JP2005263370A - 遊技島における紙幣収納装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 紙幣収納装置は、紙幣搬送装置から搬送した紙幣を受入れる受入搬送機構と、該受入搬送機構から受入れた紙幣を内部に送り込むよう支点軸を介して上下動する内部導入搬送機構と、該内部導入搬送機構の下方に一端を保持し、他端が揺動するスタック板を設けた紙幣収納室と、から構成した。
【選択図】 図2
Description
この遊技媒体貸出機を遊技島に配設すると、投入された紙幣を紙幣識別装置にて真偽を識別し、真紙幣と識別された紙幣は紙幣搬送装置にて搬送され、島端に設置された紙幣収納装置に収納される。
また、遊技島以外(自動取引装置等)においても投入された紙幣の真偽を識別後、収納部内に整列収納する紙幣収納装置が提供されている。
例えば、下記の特許文献にて開示されている。
「紙葉類を一枚ずつ集積部に取込んで集積する紙幣集積装置であって、上記集積部の紙葉類を集積方向に押圧し、この集積部への紙葉類の搬入に基づいて押圧位置より退避する押圧手段を備えている。また、「紙葉類を一枚ずつ集積部に取込んで集積する紙幣集積装置であって、上記集積部の入口に配設され、ここに導かれた紙葉類の後端部をはたいて取込む羽根車と、上記集積部の紙葉類を集積方向に押圧し、この集積部への紙葉類の搬入力に連動して押圧位置より一時的に退避する押圧レバーとを備えた構成」と成している。
そして、上記した構成によれば、一枚の紙葉類の搬入力を効率よく利用した連動式の押圧、退避構造が得られる。また、取込む羽根車の強制集積作用によって搬入した紙葉類を集積方向に速やかに強制集積し、次搬入紙葉類との衝突を確実に回避することが出来る。
しかしながら、上記した構成の紙幣収納装置(紙幣集積装置)は、自動取引装置等においては紙幣詰まりすることなく、搬入した紙幣を集積部に集積することが出来るが、遊技島に設置される紙幣収納装置では対応が出来ず、頻繁に紙幣詰まりのトラブルが生じてしまう。
つまり、自動取引装置等においては搬入される紙幣が時間差にて搬入されてくるため支障がないが、遊技店において開店早々時等は、紙幣搬送装置から紙幣が間隔をおかず連続的に送られてくるため、連続してきた紙幣を詰まることなく収納するように対処しなくてはならない。遊技店での紙幣収納装置にて紙幣詰まりが生じてしまうとその間、遊技媒体貸出機が使用できなくなってしまう。
また、一般的に遊技店に設置される紙幣収納装置の紙幣収納部の構成は、搬送してきた紙幣を押し込むためのスタック機構(スタック板付き駆動モータ及び各センサ群と制御部等)が備えられているため、部品点数が多くコストアップの要因となっていた。
上記紙幣収納装置は、紙幣搬送装置から搬送した紙幣を受入れる受入搬送機構と、該受入搬送機構から受入れた紙幣を内部に送り込むよう支点軸を介して上下動する内部導入搬送機構と、該内部導入搬送機構の下方に一端を保持し、他端が揺動するスタック板を設けた紙幣収納室と、から構成したことによって、達成される。
図1に示すように、遊技島1には複数台の遊技台3と該遊技台に隣接して遊技媒体貸出機5とが配設されている。遊技客が遊技するにあたって遊技媒体貸出機5に紙幣を投入すると、内部に設けた紙幣識別装置にて識別され、正紙幣と識別すると遊技媒体が取出し装置に排出され、遊技を開始する。投入された紙幣は遊技島内部に具備した紙幣搬送装置(不図示)にて搬送され、島端に設置された紙幣収納装置7内の紙幣収納部9へと搬送し整列回収される。
紙幣収納装置7(紙幣収納部9)は、紙幣搬送装置から搬送した紙幣を受入れる受入搬送機構10(紙幣受入口11、受入プーリ11a、湾曲路12等)と、該受入搬送機構10から受入れた紙幣を内部に送り込むよう支点軸20aを介して上下動する内部導入搬送機構15(回動板20、両端の先端搬送プーリ18b、二本の搬送ベルト18c等)と、該内部導入搬送機構15の下方に一端21aを保持し、他端21bが揺動するスタック板21を設けた紙幣収納室25と、から大略構成されている。
紙幣受入口11は、受入フレーム11bと案内フレーム11cとの間に開口した隙間であり、受入フレーム11bと案内フレーム11との間に通路が形成され、この通路を延長した位置に、後述する内部導入搬送機構15に導くよう湾曲路12が形成されている。
該湾曲路12には適宜間隔をおいて付勢したプーリ12aが複数個設けられている。また、湾曲路12の曲がり部位には回動する切替弁12bが設けられ、回動することにより紙幣収納室側と別の収納室側(別の紙幣収納室側等)へ流路が切替る。
受入フレーム11b(カバー)の中央下面の受入軸11dに支承され、回転する受入プーリ11aが湾曲路12に臨んで設けられている。該受入プーリ11aと他方の駆動プーリ18には伝達ベルト17が巻回され、駆動モータ16の駆動伝達により、受入プーリ11aが回転する。該受入プーリ11aが回転(時計回転方向)することにより、紙幣受入口11から進入した紙幣を取込むことが出来る。
このように駆動モータ16が駆動すると駆動歯車16aが回転し、噛み合う伝達歯車16bも回転することになる。さらに伝達歯車16bと噛み合う従動歯車16cが下方寄りの位置に取り付けられている。従動歯車16cも従動軸17bに支承されていて両端寄りに羽根付ローラ19が回転可能に設けられている。
該羽根付ローラ19の周囲には複数本の羽根が設けられていて、例えば羽根は弾性材等から成り、該羽根付ローラ19が回転、(反時計回転方向)することにより、紙幣の後端部を下方に押さえることが出来る。
紙幣を取込むための受入れ側の駆動機構は、紙幣受入口前の接続搬送路に設けた検出部(不図示)にて紙幣の通過を検知すると、駆動モータ16が駆動し、駆動に伴って駆動歯車16aが回転すると、噛み合う伝達歯車16bが回転し、さらに噛み合う従動歯車16cも回転することになる。なお、図示しないが上記した伝達軸17a、従動軸17bの二本の軸はフレーム本体に両端が各々軸支されている。また、駆動モータ16もフレーム本体の側面に取付けられている。
上記したように駆動モータ16が駆動すると駆動歯車16aが回転し、噛み合う伝達歯車16bも回転し、一本に軸支された伝達歯車16b、後端搬送プーリ18a、駆動プーリ18が駆動すると、後端搬送プーリ18aに巻回した搬送ベルト18cにより、先端搬送プーリ18bが回転することになる。
よって、受入れ側から入ってきた紙幣は、両側の搬送ベルト18cに搬送され、内部(奥側)に送り込むことが出来る。二本の搬送ベルト18cによって送り込まれた紙幣は先端の突出片21eに衝突して停止し、順次積層されていく。
図2及び図3は紙幣収納室に紙幣が収納される収納前の状態であり、図4及び図5は、紙幣収納室に紙幣が収納された収納後の状態を示している。
両側の搬送ベルト18c間に設けられ、略長方形状から成る回動板20は、先端の折曲片20bに先端搬送プーリ18bが支承され、後端が支点軸20aにて軸支され、上下動するように成している。
つまり、後端側の支点軸20aを支点として先端側がフリーの状態のため、紙幣の積層(積層枚数)に応じて下位置から、上位置に上昇していくことが出来る。
図2及び図3のように、紙幣がさほど積層されていない時は、スタック板21と回動板20とは隙間がないが、次第に紙幣が積層(積層枚数)されていくと、支点軸20aに反して回動板20の先端側が除々に上昇した位置になっていく(図4及び図5参照)。
上述した上下動する機構の下方には、回収した紙幣を整列して積層することが出来る、大きさ、幅を形成した、スペース(空間部)の紙幣収納室25が設けられている。このスペース(空間部)を称して紙幣収納室25としている。紙幣収納室25には、保持フレーム23に一端21aが保持され、他端21bが揺動するスタック板21が取付けられている。該スタック板21は、紙幣が積層する幅、長さを有した略長方形状から成り、一端21cが軸21dに保持されているため上下に揺動するようになっている。なお、図示していないが、スタック板21の中央下部には、弾性材(バネ等)が設けられ、該スタック板21を付勢させている。よって、スタック板21は、保持された一端21aを支点に、他端21bが上下動することになる。スタック板21の他端21bの下部には水平姿勢を維持するための保持片21c(ストッパ片)が設けられている。また、図示していないが水平姿勢になると検出部(マイクロスイッチ等)と当接し、満杯である旨を出力する。
遊技媒体貸出機5に投入された紙幣は紙幣搬送装置にて搬送され、終端の接続搬送路を通過した後、紙幣収納装置7の紙幣受入口11の受入搬送機構10を通り、連接した内部導入搬送機構15によって内部の紙幣収納室25へと導かれていく。
紙幣は、両側の搬送ベルト18cと回動板20に沿って案内されながら搬送され、先端が突出片21eに衝突して停止し、スタック板21上に順次積層されていく。支点軸20aに反して上下動する回動板20は、スタック板21で紙幣を押さえながら、然も積層する枚数に応じて次第に先端側が上昇するように作用する。この回動板20の上下動に伴って一端21aを保持したスタック板21の他端21bが揺動(下降)するように作用する。よって、スタック板21は積層していく積層枚数によって傾斜姿勢から水平姿勢に可変する。
また、スタック板21に紙幣が積層された時、先端側は両側の先端搬送プーリ18bにて維持され、後端側は反時計回転方向に回転している羽根付ローラ19により、紙幣の後端部を下方に押さえることが出来るため、後続の紙幣が搬送されてきてもスタック板21の上で紙幣詰まりすることなく、整列状態で積層させることが出来る。
このような構成にすることによって、スタック板付き駆動モータ及び各センサ群と制御部等からなるスタック機構を除いた簡素化した構成となり、コストダウンに繋がる。
9 紙幣収納部
10 受入搬送機構
11 紙幣受入口
12 湾曲路
15 内部導入搬送機構
16 駆動モータ
16a 駆動歯車
16b 伝達歯車
16c 従動歯車
18a 後端搬送プーリ
18b 先端搬送プーリ
19 羽根付ローラ
20 回動板
20a 支点軸
21 スタック板
21a 一端
21b 他端
25 紙幣収納室
Claims (1)
- 遊技島に配設した各遊技媒体貸出機に投入された紙幣を紙幣搬送装置にて搬送し、該紙幣収納装置内に設けた紙幣収納部に整列収納する、遊技島における紙幣収納装置において、
上記紙幣収納装置は、紙幣搬送装置から搬送した紙幣を受入れる受入搬送機構と、該受入搬送機構から受入れた紙幣を内部に送り込むよう支点軸を介して上下動する内部導入搬送機構と、該内部導入搬送機構の下方に一端を保持し、他端が揺動するスタック板を設けた紙幣収納室と、から構成したことを特徴とする遊技島における紙幣収納装置。
Priority Applications (1)
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JP2004075597A JP2005263370A (ja) | 2004-03-17 | 2004-03-17 | 遊技島における紙幣収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004075597A JP2005263370A (ja) | 2004-03-17 | 2004-03-17 | 遊技島における紙幣収納装置 |
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JP2005263370A true JP2005263370A (ja) | 2005-09-29 |
Family
ID=35088320
Family Applications (1)
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JP2004075597A Pending JP2005263370A (ja) | 2004-03-17 | 2004-03-17 | 遊技島における紙幣収納装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2005263370A (ja) |
Citations (5)
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2004
- 2004-03-17 JP JP2004075597A patent/JP2005263370A/ja active Pending
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