JP3904385B2 - 画像形成装置、制御方法及び制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、制御方法及び制御プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原稿画像を読み取り作成したデータを像担持体に書き込む画像形成装置において、副走査方向の倍率補正を精度よく行う画像形成装置、その画像形成装置の制御方法及び制御プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、原稿が載置される原稿台に対して読み取り光学系をスキャナで相対的に副走査方向に移動させることにより原稿の画像を光電変換部に入力し、これをA/D変換する画像読み取り装置と、この画像読み取り装置から出力される読み取りデータを書き込みモータで駆動される回転鏡により主走査方向に1ライン毎ずつ像担持体に書き込む画像書き込み部を有するデジタル複写機などの画像形成装置がある。
【0003】
このようなデジタル複写機の副走査方向の倍率は、原稿台に対する読み取り光学系の相対的な移動速度、像担持体の回転速度、用紙搬送系(給紙、搬送、定着)の搬送速度によって設定される。デジタル複写機では、画像読み取り、給紙、定着などのためのそれぞれのユニットの回転速度を規定することにより、副走査方向の倍率を保証している。
【0004】
また、カラー画像を読み取るために光電変換部として、R、G、Bの3本のラインセンサを併設した3ライン縮小型CCDを用いた画像形成装置がある。
この場合、3本のラインセンサの間には数ライン分の間隔が開いており、原稿に対して読み取り光学系を相対的に副走査方向に移動させるスキャニングの過程で個々のラインセンサへの読み取りデータの入力タイミングがずれるため、先に読み取ったデータをライン間メモリに記憶させ、後から読み取ったデータと同期させて画像出力部に出力(以下、この処理をライン間補正と表記する。)している。このライン間補正は、副走査方向の倍率によって異なる。
【0005】
この場合、スキャニング速度は、画像読み取り速度(画像クロック)から定められた一定値に調整する必要がある。このため、画像読み取り部のスキャナ、画像書き込み部の書き込みモータ、プリンタ側の各ユニットの用紙搬送系のモータとで線速を一定に定めて副走査方向の倍率を保証する必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、各ユニットにかかる負荷やこの負荷の変動が大きいために、各回転速度を一定に保つことは非常に難しく、また、誤差は、読み取り時にも生じ、またプリンタ側にも生じる。従って、前記したように副走査方向の倍率を保証することは、非常に難しい。
【0007】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、画像読み取り時の副走査方向の倍率誤差の調整と、最終出力時の副走査方向の倍率誤差の調整とを明確に分けることで、装置全体としての副走査倍率誤差精度を高めることが可能な画像形成装置、その画像形成装置の制御方法及び制御プログラムを提供することを目的とする。
【0008】
また、この調整に伴い、ディレー量の調整を行うことで、複数ラインCCDを使用した画像形成時に生じる読み取り位置ずれを起因とする分離不良を低減された画像を形成できる画像形成装置、その画像形成装置の制御方法及び制御プログラムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本発明は、以下の特徴を有することとする。
本発明にかかる画像形成装置は、画像読取部と、画像形成部と、を有する画像形成装置であって、画像読取部は、入射された光をアナログ信号へ変換する光電変換手段と、原稿に光を照射し、該原稿からの反射光を光電変換手段へ導く光学系と、光学系を原稿の副走査方向に走査させるスキャナモータと、アナログ信号をデジタル画像データへ変換する変換手段と、画像読取部の副走査倍率誤差補正を行う第一の調整手段と、画像形成装置の最終出力にあわせた副走査倍率誤差補正を行う第二の調整手段と、を有し、画像形成部は、デジタル画像データ画像形成を行う画像形成手段を有し、第一の調整手段と、第二の調整手段と、は、スキャナモータの回転速度を調整し、副走査倍率誤差補正を行うことを特徴とするものである。
【0010】
また、本発明にかかる画像形成装置は、画像読取部と、画像形成部と、を有する画像形成装置であって、画像読取部は、入射された光を所定の色毎にアナログ信号へ変換する複数ラインCCDと、原稿に光を照射し、該原稿からの反射光を複数ラインCCDへ導く光学系と、光学系を原稿の副走査方向に走査させるスキャナモータと、各色のアナログ信号を、各色のデジタル画像データへ変換する変換手段と、各色のデジタル画像データのドット補正、およびライン間補正を行う補正手段と、画像読取部の副走査倍率誤差補正を行う第一の調整手段と、画像形成装置の最終出力にあわせた副走査倍率誤差補正を行う第二の調整手段と、を有し、画像形成部は、デジタル画像データの画像形成を行う画像形成手段を有し、第一の調整手段と、第二の調整手段と、は、スキャナモータの回転速度を調整し、副走査倍率誤差補正を行うことを特徴とするものである。
【0011】
また、本発明にかかる画像形成装置において、第一の調整手段と、第二の調整手段と、は、スキャナモータのPWMパルスを調整し、回転速度を調整することを特徴とするものである。
【0012】
また、本発明にかかる画像形成装置において、第二の調整手段は、第一の調整手段により副走査倍率誤差補正を行った状態で、デジタル画像データの画像形成を行った後に、スキャナモータの回転速度を調整し、副走査倍率誤差補正を行うことを特徴とするものである。
【0013】
また、本発明にかかる画像形成装置において、第一の調整手段と第二の調整手段との少なくとも一つの調整手段は、ユーザからの指示に基づき、副走査倍率誤差補正を行うことを特徴とするものである。
【0014】
また、本発明にかかる画像形成装置は、画像形成が行われない場合に第二の調整手段を動作させない手段をさらに有することを特徴とするものである。
【0015】
また、本発明にかかる画像形成装置において、補正手段は、複数ラインCCDの実ライン間隔に基づき算出される仮想ライン間隔を用いて、各色のデジタル画像データのドット補正、およびライン間補正を行うことを特徴とするものである。
【0016】
また、本発明にかかる制御方法は、画像読取部と、画像形成部と、を有する画像形成装置で行う制御方法であって、画像読取部は、入射された光をアナログ信号へ変換する光電変換手段と、原稿に光を照射し、該原稿からの反射光を光電変換手段へ導く光学系と、光学系を原稿の副走査方向に走査させるスキャナモータと、アナログ信号をデジタル画像データへ変換する変換手段と、を有し、画像形成部は、デジタル画像データの画像形成を行う画像形成手段を有し、画像読取部の副走査倍率誤差補正を行う第一の調整工程と、画像形成装置の最終出力にあわせた副走査倍率誤差補正を行う第二の調整工程と、を画像形成装置が行い、第一の調整工程と、第二の調整工程と、は、スキャナモータの回転速度を調整し、副走査倍率誤差補正を行うことを特徴とするものである。
【0017】
また、本発明にかかる制御方法は、画像読取部と、画像形成部と、を有する画像形成装置で行う制御方法であって、画像読取部は、入射された光を所定の色毎にアナログ信号へ変換する複数ラインCCDと、原稿に光を照射し、該原稿からの反射光を複数ラインCCDへ導く光学系と、光学系を原稿の副走査方向に走査させるスキャナモータと、各色のアナログ信号を、各色のデジタル画像データへ変換する変換手段と、を有し、画像形成部は、デジタル画像データの画像形成を行う画像形成手段を有し、画像読取部の副走査倍率誤差補正を行う第一の調整工程と、画像形成装置の最終出力にあわせた副走査倍率誤差補正を行う第二の調整工程と、各色のデジタル画像データのドット補正、およびライン間補正を行う補正工程と、を画像形成装置が行い、第一の調整工程と、第二の調整工程と、は、スキャナモータの回転速度を調整し、副走査倍率誤差補正を行うことを特徴とするものである。
【0018】
また、本発明にかかる制御プログラムは、画像読取部と、画像形成部と、を有する画像形成装置で実行させる制御プログラムであって、画像読取部は、入射された光をアナログ信号へ変換する光電変換手段と、原稿に光を照射し、該原稿からの反射光を光電変換手段へ導く光学系と、光学系を原稿の副走査方向に走査させるスキャナモータと、アナログ信号をデジタル画像データへ変換する変換手段と、を有し、画像形成部は、デジタル画像データの画像形成を行う画像形成手段を有し、画像読取部の副走査倍率誤差補正を行う第一の調整処理と、画像形成装置の最終出力にあわせた副走査倍率誤差補正を行う第二の調整処理と、を画像形成装置に実行させ、第一の調整処理と、第二の調整処理と、は、スキャナモータの回転速度を調整し、副走査倍率誤差補正を行うことを特徴とするものである。
【0019】
また、本発明にかかる制御プログラムは、画像読取部と、画像形成部と、を有する画像形成装置で実行させる制御プログラムであって、画像読取部は、入射された光を所定の色毎にアナログ信号へ変換する複数ラインCCDと、原稿に光を照射し、該原稿からの反射光を複数ラインCCDへ導く光学系と、光学系を原稿の副走査方向に走査させるスキャナモータと、各色のアナログ信号を、各色のデジタル画像データへ変換する変換手段と、を有し、画像形成部は、デジタル画像データの画像形成を行う画像形成手段を有し、画像読取部の副走査倍率誤差補正を行う第一の調整処理と、画像形成装置の最終出力にあわせた副走査倍率誤差補正を行う第二の調整処理と、各色のデジタル画像データのドット補正、およびライン間補正を行う補正処理と、を画像形成装置に実行させ、第一の調整処理と、第二の調整処理と、は、スキャナモータの回転速度を調整し、副走査倍率誤差補正を行うことを特徴とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、画像形成装置であるコピー機の一形態を示す内部構成図である。以下の説明では、このコピー機を例に取り説明する。
【0021】
このコピー機は、システム制御ユニット1と、画像読取ユニット2と、画像処理ユニット3と、画像書き込みユニット4と、操作部ユニット5と、複写機機構部6と、画像表示ユニット7と、ドラムユニット8と、中間転写部9と、現像部10と、給紙部11と、定着部12と、を有する。
【0022】
画像読み取りユニット2は、原稿を光源により照射しながら走査し、この原稿からの反射光を読み取る。カラーコピー機の場合には、例えば、3ラインCCDセンサにより画像を読み取る。次いで、読み取った反射光から画像データを作成し、これを画像処理ユニット3へ送信する。
【0023】
画像処理ユニット3は、スキャナγ補正、色変換、主走査変倍、画像分離、加工、エリア処理、階調補正処理などの画像処理を行う。そして、この画像処理を施した画像データを画像書き込みユニット4へ送信する。
【0024】
画像書き込みユニット4は、入力された画像データに応じてLD(レーザーダイオード)の駆動を変調する。
ドラムユニット8は、一様に帯電された回転する感光体ドラムに、上記LDからのレーザービームにより潜像を書き込む。
現像ユニット10は、この潜像にトナーを付着し、潜像を顕像化させる。
【0025】
感光体ドラム上に作られた画像は、中間転写部9の中間転写ユニットの転写ベルト上に再転写される。この中間転写ベルト上には、フルカラーコピーの場合、ブラック(Bk)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の4色のトナーが順次重ねられる。給紙部11は、フルカラーコピーの場合、Bk、C、M、Yの4色作像・転写工程が終了した後、上記中間転写ベルトとタイミングを合わせて転写紙が給紙する。この転写紙は、紙転写部で中間転写ベルトから4色同時にトナーが転写される。
トナーが転写された転写紙は、搬送部を経て定着部12に送られ、定着ローラーと加圧ローラによって熱定着され排紙される。
なお、単色や複数色のコピー機においても、作像回数等がそれぞれ異なるだけで、上記同様の動作で画像形成することができることは当然である。
【0026】
また、コピーモード等のユーザによるコピー機の設定(操作モード)は、操作部ユニット5から入力される。操作部ユニット5は、この操作モードをシステム制御ユニット1に送信する。
システム制御ユニット1は、設定されたコピーモードを実行するための制御を行う。すなわち、システム制御ユニット1から画像読み取りユニット2、画像処理ユニット3、画像書き込みユニット4、画像表示ユニット7等のユニットに制御指示を発する。
【0027】
図2は、画像処理ユニット7の内部構成例を示すブロック図である。図2によれば、画像処理ユニット7は、FIFO21と、DRAM22と、CPU23と、VRAM24と、LCDコントローラ25と、LCDパネル26と、ROM27と、SRAM28と、シリアルレベル変換29と、画像データレベル変換30と、キーボード31と、を有する。
【0028】
画像処理ユニット3から出力された画像データは、FIFO21を介して、CPU23内蔵のDMAコントローラによって、画像データ格納用のDRAM22に格納される。
【0029】
画像表示ユニット7は、画像データと共に画像データ制御信号も入力される。従って、有効画像領域だけを取り込む事が可能となる。
DRAM22に格納された有効画像データは、CPU23によってVRAM24にDMA転送される。この時、CPU23は、DRAM22内の画像データの任意の部分のみを転送したり、拡大・縮小・間引きなどの処理を行うようにしてもよい。
VRAM24に転送された画像データは、LCDC(LCDコントローラ)25の制御によりLCDパネル26に表示される。
【0030】
図3は、画像表示ユニット7の一形態を示す。
ユーザは、図3に示すような各種キーやスケール34により、ディスプレイ32上のカーソル33を移動させ、画像の選択などを行う。
【0031】
なお、画像表示ユニットは、画像をLCDに表示させ、この画面内で編集・加工のエリア指定やモード設定などを行うためのディスプレイエディタの役割を兼ねるようにしてもよい。その場合、図3の各種設定キーは、キーボード31に該当する。
【0032】
図4は、操作部ユニット5の一形態を示す図である。
図4によれば、操作部ユニット5は、テンキー41と、モードクリア/予熱キー42と、割り込みキー43と、画質調整キー44と、プログラムキー45と、プリントスタートキー46と、クリア/ストップキー47と、エリア加工キー48と、輝度調整つまみ49と、LCD(液晶パネル)上に配置されたタッチパネルキー50と、初期設定キー51と、を有する。
【0033】
テンキー41は、コピー枚数などの数値入力を行う場合に使用される。
モードクリア/予熱キー42は、設定したモードを取り消して初期設定に戻す場合や、一定時間以上の連続押下で予熱状態とする場合に用いられる。
割り込みキー43は、コピー中に割り込み、別の原稿のコピーを行う場合に使用される。
画質調整キー44は、画質の調整を行うときに使用される。
プログラムキー45は、よく使用するモードの登録や呼出を行う場合に使用される。
プリントスタートキー46は、コピー開始の為のキーである。
クリア/ストップキー47は、入力した数値をクリアする場合や、コピー途中でコピーを中断する場合に使用される。
エリア加工キー48は、画像表示ユニット(ディスプレイエディター)上で、エリア加工・編集等のモードを使用する場合に使用される。
輝度調整つまみ49は、LCDパネルの画面の明るさを調整するために用いられる。
タッチパネルキー50は、LCDパネル上に表示された各種のキーの範囲と同じ範囲にキーエリアが設定される。タッチパネルキー50は、この範囲内でユーザのキーの押下を検出すると、その設定されたキーの処理を行う。
初期設定キー51は、ユーザが各初期設定を選択できる時に押下される。
【0034】
図5は、LCD(液晶表示画面)の一例をしめす。
図5に示すように、LCD上には、カラーモード、自動濃度、マニュアル濃度、画質モード、自動用紙選択、用紙トレイ、用紙自動変倍、等倍、ソート、スタック等の各種モードが表示される。また、クリエイト、カラー加工、両面、変倍等のサブ画面も表示される。また、各表示の大きさと同様の大きさのキーが、タッチパネル上に設定される。
【0035】
図6は、図5上の変倍キー押下による画面展開の一例を示す。
上記変倍キーが押下されると、画面下方から変倍設定画面がスクロールアップされる。変倍設定画面には定型変倍(予め変倍率が設定されている変倍モード)用のキーが設定されている。例えば71%の部分のタッチパネルキーを押下すると、変倍率71%が選択される。またこの画面には定型変倍以外の変倍モードを選択するため、ズームキー、寸法変倍キー、独立変倍/拡大連写キーが画面左側に設定される。
【0036】
図7は、タッチパネル検出回路の一例を表したものであり、図8は、図7におけるX1、X2、Y1、Y2の設定状態を表したものである。
コントローラは、検出端子をHigh状態にして、X1、X2、Y1、Y2を図8に示すように設定する。
Y1、Y2の回路は、抵抗でプルアップされている。すなわち、Y1は、タッチパネルOFFのとき+5vになり、ONの時は0vになる。
【0037】
従って、コントローラは、A/Dコンバータの出力からON/OFFの状態を確認する。そして、タッチパネルONの状態を検知すると測定モードに切り換える。より具体的に説明すると、X方向の時、X1は+5v、X2は0vとなるため、入力位置の電位は、Y1を通してA/Dコンバータに接続される。これにより座標を算出することが可能となる。Y方向の座標も、回路を切り換えることで同様に算出することができる。このような検出回路によって、タッチパネルの押下位置を検出することが可能となる。
【0038】
図9は、操作部ユニット5の一構成をしめすブロック図である。
図9に示すように、CPUからのアドレス信号は、アドレスラッチ60に取り込まれる。アドレスラッチ60は、CPU61からの信号により従い、このアドレス信号を制御する。
【0039】
このアドレス信号は、その一部がアドレスデコーダ62に入力される。アドレスデコーダ62は、各ICへのチップセレクト信号を作成する。このチップセレクト信号は、メモリマップの作成時に使用される。また、上記アドレスは、ROM、RAM等のメモリやLCD(LCDコントローラ)67でのアドレス指定に使用される。
一方、CPU61からのデータバスは、ROM65やLCDC67に接続され、データの双方向通信が行われる。
LCDC67は、CPU61からのアドレスバス、データバスの他に、LEDドライバ68、キーボード69、アナログタッチパネル70、LCDモジュール71、表示データ用のROM63や、RAM64等が接続される。
LCDC67は、キーボード69からの信号やタッチパネル70からのユーザに指示に従い、ROM63、RAM64に格納されたのデータから表示データを作成する。そして、LCD上への表示をコントロールする。
また、CPU61には光ファイバー用コネクタ(光トランシーバ)66を接続するようにしてもよい。光トランシーバ66は、外部との通信を行う。
【0040】
図10は、画像読取装置(画像読取ユニット2)の一構成を示すブロック図である。
図10に示すように、この画像読取装置は、CPU101と、ROM102と、RAM103と、システム制御部104と、操作表示部105と、I/O106と、モータドライバ107と、パルスモータ108と、ランプレギュレータ109と、ハロゲンランプ110と、3ラインCCD111と、タイミング回路112と、エミッタホロワ(R用)113、(G用)114、(B用)115と、アナログ処理回路(R用)116、(G用)117、(B用)118と、A/Dコンバータ(R用)119、(G用)120、(B用)121と、シェーディング補正回路(RGB)122と、ライン間補正メモリ(R用)123、(G用)124と、ドット補正回路(RGB)125と、スキャナγ補正(RGB)126と、ディレーメモリ(RGB)127と、自動原稿色判定回路128と、自動画像分離回路129と、RGBフィルタ、色変換回路、変倍処理回路、クリエイト130と、プリンタγ補正回路、書き込み処理回路131と、画像表示部132と、を有する。
【0041】
スキャナIPU制御部上のCPU101は、ROM102に格納されたプログラム実行し、RAM103にデータ等を読み書きする事で、スキャナ・IPU部の全体の制御を行う。
また、CPU101は、システム制御部104とシリアル通信で接続され、コマンド及びデータの送受信を行い、指令された動作を行う。
システム制御部104は、操作表示部105とシリアル通信で接続され、ユーザからのキー入力指示により動作モード等の指示を設定する事ができる。
CPU101は、I/O106である原稿検知センサ、HPセンサ、圧板開閉センサ、冷却ファン等に接続され、これらのセンサを制御をする。
【0042】
スキャナモータドライバ107は、CPU101からのPWM出力によりドライブされ、励磁パルスシーケンスを発生する。これにより、原稿走査駆動用のパルスモータ108を駆動する。
ランプレギュレータ109に駆動されたハロゲンランプ110は、原稿に対して光量出力する。この原稿に反射された光信号は、複数ミラー及びレンズを通り、3ラインCCD111に結像される。
3ラインCCD111は、スキャナIPU制御上のタイミング回路112によって各駆動クロックを与えられる。そして、このクロックを用いて、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)のodd、evenを示すアナログの画像信号を作成する。これらの画像信号は、R用、G用、B用の各エミッタホロワ113〜115にされる。
【0043】
エミッタホロワ113〜115からアナログ処理回路116〜118へ入力された画像信号は、R用、G用、B用の各アナログ処理回路116〜118内で減算法CDSにより処理される。
エミッタホロワ113〜115は、CCDのオプティカルブラック部でラインクランプ実施し、oddとevenの出力差を補正し、それぞれのアンプゲイン調整を行う。アンプゲイン調整後、マルチプレクサで合成して、最終的にDCレベルのオフセット調整を行う。そして、このように調整した各画像データを、R用、G用、B用の各A/Dコンバータ119〜121に入力する。
【0044】
A/Dコンバータ119〜121は、入力されたアナログ信号をデジタル化し、シェーディング回路122に入力する。
シェーディング回路122は、照明系の光量不均一やCCDの画素出力のバラツキを補正する。
【0045】
シェーディング補正された画像データは、ライン間補正メモリ123、124へ入力される。ライン間補正メモリ123、124は、3ラインCCDのBとG、BとRのライン数の画像データをメモリで遅延させ、BGRの読取画像の1ライン以上の位置合わせを行う。この位置あわせが行われた画像データは、ドット補正回路125に出力される。
【0046】
ドット補正回路125は、入力された画像データにおいてRGBデータの1ライン以内のドットのズレを補正する。
スキャナγ補正回路126は、このドットのずれが補正された画像データの反射率リニアデータをルックアップテーブル方式で補正する。
【0047】
この補正後の画像データは、第1ルートと第2ルートとに入力される。この第1ルートは、自動原稿色判定回路128と自動画像分離回路129とディレーメモリ127を介してRGBフィルタ、色変換処理、変倍処理、クリエイト130へ至るルートである。第2ルートは、画像データメモリへ至るルートである。
【0048】
上記画像データメモリは、例えば、スキャナ最大読取領域の画像データをRGB別に蓄積できるDRAMで構成することができる。例えば、1スキャンでRGBの画像データを取り込むこともでき、フルカラー重ね画像出力時やリピート複写時にはこの画像メモリから出力し第1ルートにもどることで対応できるようになっている。
【0049】
自動原稿色判定回路128は、ACS(有彩/無彩判定)処理を行う。
自動画像分離回路129は、像域分離(文字/網点)処理を行う。
上記ACS処理は、黒、及び灰色の判定を行う処理である。
上記像域分離処理は、エッジ判定(白画素と黒画素の連続性により判定)、網点判定(画像中の山/谷ピーク画素の繰り返しパターンにより判定)、写真判定(文字・網点外で画像データがある場合)を行う処理である。この処理が施されたデータは、文字及び印刷(網点)部、写真部の領域を判定される。この判定結果は、CPU101に伝えられ、後段のRGBフィルタ処理、色変換プリンタγ補正処理、YMCKフィルタ処理、階調処理などの処理でパラメータや係数の切り換えに使用される。
【0050】
画像データは、RGBフィルタ、色変換処理、変倍処理、クリエイト130に入力される。
RGBフィルタ(部)は、各RGBのMTF補正、平滑化、エッジ強調、スルー等のフィルタ係数を、前記した判定領域(判定結果)により切り換え、設定する。この画像データは、RGBフィルタ処理される。
また、この画像データは、色変換処理される。この色変換処理により、RGBデータからYMCK変換され、UCR、UCA処理を施される。
次いで、この画像データは、変倍処理(部)に入力され、主走査の画像データに対して拡大/縮小処理が行われる。画像表示部132への分岐はこの処理後に行われる。I/Fを介して画像表示部に接続されている。
クリエイト(部)は、クリエイト編集、カラー加工を行う。クリエイト編集では斜体、ミラー、影付け、中抜き処理等が施される。このカラー加工処理は、カラー変換、指定色消去、アンダーカラー等などの処理である。
【0051】
プリンタγ補正、YMCKフィルタ131は、上記判定領域(判定結果)に基づいてプリンタγ変換とフィルタ係数の設定する。
階調処理(部)は、ディザ処理を実行し、ビデオコントロール(部)は、書き込みタイミング設定や画像領域、白抜き領域の設定やグレースケールやカラーパッチ等のテストパターン発生することができる。そして、最終画像データを書き込み処理ユニット4のLD(レーザーダイオード)へ出力できるように処理されてLDへ出力する。
【0052】
各機能処理は、CPU101に接続されている。CPU101は、ROM102に格納されているプログラムとシステム制御部104の指示に基づき、各処理の設定と動作を制御する。
【0053】
なお、前記したように、本発明に係る画像形成装置は、フルカラーを再現できるものに限定されるものではない。すなわち、単色(モノトーン)のみ再現可能なものや複数色のみ再現可能な装置としてもよい。この場合、前記した構成要素からフルカラーを実現するために必要な要素を取り除いた構成により画像形成処理を行うことができる。
【0054】
次に、ライン間補正について詳述する。
3ラインCCDを使用した読み取り装置は、RGBの原稿読取位置が異なっている。そのため、3色の内の2色は、同一位置を読み取るのが最も遅い1色のを読み取るタイミングにあわせてそれぞれフィールドメモリに入力し、読み出しのタイミングを変える必要がある。つまり、電気的なディレーを与えて3色光の読み取り位置を合わせなければならない。これが整数ライン(1ライン以上)の補正になる。
【0055】
これに対してズーム変倍等を行った場合、1ライン未満の補正を行う必要が生じる。
1ライン未満の補正としては、注目ラインの前後のラインより補間処理することで値を算出することで行うことができる。本実施例ではドット補正で行うものとする。
なお、ライン間補正手段は、1ライン未満の補正(ドット補正)も行うことができるようにしてもよい。
【0056】
整数ライン(1ライン以上)の補正式を以下に示す。対Rのライン間隔=Rlno 、対Gのライン間隔=Glno とする。
Rln= floor ((A/100)*Rlno+1/16) ・・・(1)
Gln= floor ((A/100)*Glno+1/16) ・・・(2)
なお、Floor は小数点以下切り捨てを意味し、A は倍率を意味する。
【0057】
上記の補正値は、CPU101により演算処理され、タイミング回路112のライン間補正レジスタにセットされる。そして、リード信号は、この補正タイミングでライン間補正メモリ123、124に出力される。これによりR、Gの整数ラインの補正値が決定される。
【0058】
次に、ドット補正について、図11を参照しながら説明する。
1ライン以内の色ズレは、ドット補正(部)125で補正される。ここでは3次関数コンボリューション法により補完して算出する方法を説明する。
【0059】
ズレ量は、再サンプリング点位置精度を1/8ドットとした場合、0と1/8〜7/8となる。ここで、ズーム変倍をした場合のズレ量算出式は、下記式3、4のように示すことができる。すなわち、Bを基準にRとGを下式で求めたライン分だけ遅らす。
Figure 0003904385
なお、Floor は小数点以下切り捨てを意味し、A は倍率を意味する。
また、対Rのライン間隔=Rlno 、対Gのライン間隔=Glno とする。
【0060】
上記の補正値は、CPU101により演算処理され、バスラインを介してドット補正(部)125のドット補正レジスタに直接書き込まれる。そして、1ライン未満のライン補正(ドット補正)が行われる。
【0061】
このように、式1〜4に基づきズーム変倍時に1ラインの未満の補正を含めたライン間補正を行うことで、読み取り位置ズレによる分離不良を低減することが可能となる。
【0062】
すなわち、1ライン未満のライン補正(ドット補正)は、副走査方向に1ドット、主走査方向に±1ドット未満のずれに対する補正である。
上記3次願数コンボリューション法では、まず、図11(a)の注目点n1と、この次の点n2、2つ先のn3、および一つ前の(後ろの)点n0の4点のデータを用いて、n1とn2との間にある求める点(再サンプリング点)のデータn1’を計算する。
従って、図11(b)の符号80で示す領域のみをドット補正可能領域とするのではなく、n−1ラインを有することで、符号81で示す領域をも補正することが可能となる。さらには、n4ラインをもつことで、符号82で示す領域も補正することが可能となる。
上記補正係数の例を、図11(c)にあげる。
【0063】
本例はB基準でRが16ラインのライン間隔、Gが8ラインのライン間隔になるCCDを使用した場合であるが、例えば、B基準でRが8ラインのライン間隔、Gが4ラインのライン間隔になるCCDの場合でもRlno、Glnoをライン間隔にすることにより対応できる。また、基準の色が変わっても同様に考え方で対応できるのは言うまでもない。
【0064】
以下、本発明に係る副走査倍率微調方法について説明する。
図12は、スキャナのみで倍率調整する場合の動作を説明するためのフローチャートである。このスキャナでの倍率調整手段を、第1調整手段と表記する。
【0065】
このスキャナ(第1調整手段)は、等倍でスキャンを実行し(ステップS1)、内部のディスプレーエディタ、または外部のディスプレ等の表示装置へ画像を出力する(ステップS2)。次いで、倍率誤差値を算出する(ステップS3)。この算出方法としては、目視による手動計測により行うようにしてもよく、画像データによる自動計測を行うようにしてもよい。
【0066】
この倍率誤差値が規格値内である場合(ステップS4/YES)、この第1調整手段は、処理を終了する。本例では、この規格値を±0.1%以内とし、上記倍率誤差値がこの範囲内であれば調整を完了するものとする。
【0067】
上記倍率誤差値が規格外であれば(ステップS4/NO)、上記第1調整手段は、ユーザに誤差値を入力させる(ステップS5;ここでは、この誤差値をBとする。)。例えば、操作表示手段をSPモード(SPを変更可能とする画面)とし、SP調整の第1調整手段のみの副走査倍率微調整欄に調整値を入力させる。
【0068】
この第1調整手段は、この調整値から倍率値を算出し(ステップS6;上記誤差値Bから倍率値bを算出する。)、この値に対応したモータ駆動タイマ値を算出する(ステップS7;モータ駆動タイマ値b’の算出)。この計算方法は、公知の方法を用いることができる。例えば、デフォルトモータ駆動タイマ値に上記倍率値を乗算した値がモータ駆動タイマ値となる。
このモータ駆動タイマ値は、CPU101から第1調整手段モータドライバ107へ出力するPWMのパルス幅を決定する要因である。言い換えれば、基準となる一定速時のモータ駆動タイマ値をあらわす。
【0069】
その後は再スキャンを実行して(ステップS1)、倍率誤差が規格値(本例では±0.1%)に入るまでこの処理を繰り返し実行する(ステップS4)。
【0070】
ライン間補正(ドット補正含む)では、対Rのライン間隔(Rlno =16とする)、対Gのライン間隔(Glno =8とする。)のデフォルト値により調整される。第1調整手段のみの出力時はこの設定によって精度良く調整することが可能となる。
【0071】
次に、プリンタにおいても倍率調整を行う場合の調整方法を、図13を参照しながら詳細に説明する。以下、プリンタ側の倍率調整を行う手段を第2調整手段と表記する。
プリンタ込みの倍率調整はスキャナ(第1調整手段)のみの倍率調整実行後に行う必要がある。その理由は、スキャナ駆動系の誤差(駆動プーリ径、ワイヤ径等の誤差)を取り除く必要があるからである。
【0072】
そのため、まず、第2調整手段は、等倍でスキャンを実行し(ステップS11)、コピー画像を出力する(ステップS12)。そして、このコピー出力から倍率誤差値を算出する(ステップS13)。この誤差値は、目視による手動計測によって算出するようにしてもよく、画像取込による自動計測によって算出するようにしてもよい。
【0073】
この第2調整手段は、倍率誤差値が規格値内(本例では±0.1%以内)の場合(ステップS14/YES)、調整を終了する。
上記倍率誤差値が規格外であれば(ステップS14/NO)、ユーザに調整値を入力させる(ステップS15)。例えば、操作表示手段をSPモードへ移行し、SP調整のプリンタ込みの副走査倍率微調整欄に調整値を入力させる(ここでは、調整値をCとする。)。
【0074】
次いで、第2調整手段は、調整値Cから倍率値cを算出して(ステップS16)、この値cに対応した一定速度のモータ駆動タイマ値c’を算出する(ステップS17)。その後、ステップS11に戻り、再スキャンを実行してコピー画像の倍率誤差が規格値に入るまでこの処理を繰り返す(ステップS14)。
【0075】
この方法では、プリンタを含めた(込みの)倍率調整を行ったために、スキャナ側の走査速度がスキャナのみ倍率調整を行う場合とは異なったものとなる。従って、デフォルトの各ライン間隔と走査速度の関係が崩れてしまう。
このことは、各色の読み取り位置ズレを招き、ひいては分離不良を発生させてしまう。
【0076】
この分離不良は、自動原稿色判定回路128のACS(有彩/無彩判定)処理と自動画像分離回路129の像域分離(文字/網点)処理の不良をいう。
ACS処理は、黒、及び灰色の判定を行う。
像域分離処理は、エッジ判定(白画素と黒画素の連続性により判定)、網点判定(画像中の山/谷ピーク画素の繰り返しパターンにより判定)、写真判定(文字・網点外で画像データある場合)を行い、文字及び印刷(網点)部、写真部の領域を判定する。この判定結果は、CPU101を介してRGBフィルタ処理、色変換プリンタγ補正処理、YMCKフィルタ処理、階調処理の各処理のパラメータとして用いられたり、各係数を変更するために用いられる。
従って、分離不良が発生し、各判定結果が誤ったものとなってしまうと、画像は、著しく劣化したものとなってしまう。
【0077】
そこで、この不具合を防ぐために、上記第1調整手段および第2調整手段で算出した倍率b、cにより、デフォルトのライン間隔を仮想ライン間隔として変更する。
すなわち、下記式5、6で対R仮想ライン間隔と対g仮想ライン間隔を算出することができる。なお、本例では、デフォルトの対Rのライン間隔Rlno を16、対Gのライン間隔Glno を8として説明する。
対R仮想ライン間隔=c*Rlno ・・・(5)
対G仮想ライン間隔=c*Glno ・・・(6)
【0078】
ライン間補正(ドット補正含む)では、上記式5、6で算出されたの仮想ライン間隔を式1、2、3、4のデフォルトライン間隔(Rlno 、Glno )へ入力する。これにより、プリンタ込みの(まで含めた)倍率調整を行う場合であっても読み取り位置ズレによる分離不良を防止することができる。
【0079】
プリンタ込みの(を含めた)ライン間補正値が設定される流れを、図14のフローチャートを用いて説明する。
画像形成出力時(ステップS21/YES)、ライン間補正やドット補正は、仮想ライン間隔で行われる(ステップS22〜ステップS24)。
スキャナ出力時(ステップS21/NO)、ライン間補正やドット補正は、デフォルトライン間補正で行われる(ステップS25〜ステップS27)。
【0080】
図15は、SPモード時の操作表示部の設定画面例を示す。この設定画面には、SP調整での、スキャナのみの副走査倍率微調整設定欄、およびプリンタ込みの副走査倍率微調整設定欄を有する。
【0081】
この表示画面の+キーを押下されるたびに、調整値は、現状値よりO.1%ステップずつ加算される。また、―キーが押下されるたびに、0.1%ステップずつ減算する。なお、図示しないテンキーで直接、数値(調整値)が入力されるようにしてもよい。
【0082】
次に、より具体的なライン間補正・ドット補正の数値計算例を示す。
ここでは、、倍率100%、B_Rライン間16ライン、B_Gライン間8ライン、デフォルトモータ駆動タイマ値=1000とする。
【0083】
スキャナのみの倍率調整(第1調整手段)では、式1、2より、
Rln=16
Gln=8
となる。また、式3、4より、
Rda=0
Gda=0
SP調整のスキャナのみ副走査倍率微調整値B=+0.6%
倍率b=1.006
モータ駆動タイマ値b’
=デフォルトモータ駆動タイマ値*1.006
=1006
となる。
【0084】
プリンタ込みの倍率調整(第2調整手段)では、
SP調整のプリンタ込み副走査倍率微調整値C=2.3%
倍率c=1.023
モータ駆動タイマ値c’
=スキャナのみ時のモータ駆動タイマ値*1.023
=1029
となる。
【0085】
また、式5、6より、
対R仮想ライン間隔=c*Rlno=16.368
対G仮想ライン間隔=c*Glno=8.184
となる。
【0086】
式1、2に仮想ライン間隔を代入すると、
Rln=16(16.4305)
Gln=8(8.2465)
となる。
【0087】
さらに、式3、4も仮想ライン間隔を代入すると、
Rda=3/8
Gda=1/8
となる。
【0088】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、画像読み取り時の副走査方向の倍率誤差を調整することと、画像形成装置としての最終出力(コピー出力)において副走査方向の倍率誤差を調整することと、を明確に分けることによりそれぞれにおいて副走査倍率誤差精度を上げる効果がある。
また、読取装置側だけでプリンタ側の副走査倍率を調整できるので、プリンタ側の調整機構を省くことが可能となる。言い換えれば、大幅なコストダウンを図ることが可能となる。
【0089】
また、本発明によれば、読み取り位置ズレにより発生する分離不良を低減する効果がある。
複数ラインCCD(3ラインカラーCCD)を使用した場合、複数ラインの読み取り位置ズレを補正するためのライン間補正メモリが必要となる。変倍率に応じてライン間補正メモリの読み出しディレー量を制御しているが、副走査倍率誤差調整を行う場合はこのディレー量に対しても調整する有無が必要となる。本発明は、この調整有無により読み取り位置ズレにより発生する分離不良を低減させる。
これにより、画像を著しく劣化することがなくなる。
また、読取装置(部)だけでプリンタ側の副走査倍率を調整できるので、プリンタ(画像形成部)側の調整機構を省くことができるため、非常に容易な構成で、上述したような非常に優れた効果を得ることが可能となる。すなわち、大幅なコストダウンを図ることが可能となる。
【0090】
また、本発明によれば、画像形成装置の倍率調整(第2調整手段)においても第一調整手段の副走査速度の調整機構を使用することでコストアップすることなくコピー画像の倍率精度を上げることが可能となる。
画像形成装置の副走査の倍率は、書込系のライン書込周期と感光体駆動、中間転写ベルト駆動、用紙搬送系駆動(給紙、搬送、定着)の各駆動速度により決定される。これらの駆動系は負荷及び負荷変動は、大きく定められた回転速度を維持することは非常に難しい。この速度誤差をなくすには非常にコストがかかる。そのため、第1の調整手段を第2の調整手段に流用することで、容易に倍率精度を上げることが可能となる。
【0091】
また、本発明によれば、複雑化することなくコピー画像の倍率精度を上げることが可能となる。
画像形成装置の副走査の倍率は、書込系のライン書込周期と感光体駆動、中間転写ベルト駆動、用紙搬送系駆動(給紙、搬送、定着)の各駆動速度により決定される。これらの駆動系は、負荷及び負荷変動が大きいため、定められた回転速度を維持することは非常に難しい。この速度誤差をなくすには非常にコストがかかる。従って、画像形成装置の倍率調整(第2調整手段)においても第一調整手段の副走査速度の調整機構と複数ラインCCD(3ラインカラーCCD)特有のライン間補正手段を使用することでコストアップすることなくコピー画像の倍率精度を上げる効果がある。
【0092】
また、本発明によれば、複数ラインCCD(3ラインカラーCCD)を使用した場合、読み取り装置の絶対速度(等倍速度)を調整するため、走査速度とライン間隔補正量を適正化することが可能となる。その後、画像形成装置のコピー画像の倍率を調整する。このように走査速度の調整とライン間補正の調整を合わせて行うことで、分離不良が発生することなく複写倍率を高精度なものとすることが可能となる。
【0093】
また、本発明によれば、操作表示部のSPモード(サービス用調整モード)より調整値を入力することが可能となる。従って、スキャナ系、プリンタ系のそれぞれの駆動系部品交換された場合に生じる倍率誤差変動に対して対応できる用になる。特に、プリンタ系は、経時的に(稼働すると)クリーニング等の負荷が増して倍率誤差が増大する場合がある。このような場合に、適切な調整値を再入力することで倍率誤差を低減することが可能となる。
【0094】
また、本発明によれば、プリンタ部(画像形成部)自体の倍率誤差が発生しないディスプレー等の画像表示装置出力時には読み取り精度の倍率誤差を低減する設定し、プリンタ部(画像形成部)自体の倍率誤差が大きい画像形成装置出力時にはプリンタ部の倍率誤差を補正する読み取り副走査倍率を変更することでコピー画像の倍率を高精度に設定することが可能となる。
【0095】
また、本発明によれば、複数ラインCCD(3ラインカラーCCD)を使用した場合、3ラインの位置ズレによる分離不良を防ぐことが可能となる。
【0096】
また、本発明によれば、ライン間補正、ドット補正処理を実ライン間隔を仮想ライン間隔とするという簡潔な処理で行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の一全体構成例を示す図である。
【図2】画像表示ユニットの一内部構成を示す機能ブロック図である。
【図3】画像表示ユニットの一外観を示す図である。
【図4】操作部ユニットの一形態を示す図である。
【図5】液晶表示画面(LCD)の一例を示す。
【図6】液晶表示画面(LCD)の一例を示す。
【図7】タッチパネル検出回路の一例を示す回路図である。
【図8】タッチパネル検出回路における一設定例を示す。
【図9】操作部ユニットの一構成を示すブロック図である。
【図10】画像読取装置の一内部構成例を示すブロック図である。
【図11】ドット補正方法を説明するための図である。
【図12】本発明によるスキャナのみの倍率調整方法を説明するためのフローチャートである。
【図13】本発明によるスキャナとプリンタを含めた倍率調整方法を説明するためのフローチャートである。
【図14】本発明によるプリンタを含めた場合のライン間補正値設定処理を説明するためのフローチャートである。
【図15】本発明による操作表示部の表示例を示す。
【符号の説明】
1 システム制御ユニット
2 画像読み取りユニット(スキャナ)
3 画像処理ユニット
4 画像書き込みユニット
5 操作部ユニット
6 複写機機構部
7 画像表示ユニット
8 ドラムユニット
9 中間転写部
10 現像部
11 給紙部
12 定着部
21 FIFO(ラインバッファ)
22 DRAM(画像データメモリ)
23 CPU
24 VRAM(ビデオメモリ)
25 LCDC(LCDコントローラ)
26 LCD(液晶パネル)
27 ROM
28 SRAM
29 シリアルレベル変換
30 画像データレベル変換(ドライバー/レシーバー)
31 キーボード
32 ディスプレイ
33 カーソル
34 スケール
41 テンキー
42 モードクリア/予熱キー
43 割り込みキー
44 画質調整キー
45 プログラムキー
46 プリントスタートキー
47 クリア/ストップキー
48 エリア加工キー
49 輝度調整つまみ
50 タッチパネルキー
51 初期設定キー
60 アドレスラッチ
61 CPU(V50)
62 アドレスデコーダ
63 ROM
64 RAM
65 ROM
66 光トランシーバ
67 LCDコントローラ
68 LEDドライバ
69 キーボード
70 タッチパネル(アナログ)
71 LCDモジュール
72 システムリセット
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 システム制御部
105 操作表示部
106 I/O
107 モータドライバ
108 パルスモータ
109 ランプレギュレータ
110 ハロゲンランプ
111 3ラインCCD
112 タイミング回路
113 エミッタホロワ(R用)
114 エミッタホロワ(G用)
115 エミッタホロワ(B用)
116 アナログ処理回路(R用)
117 アナログ処理回路(G用)
118 アナログ処理回路(B用)
119 A/Dコンバータ(R用)
120 A/Dコンバータ(G用)
121 A/Dコンバータ(B用)
122 シェーディング補正回路(RGB)
123 ライン間補正メモリ(R用)
124 ライン間補正メモリ(G用)
125 ドット補正回路(RGB)
126 スキャナγ補正(RGB)
127 ディレーメモリ(RGB)
128 自動原稿色判定回路
129 自動画像分離回路
130 RGBフィルタ、色変換回路、変倍処理回路、クリエイト
131 プリンタγ補正回路、書き込み処理回路
132 画像表示部

Claims (11)

  1. 画像読取部と、画像形成部と、を有する画像形成装置であって、
    前記画像読取部は、
    入射された光をアナログ信号へ変換する光電変換手段と、
    原稿に光を照射し、該原稿からの反射光を前記光電変換手段へ導く光学系と、
    前記光学系を前記原稿の副走査方向に走査させるスキャナモータと、
    前記アナログ信号をデジタル画像データへ変換する変換手段と、
    前記画像読取部の副走査倍率誤差補正を行う第一の調整手段と、
    前記画像形成装置の最終出力にあわせた副走査倍率誤差補正を行う第二の調整手段と、
    を有し、
    前記画像形成部は、前記デジタル画像データ画像形成を行う画像形成手段を有し
    前記第一の調整手段と、前記第二の調整手段と、は、前記スキャナモータの回転速度を調整し、前記副走査倍率誤差補正を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像読取部と、画像形成部と、を有する画像形成装置であって、
    前記画像読取部は、
    入射された光を所定の色毎にアナログ信号へ変換する複数ラインCCDと、
    原稿に光を照射し、該原稿からの反射光を前記複数ラインCCDへ導く光学系と、
    前記光学系を前記原稿の副走査方向に走査させるスキャナモータと、
    前記各色のアナログ信号を、各色のデジタル画像データへ変換する変換手段と、
    前記各色のデジタル画像データドット補正、およびライン間補正を行う補正手段と、
    前記画像読取部の副走査倍率誤差補正を行う第一の調整手段と、
    前記画像形成装置の最終出力にあわせた副走査倍率誤差補正を行う第二の調整手段と、
    を有し、
    前記画像形成部は、
    前記デジタル画像データ画像形成を行う画像形成手段を有し
    前記第一の調整手段と、前記第二の調整手段と、は、前記スキャナモータの回転速度を調整し、前記副走査倍率誤差補正を行うことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記第一の調整手段と、前記第二の調整手段と、は、前記スキャナモータのPWMパルスを調整し、前記回転速度を調整することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記第二の調整手段は、
    前記第一の調整手段により前記副走査倍率誤差補正を行った状態で、前記デジタル画像データの画像形成を行った後に、前記スキャナモータの回転速度を調整し、前記副走査倍率誤差補正を行うことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第一の調整手段前記第二の調整手段の少なくとも一つの調整手段は、ユーザからの指示に基づき、前記副走査倍率誤差補正を行うことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 画像形成が行われない場合に前記第二の調整手段を動作させない手段をさらに有することを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記補正手段は、
    前記複数ラインCCDの実ライン間隔に基づき算出される仮想ライン間隔を用いて、前記各色のデジタル画像データのドット補正、およびライン間補正を行うことを特徴とする請求項2から6の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 画像読取部と、画像形成部と、を有する画像形成装置で行う制御方法であって、
    前記画像読取部は、
    入射された光をアナログ信号へ変換する光電変換手段と、
    原稿に光を照射し、該原稿からの反射光を前記光電変換手段へ導く光学系と、
    前記光学系を前記原稿の副走査方向に走査させるスキャナモータと、
    前記アナログ信号をデジタル画像データへ変換する変換手段と、
    を有し、
    前記画像形成部は、前記デジタル画像データの画像形成を行う画像形成手段を有し、
    前記画像読取部の副走査倍率誤差補正を行う第一の調整工程と、
    前記画像形成装置の最終出力にあわせた副走査倍率誤差補正を行う第二の調整工程と、を前記画像形成装置が行い、
    前記第一の調整工程と、前記第二の調整工程と、は、前記スキャナモータの回転速度を調整し、前記副走査倍率誤差補正を行うことを特徴とする制御方法。
  9. 画像読取部と、画像形成部と、を有する画像形成装置で行う制御方法であって、
    前記画像読取部は、
    入射された光を所定の色毎にアナログ信号へ変換する複数ラインCCDと、
    原稿に光を照射し、該原稿からの反射光を前記複数ラインCCDへ導く光学系と、
    前記光学系を前記原稿の副走査方向に走査させるスキャナモータと、
    前記各色のアナログ信号を、各色のデジタル画像データへ変換する変換手段と、
    を有し、
    前記画像形成部は、
    前記デジタル画像データの画像形成を行う画像形成手段を有し、
    前記画像読取部の副走査倍率誤差補正を行う第一の調整工程と、
    前記画像形成装置の最終出力にあわせた副走査倍率誤差補正を行う第二の調整工程と、
    前記各色のデジタル画像データのドット補正、およびライン間補正を行う補正工程と、を前記画像形成装置が行い、
    前記第一の調整工程と、前記第二の調整工程と、は、前記スキャナモータの回転速度を調整し、前記副走査倍率誤差補正を行うことを特徴とする制御方法。
  10. 画像読取部と、画像形成部と、を有する画像形成装置で実行させる制御プログラムであって、
    前記画像読取部は、
    入射された光をアナログ信号へ変換する光電変換手段と、
    原稿に光を照射し、該原稿からの反射光を前記光電変換手段へ導く光学系と、
    前記光学系を前記原稿の副走査方向に走査させるスキャナモータと、
    前記アナログ信号をデジタル画像データへ変換する変換手段と、
    を有し、
    前記画像形成部は、前記デジタル画像データの画像形成を行う画像形成手段を有し、
    前記画像読取部の副走査倍率誤差補正を行う第一の調整処理と、
    前記画像形成装置の最終出力にあわせた副走査倍率誤差補正を行う第二の調整処理と、を前記画像形成装置に実行させ、
    前記第一の調整処理と、前記第二の調整処理と、は、前記スキャナモータの回転速度を調整し、前記副走査倍率誤差補正を行うことを特徴とする制御プログラム。
  11. 画像読取部と、画像形成部と、を有する画像形成装置で実行させる制御プログラムであって、
    前記画像読取部は、
    入射された光を所定の色毎にアナログ信号へ変換する複数ラインCCDと、
    原稿に光を照射し、該原稿からの反射光を前記複数ラインCCDへ導く光学系と、
    前記光学系を前記原稿の副走査方向に走査させるスキャナモータと、
    前記各色のアナログ信号を、各色のデジタル画像データへ変換する変換手段と、
    を有し、
    前記画像形成部は、
    前記デジタル画像データの画像形成を行う画像形成手段を有し、
    前記画像読取部の副走査倍率誤差補正を行う第一の調整処理と、
    前記画像形成装置の最終出力にあわせた副走査倍率誤差補正を行う第二の調整処理と、
    前記各色のデジタル画像データのドット補正、およびライン間補正を行う補正処理と、 を前記画像形成装置に実行させ、
    前記第一の調整処理と、前記第二の調整処理と、は、前記スキャナモータの回転速度を調整し、前記副走査倍率誤差補正を行うことを特徴とする制御プログラム。
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