JP6681208B2 - ガス調理器の点火装置及びガス調理器 - Google Patents
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Description
すなわち、点火操作時には点火操作軸に設けた点火ツマミを押し込んでマグネット電磁弁を開弁させ、そのまま点火ツマミを回転させると、点火操作軸と一体の閉子が回転してガス供給路からの燃料ガスをバーナへ供給し、点火操作軸に設けたカムが点火スイッチをON動作させる。すると、コントローラがイグナイタを動作させてバーナに点火させると共に、マグネット電磁弁に通電させて開弁保持させる。一方、消火操作時には、点火ツマミを消火側へ回転させると、カムが点火スイッチをOFF動作させる。よって、コントローラがマグネット電磁弁への通電を停止して閉弁させ、ガスの供給を遮断するものとなる。
ノッチ機構が、点火操作軸と一体回転可能且つ点火操作軸の軸方向へ前後移動可能なノッチ板と、ノッチ板をフレーム側へ押圧する弾性部材と、ノッチ板とフレームとの何れか一方へ設けられる係止部と、ノッチ板とフレームとの何れか他方へ設けられ、手前の回転位置で係止部が係止する被係止部と、を含んでなり、
ノッチ板は、フレームよりも点火操作軸の押し込み方向前方側に設けられており、点火操作軸は、押し込み操作の際にノッチ板と係合して弾性部材の付勢に抗してノッチ板をフレームから離間させる係合部を備え、
フレームには、コイルバネを受けるバネ受けが取り付けられて、係合部は、バネ受けに当接して点火操作軸の突出を規制する係合ピンであることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、ガス調理器であって、バーナへの燃料ガスの供給路に、請求項1に記載の点火装置が備えられてなることを特徴とする。
また、点火時の押し回し操作にノッチ板が干渉することがなく、余計なクリック作用が生じることがない。
図1は、ガス調理器としてのテーブルコンロの一例を示す説明図である。このテーブルコンロ1は、前面パネル3を備える器体2に、コンロバーナを有する図示しないコンロ部を有し、ガスバーナへのガス供給路の上流側に、器体2内で前面パネル3の後方に設置される点火装置4と、点火装置4の操作によってコンロバーナを制御するコントローラ5とを備えてなる。コントローラ5は、図示しない乾電池から電源を得て作動するもので、このコントローラ5には、点火装置4に設けられた後述するマグネット電磁弁12、点火スイッチ34、イグナイタスイッチ37がそれぞれ電気的に接続されると共に、点火放電用のイグナイタ6や、炎検出用の熱電対及び過熱検出用のサーミスタ(何れも図示略)等も電気的に接続されている。
また、連動板20の後面に突設された前側バネ受け部26と、フレーム7の前面に取り付けられた後側バネ受け27との間で点火操作軸17には、コイルバネ28が外装されて、点火操作軸17を前方へ付勢している。但し、点火操作軸17において、後側バネ受け27の後方には、係合部としての係合ピン29が設けられており、点火操作軸17は、係合ピン29が後側バネ受け27に当接する位置で前進が規制される。この前進位置は、スピンドル15の前進位置に対応している。コイルバネ28の前端は、アーム22に係止され、後端はフレーム7の前面に係止されて、点火操作軸17を図2(B)で右回転方向へ回転付勢している。
まず、点火操作軸17の消火位置では、点火操作軸17は図2,3に示す前進位置にあって、連動板20のカム部21は、イグナイタスイッチ37の接触部39の前方下側に位置し、アーム22の押圧片25が点火スイッチ34の作動片35の接触部36に当接して作動片35を押し込んでいる(このときの点火スイッチ34はOFFである)。また、ノッチ板30は、コイルバネ31によりフレーム7に押圧されているが、ここでは係止突起32が切欠き33と一致する位相ではないので、係止突起32はフレーム7の後面に当接している。
なお、コンロバーナが失火すると、コンロバーナの燃焼を熱電対の起電力で監視していたコントローラ5がこれを検知してマグネット電磁弁12への通電を停止するため、マグネット電磁弁12が閉弁してガス流路11が閉塞される。
また、上記形態ではノッチ板に係止部を、フレームに被係止部をそれぞれ設けているが、これを逆にして、フレームに係止突起等の係止部を、ノッチ板に切欠き等の被係止部をそれぞれ設けても差し支えない。
さらに、弾性部材もコイルバネに限らず、皿バネや板バネ等も採用可能であるし、係合部も別体のピンでなく、点火操作軸に切り起こし等で一体形成することもできる。
そして、本発明の点火装置は、テーブルコンロに限らず、ビルトインコンロやグリル等の他のガス調理器にも採用可能である。
Claims (2)
- ガス流路を内設し、ガス調理器内への固定用のフレームを備えた装置本体と、
前記フレームとの間に設けられたコイルバネによって前記装置本体からの突出位置へ付勢され、前記装置本体内への押し込み操作によって前記ガス流路に設けられたマグネット電磁弁を強制的に開弁させる点火操作軸と、
前記点火操作軸の回転操作によって前記ガス流路の開度を調整可能な閉子と、
消火位置に対応する前記点火操作軸の回転位置の手前の回転位置で、前記点火操作軸の回転操作にクリック作用を生じさせるノッチ機構と、
を含んでなるガス調理器の点火装置であって、
前記ノッチ機構が、前記点火操作軸と一体回転可能且つ前記点火操作軸の軸方向へ前後移動可能なノッチ板と、
前記ノッチ板を前記フレーム側へ押圧する弾性部材と、
前記ノッチ板と前記フレームとの何れか一方へ設けられる係止部と、
前記ノッチ板と前記フレームとの何れか他方へ設けられ、前記手前の回転位置で前記係止部が係止する被係止部と、を含んでなり、
前記ノッチ板は、前記フレームよりも前記点火操作軸の押し込み方向前方側に設けられており、前記点火操作軸は、押し込み操作の際に前記ノッチ板と係合して前記弾性部材の付勢に抗して前記ノッチ板を前記フレームから離間させる係合部を備え、
前記フレームには、前記コイルバネを受けるバネ受けが取り付けられて、前記係合部は、前記バネ受けに当接して前記点火操作軸の突出を規制する係合ピンであることを特徴とするガス調理器の点火装置。 - バーナへの燃料ガスの供給路に、請求項1に記載の点火装置が備えられてなるガス調理器。
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JP2016018172A JP6681208B2 (ja) | 2016-02-02 | 2016-02-02 | ガス調理器の点火装置及びガス調理器 |
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JP2016018172A JP6681208B2 (ja) | 2016-02-02 | 2016-02-02 | ガス調理器の点火装置及びガス調理器 |
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JP2017138036A JP2017138036A (ja) | 2017-08-10 |
JP6681208B2 true JP6681208B2 (ja) | 2020-04-15 |
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Family Applications (1)
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JP2016018172A Active JP6681208B2 (ja) | 2016-02-02 | 2016-02-02 | ガス調理器の点火装置及びガス調理器 |
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JP (1) | JP6681208B2 (ja) |
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2016
- 2016-02-02 JP JP2016018172A patent/JP6681208B2/ja active Active
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