JP4115230B2 - クラッチブースタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、摩擦クラッチ(以下「クラッチ」という)を断接するクラッチブースタにおいて、特に、摺動箇所に設けられたパッキンの早期摩耗を防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
トラックやバスなどの大型車両では、クラッチ容量が大きいことから、発進時や変速時におけるクラッチペダルの操作力を軽減させるため、特許文献1に開示されるように、クラッチ操作力を倍力するクラッチブースタが使用されている。また、発進時にはクラッチペダル操作に応じてクラッチを断接する一方、走行時にはクラッチと歯車式変速機とを電子制御する機械式自動変速機においても、クラッチブースタが使用されている。
【0003】
クラッチブースタの出力は、図3に示すように、クラッチのアウターレバー1,レリーズヨーク2及びレリーズベアリング3を介して、クラッチディスク4を接続方向に付勢するダイヤフラムスプリング5に伝達される。即ち、クラッチブースタが作動すると、アウターレバー1が図中反時計方向に回動し、ダイヤフラムスプリング5の付勢力に抗して、レリーズヨーク2がレリーズベアリング3を図中左方に移動させる。その結果、ダイヤフラムスプリング5が図中左方に弾性変形し、クラッチディスク4が離間することで、クラッチが切断される。一方、クラッチブースタの作動が停止すると、ダイヤフラムスプリング5の付勢力によりクラッチディスク4が圧接し、クラッチが接続される。このとき、ダイヤフラムスプリング5の復元に伴い、レリーズベアリング3,レリーズヨーク2及びアウターレバー1を介して、その付勢力がクラッチブースタに伝達される。そして、伝達された付勢力により、クラッチブースタのパワーピストンが非作動位置まで移動する。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−220497号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、クラッチブースタのパワーピストンは、クラッチ接続時にダイヤフラムスプリング5の付勢力により非作動位置まで移動するため、その非作動位置では、クラッチのレリーズヨーク2がレリーズベアリング3に接触している。このため、クラッチ接続時、即ち、クラッチブースタの非作動時には、クラッチで発生した微振動が、ダイヤフラムスプリング5,レリーズベアリング3,レリーズヨーク2及びアウターレバー1を介して、クラッチブースタへと伝達されてしまう。クラッチブースタの摺動箇所には、気密性を確保するパッキンが設けられているが、これがクラッチから伝達された微振動により振動し、早期に摩耗してしまうおそれがある。また、アウターレバー1又はブースタロッド(図示せず)にストロークセンサが接続されているものにあっては、クラッチの微振動がストロークセンサにも伝達され、その摩耗及び疲労を招いてしまうおそれもある。
【0006】
そこで、本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、クラッチブースタの非作動時に、クラッチの微振動が伝達されないようにすることで、摺動箇所に設けられたパッキンの早期摩耗を防止したクラッチブースタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1記載の発明では、シリンダに往復摺動可能に嵌合されたピストンにより区画された一方の空間に作動流体を供給し、該ピストンを押圧移動させることで、クラッチディスクを接続方向に付勢する付勢手段の付勢力に抗して摩擦クラッチを切断する一方、前記摩擦クラッチを接続させるときには、前記付勢手段の付勢力によりピストンを押し戻すクラッチブースタにおいて、前記摩擦クラッチを接続させるときに、前記ピストンにより区画された他方の空間に作動流体を供給する作動流体供給手段と、該作動流体供給手段により供給された作動流体により、前記ピストンがストロークエンドまで移動されたことを検出する移動検出手段と、該移動検出手段によりピストンがストロークエンドまで移動されたことが検出されたときに、前記作動流体供給手段による作動流体の供給を停止する作動流体供給停止手段と、該作動流体供給停止手段により作動流体の供給が停止されたときに、前記ピストンがストロークエンドまで移動された状態を保持する保持手段と、を含んで構成したことを特徴とする。
【0008】
かかる構成によれば、摩擦クラッチを接続させるときには、ピストンにより区画された他方の空間に作動流体が供給される。このとき、ピストンは、摩擦クラッチの付勢手段により押し戻されると共に、他方の空間に供給された作動流体によっても同方向へと押圧移動される。そして、摩擦クラッチの接続が完了し、その付勢手段による付勢力が消失した後には、他方の空間に供給された作動流体により、ピストンがストロークエンドまで移動され、この状態が保持される。このため、摩擦クラッチが接続された状態では、例えば、そのレリーズヨークとレリーズベアリングとが離間し、摩擦クラッチで発生した微振動のクラッチブースタへの伝達が遮断される。また、クラッチブースタと摩擦クラッチとを接続するアウターレバー,クラッチロッドなどにストロークセンサが連結されているときであっても、これらに微振動が伝達されない。
【0010】
請求項2記載の発明では、前記保持手段は、前記ピストンにより区画される他方の空間を密閉し、該空間内の作動流体圧力を保持することを特徴とする。
かかる構成によれば、ピストンにより区画される他方の空間を密閉し、その内部の作動流体圧力を保持することで、作動流体によりピストンがストロークエンドに押圧される状態が持続される。このため、作動流体の消費を抑制しつつ、ピストンが確実にストロークエンドに保持される。
【0011】
請求項3記載の発明では、前記保持手段は、前記ピストンをストロークエンドで保持するマグネットであることを特徴とする。
かかる構成によれば、ピストンをストロークエンドでマグネットで保持することで、複雑な機構を使用せずとも、ピストンが確実にストロークエンドに保持される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、添付された図面を参照して本発明を詳述する。
図1は、機械式自動変速機に対して、本発明に係るクラッチブースタを適用した実施形態を示す。
一端部が閉塞された略円筒形状をなすシリンダシェル10の内部には、その軸方向に往復摺動するパワーピストン12が嵌合される。パワーピストン12により区画される空間の一方、即ち、パワーピストン12の図中左方に位置する切断用作動室14は、クラッチを切断するときに、シリンダシェル10の周壁に形成された給気ポート16から圧縮空気(作動流体)が供給され、パワーピストン12を図中右方に押圧移動させる。
【0013】
切断用作動室14に面するパワーピストン12の周縁部には、その全周に亘り、シリンダシェル10の内壁との機密性を確保するラバーパッキン18を固定するための突起部12aが形成される。また、切断用作動室14内には、クラッチを接続させるべくパワーピストン12が図中左方に移動するときに、そのストロークエンド近傍での衝撃発生を防止するため、パワーピストン12に反力を付与するコイルスプリング20が収納される。
【0014】
シリンダシェル10の開口端には、これを閉塞するように、ブースタ本体24が固定される。そして、パワーピストン12により区画される空間の他方、即ち、パワーピストン12の図中右方に位置する接続用作動室26は、ブースタ本体24に形成された排気ポート24aを介して外部に開放される。
接続用作動室26に面するパワーピストン12には、これと略同軸に、ブースタ本体24に形成された貫通孔24bを介して、その外部まで貫通突出するプッシュロッド28の基端部が連結される。プッシュロッド28には、図示しないクラッチペダルの操作に応じて、クラッチマスタシリンダから供給される作動油により押圧移動するハイドロリックピストン30が介装される。また、プッシュロッド28の先端部は、クラッチロッド32を介して、クラッチのアウターレバー34に回動自由に連結される。さらに、アウターレバー34の中間部には、センサロッド36を介して、クラッチのストロークからその断接状態を検出するストロークセンサ38が連結される。
【0015】
ブースタ本体24には、クラッチペダルの操作に応じて、切断用作動室14に圧縮空気を供給する操作力倍力機構が内蔵される。即ち、ブースタ本体24内に往復摺動可能に配置されたリレーバルブピストン40には、ハイドロリックピストン30を経由した作動油が供給される。リレーバルブピストン40には、連結ロッド42を介して、倍力用給気ポート44と倍力用排気ポート46とを連通させる開口面積を制御するポペットバルブ48が連結される。そして、シリンダシェル10の給気ポート16には、倍力用排気ポート46から供給される圧縮空気と、自動変速制御中にクラッチを切断するために供給される圧縮空気と、の高圧のものを選択するダブルチェックバルブ50を介して、圧縮空気が供給される。
【0016】
かかる操作力倍力機構によれば、クラッチは次のように断接される。即ち、クラッチペダルが踏み込まれると、これに連結されたロッドを介してクラッチマスタシリンダのピストンが押圧され、オイルリザーバに貯留される作動油がクラッチブースタへと圧送される。クラッチブースタに圧送された作動油は、ハイドロリックピストン30を移動させると共に、リレーバルブピストン40も移動させる。リレーバルブピストン40が移動すると、連結ロッド42を介して連結されたポペットバルブ48が移動し、倍力用給気ポート44に供給された圧縮空気が、倍力用排気ポート46を介してダブルチェックバルブ50へと供給される。
【0017】
ここで、自動変速制御のための圧縮空気がダブルチェックバルブ50に供給されていないときには、倍力用排気ポート46から供給された圧縮空気の方が高圧であるので、これが切断用作動室14へと供給される。切断用作動室14へと供給された圧縮空気は、パワーピストン12を図中右方へと押圧し、プッシュロッド28を介してハイドロリックピストン30を同方向へと移動させる。ハイドロリックピストン30の移動により、クラッチロッド32を介して、クラッチのアウターレバー34を図中反時計方向に回動させる。
【0018】
アウターレバー34が回動すると、レリーズヨークを介してレリーズベアリングを押圧し、これに連結されているダイヤフラムスプリング(付勢手段)の付勢力に抗してクラッチディスクを離間させ、クラッチが切断される。
一方、クラッチペダルの踏み込みを中止すると、ダイヤフラムスプリングの付勢力によりクラッチディスクが圧接し、クラッチが接続される。このとき、ダイヤフラムスプリングの付勢力によりレリーズベアリングが元の位置へと移動されるので、これと当接するレリーズヨークが回動し、アウターレバー34,クラッチロッド32及びプッシュロッド28を介して、パワーピストン12を図中左方へと移動させる。
【0019】
このようにして、クラッチペダルの操作力が軽減し、運転者の労力を大幅に軽減することができる。
本発明の特徴として、ブースタ本体24の排気ポート24aには、クラッチを接続するときに、エアリザーバ52に貯留される圧縮空気を接続用作動室26に供給するために、非作動時に閉弁するノーマルクローズタイプの給気用電磁弁54が介装された給気用エアチューブ56が接続される。また、ブースタ本体24の排気ポート24aと給気用電磁弁54との間に位置する給気用エアチューブ56には、クラッチを切断するときに、接続用作動室26に充満される圧縮空気を外部に排出するために、ノーマルクローズタイプの排気用電磁弁58が介装された排気用エアチューブ60が接続される。
【0020】
そして、マイクロコンピュータを内蔵したコントロールユニット62に、ウェアスイッチ22及びストロークセンサ38の出力信号並びに変速指令が入力され、変速機,給気用電磁弁54及び排気用電磁弁58などが制御される。
ここで、エアリザーバ52,給気用電磁弁54,給気用エアチューブ56及びコントロールユニット62の協働により、作動流体供給手段及び作動流体供給停止手段が夫々実現される。また、排気用電磁弁58,排気用エアチューブ60及びコントロールユニット62の協働により、保持手段が実現される。
【0021】
図2は、コントロールユニット62において、自動変速に係る変速指令が入力されたときに実行される処理内容を示す。
ステップ1(図では「S1」と略記する。以下同様)〜ステップ3では、変速実行に先立って、クラッチを切断する処理が実行される。即ち、ステップ1では、パワーピストン12の移動抵抗の不必要な増加を抑制すべく、接続用作動室26を外部に開放するため、排気用電磁弁58がON(作動)にされる。ステップ2では、図示しない電磁弁を作動させ、ダブルチェックバルブ50を介して圧縮空気を切断用作動室14へと供給し、ストロークセンサ38の出力信号を監視しつつ、クラッチを完全に切断させる。ステップ3では、クラッチの切断が完了したので、接続用作動室26の外部への開放を中止すべく、排気用電磁弁58がOFF(非作動)にされる。
【0022】
ステップ4では、図示しない変速機のアクチュエータが作動され、走行状態に応じた適切な変速段への変速が実行される。
ステップ5〜ステップ7では、切断用作動室14への圧縮空気の供給を中止した後、変速完了に先立って、クラッチを接続する処理が実行される。即ち、ステップ5では、図1においてパワーピストン12を図中左方に押圧させるべく、接続用作動室26に圧縮空気を供給するため、給気用電磁弁54がON(作動)される。ステップ6では、接続用作動室26に供給された圧縮空気によりパワーピストン12が機械的なストロークエンドまで移動したか否かが判定される。ここで、パワーピストン12がストロークエンドまで移動したか否かは、移動検出手段として、接続用作動室26への圧縮空気の供給時間,接続用作動室26内の圧力,ストロークセンサ38の出力信号などから間接的に検出することができる。そして、パワーピストン12がストロークエンドまで移動したならばステップ7へと進み(Yes)、パワーピストン12がストロークエンドまで移動していなければステップ5へと戻り(No)、クラッチの接続処理が続行される。ステップ7では、クラッチの接続が完了したので、不必要な圧縮空気の消費を抑制するために、給気用電磁弁54がOFF(非作動)にされる。このとき、排気用電磁弁58がOFF、即ち、閉弁しているので、接続用作動室26は密閉空間となりその内部圧力が保持されるため、パワーピストン12がストロークエンドまで移動した状態が保持される。
【0023】
以上説明した処理によれば、自動変速は次のように実行される。即ち、変速機の変速段を切り換えるにあたり、先ず、クラッチを切断しなければならない。このため、パワーピストン12の移動に伴う不必要な移動抵抗の増加を抑制すべく、排気用電磁弁58を開弁して接続用作動室26を外部に開放した状態で、切断用作動室14に圧縮空気を供給して、パワーピストン12を図1の右方へと移動させる。すると、パワーピストン12に連結されたプッシュロッド28及びクラッチロッド32を介して、クラッチのアウターレバー34が図中反時計方向に回動し、ダイヤフラムスプリングの付勢力に抗してクラッチを切断させる。
【0024】
クラッチが切断されると、変速機が走行状態に応じた最適な走行段へと切り換えられ、切断用作動室14への圧縮空気の供給が中止されて、クラッチが接続される。このとき、パワーピストン12は、クラッチのアウターレバー34,クラッチロッド32及びプッシュロッド28を介して、ダイヤフラムスプリングの付勢力により図中左方へ押し戻されると共に、接続用作動室26に供給された圧縮空気によっても左方へと移動される。そして、クラッチの接続が完了し、そのダイヤフラムによる付勢力が消失した後には、接続用作動室26に供給された圧縮空気により、パワーピストン12が機械的なストロークエンドまで移動する。このため、クラッチが接続された状態では、そのレリーズヨークとレリーズベアリングとが離間し、クラッチで発生した微振動が遮断されることとなる。従って、クラッチで発生した微振動は、レリーズヨーク,アウターレバー34及びクラッチロッド32を介してクラッチブースタへ伝達されることが防止され、その摺動箇所に設けられたパッキンの早期摩耗を防止することができる。
【0025】
また、アウターレバー34又はクラッチロッド32などに連結されたストロークセンサ38にも、クラッチで発生した微振動が伝達されないことから、その摺動箇所に設けられたパッキンの早期磨耗も同様に防止することができる。
【0026】
なお、パワーピストン12がストロークエンドまで移動した状態を保持するために、これとシリンダシェル10とをマグネット(保持手段)で固着させるようにしてもよい。この場合、給気用電磁弁54を3位置弁(開弁,閉弁及び外部開放)とすれば、排気用電磁弁58を不要とすることができる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、摩擦クラッチが接続された状態では、摩擦クラッチで発生した微振動のクラッチブースタへの伝達が遮断されるので、その摺動箇所に設けられたパッキンの早期摩耗を防止することができる。また、クラッチブースタと摩擦クラッチとを接続するアウターレバー,クラッチロッドなどにストロークセンサが連結されているときであっても、これらに微振動が伝達されず、その摺動箇所に設けられたパッキンの早期摩耗も同様に防止することができる。
【0028】
請求項2記載の発明によれば、作動流体によりピストンがストロークエンドに押圧される状態が持続されるので、作動流体の消費を抑制しつつ、ピストンを確実にストロークエンドに保持することができる。
【0029】
請求項3記載の発明によれば、複雑な機構を使用せずとも、ピストンを確実にストロークエンドに保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のクラッチブースタを機械式自動変速機に適用した構成図
【図2】 同上の制御内容を示すフローチャート
【図3】 従来の問題点を説明するクラッチ断面図
【符号の説明】
10 シリンダシェル
12 パワーピストン
14 切断用作動室
26 接続用作動室
38 ストロークセンサ
52 エアリザーバ
54 給気用電磁弁
56 給気用エアチューブ
58 排気用電磁弁
60 排気用エアチューブ
62 コントロールユニット

Claims (3)

  1. シリンダに往復摺動可能に嵌合されたピストンにより区画された一方の空間に作動流体を供給し、該ピストンを押圧移動させることで、クラッチディスクを接続方向に付勢する付勢手段の付勢力に抗して摩擦クラッチを切断する一方、前記摩擦クラッチを接続させるときには、前記付勢手段の付勢力によりピストンを押し戻すクラッチブースタにおいて、
    前記摩擦クラッチを接続させるときに、前記ピストンにより区画された他方の空間に作動流体を供給する作動流体供給手段と、
    該作動流体供給手段により供給された作動流体により、前記ピストンがストロークエンドまで移動されたことを検出する移動検出手段と、
    該移動検出手段によりピストンがストロークエンドまで移動されたことが検出されたときに、前記作動流体供給手段による作動流体の供給を停止する作動流体供給停止手段と、
    該作動流体供給停止手段により作動流体の供給が停止されたときに、前記ピストンがストロークエンドまで移動された状態を保持する保持手段と、
    を含んで構成されたことを特徴とするクラッチブースタ。
  2. 前記保持手段は、前記ピストンにより区画される他方の空間を密閉し、該空間内の作動流体圧力を保持することを特徴とする請求項1記載のクラッチブースタ。
  3. 前記保持手段は、前記ピストンをストロークエンドで保持するマグネットであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のクラッチブースタ。
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