JP4131410B2 - 流体封入式筒形マウントの製造方法 - Google Patents
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流体封入式筒形マウントの製造方法に関する本発明の態様1は、インナ軸部材の外周側にアウタ筒部材を離隔配置せしめて、それらインナ軸部材とアウタ筒部材における軸方向一方の端部間を本体ゴム弾性体で連結すると共に、軸方向他方の端部間を可撓性膜で連結し、更に軸方向中間部分を隔壁ゴム弾性体で連結することにより、該隔壁ゴム弾性体を挟んだ軸方向両側に、壁部の一部が該本体ゴム弾性体で構成されて該インナ軸部材と該アウタ筒部材の間への軸方向の振動入力時に圧力変動が生ぜしめられる受圧室と、壁部の一部が該可撓性膜で構成されて該可撓性膜の変形に基づいて容積変化が容易に許容される平衡室を形成して、それら受圧室と平衡室に非圧縮性流体を充填すると共に、該受圧室と該平衡室を相互に接続するオリフィス通路を設けて、該インナ軸部材と該アウタ筒部材の間に軸方向の初期荷重が及ぼされた状態で装着されて、軸方向の入力振動に対して該オリフィス通路を通じて流動せしめられる流体の流動作用に基づく防振効果が発揮されるようにした流体封入式筒形マウントの製造方法であって、前記インナ軸部材と前記アウタ筒部材を軸方向一方の側において前記本体ゴム弾性体で直接に加硫接着せしめた一体加硫成形品を準備する一方、前記隔壁ゴム弾性体および前記可撓性膜をそれぞれ該本体ゴム弾性体と別体形成すると共に、それら隔壁ゴム弾性体と可撓性膜に対してそれぞれ内周嵌着筒金具および外周嵌着筒金具を加硫接着せしめて、それら隔壁ゴム弾性体と可撓性膜を該一体加硫成形品における軸方向他方の側から順次に差し入れてそれぞれの該内周嵌着筒金具と該外周嵌着筒金具を該インナ軸部材と該アウタ筒部材に嵌着固定することにより組み付けるようにし、且つ該隔壁ゴム弾性体の組み付けに際して、前記初期荷重が及ぼされていない装着前状態で該隔壁ゴム弾性体に軸方向の引張変形が及ぼされると共に、該初期荷重が及ぼされた装着状態で該隔壁ゴム弾性体に軸方向の圧縮変形が及ぼされるように、該隔壁ゴム弾性体の軸方向両端部における該インナ軸部材と該アウタ筒部材への固着位置を設定するに際して、前記隔壁ゴム弾性体における前記内周嵌着筒金具を前記インナ軸部材に外嵌固定することによって該隔壁ゴム弾性体の軸方向一方の端部を該インナ軸部材に固着する一方、該隔壁ゴム弾性体における前記外周嵌着筒金具を前記アウタ筒部材に対して軸方向に変位可能に嵌め込み、該インナ軸部材と該アウタ筒部材を前記初期荷重の及ぼされる方向に相対変位せしめることにより、該隔壁ゴム弾性体を該インナ軸部材と一体的に軸方向に変位せしめて、該隔壁ゴム弾性体の該外周嵌着筒金具を該アウタ筒部材に対して軸方向で該初期荷重の及ぼされる方向に相対変位させると共に、かかる状態下で該アウタ筒部材に縮径加工を施すことによって該隔壁ゴム弾性体の該外周嵌着筒金具を該アウタ筒部材に嵌着固定して、該隔壁ゴム弾性体の軸方向他方の端部を該アウタ筒部材に固着せしめることとし、且つ、前記隔壁ゴム弾性体における前記外周嵌着筒金具と共に前記可撓性膜の前記外周嵌着筒金具も前記アウタ筒部材に対して軸方向に変位可能に嵌め込んで、前記インナ軸部材と該アウタ筒部材を前記初期荷重の及ぼされる方向に相対変位せしめるに際して、該可撓性膜の該外周嵌着筒金具の該アウタ筒部材に対する軸方向位置を外部から規定すると共に、該隔壁ゴム弾性体の該外周嵌着筒金具を該可撓性膜の該外周嵌着筒金具に対して軸方向で当接させることにより、該可撓性膜の該外周嵌着筒金具を介して、該隔壁ゴム弾性体の該外周嵌着筒金具の該アウタ筒部材に対する軸方向の相対変位量を規定することを、特徴とする。
加えて、本発明方法に従い製造された流体封入式筒形マウントの隔壁ゴム弾性体は、マウントの装着状態下に及ぼされる軸方向の初期荷重の作用方向と反対向きの引張方向に予変形されて、即ち予め引張変形されて組み付けられていることから、マウント装着状態下で及ぼされる初期荷重による隔壁ゴム弾性体の弾性変形量が小さく抑えられることとなり、また、そのような装着状態下で軸方向に及ぼされる振動入力によって隔壁ゴム弾性体に生ぜしめられる弾性変形に伴う歪や応力も軽減されることから、隔壁ゴム弾性体の耐久性が有利に確保され得るのである。
さらに、隔壁ゴム弾性体は、マウントの装着前状態において軸方向に引っ張られて自由長よりも大きな軸方向寸法で組み付けられているが、マウントの装着状態下では、初期荷重による弾性変形により引張変形が解消されて更に軸方向で所定量だけ圧縮変形せしめられた状態とされる。このように、軸方向に所定量だけ圧縮変形せしめられた状態を中心として、軸方向振動入力時に弾性変形せしめられることにより、封入流体の流動作用に基づいて優れた防振効果が有利に発揮されると共に、全体的な引張変形が軽減され得て、耐久性の更なる向上も図られ得るのである。
また、流体封入式筒形マウントの製造方法に関する本発明においては、前記一体加硫成形品に対する前記隔壁ゴム弾性体と前記可撓性膜の組み付けを、前記非圧縮性流体中で行うことにより、それら隔壁ゴム弾性体および可撓性膜の組み付けと同時に前記受圧室に該非圧縮性流体を充填する方法が、好適に採用され得ることとなり、それによって、非圧縮性流体の充填を速やかに行うことが可能となる。なお、本態様においては、更に、インナ軸部材を内周嵌着筒金具に圧入固定する一方、外周嵌着筒金具をアウタ筒部材に差し入れた後でアウタ筒部材を八方絞り等で縮径加工してアウタ筒部材に外周嵌着筒金具を固着する組付方法が、有利に採用される。そこにおいて、アウタ筒部材に対する縮径加工を非圧縮性流体中で行うことも可能であるが、外周嵌着筒金具をアウタ筒部材に差し入れることによってそれら両部材間のシール性が或る程度確保されていれば、アウタ筒部材に対する縮径加工を大気中に取り出した後に行うようにしても良い。
流体封入式筒形マウントの製造方法に関する本発明の態様2の特徴とするところは、本発明の前記態様1に係る流体封入式筒形マウントの製造方法において、前記隔壁ゴム弾性体における前記外周嵌着筒金具を前記アウタ筒部材に対して軸方向に変位可能に嵌め込んだ際に、該隔壁ゴム弾性体の該外周嵌着筒金具と前記可撓性膜の前記外周嵌着筒金具を軸方向で所定距離を隔てて位置せしめて、該インナ軸部材と該アウタ筒部材を前記初期荷重の及ぼされる方向に相対変位せしめるに際して、該可撓性膜の該外周嵌着筒金具と該アウタ筒部材を該隔壁ゴム弾性体の該外周嵌着筒金具に対して相対変位せしめることにより、該隔壁ゴム弾性体の該外周嵌着筒金具の該アウタ筒部材に対する軸方向の相対変位量を、該隔壁ゴム弾性体の該外周嵌着筒金具における該可撓性膜の該外周嵌着筒金具に対する当接によって規定することにある。
流体封入式筒形マウントの製造方法に関する本発明の態様3の特徴とするところは、本発明の前記態様1に係る流体封入式筒形マウントの製造方法において、前記隔壁ゴム弾性体における前記外周嵌着筒金具を前記アウタ筒部材に対して軸方向に変位可能に嵌め込んだ際に、前記可撓性膜の前記外周嵌着筒金具の該アウタ筒部材に対する軸方向位置を外部から規定する規定手段と該可撓性膜の該外周嵌着筒金具を軸方向で所定距離を隔てて位置せしめると共に、該隔壁ゴム弾性体の該外周嵌着筒金具と該可撓性膜の該外周嵌着筒金具を軸方向で相互に当接させて、該インナ軸部材と該アウタ筒部材を前記初期荷重の及ぼされる方向に相対変位せしめるに際して、該隔壁ゴム弾性体の該外周嵌着筒金具と該可撓性膜の該外周嵌着筒金具を該アウタ筒部材に対して相対変位せしめることにより、該隔壁ゴム弾性体の該外周嵌着筒金具の該アウタ筒部材に対する軸方向の相対変位量を、該可撓性膜の該外周嵌着筒金具における該規定手段に対する当接によって規定することにある。
12 内筒金具
14 外筒金具
16 本体ゴム弾性体
30 シールゴム層
33 位置決め突部
36 ダイヤフラム
50 隔壁ゴム
52 円筒状部
54 ドーム状部
56 オリフィス金具
68 受圧室
70 平衡室
72 オリフィス通路
Claims (5)
- インナ軸部材の外周側にアウタ筒部材を離隔配置せしめて、それらインナ軸部材とアウタ筒部材における軸方向一方の端部間を本体ゴム弾性体で連結すると共に、軸方向他方の端部間を可撓性膜で連結し、更に軸方向中間部分を隔壁ゴム弾性体で連結することにより、該隔壁ゴム弾性体を挟んだ軸方向両側に、壁部の一部が該本体ゴム弾性体で構成されて該インナ軸部材と該アウタ筒部材の間への軸方向の振動入力時に圧力変動が生ぜしめられる受圧室と、壁部の一部が該可撓性膜で構成されて該可撓性膜の変形に基づいて容積変化が容易に許容される平衡室を形成して、それら受圧室と平衡室に非圧縮性流体を充填すると共に、該受圧室と該平衡室を相互に接続するオリフィス通路を設けて、該インナ軸部材と該アウタ筒部材の間に軸方向の初期荷重が及ぼされた状態で装着されて、軸方向の入力振動に対して該オリフィス通路を通じて流動せしめられる流体の流動作用に基づく防振効果が発揮されるようにした流体封入式筒形マウントの製造方法であって、
前記インナ軸部材と前記アウタ筒部材を軸方向一方の側において前記本体ゴム弾性体で直接に加硫接着せしめた一体加硫成形品を準備する一方、前記隔壁ゴム弾性体および前記可撓性膜をそれぞれ該本体ゴム弾性体と別体形成すると共に、それら隔壁ゴム弾性体と可撓性膜に対してそれぞれ内周嵌着筒金具および外周嵌着筒金具を加硫接着せしめて、それら隔壁ゴム弾性体と可撓性膜を該一体加硫成形品における軸方向他方の側から順次に差し入れてそれぞれの該内周嵌着筒金具と該外周嵌着筒金具を該インナ軸部材と該アウタ筒部材に嵌着固定することにより組み付けるようにし、且つ該隔壁ゴム弾性体の組み付けに際して、前記初期荷重が及ぼされていない装着前状態で該隔壁ゴム弾性体に軸方向の引張変形が及ぼされると共に、該初期荷重が及ぼされた装着状態で該隔壁ゴム弾性体に軸方向の圧縮変形が及ぼされるように、該隔壁ゴム弾性体の軸方向両端部における該インナ軸部材と該アウタ筒部材への固着位置を設定するに際して、
前記隔壁ゴム弾性体における前記内周嵌着筒金具を前記インナ軸部材に外嵌固定することによって該隔壁ゴム弾性体の軸方向一方の端部を該インナ軸部材に固着する一方、該隔壁ゴム弾性体における前記外周嵌着筒金具を前記アウタ筒部材に対して軸方向に変位可能に嵌め込み、該インナ軸部材と該アウタ筒部材を前記初期荷重の及ぼされる方向に相対変位せしめることにより、該隔壁ゴム弾性体を該インナ軸部材と一体的に軸方向に変位せしめて、該隔壁ゴム弾性体の該外周嵌着筒金具を該アウタ筒部材に対して軸方向で該初期荷重の及ぼされる方向に相対変位させると共に、かかる状態下で該アウタ筒部材に縮径加工を施すことによって該隔壁ゴム弾性体の該外周嵌着筒金具を該アウタ筒部材に嵌着固定して、該隔壁ゴム弾性体の軸方向他方の端部を該アウタ筒部材に固着せしめることとし、且つ、
前記隔壁ゴム弾性体における前記外周嵌着筒金具と共に前記可撓性膜の前記外周嵌着筒金具も前記アウタ筒部材に対して軸方向に変位可能に嵌め込んで、前記インナ軸部材と該アウタ筒部材を前記初期荷重の及ぼされる方向に相対変位せしめるに際して、該可撓性膜の該外周嵌着筒金具の該アウタ筒部材に対する軸方向位置を外部から規定すると共に、該隔壁ゴム弾性体の該外周嵌着筒金具を該可撓性膜の該外周嵌着筒金具に対して軸方向で当接させることにより、該可撓性膜の該外周嵌着筒金具を介して、該隔壁ゴム弾性体の該外周嵌着筒金具の該アウタ筒部材に対する軸方向の相対変位量を規定することを特徴とする流体封入式筒形マウントの製造方法。 - 前記一体加硫成形品に対する前記隔壁ゴム弾性体と前記可撓性膜の組み付けを、前記非圧縮性流体中で行うことにより、それら隔壁ゴム弾性体および可撓性膜の組み付けと同時に前記受圧室に該非圧縮性流体を充填する請求項1に記載の流体封入式筒形マウントの製造方法。
- 前記隔壁ゴム弾性体における前記外周嵌着筒金具を前記アウタ筒部材に対して軸方向に変位可能に嵌め込んだ際に、該隔壁ゴム弾性体の該外周嵌着筒金具と前記可撓性膜の前記外周嵌着筒金具を軸方向で所定距離を隔てて位置せしめて、該インナ軸部材と該アウタ筒部材を前記初期荷重の及ぼされる方向に相対変位せしめるに際して、該可撓性膜の該外周嵌着筒金具と該アウタ筒部材を該隔壁ゴム弾性体の該外周嵌着筒金具に対して相対変位せしめることにより、該隔壁ゴム弾性体の該外周嵌着筒金具の該アウタ筒部材に対する軸方向の相対変位量を、該隔壁ゴム弾性体の該外周嵌着筒金具における該可撓性膜の該外周嵌着筒金具に対する当接によって規定する請求項1又は2に記載の流体封入式筒形マウントの製造方法。
- 前記隔壁ゴム弾性体における前記外周嵌着筒金具を前記アウタ筒部材に対して軸方向に変位可能に嵌め込んだ際に、前記可撓性膜の前記外周嵌着筒金具の該アウタ筒部材に対する軸方向位置を外部から規定する規定手段と該可撓性膜の該外周嵌着筒金具を軸方向で所定距離を隔てて位置せしめると共に、該隔壁ゴム弾性体の該外周嵌着筒金具と該可撓性膜の該外周嵌着筒金具を軸方向で相互に当接させて、該インナ軸部材と該アウタ筒部材を前記初期荷重の及ぼされる方向に相対変位せしめるに際して、該隔壁ゴム弾性体の該外周嵌着筒金具と該可撓性膜の該外周嵌着筒金具を該アウタ筒部材に対して相対変位せしめることにより、該隔壁ゴム弾性体の該外周嵌着筒金具の該アウタ筒部材に対する軸方向の相対変位量を、該可撓性膜の該外周嵌着筒金具における該規定手段に対する当接によって規定する請求項1又は2に記載の流体封入式筒形マウントの製造方法。
- 前記アウタ筒部材に対して縮径加工を施すに際して、
略筒体形状を有していると共に内周面が軸方向一方から他方に向かって次第に径寸法が大きくなる逆テーパ状面とされた第一の型と、略有底筒体形状とされて底部中央に支持ロッドが突設されると共に該支持ロッドにコイルスプリングが外挿された第二の型と、周方向で等分された複数の分割型から構成されて全体として略円筒形状を有していると共に外周面が軸方向一方から軸方向他方に向かって次第に径寸法が小さくなるテーパ状面とされた第三の型と、該第三の型の内周面に形成された保持溝部に嵌め込まれて組み付けられて該第三の型の内周面上に突出配置された略円環形状の冶具とを、含んで構成された絞り金型を採用し、
該第二の型の該支持ロッドに対して、前記一体加硫成形品の前記インナ軸部材を前記本体ゴム弾性体側の開口端部から外挿せしめて該インナ軸部材を該コイルスプリングによって軸方向で弾性的に支持せしめると共に、
該一体加硫成形品における該アウタ筒部材の外周面を取り囲むようにして該第三の型の該複数の分割型を組み付けて、それら複数の分割型を該アウタ筒部材の外周面に重ね合わせると共に、該第三の型に組み付けられた該冶具を前記可撓性膜の前記外周嵌着筒金具の軸方向外端面に当接せしめ、更に、
該第三の型の該複数の分割型に対して軸方向外方端部から該第一の型を外挿して、該第一の型の該逆テーパ状面を該第三の型の該テーパ状面に対して重ね合わせ、該第一の型を該第二の型に向けて軸方向に押圧させて該第三の型を該第二の型に当接させることにより、該コイルスプリングの反力を利用して該本体ゴム弾性体に軸方向の圧縮力を作用せしめると同時に、該第三の型に組み付けられた該冶具によって軸方向位置が拘束された該可撓性膜の該外周嵌着筒金具に対して前記隔壁ゴム弾性体の該外周嵌着筒金具を軸方向で当接せしめて該隔壁ゴム弾性体の該外周嵌着筒金具の該アウタ筒部材に対する軸方向位置を規定し、
かかる状態下で該第一の型を該第二の型に向けて更に接近方向に押圧変位させることによって、該第一の型の該逆テーパ状面と該第三の型の該テーパ状面とのテーパ作用により該第三の型を構成する該複数の分割型を径方向内方に向かって変位させて該アウタ筒部材に対して縮径加工としての絞り加工を施す請求項3又は4に記載の流体封入式筒型マウントの製造方法。
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