JP4115443B2 - 輪転機の折り装置 - Google Patents
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Description
針24は、針軸24aに組み付けられた針アーム24bの先端に取り付けてあり、折胴5の所定の回転位相位置において該折胴5の周面から出入りする。すなわち、この針24は、ウェブ3が鋸刃22と鋸刃受23とで切断される直前の位置で折胴5の表面から飛び出してウェブ3の先端を刺し、該ウェブ3を折胴5の外周面に沿って回転移送する機能を持つ。
折ブレード25は 折胴5に組み込まれた折軸25aに固設され、折胴5の所定の回転位相位置において該折胴5の周面から出入りする。これにより、折胴5の直下位置で該折胴5に巻きつけられたウェブ3は、この折ブレード25によって一対の折り込みローラ1,1の間に押し込まれて、その中央から二つ折りにされる。
折胴5の真下において折ブレード25により押し込まれたウェブ3は、折り込みローラ1,1により狭持されて、該ウェブ3の流れ方向に対し直角に横折りされ、折帳6として図5に示す羽根車7に移送される。羽根車7は、折り込みローラ1,1を介して移送された折帳6を順次受け取り、それらを所定ピッチで排紙コンベア26上へ並べる機能を有する。
また、折り込みローラ1,1によるウェブ3の狭持の不確実性に起因してウェブ3の移送開始タイミングが遅れた場合には、折帳6の後部に次の折帳6が衝突して端折れが増大するとともに、折り姿勢に狂いを生じることになる。
前記位相調整手段は、現運転条件における前記目標回転位相を調整する目標回転位相調整手段を備えることができる。また、前記位相調整手段は、前記目標回転位相を前記目標回転位相調整手段で調整された目標回転位相に更新する手段を備えることができる。
これにより 連続して形成される折帳と折り込みローラ1,1の円周方向位置との関係を常に同一状態にすることができる。
P10-2=xtanβ10-2(1)
P10-3=xtanβ10-3(2)
と表わされ、また、折り込みローラ1,1の位相変化(回転角(ラジアン))は、(2P10-2/mZ10-2)(Z10-3/Z12)+(2P10-3/mZ12) (3)
と表わされる。
ポテンショメータ33は、ねじ軸29の回転位置、すなわち折り込みローラ1,1の回転位相を電気的に検知するために設けたものである。
上記鋸胴4と折胴5によって切断された図6に示すウェブ3は、折り込みローラ1,1によって折り畳まれながら移送され、折帳6として図5に示す羽根車7に投入される。
ところで、建頁(ウェブ3の枚数)や運転速度、さらには紙の種類、剛性、折り込みローラ1,1の隙間等の運転条件が変化すると、ウェブ3の挙動が変化するために、折り込みローラ1,1による折帳6の狭持、移送タイミングも変化する。そして、このタイミングの変化は、前記折り込みローラ1,1の切り欠き1aあるいは突起部1b(図7、図8参照)の機能を低下させることになる。
また、折り込みローラ1,1の回転位相を最適に調整して、折帳6の狭持、移送の確実化および安定化を図ることができるので、高速運転時でも紙詰りや排紙乱れを防止して、生産性を大幅に向上することが可能になる。
この場合、図2に示すコントローラ40に建頁、運転速度、紙種、折り込みローラ1,1の隙間等の運転条件が図示していない上位コンピュータ等から入力される。コントローラ40は、例えば、上記各運転条件とそれに対応する折り込みローラ1,1の目標回転位相との関係をメモリにプリセットし、該運転条件情報に対応する目標回転位相値を上記メモリから読み出して、折り込みローラ1,1の回転位相がこの読み出した目標回転位相値になるように前記モータ32を制御する。なお、この制御に際しては、前記ポテンショメータ33で検出される折り込みローラ1,1の実際の回転位相値がコントローラ40にフィードバックされる。
なお、上記コントローラ40は、上記微調整後の回転位相値によって当初プリセットされた目標回転位相値を更新する手段も備えている。この更新手段によって当初プリセットされた目標回転位相値を更新すれば、より適正な目標回転位相値による運転が可能となるので、折帳の品質がさらに向上する。
1a 切り欠き
1b 突起部
2 折機
3 ウェブ
4 鋸胴
5 折胴
6 折帳
7 羽根車
10−1〜10−4 中間歯車
12 折り込みローラの歯車
13 折胴の歯車
16 排紙装置
17 ドラグローラ
18 三角板
19 リードインローラ
20 ニッピングローラ
21 鋸台
22 鋸刃
23 鋸刃受
24 針
25 折ブレード
26 排紙コンベア
27 可動軸受
28 支持軸
29 ねじ軸
30 軸受
31 傘歯車
32 減速モータ
33 ポテンショメータ
40 コントローラ
Claims (4)
- 印刷を終えて前工程の印刷装置側より連続的に搬送されてくるウェブをその走行方向に沿って二つ折りにする三角板と、
前記三角板の下方に配置され、前記ウェブを挟持し回転移送するリードインローラと、
前記リードインローラの下方に配置され、前記ウェブを挟持し回転移送するニッピングローラと、
外周面に鋸刃が軸方向に沿って配置されている鋸胴と、
前記鋸刃の受け部材としての機能を有する一対の鋸刃受が軸方向に沿って取り付けられるとともに、前記ウェブの先行端を突き刺して前記ウェブを搬送するための出入り可能な針および回転動作によって出入りして前記鋸刃で断裁された前記ウェブの中央近辺を折るように作用する折ブレードを有してなる折胴と、を備え、
前記リードインローラと前記ニッピングローラとによって前記ウェブが前記鋸胴と折胴との間に送り込まれ、
前記鋸胴と前記折胴は、同期回転し、それらの間に送り込まれて搬送される前記ウェブを前記鋸刃と前記鋸刃受の噛み合いにより断裁して折帳を形成し、
前記折胴による回転移送によって前記折帳の中央部が一対の折り込みローラの上位置に近づくと、前記折ブレードによって前記折帳が前記各折り込みローラの中間係合部へ押し込まれて、中央から二つ折りされるように構成されており、
前記各折り込みローラは、1回転中のある期間において折り込み動作するように構成され、
さらに、前記輪転機の運転中において、建頁、運転速度、紙の種類、前記各折り込みローラの隙間を含む運転条件の変化により前記折帳の挙動が変化した際に、前記折り込みローラの回転位相を前記折胴の回転に応じて押し出される前記折ブレードの押し込みタイミングに対して調整する位相調整手段が設けられ、
前記位相調整手段は、前記折ブレードの押し込みタイミングに対する折り込みローラの回転位相が、前記運転条件に対応してプリセットされた目標位相値になるように調整する構成を有し、
前記位相調整手段による前記折り込みローラの回転位相の調整によって前記折帳の狭持、移送タイミングに対する前記折り込みローラのずれを修正するように構成されており、
前記折胴の下方において前記折ブレードにより押し込まれた前記折帳は、前記折り込みローラにより狭持されてその流れ方向に対し直角に横折りされた後、羽根車に移送され、
前記羽根車は、前記移送された前記折帳を順次受け取り、この折長を所定ピッチで排紙コンベア上へ並べる機能を有していることを特徴とする輪転機の折り装置。 - 前記位相調整手段は、現運転条件における前記目標回転位相を調整する目標回転位相調整手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の輪転機の折り装置。
- 前記位相調整手段は、前記目標回転位相を前記目標回転位相調整手段で調整された目標回転位相に更新する手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の輪転機の折り装置。
- 印刷装置および折り装置を有する輪転機であって、前記折り装置が、
印刷を終えて前記印刷装置側より連続的に搬送されてくるウェブをその走行方向に沿って二つ折りにする三角板と、
前記三角板の下方に配置され、前記ウェブを挟持し回転移送するリードインローラと、
前記リードインローラの下方に配置され、前記ウェブを挟持し回転移送するニッピングローラと、
外周面に鋸刃が軸方向に沿って配置されている鋸胴と、
前記鋸刃の受け部材としての機能を有する一対の鋸刃受が軸方向に沿って取り付けられるとともに、前記ウェブの先行端を突き刺して前記ウェブを搬送するための出入り可能な針および回転動作によって出入りして前記鋸刃で断裁された前記ウェブの中央近辺を折るように作用する折ブレードを有してなる折胴と、を備え、
前記リードインローラと前記ニッピングローラとによって前記ウェブが前記鋸胴と折胴との間に送り込まれ、
前記鋸胴と前記折胴は、同期回転し、それらの間に送り込まれて搬送される前記ウェブを前記鋸刃と前記鋸刃受の噛み合いにより断裁して折帳を形成し、
前記折胴による回転移送によって前記折帳の中央部が一対の折り込みローラの上位置に近づくと、前記折ブレードによって前記折帳が前記各折り込みローラの中間係合部へ押し込まれて、中央から二つ折りされるように構成されており、
前記各折り込みローラは、1回転中のある期間において折り込み動作するように構成され、
さらに、運転速度に対する紙の種類、前記各折り込みローラの隙間を含む運転条件の変化に基づいた前記折り装置での前記折帳の挙動変化に対応するため、前記運転条件の変化に対して前記折帳の挙動に対応する複数の目標回転位相値を予め設定する位相調整手段が設けられ、
前記位相調整手段は、前記運転速度の増減に従って予め設定された前記目標回転位相値に沿って前記折ブレードの押し込むタイミングに対する前記折り込みローラの回転位相の遅れ量を調整するように構成されており、
前記折胴の下方において前記折ブレードにより押し込まれた前記折帳は、前記折り込みローラにより狭持されてその流れ方向に対し直角に横折りされた後、羽根車に移送され、
前記羽根車は、前記移送された前記折帳を順次受け取り、この折長を所定ピッチで排紙コンベア上へ並べる機能を有していることを特徴とする輪転機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004339481A JP4115443B2 (ja) | 2004-11-24 | 2004-11-24 | 輪転機の折り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004339481A JP4115443B2 (ja) | 2004-11-24 | 2004-11-24 | 輪転機の折り装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2001325893A Division JP3712655B2 (ja) | 2001-10-24 | 2001-10-24 | 輪転機の折り装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007338751A Division JP4452307B2 (ja) | 2007-12-28 | 2007-12-28 | 輪転機の折り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005112634A JP2005112634A (ja) | 2005-04-28 |
JP4115443B2 true JP4115443B2 (ja) | 2008-07-09 |
Family
ID=34545292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004339481A Expired - Lifetime JP4115443B2 (ja) | 2004-11-24 | 2004-11-24 | 輪転機の折り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4115443B2 (ja) |
-
2004
- 2004-11-24 JP JP2004339481A patent/JP4115443B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2005112634A (ja) | 2005-04-28 |
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