JP4127099B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写などの所定処理によって現出する潜像画像を、印刷対象画像とともに、用紙などの所定媒体上に形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写牽制の目的で、複写処理を行うと、その複写結果に「コピー」等の文字列が現出するというような、いわゆる潜像を用紙などの媒体に形成する技術には、様々なものがある。例えば、複写機によるスキャンの際に、スキャナ用の光源の光に反応して蛍光する特殊なインクを用いて潜像を印字するものがある。また、スキャン時のスクリーン線の位置からずれた位置にランダムな模様(背景模様)を印字し、スクリーン線上に「コピー」の文字を当該ランダムな模様と同様の散点模様で印字することで、原紙では目立たず、潜像として形成された「コピー」の文字が、複写機で複写すると現出するようにしているものもある。
【0003】
そして、ユーザは、こうした潜像の上に本来の印刷対象画像を印字させる。このような潜像を用いた印刷装置の例として、特許文献1に開示されたものなどがある。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−324898号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
こうした上記従来の潜像を形成する技術では、潜像を用紙など、媒体全面に形成することとなる。しかしながら、例えば印章や印鑑を押印する部分などでは、その部分の印刷対象画像や、押印等により記述される像自体が比較の対象となる。例えば、押印された印鑑の印影は、実際の印鑑の印影と比較されて、一致しているか否かが検査されることがある。
【0006】
この場合に、潜像が地紋として印字されているのでは、当該部分に押印された印鑑の印影などの視認性が低くなってしまい、利便性が低い。
【0007】
そこで、例えば印字対象画像のデータを、複数の画像要素に分離し、各画像要素毎に潜像を形成するか否かを設定させることとしてもよい。しかし、このように画像要素に分離する方法によると、各画像要素を形成し、それに潜像を合成し、当該潜像合成後の画像要素をさらに合成するという手続を要し、装置構成が複雑になるだけでなく、各画像要素の配置関係等を意識しながらデータの作成を行う必要があって、ユーザの利便性が低くなる。
【0008】
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、利便性を向上できる画像形成装置を提供することをその目的の一つとする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、印刷対象画像と、所定処理により現出する潜像画像とを所定媒体上に形成する画像形成装置であって、前記潜像画像と、前記所定媒体の一部であって前記潜像画像を形成しないと指定された領域を表すセレクタレイヤー情報と、を読み出す手段と、前記セレクタレイヤー情報に基づいて、前記潜像画像を形成しないと指定された領域を除く、前記潜像画像の一部を選択的に抽出する手段と、前記抽出した潜像画像の一部を形成する手段と、前記所定媒体の一部であって、前記セレクタレイヤー情報に基づいて、前記潜像画像を形成しないと指定された領域に、所定処理により現出する、前記潜像画像とは異なる第2潜像画像を形成する手段と、を含むことを特徴としている。
【0010】
このように、潜像を形成すべき領域を潜像領域画定情報として設定可能としたことで、利便性を向上できる。
【0011】
また、背景模様をセレクタレイヤー情報に関わらず形成する手段を、さらに含むこととしてもよい。さらに、前記印刷対象画像を取得する手段をさらに含み、前記第2潜像画像となる画像データは、前記印刷対象画像を取得するタイミングで生成される画像データである、こととしてもよい。
【0012】
さらに、前記印刷対象画像と重ね合わせて形成される重畳対象画像データを少なくとも1つ取得する手段と、前記取得した少なくとも1つの重畳対象画像データを、前記印刷対象画像に重ね合わせて形成する重畳画像形成手段と、を含むこととしてもよい。
【0013】
また、前記重畳対象画像データ同士の重ね合わせ順序を指定する順序指定情報を取得する手段をさらに含み、前記重畳画像形成手段は、前記取得した重畳対象画像データを、前記順序指定情報によって指定された重ね合わせ順序で重ね合わせることとしてもよい。また、前記重畳対象画像データは、それぞれ、白又は黒のいずれか一色の画像を含んでもよい。また、前記潜像画像の現出態様の指定を表す態様指定情報を取得する手段をさらに含み、前記潜像画像を形成する手段は、前記態様指定情報に基づいて潜像画像の形成を行うこととしてもよい。
【0014】
また、本発明のある態様に係る、コンピュータを用いて、印刷対象画像と、所定処理により現出する潜像画像とを所定媒体上に形成する画像形成方法は、前記潜像画像と、前記所定媒体の一部であって前記潜像画像を形成しないと指定された領域を表すセレクタレイヤー情報と、を読み出す工程と、前記セレクタレイヤー情報に基づいて、前記潜像画像を形成しないと指定された領域を除く、前記潜像画像の一部を選択的に抽出する工程と、前記抽出した潜像画像の一部を形成する工程と、前記所定媒体の一部であって、前記セレクタレイヤー情報に基づいて、前記潜像画像を形成しないと指定された領域に、所定処理により現出する、前記潜像画像とは異なる第2潜像画像を形成する工程と、を含む。
【0015】
さらに、本発明の別の態様に係る、画像形成プログラムは、印刷対象画像と、所定処理により現出する潜像画像とを所定媒体上に形成させるためのもので、コンピュータに、前記潜像画像と、前記所定媒体の一部であって前記潜像画像を形成しないと指定された領域を表すセレクタレイヤー情報と、を読み出す手順と、前記セレクタレイヤー情報に基づいて、前記潜像画像を形成しないと指定された領域を除く、前記潜像画像の一部を選択的に抽出する手順と、前記抽出した潜像画像の一部を形成する手順と、前記所定媒体の一部であって、前記セレクタレイヤー情報に基づいて、前記潜像画像を形成しないと指定された領域に、所定処理により現出する、前記潜像画像とは異なる第2潜像画像を形成する手順と、を実行させるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る画像形成装置1は、例えば紙媒体に対して印刷を行うもので、図1に示すように、制御部11と、記憶部12と、ハードディスク13と、操作部14と、表示部15と、ネットワークインタフェース16とを含んで構成され、ネットワークを介してプリンタ2に接続されている。
【0017】
制御部11は、記憶部12に格納されているプログラムに従って動作し、印刷画像形成処理を行う。この印刷画像形成処理の具体的内容については、後に詳しく述べる。記憶部12は、制御部11によって実行されるプログラムを格納する、コンピュータ可読な記録媒体を含み、また、制御部11の印刷画像形成処理において利用される種々のデータを保持するものである。
【0018】
ハードディスク13は、印刷対象画像の画像データ等を保持している。操作部14は、マウスやキーボードなどであり、ユーザの操作内容を制御部11に伝達する。また、表示部15は、制御部11から入力される指示に従って情報を表示するディスプレイなどである。ネットワークインタフェース16は、制御部11から入力される指示に従って、プリンタ2に対して印刷の対象となった画像データを送信する。
【0019】
プリンタ2は、画像形成装置1からネットワークを介して受信した画像データ(印刷画像データ)を用紙に印刷する。
【0020】
ここで制御部11による印刷画像形成処理について説明する。制御部11は、ユーザから操作部14を介して、印刷対象画像の印刷指示を受けて、印刷画像形成処理を開始して、印刷対象画像の下地となる画像(下地画像)を形成し、次に、この下地画像に重畳して印刷対象画像を形成する。ユーザは、印刷対象画像の印刷指示を入力する際に、印刷部数や用紙サイズなどの情報とともに、印刷画像形成処理において利用される種々のパラメータを入力する。
【0021】
下地画像は、図2に示すようなデータ構造を有する下地画像データを用いて形成される。すなわち、下地画像データは、図2に示すように潜像画像データレイヤーPと、潜像領域画定情報としてのセレクタレイヤーQとに相当する画像データをそれぞれ特定する情報(URLやファイル名など)を含む。また、図2に示す下地画像データには、さらに重畳画像データとしての、白抜き地紋レイヤーRと、地紋レイヤーSとに相当する画像データをそれぞれ特定する情報(URLやファイル名など)を含み、また、これら重畳画像データの重ね合わせ順序を指定する順序指定情報を含む。この下地画像データは、予めユーザによって作成され、記憶部12に格納されている。
【0022】
ここで、セレクタレイヤーQは、用紙面のうち、潜像画像が印刷形成される領域を白色で、印刷形成しない領域を黒色で指定した、白黒2値の画像データとすればよい。なお、潜像画像が背景模様上に形成される場合、このセレクタレイヤーQにより潜像画像を印刷形成しないと指定した領域については、当該背景模様のみが形成されることになる。
【0023】
制御部11は、印刷指示に係る印刷対象画像の画像データをハードディスク13から読み出して取得し、当該画像データを記憶部12に格納して、下地画像を形成する処理を開始する。この下地画像を形成する処理では、制御部11は、まず、記憶部12から下地画像データを読み出して取得し、ユーザによって指定された用紙サイズに対応するページメモリ領域を記憶部12内に確保する。
【0024】
そして、潜像画像データレイヤーPのうち、セレクタレイヤーQ上で白色となっている領域に相当する部分の画像を、当該確保したページメモリ領域内の対応する領域部分に形成する。これにより、潜像領域画定情報によって画定される潜像形成領域内に、潜像画像が形成されることとなる。
【0025】
例えば、潜像画像データが図3(a)に示すようなものであり、セレクタレイヤーQの画像データが図3(b)に示すようなものであるとき、これらを組み合わせてページメモリ領域内に形成される画像データは図3(c)に示すようなものとなる。すなわち、セレクタレイヤーQの画像データは、潜像画像データの少なくとも一部を選択的に抽出させるマスクレイヤーとして機能している。なお、図3(c)では、わかりやすいように、図3(b)のうち、黒色であった部分を破線で囲って示しているが、実際にはこの破線は画像としては形成されない。また潜像画像が背景模様上に形成される場合は、当該背景模様は全体的に形成されるのであるが、図3では、この背景模様を省いて図示している。
【0026】
制御部11は、さらに、重畳画像データとしての、白抜き地紋レイヤーRと、地紋レイヤーSとが下地画像データに含まれている場合は、下地画像データに含まれている順序指定情報に従って、これらを潜像画像に順次重ね合わせた画像を形成する。例えば、図3(c)に示した画像データに対して、白抜き地紋レイヤーRを重ね合わせ、その上に地紋レイヤーSを重ね合わせる場合、その結果は図4(a)に示すように、白抜きされた部分(X)に重なる地紋レイヤーSの画像データ部分(Y)が形成される。他方、図3(c)に示した潜像画像に、地紋レイヤーSの画像データを先に重ね合わせ、その上に白抜き地紋レイヤーRの画像データを重ね合わせて形成する場合、図4(b)に示すように、白抜き画像部分(X)が黒色の地紋の画像(Y)上で白抜きされて現れることとなる。なお、白抜き地紋レイヤーRや地紋レイヤーSの画像データも白黒2値の画像データとすることができ、そのうち、例えば黒色の部分など、どちらかの部分が白抜き、又は黒色塗りつぶしとなるように設定される。なお、図4では、潜像画像が背景模様上に形成される場合を示しており、背景模様を斜線(ハッチング)で示している。
【0027】
また制御部11は、下地画像データのように、既定のデータではなく、日付や時刻、印刷指示を行ったユーザを特定する情報などを含む画像データ、第2潜像画像の画像データとして生成し、当該第2潜像画像をページメモリ領域内に形成してもよい。この場合、例えばセレクタレイヤーQの画像データにより、下地画像データに含まれる潜像画像の画像データが形成されないよう指定される領域、すなわち上述の例でいえば、セレクタレイヤーQの画像データのうち、黒色の部分(セレクタレイヤーQによって画定される潜像形成領域の外)に、この第2潜像画像を形成することとしてもよい。
【0028】
さらにこの第2潜像画像が日付や時刻である場合、ユーザから印刷指示を受け入れた時点や、印刷対象画像をハードディスク13から読み出した時点など、所定のタイミングで第2潜像画像の画像データを生成する。
【0029】
そして制御部11は、こうしてページメモリ領域内に形成した画像に対して、記憶部12に格納した印刷対象画像を重ね合わせて、印刷画像データを形成する。そして、この印刷画像データをプリンタ2に対して送信させる。
【0030】
本実施の形態の画像形成装置1は上述のように構成され、次に述べるように動作する。すなわち、ユーザは、予め潜像画像となる画像データと、当該潜像画像を形成する領域を画定するセレクタレイヤーQとなる画像データと、白抜き地紋レイヤーRとなる画像データと、地紋レイヤーSとなる画像データと、を作成してハードディスク13に格納しておく。
【0031】
そして、操作部14を操作して、制御部11に対し、下地画像データを生成すべき旨の指示を出力する。すると、制御部11が、下地画像データを生成するためのインタフェースを表示部15に表示する(図5)。このインタフェースには、画像データとレイヤーとを関連付けるための設定ウインドウ(A)と、潜像画像の印刷色を設定するプルダウンメニュー(B)と、順序指定情報を設定するためのインタフェース(C)と、下地画像の印刷の濃度(濃い、標準、薄い等の別)を設定するプルダウンメニュー(D)、並びに複写時に潜像画像がどのように現出するようにするか(潜像画像を浮き上がらせる、白抜きする等)を態様指定情報として設定するプルダウンメニュー(E)とを含む。なお、ここで示した例では、重畳画像データが2つだけである例を示しているため、順序指定情報を設定するためのインタフェース(C)は、どちらを上に(後から形成)するかを指定するプルダウンメニューとしている。
【0032】
ここでユーザが、各レイヤーとする画像データを指定し、潜像画像の印刷色を選択し、順序指定情報を入力し、さらに印刷の濃度を指定し、態様指定情報を設定して、「OK」ボタンをクリックすると、これら指定された各情報を含んだ下地画像データを生成して、記憶部12に格納する。また、この下地画像データは、ハードディスク13に格納されてもよい。さらに、制御部11は、この生成した下地画像データを特定する情報をユーザに入力させ、当該下地画像データを特定する情報に関連付けて、下地画像データを格納するようにしてもよい。
【0033】
また、ユーザが、印刷対象画像の画像データを指定して印刷指示を入力すると、制御部11が、当該指定された印刷対象画像の画像データをハードディスク13から取得するとともに、日時を表す文字列を、図示しない時計部を参照して生成し、当該文字列を含んでなる第2潜像画像の画像データを生成する。
【0034】
この印刷指示の際に、ユーザがパラメータとして、下地画像データを特定する情報を入力すると、制御部11は、当該情報によって特定される下地画像データを記憶部12又はハードディスク13から取得して、ユーザによって指定された用紙サイズに対応するページメモリ領域を記憶部12内に確保する。そして、潜像画像データレイヤーPのうち、セレクタレイヤーQ上で白色となっている領域に相当する部分の画像を、当該確保したページメモリ領域内の対応する領域部分に形成する(例えば図3(c))。なお、このときに、下地画像データに含まれる態様指定情報が参照され、当該態様指定情報によって指定される現出態様となるように、潜像画像が形成される。具体的に浮き上がらせたり、白抜きとなるようにする現出態様など、種々の態様に対応する形成方法が広く知られているので、ここでの詳しい説明を省略する。また、潜像画像が背景模様上に形成される場合、セレクタレイヤーQ上で黒色となっている部分であっても、当該背景模様は形成される。
【0035】
また、制御部11は、ここで第2潜像画像の画像データのうち、セレクタレイヤーQ上で黒色となっている領域に相当する部分の画像を、ページメモリ領域内の対応する領域部分に形成する。具体的に、図3(c)に例示した潜像画像に第2潜像画像(ここでは「03/04/01」の文字列とした)を重ね合わせると、図6(a)に示されるようなものとなる。
【0036】
制御部11は、さらに下地画像データに含まれている順序指定情報に従って、白抜き地紋レイヤーRの画像データと、地紋レイヤーSの画像データとを、記憶部12のページメモリ領域内に、順次重ね合わせて画像を形成する。そして、下地画像の画像データがページメモリ領域内に形成された状態となる。具体的に図6(a)に例示した画像に、地紋レイヤーSを先に、白抜き地紋レイヤーRを後に形成すると、その結果は、例えば図6(b)に示すようなものとなる。
【0037】
そして制御部11は、こうしてページメモリ領域内に形成した画像に対して、記憶部12に格納した印刷対象画像(例えば図6(c))を重ね合わせて、印刷画像データを形成する(例えば図6(d))。そして、この印刷画像データをネットワークインタフェース16に出力し、プリンタ2に対して送信させる。そしてプリンタ2は、この印刷画像データを印刷して出力する。
【0038】
このように、本実施の形態において特徴的なことの一つは、印刷対象画像データのフォームに従い、潜像画像を印字する領域と、第2潜像画像を印字する領域と、どちらの潜像画像も印字せず、白抜きとする領域と、地紋として黒塗りする領域とをそれぞれ細かに設定できることである。また、第2潜像画像を用いない場合は、用紙上のどの領域に潜像画像を印字するかを白黒2値の画像データで表現し、これをセレクタレイヤーに設定するという簡便な操作で潜像画像の印字領域を制限でき、利便性を向上できる。
【0039】
なお、本実施の形態においては、潜像画像を紙媒体に印字する例を説明したが、紙だけでなく、種々の媒体に対する印刷においても本実施の形態の画像形成装置を応用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る画像形成装置及び、その接続状態を表す構成ブロック図である。
【図2】 下地画像データのデータ構造例を表す説明図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係る画像形成装置による潜像画像の形成例を表す説明図である。
【図4】 重畳画像をさらに重ね合わせた例を表す説明図である。
【図5】 下地画像データを作成するためのインタフェースの例を表す説明図である。
【図6】 第2潜像画像を含めた、本発明の実施の形態に係る画像形成装置によって形成される印刷画像データの例を表す説明図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置、2 プリンタ、11 制御部、12 記憶部、13 ハードディスク、14 操作部、15 表示部、16 ネットワークインタフェース。
Claims (8)
- 印刷対象画像と、所定処理により現出する潜像画像とを所定媒体上に形成する画像形成装置であって、
前記潜像画像と、前記所定媒体の一部であって前記潜像画像を形成しないと指定された領域を表すセレクタレイヤー情報と、を読み出す手段と、
前記セレクタレイヤー情報に基づいて、前記潜像画像を形成しないと指定された領域を除く、前記潜像画像の一部を選択的に抽出する手段と、
前記抽出した潜像画像の一部を形成する手段と、
前記所定媒体の一部であって、前記セレクタレイヤー情報に基づいて、前記潜像画像を形成しないと指定された領域に、所定処理により現出する、前記潜像画像とは異なる第2潜像画像を形成する手段と、
を含むことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置であって、
背景模様をセレクタレイヤー情報に関わらず形成する手段、
を、さらに含むことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1または2に記載の画像形成装置であって、
前記印刷対象画像を取得する手段をさらに含み、
前記第2潜像画像となる画像データは、前記印刷対象画像を取得するタイミングで生成される画像データである、ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記印刷対象画像と重ね合わせて形成される重畳対象画像データを少なくとも1つ取得する手段と、
前記取得した少なくとも1つの重畳対象画像データを、前記印刷対象画像に重ね合わせて形成する重畳画像形成手段と、
をさらに含むことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4に記載の画像形成装置であって、
前記重畳対象画像データ同士の重ね合わせ順序を指定する順序指定情報を取得する手段をさらに含み、
前記重畳画像形成手段は、前記取得した重畳対象画像データを、前記順序指定情報によって指定された重ね合わせ順序で重ね合わせることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記潜像画像の現出態様の指定を表す態様指定情報を取得する手段をさらに含み、
前記潜像画像を形成する手段は、前記態様指定情報に基づいて潜像画像の形成を行うことを特徴とする画像形成装置。 - コンピュータを用い、印刷対象画像と、所定処理により現出する潜像画像とを所定媒体上に形成する画像形成方法であって、
前記潜像画像と、前記所定媒体の一部であって前記潜像画像を形成しないと指定された領域を表すセレクタレイヤー情報と、を読み出す工程と、
前記セレクタレイヤー情報に基づいて、前記潜像画像を形成しないと指定された領域を除く、前記潜像画像の一部を選択的に抽出する工程と、
前記抽出した潜像画像の一部を形成する工程と、
前記所定媒体の一部であって、前記セレクタレイヤー情報に基づいて、前記潜像画像を形成しないと指定された領域に、所定処理により現出する、前記潜像画像とは異なる第2潜像画像を形成する工程と、
を含むことを特徴とする画像形成方法。 - 印刷対象画像と、所定処理により現出する潜像画像とを所定媒体上に形成させるための画像形成プログラムであって、
コンピュータに、
前記潜像画像と、前記所定媒体の一部であって前記潜像画像を形成しないと指定された領域を表すセレクタレイヤー情報と、を読み出す手順と、
前記セレクタレイヤー情報に基づいて、前記潜像画像を形成しないと指定された領域を除く、前記潜像画像の一部を選択的に抽出する手順と、
前記抽出した潜像画像の一部を形成する手順と、
前記所定媒体の一部であって、前記セレクタレイヤー情報に基づいて、前記潜像画像を形成しないと指定された領域に、所定処理により現出する、前記潜像画像とは異なる第2潜像画像を形成する手順と、
を実行させることを特徴とする画像形成プログラム。
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