置から伸側にストロークH1だけ移動するのに伴ってバイパス回路10が開通しても、チェック弁27,28が閉じており、バイパス回路10が塞がれるため、伸側油室1から圧側油室2に向かう作動油の全量が伸側減衰弁21を通る。続いて、ピストン20の移動方向が圧側へと反転すると、チェック弁28が開き、圧側油室2の作動油はチェック弁28、ピストン溝23、第一シリンダ溝11を通って伸側油室1に流入する。この作動油が圧側減衰弁22を迂回して流れるため、その分だけ圧側減衰弁22が付与する減衰力が減少する。
【0039】
図6はピストン20の変位と減衰力の関係を示す特性図であり、図3に示す特性と逆転したものとなっている。すなわち、伸側減衰力が中立位置より圧側のストローク領域で減少し、圧側減衰力が中立位置より伸側のストローク領域で減少している。
【0040】
図7に示す他の実施の形態は、バイパス回路10にチェック弁25,26と並列に絞り29,30が設けられるものである。絞り29は伸側油室1とピストン溝23の間に介装され、絞り30は圧側油室2とピストン溝23の間に介装される。
【0041】
この場合も、中立位置から離れたストロークエンド領域ではバイパス回路10が開通し、各チェック弁25,26が作動方向に応じてバイパス回路10を開閉するとともに、チェック弁25,26が閉じてもこれと並列な絞り29,30を介してバイパス回路10を作動油が流れ、各絞り29,30がバイパス回路10を流れる作動油に抵抗を付与する。このため、ピストン20の変位と減衰力の関係は図8に示すように、伸側減衰力が中立位置より伸側のストローク領域で減少するとともに、中立位置より圧側のストローク領域でも絞り30を介して小幅に減少し、圧側減衰力が中立位置より圧側のストローク領域で減少するとともに、中立位置より伸側のストローク領域で絞り29を介して小幅に減少している。
【0042】
なお、バイパス回路は上記の各実施の形態に限定されずに、他の構造としても良く、例えばバイパス回路が中立位置付近で開通する構成としても良い。
【0043】
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、自動車や二輪車等に搭載される油圧緩衝器に適用しても良く、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す油圧緩衝器の断面図。
【図2】同じくピストンの速度と減衰力の関係を示す特性図。
【図3】同じくピストンの変位と減衰力の関係を示す特性図。
【図4】他の実施の形態を示す油圧緩衝器の断面図。
【図5】他の実施の形態を示す油圧緩衝器の断面図。
【図6】同じくピストンの変位と減衰力の関係を示す特性図。
【図7】他の実施の形態を示す油圧緩衝器の断面図。
【図8】同じくピストンの変位と減衰力の関係を示す特性図。
【図9】従来例を示す油圧緩衝器の断面図。
【図10】従来例を示す油圧緩衝器の断面図。
【符号の説明】
1 伸側油室
2 圧側油室
10 バイパス回路
11,12 シリンダ溝
21 伸側減衰弁
22 圧側減衰弁
23 ピストン溝
24 バイパスポート
25,26 チェック弁

Claims (6)

  1. シリンダと、このシリンダから摺動可能に突出するピストンロッドと、このピストンロッドに結合されシリンダを伸側油室及び圧側油室に仕切るピストンと、伸側油室及び圧側油室の間を流れる作動油に抵抗を付与する減衰力発生機構とを備える油圧緩衝器において、前記ピストンが前記シリンダに対して所定のストローク範囲にあるときに前記伸側油室及び前記圧側油室を結ぶバイパス回路と、前記ピストンの変位方向に応じてこのバイパス回路を開閉するチェック弁とを備え、前記ピストンが中立位置にあるとき前記バイパス通路が塞がれる一方、前記ピストンが中立位置から所定のストロークを超えて移動するのに伴って前記バイパス回路が開通するとともに、前記ピストンの移動方向が反転するのに伴って前記チェック弁が閉じて前記バイパス通路が塞がれる構成としたことを特徴とする油圧緩衝器。
  2. 前記バイパス回路として、前記シリンダの内周面に形成されたシリンダ溝と、前記ピストンが前記シリンダに対して所定のストローク範囲にあるときにこのシリンダ溝に連通するバイパスポートとを備え、前記チェック弁がこのバイパスポートを開閉する構成としたことを特徴とする請求項1に記載の油圧緩衝器。
  3. 前記バイパス回路を構成して前記伸側油室及び前記圧側油室を連通するバイパスポートを形成し、このバイパスポートに対の前記チェック弁を介装し、各チェック弁のシート部が互いに背反するように配置したことを特徴とする請求項1または2に記載の油圧緩衝器。
  4. 前記バイパス回路を構成して前記伸側油室及び前記圧側油室を連通するバイパスポートを形成し、このバイパスポートに対の前記チェック弁を介装し、各チェック弁のシート部が互いに対向するように配置したことを特徴とする請求項1または2に記載の油圧緩衝器。
  5. 前記バイパス回路に前記チェック弁と並列に絞りを設けたことを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の油圧緩衝器。
  6. 前記バイパス回路として、前記シリンダの内周面の伸側油室側に形成された第一シリンダ溝と、前記シリンダの内周面の伸側油室側に形成された第二シリンダ溝と、前記ピストンの外周面に形成されたピストン溝と、このピストン溝と伸側油室及び圧側油室を連通するバイパスポートとを備え、ピストンが中立位置から所定距離だけ伸側に移動したときにピストン溝と第一シリンダ溝が連通し、ピストンが中立位置から所定距離だけ圧側に移動したときにピストン溝と第二シリンダ溝が連通し、ピストンの変位方向に応じて前記チェック弁がこのバイパスポートを開閉する構成としたことを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の油圧緩衝器。
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