JPH11313863A - エアマッサージ機及び方向切換弁 - Google Patents

エアマッサージ機及び方向切換弁

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JPH11313863A
JPH11313863A JP12489298A JP12489298A JPH11313863A JP H11313863 A JPH11313863 A JP H11313863A JP 12489298 A JP12489298 A JP 12489298A JP 12489298 A JP12489298 A JP 12489298A JP H11313863 A JPH11313863 A JP H11313863A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給排気切り換えを、簡易な構造で自動的に繰
り返し行えるエアマッサージ機を提供する。 【解決手段】 対のエアアクチュエータ11A,11B
と、当該エアアクチュエータ11A,11Bへの給排気
の切り換えを行う方向切換弁7を備えたエアマッサージ
機において、前記方向切換弁7の切り換えは、対のエア
アクチュエータ11A,11B間の空気圧差によって行
われ、この切り換えによって、対のエアアクチュエータ
(11A,11B)が交互に動作するように構成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアマッサージ機
及び方向切換弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、エア供給源と、空気の給排気
によりマッサージ動作を行うエアセル(エアアクチュエ
ータ)を備えたエアマッサージ機が知られている。この
ようなエアマッサージ機においては、エア供給源とエア
セルの間に設けられた方向切換弁によって、エアセルへ
の給排気を制御して、エアセルを伸縮させることによっ
て、指圧、揉み、叩き等のマッサージ動作を行うように
構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】叩きを行うには、エア
セルの伸縮を素早く繰り返し行う必要がある。すなわ
ち、方向切換弁による給排気切り換えを素早く繰り返し
行うことが必要である。切換弁の切り換えを繰り返すに
は、従来のソレノイドバルブであれば、ソレノイドが励
磁・消磁を繰り返すようにソレノイドへの印加電力を制
御する必要があった。
【0004】そこで、本発明は、このような切り換え
を、簡易な構造で自動的に繰り返し行えるエアマッサー
ジ機及び方向切換弁を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成すべく、以下の技術的手段を講じた。すなわち、本発
明のエアマッサージ機は、対のエアアクチュエータと、
当該エアアクチュエータへの給排気の切り換えを行う方
向切換弁を備えたエアマッサージ機において、前記方向
切換弁の切り換えは、対のエアアクチュエータ間の空気
圧差によって行われ、この切り換えによって、対のエア
アクチュエータが交互に動作するように構成されている
ものである。
【0006】対のエアアクチュエータ間の空気圧差によ
って切り換えが行われるので、切り換えのための手段を
別途設ける必要がなく、簡易な構造で、対のエアアクチ
ュエータが交互に動作するようになる。そして、前記方
向切換弁は、スプールの軸方向摺動によって方向切り換
えを行うものであって、そのスプールが、軸方向におい
て異なる2つの位置を取り得るように構成されていると
共に、エアアクチュエータ側に接続されるポートが2つ
設けられ、スプールが一方の位置にあるときに一方のポ
ートが給気状態で他方のポートが排気状態となり、他方
の位置にあるときに一方のポートが排気状態で他方のポ
ートが給気状態となるように構成され、かつ、各位置に
あるスプールを、当該位置に所定の力で保持する保持手
段を備えると共に、対のエアアクチュエータ間の空気圧
差による力が、保持手段の保持力に抗して、いずれの位
置にあるスプールに対しても他方の位置に移動させる方
向に作用するように構成されているものとすることがで
きる。
【0007】この場合、スプールが一方の位置(以下、
第1位置という)において保持手段によりその第1位置
に保持されている状態においては、一方のポートに接続
されたエアアクチュエータが給気状態となり、他方のポ
ートに接続されたエアアクチュエータが排気状態とな
り、対のエアアクチュエータ間に空気圧差が生じてく
る。空気圧差がスプールに与える力が保持力より小さい
間は、スプールはその第1位置に保持されたままである
が、さらに給気状態が続いて保持力より空気圧差による
力が大きくなると、スプールが他方の位置(以下、第2
位置という)に移動する。
【0008】スプールは、第2位置に移動すると、その
第2位置において保持手段により保持される。すると一
方のエアアクチュエータは排気状態となり、他方のエア
アクチェエータは給気状態となる。そして、第1位置の
場合と同様に、エアアクチュエータの空気圧差による力
が保持力より小さい間は、スプールはその第2位置に保
持されたままであるが、さらに給気状態が続いて保持力
より空気圧差による力大きくなると、スプールが他方の
位置である第1位置に移動する。
【0009】このような動作が繰り返され、一方のエア
アクチュエータと他方のエアアクチェウータとが交互に
動作する。そして、前記エアアクチュエータは、叩き動
作を行うものとすれば、効果的な叩きが得られる。そし
て、前記保持手段は、スプールの軸方向一端を吸着可能
な電磁石がスプールの軸方向両端に設けられて構成され
ているもの、または、スプールを各位置に保持するデテ
ント機構により構成されているものとすることができ
る。
【0010】いずれも、保持手段による保持作用から離
れると急激に他方に移動するので、素早い切り換えが可
能である。さらに、前記保持手段は、その保持力を調整
自在とされているものとすることができる。この場合、
保持力を小さくすれば、切り換えの時間的間隔が短くな
り、エアアクチュエータの動作切り換え間隔を短くで
き、逆に保持力を大きくすれば、エアアクチュエータの
動作切り換え間隔を長くすることができる。
【0011】また、本発明の方向切換弁は、対のエアア
クチュエータへの給排気の切り換えをスプールの軸方向
摺動によって行うものであって、前記スプールが、その
軸方向において異なる2つの位置を取り得るように設け
られ、エアアクチュエータ側に接続されるポートが2つ
設けられ、スプールが一方の位置にあるときに一方のポ
ートが給気状態で他方のポートが排気状態となり、他方
の位置にあるときに一方のポートが排気状態で他方のポ
ートが給気状態となるように構成され、各位置にあるス
プールを、他方の位置に移動しないように各位置に所定
の力で保持する保持手段が設けられ、対のエアアクチュ
エータ間の空気圧差による力が、保持手段の保持力に抗
して、いずれの位置にあるスプールに対しても他方の位
置に移動させる方向に作用するように構成されているも
のである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明の第1の実施の形
態に係るマッサージ機1を示しており、エアセル(エア
アクチュエータ)を有する施療部3と、エア供給源5
と、施療部3とエア供給源5との間に接続された方向切
換弁7とを備えている。
【0013】このマッサージ機1は、椅子の内部(背も
たれ等)に組み込まれて椅子型マッサージ機として実施
されたり、ハウジングに収納されてポータブルタイプの
マッサージ機として実施されたりするものである。前記
施療部3は、基板9上に、ベローズ状のエアセル11
A,11Bが2個設けられ、それぞれのエアセル11
A,11Bの上端に、施療子13A,13Bが設けられ
ている。エアセル11A,11Bは、空気の給排気によ
り伸縮し、エアセル11A,11Bの伸縮により施療子
13A,13Bが進退出して、叩き等のマッサージ動作
可能とされている。
【0014】前記エア供給源5は、エアポンプ15これ
を駆動するモータ17とから構成され、前記エアセル1
1A,11Bへ圧縮空気を供給するものである。前記方
向切換弁7は、エア供給源5からの圧縮空気を2つのエ
アセル11A,11Bに対し給排気を交互に繰り返し行
うものであり、切換弁本体19と、この切換弁本体19
内で摺動自在なスプール21と、切換弁本体19のスプ
ール摺動方向両側に設けられたスプール保持手段23と
から構成されている。
【0015】前記切換弁本体19は、エアセル11Aが
接続されるエアセルポートAと、エアセル11Bが接続
されるエアセルポートBと、エアポンプ15の供給側に
接続される供給ポートPと、各エアポンプの吸込側に接
続されるリターンポートRA,RBとを備えている。エ
アセルポートAからは、途中で2つに枝別れして二カ所
でスプール収納室25と連通する第1気路27が形成さ
れており、この第1気路27の枝分かれした枝気路のう
ちスプール摺動方向中央側の枝気路27aは、エア供給
源5からの圧縮空気がエアセル11A側に供給されるよ
うに流れるためのものであり、他方の枝気路27bは、
エアセル11Aから排気される空気が流れるためのもの
である。
【0016】また、エアセルポートBからも、同様に、
途中で2つに枝別れして二カ所でスプール収納室25と
連通する第2気路29が形成されており、この第2気路
29の枝分かれした枝気路のうちスプール摺動方向中央
側の枝気路29aは、エア供給源5からの圧縮空気がエ
アセル11B側に供給されるように流れるためのもので
あり、他方の枝気路29bは、エアセル11Bから排気
される空気が流れるためのものである。
【0017】さらに、供給ポートP、リターンポートR
A、リターンポートRBからも、第1及び第2気路2
7,29とは反対側からそれぞれスプール収納室29に
連通する第3気路33、第4気路35、第5気路37が
それぞれ形成されている。前記スプール21は、スプー
ル収納室25内で摺動するスプール本体39と、スプー
ル本体39の軸方向に間隔を置いて配置された2つのス
プール弁41,43とから構成されている。
【0018】スプール弁41,43は、気路を封鎖可能
に形成されており、スプールが左側に摺動した状態(図
1の状態をいう、以下、このスプール位置を第1位置と
いう)にあるときに、左側のスプール弁41が第3気路
35(リターンポートRA)を封鎖し、このとき、供給
ポートPがエアセルポートAと連通状態となり、また、
右側のスプール弁43が、第2気路29の枝気路29a
を封鎖し、エアセルポートBがリターンポートRBと連
通状態となるように配置されている。
【0019】したがって、スプールが第1位置にあると
きには、左側のエアセル11Aが給気状態となり、右側
のエアセル11Bが排気状態となる。また、スプール弁
41,43は、スプールが右側に摺動した状態(以下、
このスプール位置を第2位置という)にあるときには、
左側のスプール弁41は、第1気路27の枝気路27a
を封鎖し、このとき、エアセルポートAがリターンポー
トRAと連通状態となり、そして右側のスプール弁43
が、第5気路37(リターンポートRB)を封鎖し、供
給ポートPがエアセルポートBと連通状態となるように
配置されている。
【0020】したがって、スプールが第2位置にあると
きには、左側のエアセル11Aが排気状態となり、右側
のエアセル11Bが給気状態となる。前記スプール保持
手段23は、ソレノイドコイル45によって励磁される
電磁石47によって構成され、その吸着力により、スプ
ール21を第1位置及び第2位置に保持するように配置
されている。
【0021】また、電源49からソレノイドコイル49
に供給される電流は可変とされており、印加電流を調整
することにより、スプール21に対する吸着力を調整可
能とされている。以上の構成で、図1の状態(スプール
21が第1位置にある状態)で、エア供給源5から圧縮
空気の供給が開始されると、まず、供給ポートPとエア
セルポートAとが連通しているから、左側のエアセル1
1Aは、給気状態となり施療子13Aが急激に前進(図
1において上方移動)し、身体への押圧力を強める。
【0022】このとき、左側のエアセル11Aの空気圧
は右側のエアセル11Bの空気圧より高くなる。すなわ
ち、供給ポートPから第1気路27の枝気路27aを流
れる圧縮空気の圧力は、第2気路の枝気路29bからリ
ターンポートRBに流れる空気圧より高くなる。したが
って、圧縮空気の圧力は、スプール21を右側(第2位
置側)に移動させる方向に作用する。しかし、スプール
21は左側の電磁石47の吸着力によって保持されてい
るため、しばらくは、第1位置に保持される。ところ
が、この状態で圧縮空気の供給がさらに行われると、左
側のエアセル11A内の圧力が高くなり、やがて電磁石
47の吸着力より圧縮空気がスプール21を右側に移動
させる方向に作用する力の方が大きくなる。
【0023】エアセル11A内の圧力がある値を超える
と、スプール21は、電磁石47の吸着力に抗して、右
側(第2位置側)へ摺動する。電磁石47の吸着力は、
電磁石47からの距離が離れると急激に弱まるため、ス
プール21は、一旦電磁石47から離れるとスナップア
クション的に急激に動く。そして、スプール21が第2
位置に移動すると、右側の電磁石47の吸着力によっ
て、当該第2位置に保持される。
【0024】すると、この第2位置では、供給ポートP
とエアセルポートBとが連通しているから、右側のエア
セル11Bが、給気状態となり施療子13Bが急激に前
進(図1において上方移動)する。また、エアセルポー
トAとリターンポートRAとが連通しているから、左側
のエアセル11Aは、ポンプ10によって強制的に排気
される排気状態となり、施療子13Aが急激に後退し、
身体への押圧力を弱める。
【0025】この第2位置では、右側のエアセル11B
の空気圧は左側のエアセル11Aの空気圧より高くな
る。すなわち、供給ポートPから第2気路29の枝気路
29aを流れる圧縮空気の圧力は、第1気路の枝気路2
7bからリターンポートRAに流れる空気圧より高くな
る。したがって、圧縮空気の圧力は、スプール21を左
側(第1位置側)に移動させる方向に作用する。
【0026】しかし、第1位置の場合と同様に、スプー
ル21は右側の電磁石47の吸着力によって保持されて
いるため、しばらくは、第2位置に保持される。そし
て、エアセル11B内の圧力が高くなり、やがて電磁石
47の吸着力より圧縮空気がスプール21を左側に移動
させる方向に作用する力の方が大きくなと、スプール2
1は、電磁石47の吸着力に抗して、左側へ摺動して第
1位置に戻る。
【0027】スプール21が第1に戻ると、左側のエア
セル11Aが給気状態となり、右側のエアセル11Bが
排気状態となって、以上の動作が繰り返される。このよ
うに、エア供給源5から圧縮空気が供給されている間
は、スプール21の位置の切り換わりが自動的に繰り返
され、左右の施療子13A,13Bが交互に進退出を繰
り返し、叩き動作が行われる。
【0028】また、スプール21位置の切り換わりの時
間的間隔は、電磁石47の吸着力に比例する。すなわ
ち、電磁石47の吸着力が大きい場合は切り換わり間隔
が長くなり、吸着力が小さい場合は切り換わり間隔が短
くなる。したがって、ソレノイドコイル45への印加電
流を調整することによって、叩き速度を容易に調整する
ことができる。
【0029】図2は、本発明の第2の実施の形態に係る
マッサージ機1を示している。このマッサージ機1が第
1の実施の形態と異なる点は、保持手段23として、電
磁石47でなく、デテント機構61を採用している点に
ある。このデテント機構61は、スプール本体39の軸
方向一端側の外周に、周方向全体にわたって形成形成さ
れた2本の溝63A,63Bと、これらの溝63A,6
3Bに係合可能なボール65と、このボール65を前記
溝63A,63Bとの係合方向に付勢するように設けら
れたバネ67と、バネ67の付勢力を調整するためのネ
ジ69とから構成されている。
【0030】前記溝は、スプール21が第1位置にある
ときにボール65と係合する位置に形成された第1溝6
3Aと、スプール21が第2位置にあるときにボール6
5と係合する位置に形成された第2溝63Bとからな
る。デテント機構61によるスプール21の保持力は、
バネ67によって付勢されたボール65と溝63A,6
3Bとの係合力によって実現されており、図2に示す状
態(スプール21が第1位置にある状態)において、エ
ア供給源5からの圧縮空気の圧力が、この係合力より大
きくなると、ボール65と第1溝63Aとの係合が解除
されて、スプール21が第2位置に急激に移動する。そ
して、第2位置では、ボール65が第2溝63Bと係合
してその位置に保持される。
【0031】このようにして、本第2の実施の形態にお
いても、スプール21がスナップアクション的な動きに
より、第1位置と第2位置との間を自動的に交互に移動
し、第1の実施の形態と同様に、施療子13A,13B
による叩き動作を得ることができる。なお、スプール2
1の位置が切り換わる時間的間隔も、ネジ69によっ
て、バネ67の付勢力を変更することによって、調整す
ることができる。
【0032】このようなデテント機構61を採用する
と、電磁石を採用した場合のように電力を必要としな
い。なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるもの
ではない。例えば、各エアセルポートA,Bには、エア
セル11が1つずつ接続されているものを例示したが、
各エアセルポートA,Bには、それぞれ複数のエアセル
11を接続することができる。
【0033】また、第1の実施の形態において、左右の
電磁石47のソレノイドコイル45に印加される電流の
大きさは、左右で異なるものであってもよい。この場
合、第1位置から第2位置へ移動するまでの時間と、第
2位置から第1位置へ移動するまでの時間が異なるもの
となり、変則的な叩き動作を実現することができる。さ
らに、第1位置と第2位置との切り換わり間隔を調整す
る必要がない場合、第1の実施の形態では、電磁石に代
えて永久磁石を採用することができるし、第2の実施の
形態では、ネジ69を不要化することができる。
【0034】
【発明の効果】以上、本発明によれば、簡易な構造で給
排の切り換えを自動的に繰り返し行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るマッサージ機
を示す構成図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係るマッサージ機
を示す構成図である。
【符号の説明】
1 マッサージ機 3 施療子 5 エア(流体)供給源 7 方向切換弁 21 スプール 23 保持手段 47 電磁石 61 デテント機構

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対のエアアクチュエータ(11A,11
    B)と、当該エアアクチュエータ(11A,11B)へ
    の給排気の切り換えを行う方向切換弁(7)を備えたエ
    アマッサージ機において、 前記方向切換弁(7)の切り換えは、対のエアアクチュ
    エータ(11A,11B)間の空気圧差によって行わ
    れ、この切り換えによって、対のエアアクチュエータ
    (11A,11B)が交互に動作するように構成されて
    いるエアマッサージ機。
  2. 【請求項2】 前記方向切換弁(7)は、スプール(2
    1)の軸方向摺動によって方向切り換えを行うものであ
    って、そのスプール(21)が、軸方向において異なる
    2つの位置を取り得るように構成されていると共に、 エアアクチュエータ(11A,11B)側に接続される
    ポート(A,B)が2つ設けられ、スプール(21)が
    一方の位置にあるときに一方のポートが給気状態で他方
    のポートが排気状態となり、他方の位置にあるときに一
    方のポートが排気状態で他方のポートが給気状態となる
    ように構成され、 かつ、各位置にあるスプール(21)を、当該位置に所
    定の力で保持する保持手段(23)を備えると共に、 対のエアアクチュエータ(11A,11B)間の空気圧
    差による力が、エア供給源(5)から供給される空気の
    圧力が、保持手段(23)の保持力に抗して、いずれの
    位置にあるスプール(21)に対しても他方の位置に移
    動させる方向に作用するように構成されている請求項1
    記載のエアマッサージ機。
  3. 【請求項3】 前記エアアクチュエータ(11A,11
    B)は、叩き動作を行うものである請求項2記載のエア
    マッサージ機。
  4. 【請求項4】 前記保持手段(23)は、スプール(2
    1)の軸方向一端を吸着可能な電磁石(47)がスプー
    ル(21)の軸方向両端に設けられて構成されている請
    求項2又は3記載のエアマッサージ機
  5. 【請求項5】 前記保持手段(23)は、スプール(2
    1)を各位置に保持するデテント機構(61)により構
    成されている請求項2又は3記載のエアマッサージ機
  6. 【請求項6】 前記保持手段(23)は、その保持力を
    調整自在とされている請求項2〜5のいずれかに記載の
    エアマッサージ機
  7. 【請求項7】 対のエアアクチュエータ(11A,11
    B)への給排気の切り換えをスプール(21)の軸方向
    摺動によって行う方向切換弁であって、 前記スプール(21)が、その軸方向において異なる2
    つの位置を取り得るように設けられ、 エアアクチュエータ(11A,11B)側に接続される
    ポート(A,B)が2つ設けられ、スプール(21)が
    一方の位置にあるときに一方のポートが給気状態で他方
    のポートが排気状態となり、他方の位置にあるときに一
    方のポートが排気状態で他方のポートが給気状態となる
    ように構成され、 各位置にあるスプール(21)を、他方の位置に移動し
    ないように各位置に所定の力で保持する保持手段(2
    3)が設けられ、 対のエアアクチュエータ(11A,11B)間の空気圧
    差による力が、保持手段(23)の保持力に抗して、い
    ずれの位置にあるスプール(23)に対しても他方の位
    置に移動させる方向に作用するように構成されている方
    向切換弁。
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