JP4123216B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Description
本発明は、このような課題に着目してなされたもので、吸気弁による吸入空気量制御を行うものでもシリンダ吸入空気量を、マップを多用することなく、ROM容量や適合工数を押さえつつ、最小限の演算で推定できるようにすることなどを目的とする。
前記吸入空気量QMAXは、吸気行程終了時期としてシリンダ内で断熱圧縮が開始される実効吸気弁閉時期におけるシリンダ容積を用いて算出し、かつ、前記実効吸気弁閉時期を、機関回転速度と吸気弁のバルブリフト量とに基づいて、吸気弁閉時期からのオフセット補正量を算出し、該オフセット補正量によって吸気弁閉時期を補正して算出されるように構成した。
これにより、過渡的な運転条件においてバルブタイミング等が変化した場合でも、QD/QMAXとQCYL/QMAXとの関数を用いて、シリンダ吸入空気量を高精度に推定しつつ応答良く最適な燃料噴射制御を行えるなど、運転性、排気性能を向上させることができる。また、QD/QMAXに対してQCYL/QMAXを2次元マップを用いて一義的に求めることができるので、パラメータが増えても、マップを多用することなく、ROM容量や適合工数を押さえつつ、最小限の演算でシリンダ吸入空気量を推定できる。
図1は、本発明の一実施形態に係る内燃機関(エンジン)の可変動弁機構を示している。各気筒には一対の吸気弁2が設けられ、これら吸気弁2の上方には中空状の吸気駆動軸3が気筒列方向に延在している。吸気駆動軸3には、吸気弁2のバルブリフタ2aに当接して吸気弁2を開閉駆動する揺動カム4が相対回転可能に外嵌している。
また、制御軸13の回転角度を変化させることにより、ロッカアーム15の揺動中心となる制御カム14の軸心位置が変化して揺動カム4の姿勢が変化する。これにより、吸気中心位相が略一定のままで、吸気作動角及びバルブリフト量が連続的に変化する。
エンジンコントロールユニットとしてのECU30は、角度検出センサ31,32から検出される吸気駆動軸3及び制御軸13の角度の他、各種センサ等から検出又は推定されるクランク角度,機関回転速度,負荷,機関温度等の機関運転条件に基づいて、燃料噴射制御や点火時期制御などの一般的なエンジン制御を行い、さらに、後述するように吸気弁2の吸気作動角(バルブリフト量)及び吸気中心位相(バルブタイミング)を変更・制御する。
次に、上記ECU30においてなされる吸入空気量制御に関連したシリンダ吸入空気量の推定について説明する。
QD演算部は、吸気弁開時期IVO、吸気弁閉時期IVC、オーバーラップ中心角O/LCA、上死点オフセット量TDCOFS、吸気圧(マニホールド部圧力の平均値)PMAN、吸気温度(マニホールド部温度の平均値)TMAN、エンジン回転速度NEを入力して、以下のように、吸気弁のバルブ特性に応じた開口面積でソニック流として吸入した場合の吸入空気量QDを演算する。
(1)式において、吸気圧PMANに対するシリンダ内圧PCYLの比(PCYL/PMAN)が、臨界圧力比(PC/PMAN)以下に低下して、吸気弁の前後圧力比が臨界圧力比(PC/PMAN)一定に維持され、吸気弁を通過する吸気流速が音速一定となるソニック流状態となる。したがって、(1)式右辺の第3項(√部分)の値は、空気の臨界圧力比[PC/PMAN={2/(κ+1)}κ/(κ-1)]一定であるので、固定値(定数)qSONICとなる。
開口面積積算部は、吸気弁開時期IVO、吸気弁閉時期IVCを入力してバルブリフト量を含めた吸気弁のバルブ特性を決定すると共に、オーバーラップ中心角O/LCAと上死点オフセット量TDCOFSとにより、実際に断熱変化による吸気行程が開始される実効上死点(以下、実効TDC)を算出し、該実効TDCから吸気弁閉時期IVCまでの吸気弁開期間中の単位クランク角(Δθ)毎の吸気弁開口面積AIVをバルブ特性から算出し、各算出値を積算して開口面積積算値ΣAIVを算出する。前記実効TDCの算出方法については、後述する。
また、前記所定クランク角Δθを、エンジン回転速度Neと6との積(6・Ne)で除算した値[Δθ(6・Ne)]を、積分間隔時間Δtとして算出する。
図4に戻って、QMAX演算部は、QD演算部と同じく吸気弁開時期IVO、吸気弁閉時期IVC、IVCオフセット量IVCOFS、上死点オフセット量TDCOFS、吸気圧PMAN、吸気温度TMAN、エンジン回転速度Neを入力して、以下のように、吸入空気量QMAXを演算する。
吸入空気量QMAXは、吸気行程開始から終了までのシリンダ行程容積を吸気弁上流の吸気圧で満たした場合の吸入空気量であり、吸気弁のバルブタイミング特性で、最大限吸入しうる空気量である。静的には、吸気弁閉時期IVCでのシリンダ容積から上死点TDCでのシリンダ容積を差し引いた値が行程容積であるが、実際には、吸気行程開始時期および終了時期は、それぞれ上死点TDC、吸気弁閉時期IVCに対してずれを生じる。
図示のように、吸気弁閉時期IVCより前に、シリンダ内圧が吸気圧に達して断熱圧縮変化が開始、つまり吸気行程が終了する。この吸気弁閉時期IVCに対して実際の吸気行程が終了する時期の進み量は、エンジン回転速度Neが高いときほど、また、バルブリフト量が小さいときほど慣性の影響が大きくなって増大する。
次いで、前記進み量をIVCオフセット量として、エンジン回転速度Neとバルブリフト量をパラメータとするマップを設定し、該マップを参照してIVCオフセット量IVCOFSを求め、吸気弁閉時期IVCからIVCオフセット量IVCOFSを差し引いたクランク角位置を、吸気行程が終了する実効IVCとして算出する。
次いで、エンジン回転速度Neとオーバーラップ開口面積O/LAをパラメータとして、オーバーラップ中心角O/LCAから実効TDCまでの遅れ量をTDCオフセット量としたマップを設定しておき、該マップを参照してTDCオフセット量TDCOFSを求め、オーバーラップ中心角O/LCAにTDCオフセット量TDCOFSを加算したクランク角位置を実効TDCとして算出する。なお、オーバーラップ開口面積として、後述する排気吹き返し量の演算に用いる吸気弁開時期IVCからオーバーラップ中心角O/LCAまでの吸気弁開口面積の積算値(ΣAIV)を用いてもよい。
QMAX=PMAN・VEIVC/(Ra・TMAN)−PMAN・VETDC/(Ra・TMAN)
=PMAN・(VEIVC−VETDC)/(Ra・TMAN)・・・(3)
VEIVC:実効IVCでのシリンダ容積
VETDC:実効TDCでのシリンダ容積
そこで、図6において、吸気弁開時期IVO、吸気弁閉時期IVC、実効TDCを入力して、吸気弁のバルブ特性から実効TDCにおけるシリンダ容積VETDCを、マップを参照して算出し、同じくIVO、IVC、実効IVCを入力して、実効IVCにおけるシリンダ容積VEIVCを、マップを参照して算出する。
一方、QDでの算出と同様にして、吸気温度TMANと空気のガス定数Raとを乗じた後、その平方根[(TMAN・Ra)1/2]を、マップを参照して算出し、吸気圧PMANを前記平方根[(TMAN・Ra)1/2]値で除算し、PMAN/(TMAN・Ra)1/2の項を算出する。
そして、前記PMAN/(TMAN・Ra)1/2に、前記実効行程容積VEを乗じることにより、(3)式に応じたシリンダ吸入空気量QMAXが算出される。
図4に戻って、上記QD演算部で算出した吸入空気量QDをQMAX演算部で算出した吸入空気量QMAXで除算し、この除算したQD/QMAXをパラメータとして、前記マップを参照して対応するQCYL/QMAXを検索する。
図8は、QIFBの各演算行程のブロック図を示す。
ここでも、逐次変化するシリンダ内圧を検出することは実質的に不可能なので、基準となる状態で推定される基本値を求め、この基本値を運転状態に応じて補正して推定することとする。バルブオーバラップ中の開口面積は、吸気弁開時期IVCからバルブオーバラップ中心角O/LCAまでの吸気弁開口面積の積算値(ΣAIV)とし、シリンダ内圧を排気圧PEとした状態での基本値QIFB0を、(1)式同様の次式(4)により算出する。
そして、実効TDCの算出で説明したように、エンジン回転速度Neが増大するほど、シリンダ内圧の排気圧からの減少遅れが大きくなって排気吹き返し量が増大する傾向を有する。
次いで、排気温度TEと空気のガス定数Raとを乗じた後、その平方根[(TE・Ra)1/2]を、マップを参照して算出し、排気圧PEを前記平方根[(TE・Ra)1/2]値で除算し、PE/(TE・Ra)1/2の項を算出する。
また、前記QD等の算出と同様、所定クランク角Δθを、エンジン回転速度Neと6との積(6・Ne)で除算した値[Δθ(6・Ne)]を、積分間隔時間Δtとして算出する。
そして、前記(ΣAIV)、PE/(TE・Ra)1/2、V0、Δtを順次乗算して、前記基本値QIFB0を算出し、この基本値QIFB0に補正係数k3を乗じることで、最終的な吹き返し排気分QIFBを算出する。
図4に戻って、前記吸気量QCYL0から吹き返し排気分QIFBを減算して、シリンダ吸入新気量QCYL1を算出する。基本的には、これで新気量は求められるが、以上の演算では、マニホールド部の吸気圧PMANとして、複数回の検出値の平均して吸気脈動による変動を平滑化した値を用いている。実際には、吸気脈動により吸気圧PMANが変動すると吸気温度TMANも変動し、これらの変動に伴ってシリンダに吸入される新気量も変動するので、かかる吸気脈動に対する補正を行って新気量の推定精度を高める。
まず、吸気弁を通過する単位時間Δt当たりの流量ΔQCYLは、次式で表される。
ΔQCYLがソニック流になるときには、(5)式内において、吸気脈動による吸気圧変動の影響を受けることなく吸気弁の前後圧力比が臨界圧力比で固定されるので、第3項の√値部分が固定値となり、
QCYL∝PMAN・(TMAN)-1/2・・・(6)
となる。
QCYL∝(PMAN+ΔPMANIVC)・(TMAN+ΔTMANIVC)-1・・・(7)
となる。
吸気圧変動分と吸気温度変動分の基本値ΔP0とΔT0とを、それぞれ、吸気弁閉時期IVCから吸気弁開時期IVOとの偏差(IVC−IVO)と、エンジン回転速度Neとをパラメータとして予めシュミレーションで求めたマップを参照して算出し、これら基本値ΔP0とΔT0に負荷割合として吸気圧PMANを大気圧P0で除算した圧力比PMAN/P0を乗算することによって吸気圧変動分ΔPMANIVCと吸気温度変動分ΔTMANIVCを算出する。
QCYL∝(PMAN+k1・ΔPMANIVC)・(TMAN+k1・ΔTMANIVC)-1/(2-k2)・・(8)
一方、吸気脈動を考慮しない場合のQCYL1の一般式は、
QCYL1∝(PMAN+ΔPMANIVC)・(TMAN+ΔTMANIVC)-1/(2-k2)・・(9)
となるから、(8)式と(9)式とにより、
QCYL=
QCYL1・[(PMAN+k1・ΔPMANIVC)・(TMAN+k1・ΔTMANIVC)-1/(2-k2)]
/[(PMAN+ΔPMANIVC)・(TMAN+ΔTMANIVC)-1/(2-k2)]
ここで、(PMAN+k1・ΔPMANIVC)/(PMAN+ΔPMANIVC)を、吸気圧変動分に伴う補正分Prateとし、
(TMAN+k1・ΔTMANIVC)-1/(2-k2)/(TMAN+ΔTMANIVC)-1/(2-k2)
を吸気温度変動分に伴う補正分Trateとして、
QCYL=QCYL1・Prate・Trate・・・(10)
と表す。
一方、同じく前記吸気温度変動分ΔTMANIVCに補正係数k1を乗じ、この値k1・ΔTMANIVCを吸気温度TMANに加算し、この値(TMAN+k1・ΔTMANIVC)を、吸気温度TMANで除算した値を、吸気温度変動分に伴う基本補正分Trate0として算出する。
そして、前記基本補正分Trate0と補正係数k2とに基づいて、基本補正分Trate0を[−1(2−k2)]べき乗した値を、マップを参照して算出し、吸気温度変動分に伴う補正分Trateとする。
上記のように構成することにより、過渡的な運転条件においてバルブタイミング等が変化した場合でも、QD/QMAXとQCYL/QMAXとの関数を用いて、シリンダ吸入空気量を高精度に推定しつつ応答良く最適な燃料噴射制御を行えるなど、運転性、排気性能を向上させることができる。また、QD/QMAXに対してQCYL/QMAXを2次元マップを用いて一義的に求めることができるので、パラメータが増えても、マップを多用することなく、ROM容量や適合工数を押さえつつ、最小限の演算でシリンダ吸入空気量を推定できる。
10 作動変更機構
20 位相変更機構
30 ECU
34 吸気圧センサ
35 吸気温度センサ
36 排気圧センサ
37 排気温度センサ
Claims (3)
- 吸気弁のバルブ特性を可変な可変動弁機構を備えた内燃機関の制御装置において、
吸気弁のバルブ特性に応じた開口面積でソニック流として吸入した場合の吸入空気量QDと、吸気行程開始から終了までのシリンダ行程容積を吸気弁上流の吸気圧で満たした場合の吸入空気量QMAXと、吸気弁のバルブ特性に応じた実際の吸入空気量QCYLと、を用いて、QD/QMAXとQCYL/QMAXとを相互に一義的に決定される関数として設定し、機関制御に前記関数を用いる一方、
前記吸入空気量QMAXは、吸気行程終了時期としてシリンダ内で断熱圧縮が開始される実効吸気弁閉時期におけるシリンダ容積を用いて算出し、かつ、前記実効吸気弁閉時期を、機関回転速度と吸気弁のバルブリフト量とに基づいて、吸気弁閉時期からのオフセット補正量を算出し、該オフセット補正量によって吸気弁閉時期を補正して算出されるようにしたことを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 前記関数をマップに設定し、機関運転状態に応じて算出した吸入空気量QDおよび吸入空気量QMAXから、QD/QMAXをパラメータとして前記マップを参照してQCYL/QMAXを算出し、該QCYL/QMAXにQMAXを乗じて実際の吸入空気量CYLを推定することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
- 前記関数を用いて求めた吸入空気量QCYLを、吸気脈動に応じて補正して最終的な吸入空気量QCYLを推定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の内燃機関の制御装置。
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