JP4132218B2 - 湯沸器の乾電池ケース - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、湯沸器の乾電池ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、5号程度の小型湯沸器にあっても薄型のものが主流となっており、したがって、その乾電池ケースは器体の下部一側に若干下方へ露出させて設けられ、湯沸器の薄型に対処でき、かつ、乾電池の取り替え等にも便利なようにしている。
そこで、従来のこの種の乾電池ケースとしては、たとえば、図9及び図10に示されているように、2分割構成となっているもの(図9参照)と一体成形となっているもの(図10参照)などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記2分割構成の乾電池ケースは、上下2つの構成部品B′、B″でケース本体1′が形成されているため、部品コスト及び組立てコストが高くなるという問題点があった。なお、2′は開口を示す。
また、上記一体成形の乾電池ケースは、ケース本体1′の下面全体に開口2′を設け、この開口2′にケース本体1′と同一幅の1つの蓋体3′を設けているから、特に、乾電池交換時に片方の乾電池を片手で押えながらもう一方の乾電池を他方の手で脱着しないと片方の乾電池が落下してしまうという問題点があり、取扱い上不便なものであった。
【0004】
この発明の湯沸器の乾電池ケースは上記課題を解決し、製作コストが安く、乾電池の出し入れも容易、かつ、安全に行え、併せて、ケース内の乾電池にドレンの影響を与えず、外観上の体裁もよくした湯沸器の乾電池ケースの提供を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するこの発明の請求項1の湯沸器の乾電池ケースは、
2個の乾電池を直列に装着する湯沸器の乾電池ケースにおいて、
ケース本体の下面にのみ形成された開口に直交方向に開閉する2つの片開き状の蓋体を一体に備えたことを要旨とする。
【0006】
上記課題を解決するこの発明の請求項2の湯沸器の乾電池ケースは、
上記請求項1の2つの蓋体はケース本体と他の構成部分とともに樹脂で一体成形されていることを要旨とする。
【0007】
上記課題を解決するこの発明の請求項3の湯沸器の乾電池ケースは、
上記請求項1の2つの蓋体はその接合部において一方の蓋体の接合端部が他方の蓋体の位置決めストッパーに形成されていることを要旨とする。
【0008】
上記課題を解決するこの発明の請求項4の湯沸器の乾電池ケースは、
上記請求項1または2における2つの蓋体は閉塞時にケース本体の下面開口端面より露出しないように形成されていることを要旨とする。
【0009】
上記構成を有するこの発明の請求項1の湯沸器の乾電池ケースは、ケース本体の下面開口を直交方向に開閉する2つの片開き状の蓋体で開閉する構成としたから、2つの蓋体が同時に開閉することはない。この結果、乾電池の交換時等において一方の蓋体を開いても他方の蓋体は未だ閉塞状態にあるため、一方の乾電池を取り外しても他方の乾電池がこれに連れて落下することはない。
また、2つの蓋体は直交方向に開閉するため、それぞれのヒンジ部を器具後面、側面に持ち、そのため外観にヒンジ部が現れる事がなく、外観上の体裁を害することがない。
【0010】
上記構成を有するこの発明の請求項2の湯沸器の乾電池ケースは、ケース本体と2つの蓋体とは各々のヒンジ部その他の構成部品とともに樹脂で一体成形されている。この結果、均一な製品の量産が可能となる。
【0011】
上記構成を有するこの発明の請求項3の湯沸器の乾電池ケースは、2つの蓋体のうちの一方の蓋体の接合端部が他方の蓋体の位置決めストッパーとなっている。この結果、直交方向に開閉する2つの蓋体は確実に位置決め閉塞され、かつ、同時に開放されることはない。
【0012】
上記構成を有するこの発明の請求項4の湯沸器の乾電池ケースは、ケース本体に対し2つの蓋体はその閉塞時においてケース本体内に隠れてしまう。この結果、閉塞時の蓋体が外部に露出することはない。
【0013】
【発明の実施の形態】
以上説明したこの発明の構成、作用を一層明らかにするために、以下にこの発明の湯沸器の乾電池ケースの好適な実施の形態の一例について図面を参照して説明する。
【0014】
図1〜図3はこの発明の乾電池ケースを小型の元止式湯沸器に適用した一例であって、器体Aの一側下部に乾電池ケースBを若干下方へ露出して取付け設置している。そして、この乾電池ケースBの上部に電装基板Cを備えて湯沸かし機能部を乾電池を電源として電気的に作動するようになしている。
【0015】
上記乾電池ケースBは、たとえば、図4〜図8に示されているように、その主要部は2個の乾電池Eが直列に装着でき、下面全体が開口2された断面蒲鉾型の横長状のケース本体1と、該ケース本体1の下面開口2に備えられた直交方向に開閉する2つの片開き状の蓋体3、4とで構成されている。
【0016】
詳しくは、ケース本体1の下面開口2の一側(図示左側)に乾電池1個の長さより長い横幅を有し、その中心前端に把手5を一体に備えた一方の蓋体3が後端の薄肉ヒンジ部6を支点として前後方向へ片開き状に開閉できるように備えられ、残りの他側開口(図示右側)には外端の薄肉ヒンジ部7を支点として左右方向へ片開き状に開閉できる他方の蓋体4が備えられ、上記2つの蓋体3、4は直交方向に各別に開閉できるようにケース本体1とは薄肉ヒンジ部6、7で一体に連結されている(図8参照)。
【0017】
上記2つの蓋体3、4はともに蓋体3、4に備えた係止凸片8、9が閉塞時にケース本体1に備えた係止凹部10、11にその復元力によつて圧入係止され蓋体3、4がみだりに開放することのないように保持される。そして、開放時には一方の蓋体3の外方へ突出している把手5を強く下方へ引張ることにより上記係止凸片8と係止凹部10の係止がその復元力に抗して外れ容易に開放できるようになっている。
【0018】
また、上記2つの蓋体3、4の接合部は、他方の蓋体4の内端に備えた係合段部12に一方の蓋体3の内側に備えた係合片13が閉塞時に係合されて他方の蓋体4の係合段部12が一方の蓋体3の位置決めストッパーとなるように形成されており、上記2つの蓋体3、4は閉塞時にケース本体1の下面開口端面より内方に位置して2つの蓋体3、4がケース本体1から露出しないように形成されている。
【0019】
なお、図中14は取付け座で、ケース本体1の後部一側に設けられている。15は電装基板Cの支持部を兼ねた補強凸部で、ケース本体1の前面下部に設けられている。また、16は乾電池Eのプラス側接触端子17を支持する端子支持部で、ケース本体1の一側内部(図示左端部)に設けられ、18は乾電池Eのマイナス側接触端子19を支持する端子支持部で、ケース本体1の他側内部(図示右端部)に設けられている。
【0020】
上記構成の乾電池ケースは、ケース本体1の下面にのみ開口2が形成され、該ケース本体1、2つの蓋体3、4、把手5、薄肉ヒンジ部6、7、係止凸片8、9、係止凹部10、11及び係合段部12、係合片13、端子支持部16、18などの構成部分は樹脂で一体成形されている。
【0021】
上記器体Aはバックカバー20内にメインバーナ21、熱交換器22、点滅器23、操作ボタン24、給水接続口25、ガス入口26、出湯口27に接続された先端にキッチンシャワー28を備えたフレキシブル出湯管29、給水制御及びガス制御機構、電磁安全弁(図示せず)、フレームロッドFR、点火ロッド30等の湯沸かし機能部を備えた構成となっており、この器体Aの前面にはフロントカバー31が脱着可能に備えられ、全体として薄型に形成されている(図1〜図3参照)。
【0022】
以上この発明の実施の形態の一例について説明したが、この発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる形態で実施しうること勿論である。
【0023】
【発明の効果】
この発明の湯沸器の乾電池ケースは以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0024】
この発明の請求項1の湯沸器の乾電池ケースによれば、ケース本体の下面開口を直交方向に開閉する2つの片開き状の蓋体で開閉するから、乾電池の交換時等において一方の蓋体を開いても他方の蓋体は未だ閉塞状態にあるため、一方の乾電池を取り外しても他方の乾電池がこれに連れて落下することはなく、乾電池の出し入れが容易、かつ、安全に行える。
また、ケース本体の下面にのみ開口が形成されているから、ケース内の乾電池等にドレンによる悪影響を与えることはなく安全である。
【0025】
この発明の請求項2の湯沸器の乾電池ケースによれば、ケース本体と2つの蓋体とは各々のヒンジを含む他の構成部品とともに樹脂で一体成形されているから、均一な製品の量産が可能となり、コスト安に製作できる。
【0026】
この発明の請求項3の湯沸器の乾電池ケースによれば、2つの蓋体のうちの一方の蓋体の接合部に他方の蓋体の位置決めストッパー部を備えたから、直交方向に開閉する2つの蓋体の閉塞時の位置決めが確実に行われるとともに、同時に開放されることはなく安全である。
【0027】
この発明の請求項4の湯沸器の乾電池ケースによれば、ケース本体に対し2つの蓋体はその閉塞時においてケース本体内に隠れてしまうから、蓋体が外部に露出することがないために乾電池ケースが器体の一側下部に若干露出して設置されるも外観上の体裁を害することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の乾電池ケースを設置した湯沸器の一例を示した全体正面図である。
【図2】その仰視図である。
【図3】フロントカバーを取り外した器体の正面図である。
【図4】乾電池ケースだけの上方から見た斜視図である。
【図5】乾電池ケースだけの下方から見た斜視図である。
【図6】乾電池ケースだけの縦断正面図である。
【図7】同縦断側面図である。
【図8】ケース本体に対し蓋体を開いた状態の下方から見たケースだけの斜視図である。
【図9】従来の乾電池ケースの一例を示した上方から見た斜視図である。
【図10】異なる従来例の同斜視図である。
【符号の説明】
B…乾電池ケース
1…ケース本体
2…下面開口
3…蓋体
4…蓋体
12…係合段部
Claims (4)
- 2個の乾電池を直列に装着する湯沸器の乾電池ケースにおいて、
ケース本体の下面にのみ形成された開口に直交方向に開閉する2つの片開き状の蓋体を一体に備えたことを特徴とする湯沸器の乾電池ケース。 - 上記2つの蓋体はケース本体と他の構成部分とともに樹脂で一体成形されている請求項1記載の湯沸器の乾電池ケース。
- 上記2つの蓋体はその接合部において一方の蓋体の接合端部が他方の蓋体の位置決めストッパーに形成されている請求項1記載の湯沸器の乾電池ケース。
- 2つの蓋体は閉塞時にケース本体の下面開口端面より露出しないように形成されている請求項1または2記載の湯沸器の乾電池ケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13469598A JP4132218B2 (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 湯沸器の乾電池ケース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13469598A JP4132218B2 (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 湯沸器の乾電池ケース |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11312502A JPH11312502A (ja) | 1999-11-09 |
| JP4132218B2 true JP4132218B2 (ja) | 2008-08-13 |
Family
ID=15134441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13469598A Expired - Lifetime JP4132218B2 (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 湯沸器の乾電池ケース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4132218B2 (ja) |
-
1998
- 1998-04-28 JP JP13469598A patent/JP4132218B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11312502A (ja) | 1999-11-09 |
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