JP4121311B2 - 薄片収納装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送装置によって搬送される薄片を押し込み機構によって収納部へ押し込む薄片収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
先行技術として、遊技機と、挿入された紙幣等の薄片の識別機能を有する識別部を備えた識別機(又はサンドと称する場合がある)とが直線状に複数併設されてグループを構成している。このように遊技機と識別機(又はサンド)が併設されたグループは、遊技施設内に恰も「島」を形成するように見えるため、遊技島、遊技装置の島または単に島と称している。このような遊技島は、前記グループが背中合わせに配置したものを両島タイプと称し、片側のみのものを片島タイプと称している。このグループの後側には、前記識別部で識別された薄片をグループの一方の端側に向けて搬送する搬送路を形成した薄片搬送装置が設けられたものがある。通常、この薄片搬送装置もグループと関連付けた統括管理システムとなっている。
【0003】
このような遊技施設においては、薄片搬送装置によって前記グループの一端側に向けて搬送された薄片は、薄片搬送装置の終端部に設けた薄片収納装置にあつめられる構成である。この薄片収納装置はスタッカとも称され、搬送されてくる薄片を順次押し込み機構によって収納部へ向けて押し込むことによって、薄片を積み重ねて収納保持する機構である。この薄片収納装置に収納された薄片は、鍵を管理する遊技施設の管理者によって取り出し可能な構成である。
【0004】
このような薄片収納装置は、搬送装置から搬送された薄片を押し込み機構に対応する所定位置に取り込み、その位置において薄片を収納部へ向けて押し込む動作が行われるが、時々、薄片の押し込み機構や取り込み機構等の点検が必要である。また、皺になった薄片が取り込まれたときや、取り込み機構の不良等によって薄片の詰まりを生じることがある。このような場合には、取り込み機構の不良の状態や薄片の詰まり具合等の点検が必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、薄片収納装置の小型化によって、薄片の押し込み機構や取り込み機構等が薄片の収納部に近接して設けられるため、薄片の押し込み機構や取り込み機構等の点検がし難い形態になり、また、詰まった薄片の取り除きをし難いという問題がある。
【0006】
本発明は、このような点に鑑みて、薄片の押し込み機構や取り込み機構等が薄片の収納部に近接して設けられる構成においても、薄片の押し込み機構や取り込み機構等の点検がし易く、また、詰まった薄片の取り除きをし易い薄片収納装置を提供するものである。
【0007】
本発明において、薄片とは、紙幣を含むことは勿論のこと、プリペイドカードやその他のカードであって遊技媒体(パチンコ玉、メダル等)の供給を受けることができる有価カードを含めた総称であり、紙幣やカードの材質は問わない。
【0008】
【課題を解決するための手段】
第1発明は、搬送装置から搬送された薄片を収納部の入口側から前記収納部の底部方向へ向けて押し込む押し込み機構を備え、前記収納部は、バネ部材によって前記収納部の入口側に向けて付勢され前記押し込み機構によって押し込まれる薄片を介して前記バネ部材に抗して前記収納部の底部方向へ移動する可動底板を備え、前記押し込み機構による薄片の押し込み動作によって搬送装置から搬送された薄片が順次前記可動底板に対して積層された状態で前記収納部に収納され、前記収納部は前記収納部の奥側に対向する手前側を薄片の取り出し口とし、前記可動底板は、前記手前側に取手部を備えると共に、前記取手部が前記バネ部材に抗して前記収納部の底部方向へ押し圧されるとき、前記可動底板の奥側を支点として回動して前記可動底板の前記取り出し口側が前記収納部の底部へ近づくように傾斜状態となることを特徴とする薄片収納装置である。
【0009】
これによって、可動底板は、薄片の押し込み動作に伴う移動も良好に行えると共に、その前側を押すことによって、バネ部材に抗して収納部の底部方向へ押し圧されて手前側が収納部の底部へ近づく傾斜状態に回動させることができ、この傾斜状態において、紙幣の押し込み機構や取り込み機構等を可動底板の手前側から覗き込んで点検し易くなる。このため、可動底板を傾斜できないものにおいては、管理者によるバネ部材に抗した可動底板の移動と移動させた状態の維持がし難いが、本発明では、可動底板の傾斜移動も容易であり、点検もし易くなる。なお、可動底板の傾斜移動は、薄片が積層された状態でも行えることによって、積層された薄片の取り出しも容易となる。
【0010】
第2発明は、第1発明において、前記収納部の左右両側と奥側には前記可動底板の移動方向に延びた案内溝を有し、前記可動底板の左右両側には前記左右両側の案内溝に挿入される回転ローラを、また前記可動底板の奥側には前記奥側の案内溝に緩く挿入される軸部を備え、前記押し込み機構による薄片の押し込み動作において前記可動底板は前記回転ローラと前記軸部が前記各案内溝を移動することにより前記収納部の底部方向へ移動し、前記取手部が前記バネ部材に抗して前記収納部の底部方向へ押し圧されるとき、前記回転ローラが前記左右両側の案内溝内を移動しつつ前記軸部を支点として回動して前記可動底板の前記取り出し口側が前記収納部の底部へ近づくように傾斜状態となることを特徴とするものである。
【0011】
これによって、可動底板は、薄片の押し込み動作に伴う移動も良好に行えると共に、その前側を押すことによって、バネ部材に抗して収納部の底部方向へ押し圧されて手前側が収納部の底部へ近づく傾斜状態に回動させることができ、この傾斜状態において、紙幣の押し込み機構や取り込み機構等を可動底板の手前側から覗き込んで点検し易くなる。この場合、可動底板の左右両側は回転ローラによって案内溝を移動できるため、可動底板の上下動と傾斜移動が円滑になる。なお可動底板の傾斜移動は、薄片が積層された状態でも行えることによって、積層された薄片の取り出しも容易となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について説明する。各図は本発明の実施形態を示しており、図1は可動底板と薄片飛び出し防止部材の回動説明図、図2は図1の可動底板の支持部の拡大説明図、図3は薄片収納装置の全体説明の正面図、図4は収納部に薄片を収納した状態の説明図、図5は可動底板による薄片の押し込み状態説明図、図6は図4の左方側から見た状態の要部説明図、図7は薄片搬送装置を備えた両島タイプの遊技装置の配置平面図、図8は遊技台(又は遊技装置)の側面図、図9は両島タイプの遊技島における薄片の識別搬送装置の要部構成を示す平面図、図10は合流装置と中継搬送装置の組立て状態の正面図である。
【0017】
本発明を図に基づき説明する。1は遊技機であり、パチンコ機、又はパチンコ機にスロットマシン機能を設けたパチンコ・スロット機等の遊技機を示す。2は遊技媒体(パチンコ玉、メダル等)の供給を受けるために挿入された紙幣や有価カード等の薄片100の識別機能を有する識別部Sを備えた識別機である。有価カードとしては、プリペイドカードやその他のカード等の如く、カードに貨幣価値が記憶されたものであり、このカードを識別機2に挿入することによって遊技媒体の供給を受けることができるものである。
【0018】
遊技機1と識別機2とは基台110に一列状に併設されてグループを構成している。一般的には、識別機2と遊技機1は1対1の対応に設置される関係で、基台110に横並びに設置される。グループの後方には、グループに沿って識別機2の識別部Sで識別された薄片100を合流装置3を介して受け入れて、一方向に向けて搬送する搬送路Mを形成する搬送装置5が設けられている。搬送装置5の搬送路Mの終端部分には本発明の薄片収納装置200が設けられ、搬送装置5によって搬送された薄片100を薄片収納装置200内に積み重ねて収納する。
【0019】
搬送装置5は、中継搬送装置4の複数と、識別機2の識別部Sで識別された薄片100を中継搬送装置4に合流させる合流装置3の複数とが、交互に配置された組み合わせによって構成されている。中継搬送装置4は、薄片100の入口側6と出口側7にそれぞれ一対ずつ設けた回転体8、9に掛け渡された所定幅の一対のベルト10、11によって、薄片100をその厚さ方向の両側から挟持して横長に立てた状態で搬送する搬送路12を形成している。そして、出口側7には、薄片100を中継搬送装置4から合流装置3へスムースに送り込むために、薄片100の上下端縁が挿入されるように対向する溝を形成した案内部15が上下に設けられて、中継搬送装置4の出口側7の端部から水平方向へ突出している。
【0020】
中継搬送装置4は、一対のベルト10、11によって挟持された薄片100を安定姿勢で搬送するために、上下配置の案内部15と同様に対向する溝を形成した上下対向の案内部材を配置し、薄片100の上下端縁がこの案内部材の溝に挿入された状態で搬送される構成である。
【0021】
合流装置3は、上流側の中継搬送装置4から搬送されてくる薄片100をその厚さ方向の両側から挟持して横長に立てた状態で下流側の中継搬送装置4へ搬送するための一対の回転体50と、識別機2の識別部Sで識別された薄片100を、その厚さ方向の両側から挟持して横長に立てた状態で下流側の中継搬送装置4へ搬送するための回転体51とを備えている。回転体51は、外周面に突出した合成樹脂製の多数の弾性突起を備え、識別部Sで識別された薄片100をこの突起によってカーブした通路に沿って下流に向けて送り出す作用をする。回転体50、51は、共通の電動機要素53によって歯車装置を介して駆動される。このように、合流装置3は、識別機2で識別された薄片100を中継搬送装置4に合流させると共に上流側の中継搬送装置4から搬送されてくる薄片100をその厚さ方向の両側から挟持して横長に立てた状態で下流側の中継搬送装置4へ搬送する構成である。
【0022】
図10に示すように、中継搬送装置4と合流装置3は、組立て分解が可能な構成である。このため、合流装置3には、電動機要素53と回転体50、51を駆動する歯車59A、59B等の各種と、中継搬送装置4の回転体8の軸に取り付けた歯車57へ電動機要素53による駆動力を伝達する歯車56、55等を備えている。これによって、案内部15を合流装置3の入口側に挿入すると共に、歯車55と57が噛み合うように中継搬送装置4の前後端部を合流装置3の前後に張り出した支持部80に載置して調整して、中継搬送装置4の上端部に張り出した取り付け辺81に形成した孔に合流装置3の上面の突起82を嵌め合わせる。これによって、上流側に位置する合流装置3の出口側と中継搬送装置4の入口側がセットされ、中継搬送装置4の出口側と下流側に位置する合流装置3の入口側がセットされる。なお、中継搬送装置4の出口側と下流側に位置する合流装置3の入口側とは、所定の組み合わせ後に、中継搬送装置4と合流装置3をネジ結合してもよい。
【0023】
識別機2は、挿入された薄片100を横長に立てた姿勢状態でもって識別部Sで識別するように、そして識別した真正薄片100をその姿勢状態で合流装置3へ搬送するために、入口側と出口側にそれぞれ設けた一対の回転体60、61に架け渡された一対のベルト62、63を備えている。回転体60、61のいずれか一方は、電動機要素によって駆動される。
【0024】
このように、搬送装置5は、薄片100の入口側と出口側に設けた一対の回転体8、9に掛け渡された一対のベルト10、11によって薄片100をその厚さ方向の両側から挟持して横長に立てた状態で搬送する複数の中継搬送装置4と、識別機2で識別された薄片100を中継搬送装置4に合流させると共に上流側の中継搬送装置4から搬送されてくる薄片100をその厚さ方向の両側から挟持して横長に立てた状態で下流側の中継搬送装置4へ搬送する複数の合流装置3との組み合わせによって構成される。
【0025】
遊技機1、識別機2、合流装置3及び中継搬送装置4が基台110に取り付けられて遊技台(又は遊技装置)111を構成し、図8には、この遊技台(又は遊技装置)111の側面図を示す。図7に示すように、薄片収納装置200は、搬送装置5の一連の搬送路Mの終端部において仕切り壁74の外側に設けたカバー75内に配置され、カバー75の一部に設けた扉の開閉によって、薄片収納装置200に収納した薄片100の束を取り出すことができる。
【0026】
本発明の薄片収納装置200は、図1乃至図6に示す。以下、この薄片収納装置200の構成及び動作について説明する。図3には薄片収納装置200の全体構成を示しており、この薄片収納装置200は、入口側に前後(図3の紙面に垂直方向)一対の回転体201とこれに近接してその下方に前後一対の回転体202を備え、奥側に前後一対の回転体203とこれに近接してその下方に前後一対の回転体204を備えており、プーリとしての回転体201と203にはエンドレスの薄片搬送ベルト205が架け渡され、ベルト205に接触してローラとしての回転体202、204が回転する。回転体201と203の一方は、電動機要素によって所定回転数で回転する構成である。これによって、ベルト205は前後(図3の紙面に垂直方向)一対に配置された構成となり、薄片100の長辺端縁に沿った対応となる。
【0027】
そして、回転体201と203の中間位置には、各ベルト205を挟んでローラとしての回転体206と207がそれぞれ設けられ、各回転体206と207によって各ベルト205が若干屈曲されて各ベルト205に所定のテンションが付与されている。搬送装置5の搬送路Mから搬送される薄片100は、図3において矢印のように左側から供給される。この場合、薄片100が紙幣のような代表的な形状である矩形状を呈する場合には、図3に矢印で示すように、図3の上下方向を厚さとし左右方向に長い状態で入口側に供給され、回転体201に沿って駆動されるベルト205とローラ202との間に挟まれて図3の右方へ搬送され、ベルト205とローラ207との間に挟まれて更に右方へ搬送される。
【0028】
208は薄片100の案内レールであり、薄片100の長辺端縁に対応する位置にあり、前後のベルト205に対応して前後一対の配置である。各案内レール208には、案内レール208から若干突出して各ベルト205に接触するローラ209が入口側と奥側に間隔を保って設けられ、ベルト205とローラ209とで薄片100の長辺端縁を挟んで図3の右方へ搬送する作用をする。ローラ209に対応してベルト205の反対側には、ベルト205から若干離れた位置にローラ210が設けられ、ベルト205とローラ209とで薄片100の長辺端縁を挟んで図3の右方へ搬送するとき、薄片100の皺によって持ち上がるベルト205の持ち上がりを制限して、薄片100の搬送を維持するものである。
【0029】
220は薄片100を積層状態で収納する収納部であり、薄片100の平面積よりも若干大きい大きさでもって案内レール208側を入口側として形成した矩形状の箱形状をなし、コイルバネ221によって案内レール208方向、即ち、収納部220の入口側に向けて付勢される可動底板222を備えている。可動底板222は、薄片100の平面全体を支える大きさの平面積を有する。コイルバネ221によって付勢された可動底板222は、案内レール208の薄片100の搬送面よりも収納部220側に寄った位置において、収納部220の入口側の所定位置に停止するように停止部224が設けられている。この停止部224は収納部220の入口側の部材によって形成してもよいが、案内レール208の裏面が停止部224となる形態でもよい。
【0030】
250は搬送装置5から搬送された薄片100を所定位置において収納部220へ向けて押し込む押し込み機構(押し込み装置)であり、電動機要素251によって駆動されるカム252の回動によって交差レバー253、254を作動させ、交差レバー253、254によって薄片押し込み部材255を作動させる。交差レバー253、254は中間部を回動可能に軸結合256され、交差レバー253は、一端257を薄片押し込み部材255に回動可能に軸結合し、他端260は薄片収納装置200の基体に設けた支持部258に形成した長孔259にスライド可能に係合している。また、交差レバー254は、一端261を薄片収納装置200の基体に設けた支持部262に回動可能に軸結合し、他端263は薄片押し込み部材255に設けた支持部264に形成した長孔265にスライド可能に係合している。
【0031】
266は交差レバー253、254を図4のように閉じた位置に復帰させるためのバネであり、交差レバー254の一端261において支持部262と交差レバー254とに渡って架け渡したコイルバネである。
【0032】
本発明では、可動底板222とその支持構成に特徴がある。即ち、収納部220の左右両側壁240と奥側壁241には、それぞれ可動底板222の移動方向、即ち、図1乃至図6における上下方向に延びた左右の案内溝230と奥側の案内溝231を有し、可動底板222の左右両側には左右両側の案内溝230に回転可能に挿入される回転ローラ232を備え、また可動底板222の奥側には、案内溝231に緩く挿入される軸部233を備えている。
【0033】
回転ローラ232は、取り付けネジ234によって可動底板222の左右両側に形成した取り付け片に回転可能に取り付けていて、案内溝230に緩く挿入されている。また、軸部233は、鍔235を有する円筒部材を可動底板222の後側中央部に形成した取り付け片にネジ結合しており、鍔235が収納部220の奥側壁241の後方に離れて位置するように、案内溝231に緩く挿入された状態である。この軸部233は、前記鍔235を有する円筒部材を可動底板222の奥側中央部に形成した取り付け片に回転可能に取り付けた構成であってもよい。
【0034】
この構成において、収納部220に薄片100が1枚も収納されていない場合には、薄片100の押し込み待機状態では、可動底板222はバネ221によって収納部220の入口側に付勢されて、案内レール208の下側の停止部224に当接した位置にある。また、押し込み機構(押し込み装置)250は、薄片押し込み部材255が復帰した始動位置、即ち、図1、図4、図6に示すように、案内レール208よりも上位位置に上昇した位置にあり、交差レバー253、254は閉じた状態である。
【0035】
薄片100が搬送装置5によって搬送されて入口センサ275に達すると、ベルト205の駆動用電動要素が始動し、回転体201または203が駆動されてベルト205が駆動され、薄片100は案内レール208に沿って搬送される。薄片100を押し込み機構(押し込み装置)250によって収納部220へ押し込むためには、薄片100を案内レール208上において所定位置で停止する必要がある。このため、薄片100がセンサ270を通過してから一定時間後に前記ベルト205の駆動用電動要素を停止してベルト205による薄片100の搬送を停止することによって達成できる。また、他の方法としては、薄片100が案内レール208上の所定位置に達した時を位置センサで検出して、ベルト205による搬送を停止する方法がある。更にまた、他の方法としては、薄片100が薄片収納装置200に搬送されてセンサ275が薄片100を検出したとき、ソレノイド271が励磁されて位置決め部材272がベルト205、205間の薄片100の搬送通路に突出し、位置決め部材272に薄片100の先端が当接した状態で、ベルト205が薄片100の上を滑るように構成することによってその位置に停止させる方式もある。いずれの方法でも差し支えない。
【0036】
押し込み機構(押し込み装置)250は、薄片100をこの所定位置において収納部220へ向けて押し込む。薄片100がセンサ270を通過してから薄片100がこの所定位置に達する時間経過後に、電動機要素251を始動させてカム252を回動させて交差レバー253、254を開くように作動させ、交差レバー253、254によってベルト205、205間で薄片押し込み部材255を薄片100に向けて移動させる。また、前記位置センサで検出したとき電動機要素251を始動させることでもよい。これによって、薄片押し込み部材255は、ベルト205、205で保持した薄片100を押して、ベルト205、205から薄片100を引き離しつつ薄片100を介して可動底板222をバネ221に抗して略均等に押す。薄片押し込み部材255は図5に示すように、収納部220の入口側から更に収納部220内に深く侵入した後、カム252が始動位置に復帰することに伴い、バネ266によって交差レバー253、254が始動位置に復帰する往復動作をする。
【0037】
このような動作によって、搬送される薄片100は、図4乃至図6に示すように、順次収納部220の可動底板222に対して積層された状態で収納される。この薄片100の押し込み動作において、可動底板22の回転ローラ232と軸部233が案内溝230、231を移動し、そのときの摩擦抵抗は少なく、可動底板222の円滑な移動が保たれる。
【0038】
薄片100は、その皺等によってベルト205、205による搬送途中で詰まったり、何らかのトラブルによって案内レール208部分に残る場合がある。このような場合、どのような状況かを把握するために、その状況の確認が必要となる。薄片収納装置200は、小型化によってその内部機構が狭い場所に詰め込まれた組み込みとなっている。このため、収納部220に積層した薄片100を取り除いただけでは、この詰まり状況の確認はし難い。本発明では、可動底板222の保持に特徴を持たせることによって、このような場合での確認がし易い構成となっている。
【0039】
即ち、可動底板222は、上記のように、案内溝230、231に対して回転ローラ232と軸部233を設けることによって、可動底板222の手前側に設けた取手部222Aをバネ221に抗して収納部220の底部220A方向、即ち、図1及び図6の下方(矢印Y方向)へ押すことによって、回転ローラ232が左右両側の案内溝230の縁に接触して回転を伴いながら移動し、この移動に伴って軸部233の後端の鍔23が収納部220の奥側壁241に近づくように、即ち、可動底板222が図1及び図6の右方へ移動するように軸部233が案内溝231内を移動しつつ、軸部233を支点として可動底板222が図1及び図2に示すように傾斜状態に回動する。
【0040】
収納部220は、その奥側に対向する手前側(図1の右側)を収納された薄片100の取り出し口280としており、このように、可動底板222の取り出し口280側が収納部220の底部に近づくように傾斜した状態において、収納部220の手前側の取り出し口280(図1の右側)からベルト205及び押し込み機構(押し込み装置)250付近の状況を覗き込むことができる。このように可動底板222の傾斜状態への回動操作が容易であるため、薄片100が詰まったときに限らず、ベルト205やそれの関連機構の点検や簡単な修理、また押し込み機構(押し込み装置)250の点検等がし易くなる。
【0041】
本発明では、更に、ベルト205及び押し込み機構(押し込み装置)250付近の状況の点検や確認をし易くするために、収納部220の入口側に面する可動底板222の面、即ち、図1の上面を鏡面としたことに特徴がある。これによって、上記のように傾斜状態へ回動操作したとき、この鏡面にベルト205及び押し込み機構(押し込み装置)250付近が映るため、これらの部分の確認がし易くなる。
【0042】
本発明では、更に、収納部220の奥側に対向する手前側を収納された薄片100の取り出し口280とし、素通し状態に取り出し口280を覆う薄片飛び出し防止部材290を取り出し口280に開閉可能に設けている。具体的構成として、薄片飛び出し防止部材290は、線材によって図1及び図3に示す形状をなし、中央部に手前側に屈曲した取手部291を形成し、取手部291から取り出し口280を斜めに横切るように左右方向に延びる辺の端部292を薄片収納装置200の基体に回動可能に支持されていて、図1のZ方向へ開くことによって収納部220に積層された薄片100を取り出すことができる。取り出し口280を閉じた状態に薄片飛び出し防止部材290を保持するために、取り出し口280の縁部には、薄片飛び出し防止部材290がその線材の弾力性によって係脱する係止部295を設けている。この係止部295は、ネジの頭部を利用することができる。
【0043】
これによって、収納部220に積み重ねられた薄片100は、飛び出し防止部材290によって収納部220からの脱落が防止されるが、飛び出し防止部材290が薄片の取り出し口280を閉じた状態においても取り出し口280は素通し状態であるため、収納部220に積み重ねられた薄片100が少ない状態、又は積み重ねられた薄片100を取り出した状態において、飛び出し防止部材290が取り出し口280を塞いだ状態においても、可動底板222を傾斜させて薄片100の押し込み機構250やベルト205等の搬送機構等を点検し易く、また、可動底板222の手前側から覗き込んで、又は可動底板222の鏡面に映して点検することが可能となる。
【0044】
なお、可動底板222の傾斜移動は、薄片100が積層された状態で飛び出し防止部材290が取り出し口280を閉じている状態においても行えるため、薄片100の積層厚が少ない場合には、可動底板222を傾斜移動させて、薄片100の押し込み機構250やベルト205等の搬送機構等を点検可能である。また、飛び出し防止部材290を開いて、可動底板222を傾斜移動させることによって、取り出し口280が広く開いた状態となり、積層された薄片100の取り出しも容易となる。
【0045】
薄片収納装置200は、図示したように収納部220の上方に押し込み機構(押し込み装置)250を配置した形態に限らず、収納部220を上位置にし押し込み機構(押し込み装置)250を下位置にする配置でもよく、また、収納部220と押し込み機構(押し込み装置)250が横並び関係に配置された形態でもよい。
【0046】
更に、この薄片収納装置200を薄片の種類ごとに設けて、搬送装置5から搬送される薄片100を種類ごとに振り分ける振り分け装置を介して各収納装置200へ薄片100を分別収納するように構成することもできる。
【0047】
薄片収納装置200を薄片の種類ごとに設けて薄片100を種類ごとに振り分け分別収納する方法の一つとして、複数の薄片収納装置200を直列状態に配置し、図3において、搬送装置5から搬送された薄片100が第1番目の薄片収納装置200に導入されるとき、センサ275がその薄片100を感知してベルト205を駆動する。そして薄片100の模様や情報をセンサ276で読み取る。この読み取りによって、第1番目の薄片収納装置200で収納すべき薄片100であると認識したときには、ソレノイド271を励磁して位置決め部材272をベルト205、205間の薄片100の搬送通路に突出させるか、又は上記の他の方法によってこの薄片100を案内レール208上の所定位置で停止させ、押し込み機構(押し込み装置)250によって収納部220へ押し込む。
【0048】
もし、センサ276での読み取りによって、第1番目の薄片収納装置200で収納する薄片100ではないと認識したときには、ソレノイド271を非励磁して位置決め部材272をベルト205、205間の薄片100の搬送通路から退避させ、又は薄片100を上記のように停止させずに、薄片100をベルト205とローラ204、204Aによって第2番目の薄片収納装置200へ向けて矢印の方向へ搬送する。第2番目の薄片収納装置200も図3に示す薄片収納装置200と同様の構成であるため、第2番目の薄片収納装置200でも同様の動作が行われる。
【0049】
このように、各薄片収納装置200ごとに種類別に薄片100を収納することによって、薄片100の回収後の分別収集の手間が省けることになる。
【0050】
本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の技術的範囲を逸脱しない限り種種の変更が考えられ、それに係る種種の実施形態を包含するものである。
【0051】
【発明の効果】
請求項1の発明により、可動底板は、薄片の押し込み動作に伴う移動も良好に行えると共に、その前側を押すことによって、バネ部材に抗して収納部の底部方向へ押し圧されて手前側が収納部の底部へ近づく傾斜状態に回動させることができ、この傾斜状態において、紙幣の押し込み機構や取り込み機構等を可動底板の手前側から覗き込んで点検し易くなる。このため、可動底板を傾斜できないものにおいては、管理者によるバネ部材に抗した可動底板の移動と移動させた状態の維持がし難いが、本発明では、可動底板の傾斜移動も容易であり点検もし易くなる。なお、可動底板の傾斜移動は、薄片が積層された状態でも行えることによって、積層された薄片の取り出し間口が広くなり、薄片の取り出しも容易となる。
【0052】
請求項2の発明により、可動底板は、薄片の押し込み動作に伴う移動も良好に行えると共に、その前側を押すことによって、バネ部材に抗して収納部の底部方向へ押し圧されて手前側が収納部の底部へ近づく傾斜状態に回動させることができ、この傾斜状態において、紙幣の押し込み機構や取り込み機構等を可動底板の手前側から覗き込んで点検し易くなる。この場合、可動底板の左右両側は回転ローラによって案内溝を移動できるため、可動底板の上下動と傾斜移動が円滑になる。なお、可動底板の傾斜移動は、薄片が積層された状態でも行えることによって、積層された薄片の取り出しも容易となる。
【0053】
請求項3の発明によると、上記の作用効果に加えて、可動底板の傾斜状態において、鏡面に映して薄片の押し込み機構や搬送機構等を点検できるため、可動底板の手前側から覗き込んで点検する面倒さも軽減され、点検がし易い薄片収納装置となる。
【0054】
また、請求項4の発明によると、上記作用効果に加えて、収納部に積み重ねられた薄片は、飛び出し防止部材によって収納部からの脱落が防止されるが、薄片の取り出し口は素通し状態であるため、可動底板の傾斜状態において、薄片の押し込み機構や取り込み機構等を点検でき、可動底板の手前側から覗き込んで、又は鏡面に映して点検することが可能な薄片収納装置となる。なお、可動底板の傾斜移動は、薄片が積層された状態でも行えるため、飛び出し防止部材を開いて、可動底板を傾斜移動させることによって、取り出し口が広く開いた状態となり、積層された薄片の取り出しも容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る薄片収納装置の可動底板と薄片飛び出し防止部材の回動説明図である。
【図2】図1の可動底板の支持部の拡大説明図である。
【図3】本発明に係る薄片収納装置の全体の説明図である。
【図4】本発明に係る薄片収納装置の収納部に薄片を収納した状態の説明図である。
【図5】本発明の薄片収納装置の可動底板による薄片の押し込み状態説明図である。
【図6】図4の左方側から見た状態の説明図である。
【図7】薄片搬送装置を備えた両島タイプの遊戯装置の配置平面図である。
【図8】遊技台(又は遊技装置)の側面図である。
【図9】両島タイプの遊戯島における薄片の識別搬送装置の要部構成を示す平面図である。
【図10】合流装置と中継搬送装置の組立て状態の正面図である。
【符号の説明】
1・・・遊技機
2・・・識別機
3・・・合流装置
4・・・中継搬送装置
5・・・搬送装置
200・・・薄片収納装置
205・・・搬送ベルト
208・・・案内レール
220・・・収納部
221・・・バネ
222・・・可動底板
230・・・案内溝
231・・・案内溝
232・・・回転ローラ
233・・・軸部
280・・・取り出し口
290・・・薄片飛び出し防止部材
Claims (2)
- 搬送装置から搬送された薄片を収納部の入口側から前記収納部の底部方向へ向けて押し込む押し込み機構を備え、前記収納部は、バネ部材によって前記収納部の入口側に向けて付勢され前記押し込み機構によって押し込まれる薄片を介して前記バネ部材に抗して前記収納部の底部方向へ移動する可動底板を備え、前記押し込み機構による薄片の押し込み動作によって搬送装置から搬送された薄片が順次前記可動底板に対して積層された状態で前記収納部に収納され、前記収納部は前記収納部の奥側に対向する手前側を薄片の取り出し口とし、前記可動底板は、前記手前側に取手部を備えると共に、前記取手部が前記バネ部材に抗して前記収納部の底部方向へ押し圧されるとき、前記可動底板の奥側を支点として回動して前記可動底板の前記取り出し口側が前記収納部の底部へ近づくように傾斜状態となることを特徴とする薄片収納装置。
- 前記収納部の左右両側と奥側には前記可動底板の移動方向に延びた案内溝を有し、前記可動底板の左右両側には前記左右両側の案内溝に挿入される回転ローラを、また前記可動底板の奥側には前記奥側の案内溝に緩く挿入される軸部を備え、前記押し込み機構による薄片の押し込み動作において前記可動底板は前記回転ローラと前記軸部が前記各案内溝を移動することにより前記収納部の底部方向へ移動し、前記取手部が前記バネ部材に抗して前記収納部の底部方向へ押し圧されるとき、前記回転ローラが前記左右両側の案内溝内を移動しつつ前記軸部を支点として回動して前記可動底板の前記取り出し口側が前記収納部の底部へ近づくように傾斜状態となることを特徴とする請求項1に記載の薄片収納装置。
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