JP4122147B2 - 分離再生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば実装基板やハイブリッドIC、電子部品、半導体、液晶パネル、自動車電装品、光学部品、精密部品等の被洗浄物を洗浄処理する溶剤の洗浄能力を一定に保つときに用いられる分離再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述の溶剤を、被洗浄物の洗浄処理に適した洗浄能力に回復する装置としては、例えば図2に示すように、洗浄装置41の蒸気発生槽44に貯液された溶剤Cを蒸発気化して処理槽42内に放出した後、被洗浄物Aを、処理槽42の出入口43から搬入して溶剤Cの蒸気Ca中を通過させ、洗浄槽45に貯液された溶剤Cと、予備洗浄槽46に混合して貯液された溶剤C,Dと、仕上げ洗浄槽47に貯液された溶剤Dとに浸漬して洗浄処理する。
【0003】
一方、洗浄槽45に貯液された溶剤Cを、ポンプ50及び供給路51を介して、汚れ分離装置60に供給する。同時に、処理槽42内に放出された溶剤Cの蒸気Caを冷却ジャケット48により凝縮液化して水分離槽49に供給し、水分離槽49により水分が分離された溶剤Dを、ポンプ52及び供給路53を介して、汚れ分離装置60に供給する。
【0004】
上述の汚れ分離装置60は、溶剤C,Dを混合する為、汚れ(油分等)分離器61と、貯液タンク62と、ポンプ63と、残留汚れ(油分等)分離器64とに供給して汚れ(油分等)を分離すると共に、その溶剤C,Dを予備洗浄槽46に返還供給する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の洗浄装置41は、洗浄槽44に貯液された溶剤Cと、水分離槽49に貯液された溶剤Dとを、ポンプ50,52の移送力により汚れ分離装置60に対して連続的に供給するが、例えば溶剤C,Dの温度や比重等の外的要因によって、ポンプ50,52の供給量が変動するため、汚れ分離装置60に供給される溶剤C,Dの供給量に過不足が生じやすく、被洗浄物Aを洗浄処理するのに適した割合に保つことができない。且つ、予備洗浄槽46に貯液される溶剤C+Dの洗浄能力が不安定であるため、安定した洗浄効果が得られないという問題点を有している。
【0006】
この発明は上記問題に鑑み、特性の異なる複数の溶剤を溶剤毎に独立して貯液する溶剤貯留槽より不純物分離手段に供給するので、溶剤中に溶け込んだ不純物の分離が促進されると共に、安定した洗浄効果が継続して得られる分離再生装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、被洗浄物を洗浄処理する洗浄槽に貯液された溶剤と、該洗浄槽上方に放出される溶剤の蒸気を凝縮手段で凝縮して回収された再生溶剤とを、該溶剤毎に独立して貯液する溶剤貯留槽と、上記各溶剤貯留槽に貯液された各溶剤を一定の割合に混合して、該混合溶剤の析出作用により溶剤中に含まれる不純物を析出し、比重分離又は濾過分離する不純物分離手段と、上記不純物が分離された溶剤を、上記洗浄槽に返還する溶剤返還手段とを備えた分離再生装置であることを特徴とする。
【0008】
上述の被洗浄物は、例えば実装基板やハイブリッドIC、電子部品、半導体、液晶パネル、自動車電装品、光学部品、精密部品等で構成することができる。また、溶剤は、例えばベース溶剤(ハイドロフルオロエーテル、商品名ノベックTM HFE)と、グリコールエーテル系溶剤とを所定の割合に混合又は添加してなるフッ素系溶剤を主成分とする溶剤で構成することができる。
【0009】
また、洗浄槽は、例えば被洗浄物を本洗浄処理する洗浄槽、予備洗浄処理する予備洗浄槽、仕上げ洗浄処理する仕上げ洗浄槽等の単槽式洗浄槽又は複槽式洗浄槽で構成することができる。また、凝縮手段は、例えば、冷凍装置(チラーやブラインチラー)に接続された冷却ジャケットや凝縮コイル等で構成することができる。また、溶剤貯留槽は、例えば再生溶剤貯留槽や溶剤貯留槽等で構成することができる。また、不純物分離手段は、例えば汚れ分離装置や比重分離装置、濾過装置等で構成することができる。また、溶剤返還手段及び溶剤供給手段は、例えばポンプやバルブ、返還路、供給路等で構成することができる。
【0010】
つまり、洗浄槽に貯液された溶剤と、凝縮手段で凝縮して回収された再生溶剤とを、該溶剤毎に独立して設けられた各溶剤貯留槽に対して一旦貯液する。各溶剤貯留槽に貯液された各溶剤を一定の割合に混合させる為、不純物分離手段に供給し、特性の異なる複数の溶剤を混合してなる析出作用により、溶剤中に溶け込んだ不純物(例えば油分や塵埃)を分離すると共に、混合溶剤を溶剤返還手段により洗浄槽に返還する。
【0011】
実施の形態として、上記溶剤貯留槽を上記溶剤毎に複数設けることができると共に、上記特定の溶剤貯留槽に貯液された溶剤を上記不純物分離手段に対して供給する時間を利用して、該特定の溶剤を他の溶剤貯留槽に対して補充する溶剤供給手段を設けることができる。また、上記溶剤の供給量を調整する供給量調整手段を、上記溶剤貯留槽と上記不純物分離手段との間に設けることができる。
【0012】
【作用及び効果】
この発明によれば、特性の異なる複数の溶剤を、該溶剤毎に独立して設けた各溶剤貯留槽に対して、各溶剤貯留槽に貯液された各溶剤を一定の割合に混合して不純物分離手段に供給するので、不純物分離手段に供給される各溶剤の供給量が変動したりせず、不純物を分離及び被洗浄物を洗浄するのに適した状態を保つことができる。且つ、複数の溶剤を一定の割合に混合してなる混合溶剤の不純物析出作用により、溶剤中に溶け込んだ不純物の析出・分離が促進されると共に、洗浄槽に貯液される溶剤の油濃度及び洗浄力を一定に保つことができ、安定した洗浄効果が継続して得られる。
【0013】
なお、特定の溶剤貯留槽に貯液された溶剤を不純物分離手段に供給する時間を利用して、洗浄槽に貯液された溶剤と、凝縮手段で凝縮された再生溶剤とを他の溶剤貯留槽に貯液するので、不純物分離手段に供給される溶剤が不足したり、供給が中断したりせず、溶剤を略連続して供給することができ、不純物を分離する作業が効率よく行える。
【0014】
【実施例】
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は、被洗浄物の洗浄処理に使用される溶剤の洗浄能力を一定に保つことができる分離再生装置を示し、図1に於いて、この洗浄装置1は、被洗浄物Aが搬入及び搬出される出入口3を処理槽2上部に設け、溶剤Cの蒸気Caを発生する蒸気発生槽4と、被洗浄物Aを溶剤Cで洗浄処理する洗浄槽5(本洗浄槽)と、被洗浄物Aを溶剤C+Dで予備洗浄処理する予備洗浄槽6(プレリンス槽)と、被洗浄物Aを溶剤Dで仕上げ洗浄処理する仕上げ洗浄槽7(リンス槽)とを処理槽2下部に配設し、溶剤Cを蒸気気化したCaを凝縮液化された溶剤D中に含まれる水分を分離する水分離槽8を配設している。
【0015】
上述の溶剤C,Dは、例えばベース溶剤(ハイドロフルオロエーテル=ノベックTM HFE)と、グリコールエーテル系溶剤とを所定の割合に混合又は添加してなるフッ素系溶剤を主成分とする溶剤である。
【0016】
一方の溶剤C(商品名NF)の特性は、沸点(初留点)=略65℃、比重(常温25℃)=1.14、粘度(常温25℃)=1.54cP、表面張力=18dyn/cmである。
【0017】
他方の溶剤D(商品名NF−R)の特性は、沸点(初留点)=略61℃、比重(常温25℃)=1.51、粘度(常温25℃)=0.59cP、表面張力=15dyn/cmである。おな、その他の特性は略同一であるので説明を省略する。
【0018】
前述の蒸気発生槽4には、上位側の洗浄槽5からオーバーフローする溶剤Cが所定量貯液され、その溶剤Cを、蒸発気化する所定温度(例えば略65℃又は略65℃以上の温度)に加熱するための加熱体4a(例えば加熱管や電熱ヒータ等)を槽底部に配設している。
【0019】
且つ、被洗浄物Aを、溶剤Cの蒸気Caにより蒸気洗浄及び仕上げ乾燥する蒸気洗浄層11を、上述の槽5,6,7と、後述する冷却ジャケット12及び凝縮コイル13との間に形成している。
【0020】
前述の洗浄槽5には、後述する不純物分離装置14により汚れ除去(油分等)された溶剤C+Dを予備洗浄槽6に戻しオーバーフローして洗浄槽5に戻り溶剤Cとなり、被洗浄物A全体が浸漬される深さ及び容量に貯液すると共に、洗浄槽5側の液面レベルを、蒸気発生槽4側の液面レベルよりも高位に設定して、洗浄槽5に貯液される余剰分の溶剤Cを、低位側の蒸気発生槽4にオーバーフローさせ、蒸気発生槽4の貯液レベルを一定に保つ。
【0021】
且つ、洗浄槽5と後述する再生溶剤貯留槽10とを返還路7aで接続し、洗浄槽5と仕上げ洗浄槽7とを返還路5aで接続して、洗浄槽5の溶剤を、槽4にて蒸発気化したCaを冷却ジャケット12、凝縮コイル13にて凝縮して溶剤Dとなり、この溶剤Dを洗浄槽7にオーバーフローして、また仕上げ洗浄槽7から洗浄槽5にオーバーフローして、洗浄槽5に返還する。
【0022】
前述の予備洗浄槽6には、後述する不純物分離装置14により汚れ(油分等)除去処理された溶剤Cと溶剤Dとを混合してなる溶剤C+Dを、被洗浄物A全体が浸漬される深さ及び容量に貯液している。且つ、予備洗浄槽6側の液面レベルを、洗浄槽5側の液面レベルよりも高位に設定して、予備洗浄槽6の溶剤Cと溶剤Dの混合溶剤を、低位側の洗浄槽5にオーバーフローさせ、洗浄槽5の貯液レベルを一定に保つ。また、洗浄槽5に入った不純物を不純物分離装置14により汚れ(油分等)除去処理した溶剤Cと溶剤Dとの混合溶剤を、洗浄槽6に戻す事により洗浄槽6の汚れ濃度(油分濃度等)は多少の汚れ持込が変化しても一定に保つ事が出来る。
【0023】
前述の仕上げ洗浄槽7には、被洗浄物Aの洗浄処理に適した溶剤Dを、被洗浄物A全体が浸漬される深さ及び容量に貯液すると共に、仕上げ洗浄槽7側の液面レベルを、洗浄槽5と予備洗浄槽6側の液面レベルよりも高位に設定して、仕上げ洗浄槽7に貯液される余剰分の溶剤Dを、低位側の洗浄槽5にオーバーフローさせ、洗浄槽5の貯液レベルを一定に保つ。
【0024】
且つ、仕上げ洗浄槽7と後述する再生溶剤貯留槽10とを返還路7aで接続すると共に、仕上げ洗浄槽7側の液面レベルを、再生溶剤貯留槽10側の液面レベルよりも低位に設定して、再生溶剤貯留槽10に貯液される溶剤Dを、返還路7aを介して、低位側の仕上げ洗浄槽7に供給し、仕上げ洗浄槽7の貯液レベルを一定に保つ。
【0025】
且つ、洗浄槽5に貯液された溶剤Cと、予備洗浄槽6に貯液された溶剤C+Dと、仕上げ洗浄槽7に貯液された溶剤Dとに超音波振動を誘起するための超音波振動子9を、槽5,6,7底部に配設している。
【0026】
前述の水分離槽8は、後述する凝縮コイル13の略直下に配設され、その凝縮コイル13により凝縮液化された溶剤D中に含まれる水分を比重分離する水分離溶剤貯留槽8aと、水分が分離された再生溶剤Dを貯液する再生溶剤貯留槽8bとに分割形成している。且つ、水抜き路8cを、バルブ8dを介して、水分離溶剤貯留槽8aの上部側壁に接続し、水分離溶剤貯留槽8aの液面部分に浮上する比重の軽い水分を水抜き路8cから抜取る。
【0027】
一方、再生溶剤Dを貯留するための再生溶剤貯留槽10を、水分離槽8下部(又は側部)に形成すると共に、再生溶剤貯留槽10側の液面レベルを、再生溶剤貯留槽8b側の液面レベルよりも低位に設定して、再生溶剤貯留槽8bに貯液された溶剤Dを、低位側の再生溶剤貯留槽10にオーバーフローさせて供給する。
【0028】
つまり、蒸気洗浄層11に放出された溶剤Cの蒸気Caと、槽内部に侵入する大気中の水分とを凝縮コイル13により凝縮液化して水分離溶剤貯留槽8aに滴下し、凝縮液化された溶剤D中に含まれる水分を比重差により分離する。
【0029】
且つ、水分離溶剤貯留槽8aの液面部分に浮上する比重の軽い水分を、水抜き路8cを介して槽外に排出及び回収し、再生溶剤貯留槽8bに流入した比重の重い溶剤Dをオーバーフローさせて、再生溶剤貯留槽10に一旦貯液した後、返還路7aを介して、仕上げ洗浄槽7に返還する。なお、オーバーフローに代わる溶剤供給手段の他の例として、例えばポンプや吸引装置等の移送手段により供給することもできる。また水分離槽8、再生溶剤貯留槽10を本体内蔵から外部に出して別置き槽として使用する事も出来る。
【0030】
前述の冷却ジャケット12及び凝縮コイル13は、例えばチラーやブラインチラー等の冷凍装置に接続され、蒸気洗浄槽11に放出された溶剤Cの蒸気Ca及び槽内部に侵入する大気中の水分を凝縮液化する温度に冷却される。且つ、冷却ジャケット12を、前述の出入口3と槽5,6,7との間の内壁面に配設し、凝縮コイル13を、前述の水分離槽8の略真上に配設すると共に、被洗浄物Aの搬入及び搬出、移動が妨げられないように配設している。
【0031】
つまり、冷却ジャケット12により凝縮液化した溶剤Dを槽5,6,7に滴下し、蒸発気化した溶剤Cの蒸気Caが槽外に放出されるのを防止し、凝縮コイル13により積極的に凝縮液化した水分を槽8に滴下して、その水分が溶剤D,Cに混入するのを防止する。
【0032】
前述の不純物分離装置14は、供給路15の一端側を、ポンプ16を介して、再生溶剤貯留槽10底部に接続し、その供給路15の他端側を2本に分岐すると共に、モーターバルブ17と、逆止バルブ18とを介して、2基の再生溶剤貯留槽19(貯液タンク)を構成する再生溶剤貯留槽19aにそれぞれ接続している。
また、1基の再生溶剤貯留槽にてもよい。
【0033】
実施例では、再生溶剤貯留槽10に貯液された溶剤Dを2基の再生溶剤貯留槽19に対して供給するが、例えば3基や4基以上の再生溶剤貯留槽19に対して供給することもできる。また、1基の再生溶剤貯留槽にてもよい
【0034】
上述の再生溶剤貯留槽19は、再生溶剤貯留槽10から供給される溶剤Dを貯液する再生溶剤貯留槽19aと、再生溶剤貯留槽19aからオーバーフローする余剰分の溶剤Dを貯液する余剰溶剤貯留槽19bとに分割形成され、再生溶剤貯留槽10と余剰溶剤貯留槽19bとを返還路19cで接続している。
【0035】
つまり、再生溶剤貯留槽19aに貯液される余剰分の溶剤Dを余剰溶剤貯留槽19b側にオーバーフローさせ、その溶剤Dを、返還路19cを介して、再生溶剤貯留槽10に返還供給し、再生溶剤貯留槽19aに貯液される水分が分離された溶剤Dの貯液量を一定に保つ。また、溶剤Dを、例えばポンプやフィルター、バルブ等の移送手段により返還することもできる。
【0036】
且つ、供給路20の一端側を2本に分岐して、再生溶剤貯留槽19aにそれぞれ接続し、その供給路20の他端側を、モーターバルブ21と、流量調整バルブ22と、流量計23とを介して、後述する汚れ(油分等)分離器34に接続している。また、2本に分岐しないで19を1ヶにて使用してもよい。
【0037】
一方、供給路25の一端側を、ポンプ26を介して、洗浄槽5に接続し、その供給路25の他端側を2本に分岐すると共に、モーターバルブ27と、逆止バルブ28とを介して、2基の溶剤貯留槽29(貯液タンク)を構成する溶剤貯留槽29aにそれぞれ接続している。また、1基の29aにて使用してもよい。
【0038】
上述の溶剤貯留槽29は、洗浄槽5から供給される溶剤Cを貯液する洗浄溶剤貯留槽29aと、洗浄溶剤貯留槽29aからオーバーフローする余剰分の溶剤Cを貯液する余剰溶剤貯留槽29bとに分割形成され、洗浄槽5と余剰溶剤貯留槽29bとを返還路29cで接続している。
【0039】
つまり、洗浄溶剤貯留槽29aに貯液される余剰分の溶剤Cを余剰溶剤貯留槽29b側にオーバーフローさせ、その溶剤Cを、返還路29cを介して、洗浄槽5に返還供給し、再生溶剤貯留槽29aに貯液される汚れ(油分等)が溶解した溶剤Cの貯液量を一定に保つ。また、溶剤Cを、例えばポンプやフィルター、バルブ等の移送手段を介して接続することもできる。
【0040】
且つ、供給路30の一端側を2本に分岐して、再生溶剤貯留槽29aにそれぞれ接続し、その供給路30の他端側を、モーターバルブ31と、流量調整バルブ32と、流量計33とを介して、後述する汚れ(油分等)分離器34に接続している。また、1基の29aにて使用してもよい。つまり、溶剤Cと溶剤Dとを混合してなる溶剤C+Dを汚れ(油分等)分離器34に一旦貯液し、溶剤C+Dに含まれる汚れ(油分等)を比重差により分離する。且つ、排出路34aを、バルブ34bを介して、汚れ(油分等)分離器34の上部側壁に接続し、溶剤C(比重=略1.14)及び溶剤D(比重=略1.51)よりも比重が軽く、汚れ(油分等)分離器34の液面部分に浮上する比重の軽い汚れ(油分等)(比重=略0.8〜略0.9)を排出路34aから排出及び回収する。
【0041】
且つ、汚れ(油分等)分離器34と貯液タンク35とを供給路36で接続し、貯液タンク35と残留汚れ(油分等)分離器37とを、ポンプ38を介して、供給路39で接続している。
つまり、汚れ(油分等)分離器34により油分が分離された溶剤C+Dを貯液タンク35に一旦貯液し、貯液タンク35から供給される溶剤C+Dを、残留汚れ(油分等)分離器37内に収容したフィルター37cで濾過して、溶剤C+Dに含まれる残留汚れ(油分等)を分離除去する。
【0042】
且つ、排出路37aを、バルブ37bを介して、残留汚れ(油分等)分離器37の上部側壁に接続し、残留汚れ(油分等)分離器37に貯液される溶剤C+Dよりも比重が軽く、残留汚れ(油分等)分離器37の液面部分に浮上する残留汚れ(油分等)を排出路37aから排出及び回収する。
【0043】
且つ、予備洗浄槽6と残留汚れ(油分等)分離器37との間を返還路40で接続して、汚れ(油分等)が分離された溶剤C+Dを、予備洗浄槽6に返還して、予備洗浄槽6に貯液される溶剤C+Dの洗浄能力を一定に保つ。
【0044】
図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下、洗浄装置1により溶剤C,D及び溶剤C+Dの洗浄能力を一定に保つ方法を説明する。
【0045】
先ず、図1に示すように、未洗浄の被洗浄物Aを、出入口3から処理槽2内に搬入し、蒸気洗浄層11に放出された蒸気Ca中を通過させて、洗浄槽5に貯液された溶剤Cと、予備洗浄槽6に貯液された溶剤C+Dと、仕上げ洗浄槽7に貯液された溶剤Dとに浸漬し、溶剤C,D及び溶剤C+Dの洗浄能力と、超音波振動子9により誘起される溶剤C,D及び溶剤C+Dの超音波振動とにより、被洗浄物Aに付着する異物(例えば油分や塵埃)を洗浄除去した後、仕上げ洗浄済みの被洗浄物Aを、蒸気洗浄槽11に放出された蒸気Ca中を通過させて蒸気洗浄を行い乾燥処理し、出入口3から処理槽2外部に搬出して、次工程に供給する。
【0046】
一方、被洗浄物Aの洗浄処理中(又は洗浄処理後)に於いて、蒸気洗浄槽11に放出される溶剤Cの蒸気Caを凝縮コイル13により凝縮液化して水分離槽8に滴下し、溶剤D中に含まれる水分を比重差により分離し、水抜き路8cから槽外に排出すると共に、溶剤Dをオーバーフローさせて再生溶剤貯留槽10に貯液し、返還路7aを介して、仕上げ洗浄槽7に返還する。
【0047】
同時に、再生溶剤貯留槽10に貯液される溶剤Dを、不純物分離装置14を構成する2基の再生溶剤貯留槽19に対して交互に供給すると共に、一方の再生溶剤貯留槽19に貯液される溶剤Dを、汚れ(油分等)分離器34に供給するときに要する時間を利用して、再生溶剤貯留槽10に貯液される溶剤Dを、他方の再生溶剤貯留槽19に対して供給し、再生溶剤貯留槽19に貯液される溶剤Dの貯液量及び汚れ(油分等)分離器34に供給される溶剤Dの割合を一定に保つ。また、1基の再生溶剤貯留槽19による間欠操作にて使用してもよい。
【0048】
同様にして、洗浄槽5に貯液された溶剤Cを、2基の溶剤貯留槽29に対して交互に供給すると共に、一方の回収溶剤貯留槽29に貯液される溶剤Cを、汚れ(油分等)分離器34に供給するときに要する時間を利用して、洗浄槽5に貯液される溶剤Cを、他方の溶剤貯留槽29に対して供給し、溶剤貯留槽29に貯液される溶剤Cの貯液量及び汚れ(油分等)分離器34に供給される溶剤Cの割合を一定に保つ。また、1基の溶剤貯留槽29による間欠操作にて使用してもよい。
【0049】
次に、流量調整バルブ22,32を操作して、一方の再生溶剤貯留槽19に貯液された溶剤Dと、溶剤貯留槽29に貯液された溶剤Cとを混合する為、汚れ(油分等)分離器34に供給し、その溶剤C,D中に含まれる比重の軽い汚れ(油分等)を比重差により分離し、排出路34aから排出及び回収する。
【0050】
続いて、汚れ(油分等)が分離された溶剤C,Dを貯液タンク35に一旦貯液し、貯液タンク35から供給される溶剤C,Dを、残留汚れ(油分等)離器37のフィルター37cを通して、溶剤C,D中に含まれる残留汚れ(油分等)を分離除去する。同時に、溶剤C,D中に含まれる残留汚れ(油分等)を比重差により分離し、排出路37aから排出及び回収する。且つ、所定の洗浄能力に回復された溶剤C,Dを、予備洗浄槽6に返還供給して洗浄能力を一定に保つ。
【0051】
以上のように、洗浄槽5に貯液される溶剤Cと、再生溶剤貯留槽10に貯液される再生溶剤Dとを、溶剤C,D毎に独立して設けた不純物分離装置14を構成する2基の(1基にて使用してもよい)再生溶剤貯留槽19と、2基の(1基にて使用してもよい)溶剤貯留槽29とに対して貯液し、再生溶剤貯留槽19と溶剤貯留槽29とに貯液された溶剤C,Dを混合して汚れ(油分等)分離器34に供給するので、汚れ(油分等)分離器34に供給される溶剤C+Dの供給量が変動したりせず、油分や塵埃等の不純物を分離及び被洗浄物Aを洗浄するのに適した状態を保つことができる。且つ、溶剤C,Dを一定の割合に混合してなる混合溶剤C+Dの析出作用により、溶剤C,D中に溶け込んだ不純物の分離が促進されると共に、予備洗浄槽6に貯液される溶剤C+Dの汚れ濃度(油分濃度等)及び洗浄力を一定に保つことができ、安定した洗浄効果が継続して得られる。
【0052】
また、一方の再生溶剤貯留槽19及び溶剤貯留槽29に貯液された溶剤C,Dを汚れ(油分等)分離器34に供給する時間を利用して、洗浄槽5に貯液される溶剤Cと、再生溶剤貯留槽10に貯液される再生溶剤Dとを、他方の再生溶剤貯留槽19及び回収溶剤貯留槽29に貯液することもできるので、汚れ(油分等)分離器34に供給される溶剤C,Dが不足したり、供給が中断したりせず、溶剤C,Dを略連続して供給することができ、不純物を分離する作業が効率よく行える。
【0053】
さらに、流量調整バルブ22,32を操作して、再生溶剤貯留槽19及び溶剤貯留槽29から汚れ(油分等)分離器34に供給される溶剤C,Dの供給量を調整すると共に、その溶剤Cの供給量を流量計23,33(又は検知センサー等)により確認するので、溶剤Cの種類や特性に応じて供給量を正確に設定することができる。
【0054】
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の被洗浄物は、実施例の実装基板やハイブリッドIC、電子部品、半導体、液晶パネル、自動車電装品、光学部品、精密部品等の被洗浄物Aに対応し、
以下同様に、
洗浄槽は、洗浄槽5と、予備洗浄槽6と、仕上げ洗浄槽7とに対応し、
凝縮手段は、冷却ジャケット12と、凝縮コイル13とに対応し、
溶剤貯留槽は、再生溶剤貯留槽19と、溶剤貯留槽29とに対応し、
不純物分離手段は、不純物分離装置14の汚れ(油分等)分離器34と、貯液タンク35と、残留汚れ(油分等)分離器37とに対応し、
溶剤返還手段は、返還路40に対応し、
溶剤供給手段は、供給路15,25と、ポンプ16,26と、モーターバルブ17,27と、逆止バルブ18,28に対応し、
供給量調整手段は、流量調整バルブ22,32と、流量計23,33とに対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0055】
上述の洗浄装置1の構成は、例えば1槽式や2槽式、3槽式以上の槽構成であっても、分離再生装置を適用することができ、実施例の3槽式の洗浄装置のみに限定されるものではない。また、上述の再生溶剤貯留槽、溶剤貯留槽は各1基にても使用してもよく、個数に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 洗浄装置による溶剤中の汚れ(油分等)分離再生方法を示す縦断側面図。
【図2】 従来例の洗浄装置による分離再生方法を示す縦断側面図。
【符号の説明】
A…被洗浄物
C,D…溶剤
Ca…蒸気
1…洗浄装置
2…処理槽
4…蒸気発生槽
5…洗浄槽
6…予備洗浄槽
7…仕上げ洗浄槽
8…水分離槽
9…超音波振動子
10…再生溶剤貯留槽
12…冷却ジャケット
13…凝縮コイル
14…不純物分離装置
15,25…供給路
16,26…ポンプ
17,27…モーターバルブ
18,28…逆止バルブ
19…再生溶剤貯留槽
29…溶剤貯留槽
22,32…流量調整バルブ
23,33…流量計
40…返還路
Claims (3)
- 被洗浄物を洗浄処理する洗浄槽に貯液された溶剤と、該洗浄槽上方に放出される溶剤の蒸気を凝縮手段で凝縮して回収された再生溶剤とを、該溶剤毎に独立して貯液する溶剤貯留槽と、
上記各溶剤貯留槽から供給される各溶剤を一定の割合に混合して、該混合溶剤の析出作用により溶剤中に含まれる不純物を析出し、比重分離又は濾過分離する不純物分離手段と、
上記不純物が分離された溶剤を、上記洗浄槽に返還する溶剤返還手段とを備えた
分離再生装置。 - 上記溶剤貯留槽を上記溶剤毎に複数設けると共に、
上記特定の溶剤貯留槽に貯液された溶剤を上記不純物分離手段に対して供給する時間を利用して、該特定の溶剤を他の溶剤貯留槽に対して補充する溶剤供給手段を設けた
請求項1記載の分離再生装置。 - 上記溶剤の供給量を調整する供給量調整手段を、上記溶剤貯留槽と上記不純物分離手段との間に設けた
請求項1記載の分離再生装置。
Priority Applications (1)
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