JP4126113B2 - エアマッサージ機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エアマッサージ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、エア供給源と、空気の給排気によりマッサージ動作を行うエアセル(エアアクチュエータ)を備えたエアマッサージ機が知られている。
このようなエアマッサージ機においては、エア供給源とエアセルの間に設けられた方向切換弁によって、エアセルへの給排気を制御して、エアセルを伸縮させることによって、指圧、揉み、叩き等のマッサージ動作を行うように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
叩きを行うには、エアセルの伸縮を素早く繰り返し行う必要がある。すなわち、方向切換弁による給排気切り換えを素早く繰り返し行うことが必要である。
切換弁の切り換えを繰り返すには、従来のソレノイドバルブであれば、ソレノイドが励磁・消磁を繰り返すようにソレノイドへの印加電力を制御する必要があった。
【0004】
そこで、本発明は、このような切り換えを、簡易な構造で自動的に繰り返し行えるエアマッサージ機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成すべく、以下の技術的手段を講じた。すなわち、本発明のエアマッサージ機は、施療子がそれぞれの上端に取り付けられた対のエアアクチュエータが設けられた施療部と、前記エアアクチュエータへ圧縮空気を供給するエア供給源と、前記施療部と前記エア供給源との間に接続され、前記エアアクチュエータへの給排気の切り換えを行う方向切換弁とを備え、空気の給排気による前記エアアクチュエータの伸縮によって、前記施療子が進退出して、マッサージ動作を行うエアマッサージ機において、前記方向切換弁は、切換弁本体と、この切換弁本体内で摺動自在なスプールと、該スプールがその軸方向において異なる第1位置と第2位置とを取り得るように構成されているスプール保持手段とから構成されており、前記方向切換弁は、スプールの軸方向摺動によって方向切り換えを行うものであって、切換弁本体にエアアクチュエータ側に接続されるポートが2つ設けられ、スプールが前記保持手段により所定の力で第1位置に保持されているときは一方のポートが給気状態で他方のポートが排気状態となり、第2位置に保持されているときは一方のポートが排気状態で他方のポートが給気状態となるように構成され、前記エア供給源から圧縮空気が供給されている間は、前記スプールに対し、前記スプールが第1位置に保持されているときに給気状態となる一方のエアアクチュエータと排気状態となる他方のエアアクチュエータとの空気圧差によって第2位置に移動させる方向へ力が作用し、この力が前記保持手段による保持力よりも大きいとき、保持力に抗して前記スプールが第2位置に切り換わり、さらに、前記スプールが第2位置に保持されているときに排気状態となる一方のエアアクチュエータと給気状態となる他方のエアアクチュエータとの空気圧差によって第1位置に移動させる方向へ力が作用し、この力が前記保持手段による保持力よりも大きいとき、保持力に抗して前記スプールが第1位置に切り換わるように構成され、前記スプールの切り換えが繰り返されることで前記施療子(が進退出して前記マッサージ動作を行うことを特徴とするものである。
【0006】
そのため、前記方向切換弁は対のエアアクチュエータ間の空気圧差によって切り換えが行われるので、切り換えのための手段を別途設ける必要がなく、簡易な構造で、対のエアアクチュエータが交互に動作するようになる。
【0007】
なお、前記保持手段は、前記切換弁本体のスプール摺動方向両側に設けられているものとすることができる。そして前記保持手段は、前記スプールの軸方向一端を吸着可能であって、その保持力は調整自在とし、前記エアアクチュエータの動作切り換え間隔を調整することができるように構成されているものとすることができる。さらに、前記保持手段は電磁石により構成されているものとすることができる。
【0008】
また、前記保持手段は、前記切換弁本体のスプール摺動方向一端側に設けられたデテント機構により構成されているものとすることができる。そして前記保持手段による保持力は調整自在とし、前記エアアクチュエータの動作切り換え間隔を調整することができるように構成されているものとすることができる。さらに、前記保持手段は、前記スプールの軸方向一端外周に形成された2本の溝と、これらの溝に係合可能なボールと、該ボールを前記溝との係合方向に付勢するように設けられたバネと、該バネの付勢力を調整するためのネジとから構成されているものとすることができる。
【0009】
前記方向切換弁は、前記保持手段による保持作用から離れると急激に他方に移動するので、素早い切り換えが可能であり、前記保持手段による保持力を調整自在とする場合は、保持力を小さくすれば、切り換えの時間的間隔が短くなり、対のエアアクチュエータの動作切り換え間隔を長くすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るマッサージ機1を示しており、エアセル(エアアクチュエータ)を有する施療部3と、エア供給源5と、施療部3とエア供給源5との間に接続された方向切換弁7とを備えている。
【0013】
このマッサージ機1は、椅子の内部(背もたれ等)に組み込まれて椅子型マッサージ機として実施されたり、ハウジングに収納されてポータブルタイプのマッサージ機として実施されたりするものである。
前記施療部3は、基板9上に、ベローズ状のエアセル11A,11Bが2個設けられ、それぞれのエアセル11A,11Bの上端に、施療子13A,13Bが設けられている。エアセル11A,11Bは、空気の給排気により伸縮し、エアセル11A,11Bの伸縮により施療子13A,13Bが進退出して、叩き等のマッサージ動作可能とされている。
【0014】
前記エア供給源5は、エアポンプ15これを駆動するモータ17とから構成され、前記エアセル11A,11Bへ圧縮空気を供給するものである。
前記方向切換弁7は、エア供給源5からの圧縮空気を2つのエアセル11A,11Bに対し給排気を交互に繰り返し行うものであり、切換弁本体19と、この切換弁本体19内で摺動自在なスプール21と、切換弁本体19のスプール摺動方向両側に設けられたスプール保持手段23とから構成されている。
【0015】
前記切換弁本体19は、エアセル11Aが接続されるエアセルポートAと、エアセル11Bが接続されるエアセルポートBと、エアポンプ15の供給側に接続される供給ポートPと、各エアポンプの吸込側に接続されるリターンポートRA,RBとを備えている。
エアセルポートAからは、途中で2つに枝別れして二カ所でスプール収納室25と連通する第1気路27が形成されており、この第1気路27の枝分かれした枝気路のうちスプール摺動方向中央側の枝気路27aは、エア供給源5からの圧縮空気がエアセル11A側に供給されるように流れるためのものであり、他方の枝気路27bは、エアセル11Aから排気される空気が流れるためのものである。
【0016】
また、エアセルポートBからも、同様に、途中で2つに枝別れして二カ所でスプール収納室25と連通する第2気路29が形成されており、この第2気路29の枝分かれした枝気路のうちスプール摺動方向中央側の枝気路29aは、エア供給源5からの圧縮空気がエアセル11B側に供給されるように流れるためのものであり、他方の枝気路29bは、エアセル11Bから排気される空気が流れるためのものである。
【0017】
さらに、供給ポートP、リターンポートRA、リターンポートRBからも、第1及び第2気路27,29とは反対側からそれぞれスプール収納室29に連通する第3気路33、第4気路35、第5気路37がそれぞれ形成されている。
前記スプール21は、スプール収納室25内で摺動するスプール本体39と、スプール本体39の軸方向に間隔を置いて配置された2つのスプール弁41,43とから構成されている。
【0018】
スプール弁41,43は、気路を封鎖可能に形成されており、スプールが左側に摺動した状態(図1の状態をいう、以下、このスプール位置を第1位置という)にあるときに、左側のスプール弁41が第3気路35(リターンポートRA)を封鎖し、このとき、供給ポートPがエアセルポートAと連通状態となり、また、右側のスプール弁43が、第2気路29の枝気路29aを封鎖し、エアセルポートBがリターンポートRBと連通状態となるように配置されている。
【0019】
したがって、スプールが第1位置にあるときには、左側のエアセル11Aが給気状態となり、右側のエアセル11Bが排気状態となる。
また、スプール弁41,43は、スプールが右側に摺動した状態(以下、このスプール位置を第2位置という)にあるときには、左側のスプール弁41は、第1気路27の枝気路27aを封鎖し、このとき、エアセルポートAがリターンポートRAと連通状態となり、そして右側のスプール弁43が、第5気路37(リターンポートRB)を封鎖し、供給ポートPがエアセルポートBと連通状態となるように配置されている。
【0020】
したがって、スプールが第2位置にあるときには、左側のエアセル11Aが排気状態となり、右側のエアセル11Bが給気状態となる。
前記スプール保持手段23は、ソレノイドコイル45によって励磁される電磁石47によって構成され、その吸着力により、スプール21を第1位置及び第2位置に保持するように配置されている。
【0021】
また、電源49からソレノイドコイル49に供給される電流は可変とされており、印加電流を調整することにより、スプール21に対する吸着力を調整可能とされている。
以上の構成で、図1の状態(スプール21が第1位置にある状態)で、エア供給源5から圧縮空気の供給が開始されると、まず、供給ポートPとエアセルポートAとが連通しているから、左側のエアセル11Aは、給気状態となり施療子13Aが急激に前進(図1において上方移動)し、身体への押圧力を強める。
【0022】
このとき、左側のエアセル11Aの空気圧は右側のエアセル11Bの空気圧より高くなる。すなわち、供給ポートPから第1気路27の枝気路27aを流れる圧縮空気の圧力は、第2気路の枝気路29bからリターンポートRBに流れる空気圧より高くなる。したがって、圧縮空気の圧力は、スプール21を右側(第2位置側)に移動させる方向に作用する。しかし、スプール21は左側の電磁石47の吸着力によって保持されているため、しばらくは、第1位置に保持される。ところが、この状態で圧縮空気の供給がさらに行われると、左側のエアセル11A内の圧力が高くなり、やがて電磁石47の吸着力より圧縮空気がスプール21を右側に移動させる方向に作用する力の方が大きくなる。
【0023】
エアセル11A内の圧力がある値を超えると、スプール21は、電磁石47の吸着力に抗して、右側(第2位置側)へ摺動する。電磁石47の吸着力は、電磁石47からの距離が離れると急激に弱まるため、スプール21は、一旦電磁石47から離れるとスナップアクション的に急激に動く。
そして、スプール21が第2位置に移動すると、右側の電磁石47の吸着力によって、当該第2位置に保持される。
【0024】
すると、この第2位置では、供給ポートPとエアセルポートBとが連通しているから、右側のエアセル11Bが、給気状態となり施療子13Bが急激に前進(図1において上方移動)する。
また、エアセルポートAとリターンポートRAとが連通しているから、左側のエアセル11Aは、ポンプ10によって強制的に排気される排気状態となり、施療子13Aが急激に後退し、身体への押圧力を弱める。
【0025】
この第2位置では、右側のエアセル11Bの空気圧は左側のエアセル11Aの空気圧より高くなる。すなわち、供給ポートPから第2気路29の枝気路29aを流れる圧縮空気の圧力は、第1気路の枝気路27bからリターンポートRAに流れる空気圧より高くなる。したがって、圧縮空気の圧力は、スプール21を左側(第1位置側)に移動させる方向に作用する。
【0026】
しかし、第1位置の場合と同様に、スプール21は右側の電磁石47の吸着力によって保持されているため、しばらくは、第2位置に保持される。そして、エアセル11B内の圧力が高くなり、やがて電磁石47の吸着力より圧縮空気がスプール21を左側に移動させる方向に作用する力の方が大きくなと、スプール21は、電磁石47の吸着力に抗して、左側へ摺動して第1位置に戻る。
【0027】
スプール21が第1に戻ると、左側のエアセル11Aが給気状態となり、右側のエアセル11Bが排気状態となって、以上の動作が繰り返される。
このように、エア供給源5から圧縮空気が供給されている間は、スプール21の位置の切り換わりが自動的に繰り返され、左右の施療子13A,13Bが交互に進退出を繰り返し、叩き動作が行われる。
【0028】
また、スプール21位置の切り換わりの時間的間隔は、電磁石47の吸着力に比例する。すなわち、電磁石47の吸着力が大きい場合は切り換わり間隔が長くなり、吸着力が小さい場合は切り換わり間隔が短くなる。したがって、ソレノイドコイル45への印加電流を調整することによって、叩き速度を容易に調整することができる。
【0029】
図2は、本発明の第2の実施の形態に係るマッサージ機1を示している。このマッサージ機1が第1の実施の形態と異なる点は、保持手段23として、電磁石47でなく、デテント機構61を採用している点にある。
このデテント機構61は、スプール本体39の軸方向一端側の外周に、周方向全体にわたって形成形成された2本の溝63A,63Bと、これらの溝63A,63Bに係合可能なボール65と、このボール65を前記溝63A,63Bとの係合方向に付勢するように設けられたバネ67と、バネ67の付勢力を調整するためのネジ69とから構成されている。
【0030】
前記溝は、スプール21が第1位置にあるときにボール65と係合する位置に形成された第1溝63Aと、スプール21が第2位置にあるときにボール65と係合する位置に形成された第2溝63Bとからなる。
デテント機構61によるスプール21の保持力は、バネ67によって付勢されたボール65と溝63A,63Bとの係合力によって実現されており、図2に示す状態(スプール21が第1位置にある状態)において、エア供給源5からの圧縮空気の圧力が、この係合力より大きくなると、ボール65と第1溝63Aとの係合が解除されて、スプール21が第2位置に急激に移動する。そして、第2位置では、ボール65が第2溝63Bと係合してその位置に保持される。
【0031】
このようにして、本第2の実施の形態においても、スプール21がスナップアクション的な動きにより、第1位置と第2位置との間を自動的に交互に移動し、第1の実施の形態と同様に、施療子13A,13Bによる叩き動作を得ることができる。
なお、スプール21の位置が切り換わる時間的間隔も、ネジ69によって、バネ67の付勢力を変更することによって、調整することができる。
【0032】
このようなデテント機構61を採用すると、電磁石を採用した場合のように電力を必要としない。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、各エアセルポートA,Bには、エアセル11が1つずつ接続されているものを例示したが、各エアセルポートA,Bには、それぞれ複数のエアセル11を接続することができる。
【0033】
また、第1の実施の形態において、左右の電磁石47のソレノイドコイル45に印加される電流の大きさは、左右で異なるものであってもよい。この場合、第1位置から第2位置へ移動するまでの時間と、第2位置から第1位置へ移動するまでの時間が異なるものとなり、変則的な叩き動作を実現することができる。 さらに、第1位置と第2位置との切り換わり間隔を調整する必要がない場合、第1の実施の形態では、電磁石に代えて永久磁石を採用することができるし、第2の実施の形態では、ネジ69を不要化することができる。
【0034】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、簡易な構造で給排の切り換えを自動的に繰り返し行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るマッサージ機を示す構成図である。
【図2】 本発明の第2の実施の形態に係るマッサージ機を示す構成図である。
【符号の説明】
1 マッサージ機
3 施療子
5 エア(流体)供給源
7 方向切換弁
21 スプール
23 保持手段
47 電磁石
61 デテント機構

Claims (7)

  1. 施療子(13A,13B)がそれぞれの上端に取り付けられた対のエアアクチュエータ(11A,11B)が設けられた施療部(3)と、
    前記エアアクチュエータ(11A,11B)へ圧縮空気を供給するエア供給源(5)と、
    前記施療部(3)と前記エア供給源(5)との間に接続され前記エアアクチュエータ(11A,11B)への給排気の切り換えを行う方向切換弁(7)を備え
    空気の給排気による前記エアアクチュエータ(11A,11B)の伸縮によって、前記施療子(13A,13B)が進退出して、マッサージ動作を行うエアマッサージ機において、
    前記方向切換弁(7)は、切換弁本体(19)と、該切換弁本体(19)内で摺動自在なスプール(21)と、該スプール(21)がその軸方向において異なる第1位置と第2位置とを取り得るように構成されているスプール保持手段(23)とから構成されており、
    前記方向切換弁(7)は、スプール(21)の軸方向摺動によって方向切り換えを行うものであって、
    切換弁本体(19)にエアアクチュエータ(11A,11B)側に接続されるポート(A,B)が2つ設けられ、
    スプール(21)が前記保持手段(23)により所定の力で第1位置に保持されているときは一方のポートが給気状態で他方のポートが排気状態となり、第2位置に保持されているときは一方のポートが排気状態で他方のポートが給気状態となるように構成され、 前記エア供給源(5)から圧縮空気が供給されている間は、前記スプール(21)に対し、前記スプール(21)が第1位置に保持されているときに給気状態となる一方のエアアクチュエータと排気状態となる他方のエアアクチュエータとの空気圧差によって第2位置に移動させる方向へ力が作用し、この力が前記保持手段(23)による保持力よりも大きいとき、保持力に抗して前記スプール(21)が第2位置に切り換わり、さらに、前記スプール(21)が第2位置に保持されているときに排気状態となる一方のエアアクチュエータと給気状態となる他方のエアアクチュエータとの空気圧差によって第1位置に移動させる方向へ力が作用し、この力が前記保持手段(23)による保持力よりも大きいとき、保持力に抗して前記スプール(21)が第1位置に切り換わるように構成され、
    前記スプール(21)の切り換えが繰り返されることで前記施療子(13A,13B)が進退出して前記マッサージ動作を行うこと
    を特徴とするエアマッサージ機。
  2. 前記保持手段(23)は、前記切換弁本体(19)のスプール摺動方向両側に設けられている請求項1記載のエアマッサージ機。
  3. 前記保持手段(23)は、前記スプール(21)の軸方向一端を吸着可能であって、その保持力は調整自在とし、前記エアアクチュエータ(11A,11B)の動作切り換え間隔を調整することができるように構成されている請求項2記載のエアマッサージ機。
  4. 前記保持手段(23)は、電磁石(47)により構成されている請求項2又は3記載のエアマッサージ機
  5. 前記保持手段(23)は、前記切換弁本体(19)のスプール摺動方向一端側に設けられたデテント機構(61)により構成されている請求項1記載のエアマッサージ機
  6. 前記保持手段(23)による保持力調整自在とし、前記エアアクチュエータ(11A,11B)の動作切り換え間隔を調整することができるように構成されている請求項5記載のエアマッサージ機
  7. 前記保持手段(23)は、前記スプール(21)の軸方向一端外周に形成された2本の溝(63 A 、63 B )と、これらの溝に係合可能なボール(65)と、該ボール(65)を前記溝(63 A 、63 B )との係合方向に付勢するように設けられたバネ(67)と、該バネ(67)の付勢力を調整するためのネジ(69)とから構成されている請求項5又は6記載のエアマッサージ機。
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