JP4115765B2 - 押圧支持リングを設けた金型装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外形抜された被打抜き片をかしめ積層して積層鉄心を製造する押圧支持リングを設けた金型装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、予めプレス加工工程で所定の加工がなされた被打抜き材から外形抜きされた鉄心片(被打抜き片)を順次、かしめ積層して積層鉄心を形成する金型装置として、図5に示すような押圧支持リングを設けた金型装置70が知られている。
押圧支持リングを設けた金型装置70においては、パンチ71と内面の円周方向に沿って波状の凸凹が形成されたダイ72により、被打抜き材73から外形打抜きされた被打抜き片74を受け台75を備えた受け手段で受けながら、ダイ72及びダイ72の直下に連接して配置された押圧支持リング76内にてかしめ積層するように構成されている。この構成では、押圧支持リング76の内径dは被打抜き片74の外径D(被打抜き片74の凸凹の凸部の最外隣接円の直径)より僅かに小さく形成されており、ダイ72によって波状の凸凹が外周面に形成された被打抜き片74を押圧支持リング76に嵌入させることによって発生する摩擦力に基づく側圧により被打抜き片74の把持力を確保している。なお、図5中の符号77は被打抜き材73をダイ72に押し付けて固定するストリッパーを表している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の押圧支持リングを設けた金型装置70は、それなりの作用効果があるが、十分に満足し得ると言えないのが実情である。
例えば、被打抜き片74を外形抜きして、かしめ積層する場合、被打抜き片74の波状の凸凹の凸部と押圧支持リング76との摩擦力に基づく把持力により、かしめ積層力を受けることになるので、被打抜き片74と押圧支持リング76との局部的な側圧が極めて大きくなり、過大な局部応力により押圧支持リング76にクラックや割れが発生することが懸念される。
また、押圧支持リング76にクラックや割れが発生すると、抜き込まれてくる被打抜き片74を把持する力が弱くなり、この結果、密接度よくかしめ積層することができず、積層鉄心である製品が不良となる。
さらに、前記押圧支持リング76に発生した割れの発見が遅れると、パンチ71やダイ72等を損傷させ、生産をストップさせるという恐れもある。
【0004】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、パンチとダイにより抜き込まれた被打抜き片を確実に把持してかしめ積層し、クラックや割れが発生する恐れがなく、しかも積層不良や生産の停止の問題を解消できる押圧支持リングを設けた金型装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う本発明に係る押圧支持リングを設けた金型装置は、パンチをダイ内に進退させ被打抜き片の外形を抜き、ダイの内側面に連接された押圧支持リングに抜き込み被打抜き片をかしめ積層する金型装置であって、押圧支持リングは周方向に複数の分割押圧支持リングに分割され、分割押圧支持リングの内側面には被打抜き片の抜き込み方向同一高さ位置の凹凸の凸部が被打抜き片の厚みの2〜6倍の幅にて形成され、各分割押圧支持リングはその軸心に向かって進退可能で、ダイの内側面よりさらに内側に突出可能である。これによって、外形抜きされた被打抜き片は、ダイの内側面より内側に突出し被打抜き片の抜き込み方向同一高さ位置に形成された凹凸の凸部により支持されるので、かしめに必要な把持力を受け、強固にかしめられ、一方、分割押圧支持リングは前記凹凸の凹部に被打抜き片が当接せず、被打抜き片から張り力を受けず、クラックや割れが防止される。また、過大なかしめ力が作用した場合に、分割押圧支持リングの内側面がダイの内側面まで後退することができる。
【0006】
本発明に係る押圧支持リングを設けた金型装置において、分割押圧支持リングの内側面に形成された凹凸の凸部は前記ダイの内側面に対して一定の突出高さを有することもできる。これによって、通過する被打抜き片の周囲に突出した凸部によって均等な押圧力が働き、各被打抜き片を均等に支持できる。結果として分割押圧支持リングの内側面にかしめ力が均等に作用することになる。なお、各分割押圧支持リングの前記凹凸は、打ち抜き方向に複数形成されているのが好ましい。
本発明に係る押圧支持リングを設けた金型装置において、分割押圧支持リングの内側面を摺動可能で、積層される被打抜き片を支持する受け台を設けることもできる。これによって、分割押圧支持リングの負荷を小さくできると共に、分割押圧支持リングの損傷等により被打抜き片を分割押圧支持リングにより支持することができない場合でも、受け台により確実に支持することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
ここに、図1は本発明の一実施の形態に係る押圧支持リングを設けた金型装置を適用したプレス加工工程の説明図、図2は同押圧支持リングを設けた金型装置を適用したプレス加工金型の模式断面図、図3は同押圧支持リングを設けた金型装置の断面図、図4は図3の矢視I−I断面図である。
【0008】
図1〜図3を参照して、本発明の一実施の形態に係る押圧支持リングを設けた金型装置10を備えたプレス加工金型60を使用したプレス加工工程について説明する。なお、図2に示すプレス加工金型60は模式的に表され、範囲A〜Fはそれぞれ、図1に示すステーションA〜Fに対応しており、各ステーションでの加工作業は、以下の通りである。
(ステーションA)
長尺状の厚さt、例えば、0.15〜0.35mm程度の薄い鋼板からなる被打抜き材11の幅方向の両端部にパイロット用のガイドホール12が形成される。
【0009】
(ステーションB)
内形13を打抜き形成する。なお、内形抜きした領域から、例えば、回転子鉄心片を打抜き形成することもできる。この場合、回転子鉄心片を打抜きするためのパンチとダイを有することは言うまでもない。
(ステーションC)
スロット抜きを行って周方向に複数(本実施の形態では8個)のスロット孔14が形成される。
(ステーションD)
磁極の先端抜きを行って8個の磁極の先端部15が形成される。
【0010】
(ステーションE)
8個の磁極にそれぞれ、1個の内かしめ部16と、内かしめ部16の外側に2個の外かしめ部17が形成される。なお、最下層に配置される最初の被打抜き片19の内かしめ部16及び外かしめ部17は貫通孔に形成され、それ以降の被打抜き片19の内かしめ部16及び外かしめ部17には、前記貫通孔又は先行する被打抜き片19のかしめ突起の背面側凹みに係合可能なかしめ突起が形成される。
(ステーションF)
押圧支持リングを設けた金型装置10のパンチ18及びダイ20により、被打抜き材11から外形打抜きされた被打抜き片19が順次、かしめ積層されて積層鉄心(図示せず)が作製される。
【0011】
次に、図3及び図4を参照して押圧支持リングを設けた金型装置10について説明する。
図3に示すように、押圧支持リングを設けた金型装置10は、ステーションA〜Eで所定の加工がなされた被打抜き材11から被打抜き片19を外形打抜きするパンチ18及びダイ20と、被打抜き材11をダイ20に押し付けて固定するストリッパー21と、パンチ18を介して被打抜き材11をかしめ積層する、ダイ20の直下に連接された押圧支持リング22とを備えている。以下、これらについて詳しく説明する。
【0012】
図3及び図4に示すように、押圧支持リング22はリング板状のダイ20の内側面に連接されており、周方向に複数(本実施の形態では4個)の分割押圧支持リング23〜26に分割されている。各分割押圧支持リング23〜26は円筒が周方向に4等分された円筒分割部27〜30と、円筒分割部27〜30の外面の中央部に設けられた進退用楔部31〜34とを有している。
隣り合う分割押圧支持リング23〜26が分割面で当接した状態の押圧支持リング22の内径面には、被打抜き片19の抜き込み方向35同一高さ位置に凹凸の凸部36が形成されており、また、該凹凸の凸部36は抜き込み方向に複数、例えば、本実施の形態では6個形成されているが、その数は適宜にできる。各分割押圧支持リング23〜26は半径方向に移動可能に(即ち、その軸心に向かって進退可能に)構成されている。
【0013】
図3に示すように、進退用楔部31、33(32、34も同じ)は側面視して、外側に沿って上方に傾斜した傾斜面37が形成されており、進退用楔部31、33の傾斜面37に当接する傾斜面38を備えたスライドカム39がロッド40を介して進退駆動手段の一例である油圧シリンダー41に連結されている。なお、進退用楔部31〜34は半径方向に水平に進退可能に金型本体42にガイドされていると共に、進退用楔部31〜34に対応する各スライドカム39も抜き込み方向35に進退可能に金型本体42にガイドされている。かかる構成によって、4個の油圧シリンダー41を同時に駆動してロッド40を抜き込み方向35と逆方向に移動すると、分割押圧支持リング23〜26は半径方向に内側に移動し、図3、図4に示すように、隣り合う円筒分割部27〜30の両端面が当接して円筒体を形成するようになっている。
【0014】
図3及び図4に示す各分割押圧支持リング23〜26は、隣り合う円筒分割部27〜30の両端面が当接して円筒体を形成した状態を表しており、この円筒体において、各分割押圧支持リング23〜26の内側面に形成された凹凸の凸部36は、ダイ20の内径面43よりさらに内側に突出している。図3の拡大図に示すように、分割押圧支持リング23(24〜26も同じ)の各凸部36は一定の高さhに形成されている。また、分割押圧支持リング23(24〜26も同じ)の凹部45と凸部36の軸方向のピッチPが同じに形成されている。(P/2)の幅を備えた凸部36の凸面46(押圧支持リング22の内径面と同じ)はダイ20の内径面43から突出している。
【0015】
凸部36と同じ(P/2)の幅を備えた凹部45の凹面47と凸面46までの距離hが、凸部36の高さ又は凹部45の深さを表している。凸部36及び凹部45の幅(P/2)は被打抜き片19の厚さtの2〜6倍程度としている。これによって、ダイ20の内側面から凸部36の凸面(内周面)46の突出高さを略均等に、例えば1/1000mm〜1.5mmで確保することが可能となる。なお、この突出高さは被打抜き片19の材質、大きさ、厚みによって変わり、結局は被打抜き片の弾性変形限度内の突出高さになり、本発明は前記数字に決められる突出高さに限定されるものではない。
なお、図3に示すように、分割押圧支持リング23〜26の凸部36がダイ20の内径面43より内側に突出した状態で、凸部36の凸面46に沿って摺動可能な受け台48が受けシリンダー49に連結されている。受け台48はかしめ積層される複数の被打抜き片19を支持することができる。ここで、受け手段は受け台48及び受けシリンダー49を備えている。
【0016】
次いで、本発明の一実施の形態に係る押圧支持リングを設けた金型装置10を用いて積層鉄心を製造する方法及び作用について、図を参照しながら説明する。
なお、プレス加工金型60のステーションAからステーションEまでの加工工程は、既に終了しているものとし、ステーションFにおける加工作業のみを説明する。また、最下層となる被打抜き片19は、ステーションEにおいて、内かしめ部16及び外かしめ部17は貫通孔に形成され、それ以降の被打抜き片19については、この貫通孔又は先行する被打抜き片19のかしめ突起の背面側凹みを介してかしめ積層されるかしめ突起が形成されているものとする。
【0017】
(1)各油圧シリンダー41のロッド40を伸長して、各スライドカム39及び進退用楔部31〜34を介して分割押圧支持リング23〜26を内側に、即ち、図3及び図4に示す位置に移動させて、円筒分割部27〜30の分割面を当接する。
(2)なお、各油圧シリンダー41には、かしめ積層作業中は常時、油圧が作用しており、過負荷が作用すると分割押圧支持リング23〜26を半径方向外側に広げて、分割押圧支持リング23〜26や被打抜き片19の破損や損傷を防止している。
(3)受けシリンダー49を駆動して受け台48をダイ20側に移動させ、受け台48の上面50が、押圧支持リング22の上面51より僅かに受けシリンダー49側(下側)になるように位置決めする。
【0018】
(4)パンチ18及びダイ20を作用させ、外形抜きした最下層となる被打抜き片19の周縁部が押圧支持リング22の上面51の周縁部、即ち、最上段の凸部36の上面51の周縁部に掛止する。
(5)押圧支持リング22の最上段の凸部36で受けた最下層となる被打抜き片19の上に、パンチ18及びダイ20により外形抜きした第2層の被打抜き片19をかしめ積層する。この際、パンチ18によるかしめ力は被打抜き片19を介して押圧支持リング22の凸部36の上面51及び凸部36の凸面46で負担し、以降も基本的には受け台48ではかしめ力を負担しないようになっている。
(6)本実施の形態では、最下層及び第2層の被打抜き片19がかしめ積層されたものが、押圧支持リング22の凸部36の凸面46で支持された状態で、第3層の被打抜き片19をかしめ積層する。
【0019】
(7)以降、前記(6)を繰り返して、第4層〜第N層の被打抜き片19を順次、かしめ積層して所定の厚さを有する積層鉄心を製作する。
(8)各油圧シリンダー41の油圧を抜くと、積層鉄心からの反力により分割押圧支持リング23〜26が外側に移動する。
(9)積層鉄心は受け台48に落下し、積層鉄心が載置された受け台48を受けシリンダー49により下降した後、排出手段(図示せず)を介してこの積層鉄心を外部に取り出す。
【0020】
押圧支持リングを設けた金型装置10においては、順次かしめ積層される被打抜き片19の周縁部を、ダイ20の内径面より突出した押圧支持リング22の凹凸の凸部36の上面51及び凸面46全体で均等に掛止すると共に、押圧支持リング22の内径面が凹凸に形成された構造となっているので、凸部36によりかしめに必要な被打抜き片19の把持力を得られると共に、凹部45には被打抜き片19が当接せず、当該被打抜き片19から張り力を受けないので、押圧支持リング22全体として受ける張り力が半減し、クラックや割れを確実に防止することができる。
【0021】
本発明は前記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲での変更は可能であり、例えば、前記したそれぞれの実施の形態や変形例の一部又は全部を組み合わせて本発明の押圧支持リングを設けた金型装置を構成する場合にも本発明は適用される。
前記実施の形態においては、押圧支持リング22の内径面に形成された凸部36は一定の高さhとしたが、これに限定されず、必要に応じて、半径方向で(場合によっては軸心方向で)凸部の高さを変えることもできる。
【0022】
分割押圧支持リング23〜26の内径面を摺動可能で、被打抜き片19を支持する受け台48を設けたが、これに限定されず、必要に応じて、受け台48を省略することもできる。
被打抜き片19の外形を円状としたが、これに限定されず、対象物、状況に応じて、その他の形状(例えば、楕円状、角状)でも構わない。
各分割押圧支持リング23〜26の内径面に形成された凹凸の凸部36と凹部45の軸方向のピッチ(P/2)を同じとしたが、これに限定されず、ピッチを変えても構わない。また、凹部45の断面形状を矩形としたが、これに限定されず、その他の形状とすることもできる。
【0023】
【発明の効果】
請求項1〜3記載の押圧支持リングを設けた金型装置においては、外形抜きされた被打抜き片は、ダイの内側面より内側に突出し被打抜き片の抜き込み方向同一高さ位置に形成された分割押圧支持リングの凹凸の、被打抜き片の厚みの2〜6倍の幅を有する凸部と当接し、かしめに必要な把持力を受けた下で強固にかしめられる。一方、分割押圧支持リング内に抜き込まれた被打抜き片は、受けた把持力の反作用として張り力を前記分割押圧支持リングに及ぼすが、該張り力は前記凹凸の凹部には作用せず、当該分割押圧支持リング全体からみると半減し、クラックや割れが防止され、しかも積層不良や生産の停止の問題を解消できる。また、過大なかしめ力が作用した場合に、分割押圧支持リングの内側面がダイの内側面まで後退することができるので、分割押圧支持リングのクラックや割れの発生を確実に防止でき、安定した操業ができる。
【0024】
特に、請求項2記載の押圧支持リングを設けた金型装置においては、分割押圧支持リングの内側面にかしめ力が均等に作用するので、品質のより積層鉄心を製造することができる。
請求項3記載の押圧支持リングを設けた金型装置においては、分割押圧支持リングの負荷を小さくできるので、分割押圧支持リングクラックや割れが発生する恐れがなくなると共に、分割押圧支持リングの破損等により被打抜き片を分割押圧支持リングにより支持することができない場合でも、受け台により確実に支持することができるので、生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る押圧支持リングを設けた金型装置を適用したプレス加工工程の説明図である。
【図2】同押圧支持リングを設けた金型装置を適用したプレス加工金型の模式断面図である。
【図3】同押圧支持リングを設けた金型装置の断面図である。
【図4】図3の矢視I−I断面図である。
【図5】従来例に係る押圧支持リングを設けた金型装置の断面図である。
【符号の説明】
10:押圧支持リングを設けた金型装置、11:被打抜き材、12:ガイドホール、13:内形、14:スロット孔、15:先端部、16:内かしめ部、17:外かしめ部、18:パンチ、19:被打抜き片、20:ダイ、21:ストリッパー、22:押圧支持リング、23〜26:分割押圧支持リング、27〜30:円筒分割部、31〜34:進退用楔部、35:抜き込み方向、36:凸部、37:傾斜面、38:傾斜面、39:スライドカム、40:ロッド、41:油圧シリンダー、42:金型本体、43:内径面(内側面)、45:凹部、46:凸面、47:凹面、48:受け台、49:受けシリンダー、50:上面、51:上面、60:プレス加工金型

Claims (3)

  1. パンチをダイ内に進退させ被打抜き片の外形を抜き、前記ダイの内側面に連接された押圧支持リングに抜き込み前記被打抜き片をかしめ積層する金型装置であって、
    前記押圧支持リングは周方向に複数の分割押圧支持リングに分割され、前記分割押圧支持リングの内側面には前記被打抜き片の抜き込み方向同一高さ位置の凹凸の凸部が前記被打抜き片の厚みの2〜6倍の幅にて形成され、前記各分割押圧支持リングはその軸心に向かって進退可能で、前記ダイの内側面よりさらに内側に突出することを特徴とする押圧支持リングを設けた金型装置。
  2. 請求項1記載の押圧支持リングを設けた金型装置において、前記分割押圧支持リングの内側面に形成された前記凹凸の凸部は前記ダイの内側面に対して一定の突出高さを有することを特徴とする押圧支持リングを設けた金型装置。
  3. 請求項1及び2のいずれか1項に記載の押圧支持リングを設けた金型装置において、前記分割押圧支持リングの内側面を摺動可能で、積層される前記被打抜き片を支持する受け台を設けたことを特徴とする押圧支持リングを設けた金型装置。
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