JP4125397B2 - 小型乗用作業車のフレーム構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、小型乗用作業車のフレーム構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、小型乗用作業車の一形態として、前後方向に伸延する左右一対の車体形成フレームに、左右一対の前車輪を前車輪伝動ケースを介して取付けると共に、左右一対の後車輪を後車輪伝動ケースを介して取付け、上記車体形成フレームに運転部とエンジンと変速ケースを支持させたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、例えば、山間地域の段々畑における農作業では、傾斜地作業が多く、オペレータは、運転部に着座して操向操作をしている際に、機体が大きく傾斜して転倒しそうになることがあり、オペレータに恐怖感を与えることがある。
【0004】
また、山道を走行している際に、山道の近傍に繁殖している樹木の枝等が、山道側へ突出していて、この木の枝等がオペレータの体に当って怪我をすることがあるとともに、木の枝等が操向操作部等に当って損傷してしまうことがあり、危険である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明では、左右一対のメインフレームを具備する車体支持構造体上に運転部を設けると共に、同車体支持構造体の外周に外骨格を形成するサブフレームを取付け、同サブフレームの左右側部を形成する左右側フレーム形成体を、運転部の座席の側方位置において屈曲させるとともに、同屈曲部の前部と後部との間にサイドカバー体を架設し、しかも、左右側フレーム形成体の屈曲部の外周側方を全周にわたって開放せしめて把持可能な握り部を形成した小型乗用作業車であって、前記左右一対のメインフレームの前部と後部に、それぞれ左右一対の前車輪と後車輪とを取付けると共に、前記左右側フレーム形成体は、それぞれ前後車輪の直上方位置に配置して、前端から後下方へ向けて傾斜する踏ん張り面形成部と、各踏ん張り面形成部の後端から前記運転部の座席の側方位置まで後上方へ向けて傾斜する側方傾斜部と、各側方傾斜部の後端から略水平に伸延する後方伸延部とから形成して、左右側踏ん張り面形成部間に形成される傾斜面位置には踏ん張り面部を張設し、側方傾斜部と後方伸延部との間には車体の側方を被覆するためのサイドカバー体を架設すると共に、同サイドカバー体は、下端を車体内側方に向けて伸延させたフェンダー体を形成して、前車輪の上方と後車輪の前側上方とを被覆すべく構成したことを特徴とする小型乗用作業車のフレーム構造を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を説明する。
【0007】
すなわち、本発明に係る小型乗用作業車は、左右一対のメインフレームの前部に左右一対の前車輪を取付けると共に、後部に左右一対の後車輪を取付けて車体支持構造体を構成している。
【0008】
そして、車体支持構造体に運転部と変速ケースとエンジンとを設け、車体フレームの後端に昇降機構を取付け、同昇降機構に各種作業機を連結可能としている。
【0009】
このように、車体支持構造体を、左右一対のメインフレームと左右一対の前後車輪とから構成することにより、同車体支持構造体の重量を大幅に軽減している。
【0010】
しかも、車体支持構造体の構成部材として、変速ケースやエンジン等のパワーラインを使用していないために、これらパワーラインの軽量化が図れる。
【0011】
メインフレームには、本機の外骨格を形成するサブレームを取付けて、同サブフレームをガードフレームとして、又、分草フレームとして機能させるようにしている。 サブフレームの左右側部を形成する左右側フレーム形成体間に、門型のロールバーを運転部の直後方位置にて跨架し、同ロールバーの上部を形成する横フレーム形成体とサブフレームの前側フレーム形成体との間には、平面視矩形枠状のガードフレームを着脱自在に架設している。
【0012】
このようにして、サブフレームとロールバーとガイドフレームとが車体支持構造体の外骨格を形成して、運転部に着座して操向操作をしているオペレータの周囲を保護することができて、オペレータに安心感を与えることができるようにしている。
【0013】
しかも、左右側立上りフレーム形成体を操向操作部よりも側面視で前方側に配置して、操向操作部等を保護するようにしている。
【0014】
また、サブフレームの左右側部を形成する左右側フレーム形成体に運転部の座席の周辺部上方を被覆するための座席支持機枠カバー体を装着し、同座席支持機枠カバー体は、左右側前車輪の前側端部から車体の内側後方に向けて傾斜状に形成した左右側壁形成部を形成して、左右側前車輪の内側方に前車輪の切角を確保するための前車輪収容空間を形成して、左右側壁形成部と左右側前車輪とが操舵時に干渉しないようにし、左右側前車輪の切角を大きく確保でき、小型乗用作業車の最小回転半径を可及的に小さくすることができるようにしている。
【0015】
しかも、左右側壁形成部の内側端縁間に前壁形成部を座席の前端部から下方に向けて略垂直状に形成し、前壁形成部と左右側壁形成部とを平面視略コ字状に形成して、オペレータの踵部を収容するための踵収容凹部を形成して、座席に着座したオペレータが、床上に載置する足の自由度を座席の前端部の直下方位置まで大きく確保することができて、楽な姿勢で運転することができ、運転中のオペレータの疲労を軽減することができるようにしている。
【0016】
また、サブフレームの左右側部を形成する左右側フレーム形成体を、運転部の座席の側方位置において屈曲させるとともに、同屈曲部の前部と後部との間にサイドカバー体を架設し、しかも、左右側フレーム形成体の屈曲部の外周側方を全周にわたって開放せしめて把持可能な握り部を形成して、オペレータが運転部に乗降する際に握り部を把持することにより楽に乗降することができるとともに、傾斜地作業等において各種操作レバーを操作中に危険性を感じた際に、すばやく握り部を把持することにより身体を確実に支えることができるようにしている。
【0017】
また、サイドカバー体により前車輪の上方と後車輪の前側上方とを被覆し、サイドカバー体を前後車輪のフェンダーとして機能させて、前後車輪による小石等の跳上げを防止するようにしている。
【0018】
また、サブフレームの左右側部を形成する左右側フレーム形成体にサイドカバー体や座席支持機枠カバー体を着脱自在に取付けて、サブフレームにサイドカバー体又は座席支持機枠カバー体を、特殊な工具等を用いずに簡単かつ確実に着脱することができるようにしている。
【0019】
【実施例】
以下に、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
【0020】
図1〜図3に示すAは、本発明に係る小型乗用作業車であり、同小型乗用作業車Aは、車体フレーム1上の略中央部に変速ケース2を設け、同変速ケース2の左右側部にそれぞれ前車輪伝動ケース3,3を連動連設し、各前車輪伝動ケース3,3に前車輪4,4を前車軸4a,4a を介して取付けると共に、車体フレーム1上の後部に後車輪センター伝動ケース5を設け、同後車輪センター伝動ケース5の左右側部にそれぞれ後車輪伝動ケース6,6を連動連設し、各後車輪伝動ケース6,6に後車輪7,7を後車軸7a,7a を介して取付けて、車体支持構造体8を構成している。
【0021】
そして、車体支持構造体8には、図4及び図5にも示すように、前部に運転部9を設けると共に、前記変速ケース2と後車輪センター伝動ケース5との間にエンジン10とマフラー11とを配設して、同エンジン10に変速ケース2を第1伝動機構12を介して連動連結し、同変速ケース2に後車輪センター伝動ケース5を第2伝動機構13を介して連動連結している。18はバッテリーである。
【0022】
また、後車輪センター伝動ケース5の後端には、左右一対の作業機連結体14,14 を後方に向けて突設し、両作業機連結体14,14 間に伝動軸15を横架して、同伝動軸15をエンジン10に第3伝動機構16を介して連動連結し、車体フレーム1の後端部には昇降機構17を設けている。
【0023】
このようにして、車体支持構造体8の後方に各種作業機(図示せず)を作業機連結体14,14 と昇降機構17とを介して昇降可能に連結すると共に、各種作業機に第3伝動機構16を介して動力を伝達可能としている。
【0024】
車体フレーム1は、図4及び図5に示すように、前後方向に伸延する左右一対のメインフレーム20,20 と、両メインフレーム20,20 の前端部と後端部との間に架設した平面視矩形枠状のサブフレーム21と、同サブフレーム21上に起倒自在に立設した正面視門型のロールバー22と、同ロールバー22とサブフレーム21の前端部との間に介設した平面視矩形枠状のガードフレーム23とを具備している。
【0025】
左右一対のメインフレーム20,20 は、図4及び図5に示すように、変速ケース2の左右幅よりもやや広幅の間隔を保持して前後方向に直状に伸延する本体フレーム形成体20a,20a と、各本体フレーム形成体20a,20a の前端より内側前方へ向けて伸延する前側フレーム形成体20b,20b と、各本体フレーム形成体20a,20a の後端より後上方へ向けて傾斜状に伸延する後側傾斜フレーム形成体20c,20c と、各後側傾斜フレーム形成体20c,20c の後端より直上方へ立上げ状に伸延する後側立上げフレーム形成体20d,20d とから形成している。 そして、左右一対の前側フレーム形成体20b,20b は、前車軸4a,4a よりも前方位置で、かつ、左右側前車輪4,4の内側方に配置し、両形成体20b,20b の左右幅を、平面視にて、前方へ漸次細幅状に形成して、左右側前車輪4,4の切角を大きく確保することができるようにしている。
【0026】
また、左右一対の前側フレーム形成体20b,20b の前端間には、左右幅方向に伸延するサブフレーム連結体30を取付ブラケット31を介して横架している。32は取付ボルトである。 左右一対の本体フレーム形成体20a,20a の前部間には、前側連結体33を横架し、同前側連結体33の直後方に位置する本体フレーム形成体20a,20a の上面部分には、それぞれ前車輪伝動ケースステー34,34 を突設し、両ステー34,34 の上端中央部に形成した嵌合用凹部34a,34a に、それぞれ左右幅方向に伸延する左右側前車輪伝動ケース3,3の中途部を嵌合すると共に、各ステー34,34 と各伝動ケース3,3に取付けた連結ブラケット3aとを左右方向より当接させると共に、連結ボルト3b,3b により連結して、左右一対の本体フレーム形成体20a,20a により変速ケース2を下方より支持している。
【0027】
従って、左右一対の本体フレーム形成体20a,20a への左右側前車輪伝動ケース3,3の組付け作業を簡単かつ確実に行なうことができる。
【0028】
そして、左右一対の本体フレーム形成体20a,20a の後部間には後側連結パイプ35を横架し、同後側連結パイプ35の左右側部より左右一対のエンジン支柱36,36を立設している。 左右一対の後側傾斜フレーム形成体20c,20c の中途部には、それぞれ後車輪伝動ケースステー37,37 を突設し、両ステー37,37 の上端中央部に形成した嵌合用凹部37a,37a にそれぞれ左右幅方向に伸延する左右側後車輪伝動ケース6,6の中途部を嵌合すると共に、各ステー37,37 と各伝動ケース6,6に取付けた連結ブラケット6a,6a とを左右方向より当接させると共に、連結ボルト6b,6b により連結して、左右一対の後側傾斜フレーム形成体20c,20c により後車輪センター伝動ケース5を下方より支持している。
【0029】
従って、左右一対の後側傾斜フレーム形成体20c,20c への左右側後車輪伝動ケース6,6の組付け作業を簡単かつ確実に行なうことができ、前記した左右側前車輪伝動ケース3,3の組付け作業と相俟って、車体支持構造体8の組付け作業を簡単かつ確実に行なうことができる。
【0030】
しかも、各後車輪伝動ケースステー37の下端には、リンク連結ブラケット37bを下方へ垂設して、同リンク連結ブラケット37b に昇降機構17の一部を構成するロワリンク38の基端部を連結ピン39により連結している。
【0031】
ここで、後側傾斜フレーム形成体20c の傾斜角度は、ロワリンク38の最上昇傾斜角度と略同一に形成して、同ロワリンク38が後側傾斜フレーム形成体20c に干渉しないようにしている。
【0032】
左右一対の後側立上げフレーム形成体20d,20d は、後車軸7a,7a よりも後方位置にて立上り状に形成しており、両形成体20d,20d の上部にリフトアームステー40,40 を取付け、両リフトアームステー40,40 間にアーム支軸41を横架し、同アーム支軸41に左右一対のリフトアーム42,42 の基端と、作動用アーム43の基端を取付け、同作動用アーム43の先端部と前記作業機連結体14との間に昇降シリンダ44を介設すると共に、各リフトアーム42,42 の先端部と前記ロワリンク38,38 の各先端部との間にリフトリンク45,45 を介設し、これらと作業機連結体14に連結したトップリンク17a とにより昇降機構17を構成している。 そして、各後側立上げフレーム形成体20d,20d の上端には、それぞれ後述する後側フレーム形成体26を固定するための固定ブラケット46,46 を取付けている。
【0033】
サブフレーム21は、図4及び図5に示すように、左右幅方向に伸延させた前側フレーム形成体24と、同前側フレーム形成体24の左右側端より後方へ向けて伸延させた左右側フレーム形成体25,25 と、両左右側フレーム形成体25,25 の後端部間に横架した後側フレーム形成体26とから形成しており、メインフレーム20,20の前端間に横架したサブフレーム連結体30の左右側端に左右側フレーム形成体25,25 の前部を固定すると共に、メインフレーム20,20 の後側立上げフレーム形成体20d,20d の上端に後側フレーム形成体26を固定している。
【0034】
そして、左右側フレーム形成体25,25 は、それぞれ前後車輪4,4,7,7の直上方位置に配置しており、前端から後下方へ向けて傾斜する踏ん張り面形成部25a,25a と、各踏ん張り面形成部25a,25a の後端から後述する運転部9の座席74の側方位置まで後上方へ向けて傾斜する側方傾斜部25b,25b と、各側方傾斜部25b,25b の後端からメインフレーム20,20 の後側立上げフレーム形成体20d,20d の上方位置まで略水平に伸延する後方伸延部25c,25c とから形成している。
【0035】
上記後方伸延部25c,25c は、図1〜図6に示すように、前部間に連結横フレーム49を横架し、また、後端にそれぞれリフレクター50,50 を取付体51,51 を介して着脱自在に取付けており、取付体51は、後方伸延部25c の後端開口部に嵌入する筒状嵌入部51a と、同筒状嵌入部51a の頭部に一体成形した円板状の支持部51b とから形成し、同支持部51b の後面にリフレクター50を支持させている。
【0036】
後側フレーム形成体26は、図4及び図5に示すように、左右幅方向に伸延させた左右一対の後方伸延部25c,25c の後端部間に横架しており、メインフレーム20の後側立上げフレーム形成体20d,20d 間の直上方に位置する中途部26a を、左右側端部26b,26b よりも前方に位置させるべく、これら左右側端部26b,26b と中途部26a の左右側端部との間に左右側傾斜部26c,26c を形成している。
【0037】
そして、左側傾斜部26c の下面と中途部26a の右側端部下面とにそれぞれ固定ブラケット47,47 を取付けて、各固定ブラケット47,47 を前記後側立上げフレーム形成体20d,20d の上端に取付けた固定ブラケット46,46 上に重合させて、固定ボルト48,48 により固定している。
【0038】
このようにして、後側フレーム形成体26は、中途部26a の背後にリフトアーム42,42 との非干渉空間S1を形成して、同非干渉空間S1によりリフトアーム42,42の上昇回動角度を確保したままリフトアーム42,42 の回動支点を可及的に車体の中央部寄りに配置することができるようにしている。
【0039】
その結果、昇降機構17を車体の中央部寄りに配置することができ、同昇降機構17に連結する各種作業機を車体に近接させることができて、車体の前後重量バランスを良好にすることができる。
【0040】
ロールバー22は、後述する運転部9の座席74の直後方位置において、上記サブフレーム21の後方伸延部25c,25c 間に跨架しており、左右一対の支柱部22a,22aと、両支柱部22a,22a の上端間に横架した横フレーム部22b とから形成している。
【0041】
そして、左右一対の支柱部22a,22a は、それぞれ後方伸延部25c,25c に下端部を支持ブラケット28,28 を介して横方向の枢軸29,29 により起倒自在に取付け、各枢軸29,29 よりも上方に位置する各支柱部22a,22a の下部にピン挿通孔22c,22c を形成する一方、支持ブラケット28,28 には、枢軸29,29 の直上方位置に起立位置固定用ピン孔28a,28a を形成すると共に、枢軸29,29 の後方位置に後傾位置固定用ピン孔28b,28b を形成して、上記ピン挿通孔22c,22c といずれか一方のピン孔28a,28a,28b,28b とを符合させて、固定ピン63を挿通することにより、ロールバー22を起立位置と後傾位置とに姿勢変更可能としている。28c 後傾位置ストッパーである。
【0042】
しかも、後傾位置に姿勢変更したロールバー22の上端は、後述する運転部9のハンドル68と地上高を略同一に設定して、格納庫等への格納に要するスペースを小さくすることができるようにしている。
【0043】
また、支持ブラケット28,28 には、図1〜図5及び図7に示すように、ウインカー61,61 を取付ブラケット62,62 を介して取付けている。
【0044】
このようにして、本機を路上走行させる際の安全走行を確保することができるようにしている。
【0045】
ガードフレーム23は、図1〜図5に示すように、左右幅方向に伸延し、かつ、前側フレーム形成体24よりもやや短幅に形成した前側下部フレーム形成体23a と、前側下部フレーム形成体23a の左右側端よりロールバー22の横フレーム部22bと略同一高さまで上方へ立上げて形成した左右側立上りフレーム形成体23b,23bと、両立上りフレーム形成体23b,23b の上端部より後方のロールバー22の近傍位置まで伸延させて形成した左右側前後伸延フレーム形成体23c,23c と、両前後伸延フレーム形成体23c,23c の後端よりそれぞれ内側方へ対向状に伸延させて形成した左右後側上部フレーム形成体23d,23d と、両後側上部フレーム形成体23d,23d 間に横架した嵌合連結体23e とから形成している。しかも、ガードフレーム23は、図1及び図4に示すように、左右側立上りフレーム形成体23b,23b を後述する操向操作部250 よりも側面視で前方側に配置している。
【0046】
そして、前側下部フレーム形成体23a の左右側部には、それぞれ逆L字状の連結ブラケット55,55 を取付け、両連結ブラケット55,55 を前側フレーム形成体24の左右側部より下方へ垂設した連結片56,56 に連結ボルト57,57 により連結している。
【0047】
このように、連結ブラケット55は、連結片56に、後述する踏ん張り面部80a の下方位置にて連結ボルト57により連結すると共に、前方と左右側方とを後述するフロントウェイト96により被覆することにより、外部から連結構造が見えないようにして、美感を向上させている。
【0048】
また、嵌合連結体23e は、左右幅方向に伸延し、かつ、ロールバー22の横フレーム部22b に嵌合する断面半円弧状に形成して、中央部に連結ボルト孔58を形成しており、横フレーム部22b の中央部にも連結ボルト挿通孔59を上下貫通状態に形成して、符合する連結ボルト孔58と連結ボルト挿通孔59とに連結ボルト60を挿通して、横フレーム部22b に嵌合連結体23e を連結している。
【0049】
このようにして、ガードフレーム23は、前側フレーム形成体24と横フレーム部22b との間に着脱自在に取付けて、運転部9に着座しているオペレータの保護が図れるようにしている。
【0050】
しかも、左右側立上りフレーム形成体23b,23b を操向操作部250 よりも側面視で前方側に配置しているため、例えば、山道を走行している際に、山道の近傍に繁殖している樹木の枝等が山道側へ突出していても、左右側立上りフレーム形成体23b,23b によって木の枝等を車体の左右側方に排除でき、従って、オペレータを保護できるとともに、操向操作部250 等を保護することができ、小型乗用作業車Aの安全性を向上させることができる。
【0051】
また、格納庫等に格納する際に、ガードフレーム23が支障となる場合には、取外すこともでき、この際、ロールバー22は、前記したように必要に応じて後傾位置に姿勢変更することができる。
【0052】
ここで、上記した車体フレーム1の各構成部材であるメインフレーム20,20 、サブフレーム21、ロールバー22、及び、ガードフレーム23は、それぞれ丸パイプを使用して形成している。
【0053】
運転部9は、図1〜図5に示すように、サブフレーム21の前側フレーム形成体24に操向操作部250 を立設しており、同操向操作部250 は、サブフレーム21の前側フレーム形成体24の中央部と、サブフレーム連結体30の中央部との間にハンドルポスト支持体65を左右側踏ん張り面形成部25a,25a と略同一角度にて後傾状態に横架し、同ハンドルポスト支持体65上にハンドルポスト66を後傾状態のハンドルポスト支持体65と略直交する後傾状態にて立設し、同ハンドルポスト66中にハンドル支軸67を挿通して、同ハンドル支軸67の上端にハンドル68を取付ける一方、ハンドルポスト支持体65の下方まで伸延させたハンドル支軸67の下端と変速ケース2の下部との間に車輪操舵機構69を介設し、ハンドルポスト66をハンドルコラム70により被覆し、同ハンドルコラム70の左側壁に前後進切替レバー71を取付けると共に、同ハンドルコラム70の右側壁にアクセルレバー72を取付けている。
【0054】
そして、変速ケース2上には、座席支持機枠73を介して座席74を載置し、同座席74の左側方に主変速操作レバー75と副変速操作レバー76とを配設する一方、右側方に昇降操作レバー77と作業機伝動クラッチ入切操作レバー78と耕深調節操作レバー79とを配設している。
【0055】
座席支持機枠73は、図8及び図9に示すように、変速ケース2の左右側壁前部で、かつ、左右側前車輪伝動ケース3,3の直上方位置に取付けた左右一対のステー110,110 上に載設しており、左右一対のステー110 上に上下位置調節機構111 を立設し、同上下位置調節機構111 に座席支持体112 を変速ケース2の直上方位置にて後方へ張出し状に取付け、同座席支持体112 上に座席74を載置している。132 は固定ボルトである。
【0056】
そして、上下位置調節機構111 は、固定部113 と可動部114 と位置決め部115とから構成している。
【0057】
固定部113 は、前記ステー110,110 上に上下方向に伸延する支柱116,116 を立設すると共に、両支柱116,116 の中途部間に連結体117 を横架して形成しており、各支柱116,116 の上部にはロッド挿通孔118,118 を形成すると共に、各ロッド挿通孔118,118 に符合させて内側面にボス部119,119 を取付けている。
【0058】
可動部114 は、支柱116,116 の外側面に沿って上下方向に摺動する左右可動側壁120,120 と、両可動側壁120,120 の前端縁間に架設した前壁121 とから形成しており、各可動側壁120,120 には、それぞれ上下方向に間隔を開けて三個の第1・第2・第3位置決め孔122,123,124 を形成すると共に、各位置決め孔122,123,124 間に、各位置決め孔122,123,124 の孔径よりも細幅の連通溝125,126 を形成している。
【0059】
しかも、各位置決め孔122,123,124 は、可動部114 を上下方向に摺動させることにより、各支柱116,116 に形成したロッド挿通孔118,118 と符合させることができるようにすると共に、符合する両孔は同径に形成している。
【0060】
位置決め部115 は、前記ロッド挿通孔118,118 、ボス部119,119 、及びこれらと符合する位置決め孔中に、これらと同径に形成して左右方向に伸延する位置決めロッド127 を挿通し、図9において、同位置決めロッド127 の左右側部と中央部にそれぞれ小径部127a,127b,127cを形成すると共に、右側端部に大径部127dを形成しており、中途部の小径部127cの外周面には、復帰用スプリング128 を巻回し、同復帰用スプリング128 の左右側端に、同小径部127cに嵌合したリング状の左右側スプリング受体129,130 を当接させ、左側スプリング受体129 は左側ボス部119 の端面に固定する一方、右側スプリング受体130 は小径部127cの中途部に固定ピン131 を介して固定している。
【0061】
このように、通常は、位置決めロッド127 の左右側部が位置決め孔中に挿通・嵌合状態となって、可動部114 が位置決めロッド127 により固定されており、右側端部の大径部127dを、図9において、復帰用スプリング128 の弾性付勢力に抗して左側方へ押圧して、位置決めロッド127 を左側方へ摺動させると、位置決め孔中に左右側小径部127a,127b が位置し、可動部114 が連通溝125,126 を介して上下方向に摺動可能となる。
【0062】
そこで、所望の位置決め孔をロッド挿通孔118,118 に符合させたところで、押圧力を解除すると、復帰用スプリング128 の弾性力により位置決めロッド127 が右側方へ摺動復帰されて、位置決め孔中に位置決めロッド127 の左右側部が挿通・嵌合状態となって、可動部114 が位置決めロッド127 により固定された状態となる。
【0063】
従って、後述する座席74の上下位置調節を簡単かつ確実に行なうことができる。 座席支持体112 は、可動部114 の左右可動側壁120,120 間に前壁135 を架設し、同前壁135 の上端縁より後方へ伸延させて天井壁136 を形成すると共に、前壁135 の左右側縁上部より後方へ伸延させて左右側壁137,137 を形成しており、天井壁136 の左右側後端部には座席受け体138,138 を突設している。
【0064】
座席74は、底面の左右側前部に枢支ブラケット140,140 を垂設し、各枢支ブラケット140,140 に前後方向に間隔を開けて三個の第1・第2・第3枢支孔141,141,142,142,143,143 を形成し、いずれか左右一対の枢支孔を可動部114 の左右可動側壁120,120 の上部に形成した枢軸挿通孔144,144 に外側方より符合させると共に、符合した孔中に左右方向に伸延する枢軸145 を挿通して、可動部114 に座席74の前側下部を枢支している。
【0065】
そして、枢軸145 の左右側端部には、抜止めピン146,146 を抜差し自在に取付けて、一方の抜止めピン146 を抜き取ることにより、枢軸145 を外側方へ引き抜いて、所望の枢支孔を枢軸挿通孔144,144 に符合させた後、符合した孔中に枢軸145 を挿通して、座席74の前後位置調節が行なえるようにしている。
【0066】
また、主変速操作レバー75は、図10及び図11に示すように、変速ケース2に連動連結しており、変速ケース2の左側壁中途部に、左右方向に軸線を向けたレバー支軸150 を軸支持ブラケット(図示せず)を介して取付け、同レバー支軸150 にレバー支持体151 の下端をボス部152 を介して取付け、同レバー支持体151 は、上方へ立上げて形成した立上り部151aに主変速操作レバー75の基端部を取付けると共に、同立上り部151aの上端より右側方へ水平に伸延させて形成した水平部151bの先端に連結ピン157 を取付けている。 そして、変速ケース2の天井壁より上方へ主変速操作軸153 を突出させ、同主変速操作軸153 に主変速操作アーム154 の基端を取付け、同主変速操作アーム154 の先端部に形成した連結用長孔155 に上記連結ピン157 を挿通して、同主変速操作アーム154 に主変速操作レバー75をレバー支持体151 を介して連動連結している。156 はシフトフォークである。
【0067】
また、主変速操作レバー75は、レバー支持体151 の立上り部151aに基部75a を取付けると共に、中途部を左側外方へ伸延させ、かつ、左側フレーム形成パイプ25の側方傾斜部25b の内方位置より上方へ立上げて、上端の把持部75b を後述する握り部27の内側近傍位置に配置して、同位置にて前後方向に回動させて主変速操作が行なえるようにしている。158 はレバーガイド溝である。
【0068】
副変速操作レバー76は、図10及び図11に示すように、変速ケース2に連動連結しており、左右側フレーム形成体25,25 の後方伸延部25c,25c の前部間に横架した連結横フレーム49の下方に、左右方向に伸延する筒状のボス部160 を取付ブラケット161 を介して取付け、同ボス部160 にレバー支軸162 を回動自在に挿通し、同レバー支軸162 の左側端部に副変速操作レバー76の基端をレバー取付体163 を介して取付ける一方、同レバー支軸162 の右側端部に第1連動アーム164をアーム取付体165 を介して取付けている。 そして、右側の本体フレーム形成体20a の中途部にリンクステー166 を立設し、同リンクステー166 に左側方へ向けてアーム支軸167 を突設し、同アーム支軸167 にボス部168 を回動自在に嵌合して、同ボス部168 に第2連動アーム169 と第3連動アーム170 とをそれぞれ突設し、第2アーム169 の先端と上記第1連動アーム164 の先端とをリンク171 を介して連動連結している。
【0069】
また、変速ケース2の底壁より下方へ副変速操作軸172 を突出させ、同副変速操作軸172 に副変速操作アーム173 の基端を取付け、同副変速操作アーム173 の先端と前記第3連動アーム170 の先端とを連結ロッド174 及びロッド連結体175を介して連動連結している。176 はシフトフォークである。
【0070】
副変速操作レバー76は、レバー取付体163 に基端76a を取付けると共に、左側方へ水平に伸延させ、かつ、中途部を左側フレーム形成体25の後方伸延部25c の内側位置より上方へ立上げて、上端の把持部76b を主変速操作レバー75の把持部75b の直後方位置に配置して、同位置にて前後方向に回動させて副変速操作が行なえるようにしている。177 はレバーガイド溝である。
【0071】
また、運転部9には、図1及び図2に示すように、車体フレーム1の前部上に床部形成体80を張設し、同床部80の後端縁に連続させて座席支持機枠カバー体81を設けている。
【0072】
床部形成体80は、前側フレーム形成体24と左右側踏ん張り面形成部25a,25a とにより形成される傾斜面位置に張設した踏ん張り面部80a と、同踏ん張り面部80a より後方の変速ケース2の近傍位置まで略水平に伸延させて形成した水平面部80b とから形成している。88はブレーキペダル、99はバックミラーである。
【0073】
このようにして、オペレータは、踏ん張り面部80a や水平面部80b に足を載せた楽な姿勢でハンドル操作が行なえるようにすると共に、下り傾斜路面を走行する際には、オペレータは踏ん張り面部80a 上で足を踏ん張ることができるようにしている。
【0074】
座席支持機枠カバー体81は、図2及び図15、図16に示すように、左右側前車輪4,4 の前側端部から車体の内側後方に向けて傾斜状に形成した左右側壁形成部81b,81b と、同左右側壁形成部81b,81b の内側端縁間に座席74の前端部から下方に向けて略垂直状に形成した前壁形成部81a と、前壁形成部81a 及び左右側壁形成部81b,81b の上端縁より後方へ伸延させて座席支持機枠73の上部の周縁部を囲繞する天井壁形成部81c とから形成している。
【0075】
そして、前壁形成部81a と左右側壁形成部81b,81b は、図2及び図15に示すように、平面視略コ字状を形成すべく配置して、オペレータの踵部を収容するための前方開口状の踵収容凹部82を形成している。
【0076】
このようにして、座席74に着座したオペレータは、床部形成体80上に載置する足の自由度を、座席74の前端部の直下方位置まで大きく確保することができて、楽な姿勢で運転することができ、運転中の疲労を軽減することができる。
【0077】
また、図2に示すように、左右側壁形成部81b,81b を左右側前車輪4,4 の前側端部から車体の内側後方に向けて傾斜状に形成して、左右側前車輪4,4 の内側方に前車輪4,4 の切角を確保するための前車輪収容空間260 を形成している。
【0078】
そのため、左右側前車輪4,4 の切角を大きく確保することができ、小型乗用作業車Aの最小回転半径を可及的に小さくすることができ、小型乗用作業車Aの操作性を向上させることができる。
【0079】
また、天井壁形成部81c には、座席支持機枠73を挿通するための挿通孔251 を形成するとともに、それぞれ各種操作レバーをガイドするためのレバーガイド溝83,84,85,86,87を形成している。
【0080】
サブフレーム21の側方傾斜部25b と後方伸延部25c との間には、図2に示すように、車体の側方を被覆するサイドカバー体90を架設しており、同サイドカバー体90は、図18〜図20に示すように、下側半部を車体の左右幅方向に張り出してフェンダー部90b を形成するとともに、同フェンダー部90b の下端を車体内側方に向けて伸延させたフェンダー体90h を形成し、フェンダー部90b の前方に側面視円弧状に形成した前方フェンダー部90c により前車輪4の上方を被覆するとともに、フェンダー部90b の後方に側面視で後上方に向けて傾斜状に形成した後部フェンダー部90d により後車輪7の前側上方を被覆している。
【0081】
このようにして、サイドカバー体90は、前後車輪4,7 のフェンダーとして機能し、前後車輪4,7 による小石等の跳上げを防止することができ、小型乗用作業車Aの安全性を向上させることができる。
【0082】
しかも、サイドカバー体90とは別個に前後車輪4,7 のフェンダーを設ける必要がなくなり、部品点数の削減が図られ、小型乗用作業車Aを製造容易かつ軽量なものとすることができる。
【0083】
また、サイドカバー体90は、上側方中途部を下方へ凸状に折曲させて段付凹部90a を形成しており、左右側フレーム形成体25,25 の側方傾斜部25b,25b と後方伸延部25c,25c とが接続する屈曲部下方と段付凹部90a との間に握り部空間91を形成し、左右側フレーム形成体25,25 の屈曲部の外周側方を全周にわたって開放せしめて、運転部9の座席74の左右側方位置において、オペレータが把持することができる握り部27,27 を形成している。
【0084】
このようにして、オペレータは、運転部9に乗降する際には、握り部27を把持することにより楽に乗降することができ、また、傾斜地作業において、各種操作レバーを操作中に危険性を感じた際には、すばやく、握り部27を把持することにより身体を確実に支えることができて、安全性を確保することができる。
【0085】
しかも、握り部27,27 の内方かつ近傍に各種操作レバー75,76,77,78,79を配置しているため、オペレータは、傾斜地作業等において各種操作レバー75,76,77,78,79を操作中に危険性を感じた際に、すばやく握り部27,27 を把持することにより身体を確実に支えることができる。
【0086】
上記座席支持機枠カバー体81及びサイドカバー体90は、サブフレーム21に着脱自在に取付けている。
【0087】
すなわち、図21及び図22に示すように、サブフレーム21の外周面の車体内側にブラケット252 を溶接し、同ブラケット252 に取付具253 を車体内側方から螺着し、同取付具253 の先端を下方に向けて折曲して取付座253aを形成するとともに、同取付座253aに前後方向に長手状の開口を有する取付長孔253bを穿設し、一方、サイドカバー体90の前部及び後部に平面状の底部90e を有する取付凹部90f を形成するとともに、同取付凹部90f の底部90e の略中央に円形開口を有する取付孔90g を穿設し、前記取付具253 の取付座253aの前面とサイドカバー体90の取付凹部90f の底部90e 裏面とを当接させた状態で、車体の側方からサイドカバー体90の取付孔90g と取付具253 の取付長孔253bとに係止具254 を挿通して、サブフレーム21にサイドカバー体90を係止している。図中、255 は固定用ボルト、256はワッシャー、257 はボルト挿通孔、258 は雌ネジ部である。
【0088】
係止具254 は、平板状のツマミ部254aの基部に円板状の鍔部254bをツマミ部254aに直交させて形成するとともに、同鍔部254bの裏面に、先端を左右方向に突出させた係止爪254cを二股状に形成しており、係止爪254cの先端の突出方向と取付座253aの取付長孔253bの長手方向とを合わせた状態で、サイドカバー体90の取付孔90g と取付具253 の取付長孔253bとに係止具254 に挿通し、更に、同係止具254 を略90度回転させることにより、係止具254 の係止爪254cを取付具253 の取付長孔253bに係止するようにしている。
【0089】
同様に、図17に示すように、サブフレーム21の外周面に平板状の前後ブラケット259a,259b を車体の内側方に向けて突設するとともに、同前後ブラケット259a,259b に前後方向に長手状の開口を有する取付長孔259cを穿設し、一方、座席支持機枠カバー体81の前部及び後部の左右両側に平面状の底部81e を有する取付凹部81f を形成するとともに、同取付凹部81f の底部81e の略中央に円形開口を有する取付孔81g を穿設し、前記ブラケット259a,259b の上面と座席支持機枠カバー体81の取付凹部81f の底部81e 裏面とを当接させた状態で、車体の上方から座席支持機枠カバー体81の取付孔81g とブラケット259a,259b の取付長孔259c,259c とに前記係止具254 を挿通して、サブフレーム21に座席支持機枠カバー体81を係止している。 このようにして、サイドカバー体90及び座席支持機枠カバー体81は、特殊な工具等を用いずに簡単かつ確実に着脱することができ、小型乗用作業車Aのメンテナンス性を向上させることができる。
【0090】
エンジン10の上方は、図1及び図2に示すように、開閉自在のボンネット92により被覆しており、同ボンネット92の上面は平坦面に形成して荷物載置台93となしている。 そして、荷物載置台93には、図7に示すように、前後方向に伸延する突条部93a と凹条部93b とを左右幅方向に交互に形成して断面凹凸状となして、荷物載置台93の剛性を確保している。98は開閉枢支ブラケットである。
【0091】
また、後方伸延部25c,25c の後部下面には、それぞれ係止片としての係止用フック94,94 を下方へ向けて突設して、左右に対向する係止用フック94,94 間に荷物固定用ベルト95を掛け渡して、荷物載置台93上に載置した荷物Nを固定することができるようにしている。
【0092】
前側下部フレーム形成体23a には、図1〜図4に示すように、フロントウエイト96を連結片56,56 を介して取付ボルト97により取付けている。
【0093】
そして、フロントウエイト96は、前側下部フレーム形成体23a に沿わせて左右幅方向に伸延させて形成した前面形成部96a と、同前面形成部96a の左右側端より左右側踏ん張り面形成部25a,25a に沿わせて後方へ向けて伸延させて形成した左右側面形成部96b,96b とから平面視略コ字状に形成して、バンパーとしても機能するようにしている。
【0094】
しかも、フロントウエイト96は、踏ん張り面部80a の直下方に形成される側面視直角三角形状の下部空間S2を前方と左右側方から被覆している。
【0095】
ここで、踏ん張り面部80a の直下方の下部空間S2内には、車輪操舵機構69の一部、すなわち、ハンドル支軸67の下端に取付けたピニオンギヤ69a と、同ピニオンギヤ69a に噛合するセクタギヤ69b と、同セクタギヤ69b に連設すると共に、ハンドルポスト支持体65に枢支した操舵アーム69c とを収容している。
【0096】
このように、下部空間S2内に車輪操舵機構69の一部を配設することにより、同車輪操舵機構69の一部の配設地上高を大きく確保することができて、飛散石や地上突起物等による損傷を防止することができる。
【0097】
しかも、車輪操舵機構69の一部は、フロントウエイト96により前方と左右側方とを被覆しているために、確実に保護することができる。
【0098】
さらに、フロントウエイト96により車体の前後バランスを良好に確保することができて、安定した走行性能及び農作業性能を確保することができる。
【0099】
また、下部空間S2内に配設したセクタギヤ69b は、図12に示すように、基端部に基軸69e を上下方に向けて突設しており、同基軸69e の下端部に操舵アーム69c を連結し、同操舵アーム69c の左右端部に、それぞれ左右一対のドラッグロッド69d,69d の前端を連結し、また、両ロッド69d,69d の各後端を、それぞれ左右側前車輪伝動ケース3,3に設けたナックルアーム3c,3c に連動連結している。
【0100】
従って、ハンドル68を回動操作すると、その回動力はハンドル支軸67→ピニオンギヤ69a →セクタギヤ69b →基軸69e →操舵アーム69c と伝達され、操舵アーム69c は所定の操舵角で水平揺動することになり、前車輪4,4が操舵輪として機能する。
【0101】
また、操舵アーム69c には、後述する後車輪センター伝動ケース5内に設けた左右サイドクラッチ機構100,100 を連動機構101 を介して連動連結している。
【0102】
連動機構101 は、図12に示すように、左右一対の本体フレーム形成体20a,20a の中途部間に横架した連結フレーム102 に、揺動レバー103 の中央部を上下方向に軸線を向けた枢軸104 を介して揺動自在に枢支し、同揺動レバー103 の左側部と前記操舵アーム69c の右側部とを連動ロッド105 を介して連結し、揺動レバー103 の左右側端部と左右サイドクラッチ機構100,100 を操作するサイドクラッチ操作アーム106,106 とをサイドクラッチ操作ロッド107,107 を介して連動連結している。108 はアーム支軸である。
【0103】
このようにして、ハンドル68の操舵角に応じた前車輪4,4の切れ角に応じて左右サイドクラッチ機構100,100 の接続・切断操作を行なうと共に、後車輪7,7に制動力を加えて、車体を小旋回させることができるようにしている。
【0104】
次に、変速ケース2について説明すると、同変速ケース2は、図13に示すように、ケース本体180 を前後方向に伸延させて形成し、同ケース本体180 の後部に入力軸181 を横架し、同入力軸181 の左外側端部に入力プーリ182 を取付けて、同入力プーリ182 に前記第1伝動機構12の伝動ベルト12a を巻回する一方、入力軸181 の右外側端部に油圧ポンプ183 を連動連設している。12b はテンションローラ、12c はテンションアーム、12d はテンションアーム支軸である。
【0105】
入力軸181 には、入力第1ギヤ184 を取付けると共に、入力第2ギヤ185 を後進クラッチ部186 を介して取付けている。
【0106】
ケース本体180 内の入力軸181 の近傍には、カウンター軸187 を横架し、同カウンター軸187 に、カウンター第1ギヤ188 を前進クラッチ部189 を介して取付けると共に、カウンター第2ギヤ190 を取付けており、カウンター第1ギヤ188は入力第1ギヤ184 に噛合させている。
【0107】
ここで、ケース本体180 の後部には、前後進切替アーム支軸191 を横架し、同前後進切替アーム支軸191 の左外側端部に前後進切替アーム192 の基端を取付け、同前後進切替アーム192 と前記前後進切替レバー71とを伝動ワイヤ(図示せず)を介して連動連結する一方、前後進切替アーム支軸191 に前記前・後進クラッチ部189,186 をそれぞれ操作するクラッチ操作アーム193,194 を取付けている。
【0108】
このようにして、前後進切替レバー71の切替操作に連動して、前・後進クラッチ部189,186 がそれぞれ接続・切断作動して、前後車輪4,4,7,7を同時に正転又は逆転させることができるようにしている。
【0109】
ケース本体180 内のカウンター軸187 の近傍には、リバース軸195 を横架し、同リバース軸195 にリバース第1ギヤ196 とリバース第2ギヤ197 を取付け、リバース第1ギヤ196 に前記入力軸第2ギヤ185 とカウンター第2ギヤ190 とをそれぞれ噛合させている。 ケース本体180 内のリバース軸195 の近傍には、主変速軸198 を横架し、同主変速軸198 に入力ギヤ199 を取付けると共に、同入力ギヤ199 をリバース第2ギヤ197 に噛合させている。
【0110】
そして、主変速軸198 には、第1主変速ギヤ200 と第2主変速ギヤ201 と第3主変速ギヤ202 とを取付けており、第1・第3主変速ギヤ200,202 は主変速軸198 に回転自在に取付ける一方、第2主変速ギヤ201 は主変速軸198 にスプライン嵌合して、同第2主変速ギヤ201 を、主変速操作レバー75によりシフトフォーク156 を介して、第1・第3主変速ギヤ200,202 のいずれか一方に接続・切断可能としている。
【0111】
ケース本体180 内の主変速軸198 の近傍には、中間軸203 を横架し、同中間軸203 に第1主変速ギヤ200 と噛合する第1従動ギヤ204 と、第2主変速ギヤ201と噛合する第2従動ギヤ205 と、第3主変速ギヤ202 と噛合する第3従動ギヤ206 と、出力ギヤ207 とをスプライン嵌合している。
【0112】
ケース本体180 内の中間軸203 の近傍には、副変速軸208 を横架し、同副変速軸208 に、上記出力ギヤ207 と噛合する大径ギヤ209 を転動自在に取付ける共に、副変速ギヤ210 をスプライン嵌合して、同副変速ギヤ210 を、副変速操作レバー76によりシフトフォーク176 を介して、大径ギヤ209 と第1従動ギヤ204 のいずれか一方に接続・切断可能としている。
【0113】
ケース本体180 内の前部には、デフ機構211 を設け、同デフ機構211 に設けたリングギヤ212 を上記副変速ギヤ210 に噛合させている。
【0114】
そして、デフ機構211 には、左右前車輪伝動軸213,213 の内側端部を連動連結し、各前車輪伝動軸213,213 を、各前車輪伝動ケース3,3中に挿通して、各前車軸4a,4a に連動連結している。
【0115】
また、ケース本体180 の左側壁には、前側ベベルギヤケース214 を連通連設し、同前側ベベルギヤケース214 内に副変速軸208 の左側端部を挿入し、同左側端部に出力用ベベルギヤ215 を取付ける一方、同ベベルギヤケース214 内に前記第2伝動機構13の伝動シャフト13a の前端部を挿入して、同前端部に前側伝動用ベベルギヤ13b を取付け、同前側伝動用ベベルギヤ13b を出力用ベベルギヤ215 に噛合させている。
【0116】
次に、後車輪センター伝動ケース5について説明すると、同後車輪センター伝動ケース5は、図14に示すように、ケース本体220 内の前部に入力軸221 を横架し、同入力軸221 に入力ギヤ222 を取付ける一方、後部に左右サイドクラッチ機構100,100 を設け、両サイドクラッチ機構100,100 間に最終駆動ギヤ223 を介設して、同最終駆動ギヤ223 を入力ギヤ222 に噛合させている。
【0117】
そして、左右サイドクラッチ機構100,100 には、それぞれ左右クラッチ部230,230 と左右ブレーキ部231,231 とを設けており、これら左右クラッチ部230,230及び左右ブレーキ部231,231 に左右後車輪伝動軸224,224 の内側端部を連動連結し、各後車輪伝動軸224,224 を各後車輪伝動ケース6,6中に挿通して、各後車軸7a,7a に連動連結している。 また、ケース本体220 の左側壁前部には後側ベベルギヤケース225 を連結連設し、同後側ベベルギヤケース225 内に入力軸221の左側端部を挿入し、同左側端部に入力用ベベルギヤ226 を取付ける一方、同ベベルギヤケース225 内に前記伝動シャフト13a の後端部を挿入して、同後端部に後側伝動用ベベルギヤ13c を取付け、同後側伝動用ベベルギヤ13c を入力用ベベルギヤ226 に噛合させている。
【0118】
【効果】
本発明によれば、次のような効果が得られる。
【0119】
発明では、左右一対のメインフレームの前部と後部に、それぞれ左右一対の前車輪と後車輪とを取付けると共に、前記左右側フレーム形成体は、それぞれ前後車輪の直上方位置に配置して、前端から後下方へ向けて傾斜する踏ん張り面形成部と、各踏ん張り面形成部の後端から前記運転部の座席の側方位置まで後上方へ向けて傾斜する側方傾斜部と、各側方傾斜部の後端から略水平に伸延する後方伸延部とから形成して、左右側踏ん張り面形成部間に形成される傾斜面位置には踏ん張り面部を張設している。
【0120】
従って、オペレータは、踏ん張り面部に足を載せた楽な姿勢で運転部の操作が行なえると共に、下り傾斜路面を走行する際には、オペレータは踏ん張り面部上で足を踏ん張ることができる。
【0121】
しかも、踏ん張り面部の直下方の下部空間内に車輪操舵機構の一部を配設することにより、同車輪操舵機構の一部の配設地上高を大きく確保することができて、飛散石や地上突起物等による損傷を防止することができる。
【0122】
また、本発明では、側方傾斜部と後方伸延部との間には車体の側方を被覆するためのサイドカバー体を架設すると共に、同サイドカバー体は、下端を車体内側方に向けて伸延させたフェンダー部を形成して、前車輪の上方と後車輪の前側上方とを被覆すべく構成し いる。
【0123】
従って、サイドカバー体を前後車輪のフェンダーとして機能させることができ、前後車輪による小石等の跳上げを防止することができ、小型乗用作業車の安全性を向上させることができる。
【0124】
しかも、サイドカバー体とは別個に前後車輪のフェンダーを設ける必要がなくなり、部品点数の削減が図られ、小型乗用作業車を製造容易かつ軽量なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る小型乗用作業車の側面図。
【図2】 同小型乗用作業車の平面図。
【図3】 同小型乗用作業車の正面図。
【図4】 車体フレームの一部切欠側面図。
【図5】 同車体フレームの平面図。
【図6】 リフレクターの断面側面図。
【図7】 ボンネットの断面背面図。
【図8】 座席支持機枠の側面図。
【図9】 同座席支持機枠の正面図。
【図10】 主・副変速操作レバーの取付構造を示す側面説明図。
【図11】 同主・副変速操作レバーの取付構造を示す平面説明図。
【図12】 車輪操舵機構の平面説明図。
【図13】 変速ケースの断面説明図。
【図14】 後車輪センター伝動ケースの断面説明図。
【図15】 座席支持機枠カバー体の平面図。
【図16】 同側面図。
【図17】 座席支持機枠カバー体の取付構造を示す断面説明図。
【図18】 サイドカバー体の正面図。
【図19】 同平面図。
【図20】 図18のI−I断面図。
【図21】 サイドカバー体の取付構造を示す一部断面斜視図。
【図22】 サイドカバー体の取付構造を示す一部断面説明図。
【符号の説明】
A 小型乗用作業車
1 車体フレーム
2 変速ケース
3 前車輪伝動ケース
4 前車輪
5 後車輪センター伝動ケース
6 後車輪伝動ケース
7 後車輪
8 車体支持構造体
9 運転部
10 エンジン
20 メインフレーム
21 サブフレーム
22 ロールバー
22b 横フレーム形成体
23 ガードフレーム
23b 左右側立上りフレーム形成体
23c 左右側前後伸延フレーム形成体
24 前側フレーム形成体
25 左右側フレーム形成体
25b 側方傾斜部
25c 後方伸延部
27 握り部
74 座席
81 座席支持機枠カバー体
81a 前壁形成部
81b 左右側壁形成部
81c 天井壁形成部
82 踵収容凹部
90 サイドカバー体
90h フェンダー体
250 操向操作部
260 前車輪収容空間

Claims (1)

  1. 左右一対のメインフレーム(20,20)を具備する車体支持構造体(8)上に運転部(9)を設けると共に、同車体支持構造体(8)の外周に外骨格を形成するサブフレーム(21)を取付け、同サブフレーム(21)の左右側部を形成する左右側フレーム形成体(25,25)を、運転部(9)の座席(74)の側方位置において屈曲させるとともに、同屈曲部の前部と後部との間にサイドカバー体(90)を架設し、しかも、左右側フレーム形成体(25,25)の屈曲部の外周側方を全周にわたって開放せしめて把持可能な握り部(27,27)を形成した小型乗用作業車であって、
    前記左右一対のメインフレーム(20,20)の前部と後部に、それぞれ左右一対の前車輪(4,4)と後車輪(7,7)とを取付けると共に、前記左右側フレーム形成体 (25,25) は、それぞれ前後車輪 (4,4,7,7) の直上方位置に配置して、前端から後下方へ向けて傾斜する踏ん張り面形成部 (25a,25a) と、各踏ん張り面形成部 (25a,25a) の後端から前記運転部 (9) の座席 (74) の側方位置まで後上方へ向けて傾斜する側方傾斜部 (25b,25b) と、各側方傾斜部 (25b,25b) の後端から略水平に伸延する後方伸延部 (25c,25c) とから形成して、
    左右側踏ん張り面形成部 (25a,25a) 間に形成される傾斜面位置には踏ん張り面部 (80a) を張設し、
    側方傾斜部 (25b) と後方伸延部 (25c) との間には車体の側方を被覆するためのサイドカバー体 (90) を架設すると共に、同サイドカバー体(90,90)は、下端を車体内側方に向けて伸延させたフェンダー体(90h)を形成して、前車輪(4,4)の上方と後車輪(7,7)の前側上方とを被覆すべく構成したことを特徴とする小型乗用作業車のフレーム構造。
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