JP4127433B2 - 多層ビルドアップ配線板及び多層ビルドアップ配線板の製造方法 - Google Patents

多層ビルドアップ配線板及び多層ビルドアップ配線板の製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、多層ビルドアップ配線板及び多層ビルドアップ配線板の製造方法に関し、とくに、層間樹脂絶縁層と導体層とが交互に積層され、各導体層間が、バイアホールにて接続された多層配線層が、コア基板上に形成されてなる多層ビルドアップ配線板及び多層ビルドアップ配線板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ICチップ等を載置するためのパッケージ基板を構成する多層ビルドアップ配線板は、スルーホールを形成したコア基板に、層間樹脂絶縁層と導体層とを交互にビルドアップし、上面にICチップへの接続用バンプを配設し、下面側にマザーボードに接続するためのバンプを配設することにより形成されている。そして、上下の導体層間の接続は、バイアホールを形成することにより行い、コア基板の上層のバイアホールと下層のバイアホールとは、スルーホールを介して接続が取られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、バイアホールは、層間樹脂絶縁層に非貫通孔を設けることにより形成されているため、一定の大きさの多層ビルドアップ配線板に形成できるバイアホールの数は、物理的に制限があり、多層ビルドアップ配線板内の高密度化を阻む原因の一つになっている。
【0004】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、配線の高密度化を図り得る多層ビルドアップ配線板及び多層ビルドアップ配線板の製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決すべく、請求項1は、層間樹脂絶縁層と導体層とが交互に積層され、各導体層間が、バイアホールにて接続された多層配線層が、コア基板上に形成されてなり、以下の工程を備える多層ビルドアップ配線板の製造方法を技術的特徴とする:
(a)コア基板に通孔を形成し、通孔内にめっき膜によりスルーホール導体を形成する工程;
(b)前記スルーホール導体内に充填剤を充填する工程;
(c)前記スルーホール導体の充填剤上に導体層を形成する工程;
(d)前記導体層の中央部にエッチングによりスリットを入れ、当該導体層を2分割する工程;
(e)前記導体層のマスクとして前記スリットを介してレーザを照射し、前記導体層に覆われていない部分の充填剤を除去する工程;
(f)溶解水溶液により通孔内で露出したスルーホール導体を溶解除去し、スルーホール導体を2分割して2本の配線路を形成する工程;
(g)コア基板上に、層間樹脂絶縁層、導体層及びバイアホールを形成する工程。
【0006】
また、請求項2は、請求項1の前記(g)コア基板上に、層間樹脂絶縁層、導体層及びバイアホールを形成する工程において、
(h)コア基板上に層間樹脂絶縁層を形成する工程;
(i)層間樹脂絶縁層に前記2分割された導体層を露出させるバイアホール形成用開口を形成する工程;
(j)バイアホール形成用開口を前記導体層のスリットに沿って2分割する第1めっきレジストを形成する工程;
(k)前記層間樹脂絶縁層の表面及びバイアホール形成用開口の内壁面に無電解めっき膜を形成する工程;
(l)所定パターンの第2めっきレジストを設け、第2めっきレジストの非形成部分に電解めっき膜を形成する工程;
(m)第2めっきレジスト及び第1めっきレジストを除去した後、第2めっきレジスト下の無電解めっき膜を除去することで、無電解めっき膜及び電解めっき膜からなる2本の配線路を形成するバイアホール、及び、導体層を形成する工程;とを備えることを技術的特徴とする。
【0009】
請求項は、層間樹脂絶縁層と導体層とが交互に積層され、各導体層間がバイアホールにて接続された多層配線層が、コア基板の両面に形成され、前記コア基板の両面の導体層同士がコア基板に形成されたスルーホールにより電気的に接続されてなる多層ビルドアップ配線板において、
前記コア基板のスルーホールには、充填剤が充填されるとともに該充填剤のスルーホールからの露出面を覆う導体層が形成され、該スルーホール及び該導体層が分割され、
前記分割された導体層で覆われたスルーホールの直上に、該分割された導体層とそれぞれ接続された2分割されたバイアホールを配設したことを技術的特徴とする。
【0010】
請求項1の多層ビルドアップ配線板の製造方法では、1のスルーホールが2本の配線路からなるため、スルーホールの2倍の配線路を層間樹脂絶縁層に通すことができ、多層ビルドアップ配線板の配線の高密度化を図ることができる。
【0011】
請求項2の多層ビルドアップ配線板の製造方法では、1のバイアホールが2本の配線路からなるため、バイアホールの2倍の配線路を層間樹脂絶縁層に通すことができ、多層ビルドアップ配線板の配線の高密度化を図ることができる。
【0014】
請求項の多層ビルドアップ配線板は、コア基板に設けたスルーホールに充填剤が充填され、さらに、この充填剤のスルーホールからの露出面を覆う導体層が形成され、この導体層にバイアホールを接続させることで、ビルドアップ配線層とスルーホールの接続を行う構造とした点に特徴がある。本構成によれば、スルーホール直上の領域を内層パッドとして機能せしめることでデッドスペースが無くなり、しかも、スルーホールからバイアホールに接続するための内層パッドを配線する必要もないので、スルーホールのランド形状を真円とすることができる。その結果、多層コア基板中に設けられるスルーホールの配置密度が向上し、スルーホール数を増やすことができ、このスルーホールを介して裏側のビルドアップ配線層の信号線を表面のビルドアップ層に接続できるのである。この数を増大させたスルーホールに2本の配線路を配設し、バイアホールに2本の配線路を配設することで、多層ビルドアップ配線板の高密度化を図ることができる。
【0015】
本発明では、上記絶縁層もしくは層間絶縁層として、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂を使用することができる。熱硬化樹脂としては、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、フェノール樹脂、ビルマレイミドトリアジン樹脂などを使用する事が可能である。熱可塑性樹脂としては、ポリエーテルスルフォン(PES)、ポリルフォン(PSF)、ポリフェニレンエーテル(PPE)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリフェニレンオキシド(PPO)などを使用できる。
特に、熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂との複合体が望ましい。
【0016】
本発明では、上記絶縁層もしくは層間絶縁層として無電解めっき用接着剤を用いることが望ましい。この無電解めっき用接着剤は、硬化処理された酸あるいは酸化剤に可溶性の耐熱性樹脂粒子が、酸あるいは酸化剤に難溶性の未硬化の耐熱性樹脂中に分散されてなるものが最適である。
酸、酸化剤で処理することにより、耐熱性樹脂粒子が溶解除去されて、表面に蛸つぼ状のアンカーからなる粗化面を形成できる。
【0017】
上記無電解めっき用接着剤において、特に硬化処理された前記耐熱性樹脂粒子としては、▲1▼平均粒径が10μm以下の耐熱性樹脂粉末、▲2▼平均粒径が2μm以下の耐熱性樹脂粉末を凝集させた凝集粒子、▲3▼平均粒径が2〜10μmの耐熱性粉末樹脂粉末と平均粒径が2μm以下の耐熱性樹脂粉末との混合物、▲4▼平均粒径が2〜10μmの耐熱性樹脂粉末の表面に平均粒径が2μm以下の耐熱性樹脂粉末または無機粉末のいずれか少なくとも1種を付着させてなる疑似粒子、▲5▼平均粒径が0.1〜0.8μmの耐熱性粉末樹脂粉末と平均粒径が0.8μmを越え、2μm未満の耐熱性樹脂粉末との混合物、▲6▼平均粒径が0.1〜1.0μmの耐熱性粉末樹脂粉末を用いることが望ましい。これらは、より複雑なアンカーを形成できるからである。
【0018】
粗化面の深さは、Rmax=0.01〜20μmがよい。密着性を確保するためである。特にセミアディティブ法では、0.1〜5μmがよい。密着性を確保しつつ、無電解めっき膜を除去できるからである。
【0019】
前記酸あるいは酸化剤に難溶牲の耐熱性樹脂としては、「熱硬化性樹脂および熱可塑性樹脂からなる樹脂複合体」又は「感光性樹脂および熱可塑性樹脂からなる樹脂複合体」からなることが望ましい。前者については耐熱性が高く、後者についてはバイアホール用の開口をフォトリソグラフィーにより形成できるからである。
【0020】
前記熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂などを使用できる。また、感光化する場合は、メタクリル酸やアクリル酸などと熱硬化基をアクリル化反応させる。特にエポキシ樹脂のアクリレートが最適である。
エポキシ樹脂としては、フェノールノボラック型、クレゾールノボラック型、などのノボラック型エポキシ樹脂、ジシクロペンタジエン変成した脂環式エポキシ樹脂などを使用することができる。
【0021】
熱可塑性樹脂としては、ポリエーテルスルフォン(PES)、ポリスルフォン(PSF)、ポリフェニレンスルフォン(PPS)、ポリフェニレンサルファイド(PPES)、ポリフェニルエーテル(PPE)、ポリエーテルイミド(PI)などを使用できる。
熱硬化性樹脂(感光性樹脂)と熱可塑性樹脂の混合割合は、熱硬化性樹脂(感光性樹脂)/熱可塑性樹脂=95/5〜50/50がよい。耐熱性を損なうことなく、高い靭性値を確保できるからである。
【0022】
前記耐熱性樹脂粒子の混合重量比は、耐熱性樹脂マトリックスの固形分に対して5〜50重量%、望ましくは10〜40重量%がよい。
耐熱性樹脂粒子は、アミノ樹脂(メラミン樹脂、尿素樹脂、グアナミン樹脂)、エポキシ樹脂などがよい。
なお、接着剤は、組成の異なる2層により構成してもよい。
【0023】
一方、請求項5に係る上記多層ビルドアップ配線板において、スルーホールに充填される充填剤は金属粒子と、熱硬化性または熱可塑性の樹脂からなることが好ましい。
【0024】
請求項5の多層ビルドアップ配線板でスルーホールに充填される充填剤は、金属粒子、熱硬化性の樹脂および硬化剤からなるか、あるいは金属粒子および熱可塑性の樹脂からなることが好ましく、必要に応じて溶剤を添加してもよい。このような充填剤は、金属粒子が含まれていると、その表面を研磨することにより金属粒子が露出し、この露出した金属粒子を介してその上に形成される導体層のめっき膜と一体化するため、PCT(pressure cooker test)のような過酷な高温多湿条件下でも導体層との界面で剥離が発生しにくくなる。また、この充填剤は、壁面に金属膜が形成されたスルーホールに充填されるので、金属イオンのマイグレーションが発生しない。
【0025】
金属粒子としては、銅、金、銀、アルミニウム、ニッケル、チタン、クロム、すず/鉛、パラジウム、プラチナなどが使用できる。なお、この金属粒子の粒子径は、0.1〜50μmがよい。この理由は、0.1μm未満であると、銅表面が酸化して樹脂に対する濡れ性が悪くなり、一方、50μmを超えると、印刷性が悪くなるからである。また、この金属粒子の配合量は、全体量に対して30〜90wt%がよい。この理由は、30wt%より少ないと、フタめっきの密着性が悪くなり、一方、90wt%を超えると、印刷性が悪化するからである。
【0026】
使用される樹脂としては、ビスフェノールA型、ビスフェノールF型などのエポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のフッ素樹脂、ビスマレイミドトリアジン(BT)樹脂、FEP、PFA、PPS、PEN、PES、ナイロン、アラミド、PEEK、PEKK、PETなどを使用できる。
硬化剤としては、イミダゾール系、フェノール系、アミン系などの硬化剤を使用できる。
【0027】
溶剤としては、NMP(ノルマルメチルピロリドン)、DMDG(ジエチレングリコールジメチルエーテル)、グリセリン、水、1一又は2−又は3−のシクロヘキサノール、シクロへキサノン、メチルセロソルブ、メチルセロソルブアセテート、メタノール、エタノール、ブタノール、プロパノールなどが使用できる。
【0028】
この充填剤は、非導電性であることが望ましい。非導電性の方が硬化収縮が小さく、導体層やバイアホールとの剥離が起こりにくいからである。
【0029】
【実施形態】
以下、本発明の実施形態に係る多層ビルドアップ配線板及びその製造方法について図を参照して説明する。
先ず、本発明の第1実施形態に係る多層ビルドアップ配線板10の構成について、図8、図9及び図10を参照して説明する。図8は、集積回路チップ90搭載前の多層ビルドアップ配線板(パッケージ基板)10の断面を示し、図9は、集積回路チップ90を搭載した状態の多層ビルドアップ配線板10の断面を示している。図9に示すように、多層ビルドアップ配線板10の上面側には、集積回路チップ90が搭載され、下面側は、ドータボード94へ接続されている。
【0030】
図8を参照して多層ビルドアップ配線板の構成について詳細に説明する。該多層ビルドアップ配線板10では、多層コア基板30の表面及び裏面にビルドアップ配線層80A、80Bが形成されている。該ビルトアップ層80Aは、バイアホール60及び導体回路58a、58bの形成された層間樹脂絶縁層50と、バイアホール160A、160B及び導体回路158Bの形成された層間樹脂絶縁層150とからなる。また、ビルドアップ配線層80Bは、バイアホール60及び導体回路58a、58b、58の形成された層間樹脂絶縁層50と、バイアホール160A、160B及び導体回路158の形成された層間樹脂絶縁層150とからなる。
【0031】
上面側には、集積回路チップ90のランド92(図9参照)へ接続するための半田バンプ76UA、76UBが配設されている。一方、下面側には、ドーターボード(サブボード)94のランド96(図9参照)に接続するための半田バンプ76DA、76DBが配設されている。
【0032】
図10(A)は、図8中のA−A横断面、即ち、層間樹脂絶縁層50の表面に配設されたバイアホール60の開口部の平面図であり、また、図10(B)は、バイアホール60を斜視図的に示した説明図である。図10(C)は、図8中のC−C横断面、即ち、コア基板30の表面に配設されたスルーホール36の開口部の平面図であり、また、図10(D)は、スルーホール36を斜視図的に示した説明図である。本実施形態の多層ビルドアップ配線板では、バイアホール60が2分割され、2つの配線路61a、61bが形成されている。一方、スルーホール36が2分割されて2つの配線路37a、37bが形成され、それぞれの配線路37a、37bに半円形のスルーホールランド39a、39bが接続されている。該スルーホールランド39a、39bは、上述したバイアホールの配線路61a、61bへ接続されている。
【0033】
ここで、図8に示すように半田バンプ76UAはバイアホール160A及びバイアホール60の配線路61aを介してスルーホール36の配線路37aへ接続されている。そして、該配線路37aからバイアホール60の配線路61a及びバイアホール160Aを介して半田バンプ76DAへ接続されている。同様に、半田バンプ76UBはバイアホール160B及びバイアホール60の配線路61bを介してスルーホール36の配線路37bへ接続されている。そして、該配線路37bからバイアホール60の配線路61b及びバイアホール160Bを介して半田バンプ76DBへ接続されている。
【0034】
第1実施形態では、スルーホール36の開口に形成されるランド39a、39bは、図10(C)、図10(D)に示すように半円形に形成され、図8に示すようにバイアホールの配線路61a、61bへ接続されている。このように接続することで、スルーホール36直上の領域を内層パッドとして機能せしめデッドスペースを無くす。その結果、多層コア基板30中に設けられるスルーホール36の配置密度を向上させることによりスルーホール36の数を増やすことができる。更に、1つのスルーホール36毎に2つの配線路37a、37bを設けてあるので、スルーホールの2倍の配線路をコア基板30に通すことができる。
【0035】
また、該スルーホール36の直上に配設されたバイアホール60が、2本の配線路61a、61bからなるため、バイアホールの2倍の配線路を層間樹脂絶縁層50に通すことができる。このため、多層ビルドアップ配線板の配線の高密度化を図ることができる。更に、スルーホール36の直上にバイアホール60を形成してあるため、配線長が短くなり、多層ビルドアップ配線板の高速化を実現できる。
【0036】
ここで、多層ビルドアップ配線板では、裏面の複数のバンプからの配線が統合されながら表面側のバンプへ接続されるが、本実施態様では、1つのスルーホールに通し得る配線数を2倍にすることで、表側及び裏側に形成されるビルドアップ配線層90A、90Bで、同じペースで配線の統合を行える。これにより、表側及び裏側に形成されるビルドアップ配線層90A、90Bの層数を減らすことができる。即ち、パッケージ基板では、表面(ICチップ側)の複数のバンプからの配線が統合されながら裏面(マザーボード)側のバンプへ接続されるため、裏面側のバンプの数よりも表面のバンプが多く形成される。ここで、本実施形態では、表面の配線密度を高め得るため、表側及び裏側に形成されるビルドアップ配線層90A、90Bの層数を同じ(最小)にすることができる。
【0037】
本発明の第1実施形態の別形態を図11(A)及び図11(B)をもとに説明する。
図11及び図11(B)は、片面にビルドアップ多層配線層を設けた場合である。図11(A)ではスルーホール36に導体ピン230が挿入され、半田232で固定されている。裏面側には、ソルダーレジスト234が配設されている。導体ピン230は、中央で絶縁体230cにより2分割されており、導体ピン230のそれぞれの面がスルーホール36の分割された配線路37a、37bに電気的に接続している。該配線路37a、37bは、バイアホール60の配線路61a、61bにそれぞれ接続され、該配線路61a、61bが、バイアホール160A、160Bを介して半田バンプ76UA、76Bに接続されている。
【0038】
図11(B)は、ビルドアップ多層配線層を設けた側の反対側に接続用の半田バンプ76DB,76DAを形成した例である。各半田バンプ76DB,76DAが、スルーホール36の分割された配線路37a、37bに電気的に接続している。該配線路37a、37bは、バイアホール60の配線路61a、61bにそれぞれ接続され、該配線路61a、61bが、バイアホール160A、160Bを介して半田バンプ76UA、76Bに接続されている。
コア基板の片面に設けられたビルドアップ多層配線層からの信号線を、スルーホール36の分割された配線路37a、37bによってそのまま裏面に引き出すことができ、裏面での配線の自由度を向上させる事が可能である。
【0039】
引き続き、図8に示す多層ビルドアップ配線板を製造する方法について一例を挙げて具体的に説明する。まず、A.無電解めっき用接着剤、B.層間樹脂絶縁剤、C.樹脂充填剤、D.ソルダーレジストの組成について説明する。
【0040】
A.無電解めっき用接着剤調製用の原料組成物(上層用接着剤)
〔樹脂組成物▲1▼〕
クレゾールノボラック型エポキシ樹脂(日本化薬製、分子量2500)の25%アクリル化物を80wt%の濃度でDMDGに溶解させた樹脂液を35重量部、感光性モノマー(東亜合成製、アロニックスM315 )3.15重量部、消泡剤(サンノプコ製、S−65)0.5 重量部、NMP 3.6重量部を攪拌混合して得た。
【0041】
〔樹脂組成物▲2▼〕
ポリエーテルスルフォン(PES)12重量部、エポキシ樹脂粒子(三洋化成製、ポリマーポール)の平均粒径 1.0μmのものを 7.2重量部、平均粒径 0.5μmのものを3.09重量部、を混合した後、さらにNMP30重量部を添加し、ビーズミルで攪拌混合して得た。
【0042】
〔硬化剤組成物▲3▼〕
イミダゾール硬化剤(四国化成製、2E4MZ-CN)2重量部、光開始剤(チバガイギー製、イルガキュア I−907 )2重量部、光増感剤(日本化薬製、DETX-S)0.2 重量部、NMP 1.5重量部を攪拌混合して得た。
【0043】
B.層間樹脂絶縁剤調製用の原料組成物(下層用接着剤)
〔樹脂組成物▲1▼〕
クレゾールノボラック型エポキシ樹脂(日本化薬製、分子量2500)の25%アクリル化物を80wt%の濃度でDMDGに溶解させた樹脂液を35重量部、感光性モノマー(東亜合成製、アロニックスM315 )4重量部、消泡剤(サンノプコ製、S−65)0.5 重量部、NMP 3.6重量部を攪拌混合して得た。
【0044】
〔樹脂組成物▲2▼〕
ポリエーテルスルフォン(PES)12重量部、エポキシ樹脂粒子(三洋化成製、ポリマーポール)の平均粒径 0.5μmのものを 14.49重量部、を混合した後、さらにNMP30重量部を添加し、ビーズミルで攪拌混合して得た。
【0045】
〔硬化剤組成物▲3▼〕
イミダゾール硬化剤(四国化成製、2E4MZ-CN)2重量部、光開始剤(チバガイギー製、イルガキュア I−907 )2重量部、光増感剤(日本化薬製、DETX-S)0.2 重量部、NMP1.5 重量部を攪拌混合して得た。
【0046】
C.樹脂充填剤調製用の原料組成物
〔樹脂組成物▲1▼〕
ビスフェノールF型エポキシモノマー(油化シェル製、分子量310 、YL983U) 100重量部、表面にシランカップリング剤がコーティングされた平均粒径 1.6μmのSiO2 球状粒子(アドマテック製、CRS 1101−CE、ここで、最大粒子の大きさは後述する内層銅パターンの厚み(15μm)以下とする) 170重量部、レベリング剤(サンノプコ製、ペレノールS4)1.5 重量部を攪拌混合することにより、その混合物の粘度を23±1℃で45,000〜49,000cps に調整して得た。
〔硬化剤組成物▲2▼〕
イミダゾール硬化剤(四国化成製、2E4MZ-CN)6.5 重量部。
【0047】
D.ソルダーレジスト組成物
DMDGに溶解させた60重量%のクレゾールノボラック型エポキシ樹脂(日本化薬製)のエポキシ基50%をアクリル化した感光性付与のオリゴマー(分子量4000)を 46.67g、メチルエチルケトンに溶解させた80重量%のビスフェノールA型エポキシ樹脂(油化シェル製、エピコート1001)15.0g、イミダゾール硬化剤(四国化成製、2E4MZ-CN)1.6 g、感光性モノマーである多価アクリルモノマー(日本化薬製、R604 )3g、同じく多価アクリルモノマー(共栄社化学製、DPE6A ) 1.5g、分散系消泡剤(サンノプコ社製、S−65)0.71gを混合し、さらにこの混合物に対して光開始剤としてのベンゾフェノン(関東化学製)を2g、光増感剤としてのミヒラーケトン(関東化学製)を 0.2g加えて、粘度を25℃で 2.0Pa・sに調整したソルダーレジスト組成物を得た。
なお、粘度測定は、B型粘度計(東京計器、 DVL-B型)で 60rpmの場合はローターNo.4、6rpm の場合はローターNo.3によった。
【0048】
引き続き、図1〜図8を参照して多層ビルドアップ配線板10の製造方法を説明する。
(1)厚さ1mmのガラスエポキシ樹脂またはBT(ビスマレイミドトリアジン)樹脂からなる基板30の両面に18μmの銅箔32がラミネートされている銅張積層板30Aを出発材料とした(図1(A)参照)。まず、この銅張積層板30Aをドリル削孔し、スルーホール用の通孔16を形成する(図1(B)参照)。次に、次に、Pb触媒を付与した後、無電解めっき処理を施し、通孔16にスルーホール36を形成する(図1(C)参照)。
【0049】
(2)前記(1)で無電解銅めっき膜からなるスルーホール36を形成した基板30を、水洗いし、乾燥した後、NaOH(10g/l)、NaClO2 (40g/l)、Na3 PO4 (6g/l)を酸化浴(黒化浴)、NaOH(10g/l)、NaBH4 (6g/l)を還元浴とする酸化還元処理に供し、そのスルーホール36を含む導体の全表面に粗化層20を設ける(図1(D)参照)。
【0050】
(3)次に、平均粒径10μmの銅粒子を含む充填剤22(タツタ電線製の非導電性穴埋め銅ペースト、商品名:DDペースト)を、スルーホール36へスクリーン印刷によって充填し、乾燥、硬化させた(図1(E))。そして、導体上面の粗化層20およびスルーホール36からはみ出した充填剤22を、#600のベルト研磨紙(三共理化学製)を用いたベルトサンダー研磨により除去し、さらにこのベルトサンダー研磨による傷を取り除くためのバフ研磨を行い、基板30の表面を平坦化する(図2(F)参照)。
【0051】
(4)前記(3)で平坦化した基板30表面に、パラジウム触媒(アトテック製)を付与し、無電解銅めっきを施すことにより、厚さ0.6μmの無電解銅めっき膜23を形成する(図2(G)参照)。
【0052】
(5)ついで、以下の条件で電解銅めっきを施し、厚さ15μmの電解銅めっき膜24を形成し、スルーホール36に充填された充填剤22を覆う導体層(半円形のスルーホールランドとなる)26aを形成する(図2(H))。
【0053】
(6)導体層26aとなる部分を形成した基板30の両面に、市販の感光性ドライフィルムを張り付け、マスクを載置して、100mJ/cm2 で露光、0.8%炭酸ナトリウムで現像処理し、厚さ15μmのエッチングレジスト25を形成する(図2(I)参照)。ここで、該導体層26aを分割するために、当該導体層126aの中央部位にエッチングレジスト25のスリットを設ける。
【0054】
(7)そして、エッチングレジスト25を形成してない部分のめっき膜23,24を、硫酸と過酸化水素の混合液を用いるエッチングにて溶解除去し、さらに、エッチングレジスト25を5%KOHで剥離除去して、充填剤22を覆う導体層26aを分割してスルーホールランド39a、39b(図10(C)参照)を、また、導体回路34を形成する(図2(J)参照)。
【0055】
(8)さらに、2×10-4秒の短パルス炭酸ガスレーザを照射して、スルーホール36内の充填剤22の一部を除去する。スルーホール36は、導体層26aで覆われているため、これがレーザのマスクとなり、覆われていない部分のみの充填剤22が除去される。充填剤の除去によって、スルーホール導体36の内壁を露出させる(図3(K))。
【0056】
(9)次に硫酸−過酸化水素水溶液によって露出したスルーホール導体36を溶解除去し、スルーホール36を2分割し、配線路37a,37bを得る(図3(L))。
【0057】
(10)ついで、スルーホール導体36及び導体回路34の表面を(2)で使用した酸化(黒化)−還元処理によって粗化する(図3(M))。
【0058】
(11)さらに、スルーホール部36に開口が形成された金属マスクを載置し、該スルーホール部36内へ前述の非導電性の金属ペースト24を充填する(図3(N))。
【0059】
(12)Cの樹脂充填剤調製用の原料組成物を混合混練して樹脂充填剤を得る。この樹脂充填剤40を、調製後24時間以内に基板30の両面にロールコータを用いて塗布することにより、導体回路34と導体回路34との間に充填し、70℃,20分間で乾燥させ、他方の面についても同様にして樹脂充填剤40を導体回路34間に充填し、70℃,20分間で加熱乾燥させる。この処理を終えた基板30の片面を、#600 のベルト研磨紙(三共理化学製)を用いたベルトサンダー研磨により、内層銅パターン34の表面やスルーホール36のランド39a、39b表面に樹脂充填剤40が残らないように研磨し、次いで、前記ベルトサンダー研磨による傷を取り除くためのバフ研磨を行った。このような一連の研磨を基板の他方の面についても同様に行う(図3(O)参照)。
次いで、100 ℃で1時間、120 ℃で3時間、 150℃で1時間、 180℃で7時間の加熱処理を行って樹脂充填剤40を硬化した。
【0060】
(13)導体回路34を形成した基板30にアルカリ脱脂してソフトエッチングして、次いで、塩化パラジウウムと有機酸からなる触媒溶液で処理して、Pd触媒を付与し、この触媒を活性化した後、硫酸銅3.91×10-2mol/l、硫酸ニッケル3.75×10-3mol/l、クエン酸ナトリウム7.55×10-2mol/l、次亜リン酸ナトリウム2.27×10-1mol/l、界面活性剤(日信化学工業製、サーフィール465)1.10×10-4mol/l、0.1g/l、PH=9からなる無電解めっき液に浸積し、浸漬1分後に、4秒当たり1回に割合で縦、および、横振動させて、導体回路34およびスルーホール36のランド39a、39bの表面にCu−Ni−Pからなる針状合金の被覆層と粗化層42を設ける(図4(P)参照)。
【0061】
さらに、ホウフっ化スズ0.1mol/l、チオ尿素1.0mol/l、温度35℃、PH=1.2の条件でCu−Sn置換反応させ、粗化層の表面に厚さ0.3μmSn層(図示せず)を設ける。
【0062】
(14)Bの層間樹脂絶縁剤調製用の原料組成物を攪拌混合し、粘度1.5 Pa・sに調整して層間樹脂絶縁剤(下層用)を得た。
次いで、Aの無電解めっき用接着剤調製用の原料組成物を攪拌混合し、粘度7Pa・sに調整して無電解めっき用接着剤溶液(上層用)を得た。
【0063】
(15)前記(14)の基板の両面に、前記(7) で得られた粘度 1.5Pa・sの層間樹脂絶縁剤(下層用)44を調製後24時間以内にロールコータで塗布し、水平状態で20分間放置してから、60℃で30分の乾燥(プリベーク)を行い、次いで、前記(7) で得られた粘度7Pa・sの感光性の接着剤溶液(上層用)46を調製後24時間以内に塗布し、水平状態で20分間放置してから、60℃で30分の乾燥(プリベーク)を行い、厚さ35μmの接着剤層50αを形成した(図4(Q)参照)。
【0064】
(16)前記(15)で接着剤層を形成した基板30の両面に黒円が印刷されたフォトマスクフィルム(図示せず)を密着させ、超高圧水銀灯により 500mJ/cm2 で露光した。これをDMTG溶液でスプレー現像し、さらに、当該基板30を超高圧水銀灯により3000mJ/cm2 で露光し、100 ℃で1時間、120 ℃で1時間、その後 150℃で3時間の加熱処理(ポストベーク)をすることにより、フォトマスクフィルムに相当する寸法精度に優れた開口(バイアホール形成用開口)48を有する厚さ35μmの層間樹脂絶縁層(2層構造)50を形成した(図4(R)参照)。なお、バイアホールとなる開口48には、スズめっき層(図示せず)を部分的に露出させる。
【0065】
(17)開口48が形成された基板30を、クロム酸に19分間浸漬し、層間樹脂絶縁層50の表面に存在するエポキシ樹脂粒子を溶解除去することにより、当該層間樹脂絶縁層50の表面を粗化し(図4(S)参照)、その後、中和溶液(シプレイ社製)に浸漬してから水洗いする。
【0066】
(18)次に、市販の感光性ドライフィルムを張り付け、所定のパターンの形成されたマスクを載置して、100 mJ/cm2 で露光、0.8 %炭酸ナトリウムで現像処理し、開口48を2分割するめっきレジスト51を設ける(図5(T))。
さらに、粗面化処理(粗化深さ6μm)した該基板の表面に、パラジウム触媒(アトテック製)を付与することにより、層間樹脂絶縁層50の表面およびバイアホール用開口48の内壁面に触媒核を付ける。
【0067】
(19)以下に示す組成の無電解銅めっき水溶液中に基板を浸漬して、粗面全体に厚さ0.6 μmの無電解銅めっき膜52を形成する(図5(U))。
〔無電解めっき水溶液〕
EDTA 150 g/l
硫酸銅 20 g/l
HCHO 30 ml/l
NaOH 40 g/l
α、α’−ビピリジル 80 mg/l
PEG 0.1 g/l
〔無電解めっき条件〕
70℃の液温度で30分
【0068】
(20)前記(19)で形成した無電解銅めっき膜52上に市販の感光性ドライフィルムを張り付け、所定のパターンの形成されたマスク(図示せず)を載置し、100 mJ/cm2 で露光、0.8 %炭酸ナトリウムで現像処理し、厚さ15μmのめっきレジスト54を設ける(図5(V)参照)。
【0069】
(21)ついで、レジスト非形成部分に以下の条件で電解銅めっきを施し、厚さ15μmの電解銅めっき膜56を形成した(図6(W)参照)。
Figure 0004127433
【0070】
(22)めっきレジスト51,54を5%KOHで剥離除去した後、めっきレジスト54下の無電解めっき膜52を硫酸と過酸化水素の混合液でエッチング処理して溶解除去し、無電解銅めっき膜52と電解銅めっき膜56からなる厚さ18μmの導体回路58、58a、58b、及び、2本の配線路61a、61bからなるバイアホール60、分割されていないバイアホール60’を形成する(図6(X))。
【0071】
(23)(13)と同様の処理を行い、導体回路58、58a、58b及びバイアホール60、60’の表面にCu-Ni-P からなる粗化面62を形成し、さらにその表面にSn置換を行う(図6(Y)参照)。
【0072】
(24)前記(14)〜(23)の工程を繰り返すことにより、さらに上層の層間樹脂絶縁層150を設けてから導体回路158及びバイアホール160A、160Bを形成し、多層配線基板を得る(図7(ZA)参照)。但し、該導体回路158及びバイアホール160A、160Bの表面に形成した粗化面62では、Sn置換を行わない。
【0073】
(25)前記(24)で得られた基板30両面に、上記D.にて説明したソルダーレジスト組成物を20μmの厚さで塗布する。次いで、70℃で20分間、70℃で30分間の乾燥処理を行った後、円パターン(マスクパターン)が描画された厚さ5mmのフォトマスクフィルム(図示せず)を密着させて載置し、1000mJ/cm2 の紫外線で露光し、DMTG現像処理する。そしてさらに、80℃で1時間、 100℃で1時間、 120℃で1時間、 150℃で3時間の条件で加熱処理し、はんだパッド部分(バイアホールとそのランド部分を含む)に開口(開口径 200μm)71を有するソルダーレジスト層(厚み20μm)70を形成する(図7(ZB)参照)。更に、ソルダーレジスト層70の上層に補強層78を形成する。
【0074】
(26)次に、塩化ニッケル2.31×10-2mol/l、次亜リン酸ナトリウム2.84×10-2mol/l、クエン酸ナトリウム1.55×10-2mol/l、からなるpH=4.5の無電解ニッケルめっき液に該基板30を20分間浸漬して、ソルダーレジスト層70の開口部71に厚さ5μmのニッケルめっき層72を形成する。さらに、その基板を、シアン化金カリウム7.61×10-3mol/l、塩化アンモニウム1.87×10-1mol/l、クエン酸ナトリウム1.16×10-1mol/l、次亜リン酸ナトリウム1.70×10-1mol/lからなる無電解金めっき液に80℃の条件で7分20秒間浸漬して、ニッケルめっき層72上に厚さ0.03μmの金めっき層74を形成することで、バイアホール160A、160B及び導体回路158に半田パッド75を形成する(図7(ZC)参照)。
【0075】
(27)そして、ソルダーレジスト層70の開口部71に、半田ペーストを印刷して 200℃でリフローすることにより、半田バンプ(半田体)76UA、76UB、76DA、76DBを形成し、多層ビルドアップ配線板10を形成する(図8参照)。
【0076】
引き続き、該多層ビルドアップ配線板10へのICチップの載置及び、ドータボード94への取り付けについて、図9を参照して説明する。完成した多層ビルドアップ配線板10の半田バンプ76UA、76UBにICチップ90の半田パッド92が対応するように、ICチップ90を載置し、リフローを行うことで、ICチップ90の取り付けを行う。同様に、リフローにより多層ビルドアップ配線板10の半田バンプ76DA、76DBにドータボード94を取り付ける。
【0077】
引き続き、本発明の第2実施形態に係る多層ビルドアップ配線板について、図12を参照して説明する。図12(A)は、第2実施形態に係る多層ビルドアップ配線板を構成を示す断面図であり、図12(B)は、該多層ビルドアップ配線板のスルーホール139及びランド260の形状を説明するための平面図である。
【0078】
図12(B)に示すようにスルーホール136のスルーホールランド139は、円形に形成され、バイアホール接続用のパッド137A、137Bがそれぞれ付加されている。該パッド137A、137Bの上には、2分割されたバイアホール260の配線路260a、260bがそれぞれ配設されている。そして、該配線路260aは、導体回路258を介して上層のバイアホール360と接続するためのパッド258Aと接続されている。同様に、配線路260bは、導体回路258を介して上層のバイアホール360と接続するためのパッド258Bと接続されている。
【0079】
この第2実施形態の構成では、バイアホール260を分割することにより、該バイアホール260の配設される層間樹脂絶縁層350での配線密度を高めることができる。
【0080】
なお、上述した実施形態では、多層ビルドアップ配線板のバイアホール及びスルーホールを2分割して配線路を設ける例を示したが、3以上に分割し更に配線密度を高めることも可能である。
【0081】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の多層ビルドアップ配線板では、1のバイアホールが複数の配線路からなるため、バイアホールの数倍の配線路を層間樹脂絶縁層に通すことができ、多層ビルドアップ配線板の配線の高密度化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)、図1(B)、図1(C)、図1(D)、図1(E)は、本発明の第1実施形態に係る多層ビルドアップ配線板の製造工程図である。
【図2】図2(F)、図2(G)、図2(H)、図2(I)、図2(J)は、本発明の第1実施形態に係る多層ビルドアップ配線板の製造工程図である。
【図3】図3(K)、図3(L)、図3(M)、図3(N)、図3(O)は、本発明の第1実施形態に係る多層ビルドアップ配線板の製造工程図である。
【図4】図4(P)、図4(Q)、図4(R)、図4(S)は、本発明の第1実施形態に係る多層ビルドアップ配線板の製造工程図である。
【図5】図5(T)、図5(U)、図5(V)は、本発明の第1実施形態に係る多層ビルドアップ配線板の製造工程図である。
【図6】図6(W)、図6(X)、図6(Y)は、本発明の第1実施形態に係る多層ビルドアップ配線板の製造工程図である。
【図7】図7(ZA)、図7(ZB)、図7(ZC)は、本発明の第1実施形態に係る多層ビルドアップ配線板の製造工程図である。
【図8】本発明の第1実施形態に係る多層ビルドアップ配線板の断面図である。
【図9】本発明の第1実施形態に係る多層ビルドアップ配線板にICチップを載置させた状態を示す断面図である。
【図10】図10(A)は、図8のA−A横断面図であり、図10(B)は、第1実施形態の多層ビルドアップ配線板のバイアホールの説明図であり、図10(C)は、図8のC−C横断面図であり、図10(D)は、第1実施形態の多層ビルドアップ配線板のスルーホールの説明図である。
【図11】図11(A)、図11(B)は、第1実施形態の改変例に係る多層ビルドアップ配線板の断面図である。
【図12】図12(A)は、本発明の第2実施形態に係る多層ビルドアップ配線板の断面図であり、図12(B)は、第2実施形態のスルーホール及びランドの平面図である。
【符号の説明】
22 充填剤
30 コア基板
36 スルーホール
37a、37b 配線路
39a、39b バイアホールランド(導体層)
50 層間樹脂絶縁層
58 導体回路
60 バイアホール
61a、61b 配線路
80A、80B ビルトアップ層
150 層間樹脂絶縁層
158 導体回路
160A、160B バイアホール

Claims (3)

  1. 層間樹脂絶縁層と導体層とが交互に積層され、各導体層間が、バイアホールにて接続された多層配線層が、コア基板上に形成されてなり、以下の工程を備える多層ビルドアップ配線板の製造方法:
    (a)コア基板に通孔を形成し、通孔内にめっき膜によりスルーホール導体を形成する工程;
    (b)前記スルーホール導体内に充填剤を充填する工程;
    (c)前記スルーホール導体の充填剤上に導体層を形成する工程;
    (d)前記導体層の中央部にエッチングによりスリットを入れ、当該導体層を2分割する工程;
    (e)前記導体層のマスクとして前記スリットを介してレーザを照射し、前記導体層に覆われていない部分の充填剤を除去する工程;
    (f)溶解水溶液により通孔内で露出したスルーホール導体を溶解除去し、スルーホール導体を2分割して2本の配線路を形成する工程;
    (g)コア基板上に、層間樹脂絶縁層、導体層及びバイアホールを形成する工程。
  2. 前記(g)コア基板上に、層間樹脂絶縁層、導体層及びバイアホールを形成する工程において、
    (h)コア基板上に層間樹脂絶縁層を形成する工程;
    (i)層間樹脂絶縁層に前記2分割された導体層を露出させるバイアホール形成用開口を形成する工程;
    (j)バイアホール形成用開口を前記導体層のスリットに沿って2分割する第1めっきレジストを形成する工程;
    (k)前記層間樹脂絶縁層の表面及びバイアホール形成用開口の内壁面に無電解めっき膜を形成する工程;
    (l)所定パターンの第2めっきレジストを設け、第2めっきレジストの非形成部分に電解めっき膜を形成する工程;
    (m)第2めっきレジスト及び第1めっきレジストを除去した後、第2めっきレジスト下の無電解めっき膜を除去することで、無電解めっき膜及び電解めっき膜からなる2本の配線路を形成するバイアホール、及び、導体層を形成する工程;とを備えることを特徴とする請求項1の多層ビルドアップ配線板の製造方法。
  3. 層間樹脂絶縁層と導体層とが交互に積層され、各導体層間がバイアホールにて接続された多層配線層が、コア基板の両面に形成され、前記コア基板の両面の導体層同士がコア基板に形成されたスルーホールにより電気的に接続されてなる多層ビルドアップ配線板において、
    前記コア基板のスルーホールには、充填剤が充填されるとともに該充填剤のスルーホールからの露出面を覆う導体層が形成され、該スルーホール及び該導体層が分割され、
    前記分割された導体層で覆われたスルーホールの直上に、該分割された導体層とそれぞれ接続された2分割されたバイアホールを配設したことを特徴とする多層ビルドアップ配線板。
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