JP4126864B2 - ドアロック装置 - Google Patents

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淳 鈴村
龍次郎 秋月
典夫 木本
明 村松
早川  茂
靖彦 園
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Aisin Corp
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドアロックの施錠・解錠等を行うドアロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ドアロック装置としては種々のものが提案されており、例えば特開2000−160900号公報に記載されたものが知られている。こうしたドアロック装置においては、アウトサイドハンドル及びインサイドハンドルにそれぞれ連結されてドアの開放を許容するリンク機構と、アウトサイドハンドルに配置されたキーシリンダに連結され、キーシリンダの回動操作に応じてリンク機構の断続を切り替えて施錠・解錠を行うレバー機構と、制御状態に応じた電気的駆動によりリンク機構の断続を切り替えて施錠・解錠を行う駆動機構とを備えている。そして、アウトサイドハンドル若しくはインサイドハンドルの操作によりリンク機構を介してドアの開放を許容したり、キーシリンダの回動操作によりレバー機構を介してリンク機構の断続を切り替えて施錠・解錠を行ったり、電気的駆動により駆動機構を介してリンク機構の断続を切り替えて施錠・解錠を行ったりする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、こうしたドアロック装置においては、上記レバー機構の一部がドアパネル内において外部に露出しているため、同露出部を直接操作するなどして施錠状態を無効化する可能性があり、防犯上の観点から改良が望まれていた。
【0004】
そこで、上記リンク機構、レバー機構及び駆動機構を一体的に収容するとともに、レバー機構にキーシリンダを直結したドアロックアクチュエータが出願人によって提案されている。この場合、キーシリンダを回動させる以外にドアロックアクチュエータに収容されたレバー機構を操作することができず、防犯性が向上される。
【0005】
しかしながら、このようにドアロックアクチュエータに収容されるレバー機構にキーシリンダが直結される構成を採用した場合、その配置上の関係からアウトサイドハンドルとドアロックアクチュエータの重なりを余儀なくされる。
【0006】
このため、ドアへの衝突(側面衝突)が発生した際の衝撃を吸収するための空間をアウトサイドハンドルとドアロックアクチュエータとの間で確保するためには、ドアの厚みを大きくしなければならず、この結果、室内空間を犠牲にすることとなる。
【0007】
本発明の目的は、ドアの厚みを大きくすることなくアウトサイドハンドルとドアロックアクチュエータとの間に空間を確保することができるドアロック装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、アウトサイドハンドルに連結されてドアの開放を許容するリンク機構と、該アウトサイドハンドルに配置されたキーシリンダに直結され、該キーシリンダの回動操作に応じて該リンク機構の断続を切り替えて施錠・解錠を行うレバー機構と、電気的駆動により該リンク機構の断続を切り替えて施錠・解錠を行う駆動機構とを備えるドアロック装置において、前記レバー機構、前記リンク機構及び前記駆動機構のうち少なくとも前記レバー機構を収容するドアロックアクチュエータを備え、該ドアロックアクチュエータの外形として、ドアの厚み方向において前記アウトサイドハンドルと重なるキーシリンダ連結部及び該キーシリンダ連結部から段部を介して設けられた凹部が形成されたケースを有し、前記凹部によって前記アウトサイドハンドルに対する前記ケースの外形をドアの厚み方向において車両の上下にずらしたことを要旨とする。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のドアロック装置において、前記ドアロックアクチュエータは、前記レバー機構、前記リンク機構及び前記駆動機構を一体的に収容したことを要旨とする。
【0010】
(作用)
請求項1又は2に記載の発明によれば、アウトサイドハンドルとドアロックアクチュエータとの重なりを抑制するように同アウトサイドハンドルに対するケースの外形をずらした。従って、ドアの厚みを大きくすることなくアウトサイドハンドルとドアロックアクチュエータとの間に空間を確保し得る。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図3に従って説明する。図1は、本実施形態のドアロック装置1を車両ドア2の室内側からみた正面図であり、図2は同側面図であり、図3はドアロックアクチュエータ6のケース10内を示す斜視図である。
【0012】
図2に示されるように、車両ドア2は車両外側の意匠面を形成するドアアウタパネル2aと、同内側の意匠面を形成するドアトリム2bと、これら両パネル2a,2b間に介装されたドアインナパネル2cとを備えている。そして、ドアアウタパネル2aには、車両ドア2を開放等するためのアウトサイドハンドル3が設けられている。
【0013】
上記アウトサイドハンドル3にはハンドル側リンク機構4が連結されており、同アウトサイドハンドル3を引き出すことで同ハンドル側リンク機構4に設けられたロッド4aが押し下げられるようになっている。また、上記アウトサイドハンドル3にはキーシリンダ5が収容されており、同キーシリンダ5に差し込まれた図示しないキーの回動に伴って、室内側に伸びるキーシリンダ5のロッド5aが一体回動するようになっている。
【0014】
上記ドアロック装置1が備えるドアロックアクチュエータ6は、上記ドアインナパネル2cに対向して両パネル2a,2c間に配置されている。そして、このドアロックアクチュエータ6の連結レバー11は、上記ロッド4aに連結されており、同ロッド4aの押し下げをドアロックアクチュエータ6へと伝達するようになっている。また、上記ドアロックアクチュエータ6の外形を形成する樹脂製のケース10のキーシリンダ連結部10aに収容されたキーロータ12は上記キーシリンダ5のロッド5aに直結されている。従って、ロッド5aを介したキーの回動はキーロータ12に直接伝達されるようになっている。
【0015】
図3に示されるように、このドアロックアクチュエータ6の内部には、アクチュエータ側リンク機構21が収容されており、上記ロッド4aの押し下げは連結レバー11を介してアクチュエータ側リンク機構21に伝達されるようになっている。このアクチュエータ側リンク機構21は、ラッチ7a及びポール7bからなるラッチ機構7(図2参照)のポール7bに連結されている。図2に示す車両ドア2の閉鎖状態では、これらラッチ7a及びポール7bがかみ合っているが、アウトサイドハンドル3を引き出すことによるロッド4aの押し下げが連結レバー11及びアクチュエータ側リンク機構21を介してラッチ機構7のポール7bに伝達されると、これらラッチ7a及びポール7bのかみ合いが解除されて車両ドア2の開放を許容するようになっている。
【0016】
また、上記ドアロックアクチュエータ6の内部には、上記キーロータ12を備えるレバー機構22が併せ収容されている。このレバー機構22は、上記キーシリンダ5のロッド5aを介したキーの回動が伝達されることで上記アクチュエータ側リンク機構21の断続を切り替えて施錠・解錠を行う。
【0017】
さらに、上記ドアロックアクチュエータ6の内部には、駆動機構としてのモータ駆動機構23が併せ収容されている。このモータ駆動機構23は、制御状態に応じた給電によるモータの回転駆動により上記アクチュエータ側リンク機構21の断続を切り替えて施錠・解錠を行う。
【0018】
図1に示されるように、本実施形態におけるドアロックアクチュエータ1のケース10には、アウトサイドハンドル3とドアロックアクチュエータ6との重なりを抑制するように同アウトサイドハンドル3に対するドアロックアクチュエータ6の外形をずらしている。詳述すると、上記ケース10のキーシリンダ連結部10aのアウトサイドハンドル3の伸びる側には、段部10bが形成されており、同段部10bを介して設けられた凹部10cが形成されている。そして、ケース10(ドアロックアクチュエータ6)は、この凹部10cの外形がアウトサイドハンドル3の外形に沿うように形成されて、同アウトサイドハンドル3との重なりが抑制されている。
【0019】
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、ケース10に凹部10cを形成した。これにより、アウトサイドハンドル3に対するドアロックアクチュエータ6の外形をずらしてアウトサイドハンドル3とドアロックアクチュエータ6との重なりを抑制した。従って、車両ドア2の厚みを大きくすることなくアウトサイドハンドル3とドアロックアクチュエータ6との間に車両ドア2への衝突(側面衝突)時の衝撃を吸収するための空間を確保することができる。
【0020】
(2)本実施形態のドアロックアクチュエータ6は、アクチュエータ側リンク機構21、レバー機構22及びモータ駆動機構23を一体的に収容するとともに、レバー機構22にキーシリンダ5のロッド5aが直結される構造を有するため、防犯性を向上することができる。
【0021】
なお、本発明の実施の形態は上記実施形態に限定されるものではなく、次のように変更してもよい。
・前記実施形態においては、ケース10に凹部10cを形成し、アウトサイドハンドル3に対するドアロックアクチュエータ6の外形をずらしてアウトサイドハンドル3とドアロックアクチュエータ6との重なりを抑制した。これに対して、例えばキーシリンダ5のロッド5aとアクチュエータ側リンク機構21のキーロータ12との連結部を回動中心としてドアロックアクチュエータ6全体を回動することでアウトサイドハンドル3とドアロックアクチュエータ6との重なりを抑制してもよい。
【0022】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1又は2に記載の発明によれば、ドアの厚みを大きくすることなくアウトサイドハンドルとドアロックアクチュエータとの間に空間を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す正面図。
【図2】同実施形態の側面図。
【図3】同実施形態のケース内を示す斜視図。
【符号の説明】
1 ドアロック装置
2 車両ドア
3 アウトサイドハンドル
5 キーシリンダ
6 ドアロックアクチュエータ
10 ケース
10c 凹部
21 リンク機構としてのアクチュエータ側リンク機構
22 レバー機構
23 モータ駆動機構

Claims (2)

  1. アウトサイドハンドルに連結されてドアの開放を許容するリンク機構と、該アウトサイドハンドルに配置されたキーシリンダに直結され、該キーシリンダの回動操作に応じて該リンク機構の断続を切り替えて施錠・解錠を行うレバー機構と、電気的駆動により該リンク機構の断続を切り替えて施錠・解錠を行う駆動機構とを備えるドアロック装置において、
    前記レバー機構、前記リンク機構及び前記駆動機構のうち少なくとも前記レバー機構を収容するドアロックアクチュエータを備え、該ドアロックアクチュエータの外形として、ドアの厚み方向において前記アウトサイドハンドルと重なるキーシリンダ連結部及び該キーシリンダ連結部から段部を介して設けられた凹部が形成されたケースを有し、前記凹部によって前記アウトサイドハンドルに対する前記ケースの外形をドアの厚み方向において車両の上下にずらしたことを特徴とするドアロック装置。
  2. 前記ドアロックアクチュエータは、前記レバー機構、前記リンク機構及び前記駆動機構を一体的に収容したことを特徴とする請求項1に記載のドアロック装置。
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