JPH0543913Y2 - - Google Patents

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JPH0543913Y2
JPH0543913Y2 JP14257788U JP14257788U JPH0543913Y2 JP H0543913 Y2 JPH0543913 Y2 JP H0543913Y2 JP 14257788 U JP14257788 U JP 14257788U JP 14257788 U JP14257788 U JP 14257788U JP H0543913 Y2 JPH0543913 Y2 JP H0543913Y2
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chopsticks
conveyor
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  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
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  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、割ばし等の角形横断面をもつ長尺物
を1個づつ搬送しつつその形状の良否を検出して
選別を行う自動搬送選別装置に関する。
(従来技術) 割ばしのように多量生産するものでしかも曲が
りや反り、欠けや割れ等の不良品を排除しなけれ
ばならないものにあつては、不良品を判別するた
めに1個づつ所要の間隔に分離した状態で搬送す
る必要がある。従来、この種の分離送り装置とし
ては、例えば第11図に示すように上部の投与口
から下部排出口81に向つて先細状に傾斜したホ
ツパ部80の下方に無端ベルト装置82を配置
し、ホツパ部80の排出口81を製品1〜2本が
落下できる程度の細長の開口とするとともに該ホ
ツパ部80の側板に加振装置83を取り付け、こ
の加振装置によりホツパ部内に多量投入された製
品に振動を与えて排出口81からコンベヤベルト
84上に落下させ、検査・選別工程、排出・工程
へと送つていく。検査、選別の工程では搬送ベル
トの側に複数人の作業者が待機し、目視および手
作業でベルト上の割ばしを選別し、不良品を取り
除いていた。
(考案が解決しようとする課題) 上述した従来の選別方法は、目視および手作業
による選別であるため能率が悪く、多くの人数を
必要とし、コスト高となるとともに選別作業者の
個人差によるばらつきがあるため良品中に不良品
が混入したりすることがある。また選別にために
分離、搬送する手段もホツパの小開口から回動す
るベルト上へ直接落とさせる構成であるため、ホ
ツパに投入した製品に大きな曲がりや反り等の著
しい形状不良の製品や異物等を混入している場
合、ホツパ全体に振動を与えても、ホツパの排出
口でこれらの不良品や異物が正常な製品と相互に
からみ合い、1個づつの取り出しが不可能となる
とともに、中味の量が少なくなつた場合に製品が
飛び跳ねるので、人が常にそばにいて監視してい
なければならないという不具合がある。ホツパ排
出口から落下する量も一定でなく、したがつて別
途作業者がコンベヤベルト上で1個づつ手作業で
分離してから選別にかからなければならず、非常
に手数のかかる作業となるといつた問題があつ
た。
本考案はこのような問題をなくし、1個づつ確
実に分離して連続搬送でき、搬送から不良品の検
出、排出、良品の選別、取り出しまでを完全に自
動的になし得、しかも高速で大量処理の可能な長
尺物の自動選別装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案による自動選別装置は、外周部に複数個
のL形の受け板が取り付けられて回動する無端コ
ンベヤと、前記無端コンベヤの受け板に係合して
揺動しかつその上を割ばしが滑動して該受け板上
に落下するように傾斜配置された揺動板構体と、
前記無端コンベヤの水平回道路上に配置され前記
受け板上の割ばしの形状不良を検出する第1のセ
ンサ群と、前記第1のセンサ群の検出信号により
動作されかつ形状不良の割ばしの端部をはねて前
記コンベヤの側方へすべり落すけり落し機構と、
前記無端コンベヤの末端部に近接しかつ前記受け
板上の割ばしを受け取つてさらに先方へ搬送する
受取コンベヤと、前記受取コンベヤの末端部に近
接し該受取コンベヤの末端から転落した割ばしを
90°の反転姿勢に保持するガイド部と、前記ガイ
ド部に保持された姿勢で割ばしの他の面の形状不
良を検出する第2のセンサ群と、前記第2のセン
サ群の検出信号により割ばしを良品、不良品に区
分け送りする機構とを有して成るものである。
(実施例) 次に、本考案を実施例について図面を参照して
説明する。
まず第9図a,bおよび第10図a,bに割ば
し1の不良状態の例を示したものであり、第9図
aは横断面の長辺部分1aを水平にして置いた場
合の側面図、第9図bは第9図aのイ−イ線に沿
つた横断面図である。また第10図aは第9図a
の姿勢から90°反転して横断面の長辺部分1aを
垂直にした場合の正面図、第10図bは第10図
aのロ−ロ線横断面図である。図示のような反り
変形をここでは横反りと称し、第9図aの矢印の
方向への反りを縦反りと称することとする。割ば
しの不良としてはこのほかに端部に欠け、使用時
に一対の分離するための切溝2の先端の開き過
大、長さ方向のねじれその他の形状不良、色彩不
良等があるが、本考案においては主として反りや
欠け、先端開き過大等の形状不良を対象とする。
第1図は本考案の実施例に係る割ばし自動選別
装置の部分的な斜視図である。第2図は本考案の
実施例の概略的な全体平面図、第3図は第2図の
側面図である。装置本体3の横巾方向に隔置され
た一対の無端コンベヤチエイン4が少なくとも傾
斜上昇路5およびこれに続いて略々水平な水平搬
送路6を形成するように複数個のスプロケツト7
のまわりに掛け渡されてチエインコンベヤ9が構
成され、装置本体の基台上に設置された駆動モー
タ8により回動されるようになつている。この無
端コンベヤチエイン4の外周部には、第4図に詳
細に示すように、L形を成した複数個の受け板1
0が取り付けられており、本装置の入側に配置さ
れた割ばし搬送・整列装置から渡された割ばし1
が1個づつこのL形受け板10に受け取られて順
次傾斜上昇路5上を搬送されていく。なお前述の
割ばし搬送・整列装置は特願昭62−221261号に示
されたものが好適に採用され得る。前記割ばし搬
送・整列装置に属するコンベヤ装置45のプーリ
28を軸支する軸29の上側に近接して、先端に
段差部46をもつ揺動板機構部40が枢着され、
該揺動板機構部40の先端の下側突出片39がチ
エインコンベヤ9における傾斜上昇路の下部位置
で受け板10の1辺部に当接している。受け板1
0の矢印方向への移動に伴なつて該受け板と係合
する揺動板機構部40が軸29近傍の基端を中心
に回動し、或る位置(第4図A位置)まで回動し
たとき揺動板機構部40の先端突出片39が受け
板10の1辺部の先端から外れて自重落下すると
ともに後続のL形受け板10に係合し、このよう
な間欠往復動作を繰り返す。前記割ばし搬送・整
列装置側のコンベヤベルト27からプーリ28を
経て揺動板機構部40上を1個づつスライド降下
してきた割ばしは、該揺動機構部40による後続
の受け板上への落下衝撃により、その先端の段差
部46へ転落し、同時にその時の慣性力でL形受
け板10に受け止められ、このようにして割ばし
は後続する受け板に順次1個づつ載置されて無端
コンベヤチエイン4の回動とともに上昇搬送さ
れ、前述の水平搬送路6上へもたらされる。
チエインコンベヤ9の水平搬送路6の側方に
は、複数の光電式センサから成る第1のセンサ群
が配置されている。第1図の実施例では前記水平
搬送路をはさむようにしてその両側にそれぞれ発
光素子および受光素子から成る第1,第2,第
4,第5の4体の光電式センサ11,12,1
4,15が設けられ、これら各センサの光路は水
平搬送路のL形受け板10上の割ばし1をその長
さ方向に沿つて照射するようになつており、これ
によつて割ばし1が前記各センサの光路を横切る
ときに反り等の形状不良が検出される。第3の光
電式センサ13は前記水平搬送路上の割ばし1の
端部を上下方向にはさむようにそれぞれ該搬送路
の両側に配置され、割ばしを上下方向に照射して
端部の欠陥を検出するようになつている。前述し
たように水平搬送路6上を移動する割ばしは第9
図a,bの状態、つまり割ばしの横断面長片1a
側が水平になつた状態(横位状態)で移動し、し
たがつてこれらの第1センサ群で検出される形状
不良としては、割ばしの横位姿勢で上からみたと
きに反りあるいは曲りとして視認されるような欠
陥(横反り)、あるいは上からみたときに現われ
る端部の欠けまたは先端の開き過大等が検出され
る。具体的には、まず前記第1センサ11および
第2センサ12で大きな横反りが検出され、第3
センサ13で端部の欠損、先端の横巾寸法不良あ
るいは開き過大が検出される。第4,第5のセン
サ14,15では前記第1,第2のセンサで検出
できなかつたような小さな反りや先端のねじれ等
が検出される。これらの検出信号はそれぞれ図示
しない制御装置(信号処理装置)にとり込まれ、
後述する不良品けり落し機構あるいは最終段の等
級分け機構部の動作信号として用いられる。
第2センサ12と第3センサ13との間、第3
センサ13と第4センサ14との間および第5セ
ンサ15の後にそれぞれ不良品をチエインコンベ
ヤ9の側方へ排出するけり落し機構が設けられ
る。第5図はけり落し機構の正面図であり、第1
図の矢視B−B方向からみた拡大図である。また
第6図は第1図の矢視Cからみたけり落し機構の
拡大側面図である。これらの図を参照すれば、チ
エインコンベヤ9の上方に平行に支持台16が設
けられ、該支持台16上にけり落しシリンダ17
が取り付けられている。シリンダ17のピストン
ロツド18は支持台16を貫通して下方へのび、
その先端にピストンローラ19が枢着されてい
る。20はけり落しシリンダ17のピストンが上
下動するときの回り止めを兼ねたガイドである。
ピストンローラ19のさらに下方でかつ前記ピス
トンの軸線よりもeだけ装置の中央側へ偏心して
滑り落しローラ21が軸支されている。この滑り
落しローラ21の軸端はプーリ22,23および
伝動ベルト24を介してモータ25に連結されて
いる。滑り落しローラ21の高さ位置は、チエイ
ンコンベヤ9上を搬送される割ばしよりも若干下
方に離隔して位置しており、したがつて割ばし1
はその片端部がピストンローラ19と滑り落しロ
ーラ21との間にはさまれるようにしてコンベヤ
9の水平搬送路を移動する。ここで第2センサ1
2と第3センサ13間にあるけり落しシリンダ1
7は第1,第2センサ11,12に対応し、第3
センサ13と第4センサ14間にあるけり落しシ
リンダは第3センサ13に対応し、第5センサ1
5後流側のけり落しシリンダは第4,第5センサ
14,15にそれぞれ対応している。そしてこれ
らの第1センサ群の各光電式センサで反り、欠け
等の欠陥が検出されたとき、前述の制御装置を介
してその検出信号により各センサに対応するけり
落しシリンダ17が付勢されてピストンローラ1
9が下降し、該ローラの下方にきた欠陥のある割
ばしが滑り落しローラ21に押し付けられる。滑
り落しローラ21はモータ25によつて常時一定
方向に、具体的にはその上の割ばしを装置の外側
方へ導くような方向に回転しており、しかも前述
の如く両ローラ19,21間には偏心量eのずれ
があるので、割ばしは量ローラに挾圧されて装置
の外側方へ傾斜し、そのまま装置側方に滑り落ち
る。
第1〜第5のいずれかのセンサによつても欠陥
が検出されなかつた割ばしはチエインコンベヤ9
上をそのまま搬送され、該チエインコンベヤ9の
後端部からこれに続く別の受取コンベヤ30に渡
される。受取コンベヤ30は隔置された一対の無
端ベルト31で構成され、該ベルト31はチエイ
ンコンベヤの末端部に側方で一部重なるように略
同じ高さで隣接し、ここから受取コンベヤ30の
末端部へ向つて下方に傾斜するように掛け渡され
ている。受取コンベヤ30の末端部近くには割ば
しの立位姿勢(後述)通路を画成するための対向
した一対のガイド板32が垂直に配置されてい
る。
受取コンベヤ末端部のガイド板32は、該コン
ベヤ30の末端部よりやや低い位置から下方へ伸
長している。割ばし1は受取コンベヤ30のベル
ト上を該ベルトの回動により移動し、その末端部
から先方へ滑り落ち、一対のガイド板32間の通
路に挟み込まれ、そのまま該通路の下部へ落ち
る。通路の下部には第2センサ群が設けられてい
る。ここで受取コンベヤ30の末端部からガイド
板32に入るときに割ばしはその移動方向に90°
倒れてガイド板32内に落ちる。
このように割ばし1がチエインコンベヤ9の受
け板10上にあるときの姿勢から90°倒れた状態
は第10図a,bに示すように横断面の長辺1a
側が垂直となつた状態であり、ここではこの姿勢
を割ばしの立位姿勢と称することとする。割ばし
はこの立位姿勢でガイド板32に保持されその下
部に落ちた位置で第2センサ群により、立位状態
での上下方向への反り、曲り等のいわゆる縦反り
が検出される。第7図は縦反り検出部の正面図、
第8図は第7図のD−D部分断面図である。ガイ
ド板32の下端に水平な割ばし受台33が設けら
れ、順次1個づつ前記ガイド板に沿つて自重落下
してきた割ばし1がこの受台上に載置される。前
記第2のセンサ群はこの実施例では割ばしの長さ
方向に沿つて3体(割ばし両端近傍および中央)
の光電式センサ34,35,36により構成され
る。なおこれらの各センサ34,35,36は受
台33の面に接するように割ばしの側方に配置さ
れた発光素子およびこれに対応した受光素子で構
成され、割ばし1を横ぎる光の遮断、透過により
3体のセンサ信号を総合して縦反りおよびその性
状が検出される。
受台33には割ばし1の一方の片側部に接して
回転する一対の送りローラ37,38が軸支され
ている。一方の送りローラ37の軸の下端は受台
下側のプーリ41,43およびベルト42を介し
て送りモータ44に連結され、他方の送りローラ
38の軸は、同様に受台下側において、第7図に
示す如く受台33に軸支された中間回転軸47に
ギア48,49を介して連結され、さらに中間軸
47からプーリ50,51およびベルト52を介
して前記送りモータ44に連結されている。この
構成により、送りモータ44の駆動で一対のロー
ラ37,38は常時互いに反対方向に回転してい
る。第7図の実施例では一方の送りローラ37は
装置側方の排出側(矢印E)へ割ばしを送るよう
に回転し、他方の送りローラ38はこれと反対の
割ばし区分け送り機構部70の方向(矢印F)へ
割ばしを送るように常時回転している。なおこの
割ばし区分け送り機構部70については第1図お
よび第7図を参照してさらに後述する。
第8図を参照すれば、割ばし1をはさんで前記
送りローラ37,38の反対側に該割ばしの側部
へ向つて移動可能な一対の圧接ローラ53,54
が設けられている。受台下面にはコ字状のシリン
ダ台60が固着され、また受台33には圧接ロー
ラ53,54の軸を挿通するための長孔57が形
成されている。各圧接ローラ軸の下端にはガイド
ブロツク58が固着され、さらに前記コ字状シリ
ンダ台60には、前記ガイドブロツクを貫通する
水平なガイド棒59が固着され、また各圧接ロー
ラに対応して一対の押付シリンダ55,56(第
7図参照)が取り付けられており、そのピストン
ロツド61先端はガイドブロツク58に固着され
ている。押付シリンダ55又は56の付勢により
これに対応したガイドブロツク58がガイド棒5
9に沿つて移動し、これによつて圧接ローラ53
又は54はこれに対応する送りローラ37又は3
8に対して接近動作を行い、受台上の割ばし1を
送りローラ37又は38に押し付ける。ここで一
対の押付シリンダ55,56の押付動作は択一形
態であつて前記第2のセンサ群による検出結果に
よつて付勢すべき押付シリンダが決められる。具
体的には前記第2センサ群で割ばしの形状不良が
検出されたときは排出側の押付シリンダ55が付
勢され、区分け送り機構部70側に位置する押付
シリンダ56およびその圧接ローラ54に割ばし
1に対して離間位置へ後退している。不良の割ば
しは押付シリンダ55側の圧接ローラ53と送り
ローラ37に挾圧されて装置側方へ排出され、形
状不良が検出されないときは排出側押付シリンダ
55は後退し、区分け送り機構部側押付シリンダ
56が付勢(前進)されてその圧接ローラ54と
送りローラ38により割ばしは区分け送り機構部
70へ送り出される。長孔57は受台33を貫通
する圧接ローラ53,54の上述のような接近、
離間(前進、後退)動作を確保するためのもので
ある。
次に割ばし区分け送り機構70について説明す
る。第1図および第7図を参照すれば、前述した
縦反り検出部の側方に隣接して一対の取込ローラ
71が受台33に軸支され、また取込ローラ71
よりもさらに装置の外側方の受台上に一対の切替
ローラ74が設けられ、この各取込ローラ71と
切替ローラ74との間にそれぞれ無端取込ベルト
75が掛けられている。なお一対の取込ローラ7
1は立位姿勢にある割ばしの両側部をはさんで搬
送できる間隔に離隔されている。取込ローラ71
の軸71aは受台33に対して回転可能であり、
かつ該受台の下側へのび、その軸端に取り付けら
れたプーリ72と前述の送りローラ38の軸端に
設けられたプーリ73およびその間の伝導ベルト
79を介して送りモータ44により回転され、こ
れによつて前記縦反り検出部から送られてきた良
品の割ばしを両取込ベルト75間に挾んで取り出
すようになつている。受台33には各切替ローラ
74の位置で取込ローラ71を円弧中心とする一
対の円弧形長孔76が形成されている。各切替ロ
ーラ74の軸74aは長孔76に挿入されて受台
33裏側へのび、第7図に示す如くその軸端が連
結部材77を介して取込ローラ71の軸71aに
連結されている。なお連結部材77は取込ローラ
71の軸71aに対して回転可能に軸支されてい
る。各々の連結部材77には切替シリンダ78が
取り付けられ、この切替シリンダ78の付勢によ
り各連結部材77は取込ローラ71の軸71aを
中心として共に同じ方向に所定角度旋回し、した
がつて受台33上面の切替ローラ74および両ロ
ーラ74,71間に装着された無端取込ベルト7
5は、その対向するものどうし同じ方向に取込ロ
ーラ71の軸71aを中心としてかつ円弧形長孔
76に規制されつつ旋回する。旋回の動作は第1
図に矢印で示してある。対向した無端取込ベルト
75間に挾み込まれた割ばしは切替ローラ74か
ら先方へ送り出されるが、このとき切替ローラ7
4の旋回位置により、例えば上級品、中級品、普
通品等の等級に応じて区分けした方向に送り出さ
れる。このような区分け送りは、記憶されている
第1センサ群、第2センサ群の検出結果により切
替シリンダ78の制御でなされる。なお上述の搬
送系の途中の適当な位置に割ばしの通過本数を計
数するカウンタが設けられる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、従来多人
数で不良品の排除、選別を行つていたものを完全
に自動的に、連続して行うことができ、また不良
品、良品の選別およびその等級分けの際の検査員
の個人差によるばらつきがなく、品質の一定した
割ばしを複数の等級に区分けして迅速に取り出す
ことができ、選別、等級分けに要するコストを大
巾に削減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る割ばし自動選別
装置の部分的な斜視図、第2図は本考案の実施例
の概略的な全体平面図、第3図は第2図の側面
図、第4図は本考案に係る受け板への割ばし投入
部の動作を示す側面図、第5図は本考案に係るけ
り落し機構の拡大正面図、第6図はけり落し機構
の拡大側面図、第7図は本考案に係る縦反り検出
部の正面図、第8図は第7図のD−D線に沿つた
部分断面図、第9図a,bおよび第10図a,b
は割ばしの不良状態の一例を示した図、第11図
は従来の割ばし搬送装置の側面断面図である。 1……割ばし、5……傾斜上昇路、6……水平
搬送路、9……チエインコンベヤ、10……受け
板、11〜14……光電式センサ、21……滑り
落しローラ、30……受取コンベヤ、32……ガ
イド板、33……受台、34〜36……光電式セ
ンサ、37,38……送りローラ、53,54…
…圧接ローラ、55,56……押付シリンダ、5
7……長孔、70……区分け送り機構部、71…
…取込ローラ、74……切替ローラ、75……取
込ベルト、76……円弧形長孔、78……切替シ
リンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周部に複数個のL形の受け板が取り付けられ
    て回動する無端コンベヤと、前記無端コンベヤの
    受け板に係合して揺動しかつその上を割ばしが滑
    動して該受け板上に落下するように傾斜配置され
    た揺動板構体と、前記無端コンベヤの水平回動路
    上に配置され前記受け板上の割ばしの形状不良を
    検出する第1のセンサ群と、前記第1のセンサ群
    の検出信号により動作されかつ形状不良の割ばし
    の端部をはねて前記無端コンベヤの側方へすべり
    落すけり落し機構と、前記無端コンベヤの末端部
    に近接しかつ前記受け板上の割ばしを受け取つて
    さらに先方へ搬送する受取コンベヤと、前記受取
    コンベヤの末端部に近接し該受取コンベヤの末端
    から転落した割ばしを90°の反転姿勢に保持する
    ガイド部と、前記ガイド部に保持された姿勢で割
    ばしの他の面の形状不良を検出する第2のセンサ
    群と前記第2のセンサ群の検出信号により割ばし
    を良品、不良品に区分けして送る区分け送り機構
    とを有することを特徴とする割ばし自動選別装
    置。
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