JP4119836B2 - 内面溝付伝熱管 - Google Patents

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Description

本発明は、空調機器および冷凍機器用の熱交換器に組み込まれる内面溝付伝熱管に係り、特に、ハイドロフルオロカーボン系冷媒であるR32およびR125を混合した混合冷媒を使用する管の外径が6〜10mmの内面溝付伝熱管に関する。
内面溝付伝熱管は、空調機器および冷凍機器用の熱交換器に組み込まれる伝熱管として使用されている。そして、従来、内面溝付伝熱管の冷媒として、ハイドロクロロフルオロカーボン(以下、HCFCと称す)系の冷媒、代表的なものとしてR22が使用されてきた。しかしながら、オゾン層破壊や地球温暖化等の環境問題の深刻化により、R22に替わって、オゾン層の破壊係数が0であるハイドロフルオロカーボン(以下、HFCと称す)系の冷媒に移行することになった。
HFC系冷媒としては、高沸点のHFC系冷媒(高沸点成分)と低沸点のHFC系冷媒(低沸点成分)とを混合した非共沸混合冷媒がよく使用されている。この非共沸混合冷媒は、その露点(液化開始温度)と沸点(液化終了温度)が異なる。例えば、空調機器用の冷媒として最近多用されるようになったR407Cは、それぞれ沸点(=露点)の大きく異なるR32(沸点:−52°C)、R125(沸点:−49°C)、およびR134a(沸点:−26°C)の3冷媒をそれぞれ質量比で23:25:52で混合した混合冷媒であり、混合冷媒としての沸点が−43.6°C、露点が−36.7°Cと、その差が6.9°Cにも及ぶ。その為、混合冷媒の凝縮および蒸発の際には、気液界面において高沸点成分が多く凝縮し、低沸点成分が気相側に濃縮される。これにより混合冷媒内の各成分の濃度が不均一となり濃度差が生じ、この濃度差が拡散抵抗および熱抵抗を惹起して、内面溝付伝熱管の伝熱性能(蒸発性能および凝縮性能)は、R32、R125およびR134aのそれぞれを単一冷媒として用いた場合よりも低下し、従来のR22(沸点および露点とも−40.8°C)を用いた場合と同等の伝熱性能が得られなかった。これらのことから、内面溝付伝熱管では、混合冷媒内の濃度差を無くすために、管内面の内面溝形状を特定することで、伝熱性能を向上させている。
一方、空調機器用のHFC系冷媒として最近多用されるようになったR410Aは、R32(沸点:−52°C)とR125(沸点:−49°C)とを質量比で50:50で混合した混合冷媒であり、各成分の沸点の差が小さいため、混合冷媒の沸点および露点はほぼ同一である(−51.6°C)。このように、R410Aは単一冷媒として取扱いが可能であることから、混合冷媒内の各成分の濃度差が生じない擬似共沸混合冷媒に分類されている。このように、R410Aは熱的にはR22と同様に取り扱いができるため、R22用に用いられていた内面溝付伝熱管がそのまま使用されている例も多い。
以下に、非共沸混合冷媒および擬似共沸混合冷媒を使用した内面溝付伝熱管の例を示す。先ず、非共沸混合冷媒用の内面溝付伝熱管として、管内面に螺旋状の連続する溝を設け、螺旋方向に沿って前記溝間に形成されたフィンの高さが、前記溝の山部より高いハイフィンを一定のピッチで設けたものが提案されている。この内面溝付伝熱管においては、管内面にハイフィンが設けられていることにより、混合冷媒の流れが乱れ、混合冷媒内の各成分の濃度差が低減し、また、有効伝熱面積が拡大するため、伝熱性能が向上する(例えば、特許文献1参照)。
また、非共沸混合冷媒用の内面溝付伝熱管として、管内面に螺旋状の山部(フィン)が形成され、その山部(フィン)の二つの底角を異なる角度としたものが提案されている。この内面溝付伝熱管においては、底角の異なる山部(フィン)を設けることにより、山部(フィン)の側面の傾斜角度が異なり、冷媒の流れ方向によって圧力損失が異なり、蒸発時には圧力損失が増加し、凝縮時には圧力損失が抑えられるため、伝熱性能が向上する(例えば、特許文献2参照)。
また、非共沸混合冷媒用の内面溝付伝熱管として、管内面に設けた螺旋状の溝が管軸に対して45°以上の大きな角度で配置されたものが提案されている。また、非共沸混合冷媒としては、R407Cと同じHFC系であるHFC−32(R32)とHFC−134a(R134a)とを混合したものが記載されている。この内面溝付伝熱管においては、溝を45°以上の角度で配置することにより、溝内に渦度の大きな混合冷媒の渦が発生し、混合冷媒内の各成分の濃度差が低減するため、伝熱性能が向上する(例えば、特許文献3参照)。
また、前記特許文献3の内面溝付伝熱管と同様に、螺旋状の溝が管軸に対して25°以上の角度で配置され、好ましくは、その溝の深さが0.15mm〜0.35mmである内面溝付伝熱管も提案されている。また、非共沸冷媒としてR407Cが記載されている(例えば、特許文献4参照)。
また、R22(HCFC22)よりも低粘性冷媒、例えば、R407C(非共沸混合冷媒)、R410A(擬似共沸混合冷媒)の両冷媒のいずれも使用可能な内面溝付伝熱管として、管内面に螺旋状のフィンを設け、そのフィンピッチを0.22〜0.28mm、フィン高さを0.23〜0.28mm、または、それに加えて、フィンと管軸とがなすリード角を14〜30°としたものが提案されている。この内面溝付伝熱管においては、フィン形状を前記のように設定することにより、R22よりも低粘性の冷媒を用いた場合にも、冷媒が十分に攪乱されるため、伝熱性能が向上する(例えば、特許文献5参照)。
また、内面溝付伝熱管の他の例として、管軸に対して5〜45°の傾斜角を有する螺旋状の溝が管内面に形成されてなると共に、管外径D、管軸直角(直交)断面における溝1つ当たりの断面積a、溝深さd、および管軸を中心として溝間に形成されるフィンの先端に接する円の面積Aにて表される形状パラメータ:〔2(d/D)2・A/a〕が0.8以上2.0以下の範囲内に特定されたものが提案されている。また、使用冷媒としては、伝熱性能試験の冷媒としてR22を使用しているが、好ましい冷媒の例示はない(例えば、特許文献6参照)。
さらに、管内面に螺旋状の台形溝が形成され、管軸直角(直交)断面で台形溝間に形成された山形突起部(フィン)の頂角が10〜30°、溝深さHが管内径D1との比でH/D1=0.04〜0.05、各溝の断面積Sが溝深さHとの比でS/H=0.2〜0.4、かつ溝の傾斜部と溝底間に曲率半径Rの円弧状部が設けられ、この円弧状部が溝深さHとの比でH/R=4〜10に特定されたものが提案されている。また、使用冷媒としては、伝熱性能試験の冷媒としてR22を使用しているが、好ましい冷媒の例示はない(例えば、特許文献7参照)。
特開平6−307787号公報(段落番号〔0001〕、〔0008〕、〔0013〕、図2および図3) 特開平8−61877号公報(請求項1、段落番号〔0001〕、〔0010〕、〔0011〕、〔0018〕および図1) 特開平8−145585号公報(段落番号〔0007〕、〔0011〕、〔0017〕、図3および図7) 特開平9−42881号公報(段落番号〔0005〕、〔0008〕、〔0010〕および図1) 特開2001−343194号公報(段落番号〔0019〕〜〔0021〕、〔0045〕、〔0058〕、図2および図3) 特開2001−33185号公報(段落番号〔0010〕、〔0054〕、図2および図3) 特許第2912826号公報(段落番号〔0008〕、〔0026〕、図1および図2)
特許文献1〜5の内面溝付伝熱管においては、管内面に設けられたフィンのハイフィン化、非対称化、高密度化、または溝の高リード角化により、使用冷媒が非共沸混合冷媒の場合には、混合冷媒の蒸発及び凝縮の際に、混合冷媒が攪乱され、混合冷媒を構成する各成分の濃度差が低減され、十分な伝熱性能が得られる。しかしながら、本発明に使用されるR32及びR125を混合した冷媒(例えば、R410A)は、擬似共沸混合冷媒であって、混合冷媒内の各成分の沸点の差が小さいものである。従って、混合冷媒の蒸発及び凝縮の際に各成分に濃度差が生じないため、混合冷媒の攪乱による伝熱性能向上の効果は小さく、前記内面溝形状の特定だけでは十分な伝熱性能が得られないという問題があった。
また、前記内面溝付伝熱管を空調機器用の熱交換器に組み込んで使用する際には、内面溝付伝熱管の管長が長くなる。このような管長の長い内面溝付伝熱管においては、前記内面溝形状の特定だけでは、溝部断面積を大きくすることができず、混合冷媒の圧力損失が大きくなる。その結果、十分な伝熱性能が得られないという問題があった。
また、前記内面溝形状の特定だけでは、気液界面の有効伝熱面積に大きな影響を与える管内面の濡縁長さを長くすることができず、有効伝熱面積を十分大きくすることができない。その結果、十分な伝熱性能が得られないという問題があった。特に、本発明に使用されるR32及びR125を混合した混合冷媒(例えば、R410A)は、R22およびR407Cと比べて粘性が低いため、この濡縁長さが伝熱性能に与える影響は大きい。
また、特許文献6、7の内面溝付伝熱管においては、管内面の溝部断面積を用いた形状パラメータの特定により、気液界面の有効伝熱面積を大きくすることで伝熱性能を向上させている。しかしながら、特許文献6、7の内面溝形状の特定だけでは、前記特許文献1〜5と同様に、濡縁長さを長くすることができず、有効伝熱面積を十分大きくすることができない。その結果、十分な伝熱性能が得られないという問題があった。
本発明は、冷媒としてR32及びR125を混合した混合冷媒(例えば、R410A)を使用し、内面溝付伝熱管の管長を長くしても、混合冷媒の圧力損失が過大とならず、かつ、優れた伝熱性能を得ることができる内面溝付伝熱管を提供することを目的とする。より具体的に一例を挙げて説明すると、冷媒質量速度300kg/m2sのとき、伝熱性能である蒸発性能が0.054kW/m2K以上、かつ凝縮性能が0.033kW/m2K以上である内面溝付伝熱管を提供する。
本発明に係る内面溝付伝熱管は、ハイドロフルオロカーボン系の冷媒であるR32およびR125を混合した擬似共沸混合冷媒であるR410Aを使用する管の外径Dが6mm以上10mm以下の内面溝付伝熱管において、前記内面溝付伝熱管の管内面に、螺旋状の溝及び前記溝間に形成されたフィンを複数有し、前記溝と管軸とがなす溝リード角θが30°を超え55°以下、管軸直交断面における前記溝の溝深さhが0.10mm以上0.35mm以下、前記フィンのフィン山頂角δが5°以上30°以下、前記フィンのフィン先端半径rが前記溝深さhの0.05以上0.15未満であって、前記管内面の管軸直交断面における溝1つの溝部断面積S、および前記溝リード角θを用いてα=S×cosθで計算される係数αが0.05以上0.10以下、前記管内面の管軸直交断面における全周の濡縁長さL、および前記溝リード角θを用いてβ=L×cosθで計算される係数βが27以上40以下である内面溝付伝熱管として構成したものである。
前記の構成によれば、溝リード角θ、溝深さh、フィン山頂角δ、溝部断面積Sおよび溝リード角θで計算される係数α、濡縁長さLおよび溝リード角θで計算される係数βを所定範囲とすることで、溝部成形可能領域で溝部断面積が大きくなり、混合冷媒の圧力損失が過大とならない。また、溝部成形可能領域で濡縁長さLが長くなり気液界面の有効伝熱面積が大きくなる。
このような内面溝付伝熱管においては、冷媒としてR32及びR125を混合した混合冷媒(例えば、R410A)を使用し、空調機器用の熱交換器への組み込みにより内面溝付伝熱管の管長が長くなっても、混合冷媒の圧力損失が過大とならず、かつ、優れた伝熱性能を得ることできる。また、混合冷媒の圧力損失が過大とならないため、内面溝付伝熱管の入出口での混合冷媒温度に温度差が生じない。そのため、混合冷媒のコンプレッサ等を小型化でき、空調機器(熱交換器)を小型化することが可能となる。また、消費電力が削減され、空調機器(熱交換器)のエネルギー消費効率COP(Coefficient
of Performance)を向上させることが可能となる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して具体的に説明する。図1は内面溝付伝熱管の断面形状を示す管軸方向に破断した時の一部拡大断面図であり、図2(a)は図1のA−A線における断面図、(b)は(a)の一部拡大断面図、図3(a)は内面溝付伝熱管を組み込んだ熱交換器を示す正面図、(b)は(a)の熱交換器をUベンド管側から見た図、(c)は(a)の熱交換器をヘアピン管側から見た図、図4は、内面溝付伝熱管を組み込んだ熱交換器の伝熱性能、圧力損失を測定する際に使用する吸引型風洞の模式図であり、図5は図4の吸引型風洞に冷媒を供給する冷媒供給装置の模式図である。
図1、図2(a)(b)に示すように、本発明の内面溝付伝熱管1は、空調機器用の伝熱管として使用されることから、管の管外径Dは、内面溝付伝熱管1として主流である6mm以上10mm以下のものが使用され、管内面には、前記管内における冷媒の蒸発や凝縮による熱伝導率を向上させるための内面溝形状を有している。また、内面溝付伝熱管1の管内面に供給される冷媒はHFC系冷媒であるR32およびR125を混合した混合冷媒が使用される。また、内面溝付伝熱管1の素管の材質としては、銅または銅合金などが使用され、例えばJISH3300に規定された合金番号C1220、C1201等のりん脱酸銅である。なお、内面溝付伝熱管1の内面溝形状の形成方法は、転造加工法、圧延法などがあるが、特に限定されるものではない。
(管外径D)
管外径Dは、前記したように、空調機器用の伝熱管として主流である6mm以上10mmが要求されている。管外径Dが6mm未満である場合には、冷媒としてR32及びR125を混合した混合冷媒(例えば、R410A)を使用し、空調機器用の熱交換器10に組み込んで使用した際(図3参照、図3において内面溝付伝熱管1はヘアピン状に曲げ加工されたヘアピン管1aとして記載されている)、内面溝付伝熱管1の管長が長いため混合冷媒の圧力損失が過大となり、内面溝付伝熱管1の伝熱性能、特に、蒸発性能が低下する。また、管外径Dが10mmを越える場合には、内面溝付伝熱管1の重量が重くなり、内面溝付伝熱管1を組み込む空調機器(熱交換器10、図3参照)が軽量化できない。
(混合冷媒)
混合冷媒としては、2種のHFC系冷媒であるR32およびR125が質量比で50:50で混合された擬似共沸混合冷媒であるR410Aが最も多く使用される。R410Aは、近年のオゾン層破壊や地球環境温暖化の原因となる塩素を含むR22(HCFC系冷媒)に替わる冷媒として、塩素を含まず水素を含む冷媒である。そして、R32、R125の沸点は、それぞれ−52(C、−49(Cであり冷媒の沸点が互いに近いため、混合冷媒の状態によりR32:R125=50:50の質量比が変わり難く、混合冷媒内の濃度差が生じない。
(内面溝形状)
内面溝形状は、連続した螺旋状の溝2および溝2間に形成されたフィン3から構成されている。また、各溝2はフィン山頂曲線部3aと、これに滑らかにつながるフィン斜面直線部3bと、各フィン斜面直線部3b同士をつなぐ溝底部2aとから構成される。なお、溝底部2aは直線部と任意のフィン根元半径Rで滑らかに連続したものであって、直線部なしに任意のフィン根元半径R同士が滑らかに連続したものでもよい(図示せず)。
そして、溝2と管軸とがなす溝リード角θが30°を超え55°以下、管軸直交断面における溝2の溝深さhが0.10mm以上0.35mm以下、フィン3のフィン山頂角δが5°以上30°以下であって、管内面の管軸直交断面における溝1つの溝部断面積Sおよび溝リード角θを用いてα=S×cosθで計算される係数αが0.05以上0.10以下、管内面の管軸直交断面における全周の濡縁長さLおよび溝リード角θを用いてβ=L×cosθで計算される係数βが27以上40以下である。
以下、内面溝形状における前記数値限定の根拠について説明する。
(溝リード角θ)
溝リード角θは、30°を超え55°以下であることが要求されている。溝リード角θが30°以下の場合には、内面溝付伝熱管を空調機器用の熱交換器10(図3参照)に組み込んだ際の蒸発性能が0.054kW/m2K未満、かつ凝縮性能が0.033kW/m2K未満(冷媒質量速度300kg/m2s)となり、伝熱性能が低下する。また、溝リード角θが55°を超える場合には、転造加工により管内面に溝2を形成する際の速度が極端に低下してしまい、安定して長尺の内面溝付伝熱管1の製造ができなくなる。
(溝深さh)
溝深さhは、0.10mm以上0.35mm以下であることが要求される。溝深さhが0.10mm未満の場合には、内面溝付伝熱管1の管内面の溝2間に形成されたフィン3が、管内面における作動冷媒の凝縮液面より低くなり、前記凝縮液に埋没する。そのため、管内面の有効伝熱面積が著しく減少し、伝熱性能が低下する。また、溝深さhが0.35mmを超える場合には、管内面に溝2を成形する際に、溝成形用工具(例えば、溝付プラグ)が破損し、管内面に安定して溝2を成形することができない。
(フィン山頂角δ)
フィン山頂角δは、5°以上30°以下であることが要求される。フィン山頂角δが5°未満の場合には、フィン3の幅が狭くなり、内面溝付伝熱管1を空調機器用の熱交換器10(図3参照)に組み込む際の拡管時(図示せず)に、フィン3の先端部のつぶれ、フィン3の倒れやゆがみが生じる。また、前記フィン3形成のために管内面に溝2を成形する際に、溝成形用工具が破損し、管内面に安定して溝2を成形することができない。また、フィン山頂角δが30°を超えた場合には、溝2の溝部断面積Sが著しく小さくなり伝熱性能が低下する。また、フィン3の断面積(内面溝付伝熱管1の底肉厚T)が大きくなり、内面溝付伝熱管1の重量が重くなるため、内面溝付伝熱管1を組み込む空調機器(熱交換器10、図3参照)が軽量化できない。
(係数α)
管軸直交断面における溝1つの溝部断面積S、および溝リード角θを用いてα=S×cosθで計算される係数αが0.05以上0.10以下であることが要求される。ここで、溝部断面積Sは、管外径D、底肉厚T、溝深さh、フィン先端半径r、フィン根元半径R、溝数、フィン山頂角δから算出される。
また、係数αが0.05未満である場合には、溝リード角θが大きくなり、混合冷媒の圧力損失が過度に大きくなる。また、溝部断面積Sが小さくなることにより、有効伝熱面積が小さくなる。その結果、伝熱性能、特に蒸発性能が低下する。
また、係数αが0.10を超える場合には、溝部断面積Sが過度に大きくなるため、溝2の溝数が極端に少なくなり、または、溝2の溝深さhが深くなる。そのため、管内面に溝2を成形する際に、溝成形用工具が破損し、管内面に安定して溝2を成形することができない。
(係数β)
管軸直交断面における全周の濡縁流さL、および溝リード角θを用いてβ=L×cosθで計算される係数βが27以上40以下であることが要求される。ここで、濡縁長さLは、管外径D、底肉厚T、溝深さh、フィン先端半径r、フィン根元半径R、溝数、フィン山頂角δから算出される。
また、係数βが27未満である場合には、濡縁長さLが短く、気液界面での有効伝熱面積が小さくなり、伝熱性能が低下する。
また、係数βが40を超える場合には、濡縁長さLが過度に長くなり、管内面の溝数が極端に多くなり、または、溝2の溝深さhが深くなる。そのため、管内面に溝2を成形する際に、溝成形用工具が破損し、管内面に安定して溝2を成形することができない。
次に、溝部断面積Sおよび濡縁長さLの算出に用いられる底肉厚T、フィン先端半径r、フィン根元半径R、溝数について説明する。また、算出に用いられる管外径D、溝深さh、フィン山頂角δについては前記の通りであるので、説明を省略する。
(底肉厚T)
底肉厚Tは、内面溝付伝熱管1の耐圧強度、重量等を考慮して適宜設定する。
(フィン先端半径r)
フィン先端半径rは、溝深さhの0.05以上0.15未満の範囲とすることが好ましい。フィン先端半径rが溝深さhの0.05未満である場合には、フィン先端半径rが小さくなることから、フィン3が高くなった場合にフィン3(溝2)の成形性が悪くなり、所定形状のフィン3が得られ難く、また管内面の溝2に当接する溝成形用工具に破損が発生しやすくなる。また、フィン先端半径rが、溝深さhの0.15以上の場合には、フィン先端半径rが大きくなることから、フィン3の断面積が大きくなり、内面溝付伝熱管1の重量が重くなる。
(フィン根元半径R)
フィン根元半径Rは、溝深さhの1/5以上2/3未満の範囲とすることが好ましい。フィン根元半径Rが溝深さhの1/5未満である場合には、フィン根元半径Rが小さくなることから、フィン3が高くなった場合にフィン3(溝2)の成形性が悪くなり、所定形状のフィン3が得られ難く、また管内面の溝2の根元に当接する溝成形用工具に破損が発生しやすくなる。また、フィン根元半径Rが溝深さhの2/3以上の場合には、フィン根元半径Rが大きくなることから、フィン3の断面積が大きくなり、管の底肉厚Tが増加して、内面溝付伝熱管1の重量が重くなる。
(溝数)
溝数は30以上100以下が好ましい。溝数が30未満、または、100を超える場合には、管内面に溝2を成形する際に、溝成形性が極端に低下したり、溝成形用工具が破損し、管内面に安定して溝2を成形することができない。
また、管外径D、溝深さh、フィン山頂角δ、底肉厚T、フィン先端半径r、フィン根元半径R、溝数等から算出される溝底幅wについて説明する。
(溝底幅w)
溝底幅wについては、0.18mm以上が好ましい。0.18mm未満の場合は、凝縮液溜りが生じ、有効伝熱面積が小さくなり凝縮性能が低下する。溝底幅wは、1つの溝2に隣接する2つのフィン3の斜面直線部3bと溝底部2aとの延長線の交点間とを結ぶ線分の長さとする。
次に、本発明の内面溝付伝熱管を組み込んだ熱交換器の作製方法について、空調機器の熱交換器の大半であるプレートフィンチュ−ブ型熱交換器を例にとって説明する。図3(a)(b)(c)に示すように、まず、内面溝付伝熱管を、その中央部で所定の曲げピッチPaでヘアピン状に曲げ加工してU字形の複数本のヘアピン管1aを作製する。つぎに、複数本のヘアピン管1aを、所定の間隔(フィンピッチPb)をおいて相互に平行に配置されたアルミニウム又はアルミニウム合金製の複数枚のフィン材11に挿通して、両者を接合する。そして、隣接するヘアピン管1aの管端に、予め曲げ加工を施してあるUベンド管12を嵌合して、ろう付けすることにより、複数本のヘアピン管1aを、複数本のUベンド管12を介して、所定の段方向ピッチ(前記曲げピッチPaと同一)および列方向ピッチPcで複数段および複数列に直列に全て連結する。これにより、複数枚のフィン材11間に有効伝熱管長の長い内面溝付伝熱管が配置された熱交換器10が作製される。
次に、前記内面溝付伝熱管の製造方法について説明する。本発明の内面溝付伝熱管の製造は、図示しない従来から公知の製造装置を用いて行われ、前記内面溝付伝熱管の素材である素管の第1の縮径加工を行う第1の工程と、前記第1の工程で得られた縮径された素管の第2の縮径加工を行うと共に、前記素管の内面に螺旋状の溝を形成する第2の工程と、前記第2の工程で螺旋状の溝が形成された素管の第3の縮径加工を行う第3の工程を含むものである。そして素管を抽伸方向に引抜くことにより、第1の工程、第2の工程、および第3の工程がこの順で行われ、素管が内面溝付伝熱管に加工される。ここで、第1の工程、第2の工程、および第3の工程を順に説明する。
(第1の工程)
内面溝付伝熱管の素材である素管が、縮径ダイスと縮径プラグの間を通過するように引抜かれることにより、素管に第1の縮径加工が施される。
(第2の工程)
第1の工程で縮径された前記素管を、複数個の転造ボールまたは転造ロールで素管内に挿入された溝付プラグを押圧することにより、前記素管に第2の縮径加工を施すと共に、縮径された素管の内面に溝付プラグの溝形状が転写され、螺旋状の溝が形成される。
(第3の工程)
第2の工程で内面に螺旋状の溝が形成された素管を、整形ダイスにて第3の縮径加工を施し、内面溝付伝熱管を製造する。
以下、本発明の実施例について、具体的に説明する。
(第1の実施例)
内面溝形状の形状パラメータである管外径D、溝リード角θ、溝深さh、フィン山頂角δ、係数α=溝部断面積S×cosθ(溝リード角)および係数β=濡縁流さL×cosθ(溝リード角)の全てが本発明の請求範囲を満足する供試管(実施例1〜4)と、前記形状パラメータの少なくとも1つが本発明の請求範囲を満足しない供試管(比較例1〜5)を作製した。また、前記供試管の作製方法は、先ず、JISH3300に規定された合金番号C1220のりん脱酸銅を溶解し、鋳造し、熱間押出し、冷間圧延し、冷間抽伸加工を施して素管を作製した。次に、前記素管に第1の縮径加工を施し、縮径された素管に前記内面溝形状の螺旋溝を形成しながら第2の縮径加工を施し、螺旋溝が形成された素管に第3の縮径加工を施して、外径(管外径D)7mmの供試管を作製した。実施例1〜4、比較例1〜4の形状パラメータの値を表1に示す。
次に、前記各供試管を用いて、図3(a)(b)(c)に示すプレートフィンチューブ型の熱交換器10を作製した。なお、熱交換器10の仕様は以下の通りとした。
(熱交換器10)
外形は、高さ250mm×長さ250mm×幅25.4mmとした。
(ヘアピン管1a)
前記供試管を用いて作製、2列12段(曲げピッチPa21mm、列方向ピッチPc12.7mm)に配置した(有効伝熱管長は約6.7mであった)。
(フィン材11)
JISH4000に規定された合金番号1N30のアルミニウムからなる板材で、板材の表面を樹脂で被覆したものである。また、フィン材11の厚さは100μmとした。そして、200枚のフィン材11をフィンピッチPb1.25mmで平行に配置した。
この熱交換器10を用いて伝熱性能(蒸発性能、凝縮性能)、圧力損失を測定し、その結果を表2に示した。ここで、蒸発性能および凝縮性能は、各々、総括熱伝達率を測定し記載した。また、圧力損失は、供試管(ヘアピン1a)の単位長さ当たりの蒸発圧力損失を測定し記載した。
また、図4に伝熱性能および圧力損失を測定する測定装置の模式図を示す。図4に示すように、測定装置は、恒温恒湿機能付きの吸引型風洞100、冷媒供給装置110(図5参照)及び空調機(図示せず)からなる。この吸引型風洞100においては、空気流入口108から流入されて空気排出口109から排出される空気の流通経路に熱交換器10が配置され、この熱交換器10の上流側および下流側に夫々エアーサンプラ101、102が配置されている。このエアーサンプラ101、102には夫々温湿度計測箱103、104が連結されている。この温湿度計測箱103、104は夫々エアーサンプラ101、102により採取された空気の乾球温度および湿球温度を測定することにより、この空気の温度及び湿度を測定するものである。また、エアーサンプラ102の下流側には誘引ファン105が設けられ、空気排出口109に空気を排出している。また、熱交換器10とエアーサンプラ102との間、およびエアーサンプラ102と誘引ファン105との間には、熱交換器10を通過した空気を整流する整流器106、106が設けられている。
また、図5に冷媒供給装置110の模式図を示す。図5において、107は冷媒配管、111はサイトグラス、112は液(冷媒)加熱および冷却用熱交換器、113はドライヤー、114は受液(冷媒)器、115は溶栓、116は凝縮器、117はオイルセパレータ、118はコンプレッサー、119はアキュームレータ、120は蒸発器、121は膨張弁、122は流量計である。そして、冷媒配管107を通じて、吸引型風洞100内に備えられた熱交換器10のヘアピン管1a(図3参照)の内部に、圧力および温度を調節した冷媒が供給される。また、熱交換器10の入口及び出口には、冷媒の温度および圧力を測定する圧力計123(温度は測定圧力相当飽和温度とする)が設けられている。さらに、空調機(図示せず)は、吸引型風洞100の空気流入口108に温度および湿度が制御された空気を供給するものである。
そして、測定条件は表3に示す通りとし、冷媒としてはR410Aを使用し、冷媒質量速度300kg/m2s(冷媒流量35kg/h)とした。また、蒸発性能測定の際の冷媒の流れと、凝縮性能測定の際の冷媒の流れとは、互いに異なる方向とした(図5に示す冷媒供給装置110の冷媒の流れ方向は、蒸発性能測定の際の冷媒の流れ方向を示している)。
Figure 0004119836
Figure 0004119836
Figure 0004119836
表2の結果より、本発明の実施例1〜4は、蒸発性能が目標値である0.054kw/m2Kを上回り、凝縮性能も目標値である0.033kw/m2K以上と優れた伝熱性能であった。また、圧力損失においても約0.8kPa/m程度で管外径7mm、有効伝熱管長約6.7mの伝熱管としては大きな圧力損失値ではなかった。
また、比較例1では、係数αが本発明の請求範囲の上限値を超えるため、溝数が極端に少なくなり、溝成形不良が発生し、供試管(内面溝付伝熱管)の量産ができない状態であった。比較例2では、係数αが請求範囲の下限値未満であるため、溝数が多く、溝リード角θが大きくなり、蒸発性能が目標値である0.054kw/m2Kを下回り、圧力損失も実施例1〜4と比べて大きかった。比較例3では、溝リード角θが請求範囲の上限値を超えるため比較例1と同様に溝成形不良が発生した。比較例4では、係数αおよび係数βが請求範囲の下限値未満であるため、溝深さhが小さく、蒸発性能が目標値である0.054kw/m2Kを下回り、凝縮性能も目標値である0.033kw/m2Kを下回った。比較例5では、係数βが請求範囲の上限値を超えるため、溝数が極端に多くなり、溝成形不良が発生した。
(第2の実施例)
供試管の管外径Dとして6.35mm(実施例5、比較例6)、5mm(比較例7)を使用した以外は、第1の実施例と同様とした。供試管の形状パラメータの値を表4に、伝熱性能(蒸発性能、凝縮性能)及び圧力損失の測定結果を表5に示す。
Figure 0004119836
Figure 0004119836
表5の結果より、本発明の実施例5は、蒸発性能が目標値である0.054kw/m2Kを上回り、凝縮性能も目標値である0.033kw/m2Kを上回り優れた伝熱性能であった。また、圧力損失においても約1.3kPa/mで管外径6.35mm、有効伝熱管長約6.7mの伝熱管としては大きな圧力損失値ではなかった。
また、比較例6では、溝リード角θおよび係数βが請求範囲の下限値未満であるため、溝深さhが小さく、蒸発性能が目標値である0.054kw/m2Kを下回り、凝縮性能も目標値である0.033kw/m2Kを下回った。比較例7では、管外径D、溝リード角θ、係数αおよび係数βが請求範囲の下限値未満であるため、溝深さhが小さく、蒸発性能が目標値である0.054kw/m2Kを下回り、圧力損失も約1.5kPa/mで管外径5mm、有効伝熱管長約6.7mの伝熱管としては大きな圧力損失値であった。
本発明に係る内面溝付伝熱管の断面形状を示す管軸方向に破断した時の一部拡大断面図である。 (a)は図1のA−A線における断面図、(b)は(a)の一部拡大断面図である。 (a)は本発明に係る内面溝付伝熱管を熱交換器に組み込んだ例を示す正面図、(b)は(a)の熱交換器をUベンド管側から見た図、(c)は(a)の熱交換器をヘアピン管側から見た図である。 本発明に係る内面溝付伝熱管を組み込んだ熱交換器の伝熱性能、圧力損失を測定する際に使用する吸引型風洞の模式図である。 図4の吸引型風洞に冷媒を供給する冷媒供給装置の模式図である。
符号の説明
1 内面溝付伝熱管
2 溝
3 フィン
D 管外径
h 溝深さ
L 濡縁長さ
S 溝部断面積
δ フィン山頂角
θ 溝リード角

Claims (1)

  1. ハイドロフルオロカーボン系の冷媒であるR32およびR125を混合した擬似共沸混合冷媒であるR410Aを使用する管の外径Dが6mm以上10mm以下の内面溝付伝熱管において、
    前記内面溝付伝熱管の管内面に、螺旋状の溝及び前記溝間に形成されたフィンを複数有し、前記溝と管軸とがなす溝リード角θが30°を超え55°以下、管軸直交断面における前記溝の溝深さhが0.10mm以上0.35mm以下、前記フィンのフィン山頂角δが5°以上30°以下、前記フィンのフィン先端半径rが前記溝深さhの0.05以上0.15未満であって、
    前記管内面の管軸直交断面における溝1つの溝部断面積Sおよび前記溝リード角θを用いてα=S×cosθで計算される係数αが0.05以上0.10以下、
    前記管内面の管軸直交断面における全周の濡縁長さLおよび前記溝リード角θを用いてβ=L×cosθで計算される係数βが27以上40以下であることを特徴とする内面溝付伝熱管。
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