JP4117855B2 - 画像読み取り装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原稿を走査して原稿上画像を表わす画像データを生成する画像読み取り装置に関し、特に、走査速度の変動による画像読取ずれの補正に関する。例えば、スキャナ,デジタル複写機,ファクシミリ等に用いられる。
【0002】
【従来の技術】
特開昭61−134168号公報には、千鳥状に配列した複数のラインセンサを有するCCDを用いて原稿画像をアナログ画像信号に変換しそして画像処理回路にて画像データに変換してメモリに書込み、読み取り倍率に応じて該メモリへの書込と読み出しを制御することにより、読取位置の異なるラインセンサにて得た画像データを、各色1ライン(同一位置)の画像データに補正する技術が提示されている。
【0003】
3ラインCCDを使用した読み取り装置においては、RGBの原稿読取位置が異なっているため、同一位置を読み取るのが最も遅い色の画像データ(の位置)に合わせるように他の2色の画像データは、それぞれフィールドメモリに入力して、読み出しのタイミングを変えて、つまり、電気的なディレーを与えて3色光の画像データの出力タイミング(位置)を合わせている。これが整数ライン(1ライン以上)のずれ補正である。これに対してズーム変倍等を行った場合、1ライン未満のずれ補正を行う必要がある。1ライン未満のずれ補正は、注目ラインの前後のラインの画像データを用いて、例えば3次元コンボリュ−ション法により行なわれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
走査速度が一定で、速度変動が無いとした場合には、上述のずれ補正により、画像読取ずれがなくなる。しかし上述の3ラインCCDで画像を読み取る場合、1つのラインに対する他の2つのラインの画像データに、速度変動に対応した異ったずれを生ずる。
【0005】
本発明は、走査速度の変動による画像データずれを抑制することを第1の目的とし、3ラインCCDなど複数ラインの光電変換素子列を有する撮像素子を用いる画像読取において走査速度の変動による各ラインの画像データ間のずれを抑制することを第2の目的とする。1ライン以内の高周波の速度変動に対しても画像データずれを抑制することを第3の目的とする。画像データずれ抑制のためのデータビットおよび処理を簡略にすることを第4の目的とする。画像データずれ抑制のためのメモリ増設を抑制することを第5の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1)原稿(3)を照明し該原稿の反射光を光電変換手段(E11)へ導く光学系(E10,5,6)と、前記原稿と前記光学系の一方を相対的に移動駆動する走査手段(E7,E8)と、前記光電変換手段(E11)からのアナログ信号を前記移動駆動の方向に直交する主走査方向の画素毎の画像データへ変換するA/D変換手段(E19〜E20)を有する画像読み取り装置において、
前記移動駆動の速度を検出するロータリエンコーダ(E33),該ロータリエンコーダの出力を前記移動駆動の速度を表わすアナログ電圧レベルに変換するF/V変換回路(E36)、および、該アナログ電圧レベルを、前記画像データの前記画素毎の切換りに同期して速度データに変換するA/Dコンバータ(E35)と、
変換された速度データをそれを得たときの前記画像データと画素毎に対応付ける手段(E23,E24)と、対応付けられた前記速度データと前記画像データに基づいて該画像データに前記移動駆動の速度変動による前記光電変換手段の読取位置ずれを補正する処理を施す補正手段(E25)と、を備えることを特徴とする画像読み取り装置。なお、理解を容易にするためにカッコ内には、図面に示し後述する実施例の対応要素の記号を、参考までに付記した。
【0007】
これによれば、前記移動駆動の速度に変動が有っても、その変動をフィードバックして読取位置ずれを補正するので、補正手段(E25)の後段において画像データの位置ずれが無くなる。補正手段(E25)の後段にて画像データに基づいて色判定および像領域判定を行なう場合は、それらの誤判定が低減し、良好な出力画像(コピ−)を得ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
(2)前記光電変換手段は複数ラインCCD(E11)であり、前記補正手段(E25)は、そのライン間の前記移動駆動による移動距離分の読取位置ずれと前記速度変動による読取位置ずれを補正する処理を画像データに施す。例えば3ラインCCD(E11)ではRGB各読取ライン間に間隔があり、色毎に読取位置が異なる。このため、同じ原稿位置での各RGBの画像データに与える速度変動がことなる。本実施態様ではこれを補正することで、色別画像データ間のずれが無くなる。補正手段(E25)の後段にて画像データに基づいて色判定および像領域判定を行なう場合は、それらの誤判定が低減し、良好な出力画像(コピ−)を得ることができる。
【0009】
(3)前記対応付ける手段(E23,E24)は、前記光電変換手段による画像読み取りの画素毎に前記速度データと画像データを対応付けて保持するメモリ手段(図11のE23,E24)を含む。画素毎に対応して速度変動対応の画像データずれ補正を行なうので、1ライン以内の高周波の速度変動に対しても画像データずれ補正が行なわれる。
【0010】
(4)前記対応付ける手段(E23,E24)は、前記光電変換手段による画像読み取りの主走査1ラインの画像データに、該主走査1ラインの間に前記A/Dコンバータ(E35)が変換した速度データを平均化処理した速度データを、対応付けて保持するメモリ手段(図16のE23,E24)を含む。速度データ用のビット数が多くても、1ラインの全画像データに共通データとして処理するので、ライン内画素当りには速度データのビット数が少く、1ラインに対して1ビットシリアルで速度データを保持することもでき、メモリ手段(図16のE23,E24)のコストが低減できる。
【0011】
(5)前記光電変換手段は複数ラインCCD(E11)であり、前記対応付ける手段(E23,E24)は、該複数ラインCCD(E11)のライン間の前記移動駆動による移動距離分の読取位置ずれを補正するためのライン間補正メモリ(E23,E24)であって前記A/D変換手段(E19〜E20)が発生する画像データとともにそのときの前記速度データを記憶する。ライン間補正メモリ(E23,E24)の未使用ビットを、速度データの格納に使うことでコストを低減することができる。例えばライン間補正メモリに12bitのフィールドメモリを使用した場合、画像データを9bitとするならば残りの3bitを速度データに割り当てることができる。前記移動駆動の速度をフルレンジで3bitで表わすことには無理があるが、速度データを、目標速度(設定速度)からの実速度の偏差,予定変動範囲の中間値に対する実速度変動値の差、あるいは、速度サンプリングの1周期前の検出速度に対する今回サンプリング速度の偏差(差分)とすることにより、3bitでも速度あるいは速度変動を表現しうる。これにより、ライン間補正メモリ(E23,E24)の有効利用が実現する。
【0012】
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0013】
【実施例】
図1に、本発明の一実施例の画像読み取り装置を装備したデジタルカラ−複写機の主に機構概要を示す。画像読み取り装置であるカラー画像読み取りユニット300は、原稿3の画像をハロゲンランプE10,ミラー群5,及びレンズ6を介して光電変換手段である3ラインCCDE11に結像して、原稿のカラー画像情報を色分解して読み取り、電気的な画像信号に変換する。
【0014】
3ラインCCDE11は、この例ではB,G,Rのフィルタを介して3色同時読み取りを行なう。そして、このカラ−読み取りユニット300で得たB,G,Rの色分解画像信号強度レベルをもとにして、画像処理ユニット400でスキャナγ補正,色変換,主走査変倍,画像分離,加工,エリア処理,諧調補正処理などの画像処理を行ない、Black(以下、BKと記す),Cyan(同、C),Magenta(同、M)及びYellow(同、Y)のカラー画像データを得る。これを、次に述べる画像書き込みユニット200によって、BK,C,M及びYの各色毎に顕像化を行ない、これを重ね合わせて4色カラー画像を形成する。
【0015】
次に画像書き込みユニット200の概要を説明する。書き込み光学ユニット8は、画像処理ユニット400からのカラー画像データを光信号に変換して、原稿画像に対応した光書き込みを行ない、感光体ドラム9に静電潜像を形成する。該ユニット8は、レーザー8−1とその発光駆動制御部(図示せず),ポリゴンミラー8−2とその回転用モータ8−3,f/θレンズ8−4,反射ミラー8−5等で構成されている。感光体ドラム9は、矢印の如く反時計方向に回転するがそのまわりには、感光体クリーニングユニット(クリーニング前除電器を含)10,除電ランプ11,帯電器12,電位センサー13,BK現像器14,C現像器15,M現像器16,Y現像器17,現像濃度パターン検知器18,中間転写ベルト19などが配置されている。
【0016】
各現像器は、静電潜像を現像するために、現像剤の穂を感光体9の表面に接触させて回転する現像スリーブ(14−1,15−1,16−1,17−1)と、現像剤を汲み上げ、撹拌するために回転する現像パドル(14−2,15−2,16−2,17−2)および現像剤のトナー濃度検知センサー(14−3,15−3,16−3,17−3)などで構成されている。
【0017】
さて、待機状態では4箇の現像器全てが現像スリーブ上の剤は穂切り(現像不作動)状態になっている。現像動作の順序(カラー画像形成順序)が、BK,C,M,Yの場合について以下説明する(ただし、画像形成順序はこれに限定されるものではない)。
【0018】
コピー動作が開始されると、画像読み取りユニット300で所定のタイミングからBK画像データの読み取りがスタートし、この画像データに基づきレーザー光による光書き込み・潜像形成が始まる(以下、BK画像データによる静電潜像をBK潜像と称す。C、M、Yについても同じ)。このBK潜像の先端部から現像可能とすべくBK現像器14の現像位置に潜像先端部が到達する前に、現像スリーブ14−1を回転開始して剤の穂立てを行い、BK潜像をBKトナーで現像する。そして以後、BK潜像領域の現像動作を続けるが、潜像後端部がBK現像位置を通過した時点で、速やかにBK現像スリーブ14−1上の剤穂切りを行ない、現像不作動状態にする。これは少なくとも、次のC画像データによるC潜像先端部が到達する前に完了させる。なお、穂切りは現像スリーブ14−1の回転方向を、現像動作中とは逆方向に切替えることで行う。
【0019】
さて、感光体9に形成したBKトナー像は、感光体と等速駆動されている中間転写ベルト19の表面に転写する(以下、感光体から中間転写ベルトへのトナー像転写をベルト転写と称す)。ベルト転写は、感光体9と中間転写ベルト19が接触状態において、転写バイアスローラ20に所定のバイアス電圧を印加することで行う。
【0020】
なお、中間転写ベルト19には、感光体9に順次形成するBK,C,M,Yのトナー像を、同一面に順次位置合せして、4色重ねのベルト転写画像を形成し、その後、転写紙に一括転写を行う。
【0021】
ところで、感光体9ではBK工程の次にC工程に進むが、所定のタイミングから画像読み取りユニット300によるC画像データ読み取りが始まり、その画像データによるレーザー光書き込みで、C潜像形成を行う。
【0022】
C現像器15はその現像位置に対して、先のBK潜像後端部が通過した後で、且つ潜像の先端が到達する前に現像スリーブ15−1を回転開始して剤の穂立てを行い、C潜像をCトナーで現像する。以後、C潜像領域の現像を続けるが、潜像後端部が通過した時点で、先のBK現像器の場合と同様に、C現像スリーブ15−1上の剤穂切りを行う。これもやはり、次のM潜像先端部が到達する前に完了させる。
【0023】
なお、MおよびYの工程については、それぞれの画像データ読み取り・潜像形成・現像の動作が上述のBK・Cの工程と同様であるので説明は省略する。
【0024】
中間転写ベルト19は、駆動ローラ21,ベルト転写バイアスローラ20,および従動ローラ群に張架されており、図示してない駆動モータにより駆動制御される。
【0025】
ベルトクリーニングユニット22は、ブラシローラ22−1,ゴムブレード22−2,およびベルトからの接離機構22−3などで構成されており、1色目のBK画像をベルト転写した後の、2,3,4色目をベルト転写している間は、接離機構22−3によってベルト面から離間させておく。
【0026】
紙転写ユニット23は、紙転写バイアスローラ23−1,ローラークリーニングブレード23−2,およびベルトからの接離機構23−3などで構成されている。該バイアスローラ23−1は、通常はベルト19面から離間しているが、中間転写ベルト19面に形成された4色の重ね画像を、転写紙に一括転写する時にタイミングを取って接離機構23−3で押圧され、該ローラ23−1に所定のバイアス電圧を印加して紙への転写を行う。
【0027】
なお、転写紙24は、給紙ローラ25・レジストローラ26によって、中間転写ベルト面の4色重ね画像の先端部が、紙転写位置に到達するタイミングに合わせて給紙される。中間転写ベルト面から4色重ねトナー像を一括転写された転写紙24は、紙搬送ユニット27で定着器28に搬送され、所定温度にコントロールされた定着ローラと加圧ローラでトナー像を溶融定着してコピートレイ29に搬出されフルカラーコピーが得られる。
【0028】
なお、ベルト転写後の感光体9は、感光体クリーニングユニット10(クリーニング前除電器10−1,ブラシローラ10−2,ゴムブレード10−3)で表面をクリーニングされ、また除電ランプ11で均一に除電される。
【0029】
また、転写紙24にトナー像を転写した後の中間転写ベルト19は、クリーニングユニット22を再び接離機構22−3で押圧して表面をクリーニングする。
【0030】
リピートコピーの時は、カラースキャナ1の動作および感光体9への画像形成は、1枚目のY(4色目)画像工程に引き続き、所定のタイミングで2枚目のBK(1色目)画像工程に進む。また、中間転写ベルト19の方は、1枚目の4色重ね画像の転写紙の一括転写工程に引き続き、表面をクリーニングユニット22でクリーニングされた領域に、2枚目のBKトナー像がベルト転写されるようにする。その後は、1枚目と同様動作になる。
【0031】
なお、転写紙カセット30,31,32,33には、各種サイズの転写紙が収納されており、操作パネル(図示せず)で指定されたサイズ紙の収納カセットからタイミングを取ってレジストローラ26方向に給紙及び搬送される。34は、OHP用紙や厚紙などのための手差し給紙トレイである。
【0032】
コピーモード等のユーザが設定するものは、操作部ユニット500によって入力される。設定されたコピーモード等の操作モードはシステム制御ユニット100に送られ、システム制御ユニット100では設定されたコピーモードを実行するための制御処理を行う。この時、システム制御ユニット100から、画像読み取りユニット300,画像書き込みユニット200,画像表示ユニット700等のユニットにたいして制御指示を行う。
【0033】
画像表示ユニット700に画像読み取りユニット300から読み取った画像を表示するには、システム制御ユニット100からの制御指示により、画像読み取りユニット300が原稿画像の読み取りをスタートし、画像読み取りユニット300からの画像信号に対して、画像処理ユニット300おいて画像表示装置で表示するのに適した画像処理を行った後、画像表示ユニット700に原稿の画像データを出力する。
【0034】
図2に示す画像表示ユニット700のFIFO(A21)を介して、画像処理ユニット300から出力された画像データは、CPU(A23)内蔵のDMAコントローラによって、画像データ格納用のDRAM(A22)に格納される。画像表示ユニット700には、画像データと共に画像データ制御信号も送られこの制御信号に基づいてユニット700は、有効画像領域だけをDRAM(A22)に取り込む。
【0035】
DRAM(A22)に格納された有効画像データは、CPU(A23)によってVRAM(A24)にDMA転送される。この時CPU(A23)によってDRAM(A22)内に画像データの任意の部分を転送したり、拡大・縮小・間引き等の処理を行う事も可能である。VRAM(A24)に転送された画像データは、LCDコントローラ(A25)の制御によりLCDパネル(A26)に表示される。
【0036】
図3に、画像表示ユニット700の外観を示す。画像表示ユニット700は、画像をLCDパネル(A26)に表示する。その画面内で編集・加工のエリア指定/モード設定を行うためのディスプレイエディターを兼用しても良い。画像表示ユニット700の各設定キーが、図2上のキーボード(A31)に相当するものであり、そこに、読み取りキー,明るさ調整つまみおよびコントラスト調整つまみがある。
【0037】
図4に、操作部ユニット500の外観を示す。操作部ユニット500のテンキー(B41)は、コピー枚数などの数値入力を行う場合に使用する。モードクリア/予熱キー(B42)は設定したモードを取り消して初期設定に戻す場合や、一定時間以上の連続押下で予熱状態とする設定を行う。割り込みキー(B43)はコピー中に割り込み、別の原稿のコピーを行う場合に使用する。画質調整キー(B44)は画質の調整を行うときに使用する。プログラムキー(B45)はよく使用するモードの登録や呼出を行う場合に使用する。プリントスタートキー(B46)はコピー開始の為のキーである。クリア/ストップキー(B47)は入力した数値をクリアする場合や、コピー途中でコピーを中断する場合に使用する。エリア加工キー(B48)は画像表示ユニット(ディスプレイエディター)上で、エリア加工・編集等のモードを使用する場合に使用する。輝度調整つまみ(B49)はLCDパネル(B50)の画面の明るさを調整する。また、LCDパネル(B50)には、タッチパネル(B54)があり、LCDパネル(B50)上に表示された各種のキーの範囲と同じ範囲にキーエリアを設定したものであり、前記設定された範囲内の押下を検出する。初期設定キー(B51)はユーザが各初期設定を選択する時に押下する。
【0038】
図5に、LCDパネル(B50)の表示画面の一例をしめす。図5に示されるように、LCDパネル(B50)上にカラーモード,自動濃度,マニュアル濃度,画質モード,自動用紙選択,用紙トレイ,用紙自動変倍,等倍,ソート,スタック等の、モード選択表示があり、さらにクリエイト,カラー加工,両面,変倍等のサブ画面選択表示もある。各表示の大きさと同様の大きさのキーが、LCDパネル(B50)に組込まれたタッチパネル(B54)上に設定されている。
【0039】
図6に、図5上の変倍キーを押下したときの、LCDパネル(B50)の表示画面を示す。変倍キーが押下されると、画面下方から変倍設定画面(図6)がスクロールアップされる。変倍設定画面には、定型変倍(予め変倍率が設定されている変倍モード)用のキーが設定されている。例えば71%の部分のタッチパネルキーを押下すると、変倍率71%が選択される。またこの画面には定型変倍以外の変倍モードを選択するため、ズームキー,寸法変倍キー,独立変倍/拡大連写キーが画面左側に設定されている。
【0040】
図7に、操作部ユニット500の、LCDパネル(B50)に装着されたタッチパネル(B54)と、タッチ位置検出回路の部分500Aを示す。
【0041】
図8には、タッチ位置検出コントロ−ラ(B52)がタッチ位置検出回路に与える信号(IN)と、タッチパネル(B54)の出力(OUT)の関係を示す。
【0042】
タッチパネル(B54)のタッチ電極Y1,Y2の回路は抵抗でプルアップされているのデータッチパネルOFF(タッチなし)のときY1は+5vになり、ON(タッチあり)の時は0vになる。従って、コントロ−ラ(B52)は、A/Dコンバータ(B53)の出力から、ON/OFFの状態を確認する。コントローラ(B52)は、タッチパネルONの状態を検知すると測定モードに切り換える。X方向のタッチ位置計測時は、コントローラ(B52)は制御信号X/YをHにして、A/Dコンバータ(B53)のデータを読込む。このとき、X1が+5v、X2が0vとなり、タッチ位置の電位がY1を通してA/Dコンバータ(B53)でデジタルデータに変換され、このデータがX1/X2間タッチ位置を表わす。Y方向のタッチ位置の座標(Y1/Y2間の位置)も、制御信号X/YをLにして読込む。
【0043】
図9に、操作部ユニット500の、電気系システム全体としての構成を示す。CPU(B55)からのアドレス信号は、アドレスラッチ(B56)に取り込まれ、CPU(B55)からの信号によりここでコントロールされる。アドレスラッチ(B56)をデータアドレス信号は、その一部がアドレスデコーダ(B57)に入り、ここで各ICへのチップセレクト信号に復号され、メモリマップ作成のための制御信号に使用される。また、アドレスはROM(B58,B59),RAM(B60)等のメモリや、LCDコントロ−ラ(B61)に入りアドレス指定に使用される。
【0044】
一方CPU(B55)からのデータバスは、メモリ(B58,B59,B60))やLCDコントロ−ラ(B61)に接続され、データの双方向通信が行われる。LCDコントロ−ラ(B61)はCPU(B55)からのアドレスバス,データバスの他に、LEDドライバ(B62),キーボード(B41),タッチパネル(500A),LCDモジュール(B50)、そして表示データ用のROM(B59),RAM(B60)等が接続されている。
【0045】
LCDコントロ−ラ(B61)は、キーボード(B41)からの信号やタッチパネル(500A)からの信号により、ROM(B59),RAM(B60)のデータから表示データを作成し、LCD(B50)の表示をコントロールする。また、CPU(B55)には光ファイバー用コネクタが接続されており、光トランシ−バ(B63)を介して外部との通信を行う。
【0046】
図10に、本発明の第1実施例の画像読取ユニット300のシステム構成を示し、それに接続された画像処理ユニット400のシステム構成を図11に示す。なお、図10と図11は、ユニット300+400の全体を表わす一枚の図面を、2分した各半分のものであり、図10と図11上の、2重のイナズマ形2点鎖線を重ね合せて、それらの図面をつなぐことにより、ユニット300+400の全体を表わす一枚の図面が現われる。この図面に、本発明を実施する構成(E12,E23,E24+E33〜E35)が含まれている。
【0047】
図10に示される、画像読取ユニット300のCPU(E1)は、ROM(E2)に格納されたプログラムを実行しRAM(E3)にデータ等を読み書きする事で、画像読取ユニット300の全体の制御を行っている。また、システム制御ユニット100とシリアル通信で接続されており、ユニット100との間のコマンド及びデータの送受信により、ユニット100が指令した動作を行う。システム制御ユニット100は、操作部ユニット500とシリアル通信で接続されており、ユーザからのキー入力指示に応じて、動作モード等の指示を画像読取ユニット300および画像書込みユニット200に設定する。CPU(E1)は、I/O(E6)を介して、原稿検知センサ,HPセンサ,圧板開閉センサ等の各種センサの検知信号を読込み、また冷却ファン等にON/OFFを指示する。
【0048】
スキャナモータドライバ(E7)はCPU(E1)からのPWM出力によりドライブされ励磁パルスシーケンスを発生し原稿走査駆動用のパルスモータ(E8)を駆動する。
【0049】
原稿画像は、ランプレギュレータ(E9)で駆動されるハロゲンランプ(E10)の光により照明され、原稿の反射光が複数のミラー5及びレンズ6を通りCCD基板上の3ラインCCD(E11)に結像される。3ラインCCD(E11)は、タイミング回路(E12)によって、各駆動クロックを与えられて各RGBのodd,evenのアナログの画像信号をエミッタホロワ(E13〜E15)に出力する。エミッタホロワ(E13〜E15)からアナログ処理回路(E16〜E18)へ入力された信号は、アナログ処理回路内での減算法CDSの実行により、CCD(E11)のオプティカルブラック部でラインクランプを施し、oddとevenの出力差を補正し、それぞれのアンプゲイン調整を行う。ゲイン調整後は、マルチプレクサで合成してDCレベルのオフセット調整後にA/Dコンバータ(E19〜E21)へ入力される。
【0050】
A/Dコンバータ(E19〜E21)へ入力されたアナログ信号は、デジタル化されてシェーディング回路(E22)へ入力される。シェーディング回路(E22)では照明系の光量不均一やCCDの画素出力のバラツキを補正する機能を持っている。
【0051】
次に図11を参照すると、シェーディング補正された画像データは、ライン間補正メモリ(E23,E24)へ入力される。ライン間補正メモリ(E23)は、3ラインCCD(E11)のB検出ラインとR検出ラインとのキャリッジ走査方向の位置差分R画像データを遅延してB画像データに位置合せするための遅延メリであり、ライン間補正メモリ(E24)は、B検出ラインとG検出ラインとのキャリッジ走査方向の位置差分G画像データを遅延してB画像データに位置合せするための遅延メモリである。
【0052】
この実施例では、後述のドット補正(E25)でのずれ補正を簡単にするため、3ラインCCD(E11)の3ライン間の位置差は整数ライン分に設定され、倍率が1のときには、3ラインCCD(E11)の3ライン間の位置差による異色画像データ間の位置ずれは、ライン間補正メモリ(E23,E24)で補正され、ドット補正(E25)にて、小数点以下のライン数(1未満のライン数)のずれ補正は不要である。しかし、ズ−ム変倍のときには、ライン間補正メモリ(E23,E24)の出力画像データに、B画像データに対して小数点以下のライン数のずれを生ずることが多く、そのようなずれをドット補正(E25)が補正する。また、走査速度変動分のずれも、ドット補正(E25)が補正する。
【0053】
ドット補正(E25)では、ライン間補正メモリ(E23,E24)から出力された画像データの、RGBデータの1ライン以内ドットのズレを補正する。この内容は後述する。スキャナγ補正(E26)で反射率リニアデータをルックアップテーブル方式で補正を行う。この補正後の画像データは、自動原稿色判定回路(E28)と自動画像分離回路(E29)とディレーメモリ(E27)を介して、RGBフィルタ・色変換処理・変倍処理・クリエイト(E30)に入力される。
【0054】
自動原稿色判定回路(E28)は、ACS(有彩/無彩判定)処理にて、黒、及び灰色の判定を行う。自動画像分離回路(E29)は、像域分離処理にて、エッジ判定(白画素と黒画素の連続性により判定),網点判定(画像中の山/谷ピーク画素の繰り返しパターンにより判定),写真判定(文字・網点外で画像データがある場合)を行い、文字及び印刷(網点)部、写真部の領域を判定してCPU(E1)に伝え、後段のRGBフィルタ・色変換(E30),プリンタγ補正・書込処理(E31)でパラメータや係数の切り換えに使用される。
【0055】
画像データは、RGBフィルタ(E30)に入力される。RGBフィルタ(E30)では、RGBのMTF補正,平滑化,エッジ強調,スルー等のフィルタ係数が先の判定領域により切り換えられる。色変換処理(E30)では、RGBデータに、YMCK変換,UCR,UCA処理を行なう。
【0056】
変倍処理(E30)は、入力された画像データに対して拡大/縮小処理を実行する。画像表示ユニット700へのデータ転送はこの処理後に行われる。変倍処理(E30)は、I/Fを介して画像表示ユニット700に接続されている。
【0057】
クリエイト(E30)では、クリエイト編集,カラー加工を行う。クリエイト編集では、斜体,ミラー,影付け,中抜き処理等を実行する。カラー加工では、カラー変換,指定色消去,アンダーカラー等を実行する。
【0058】
プリンタγ補正・書込処理(E31)の書込処理の中のYMCKフィルタでは、先の判定領域に基づいてプリンタγ変換とフィルタ係数の設定する。該書込処理の中の階調処理ではディザ処理を実行し、該書込処理の中のビデオコントロールでは書き込みタイミング設定や画像領域,白抜き領域の設定やグレースケールやカラーパッチ等のテストパターン発生を行う事ができ、最終画像データは、該書込処理(E31)でLD(レーザーダイオード)へ出力できるように処理されて、画像書込ユニット200のLDドライバへ出力される。
【0059】
本発明の実施のために、速度検出センサ(E33),F/V変換回路(E36),アンプ(E34)とA/Dコンバータ(E35)が追加されている。本実施例では、速度検出センサ(E33)は、ハロゲンランプE10および第1ミラー5−1を搭載したキャリッジを駆動するプーリ(E8で駆動される)に取り付けたロ−タリエンコーダである。ロ−タリエンコーダ(E33)の出力は、F/V変換回路(E36)で、キャリッジ速度を表わすアナログ電圧レベル(指速電圧)に変換され、A/Dコンバ−タ(E35)へ入力される。入力前のアンプ(E34)は、A/Dコンバ−タ(E35)の比較電圧Vrefの範囲内に指速電圧のレベルを調整するとともに、速度変動の量とドット補正の分解能のレベルに対応関係ができるように設定する。アンプ(E34)のゲインはCPU(E1)により設定される。なお、キャリッジを直接駆動するプーリにロ−タリエンコーダ(E33)を取り付けるので、キャリッジ速度の実際の変動に対応して変動する指速電圧が得られる。
【0060】
A/Dコンバ−タ(E35)のサンプリングクロックは、画像データの処理に使用するクロック(画素単位に同期したクロックパルス)を使用してデジタルデータに変換する。これにより、処理画素(画像データ)の切換りに同期して、A/Dコンバ−タ(E35)のデジタルデータ(速度データ)が得られる。この速度データをライン間補正メモリ(E23,E24)のRとG用に入力する。このことは、その画像データを取り込んだ時点の速度変動データを同じアドレスに格納することになる。
【0061】
この実施例では、シェーディング補正後の画像データは9bitであり、フィールドメモリが12bitであるので、3bit分を速度データに割り当てることができる。そこで、F/V変換回路(E36)により、スキャナ速度の「目標速度(設定速度)分の電圧レベル−オフセット(4)分電圧」(DC成分)をカットして、「設定速度−オフセット値」に対する速度変動分を表わす電圧だけ出力しA/Dコンバ−タで3ビットデータ(速度データ)に変換にする。オフセット(4)は、F/V変換回路(E36)の出力が負にならないようにするマ−ジンであり、オフセットは4対応の電圧に定めている。即ち、速度変動の平均値を4にして、速度データ(速度変動データ)をライン間補正メモリ(E23,E24)に入力して画像データと共に書込む。この場合、1/8ドットの位置ズレを起こす速度差と速度データの1デジット値を等しくすることで、後述するドット補正(E25)によるずれ補正処理が簡易になる。そこでこの実施例では、アンプ(E34)によって、F/V変換回路(E36)の出力レベルを調整して、A/Dコンバ−タ(E35)が出力する3ビットの速度データの1デジット値を、1/8ドットの位置ズレを起こす速度差に合せている。
【0062】
3ラインCCD(E11)の3ライン間の位置差は整数ライン分に設定され、倍率が1で走査速度に変動がないときには、3ラインCCD(E11)の3ライン間の位置差による異色画像データ間の位置ずれは、ライン間補正メモリ(E23,E24)による画像データの出力遅延で補正され、ドット補正(E25)において画像データに位置ずれ補正を行なう必要はない。しかし、ズ−ム変倍によって小数点以下のライン数のずれを生ずるときと、倍率1でも走査速度が変動してずれを生ずるときには、そのようなずれをドット補正(E25)で補正する必要がある。
【0063】
次に、ドット補正(E25)を説明する。ドット補正(E25)には、画像読取開始時に倍率A%に対応するずれ量が与えられる。倍率A%対応のずれ量は、Bの画像データを基準にRの画像データに対しては次のRda、Gの画像データに対しては次のGdaであり、単位はラインの1/8(ラインの長さ方向が主走査方向であり、それと直交する副走査方向の画素ピッチ(ラインピッチ)の1/8)である:
Rda={floor〔(16×A/100+1/16)-floor(16×A/100+1/16)〕×8}/8 ・・・(1)
Gda={floor〔( 8×A/100+1/16)-floor( 8×A/100+1/16)〕×8}/8 ・・・(2)
floor:小数点以下切捨て,
A:倍率(%)。
【0064】
画像読取が開始されると、B画像データは直接にドット補正(E23)に与えられるが、R画像データおよびG画像データは、上述のライン間補正メモリ(E23,E24)を通して、B画像データに対して副走査方向の画素ピッチ(ラインピッチ)の整数倍分の遅れの後に、上述の速度データ(速度変動分を表わす3ビット)と共に与えられる。
【0065】
該速度データが表わす数の単位は、前述のように、アンプ(E34)によって、F/V変換回路(E36)の出力レベルを調整して、A/Dコンバ−タ(E35)が出力する3ビットの速度データの1デジット値を、1/8ドットの位置ズレを起こす速度差に合せているので、また、F/V変換回路(E36)の出力が負にならないようにオフセット4を設定しているので、速度データ対応の、R画像データのずれ量Rdv,G画像データのずれ量Gdvは、
Rdv=4+Rdd ・・・(3)
Gdv=4+Gdd ・・・(4)
単位は副走査方向の画素ピッチ(ラインピッチ)の1/8、となる。
【0066】
ドット補正(E23)は、倍率Aによるずれ量Rda,Gdaと速度変動対応のずれ量Rdv,Gdvの合計すなわち総合ずれ量Rd,Gd、
Rd=Rda−(4+Rdd) ・・・(5)
Gd=Gda−(4+Gdd) ・・・(6)
を算出する。
【0067】
そしてドット補正(E25)は、図12に示すように、注目のR画像データ,G画像データ(図12上のn1の位置)を、それからRd,Gdのずれがある位置n1’の画像データに置換する。位置n1’の画像データは、3次関数コンボリューション法を用いて、
n1’=k0・n0+k1・n1+k2・n2+k3・n3 ・・・(7)
と算出する。この式中の、n0は注目の画像データより1ライン前の画像データ、n2およびn3はそれぞれ1ラインおよび2ライン後の画像データである。k0〜k3は係数であり、注目点n1とずれ点n1’の位置差Rd,Gdに対応して、図13に示すように定められている。なお、図13上の「ずれ量」の単位1は、副走査方向の画素ピッチ(ラインピッチ)を意味する。
【0068】
このドット補正(E25)により、その後段にある自動画像分離回路(E29)での像域分離処理が良好に行える。アンプ(E34)の調整によって1/8ドットの位置ズレを起こす速度差と速度変動データの1デジット値を等しくしているので、上述のずれ量の演算を簡単な構成で実現できる。
【0069】
また、ズレ量が0や7/8の端の部分は速度変動を加味することで範囲外になってしまうが、この場合はn0の前にn−1をn3の後にn4のデータを持つことにより、注目ラインの前後1ラインの範囲でドット補正が可能となる。これを図14に示す。
【0070】
図15および図16に、画像読み取りユニット300+画像処理ユニット400の、第2実施例を示す。この第2実施例では、A/Dコンバ−タ(E35)とライン間補正メモリ(E23,E24)の間にシリアル変換(E37)を挿入している。速度変動は画素毎の高周波の変動よりもライン毎の変動が問題となるので、A/Dコンバ−タ(E35)の、1ライン分に相当する出力データを平均化処理してライン同期信号に同期してシリアルデータとしてライン間補正メモリ(E23,E24)に入力する。この場合ライン間補正メモリ(E23,E24)の、画像データ(9ビット)に対する速度データの割り当てが1bitとしても、メモリ全体として1ラインの画素数分のビットに、該ライン宛ての速度変動データ又は速度値データを割り当てることができるので、速度データをメモリ(E23,E24)に保持するための、所要メモリ容量の増大は少い。この第2実施例のドット補正(E25)は、上述のずれ量Rd,Gdの算出をライン単位で行ない、同一ライン上の画像データに同一のずれ量算出値を適用する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を装備したデジタルカラ−複写機の機構概要を示す縦断面図である。
【図2】 図1に示すデジタルカラ−複写機が装備した画像表示ユニット700の構成を示すブロック図である。
【図3】 画像表示ユニット700の外観を示す平面図である。
【図4】 図1に示すデジタルカラ−複写機が装備した操作部ユニット500の外観を示す平面図である。
【図5】 図4に示すLCD(B50)の表示画面の一例を示す平面図である。
【図6】 図4に示すLCD(B50)の表示画面のもう1つの例を示す平面図である。
【図7】 図4に示す操作部ユニット500に装備したタッチパネル500Aの構成を示すブロック図である。
【図8】 図7のタッチパネル500Aのタッチ検出回路の入力(IN)とそれに対応した出力(OUT)を示す平面図である。
【図9】 図4に示す操作部ユニット500の構成を示すブロック図である。
【図10】 本発明の第1実施例の一部をなす、図1に示す画像読み取りユニット300のシステム構成を示すブロック図である。
【図11】 本発明の第1実施例の残部をなす、図1に示すデジタルカラ−複写機が装備した画像処理ユニット400のシステム構成を示すブロック図である。
【図12】 図11に示すドット補正(E25)が行なうずれ位置の画像データ演算と、該演算に用いる画像データの分布位置(n0〜n3)およびずれ位置(n1’)を示す平面図である。
【図13】 図11に示すドット補正(E25)が行なうずれ位置の画像データ演算に用いる係数値を示す図表である。
【図14】 図11に示すドット補正(E25)が行なうずれ位置の画像データ演算と、該演算に用いる画像データの分布位置(n−1〜n4)およびずれ位置(n1’)を示す平面図であり、ずれ量が1ドットピッチを越える場合を示す。
【図15】 本発明の第2実施例の一部をなす、画像読み取りユニット300のシステム構成を示すブロック図である。
【図16】 本発明の第2実施例の残部をなす、画像処理ユニット400のシステム構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
E10:ハロゲンランプ 5:ミラー群
6:レンズ E11:3ラインCCD
8:光学ユニット
8−1:レーザー 8−2:ポリゴンミラー
8−3:モ−タ 8−4:f/θレンズ
8−5:反射ミラー 9:感光体ドラム
10:クリ−ニングユニット 11:除電ランプ
12:帯電器 13:電位センサ
14:BK現像器 15:C現像器
16:M現像器 17:Y現像器
18:パタ−ン検知器 19:中間転写ベルト
20:バイアスロ−ラ 21:駆動ロ−ラ
22:クリ−ニングユニット 23:紙転写ユニット
24:転写紙 25:給紙ロ−ラ
26:レジストロ−ラ 27:紙搬送ユニット
28:定着器 29:トレイ
30〜33:カセット 34:給紙トレイ
100:システム制御ユニット 200:画像書き込みユニット
300:画像読み取りユニット 400:画像処理ユニット
500:操作部ユニット 700:画像表示ユニット

Claims (5)

  1. 原稿を照明し該原稿の反射光を光電変換手段へ導く光学系と、前記原稿と前記光学系の一方を相対的に移動駆動する走査手段と、前記光電変換手段からのアナログ信号を前記移動駆動の方向に直交する主走査方向の画素毎の画像データへ変換するA/D変換手段を有する画像読み取り装置において、
    前記移動駆動の速度を検出するロータリエンコーダ,該ロータリエンコーダの出力を前記移動駆動の速度を表わすアナログ電圧レベルに変換するF/V変換回路、および、該アナログ電圧レベルを、前記画像データの前記画素毎の切換りに同期して速度データに変換するA/Dコンバータと、
    変換された速度データをそれを得たときの前記画像データと画素毎に対応付ける手段と、対応付けられた前記速度データと前記画像データに基づいて該画像データに前記移動駆動の速度変動による前記光電変換手段の読取位置ずれを補正する処理を施す補正手段と、を備えることを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 前記光電変換手段は複数ラインCCDであり、前記補正手段は、そのライン間の前記移動駆動による移動距離分の読取位置ずれと前記速度変動による読取位置ずれを補正する処理を前記画像データに施す、請求項1記載の画像読み取り装置。
  3. 前記対応付ける手段は、前記光電変換手段による画像読み取りの画素毎に前記速度データと画像データを対応付けて保持するメモリ手段を含む、請求項1記載の画像読み取り装置。
  4. 前記対応付ける手段は、前記光電変換手段による画像読み取りの主走査1ラインの画像データに、該主走査1ラインの間に前記A/Dコンバータが変換した速度データを平均化処理した速度データを、対応付けて保持するメモリ手段を含む、請求項1記載の画像読み取り装置。
  5. 前記光電変換手段は複数ラインCCDであり、前記対応付ける手段は、該複数ラインCCDのライン間の前記移動駆動による移動距離分の読取位置ずれを補正するためのライン間補正メモリであって前記A/D変換手段が発生する画像データとともにそのときの前記速度データを記憶する、請求項1記載の画像読み取り装置。
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