JP4128179B2 - 火力調節装置 - Google Patents

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本発明は、同一の円周上に並べられた複数個のガス通路穴を備えたガス通路板と、これらガス通路穴の少なくとも1個の一致する開弁穴を備えた開閉板との位相をモータによって変更し、開弁穴に一致するガス通路穴を変更してガス流量を増減する火力調節装置に関する。
例えば上記ガス通路板を火力調節装置に固定すると共に、このガス通路板の下面に上記開閉板をバネの付勢力により密着させている。また、開閉板の下方には回転自在に保持された回転軸が設けられており、この回転軸に開閉板が固定されている。回転軸はモータの出力軸に連結され、モータが回転すると回転軸が回転されることにより開閉板が回転する。
開閉板には開弁穴が設けられており、この開弁穴がガス通路穴に一致すると開弁穴からガス通路穴を通ってガスが下流のノズルへと流れるように構成されている。開閉板が回転すると、開弁穴に一致するガス通路穴の大きさや個数が変化するので、ノズルへ供給されるガス量が増減し、その結果、バーナの火力が調節される(例えば、特許文献1参照)。
また、回転軸には円筒カムであるカム部材が固定されている。このカム部材のカム面にはロッドが当接されており、回転軸が回転するとカム部材も共に回転し、回転軸に対して略直角方向にカム面がロッドを押す。ロッドの延長線上にはバーナの燃焼中は開弁状態で保持される電磁安全弁が配置されており、ロッドが押されるとロッドの先端で電磁安全弁の弁体を強制的に押して開弁するように構成されている。
点火の際には、このように弁体を強制的に開弁している状態でバーナにガスを供給し、着火が完了するとバーナの近傍に配設されている熱電対からの熱起電力により弁体が開弁状態で保持される。なお、熱起電力を直接電磁安全弁に供給せず、制御装置に入力するタイプのものでは、電磁安全弁が強制的に開弁されると、制御装置から開弁保持用の電流が電磁安全弁に供給され、熱起電力が入力されている間は継続して電磁安全弁を開弁保持するように構成されている。
このように弁体が開弁保持された状態では、回転軸をさらに回転させてカム部材のカム面がロッドを押さなくなっても、電磁安全弁は開弁したままの状態になる。なお、上記制御装置を用いるタイプでは、バーナが消火して熱起電力の電圧が低下すると、制御装置から電磁安全弁に供給されていた電流が遮断される。すると、弁体を吸着していた電磁力が消滅するので。開弁状態で保持されていた弁体はバネの付勢力で閉弁側に戻され、電磁安全弁が閉弁するように構成されている。
特開2002−323218号公報(図1)
上記従来のものでは、点火時にカム部材によりロッドで電磁安全弁の弁体を押している。そのため、点火した後に火力を調節する火力調節範囲ではカム面がふたたびロッドを押さないようにしなければならない。仮に、火力調節範囲内でカム部材がロッドを押すと、そのときにバーナが失火してもロッドが邪魔で電磁安全弁の弁体が閉弁することができず、ガスの流出を止めることができない。
そのため、点火位置と火力調節範囲とが重ならないように設定する必要がある。すなわち、点火位置で点火が完了した後に火力調節範囲内に移行する必要がある。そのため、点火時の火力は火力調節範囲の端における火力、すなわち強火か弱火のいずれかにならざるを得ない。ところが、弱火では確実に点火させることができないので、上記従来のものではガス流量が最大となる強火状態で点火を行っている。
強火状態で点火を行うと確実に点火を行うことができるものの、点火タイミングが遅れると点火により爆発音が生じ、また大きな炎が突然生じるので望ましくない。
一方、上記従来のものでは、回転軸に開閉板を固定しているので、回転軸が傾いて取り付けられていると、開閉板がガス通路板に密着せず、隙間が生じる場合がある。ガス通路板と開閉板との間に隙間が生じると、その隙間を通ってガスが流れるので、火力が安定しないという弊害が生じる。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、上述の不具合が生じない火力調節装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明による火力調節装置は、同一の円周上に並べられた複数個のガス通路穴を備えたガス通路板と、これらガス通路穴の少なくとも1個の一致する開弁穴を備えた開閉板との位相をモータによって変更し、開弁穴に一致するガス通路穴を変更してガス流量を増減すると共に、このモータによって回転されるカム部材を備え、バーナの燃焼中は開弁した状態で保持される電磁安全弁を、カム部材によって押されるロッド部材で開弁させるようにしたガス調節装置において、モータによって回転駆動される駆動部材に係合突起を設けると共に、モータの正回転時にこの係合突起に係合してカム部材を正駆動する第1の係合部と、モータの逆回転時にこの係合突起に係合してカム部材を逆駆動する第2の係合部とをカム部材に設け、さらに、火力調節範囲内で係合突起が第1の係合部に係合している状態からモータの逆回転により第2の係合部に係合するまで、係合突起が所定の角度範囲回動するように、第1の係合部と第2の係合部との間に、火力調節中の係合突起の回動軌跡上に位置する間隙を設け、火力調節中にカム部材がロッド部材を押さないようにしたことを特徴とする。
火力調節範囲の途中でロッドによる電磁安全弁の開弁が行われ点火されると、モータはさらに回転してカム部材が駆動されロッドが電磁安全弁を強制的に開弁しない状態になる。従来のものでは、火力調節のためその位置からモータを逆回転させると、カム面にロッドが引っ掛かり逆転できないか、あるいはロッドをふたたび電磁安全弁側に押してしまっていた。ところが上記構成では、モータを逆回転させると係合突起が第1の係合部から離れるが、間隙が設けられているので第2の係合部にはすぐに係合しない。したがって、モータを逆回転させてもカム部材はそのままの位置を維持し、駆動されない。更にモータが逆回転し係合突起が第2の係合部に当接すると、カム部材は逆方向に少し駆動されるものの、既に火力調節範囲の端部に位置しているので、火力調節範囲内でカム部材がロッドを再び押すことはない。
ガス通路板と開閉板とが相対的に移動する範囲であってガス流量が増減変化する火力調節範囲の途中に、上記電磁安全弁がロッドにより開弁される点火位置を設置することができる。
また、上記ガス通路板と開閉板との一方を固定すると共に他方をモータによって駆動するように構成し、モータから駆動力が伝達される伝達経路に、ガス通路板と開閉板との密着状態が変化しないようにフローティング機構を介設すれば、ガス通路板と開閉板との間に隙間が生じず、ガス流量が安定する。
なお、上記係合突起は回転軸心を挟んで1対に設けられており、これら係合突起が延設され、上記ガス通路板と開閉板とのいずれかに係合することによりフローティング機構を構成するように構成してもよい。
以上の説明から明らかなように、本発明は、第1係合部と第2係合部との間に間隙を設けて、モータを逆回転してもカム部材が駆動されないようにしたので、強火より小さな、例えば中火状態で点火を行うことができる。
また、上記フローティング機構を設けたことにより、ガス通路板と開閉板との間に隙間が生じず、ガス流量を安定させることができる。
図1を参照して、1はビルトイン式のガスコンロであり、上面には大バーナ11,中バーナ12,小バーナ13の3つの大きさの相違するバーナが設けられている。またガスコンロ1の前面に開口部を有するグリル庫内にはグリルバーナ14が取り付けられている。
図2を参照して、上述の各バーナには、電磁式の開閉弁15を介して並列にガスが供給される。すなわち、開閉弁15の下流で各バーナへ分岐する分岐管路が並列に設けられ、各分岐管路の途中に、各バーナの火力を調節する火力調節装置が各々介設されている。
本実施の形態では、中バーナ12への分岐管路に介設され、中バーナ12の火力を調節する火力調節装置2について説明する。この火力調節装置2には上流側に電磁安全弁21と、その下流側に火力調節部22とが内蔵されている。この電磁安全弁21は中バーナ12の近傍に配置された図示しない熱電対の発電する熱起電力の電圧が所定の閾値以上の場合に、同じく図外の制御装置から開弁保持用の電流が流されて開弁保持されるものである。ただし、このタイプの電磁安全弁は、開弁する際には弁体を強制的に押して開弁する必要がある。そして強制的に開弁されている状態で開弁保持用の電流が供給されると、外部からの強制力を取り除いても開弁した状態を保持するものである。そして、中バーナ12が消火し、熱起電力の電圧が上記の閾値より低下し、開弁保持用の電流が供給されなくなると、内蔵するバネの付勢力により自動的に閉弁状態に復帰する。
図3および図4を参照して、火力調節部22にはステッピングモータ3が取り付けられている。このステッピングモータ3は図示しない制御装置から供給されるパルス信号によって回転するものであり、供給されるパルス数に比例した回転角度だけ回転するように構成されている。そして、パルスの供給が停止すると出力軸31は回転を停止し、その状態でロックされる。なお、パルス信号は位相の相違する2つのパルス信号が供給されており、両パルス信号の位相のずれを反転することにより、出力軸31の回転方向を正逆自在に切り替えることができる。
この出力軸31には2連のカム4が取り付けられている。このカム4には上下2つのカム部41,42が形成されており、カム4の側方に配設した2個のマイクロスイッチ41a,42aのオンオフ状態を検出することによって出力軸31の原点位置および回転位相を検出して脱調の発生や脱調の程度を判断している。
このカム4を介して、出力軸31と連動して回転する回転軸32が設けられている。そして、この回転軸32の先端には、駆動部材5が固定されている。この駆動部材5には上方に延びる1対の係合突起51が形成されている。
この駆動部材5を囲うように円筒状のカム部材6が取り付けられている。このカム部材6は係合突起51に係合して回転するもので、外周面にはカム面61が形成されている。そしてカム面61には、ロッド7に摺動自在に取り付けられた摺動子71がバネの付勢力で当接されている。そして、カム部材6が回転し、摺動子71を回転軸32に対して直角方向に押すと、ロッド7も摺動子71と共に押されて移動する。
ロッド7の先端方向には電磁安全弁21の弁体21aが位置しており、ロッド7が押されて移動すると、このロッド7の先端が弁体21aを押して電磁安全弁21を強制的に開弁させる。なお、摺動子71とロッド7との間にはバネが取り付けられており、そのため、ロッド7が弁体21aを押し切った状態から更に摺動子71が押されても、ロッド7が摺動子71内に入り込んで、弁体21aに不当な応力が作用することが防止される。
上記駆動部材5の上方には開閉板8が取り付けられており、この開閉板8はバネの付勢力により、上方のガス通路板9に当接している。上記係合突起51は上方に延設されており、これら1対の係合突起51が開閉板8に係合している。したがって、回転軸32が回転すると駆動部材5を介して回転力が開閉板8に伝わり、開閉板8が回転する。
開閉板8には開弁穴81が上下に貫通して設けられている。一方、ガス通路板9には複数個のガス通路穴91が、同じく上下に貫通して設けられている。開閉板8が回転すると開弁穴81がガス通路穴91のいずれかに一致する。すると、その一致したガス通路穴91を通ってガスが上方へと流れる。開閉板8を回転させると、開弁穴81に一致するガス通路穴91の数や大きさが変わるので、上方へ流れるガスの流量が増減する。なお、ガス通路板9の上面にはゴム製のガスケット92を介してオリフィス板93が取り付けられており、特に中火から弱火に相当する流量のガスが流れる際に、ガス種に応じてガス量を調節している。したがって、ガス種が異なればこのオリフィス板93のみを交換するだけでよい。
図5を参照して、図5(a)は原点位置を示している。この原点位置から時計回り方向を正回転方向として、1対の係合突起51が正回転方向に回転する。
円筒形のカム部材6の内側には1対の突起が形成されており、その突起の斜面であって、係合突起51が正回転方向に回転した際に当接する面を第1係合部62として、係合突起51が第1係合部62に当接して、係合突起51が正回転方向に回転するのに伴って、カム部材6も正回転方向に回転する。カム部材6の外周面にはカム面61が形成されており、カム部材6が回転すると、カム面61が摺動子71を、図において右方向に押す。
同図(b)はカム面61が摺動子71を完全に右方向に押し切った状態を示している。同図(a)の状態から(b)の状態に移行する間に、電磁安全弁21は上記のようにロッド7に押され開弁し、更に図示しない点火器から中バーナ12に放電が発生し、中バーナ12に点火される。
係合突起51が更に回転すると、カム面61が摺動子71を押さなくなり、ロッド7と共に摺動子71は戻しスプリング72の付勢力によって押されて、図において左方向に戻る。そして、点火が完了していれば電磁安全弁21は開弁保持されたままの状態になる。
同図(c)は火力調節範囲の終端まで回転させた状態を示す。この状態から火力調節をするためには、係合突起51を逆回転方向に戻す必要がある。係合突起51が逆回転方向に回転されると、係合突起51は第1係合部62から離れる。そして、間隙63が設けられていることから、係合突起51はカム部材6のいずれの部分にも係合することなく、所定角度範囲、逆回転する。更に係合突起51を逆回転方向に回転させると、係合突起51は第2係合部64に当接する。すると、それまで停止していたカム部材6は再び係合突起51と共に逆回転方向に回転する。
係合突起51を火力調節範囲の始端まで逆回転方向に戻した状態を同図(d)に示す。係合突起51を火力調節範囲の始端まで戻しても、カム面61は同図(d)に示すように、摺動子71に当接する位置までは戻らないので、摺動子71は図において右方向に押されることはない。したがって、係合突起51を火力調節範囲内で往復させても、点火時に摺動子71を一旦右方向に押したカム面61が再び摺動子71を右方向に押すことはない。
ところで、図6に示すように、上述のように係合突起51の上端を開閉板8に係合させた。開閉板8には係合突起51が係合する係合凹部82が形成されており、係合突起51が係合凹部82内に挿入されている。ところで、図示のように係合突起51が正逆方向に回転しても、係合凹部82と係合突起51との間にほとんど隙間が生じないので、開閉板8はステッピングモータ3の出力軸31とずれることなく回転する。
ただし、このように回転方向にはずれが生じないが、開閉板8を回転軸32に直接取り付けている訳ではないので、開閉板8の回転軸線と回転軸32の回転軸線とは比較的自由に互いに傾くことができる。したがって、係合凹部82と係合突起51との係合部分がフローティング機構として機能し、例えば回転軸32の軸線が多少傾いていても、開閉板8はガス通路板9に常に密着した状態で回転することができる。なお、上述のようにカム部材6も回転軸32に固定されていないので、回転軸32が傾いていてもカム部材6は所定の姿勢で回転することができる。
つぎに、カム4とマイクロスイッチ41a,42aとによるステッピングモータ3の回転位相の補正について、図7を参照して説明する。マイクロスイッチ41a,42aは共に突き出し方向に付勢された出没自在のプランジャを備えている。そして、各マイクロスイッチ41a,42aには差動する2個の接点が内蔵されている。プランジャが突出している状態では2個の接点は共にオフであるが、プランジャが途中まで押し込まれると一方の接点がオンし、さらにプランジャが押し込まれると他方の接点もオンになる。
図7に示すように、原点位置ではマイクロスイッチ42aの2つの接点は共にオン状態になっている。ステッピングモータ3を駆動するとカム4が回動し、マイクロスイッチ42aの他方の接点がオフになる。その時点で、ステッピングモータ3の駆動回路に内蔵されているパルスカウンタをリセットする。
このリセットされた時点からカム面61が摺動子71およびロッド7を押して、電磁安全弁21が開弁し出す。リセットされた時点から40度までの範囲は電磁安全弁21は開弁しているが、この時点ではまだバーナにはガスが供給されない。なお、上記リセットの際に点火器からの火花放電を開始する。この火花放電は3秒間継続される。40度回動させるとマイクロスイッチ42aの一方の接点もオフになる。このとき、ステッピングモータ3の駆動回路は40度にリセットされる。そして、40度位置を越えると開弁穴81とガス通路穴91とが一致し出す。このときのバーナに供給されるガス流量は弱火に相当する最小流量である。
本実施の形態では、弱火(火力1)から強火(火力5)まで設定されている。開度が40度から55度までは弱火であるが、55度を過ぎると124度のまでは弱火(火力1)から中火(火力3)へと火力が連続して増加する。124度から140度までは火力は中火状態で変化しない。なお、点火器は0度の時点から3秒間作動しており、このように火力が中火になるまでの間でバーナに点火される。ところで、本実施の形態では、このように原点位置である0度の時点から3秒間点火器を作動させるが、0度近辺では点火に充分な量のガスがバーナから噴出していないので、所定の角度位置(例えば90度位置)まで点火器を作動させず、この所定位置から所定時間(例えば2秒間)点火器を作動させるようにしてもよい。
その後、270度までの間を火力調節範囲として、ステッピングモータ3は必要な火力になるように正逆回転する。ただし、強火方向から40度まで逆回転しても、図5(d)に示したように、カム面61が摺動子71に当接することはない。そして、消火する際には、制御装置から電磁安全弁21へ供給している開弁保持用の電流を停止し、弁体21aを閉弁させてバーナへガスが供給されないようにする。そして、次回の点火操作に備えて、火力調節範囲の端部である270度を越えて回転角度が330度以上になるように回転させて、原点位置に戻す。
ところで、図7の上部に示した階段状の線図は、カム41およびカム42のカム曲線を直線状に変形したものである。
なお、本発明は上記した形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもかまわない。例えば、本実施の形態では制御装置から電磁安全弁21に開弁保持用の電流を流したが、制御装置を介さずに熱電対からの熱起電力を直接電磁安全弁21に供給して開弁保持させるようにしてもよい。
本発明の一実施の形態の構成を示す図 バーナの構成を示すブロック図 火力調節装置の内部構造を示す斜視図 火力調節装置の内部構造を示す正面断面図 カム部材の動きを示すV断面図 開閉板と係合突起との係合状態を示すVI断面図 回転位相を検知するためのテーブル図
符号の説明
1 ガスコンロ
2 火力調節装置
3 ステッピングモータ
5 駆動部材
6 カム部材
8 開閉板
9 ガス通路板
21 電磁安全弁
51 係合突起

Claims (4)

  1. 同一の円周上に並べられた複数個のガス通路穴を備えたガス通路板と、これらガス通路穴の少なくとも1個の一致する開弁穴を備えた開閉板との位相をモータによって変更し、開弁穴に一致するガス通路穴を変更してガス流量を増減すると共に、このモータによって回転されるカム部材を備え、バーナの燃焼中は開弁した状態で保持される電磁安全弁を、カム部材によって押されるロッド部材で開弁させるようにしたガス調節装置において、モータによって回転駆動される駆動部材に係合突起を設けると共に、モータの正回転時にこの係合突起に係合してカム部材を正駆動する第1の係合部と、モータの逆回転時にこの係合突起に係合してカム部材を逆駆動する第2の係合部とをカム部材に設け、さらに、火力調節範囲内で係合突起が第1の係合部に係合している状態からモータの逆回転により第2の係合部に係合するまで、係合突起が所定の角度範囲回動するように、第1の係合部と第2の係合部との間に、火力調節中の係合突起の回動軌跡上に位置する間隙を設け、火力調節中にカム部材がロッド部材を押さないようにしたことを特徴とする火力調節装置。
  2. ガス通路板と開閉板とが相対的に移動する範囲であってガス流量が増減変化する火力調節範囲の途中に、上記電磁安全弁がロッドにより開弁される点火位置を設置したことを特徴とする請求項1に記載の火力調節装置。
  3. 上記ガス通路板と開閉板との一方を固定すると共に他方をモータによって駆動するように構成し、モータから駆動力が伝達される伝達経路に、ガス通路板と開閉板との密着状態が変化しないようにフローティング機構を介設したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の火力調節装置。
  4. 上記係合突起は回転軸心を挟んで1対に設けられており、これら係合突起が延設され、上記ガス通路板と開閉板とのいずれかに係合することによりフローティング機構を構成することを特徴とする請求項3に記載の火力調節装置。
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