JPH028116A - 選果機における整列コンベア - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、馬鈴薯等を階級乃至等級に選別すべき選果
機における整列コンベアに関する。

〔従来技術及び発明が解決しようとする課題〕拡散供給
装置等上手側供給装置からランダムに供給される被選別
物を一列に揃えて下手側の選果機に移行させるため、従
来略直角に対向しあう移送無端コンベアと摺接無端コン
ベアとを配設し、移送と共に自転させて果実姿勢を一定
方向に揃えて整列する形態がある。

ところが整列すべき被選別物の形状が例えば馬鈴薯のよ
うに楕円球状を呈するときは、上記の両無端コンベアに
支えられて移行するが姿勢が一定のままであると、選別
コンベア始端側に、その長手方向が移送方向に沿う姿勢
、あるいは該方向に直交する姿勢等不揃いのまま供給さ
れることとなる。

このため、外径を測定して階級選別信号を出力すべき検
出装置部での信号処理が複雑となる。

〔課題を解決するための手段〕

この発明は、前後の軸芯回りに回転するブラシ体９と、
このブラシ体９の外周面に接近し移送面の巾方向におい
て傾斜する無端コンベア１ｏとがらなり、被選別物を上
記ブラシ体９の下方から上方に向かう回転外周面と無端
コンベア１０移送面とで受けて整列移送する選果機にお
ける選別コンベアの構成とする。

〔発明の作用及び効果〕

回転ブラシ体の外周面と無端コンベアとの間に供給され
る楕円球状被選別物は無端コンベアの移送面に載せて移
送されるものであるが、無端コンベアの移送面巾方向に
複数列に供給されると、傾斜上位側のものはオーバフロ
ーして無端コンベアから脱落しあるいは前後にずれなが
ら移送される。

又、被選別物の長手方向が無端コンベアの巾方向に沿う
場合には、その−側端がブラシ体外周面に接して該ブラ
シ体の回転作用を受けてやや持ち上げられつつ無端コン
ベアの移送作用を受けるものとなるから、他側端の下手
側への移行が先行しブラシ体との接触部が遅れ勝手とな
りその長手方向が移送方向に揃えられる。

従って１選別コンベアの始端側には長手方向を移送方向
に修正された被選別物を一個当て供給することができ、
階級検出装置による検出処理も容易である。

〔実施例〕

この発明の一実施例を図面に基づき説明する。

第１図は、馬鈴薯等楕円球状の果実類を各農家毎に集荷
して荷受し所定の階級又は等級に選別する選果施設内の
行程を示し、コンテナによって各農家毎に集荷した果実
を荷受する荷受コンベア１、この荷受コンベア１からの
供給果実を受けて移送する供給コンベア２、供給される
果実を洗滌、乾燥等の処理を行なう処理コンベア３、処
理コンベア３からの供給果実を外観、色、キズ等に基づ
いて等級別に選別して各等級毎のコンベアへ供給する等
級選別コンベア４，４．左右に位置変更可能な仕切板５
ａを有して各等級毎の果実を拡散しながら移送する拡散
コンベア５，５、拡散供給される果実を一個並びに整列
しながら移送する整列コンベア６．６・・・、果実の大
きさ等の階級を検出する階級検出装ｒＩ１７、この階級
検出装置７による階級毎の指令信号を受けて所定の選別
個所に排出する階級選別コンベア８，８・・等からなる
。

上記整列コンベア６．６・・・の夫々は、前後軸９ａ回
りに回転イするブラシ体９と、馬鈴薯の低部を受けて移
送すべく移送面をこのブラシ体９の外周面に接近させて
設けると共に、当該移送面を巾方向において傾斜せしめ
る移送無端コンベア１０とからなり、馬鈴薯は、下方か
ら上方に向かうブラシ体９外周部と無端コンベア１０の
ベルトｌ。

８面とで受けられて移送されるものである。

尚、無端コンベア１０のベルト１０ａは、前後の駆動ロ
ーラ１１と従動ローラ１２間に張設され。

表面には緩衝用突起を有する。

１３は無端コンベア１０の始端側駆動ローラ１１の延長
部に掛渡する補助コンベアで、該始端側から一定範囲に
亘って供給馬鈴薯を移送保持でき、移送始端側での受入
を多くし以降はオーバフローさせて余分のものを下位の
リタンコンベア１４に戻す構成である。

上側の作用について説明する。

荷受された馬鈴薯は、洗滌処理等の行程を経て等級選別
コンベア４，４部に至り、作業員により色、キズ等を目
視判別されて秀・優・良等に選別され該コンベア４，４
上に載せられる。これらの果実は拡散コンベア５，５で
左右に分散されつつ整列コンベア６．６・・・に供給さ
れる。

該整列コンベア６．６・・・の始端側ではブラシ体９、
移送コンベア１０、及び補助コンベア１３で受けられる
多量の馬鈴薯からこれらコンベア１０゜１３に接して引
き抜き作用を受ける果実が、−個並びに順次繰り出され
る。尚、始端側で重なり合って移送されるものは補助コ
ンベア１３移送範囲から外れると無端コンベア１０面か
ら脱落し、リタンコンベア１４で受けられて拡散コンペ
、ア５゜５始端側にもどされる。

整列コンベア６．６・・・の移送行程において、馬鈴薯
の姿勢はその長手方向が移送方向に沿い、あるいは直交
する等測々に相違するものであるが、殊に直交する場合
には一側端はブラシ体９外周部に接して持ち上げられつ
つ、他側は無端コンベア１０の移送面（ベルトｌｏａ面
）に接して下手側に移送されるから、その姿勢は長手方
向が移送方向に沿うべく矯正される。従って整列コンベ
ア６移送行程にあって各馬鈴薯は姿勢が揃えられつつ一
個あてに並べられる。

整列コンベア６．６・・・の移送無端コンベア１０から
階級選別コンベア８，８・・・に供給された果実はカメ
ラセンサからなる階級選別装置７，７・・・で大きさが
自動判別され各等級別にＬＬ、Ｌ、Ｍ。

Ｓ等に仕分けられ所定の排出口から秤量箱詰装置部（図
示せず）へ取出される。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例を示すもので、第１図は要部の
平面図、第２図はその斜視図、第３図は第１図Ａ−Ａ線
断面図、第４図は選果機の全体流れ図、第５図は整列コ
ンベアの平面図である。 図中、６，６・・・は整列コンベア、８，８・・・は階
級選別コンベア、９はブラシ体、１０は無端コンベアを
示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 前後の軸芯回りに回転するブラシ体９と、このブラシ体
   ９の外周面に接近し移送面の巾方向において傾斜する無
   端コンベア１０とからなり、被選別物を上記ブラシ体９
   の下方から上方に向かう回転外周面と無端コンベア１０
   移送面とで受けて整列移送する選果機における選別コン
   ベア。