JP4114996B2 - 二段減圧式圧力調整器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は液化ガスの高圧容器(ボンベ)から取り出した高圧ガスを所要のガス圧に減圧調整する圧力調整器にかかり、特に、減圧を二段階で行う二段減圧式圧力調整器において装置の小型化を図る構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
二段減圧式圧力調整器は、例えば図5及び図6に示すように、第一減圧部201をピストン型の圧力調整器とし、第二減圧部202をダイヤフラム型の圧力調整器とし、第二減圧部202の流入口圧力を計測する圧力計203を備えた構造が知られている。図5は二段減圧式圧力調整器の縦断面、図6は二段減圧式圧力調整器の横断面をそれぞれ示している。
【0003】
この二段減圧式圧力調整器は、略円柱状のハウジング100に流入口101,第一減圧部201、第二減圧部202,流出口102をそれぞれ中心に向って刻設し、前記第一減圧部201と第二減圧部202とを略円柱状のハウジング100の軸方向の前面及び後面に互に反対位置となるようにそれぞれ形成している。また、流入口101,流出口102は、ハウジング100の中央部付近の側面側において、前記第一減圧部201と第二減圧部202とを結ぶ方向に直交するようそれぞれ位置をずらして形成されている。
【0004】
第一減圧部201は、ハウジング100の中央に刻設された第一減圧室103と、第一減圧室103の周囲に壁を介在させて刻設された環状溝104と、大径部及び小径部を有し小径部が前記第一減圧室103内に挿入される減圧ピストン105と、前記環状溝部104に装着され減圧ピストン105の大径部を付勢する調整スプリング(コイルスプリング)106と、ピストン全体を被冠してハウジング100に固定されるカバー107とから構成されている。
【0005】
減圧ピストン105の小径部の先端側には弁シート108が装着され、ハウジング100の中央の軸方向に形成された流入通路109の開口周囲の環状凸部(弁座)110に接離することにより弁の開閉動作が行われるようになっている。また、減圧ピストン105の小径部の先端部は、第一減圧室103の壁との間に隙間ができる内径となっており、減圧ピストン105に形成された横通路111及び縦通路112により、第一減圧室の圧力がピストン大径部の受圧面113に加わるようになっている。
【0006】
また、ハウジング100内には、前記流入口101と第一減圧室103の流入通路109とを連通する連通路114、第一減圧室102と第二減圧室103を連通する流路115、第二減圧室102と流出口102を連通する流出通路116がそれぞれ形成されている。
前記流路115は、前記流入通路109と平行となるように設けられ、第一減圧部201の圧力が一定圧力以上の場合に、外部へガスを放出するための安全弁400が接続されている。
【0007】
上記構造の圧力調整器によれば、ハウジング100の流入口101に接続された入口継手300を介してボンベ(図示せず)側から供給された高圧ガスは、ハウジング内に形成された流入通路109に導かれ、第一減圧部201において調整スプリング106の力を受けた減圧ピストン105により減圧されて流路115を介して第二減圧部202に導かれる。
【0008】
そして、第二減圧部202においては、調整弁案内120の下側に受ける圧力と、調整弁案内120の上側を付勢する調整スプリング121の力とにより移動する調整弁案内120の先端棒状部122が当接する調整弁123による弁孔124の開閉により減圧され、所望の圧力に調整される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記構造の圧力調整器によると、小型化を図ることが困難であった。すなわち、圧力調整器の設置場所での空間が制限される等の理由により、装置の小型化は要望されているが、上記構造によると、図6のX方向のハウジング幅を短くしようとすると、流入通路109及び連通路114と流路115との位置(特に、連通路114の端部と流路115の壁面)が接近し、加工が非常に難しくなるという問題があった。
【0010】
これを回避するため、図7に示す圧力調整器のように、安全弁400の設置位置を第一減圧部201側に移動し、第一減圧部201に通じる安全弁400の流通路401に第二減圧部202への流路115を設けることが考えられるが、この構造であると、安全弁400の設置位置の移動にともない、ハウジング100のY方向の寸法が長くなるという問題がある。
更に、この構造であると、ハウジング100の環状凸部(弁座)110と安全弁400の流通路401との位置が接近するので、流通路401の形成の際に発生するバリが問題となり、バリ取りを怠ると弁座110と弁シート108との間に挟まって、ガスを止めることができなくなり、圧力調整器の機能を失うというようなことが発生する可能性がある。
【0011】
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、二段減圧式圧力調整器において、圧力調整機能に何等問題を発生させることなく装置全体の小型化を図ることができる圧力調整器の構造を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため請求項1は、略円柱状のハウジング10に流入口60,第一減圧部20、第二減圧部40,流出口61をそれぞれハウジング中心に向って刻設し、前記第一減圧部20と第二減圧部40とを略円柱状のハウジングの軸方向の前面及び後面に互に反対位置となるようにそれぞれ形成し、前記流入口60,流出口61をハウジング10の中央部付近の側面側において前記第一減圧部20と第二減圧部40とを結ぶ方向に直交するようそれぞれ形成し、前記流入口60と第一減圧部20とを連通する流入通路63、第一減圧部20と第二減圧部40とをハウジングの軸方向に沿って連通する流路64、第二減圧部40と流出口61を連通する流出通路65をそれぞれハウジング内に形成して成る二段減圧式圧力調整器であって、次の構成を含むことを特徴としている。
第一減圧部20を形成する第一減圧室を円柱状空間に形成し、この円柱状空間に前記流入通路63を開閉する弁シート25が装着された減圧ピストン21を配するとともに、この減圧ピストン21を付勢する調整スプリング22を位置させ、前記流路64の第一減圧室側の開口位置を円柱状空間に臨ませて成り、
前記調整スプリング22は、断面形状がL字片となる環状リングで構成されてその大径開口側24´が前記流路64側に位置するスプリング受け24を介在して配置して成ることを特徴としている。
【0015】
本発明の二段減圧式圧力調整器によれば、第一減圧室20を円柱状空間に形成し、この円柱状空間に減圧ピストン21及び減圧ピストン21を付勢する調整スプリング22を配置させ、流路64の第一減圧室側の開口位置を円柱状空間に臨ませているため、この部分をコンパクトに構成することができる。
その一方、調整スプリング22に対して、断面形状がL字片の環状リングで構成したスプリング受け24を、そのL字片の大径開口側24´が流路64側に位置するように配置することで、調整スプリング22により流路64の開口位置を塞ぐことを防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態の一例について、図1ないし図4を参照しながら説明する。
図1ないし図3は、本発明の実施例の形態の一例に係る二段減圧式圧力調整器を示すもので、略円柱状のハウジング(調整器本体)20に流入口及び流出口を設け、流入口に入口継手を連結し、減圧されたガス圧力を計測する圧力計をハウジング上側に連結して構成されている。図1は二段減圧式圧力調整器の正面説明図であり、図2は図1のA−A′の断面説明図、図3は図1のB−B′断面説明図である。
【0017】
略円柱状のハウジング10の軸方向の前面及び後面に、第一減圧部20及び第二減圧部40が互に反対に位置するようにそれぞれ形成されている。
第一減圧部20は、ハウジング10の中央の軸に沿った形成された円柱状の第一減圧室11と、この第一減圧室11に挿入配置される減圧ピストン21と、第一減圧室11内に配置され減圧ピストン21を付勢する調整スプリング(コイルスプリング)22と、減圧ピストン21を被冠するようにハウジング10に連結された調整器カバー12とを有して構成されている。
【0018】
減圧ピストン21は、中央に第一減圧室11の壁面を摺動するシリンダ部21aと、シリンダ部21aに連設して第一減圧室側に形成された小径部21bと、シリンダ部21aに連設して反第一減圧室側に形成された大径部21cとを有している。したがって、シリンダ部21aと小径部21bとの間に環状段部23が形成され、この段部23と第一減圧室11の底面13側に配置された環状リングのスプリング受け24との間に調整スプリング22が装着されている。
【0019】
スプリング受け(環状リング)24は、図4に示すように、その断面形状をL字片とし、第一減圧室11の底面13側及び第一減圧室11の中心側にL字片の大径開口側24´が位置するように配置して、底面側に空間を形成している。また、調整スプリング22と当接する環状面24aは、減圧ピストン21の小径部21bと干渉しない大きさとしている。
【0020】
第一減圧室11の底面13の中央には、環状凸部とした弁座14が形成されている。減圧ピストン21の小径部21bには、その先端部に前記弁座14に当接する弁シート25が装着されている。小径部21bの先端側における反弁シート側には、ピストン軸の方向に直交する方向に横通路26が形成され、ピストン軸の方向に沿った中央部には前記横通路26と大径部側の端部(受圧面)との間を貫通する縦通路27が形成され、第一減圧室11内の圧力が減圧ピストン21の受圧面28に作用するようになっている。また、シリンダ部21aと第一減圧室11の壁面との間、大径部21cの側面部と調整器カバー12の内側面との間には、Oリング29,30がそれぞれ装着され、第一減圧室内と外部との間をシールしている。
【0021】
第二減圧部40は、ハウジング10の中央側より軸に沿って形成された円状凹部15、これより大径の円柱状部16、円柱状部16に連続し更に径が大きい大径部17を有している。円柱状部には中央に孔42が形成された弁座本体41を装着して大径部17を二次側とするとともに円柱状部16を一次側とし、弁座本体41内に調整弁43を挿入配置している。弁座本体41の孔42の周囲の円柱状部側には、弁座44が形成されている。円状凹部15と調整弁43間には緩衝スプリング45が装着されている。調整弁43の反緩衝スプリング45側にはシート取付ビス(図示せず)により低圧側調整弁シート47が装着され、前記弁座44に当接するようになっている。
第一減圧部20の第一減圧室11の内径と、第二減圧部40の円柱状部16の内径とは、略同じ大きさに形成されている。
【0022】
弁座本体41の孔42には調整弁案内50の棒状部50aが挿入されている。調整弁案内50は、前記棒状部50aに連続する円盤部50bと、円盤部50bの反棒状部50a側に設けた円柱部50cを有している。円盤部50bの円柱部50c側に円柱部50cに固定されるダイヤフラム取付ナット51によりダイヤフラム52を挟持して固定するとともに、このダイヤフラム52が大径部17を覆うようにハウジング10に低圧調整器カバー18を被冠している。
低圧調整器カバー18の頭部には圧力調整ネジ53が螺着され、このネジの進退によりスプリング受け54とダイヤフラム取付ナット51との間に装着された圧力調整スプリング55の付勢力により調整弁案内50及びダイヤフラム52に生じさせる力を可変できるようになっている。
【0023】
ハウジング10の中央部付近の側面側において、前記第一減圧部20及び第二減圧部40を結ぶ線に直交する方向(ハウジング10の中心部に向う方向)に流入口60を形成し、この流入口60に対して90度ずれた位置で中心部に向う方向に流出口61を形成する。
流入口60には、同心状に連続しより小径の連通路62がハウジング20の中央位置まで形成され、この連通路62は前記第一減圧室11と同心状に形成された流入通路63を介して底面13の弁座14の中央に連通している。そして、流入口60には入口継手70が、流出口61には出口継手(図示せず)が接続されるようになっている。
【0024】
第一減圧部20の第一減圧室11と、第二減圧部40の円柱状部16とは、前記流入通路63と平行して軸方向に沿ってハウジング10に形成された流路64により連通されている。流路64の開口部は、スプリング受け24の装着によって形成された空間に臨むようになっている。また、流路64には、第一減圧部20によるガス圧が一定圧以上の場合にガスを外部に放出する安全弁80が接続されている。
【0025】
この安全弁80は、内部空間81及びこれに連通する流出口82を有しハウジングに形成された安全弁装着用ねじ部83に固定される安全弁本体84と、円板の弁シートから構成される弁体85と、前記内部空間81に装着され弁体85を押圧するスプリング86とから構成され、前記弁体85の側面は、流路64に連通するようハウジング10に形成された孔部87周囲の環状凸部(弁座)88に前記スプリング86の付勢力により密着し、前記孔部87を塞ぐように構成されている。
したがって、流路64内の圧力(第一減圧部20による減圧されたガス圧(減圧ピストン21の受圧面28に作用する圧力))が上昇すると、スプリング86の弾性力に抗して弁体85を押圧し、弁体85の弁シート面と環状凸部(弁座)88との間に隙間が形成されてガスが流出口82より流出するようになっている。
【0026】
第二減圧部40の大径部17は、ハウジング10の軸方向に沿って形成された流出通路65により流出口61に連通している。
また、流出通路65と反対位置のハウジング10には流通路66が形成され、大径部17と流出口圧力を計測する圧力計90が装着される圧力検出部67とが連通している。
【0027】
続いて、上記構成の二段減圧式圧力調整器の動作について説明する。
入口継手70を介してボンベ(図示せず)側から二段減圧式圧力調整器へ供給された高圧ガスは、ハウジング10内に形成された連通路62及び流入通路63(一次側室)に導かれれる。
第一減圧部20の減圧ピストン21の弁シート25は、調整スプリング22の付勢力を受けて弁座14から離れているので、ガスは第一減圧室11に流入し、横通路26及び縦通路27を通って減圧ピストン21の受圧面28側に流れる。
そして、ガスの流入により減圧ピストン21の受圧面28が圧力を受けると、圧力上昇にともなって減圧ピストン21を上方(図3)に移動させ、弁シート25が弁座14に当接しガスの流入を止める。以上の動作が繰り返し行われ第一減圧部20内のガスを所望の圧力である調整圧(例えば、5 kgf/cm2 程度)に減圧させることができる。
【0028】
第一減圧部20で減圧されたガスは流路64を通って第二減圧部40の円柱状部16に流入する。ここにおいて、第一減圧部20の圧力が異常に上昇すると流路64に接続される安全弁80が作動し、上述したようにスプリング86の弾性力に抗して弁体85が押圧され、弁シート面と環状凸部(弁座)88との間に隙間が形成されて第一減圧部25のガスを流出口82より流出させる。
【0029】
調整弁43には調整弁案内50を介して圧力調整スプリング55の付勢力が作用しているので、弁座44に対して低圧側調整弁シート47が離れており、円柱状部16に導かれるたガスは、弁本体41内から孔42を通って大径部17に流入する。
そして、ガスの流入によりダイヤフラム52が圧力を受けると、圧力上昇にともなって圧力調整スプリング55の付勢力に抗して調整弁案内50を押圧し、棒状部50aが孔42内に退避し、緩衝スプリング45の付勢力により調整弁43を移動させ、低圧側調整弁シート47が弁座44に当接しガスの流入を止める。以上の動作が繰り返し行われ第二減圧部40の大径部17内のガスを所望の圧力である調整圧(例えば、0.7〜3.5 kgf/cm2 程度)に減圧させることができる。
減圧されたガスは流通路65及び出口継手(図示せず)を介して外部に取り出される。また、ここで減圧されたガスの圧力は流通路66及び圧力検出部67を介して圧力計90で計測することができる。
【0030】
上記構造の二段減圧式圧力調整器によれば、ハウジング10に形成される第一減圧室11内に減圧ピストン21及び調整スプリング22を配置するので、従来例のように調整スプリング挿入用の環状溝を設ける必要がなく、ハウジング10における第一減圧部20と第二減圧部40とを繋ぐ流路64の形成位置の自由度を増加させ、第一減圧部20をコンパクトに構成することができる。
また、調整スプリング22は、減圧ピストン21の段部23とスプリング受け24との間に配置されているので、第一減圧部20と第二減圧部40とを繋ぐ流路64の第一減圧室11側の開口部分をスプリング受け24により形成される空間に臨ませることができ、第一減圧室11に調整スプリングを配置した場合であっても、流路64の開口部分が調整スプリング22で塞がれることを防止することができる。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、ハウジングに形成される第一減圧室内に減圧ピストン及び調整スプリングを配置し、第一減圧部と第二減圧部とを繋ぐ流路を軸方向に沿って形成しているので、調整器の機能に支障を来すことなく装置全体をコンパクトに構成することができる。
また、第一減圧室内において、スプリング受けを介在させて調整スプリングを装着しているので、第一減圧室内に減圧ピストン及び調整スプリングを配置させても、流路が調整スプリングで塞がれることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例としての二段減圧式圧力調整器の外観を示す正面説明図である。
【図2】図1の二段減圧式圧力調整器のA−A′断面説明図である。
【図3】図1の二段減圧式圧力調整器のB−B′断面説明図である。
【図4】(a)(b)は、二段減圧式圧力調整器の第一減圧室に配置されるスプリング受けを示すもので、(a)は斜視説明図、(b)は断面説明図である。
【図5】従来の二段減圧式圧力調整器の縦断面説明図である。
【図6】図5の二段減圧式圧力調整器の横断面説明図である。
【図7】二段減圧式圧力調整器の他の例を示す横断面説明図である。
【符号の説明】
10…ハウジング、 11…第一減圧室、 12…調整器カバー、
13…底面、 14…弁座、 15…円状凹部、 16…円柱状部、
17…大径部、 18…低圧調整器カバー、
20…第一減圧部、 21…減圧ピストン、 22…調整スプリング、
23…段部、 24…スプリング受け、 25…弁シート、 28…受圧面、
40…第二減圧部、 41…弁本体、 42…弁孔、 43…調整弁、
44…弁座、 45…緩衝スプリング、 47…低圧側調整弁シート、
50…調整弁案内、 52…ダイヤフラム、 55…圧力調整スプリング、
60…流入口、 61…流出口、 62…連通路、 63…流入通路、
64…流路、 65…流出通路、 66…流通路、
70…入口継手、 80…安全弁、 90…圧力計
Claims (1)
- 略円柱状のハウジングに流入口,第一減圧部、第二減圧部,流出口をそれぞれハウジング中心に向って刻設し、前記第一減圧部と第二減圧部とを略円柱状のハウジングの軸方向の前面及び後面に互に反対位置となるようにそれぞれ形成し、前記流入口,流出口をハウジングの中央部付近の側面側において前記第一減圧部と第二減圧部とを結ぶ方向に直交するようそれぞれ形成し、前記流入口と第一減圧部とを連通する流入通路、第一減圧部と第二減圧部とをハウジングの軸方向に沿って連通する流路、第二減圧部と流出口を連通する流出通路をそれぞれハウジング内に形成して成る二段減圧式圧力調整器であって、第一減圧部を形成する第一減圧室を円柱状空間に形成し、この円柱状空間に前記流入通路を開閉する弁シートが装着された減圧ピストンを配するとともに、この減圧ピストンを付勢する調整スプリングを位置させ、前記流路の第一減圧室側の開口位置を円柱状空間に臨ませて成り、
前記調整スプリングは、断面形状がL字片となる環状リングで構成されてその大径開口側が前記流路側に位置するスプリング受けを介在して配置して成る
ことを特徴とする二段減圧式圧力調整器。
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