JP4118436B2 - 熱成形機におけるトリミング成形品の取り出し装置 - Google Patents

熱成形機におけるトリミング成形品の取り出し装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱成形機におけるトリミング装置によりトリミングされた成形品の取り出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のトリミングされた合成樹脂製容器等の成形品の取り出し装置については、例えば特公平5−49454号公報に記載のように、吸着装置によってトリミングダイから1個又は複数個の成形品を取り出してこれをシュート内に落下放出させることにより、順次前に取り出された成形品上に自然に重なり若しくはブロック状に重なったような状態で自重によりコンベア上に押し出させる構造、或いは、トリミングされた成形品を一定個数ずつ積み重ねて、これをコンベアにより移送する構造によるものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の何れの成形品の取り出し装置による場合にも、後工程において成形品の良否の検査を行うために、重なった状態の成形品を分離装置によって再び1個ずつ分離しなければならなかった。従って、それらの取り出し装置は、別途分離装置を必要とするので必ずしも経済的ではなく、作業効率は芳しくなかった。
【0004】
この発明の目的は、トリミングされた少なくとも1個の成形品を吸着パッドによって取り出して反転させた姿勢で、他の成形品に積み重ならないように搬送コンベア上に放出する取り出し装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、フレームに固定される水平な主軸に、大径プーリ又は大径スプロケットを固定すると共にアームを回転自由に設け、そのアームの一端部に小径プーリ又は小径スプロケットが固定された水平な副軸を回転自由に設けて、その小径プーリと前記大径プーリとにタイミングベルトを架け渡し、又は、その小径スプロケットと前記大径スプロケットとにチェーンを架け渡し、先端に真空作用によりトリミング成形品を吸着する吸着パッドを備えた吸着杆を前記副軸の軸心に対して直交状に突設し、モータ駆動装置により回転駆動されるクランクアームに連結されたクランクロッドの自由端部を前記アームの他端部に連結し、トリミングのタイミングに合わせてトリミングダイ内に臨むように制御される前記吸着パッドでトリミング成形品を吸着して前記モータ駆動装置により前記アームを一定角度範囲内で回転制御することにより、該トリミング成形品を反転させた姿勢で他の成形品に積み重ならないように搬送コンベア上に放出することを繰り返し行うように構成したことを特徴とする。
【0006】
同様の目的を達成するために請求項2に記載の発明は、フレームに固定される水平な主軸に、大径プーリ又は大径スプロケットを固定すると共に一対のアームが所定間隔を置いて回転自由に設けられ、それらのアームの一端部に小径プーリ又は小径スプロケットが固定された水平な副軸を夫々回転自由に設けて、その小径プーリと前記大径プーリとにタイミングベルトを夫々架け渡し、又は、その小径スプロケットと前記大径スプロケットとにチェーンを夫々架け渡し、先端に真空作用によりトリミング成形品を吸着する吸着パッドを備えた吸着杆を前記副軸の軸心に対して直交状に突設したベースを同副軸間に取り付け、モータ駆動装置により回転駆動されるクランクアームに連結されたクランクロッドの自由端部を前記一方のアームの他端部に連結し、トリミングのタイミングに合わせてトリミングダイ内に臨むように制御される前記吸着パッドでトリミング成形品を吸着して前記モータ駆動装置により前記アームを一定角度範囲内で回転制御することにより、該トリミング成形品を反転させた姿勢で他の成形品に積み重ならないように搬送コンベア上に放出することを繰り返し行うように構成したことを特徴とする。
【000
【発明の作用及び効果】
(請求項1及び2の発明)
上向きでトリミングダイ内に臨むように待機した吸着パッドがトリミングされて落下する成形品を吸着すると、モータ駆動装置のクランクアームが回転作動してアームを一定角度(90°)だけ回転させる。これにより、小径プーリ(又は小径スプロケット)自身がアームに対して相対的に回転するため、吸着パッドは、180°向きを変えてトリミング成形品を反転させる。ついで、吸着パッドの吸着作用が解除されて、取り出された成形品を他の成形品に積み重ならないように搬送コンベア上に放出した後、連続回転するクランクアームによってアームと小径プーリとが夫々逆回転作動し、吸着パッドは元の待機姿勢に戻る。かかる一連の動作が、トリミングのタイミングに合わせて繰り返し行われる。
【0008
この熱成形機におけるトリミング成形品の取り出し装置によれば、トリミングダイからトリミングされた1個又は複数個の成形品を吸着パッドによって取り出して反転させた姿勢で、他の成形品に積み重ならないように搬送コンベア上に円滑に放出させることができる。その結果、後工程における検品のために成形品を一々1個ずつ分離するという従来の手間のかかる作業が不要となり、検品の合理化を図ることが可能となる。
【0009
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態例を図面に基づいて説明する。図1はトリミング成形品の取り出し装置を説明する概要図、図2は要部の斜視図、図3は搬送コンベアの平面図である。
【0010
図1において、1はトリミング成形品の取り出し装置である。図2に示すように、この取り出し装置1の図示しないフレームに固定される水平な主軸2には、一対のアーム5、5所定間隔を置き対向状に配置されて回転自由に設けられている。それらのアーム5の一端部5aの内側には小径プーリ7が固定された水平な副軸6を夫々回転自由に設け、前記主軸2に固定された大径プーリ3と該小径プーリ7とにタイミングベルト8を夫々架け渡す。
【0011
前記副軸6、6の内端部にはブロック9、9を夫々固定し、それらのブロック9、9間にベース10を差し渡すように設ける。そのベース10には、複数個の吸着杆11を前記副軸6の軸心に対して直交状に突設する。各吸着杆11の先端には、真空作用によりトリミング成形品wを吸着するゴム材料等からなる弾力性を有する吸着パッド12を備えさせる。
【0012
図1に示すように、図示しないフレームに取り付けられたモータ駆動装置15の出力軸15aには、クランクロッド17の一端部17aが連結されたクランクアーム16を取り付け、該クランクロッド17の自由端部17bを一方のアーム5の他端部5bにピン18により連結するように設ける。これにより、トリミング成形品の取り出し装置1が構成される。
【0013
21はトリミング装置のベッド20上に取り付けられたトリミングダイである。そのトリミングダイ21の上方には、上下方向に移動制御されるラムに取り付けられたパンチ(図示せず)を配置した公知の構造とされている。
【0014
図3に示す搬送コンベア25は、トリミングされた成形品wが載せられたときに倒れたりしないように、ブロアー装置27によって搬送ベルト26の下面から成形品を吸着するように設けられている。30はトリミング成形品wの外観の良否の検査を行うために前記搬送ベルト26の上方に設置された検出装置、31は該検出装置30の検査によって不良品とされたトリミング成形品wをはねのけるための突き出し用シリンダ装置である。
【0015
かかるトリミング成形品の取り出し装置1の作動については、(発明の作用及び効果)の項に述べた内容と変わらないので、その説明を省略する。
【0016
以上の通り、この熱成形機におけるトリミング成形品の取り出し装置によれば、トリミングされた1個又は複数個の成形品を吸着パッドによって取り出して反転させた姿勢で、他の成形品に積み重ならないように搬送コンベア上に放出させることができるため、後工程における検品の合理化に大いに寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 トリミング成形品の取り出し装置を説明する概要図
【図2】 要部の斜視図
【図3】 搬送コンベアの平面図
【符号の説明】
w→トリミング成形品
1→トリミング成形品の取り出し装置
2→主軸 3→大径プーリ
5→アーム
5a→一端部 5b→他端部
6→副軸 7→小径プーリ
8→タイミングベルト
10→ベース 11→吸着杆
12→吸着パッド
15→モータ駆動装置
16→クランクアーム
17→クランクロッド
17b→自由端部
21→トリミングダイ
25→搬送コンベア

Claims (2)

  1. フレームに固定される水平な主軸に、大径プーリ又は大径スプロケットを固定すると共にアームを回転自由に設け、そのアームの一端部に小径プーリ又は小径スプロケットが固定された水平な副軸を回転自由に設けて、その小径プーリと前記大径プーリとにタイミングベルトを架け渡し、又は、その小径スプロケットと前記大径スプロケットとにチェーンを架け渡し、先端に真空作用によりトリミング成形品を吸着する吸着パッドを備えた吸着杆を前記副軸の軸心に対して直交状に突設し、モータ駆動装置により回転駆動されるクランクアームに連結されたクランクロッドの自由端部を前記アームの他端部に連結し、トリミングのタイミングに合わせてトリミングダイ内に臨むように制御される前記吸着パッドでトリミング成形品を吸着して前記モータ駆動装置により前記アームを一定角度範囲内で回転制御することにより、該トリミング成形品を反転させた姿勢で他の成形品に積み重ならないように搬送コンベア上に放出することを繰り返し行うように構成したことを特徴とする熱成形機におけるトリミング成形品の取り出し装置。
  2. フレームに固定される水平な主軸に、大径プーリ又は大径スプロケットを固定すると共に一対のアームが所定間隔を置いて回転自由に設けられ、それらのアームの一端部に小径プーリ又は小径スプロケットが固定された水平な副軸を夫々回転自由に設けて、その小径プーリと前記大径プーリとにタイミングベルトを夫々架け渡し、又は、その小径スプロケットと前記大径スプロケットとにチェーンを夫々架け渡し、先端に真空作用によりトリミング成形品を吸着する吸着パッドを備えた吸着杆を前記副軸の軸心に対して直交状に突設したベースを同副軸間に取り付け、モータ駆動装置により回転駆動されるクランクアームに連結されたクランクロッドの自由端部を前記一方のアームの他端部に連結し、トリミングのタイミングに合わせてトリミングダイ内に臨むように制御される前記吸着パッドでトリミング成形品を吸着して前記モータ駆動装置により前記アームを一定角度範囲内で回転制御することにより、該トリミング成形品を反転させた姿勢で他の成形品に積み重ならないように搬送コンベア上に放出することを繰り返し行うように構成したことを特徴とする熱成形機におけるトリミング成形品の取り出し装置。
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