JP4116821B2 - パンツ型おむつ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はパンツ型おむつに関し、詳しくは、パンツ型おむつ前駆体の中央域に体液を吸収する吸収体を積層して折り畳み、このパンツ型おむつ前駆体の端縁を接合してパンツ型に成形したおむつに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のおむつとしては、例えば図12に示すようなものがある(特開平6‐296638号参照)。同図はおむつを展開したシートを示している。このシートaは山型の切欠部bを左右の側縁に形成するとともに、前身ごろcと後身ごろdに跨って吸収体eを配置してある。そして、シートaを上下に折り畳み、その側縁部fを接合して胴周り開口とレッグ開口を形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このおむつは、前身ごろcと後身ごろdの両端を接合してあるため、剛性のある接合ラインfが胴周り開口からレッグ開口にかけて存在し、着用者の胴周りや脚周りに違和感を生じることになる。
【0004】
また、この種のおむつは、吸収体が平坦状となっているため、便等の排泄物が着用者の肌へ付着し易い。このため、本発明者らは、トップシートと、バックシートと、これら両シートの間に介在する吸収体とで構成され、後胴周り域から股下域へ延びるV字状の凹欠部を形成して、この凹欠部を接合して、排泄物をおむつの内部に収容、保持するポケット(凹陥部)を形成した使い捨ておむつを開示している(特開2000-225143号公報)。
【0005】
しかしながら、この発明では、ポケットを作るために、積層パネルを後胴周り域から股下域にかけてV字状に切断して凹欠部を形成する工程とこの凹欠部の側縁部どうしを互いに固着して接合する工程が必要であり、おむつを成形すると同時にポケットを形成できなかった。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑み、足繰りの違和感を解消するとともに、着用性を改良し、しかもおむつを形成すると同時に排泄物を収容、保持するポケットが形成されるパンツ型おむつを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決するために、本発明者らは、外装を構成する外面シートと、着用者に接する内面シートと、前記夫々のシートの一部を収縮させる弾性部材と、着用者の足が貫通する一対のレッグ開口と、を具備するパンツ型おむつ前駆体をおむつ前駆体の線対称軸を対称軸として左右に折り畳み、その端縁を接合することにより、左右身ごろの胴周り部に接合部を有しないパンツ型おむつが得られると同時に排泄物を収容、保持するポケットが形成できることを見出し、本発明を完成するに至ったのである。
【0008】
更に言えば、本発明に係るパンツ型おむつに関し、本発明はパンツ型おむつ前駆体に予め一対のレッグ開口を設け、この一対のレッグ開口の中間を左右に折り畳んで、その端縁を接合するという発想がないところに提供されたものである。
【0009】
より具体的には、本発明は、以下のようなものを提供する。
【0010】
(1) 外装を構成する外面シートと、着用者に接する内面シートと、体液を吸収する吸収体と、前記内面シート及び外面シートのいずれか一方もしくは両方に設けられ、夫々のシートの一部を収縮させる弾性部材と、着用者の足が貫通する一対のレッグ開口と、を具備するパンツ型おむつであって、パンツ型おむつの前身ごろ又は後身ごろにおいて、レッグ開口を避けて胴周り開口から股間部に至る接合部を備えていることを特徴とするパンツ型おむつを提供する。
【0011】
本発明のパンツ型おむつによれば、接合部が前身ごろ又は後身ごろにおいて、レッグ開口を避けて胴周り開口から股間部に至るように設けられている。このため、胴周りや脚周りの違和感もないことになる。
【0012】
尚、本発明において、前身ごろとは、パンツ型おむつを正面から見た際の腹側を意味し、後身ごろは前身ごろの反対側の背側を意味する。
【0013】
(2) 前記接合部は、前記前身ごろ又は前記後身ごろの中央部において、パンツ型おむつの着用方向に伸びている連続した筋状のものであることを特徴とする(1)に記載のパンツ型おむつを提供する。
【0014】
本発明のパンツ型おむつによれば、接合部が前身ごろ又は後身ごろの中央部において、パンツ型おむつの着用方向に伸びている連続した筋状のものとしている。このため、接合部は前身ごろ又は後身ごろで胴周り開口から股間に向けて直線状に設けられているので、着用していても違和感がない。
【0015】
(3) 矩形の一辺を双子山型状にした略W字状の一枚布状のものからなるパンツ型おむつ前駆体であって、胴周り部分になるプレ胴周り部分と、レッグ開口部分になるプレレッグ開口部分と、股間部分になるプレ股間部分と、を備え、更に以下のようなものを備えるパンツ型おむつ前駆体を提供する。
▲1▼前記プレ胴周り部分は、矩形状の部分として存在しており、該プレ胴周り部分には、弾性部材が伸長した状態で配設される。
▲2▼前記プレレッグ開口部分は、穴として存在しており、前記パンツ型前駆体の線対称軸を対称軸として、対称な位置に存在する。
▲3▼前記プレ股間部分は、矩形状の前記プレ胴周り部分の下縁から延出した双子山型状の部分として存在している。
【0016】
本発明のパンツ型おむつ前駆体は、矩形の一辺を双子山型状にした略W字状の一枚布状のもので、胴周り部分になるプレ胴周り部分と、レッグ開口部分になるプレレッグ開口部分と、股間部分になるプレ股間部分と、を備え、更に、プレ胴周り部分は、矩形状の部分として存在しており、このプレ胴周り部分には、弾性部材が伸長した状態で配設されている。また、プレレッグ開口部分は、パンツ型前駆体の線対称軸を対称軸として、対称な位置に穴として形成されている。また、プレ股間部分は、矩形状のプレ胴周り部分の下縁から延出した双子山型状の部分として有している。
【0017】
このため、このパンツ型おむつ前駆体に吸収体をプレレッグ開口部分の中間部からプレ股間部分の下縁に沿って配設し、パンツ型おむつ前駆体をその前駆体の線対称軸を対称軸として左右に折り畳み、プレ胴周り部分の側縁及び双子山型状のプレ股間部分の下縁どうしを接合することにより、胴周り開口が形成されてパンツ型おむつが成形されることになる。また、一対のプレレッグ開口部分の中間部(おむつ前駆体の線対称軸の対称軸)で折り畳んで接合するので、接合部がおむつの後身ごろ又は前身ごろに形成されることになる。
【0018】
尚、本発明において、パンツ型おむつ前駆体とは、パンツ型おむつを成形する前の部材であり、パンツ型おむつの接合部を剥がして展開したものを意味する。また、プレレッグ開口部分の穴とは、パンツ型おむつ前駆体をパンツ型おむつに成形した際に、レッグ開口を形成するものであって、円形等の形状に開口されたものの他に単なる切れ目(スリット)も含む。
【0019】
(4) 略半円形状をしており、略半円形の弦の略中央部に切込部を備えた一枚布状のものからなるパンツ型おむつ前駆体であって、胴周り部分になるプレ胴周り部分と、レッグ開口部分になるプレレッグ開口部分と、股間部分になるプレ股間部分と、を備え、更に以下のようなものを備えるパンツ型おむつ前駆体を提供する。
▲1▼前記プレ胴周り部分及び前記プレ股間部分は、略半円形状の弧の部分として存在しており、該プレ胴周り部分には、弾性部材が伸長した状態で配設される。
▲2▼前記プレレッグ開口部分は、穴として存在しており、前記パンツ型前駆体の線対称軸を対称軸として、対称な位置に存在する。
【0020】
本発明のパンツ型おむつ前駆体は、略半円形状をしており、略半円形の弦の中央部に切込部を備えた一枚布状のもので、胴周り部分になるプレ胴周り部分と、レッグ開口部分になるプレレッグ開口部分と、股間部分になるプレ股間部分と、を備え、更に、プレ胴周り部分及びプレ股間部分は、略半円形状の弧の部分として存在しており、プレ胴周り部分には、弾性部材が伸長した状態で配設され、プレレッグ開口部分は、パンツ型おむつ前駆体の線対称軸を対称軸として、対称な位置に穴として形成されている。
【0021】
このため、このパンツ型おむつ前駆体に吸収体をプレレッグ開口部分の中間部から半円形の弦に沿って配設し、パンツ型おむつ前駆体をその前駆体の線対称軸を対称軸として左右に折り畳み、半円形の弦の端縁どうしを接合することにより、胴周り開口が形成されてパンツ型おむつが成形されることになる。また、一対のプレレッグ開口部分の中間部(おむつ前駆体の線対称軸の対称軸)で折り畳んで接合するので、接合部がおむつの後身ごろ又は前身ごろに形成されることになる。
【0022】
(5) 略矩形状をしており、その下縁中央部に延出する略台形状の凸部分を有している一枚布状のものからなるパンツ型おむつ前駆体であって、胴周り部分になるプレ胴周り部分と、レッグ開口部分になるプレレッグ開口部分と、股間部分になるプレ股間部分と、を備え、更に以下のようなものを備えるパンツ型おむつ前駆体を提供する。
▲1▼前記プレ胴周り部分は、矩形状の部分として存在しており、該プレ胴周り部分には、弾性部材が伸長した状態で配設される。
▲2▼前記プレレッグ開口部分は、前記プレ胴周り部分と前記プレ股間部分に亘った山型の切欠部として存在しており、前記略台形状の凸部分を挟んで存在する。
▲3▼前記プレ股間部分は、矩形状の前記プレ胴周り部分の下縁中央部から延出する略台形状の凸部分として存在する。
【0023】
本発明のパンツ型おむつ前駆体は、略矩形状をしており、その下縁中央部に延出する略台形状の凸部分を有している一枚布状略半円形状のもので、胴周り部分になるプレ胴周り部分と、レッグ開口部分になるプレレッグ開口部分と、股間部分になるプレ股間部分と、を備え、更に、プレ胴周り部分は、矩形状の部分として存在しており、プレ胴周り部分には、弾性部材が伸長した状態で配設されている。また、プレレッグ開口部分は、プレ胴周り部分とプレ股間部分に亘った山型の切欠部として存在しており、略台形状の凸部分を挟んで両側に存在している。また、プレ股間部分は、矩形状のプレ胴周り部分の下縁中央部から延出する略台形状の凸部分として存在している。
【0024】
このため、このパンツ型おむつ前駆体に吸収体上半分をプレレッグ開口部分、すなわち両切り欠部間の中間部に配設し、パンツ型おむつ前駆体をその前駆体の線対称軸を対称軸として左右に折り畳み、プレ胴周り部分の側縁及びプレ股間部部分とプレ胴周り部分との下縁どうしを接合することにより、胴周り開口及びレッグ開口が形成されてパンツ型おむつが成形されることになる。また、一対のプレレッグ開口部分の中間部(おむつ前駆体の線対称軸の対称軸)で折り畳んで接合するので、接合部がおむつの後身ごろ又は前身ごろに形成されることになる。
【0025】
(6) 前記吸収体は、長手方向の中央部から一端縁にかけて幅方向に2分割され、該吸収体の非分割部が前記前身ごろで前記一対のレッグ開口の中間部に配置されるとともに、該吸収体の分割部が前記後身ごろの略中央部で前記接合部を挟んだ両側に接合部に沿って配置されていることを特徴とする(1)又は(2)に記載のパンツ型おむつを提供する。
【0026】
本発明のパンツ型おむつによれば、吸収体が長手方向の中央部から一端縁にかけて幅方向に2分割され、吸収体の非分割部が後身ごろの中央部で接合部を挟んだ両側(接合部の左右)に接合部に沿って配置されている。
【0027】
このため、後身ごろの中央部に接合部を有し、この接合部を挟んで接合部の左右に吸収体の分割部が配設されているので、おむつ前駆体からパンツ型おむつを成形する際の接合によって吸収体が引っ張られて、後身ごろの股間部に吸収体による膨らみ部が形成される。この膨らみ部によって、大便等の排泄物が着用者の人体に触れないように収納・保持されることになる。
【0028】
(7) 前記吸収体は、長手方向の中央部から一端縁にかけて幅方向に2分割され、該吸収体の非分割部が前記後身ごろの略中央部に配置されるとともに、該吸収体の分割部が前記前身ごろの前記レッグ開口の中間部で前記接合部を挟んだ両側に接合部に沿って配置されていることを特徴とする(1)又は(2)に記載のパンツ型おむつを提供する。
【0029】
本発明のパンツ型おむつによれば、吸収体が長手方向の中央部から一端縁にかけて幅方向に2分割され、吸収体の非分割部が後身ごろの中央部に配置されると共に、吸収体の分割部が前身ごろのレッグ開口の中間部で接合部を挟んだ両側(接合部の左右)に接合部に沿って配置されている。
【0030】
このため、前身ごろの中央部に接合部を有し、この接合部を挟んだ両側に接合部の吸収体の分割部が配設されているので、おむつ前駆体からパンツ型おむつを成形する際の接合によって吸収体が引っ張られて、前身ごろの股間部に吸収体による膨らみ部が形成される。この膨らみ部によって、男性器を収めることが可能となり、排尿時の尿漏れを減少させることができる。
【0031】
(8) 前記吸収体は、前記股間部を経由して前身ごろと後身ごろに跨るように配置されて、前記接合部を覆ったことを特徴とする(1)又は(2)に記載のパンツ型おむつを提供する。
【0032】
本発明のパンツ型おむつによれば、吸収体は、股間部を経由して前身ごろと後身ごろに跨るように配置されて、接合部を覆った形で配設されている。このため、接合部の上面にも吸収体が存在ため、接合部からの尿等の体液が滲み出る恐れがなくなる。
【0033】
(9) 前記吸収体は、その端縁に防漏襞が全長に亘って配設されたものであることを特徴とする(6)から(8)いずれか記載のパンツ型おむつを提供する。
【0034】
本発明のパンツ型おむつによれば、吸収体は予め吸収体の長手側端に防漏襞を全長に亘って配設されている。このため、おむつに配設された吸収体は、レッグ開口側の端縁に長手方向の中央部から全長に亘って防漏襞が形成されることになり、尿等の排泄物が漏れ出るのを更に防止できることになる。
【0035】
(10) 前記弾性部材は、前記プレ胴周り部分の上端縁に沿って伸長状態で配設されることを特徴とする(3)又は(5)に記載のパンツ型おむつ前駆体を提供する。
【0036】
本発明のパンツ型おむつによれば、弾性部材はおむつ前駆体の前記プレ胴周り部分の上端縁に沿って伸長状態で配設されている。このため、おむつ前駆体を折り畳んで、その側縁どうしを接合して胴周り開口が形成された際に、弾性部材が収縮して胴周り部を弾性化するので、着用時に着用者の肌にフィットすることになる。尚、この弾性部材はウエスト周り域と胴周り域とでは伸長度を違えることが好ましい。これにより、ウエスト周り域と胴周り域との締め付け度合が違ってくるので、着用者の体型によりフィットすることになる。
【0037】
(11) 前記弾性部材は、前記プレ胴周り部分の外周縁に沿って伸長状態で配設されることを特徴とする(4)に記載のパンツ型おむつ前駆体を提供する。
【0038】
本発明のパンツ型おむつによれば、弾性部材はおむつ前駆体の前記プレ胴周り部分の外周縁に沿って伸長状態で配設されている。このため、おむつ前駆体を折り畳んで、略半円形の弦の課縁どうしを接合してパンツ型おむつが成形された際に、弾性部材が収縮して胴周り部を弾性化するので、着用時に着用者の肌にフィットすることになる。尚、この弾性部材はウエスト周り域と胴周り域とでは伸長度を違えることが好ましい。これにより、ウエスト周り域と胴周り域との締め付け度合が違ってくるので、着用者の体型によりフィットすることになる。
【0039】
(12) 前記弾性部材は、前記プレレッグ開口部分の周縁に沿って伸長状態で配設されることを特徴とする(3)又は(4)に記載のパンツ型おむつ前駆体を提供する。
【0040】
本発明のパンツ型おむつによれば、弾性部材はおむつ前駆体のプレレッグ開口部分の周縁に沿って伸長状態で配設されている。このため、おむつ前駆体を折り畳んで、プレ胴周り部分の側縁及びプレ股間部分の下縁を接合してパンツ型おむつが成形された際に、弾性部材が収縮してレッグ開口域を弾性化するので、着用時に着用者の脚にフィットすることになる。
【0041】
(13) 前記弾性部材は、前記プレ胴周り部分と前記プレ股間部分に亘った山型の切欠部の周縁に沿って伸長状態で配設されることを特徴とする(5)に記載のパンツ型おむつ前駆体を提供する。
【0042】
本発明のパンツ型おむつによれば、弾性部材はおむつ前駆体のプレ胴周り部分とプレ股間部分に亘った山型の切欠部の周縁に沿って伸長状態で配設されている。このため、おむつ前駆体を折り畳んで、プレ胴周り部分の側縁どうし及びプレ胴周り部分の下縁とプレ股間部分の下縁とを接合してパンツ型おむつが成形された際に、レッグ開口が形成されると共に、弾性部材が収縮してレッグ開口域を弾性化するので、着用時に着用者の脚にフィットすることになる。
【0043】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の実施形態について、図に基づいて詳細に説明する。
【0044】
図1は本発明に係る第1の実施形態のパンツ型おむつを展開した状態を示す展開平面図であり、図2は第1の実施形態のパンツ型おむつを正面から見た概略斜視図であり、図3は本発明に係る第1の実施形態のパンツ型おむつを背面から見た概略斜視図であり、図4は本発明に係る第1の実施形態のパンツ型おむつを側面から見た概略斜視図であり、図5は図2の変形例を示す概略斜視図であり、図6は図1に示す第1の実施形態のパンツ型おむつにおいて、防漏襞を配置する場合の説明図であり、図7は図6を成形したパンツ型おむつの平面図であり、図8は第2の実施形態のパンツ型おむつを展開した状態を示す展開平面図であり、図9は第2の実施形態のパンツ型おむつを正面から見た概略斜視図であり、図10は第3の実施形態のパンツ型おむつを展開した状態を示す展開平面図であり、図11は第3の実施形態のパンツ型おむつを正面から見た概略斜視図である。
【0045】
[第1の実施形態]
図1は本発明に係る第1の実施形態のパンツ型おむつを展開して示している。
【0046】
同図において、1はパンツ型おむつ前駆体で、外面シート2と内面シート3で構成され、パンツ型おむつ前駆体1は帯状のプレ胴周り部分4と双子山型状に形成されたプレ股間部分5,5とからなる。プレ股間部分5,5はおむつ前駆体の線対称軸を対称軸として、左右対称な山型に形成されていて、プレ胴周り部分4の下縁全体から延出している。プレ股間部分5,5にはプレレッグ開口部分6がパンツ型おむつ前駆体1の線対称軸を対称軸として、対称な位置でプレ胴周り部分4に跨って略卵型状の穴として形成されている。
【0047】
7は吸収体で、液不透過性のバックシートと液透過性のトップシートとこれらシート間に挟持された吸収性コアとから構成され、その長手方向の中央部から一端縁にかけて幅方向に2分割されている。この吸収体7は非分割部7aをプレ胴周り部分4の中央部に吸収体の長手方向を上下方向に向けて配置されるとともに、分割部7bのそれぞれをプレ股間部分5の下縁に沿って配置される。
【0048】
外面シート2の上面には内面シート3が接合してあり、この内面シート3の上面には吸収体7が積層・接着されている。また、プレ胴周り部分4の上縁部に沿った左右方向及びプレレッグ開口部分6の周縁近傍には弾性部材8が伸長状態で配置されている。尚、この際プレ胴周り部分4に配設される弾性部材8はウエスト周り域と胴周り域とで伸長率を違えることが好ましい。これによって、ウエスト周り域と胴周り域との締め付け度合が違ってくるので、着用者の体型によりフィットすることになる。
【0049】
尚、本明細書において、左右方向とは、パンツ型おむつ前駆体1の線対称軸の方向をY方向とし、このY方向に直交する方向をX方向とした場合のX方向を意味する。また、ウエスト周り域とは、身体の腰骨から上にフィットするおむつの部位を意味し、胴周り域とは、身体の腰骨から股間部にかけてフィットするおむつの部位を意味する。また、前身ごろとは、身体の腹側となるおむつの部位を意味し、後身ごろとは、身体の背側となるおむつの部位を意味する。
【0050】
前記パンツ型おむつ前駆体1からパンツ型おむつを成形する場合、パンツ型おむつ前駆体1の表面に吸収体7を上記のように吸収体7の非分割部7aをプレ胴周り部分4の中央部に吸収体の長手方向を上下方向に向けて配置するとともに、分割部7bのそれぞれをプレ股間部分5の下縁に沿って配設し、プレ胴周り部分4を対称軸(中心線Y―Y)で左右に折り畳んで、プレ股間部分5,5を重ね合わせ、プレ胴周り部分の側縁4aどうし及びプレ股間部分の下縁5aどうしを接合して胴周り開口13を形成する。この接合法としては熱や超音波等により融着するか、ホット型接着剤等で接着する等が挙げられる。
【0051】
図2はこのようにして成形されたパンツ型おむつを示している。おむつ9には、後身ごろの中央部を胴周り開口13から股間部12にかけて縦方向に直線状に延びて、胴周り開口13から股間部12に至る接合部10が形成されている。
【0052】
この接合部10は、詳しくは図4に示すように、股間部12を通過して前身ごろの胴周り部11との境界まで達している。また、吸収体7は股間部12を経由して前身ごろと後身ごろに跨るように配置されている。この吸収体7は図2及び図3に示すように、前身ごろの胴周り部11と股間部12では非分割部が配置され、後身ごろの胴周り部11と股間部12では接合部10の左右両側に分割部が配置されている。このように吸収体7が分割され、かつ股間部12が湾曲形成されているため、後身ごろの股間部(図4の点線枠A内)では、外面シート2及び内面シート3が吸収体7によって押し出され、この部分に膨らみ部15が生じている。
【0053】
このパンツ型おむつ9は、剛性のある接合部10がレッグ開口14を避けて、後身ごろの中央を縦方向に延びているので、着用者の身動きによって、胴周りや脚周りに違和感を生じさせたりすることがない。
【0054】
また、接合部10が胴周り開口13の両端から離れた後身ごろの中央部にあるので、おむつ着用の際、接合部10が邪魔になることはなく、胴周り開口13を広げ易くなる。また、その際、接合部10が着用者の身体に引っ掛かることもない。
【0055】
更に、後身ごろの股間部に膨らみ部15が生じて、吸収体7と着用者の肌との間に空間が形成されるため、大便等の排泄物をこの空間に収容されるので、着用者の肌への付着を減少させることができる。また、前身ごろの吸収体7aは尿等の体液を吸収し易い平面になっている。このため、尿には尿の、便には便の理想的な吸収構造が確立できるのである。
【0056】
ところで、図5に示すように接合部10を前身ごろ側に配置してもよい。この場合、吸収体7の分割部7bが前身ごろ側に配置されるので、前身ごろの股間部に膨らみ部15ができることになる。これによって、この膨らみ部15に男性器が収められて、排尿時の尿漏れを減少させることができる。
【0057】
また、予め、吸収体7の長手両側縁に防漏襞16を全長に亘って配設しておいてもよい。この吸収体7の長手両側縁に沿って取り付けると、防漏襞16が図6に示すように吸収体7とおむつ前駆体1のプレ胴周り部分4の境界に沿って配置されることになる。これをパンツ型おむつ9に成形された場合は、防漏襞16の先端が接合部10側で閉じられて、平面的に見ると、図7に示すような略U字型になる。なお、防漏襞16の先端には弾性部材8が伸長状態で配置されており、パンツ型おむつ9に成形された際、防漏襞16が立ち上がることになる。この防漏襞16を設けることにより、尿等の体液が吸収体7から漏れ出るのをより防止できるという効果を奏する。
【0058】
このパンツ型おむつを構成する部材である外面シート2及び内面シート3は通気性の不織布が好ましく、より好ましくは、疎水性の不織布が好ましい。例えば、ポリプロピレン製等のスパンボンド不織布、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等の繊維より構成されるスルーエアー不織布、スパンレース不織布等が挙げられる。また、エラストマーやコポリマーを含んだ伸縮性や伸張性を有する不織布や伸縮性フィルムとの複合シートを用いてもよい。更に、外面シート2と内面シート3との間に不透液性のプラスチックフィルムを挿入してもよい。
【0059】
また、吸収体7は、液不透過性バックシートと液透過性トップシートの間に、矩形もしくは砂時計型の吸収性コアが、その長手方向の中央部から一端縁にかけて幅方向に2分割された形で挟持された構成である。液不透過性バックシートは、撥水処理された不織布や、微細孔を有する透湿性プラスチックフィルム、あるいはこれらの積層体であり、液透過性トップシートには不織布が通常用いられる。吸収性コアは、解繊パルプと、高吸収性ポリマーを併用したものが好ましく、そのほか、セルロース繊維、熱可塑性樹脂、熱融着性繊維等が混合され熱処理されたものが好ましい。尚、いくつかの層が積層された形の吸収体にあっては、高吸収性ポリマーの存在位置は、その上層、中層、下層のいずれであってもよく、パルプと均一に混合させてあってもよい。高吸収性ポリマーは、自重の20倍以上の液体を吸収して保持し得る性能を有し、ゲル化する性質を有するものが好ましく、このような高吸収性ポリマーとしては、デンプン−アクリル酸(塩)グラフト共重合体、デンプン−アクリロニトリル共重合体のケン化物、ナトリウムカルボキシメチルセルロースの架橋物、アクリル酸(塩)重合体などが好ましい。
【0060】
また、弾性部材8としては、天然または合成ゴム製やポリウレタン製の糸状ゴム,平ゴム,リボン状の弾性体、熱収縮性素材、吸水収縮性繊維など、それぞれ伸縮自在の弾性を有するものであれば特に制限されない。
【0061】
[第2の実施形態]
図8は本発明に係る第2の実施形態のパンツ型おむつを展開して示している。なお、以下の実施形態では第1の実施形態と同一の構成要素には同一符号を付し説明を省略する。
【0062】
20は第2の実施形態のパンツ型おむつのパンツ型おむつ前駆体で、上述の第1の実施態様と同様に液不透過性の外面シート2と液透過性の内面シート3で構成され、略半円形状の外形を有し、この略半円形の弦の略中央部がV字状の切込部21を備えた一枚布状のものであって、プレ胴周り部分4及びプレ股間部分5は、略半円形状の弧の部分として存在しており、略半円形状の弧の外方側に位置するプレ胴周り部分4には、弾性部材が伸長状態で配設されている。また、この弧の内方側に位置するプレレッグ開口部分6は、パンツ型おむつ前駆体20の線対称軸(中心線Y―Y)を対称軸として、対称な位置にプレ胴周り部分からプレ股間部分に跨って略三ヶ月状の穴として形成されている。そして、プレ胴周り部分4の上縁部に沿った左右方向及びプレレッグ開口部分6の周縁近傍には弾性部材8が伸長状態で配置されている。尚、プレレッグ開口部分6の形状は、略三ヶ月状には限定されず、円形、楕円形等の形状や単なる切れ目(スリット)であってもよい。
【0063】
尚、本実施形態でのパンツ型おむつの前駆体20は略半円形の弦の略中央部にV字状の切込部21を備えているが、この切込部はこれに限定されず、例えば弦の中心から対称軸Y―Y方向に延びるスリット状のものや鋭頭、鈍頭のU字状であってもよい。
【0064】
このパンツ型おむつ前駆体20からパンツ型おむつ9を成形する場合、長手方向の中央部から一端縁にかけて幅方向に2分割されている吸収体7の非分割部7aが前記パンツ型おむつ前駆体20の対称軸に沿って、吸収体7の長手方向を上下方向に向けて配置されるとともに、分割部7bのそれぞれが略半円の弦の端縁20aに沿って配置されている。
【0065】
吸収体7が配設されたパンツ型おむつ前駆体20を中心線Y−Yで左右方向に半分に折り畳み、略半円形の弦の端縁20aを接合して胴周り開口13が形成される。
【0066】
図9はこのようにして成形されたパンツ型おむつ9を示している。おむつ9は、胴周り部11が股間部12に向かって窄んだ形状になっている。そして、接合部10は、前身ごろに胴周り開口13から股間部12に亘って形成されている。また、吸収体7は股間部12を経由して前身ごろと後身ごろに跨るように配置されている。そして、前身ごろの胴周り部11と股間部12に亘って接合部10の両側には吸収体7の分割部が配置され、後身ごろの中央部には吸収体7の非分割部が配設されている。このように吸収体7が分割され、かつ股間部12が接合により湾曲形成されているため、前身ごろの股間部では、外面シート2及び内面シート3が吸収体7によって押し出され、この部分に膨らみ部を生じている。
【0067】
[第3の実施形態]
図10は本発明に係る第3の実施形態のパンツ型おむつを展開して示している。なお、以下の実施形態では第1の実施形態と同一の構成要素には同一符号を付し説明を省略する。
【0068】
30は第3の実施形態のパンツ型おむつのパンツ型おむつ前駆体で、液不透過性の外面シート2と液透過性の内面シート3で構成され、パンツ型おむつ前駆体30は略矩形状をしており、その下縁中央部が延出する略台形状の凸部分を有している一枚布状のもので、略矩形状のプレ胴周り部分31と、プレ胴周り部分31の下縁中央部から延出する台形のプレ股間部分32とからなる。そして、このプレ胴周り部分31の上縁部に沿って左右方向には弾性部材8が伸長状態で配置されている。また、プレ胴周り部分31の下縁には山型の切欠部33がプレ股間部分32の左右に隣接して形成されており、これら切欠部33の周縁に弾性部材8が伸長状態で配置されている。
【0069】
このパンツ型おむつ前駆体30からパンツ型おむつを成形する場合には、パンツ型おむつ前駆体30のプレ胴周り部分31の中間部に吸収体7の長手の略上半分を配設し、パンツ型おむつ前駆体30を対称軸(中心線Y―Y)で左右に折り畳んで、プレ胴周り部分31の側縁31aどうしを接合して胴周り開口13を形成し、プレ股間部分32の下縁32aとプレ胴周り部分31の下縁31bとを接合してレッグ開口14を形成する。
【0070】
図11はこのようにして成形されたパンツ型おむつを示している。
【0071】
このおむつ9では、プレ股間部分32の下縁32aとプレ胴周り部分31の下縁31bとを接合してなる接合部10'が前身ごろの股間部12を左右方向(横方向)に延びるとともに、プレ胴周り部分31の側縁31aどうしを接合してなる接合部10が前身ごろの中央部を上下方向(縦方向)に直線状に延びて、胴周り開口13から股間部の接合部10'に達している。また、吸収体7は分割されていないので、前身ごろ及び後身ごろのいずれの股間部12にも膨らみ部を生じることがなく、衣類着用時のシルエットが良くなる。更に、吸収体7が接合部10を覆っているので、接合部から尿等の体液が滲み出るのを防止できる。
【0072】
以上、第1乃至第3のいずれの実施形態においても、吸収体7は内面シート3の上面に配設され、シートに接合されているが、これに限定されず、外面シート2と内面シート3の間に配設され、シートに接合されたものであってもよい(図示せず)。この際に使用する内面シートとしては液透過性の不織布が好ましい。更に、内面シート3として、外面シート2と略同大同形状として、略中央域に吸収体7に略相当する開口部を有するものであってもよい(図示せず)。この場合の内面シートは疎水性の不織布が好ましい。このように、内面シート3に開口部を形成すると吸収体7が内面シート3から露出する形となるので、吸収体の長手両端縁に防漏襞を全長に配設されたもの等にした際に好適である。
【0073】
尚、本発明のパンツ型おむつは、上記実施形態に制限されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。また、パンツ型おむつの形態やこれらの素材等も、上記実施形態に制限されるものではない。
【0074】
【発明の効果】
本発明によれば、接合部がレッグ開口を避けて、胴周り開口から股間部に延びているので、着用者の胴周りや脚周りに違和感を生じさせることがないとともに、接合部が胴周り開口の両端から離れた箇所に配置されるので、胴周り開口を広げる際、接合部が邪魔になることはなく、着用が容易になる。
【0075】
また、接合部に吸収体の一部を2つに分割した分割部が配設されると、接合部の股間部に吸収体の膨らみ部が生じて、吸収体と着用者の肌との間に空間が形成されるので、大便等の排泄物をこの空間に収容でき、着用者の肌への付着を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る第1の実施形態のパンツ型おむつを展開した状態を示す展開平面図である。
【図2】 第1の実施形態のパンツ型おむつを正面から見た概略斜視図である。
【図3】 本発明に係る第1の実施形態のパンツ型おむつを背面から見た概略斜視図である。
【図4】 本発明に係る第1の実施形態のパンツ型おむつを側面から見た概略斜視図である。
【図5】 図2の変形例を示す概略斜視図である。
【図6】 図1に示す第1の実施形態のパンツ型おむつにおいて、防漏襞を配置する場合の説明図である。
【図7】 図6を成形したパンツ型おむつの平面図である。
【図8】 第2の実施形態のパンツ型おむつを展開した状態を示す展開平面図である。
【図9】 第2の実施形態のパンツ型おむつを正面から見た概略斜視図である。
【図10】 第3の実施形態のパンツ型おむつを展開した状態を示す展開平面図である。
【図11】 第3の実施形態のパンツ型おむつを正面から見た概略斜視図である。
【図12】 従来のパンツ型おむつの展開平面図である。
【符号の説明】
1 パンツ型おむつ前駆体
2 外面シート
3 内面シート
4 プレ胴周り部分
5 プレ股間部分
6 プレレッグ開口部分
7 吸収体
7a 非分割部
7b 分割部
8 弾性部材
9 パンツ型おむつ
10,10' 接合部
11 胴周り部
12 股間部
13 胴周り開口
14 レッグ開口
15 膨らみ部
16 防漏襞
20 パンツ型おむつ前駆体
21 切込部
30 パンツ型おむつ前駆体
31 プレ胴周り部分
32 プレ股間部分
33 切欠部
Claims (13)
- 外装を構成する外面シートと、着用者に接する内面シートと、体液を吸収する吸収体と、前記内面シート及び外面シートのいずれか一方もしくは両方に設けられ、夫々のシートの一部を収縮させる弾性部材と、着用者の足が貫通する一対のレッグ開口と、を具備するパンツ型おむつであって、
パンツ型おむつの前身ごろ又は後身ごろにおいて、レッグ開口を避けて胴周り開口から股間部に至る接合部を備えていることを特徴とするパンツ型おむつ。 - 前記接合部は、前記前身ごろ又は前記後身ごろの略中央部において、パンツ型おむつの着用方向に伸びている連続した筋状のものであることを特徴とする請求項1に記載のパンツ型おむつ。
- 矩形の一辺を双子山型状にした略W字状の一枚布状のものからなるパンツ型おむつ前駆体であって、
胴周り部分になるプレ胴周り部分と、レッグ開口部分になるプレレッグ開口部分と、股間部分になるプレ股間部分と、を備え、更に以下のようなものを備えるパンツ型おむつ前駆体。
▲1▼ 前記プレ胴周り部分は、矩形状の部分として存在しており、該プレ胴周り部分には、弾性部材が伸長した状態で配設される。
▲2▼ 前記プレレッグ開口部分は、穴として存在しており、前記パンツ型おむつ前駆体の線対称軸を対称軸として、対称な位置に存在する。
▲3▼ 前記プレ股間部分は、矩形状の前記プレ胴周り部分の下縁から延出した双子山型状の部分として存在している。 - 略半円形状をしており、略半円形状の弦の略中央部に切込部を備えた一枚布状のものからなるパンツ型おむつ前駆体であって、
胴周り部分になるプレ胴周り部分と、レッグ開口部分になるプレレッグ開口部分と、股間部分になるプレ股間部分と、を備え、更に以下のようなものを備えるパンツ型おむつ前駆体。
▲1▼ 前記プレ胴周り部分及び前記プレ股間部分は、略半円形状の弧の部分として存在しており、該プレ胴周り部分には、弾性部材が伸長した状態で配設される。
▲2▼ 前記プレレッグ開口部分は、穴として存在しており、前記パンツ型前駆体の線対称軸を対称軸として、対称な位置に存在する。 - 略矩形状をしており、その下縁中央部が延出する略台形状の凸部分を有している一枚布状のものからなるパンツ型おむつ前駆体であって、
胴周り部分になるプレ胴周り部分と、レッグ開口部分になるプレレッグ開口部分と、股間部分になるプレ股間部分と、を備え、更に以下のようなものを備えるパンツ型おむつ前駆体。
▲1▼ 前記プレ胴周り部分は、矩形状の部分として存在しており、該プレ胴周り部分には、弾性部材が伸長した状態で配設される。
▲2▼ 前記プレレッグ開口部分は、前記プレ胴周り部分と前記プレ股間部分に亘った山型の切欠部として存在しており、前記略台形状の凸部分を挟んで存在する。
▲3▼ 前記プレ股間部分は、矩形状の前記プレ胴周り部分の下縁中央部から延出する略台形状の凸部分として存在する。 - 前記吸収体は、長手方向の中央部から一端縁にかけて幅方向に2分割され、該吸収体の非分割部が前記前身ごろで前記一対のレッグ開口の中間部に配置されるとともに、該吸収体の分割部が前記後身ごろの略中央部で前記接合部を挟んだ両側に接合部に沿って配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のパンツ型おむつ。
- 前記吸収体は、長手方向の中央部から一端縁にかけて幅方向に2分割され、該吸収体の非分割部が前記後身ごろの略中央部に配置されるとともに、該吸収体の分割部が前記前身ごろの前記レッグ開口の中間部で前記接合部を挟んだ両側に接合部に沿って配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のパンツ型おむつ。
- 前記吸収体は、前記股間部を経由して前記前身ごろと前記後身ごろに跨るように配置されて、前記接合部を覆ったことを特徴とする請求項1又は2に記載のパンツ型おむつ。
- 前記吸収体は、該吸収体の長手側縁に防漏襞が全長に亘って配設されたものであることを特徴とする請求項6から8いずれか記載のパンツ型おむつ。
- 前記弾性部材は、前記プレ胴周り部分の上端縁に沿って伸長状態で配設されることを特徴とする請求項3又は5に記載のパンツ型おむつ前駆体。
- 前記弾性部材は、前記プレ胴周り部分の外周縁に沿って伸長状態で配設されることを特徴とする請求項4に記載のパンツ型おむつ前駆体。
- 前記弾性部材は、前記プレレッグ開口部分の周縁に沿って伸長状態で配設されることを特徴とする請求項3又は4に記載のパンツ型おむつ前駆体。
- 前記弾性部材は、前記プレ胴周り部分と前記プレ股間部分に亘った山型の前記切欠部の周縁に沿って伸長状態で配設されることを特徴とする請求項5に記載のパンツ型おむつ前駆体。
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