JP3712655B2 - 輪転機の折り装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、新聞用輪転機等に使用して好適な輪転機の折り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
新聞用オフセット輪転機は、給紙装置、印刷装置、図5に示す折機2および該折機2において加工形成された折帳6(図6参照)を外部へ搬出する排紙装置16等によって構成されている。
【0003】
図5において、印刷を終えたウェブ3は、前工程の印刷装置側より連続的に搬送され、ドラグローラ17にて案内された後、折機2の入口部に設けた三角板18により縦方向(シート走行方向)に沿って二つ折りされる。次に、下方に配設されたリードインローラ19,19やニッピングローラ20,20等によって狭持されて回転移送された後、鋸胴4と折胴5の間に送り込まれる。
【0004】
図6に示すように、鋸胴4の外周面には、鋸台21によって支持された鋸刃22がその軸方向に沿って配設されている。また、折胴5には、上記鋸刃22の受け部材としての機能を有する一対の鋸刃受23がその軸方向に沿って取り付けられるとともに、ウェブ3の先行端に突き刺して該ウェブ3を搬送するための針24および鋸刃22で断裁されたウェブ3の中央近辺を折るための折ブレード25が取付けられている。
【0005】
上記鋸胴4と折胴5は、同期回転し、かつ、鋸刃22と鋸刃受23が互いに噛み合うように互いの回転位相が設定されている。
針24は、針軸24aに組み付けられた針アーム24bの先端に取付けてあり、折胴5の所定の回転位相位置において該折胴5の周面から出入りする。すなわち、この針24は、ウェブ3が鋸刃22と鋸刃受23とで切断される直前の位置で折胴5の表面から飛び出してウェブ3の先端を刺し、該ウェブ3を折胴5の外周面に沿って回転移送する機能を持つ。
【0006】
上記ウェブ3の回転移送によって該ウェブ3の先行端と次の断裁位置との中央部が折り込みローラ1,1の直上位置に近づくと、針24が抜けるとともに、後述の折ブレード25の作用によってウェブ3が折り込みローラ1,1の中間係合部へ押し込まれる。また、同時に次の断裁も実行される。
折ブレード25は 折胴5に組み込まれた折軸25aに固設され、折胴5の所定の回転位相位置において該折胴5の周面から出入りする。これにより、折胴5の直下位置で該折胴5に巻きつけられたウェブ3は、この折ブレード25によって一対の折り込みローラ1,1の間に押し込まれて、その中央から二つ折りにされる。
【0007】
図6に示すように、折り込みローラ1,1は、それらの軸の端部に設けられた歯車12,12を互いに噛み合わせてある。歯車12,12のうちの一方と折胴5の駆動歯車13との間には、中間歯車10が介在されており、したがって、駆動歯車13の回転に伴って折り込みローラ1,1が同期回転する。
折胴5の真下において折ブレード25により押し込まれたウェブ3は、折り込みローラ1,1により狭持されて、該ウェブ3の流れ方向に対し直角に横折りされ、折帳6として図5に示す羽根車7に移送される。羽根車7は、折り込みローラ1,1を介して移送された折帳6を順次受け取り、それらを所定ピッチで排紙コンベア26上へ並べる機能を有する。
【0008】
ところで 上記したように、針24によって刺された状態で搬送されるウェブ3の先行端は、一旦折り込みローラ1,1の上部を通過した後に針24から解放される。したがって、その後に、ウェブ3の中央が折ブレード25によって押し込まれると、該ウェブ3の先行端が折り込みローラ1,1側に引き戻されて、バタツキを発生する傾向を示す。ウェブ3の先行端にバタツキが発生すると、該ウェブ3に折れや皺が発生することがある。この場合、折れや皺を伴うウェブ3が折り込みローラ1,1に巻き込まれるので、該折り込みローラ1,1から端折れや皺が付いた折帳6が排出されることになる。
また、折り込みローラ1,1によるウェブ3の狭持の不確実性に起因してウェブ3の移送開始タイミングが遅れた場合には、折帳6の後部に次の折帳6が衝突して端折れが増大するとともに、折り姿勢に狂いを生じることになる。
【0009】
新聞輪転機のみならず、その他の輪転機に使用する各種形式の折機においても、折胴と協動して折帳を形成する折り込みローラが使用され、この折り込みローラの部分において上記の問題が発生する。そこで、この問題に対処するため、各種形状の折り込みローラが提案されている。
【0010】
図7(a)に示す折り込みローラ1,1は、この図7(a)のB−B断面図である図7(b)に示すように、その外周面の一部を切り欠き、その切り欠き部1aに折張6の後部自由端を係合させるようにしている。この折り込みローラ1,1によれば、上記後部自由端のバタツキによる反発を和らげて折張6の端折れを抑制することができる。
【0011】
一方、図8(a)に示す折り込みローラ1,1は、この図8(a)のD−D断面図である図8(b)に示すように、その外周面の一部に軸方向に沿った突起部1b,1bを形成し、該突起部1b,1bが折張6の横方向(水平方向)折り目部分を押圧狭持するよう回転駆動される。この折り込みローラ1,1によれば、ウェブ3の狭持力が増大する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、実際の運転では、建頁(ウェブ3の枚数)や運転速度、さらには紙の種類、剛性、折り込みローラ1,1の隙間等の運転時調整値等によりウェブ3の挙動が変化するので、折り込みローラ1,1による折帳6の移送タイミングも変化する。このため、上記折り込みローラ1,1の切り欠き1aあるいは突起部1bの作用タイミングと折帳6の移送タイミングとにずれが生じて、上記切り欠き1aあるいは突起部1bがその機能を十分に発揮できないことがある。
【0013】
このような不都合を回避する対策として、上記折り込みローラ1,1の切り欠き1aあるいは突起部1bの円周方向の範囲を広くして、上記タイミングずれをカバーする方法も考えられるが、そのようにすると、他側の円筒面(セレーション部)が減少するため、かえって折り込みローラ1,1の狭持力不足による移送遅れが増加する可能性がある。
【0014】
従って、現状では、最も印刷頻度の高い条件で折り込みローラ1,1の切り欠き1aあるいは突起部1bの作用タイミングを設定し、運転条件変化時には、点検チェックを行なって不良紙(折帳6)を選別する等の方法で対応している。しかし、この方法は、オペレータに負担を強いることになる。
【0015】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、特に高速運転時においても端折れ、皺等のある不良紙(折帳)の発生を抑制することができる折り装置を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は、折胴と協動して折帳を作成する一対の折り込みローラを備えた輪転機の折り装置であって、前記折胴の回転に対する前記折り込みローラの回転位相を調整する位相調整手段を設けたことを特徴としている。
本発明によれば、位相調整手段による上記回転位相の調整によって、前記折帳に対する前記折り込みローラの狭持、移送タイミングのずれを修正することができる。
【0017】
また、本発明は、前記折胴の回転動力を前記折り込みローラに伝達するための手段として、前記折胴に設けた折胴はすば歯車と、前記折り込みローラに設けた折り込みローラはすば歯車と、前記折胴はすば歯車と折り込みローラはすば歯車との間に介在させた第1中間はすば歯車とを設けるとともに、前記位相調整手段として、前記第1中間はすば歯車と噛合い、かつ軸方向に移動可能に支持された第2中間はすば歯車と、前記第2中間はすば歯車に対して同軸一体に設けられた第3中間はすば歯車と、前記第3中間はすば歯車と前記折り込みローラはすば歯車との間に介在させた第4中間はすば歯車とを設けている。
【0018】
本発明によれば、前記第2および第3中間はすば歯車の軸方向移動による前記第4中間はすば歯車の回転位相変化に基づいて前記折胴に対する前記折り込みローラの回転位相を変化させることができる。
【0019】
さらに、本発明は、前記第2および第3中間はすば歯車を軸方向に移動させるアクチュエータと、前記折胴に対する前記折り込みローラの回転位相が前記運転条件に対応してプリセットされた目標回転位値になるように前記アクチュエータを制御する制御手段とをさらに備えることを特徴としている。
【0020】
本発明によれば、前記折胴に対する前記折り込みローラの回転位相が前記運転条件に対応してプリセットされた目標回転位値になるように自動設定される。
【0021】
また、本発明は、前記制御手段が現運転条件における前記目標回転位相値を微調整する手段を備えることを特徴としている。
本発明によれば、現状の運転条件における目標回転位相値をより適正な値に微調整することが可能になる。
【0022】
さらにまた、本発明は、前記制御手段が前記目標回転位相値を前記微調整された回転位相値によって更新する手段を備えることを特徴としている。
本発明によれば、常に最新のデータでの運転が可能となるので、折帳の品質がさらに向上する。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明にかかる輪転機の折機の実施の形態を示す要部概念図であり、図2は、図1のZ−Z断面図である。なお、これらの図において、図5〜図8に示した要素と同一の要素には、同一の符号を付してある。
【0024】
図1および図2において、折り込みローラ1,1の回転軸14には、互いに噛合する歯車12,12が取り付けられ、また、これらの歯車12の一方と折胴5に付設された折胴歯車13との間には、中間歯車10−1〜10−4が介在されている。したがって、折胴歯車13の回転に伴って折り込みローラ1,1が異なる方向に等速で回転する。
【0025】
折り込みローラ1,1の回転数は、折胴5の回転数と所定の関係を持つように設定される。つまり、折胴5が後述の折帳6の長さの2倍の周長を有する倍胴構成の場合には、通常、折り込みローラ1,1の回転数が(折胴5の回転数)×(2または4)に設定され、また、折胴5が3倍胴構成の場合には、同回転数が(折胴5の回転数)×(3または6)に設定される。
これにより 連続して形成される折帳と折り込みローラ1,1の円周方向位置との関係を常に同一状態にすることができる。
【0026】
図3に示すように、中間歯車10−1〜10−4および歯車12は、いずれもはすば歯車である。中間歯車10−2,10−3は一体結合され、かつ、それぞれの歯のねじれ角を相違させてある。ここで、歯車10−2,10−3のねじれ角をβ10-2,−β10-3、軸方向移動調整量をx、モジュールをmとし、歯車10−2,10−3,10−4,12の歯数をそれぞれZ10-2,Z10-3,Z10-4,Z12とすると、歯車10−2,10−3を軸方向にxだけ移動させた場合の該歯車10−2,10−3の円周回転距離P10-2,P10-3は、それぞれ
P10-2=xtanβ10-2 (1)
P10-3=xtanβ10-3 (2)
と表わされ、また、折り込みローラ1,1の位相変化(回転角(ラジアン))は、
(2P10-2/mZ10-2)(Z10-3/Z12)+(2P10-3/mZ12) (3)と表わされる。
【0027】
中間歯車10−2,10−3は、可動軸受27のベアリングを介して支持軸28に回転自在に支持されている。可動軸受27の一端部には、軸受30内のベアリングによって軸支されたねじ軸29の一端部が螺合している。ねじ軸29には、傘歯車31を介して減速モータ32の動力が伝達されるので、このモータ32を駆動してねじ軸29を回動させれば、支持軸28が中間歯車10−2,10−3と共に軸方向に移動される。それゆえ、図3に示す軸方向移動調整量xは、上記モータ32の駆動によって変化することができる。ポテンショメータ33は、ねじ軸29の回転位置、すなわち折り込みローラ1,1の回転位相を電気的に検知するために設けたものである。
上記中間歯車10−2 , 10−3,可動軸受27,ねじ軸29,傘歯車31,減速モータ32および後述のコントローラ40は、位相調整手段を構成している。そして、上記ねじ軸29、傘歯車31および減速モータ32は、折胴5に対する折り込みローラ12の回転位相を変化させるアクチュエータとしての機能を有する。
【0028】
以下、この実施形態に係る折り装置の作用について説明する。
上記鋸胴4と折胴5によって切断された図6に示すウェブ3は、折り込みローラ1,1によって折り畳まれながら移送され、折帳6として図5に示す羽根車7に投入される。
ところで、建頁(ウェブ3の枚数)や運転速度、さらには紙の種類、剛性、折り込みローラ1,1の隙間等の運転条件が変化すると、ウェブ3の挙動が変化するために、折り込みローラ1,1による折帳6の狭持、移送タイミングも変化する。そして、このタイミングの変化は、前記折り込みローラ1,1の切り欠き1aあるいは突起部1b(図7、図8参照)の機能を低下させることになる。
【0029】
しかし、上記実施の形態によれば、図2に示すモータ32を駆動して中間歯車10−2,10−3をスラスト方向に移動することによって、折り込みローラ1,1の円周方向位相を変化することができるので、上記切り欠き1aあるいは突起部1b(図7、図8参照)の作用タイミングを折帳6の移送タイミングに適合させることができる。
【0030】
すなわち、上記運転条件の変化によって上記折張6の狭持、移送タイミングにずれが生じた場合に、このずれに対応して折り込みローラ1,1の回転位相を調整することが可能であるから、上記タイミングのずれによる折帳6の端折れ、皺、折品質の不良等を解消することができる。このため、印刷速度を下げることなく高品質の折帳6を生産排出することが可能になる。
また、折り込みローラ1,1の回転位相を最適に調整して、折帳6の狭持、移送の確実化および安定化を図ることができるので、高速運転時でも紙詰りや排紙乱れを防止して、生産性を大幅に向上することが可能になる。
【0031】
上記折り込みローラ1,1の回転位相は、可動軸受27を手動で軸方向に変位させることによって調整することができるが、この調整を自動化することも可能である。
この場合、図2に示すコントローラ40に建頁、運転速度、紙種、折り込みローラ1,1の隙間等の運転条件が図示していない上位コンピュータ等から入力される。コントローラ40は、例えば、上記各運転条件とそれに対応する折り込みローラ1,1の目標回転位相との関係をメモリにプリセットし、該運転条件情報に対応する目標回転位相値を上記メモリから読み出して、折り込みローラ1,1の回転位相がこの読み出した目標回転位相値になるように前記モータ32を制御する。なお、この制御に際しては、前記ポテンショメータ33で検出される折り込みローラ1,1の実際の回転位相値がコントローラ40にフィードバックされる。
【0032】
上記メモリに記憶させる運転条件と目標位相値(遅れ量)との関係は、シミュレーションや実験等によって予め得ることができ、図4にはこの関係の一例が示されている。
【0033】
このように、折り込みローラ1,1の位相調整を自動化すれば、上記各種運転条件が時々刻々変化する場合でも、その変化に対応した折り込みローラ1,1の位相調整が自動的に実行される。したがって、オペレータの作業負荷が大幅に軽減されるとともに、印刷物の品質および生産性が一層向上する。
【0034】
ところで、折帳の品質チェックの結果、現状の運転条件における目標回転位相値を変更した方が良いと判断されることもあり得る。そこで、上記コントローラ40には、現状の運転条件における目標回転位相値を微調整するための手段を設けてある。この目標回転位相値の微調整手段を設ければ、現状の運転条件における目標回転位相値をより適正な値に設定して、折帳の品質をさらに向上することが可能になる。
なお、上記コントローラ40は、上記微調整後の回転位相値によって当初プリセットされた目標回転位相値を更新する手段も備えている。この更新手段によって当初プリセットされた目標回転位相値を更新すれば、より適正な目標回転位相値による運転が可能となるので、折帳の品質がさらに向上する。
【0035】
【発明の効果】
本発明に係る輪転機の折り装置によれば、折胴の回転に対する折り込みローラの回転位相を調整する位相調整手段を設けているので、折帳に対する折り込みローラの狭持、移送タイミングのずれを修正して、端折れ、皺等のない高品質の折帳を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る輪転機の折機における折り込みローラの動力伝達系を示す概念図である。
【図2】図1のZ−Z断面図である。
【図3】折り込みローラの動力伝達系を構成する中間歯車の軸方向移動量と円周回転距離との関係を示す概念図である。
【図4】運転条件と折り込みローラの位相補正値との関係を例示したグラフである。
【図5】輪転機の折機の基本構成を例示した概念図である。
【図6】折胴、鋸胴および折り込みローラの作用を示す拡大図である。
【図7】切り欠きを備えた折り込みローラを示し、(a)は側面図、(b)は(a)のB−B断断面である。
【図8】突起部を備えた折り込みローラを示し、(a)は側面図、(b)は(a)のD−D断断面である。
【符号の説明】
1 折り込みローラ
1a 切り欠き
1b 突起部
2 折機
3 ウェブ
4 鋸胴
5 折胴
6 折帳
7 羽根車
10−1〜10−4 中間歯車
12 折り込みローラの歯車
13 折胴の歯車
16 排紙装置
17 ドラグローラ
18 三角板
19 リードインローラ
20 ニッピングローラ
21 鋸台
22 鋸刃
23 鋸刃受
24 針
25 折ブレード
26 排紙コンベア
27 可動軸受
28 支持軸
29 ねじ軸
30 軸受
31 傘歯車
32 減速モータ
33 ポテンショメータ
40 コントローラ
Claims (3)
- 折胴と協動して折帳を作成する一対の折り込みローラを備えた輪転機の折り装置であって、
前記折胴に対する前記折り込みローラの回転位相を変化させるアクチュエータと、前記回転位相が前記輪転機の運転条件に対応して設定された目標回転位相になるように前記アクチュエータを制御する制御手段と、を備える位相調整手段を有し、
前記位相調整手段は、現運転条件における前記目標回転位相を調整する目標回転位相調整手段を更に備え、
前記位相調整手段による前記折り込みローラの回転位相の調整によって前記折帳に対する前記折り込みローラの狭持、移送タイミングのずれを修正するようにしたことを特徴とする輪転機の折り装置。 - 前記位相調整手段は、前記目標回転位相を前記目標回転位相調整手段で調整された目標回転位相に更新する手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の輪転機の折り装置。
- 前記折胴の回転動力が、前記折胴に設けた折胴はすば歯車と、第1中間はすば歯車と、前記折り込みローラに設けた折り込みローラはすば歯車とを介して前記折り込みローラに伝達され、
前記位相調整手段は、前記第1中間はすば歯車と噛合い、かつ軸方向に移動可能に支持された第2中間はすば歯車と、前記第2中間はすば歯車に対して同軸一体に設けられた第3中間はすば歯車と、前記第3中間はすば歯車と前記折り込みローラは巣場歯車との間に介在させた第4中間はすば歯車と、を備え、
前記位相調整手段は、前記アクチュエータによって前記第2、第3中間はすば歯車を軸方向に移動させ、それに伴う前記第4中間はすば歯車の回転位相変化に基づいて前記折胴に対する前記折り込みローラの回転位相を変化させるように構成されていることを特徴とする請求項1、2のいずれか1項に記載の輪転機の折り装置。
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