JP4114800B2 - 画像処理装置、画像処理方法、画像記録装置、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、画像記録装置、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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本発明は、多値画像データを高精細かつ高階調に印刷処理するための画像処理装置、画像処理方法、画像記録装置(画像形成装置)、プログラムおよび記録媒体に関する。
従来、画像記録を高速に行うために複数の光ビームを感光体上に一括して走査させて画像記録を行うマルチビーム方式の画像記録装置(画像形成装置)が知られている。このマルチビーム方式の画像記録装置においては、各光ビームの書き込みタイミング(各光ビームの感光体に画像を書き込むタイミング)を制御し、感光体上の各光ビームの書き出し位置(感光体上の各光ビームによる画像の書き込みを開始する位置)を正確に一致させる必要がある。例えば、複数のビームにより記録媒体上を走査して記録媒体上に情報の記録を行う記録装置において、前記複数のビームの有効走査領域外にビーム検出器を設け、前記複数のビームの内、選択されたビームが点灯した状態で前記ビーム検出器を通過する如く制御し、前記ビーム検出器の出力を基に複数のビームを変調するための複数の電気的な変調信号を生ぜしめ、複数のビームの各配置に対応して前記変調信号を各々遅延制御することにより複数のビームの記録媒体上の記録開始位置を一致させるようにしたビーム記録装置がある(例えば、特許文献1を参照)。また、複数のビームにより記録媒体上を走査して、該記録媒体上に情報の記録を行うマルチビーム記録装置において、前記複数のビームが所定位置に到来したことを検出して検出信号を出力するビーム検出器と、前記ビーム検出器へ前記複数のビームの1つが入射せしめるように設けられたビーム選択部材と、前記検出信号を分配する分配器とを有し、前記分配された検出信号により前記複数のビームのそれぞれの記録開始を制御するマルチビーム記録装置がある(例えば、特許文献2を参照)。
ここで、各光ビームの間に波長差がある場合は、fθレンズなどから構成される走査光学系の色収差により倍率誤差が発生する。この時は、正確な同期検知信号が得られた場合でも、各光ビーム間には上記倍率誤差により水平走査始端部から水平走査終端部側へ行くに従い次第に大きくなるような位相ずれ(位相同期ずれ)が発生することになる。
ところで、スキャナやディジタルカメラ等の入力装置で読み取った多値画像データをプリンタやディスプレイ等の出力装置に出力する画像入出力システムがある。その際に、入力装置で読み取った多値(例えば8ビット精度ならば256階調)の画像データを出力装置が出力可能な階調数の画像データに変換し、擬似的に連続階調を表現する方法として、擬似中間調処理がある。
中でも出力装置がドットのON/OFFのみの2値しか表現できないときには2値化処理が従来から行われている。この2値化処理の中で解像性と階調性に共に優れたものとして誤差拡散法や平均誤差最小法がある。誤差拡散法と平均誤差最小法は、誤差の拡散作業をいつ行うかが異なるだけであり、論理的には等価なものである。以下、誤差拡散で説明する。
誤差拡散に関する技術として、注目画素周辺の量子化済み画素から求めた値を閾値として量子化し、誤差拡散における特有のテクスチャ、いわゆるワームが発生するという問題を解消する技術がある(例えば、特許文献3を参照)。
また、注目画素周辺の量子化済み画素を参照する誤差拡散として、中、高濃度領域で画像が不安定になりやすい階調で、周辺の量子状態を参照しドットを抑制することで、低濃度領域で粒状性が良く、中、高濃度領域で安定性、階調性が良い画像を形成する誤差拡散がある(例えば、特許文献4を参照)。
特開昭56−104572号公報 特開昭57−67375号公報 特許第2839110号公報 特開2001−169105号公報
上記したマルチビーム方式の画像記録装置において、倍率誤差により主走査方向の始端部と終端部でのずれが異なり画質が大きく劣化してしまう。そこで倍率誤差によるずれによる画質劣化を制御できる中間調処理が求められてきた。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、
本発明の目的は、倍率誤差によって発生する画質劣化問題を解決できる画像処理装置、画像処理方法、画像記録装置、プログラムおよび記録媒体を提供することにある。
特に、請求項1、2、10〜14記載の発明は、注目画素の主走査方向の画素位置xによりクラスター形成する因子を選択することで、倍率誤差によるずれによる画質劣化を抑制し、良好な画質の出力画像結果を得ることを目的とする。
また、請求項3記載の発明は、倍率誤差による画質劣化を抑制する関数を予め設定しておくことで、良好な画質の出力画像結果を得ることを目的とする。
また、請求項4記載の発明は、倍率誤差による画質劣化を抑制する関数を外部から入力された値に応じた関数とすることで、良好な画質の出力画像結果を得ることを目的とする。
また、請求項5記載の発明は、倍率誤差による画質劣化を抑制する関数を予め複数用意しておき、外部から入力された値に応じて最適な関数を選択することで、良好な画質の出力画像結果を得ることを目的とする。
また、請求項6記載の発明は、倍率誤差による画質劣化を抑制する関数と注目画素の主走査方向の画素位置xより得られる値をLUTで求めることで処理を高速化することを目的とする。
また、請求項7記載の発明は、倍率誤差による画質劣化を抑制する関数と注目画素の主走査方向の画素位置xより得られる値を逐次処理で求めることでLUTを必要とせず、省メモリ化することを目的とする。
また、請求項8記載の発明は、倍率誤差による画質劣化を抑制する関数の出力値の最大値と最小値の差をある範囲以内とすることで倍率誤差による画質劣化に対し劣化抑制の不具合が生じない関数を得ることで、良好な画質の出力画像結果を得ることを目的とする。
また、請求項9記載の発明は、倍率誤差による画質劣化を抑制する関数は注目画素の主走査方向の画素位置xの一次関数とすることで、良好な画質の出力画像結果を得ることを目的とする。
本発明では、誤差拡散において注目画素の主走査方向の画素位置xによりクラスター形成する因子を選択する手段を備え、倍率誤差による画質劣化を目立たなくさせ良好な画質の画像を出力するものである。
本発明は、複数の半導体レーザーによるラスター書込みを行う画像記録装置に対し、多値(M値)画像データを、誤差拡散処理または平均誤差最小法を用いてN値(M>N≧2)に量子化し、該N値のそれぞれに対応したドットを用いて記録を行う画像処理装置であって、注目画素の多値画像データに、周辺の既に量子化済みの画素から重み付け積和された誤差を加えた補正データを出力する手段と、前記N値画像データの生成に伴って発生する誤差を算出する手段と、注目画素周辺の既に量子化済みの画素から重み付け積和された重み付け平均値を出力する手段と、所定の関数と注目画素の主走査方向の画素位置より得られる係数を選択する手段と、前記重み付け平均値に前記係数を乗算して修正値を出力する手段と、前記修正値に応じて閾値を出力する手段と、前記補正データと前記閾値とを比較して、N値画像データを出力する手段とを備えたことを特徴としている。
また、本発明は、複数の半導体レーザーによるラスター書込みを行う画像記録装置に対し、多値(M値)画像データを、誤差拡散処理または平均誤差最小法を用いてN値(M>N≧2)に量子化し、該N値のそれぞれに対応したドットを用いて記録を行う画像処理装置であって、注目画素の多値画像データに、周辺の既に量子化済みの画素から重み付け積和された誤差を加えた第1補正データを出力する手段と、前記N値画像データの生成に伴って発生する誤差を算出する手段と、注目画素周辺の既に量子化済みの画素から重み付け積和された重み付け平均値を出力する手段と、所定の関数と注目画素の主走査方向の画素位置より得られるヒステリシス係数を選択する手段と、前記重み付け平均値に前記ヒステリシス係数を乗算してヒステリシス値を出力する手段と、前記第1補正データとヒステリシス値を加えた第2補正データを出力する手段と、前記第2補正データと閾値とを比較して、N値画像データを出力する手段とを備えたことを特徴としている。
本発明によれば、注目画素の主走査方向の画素位置xによりクラスター形成する因子を選択することで、倍率誤差によるずれによる画質劣化を抑制し、良好な画質の出力画像結果を得ることができ、画質への悪影響が解消される。
請求項1、2、10〜14記載の発明では、注目画素の主走査方向の画素位置xによりクラスター形成する因子を選択することで、倍率誤差によるずれによる画質劣化を抑制し、良好な画質の出力画像結果を得ることができ、画質への悪影響が解消される。
請求項3記載の発明では、倍率誤差による画質劣化を抑制する関数を予め設定しておくことで、良好な画質の出力画像結果を得ることができ、画質への悪影響が解消される。
請求項4記載の発明では、倍率誤差による画質劣化を抑制する関数を外部から入力された値に応じた関数とすることで、良好な画質の出力画像結果を得ることができ、画質への悪影響が解消される。
請求項5記載の発明では、倍率誤差による画質劣化を抑制する関数を予め複数用意しておき、外部から入力された値に応じて最適な関数を選択することで、良好な画質の出力画像結果を得ることができ、画質への悪影響が解消される。
請求項6記載の発明では、倍率誤差による画質劣化を抑制する関数と注目画素の主走査方向の画素位置xより得られる値をLUTで求めることで処理を高速化することができる。
請求項7記載の発明では、倍率誤差による画質劣化を抑制する関数と注目画素の主走査方向の画素位置xより得られる係数またはヒステリシス係数を逐次処理で求めることでLUTを必要とせず、省メモリ化することができる。
請求項8記載の発明では、倍率誤差による画質劣化を抑制する関数の出力値の最大値と最小値の差をある範囲以内とすることで倍率誤差による画質劣化に対し劣化抑制の不具合が生じない関数を得ることで、良好な画質の出力画像結果を得ることができ、画質への悪影響が解消される。
請求項9記載の発明では、倍率誤差による画質劣化を抑制する関数は注目画素の主走査方向の画素位置xの一次関数とすることで、良好な画質の出力画像結果を得ることができ、画質への悪影響が解消される。
以下、発明の実施の形態について図面により詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1の画像処理装置の構成を示す。図2は、本発明が適用される画像記録装置の構成を示す。図3は、本発明の画像処理装置を用いて構成される画像入出力システムの構成を示す。図3において、画像入力装置301はスキャナやディジタルカメラ等の入力デバイスを示し、入力画像について例えば8ビット精度ならば256階調の画像データとして取り込まれる。この多値画像データが本発明の画像処理装置302に入力される。
画像処理装置(画像処理部)302では、画像入力装置301から入力された256階調の画像データに対し、この後段の画像出力装置303で出力可能な階調数に変換する処理を行う。この階調数変換処理では誤差拡散を用いてもよい。画像処理装置302で量子化した画像データは、図2に示すような画像記録装置(画像形成装置、画像出力装置)303に送られる。画像出力装置303で出力可能な階調数を2値として説明する。
図2において、画像が形成されるべき用紙は、本体トレイ1010あるいは手差しトレイ1020にセットされ、トレイ1010あるいは1020から給紙ローラ1030によって用紙の搬送が開始される。給紙ローラ1030による用紙の搬送に先立って、感光体(感光体ドラム)660が回転し、感光体660の表面は、クリーニングブレード1050によってクリーニングされ、次に、帯電ローラ1060で一様に帯電される。ここに、レーザー光学系ユニット1070から、画像信号に従って変調されたレーザー光が露光され、現像ローラ1080で現像されてトナーが付着し、これとタイミングを取って給紙ローラ1030から用紙の給紙がなされる。給紙ローラ1030から給紙された用紙は、感光体ドラム660と転写ローラ1090とに挟まれて搬送され、これと同時に、用紙にはトナー像が転写される。転写され残った感光体660上のトナーは、再び、クリーニングブレード1050で掻き落とされる。クリーニングブレード1050の手前には、トナー濃度センサ1100が設けられており、トナー濃度センサ1100によって感光体660上に形成されたトナー像の濃度を測定することができる。また、トナー像が載った用紙は搬送経路にしたがって、定着ユニット1110に搬送され、定着ユニット1110においてトナー像は用紙上に定着される。印刷された用紙は、最後に排紙ローラ1120を通って、記録面を下にしてページ順に排出される。
ところで、レーザー光学系ユニット1070には、ビデオ制御部710、LD(半導体レーザー)駆動回路720が接続されており、ビデオ制御部710では、パソコンやワークステーションからの画像信号などを制御したり、あるいは、内部に保持した評価チャート(テストパターン)信号などを発生させたりするようになっている。また、現像ローラ1080には、バイアス回路1140によって高圧バイアスがかけられており、バイアス回路1140において、このバイアスをコントロールすることにより、画像の全体的な濃度を制御したりすることが可能となっている。
図4は、レーザー光学系ユニットの構成例を示し、図2のレーザー光学系ユニット1070と射出された光ビームが書き込まれる潜像担持体としての感光体ドラムとの位置関係の一例を示す。
図4において、11、12はレーザーダイオード(半導体レーザー)、13、14はコリメートレンズ、15は光路合成用光学部材、16は1/4波長板、17、18はビーム整形光学系である。これらの各光学要素11ないし18はレーザー光源部(ビーム光源)Souを構成している。そのレーザー光源部Souから射出された2本の光ビームP1は、コリメータレンズP1、P2により平行光束とされて、走査光学系の一部を構成するポリゴンミラー19に導かれ、このポリゴンミラー19の各面20a〜20fにより主走査方向Q1に反射偏向される。
その反射偏向された光ビームはfθ光学系の一部を構成する反射ミラー21、22に導かれ、反射ミラー22により反射偏向された光ビームは、fθ光学系23を通過して斜設反射ミラー24に導かれ、この斜設反射ミラー24により潜像担持体としての感光体ドラム25の表面26に導かれる。感光体ドラム25の表面26はその光ビームP1により主走査方向Q1にリニアーに走査される。この表面26が光ビームP1による被走査面であり、この被走査面に書き込みが行われる。
レーザー光学系ユニット1070には、反射ミラー24の長手方向両側(光ビームの主走査方向Q1)に同期センサ27、28が設けられている。同期センサ27は書き込み開始タイミングの決定に用いられ、同期センサ28は書き込み終了タイミングの決定に用いられる。
また、図3のシステム構成では、処理に応じてそれぞれの装置を独立したものとして示したが、この限りではなく、画像処理装置302の機能が画像入力装置301中に存在する形態や、画像出力装置303中に存在する形態等もある。
図1は、図3に示す画像処理装置302の構成を示す。入力端子101からは画像入力装置301より多値画像データが入力される。ここで、2次元の画像データを表わすために、In(x,y)として表わす(xは画像の主走査方向のアドレス、yは副走査方向のアドレスを示す)。
次に、この入力データIn(x,y)が加算器102に入力される。加算器102は入力データIn(x,y)と誤差成分E(x,y)を加算し補正データC(x,y)を計算し、補正データC(x,y)を比較判定部103と減算器106へ出力する。
また、入力データIn(x,y)は係数設定部111に入力され、本発明にかかわるヒステリシス係数h(x,y)の設定を行う。図5は、入力データIn(x,y)の主走査方向の画素位置xとヒステリシス係数hの関係を示すグラフである。画素位置xが始端のときヒステリシス係数hは0.2、画素位置xが終端であるときヒステリシス係数hは0.5となる1次式で表される関係である。具体的に、図2の画像記録装置でA3用紙の普通紙に600dpiの書込みが可能な記録装置であるならば、画素位置xの始端は0、画素位置xの終端は7014となり、ヒステリシス係数hは式(1)のようになる。係数設定部111は画素位置xに応じてヒステリシス係数を設定しh(x,y)を修正値計算部110へ出力する。
h=0.0000427x+0.2 (1)
比較判定部103は、入力データIn(x,y)に誤差E(x,y)が加算された補正データC(x,y)と閾値設定部112から入力されるT(x,y)に基づいて下記のように出力値Out(x,y)を決定する。
If(C(x,y)<T(x,y))
then Out(x,y)=0 (2)
Else
then Out(x,y)=255 (3)
このOut(x,y)が出力端子104から画像出力装置303に対して出力される。
また、出力値Out(x,y)は量子メモリ108と減算器106に入力される。減算器106は補正データC(x,y)と出力値Out(x,y)から式(4)に示すように減算し、現画素で発生した誤差e(x,y)が算出される。
e(x,y)=C(x,y)−Out(x,y) (4)
次に誤差拡散部107では予め設定された拡散係数に基づいて、誤差e(x,y)を配分して誤差メモリ105に蓄積されている誤差データE(x,y)に加算していく。ここで例えば拡散係数として図6に示したような係数を用いた場合、誤差拡散部107では下記のような処理を行う。
E(x+1,y)=
E(x+1,y)+e(x,y)×7/16 (5)
E(x,y+1)=
E(x,y+1)+e(x,y)×3/16 (6)
E(x−1,y+1)=
E(x−1,y+1)+e(x,y)×5/16 (7)
E(x+1,y+1)=
E(x+1,y+1)+e(x,y)×1/16 (8)
この誤差拡散処理で発生した誤差データは誤差メモリ105に格納される。
また、量子参照部109では量子メモリ108に蓄積されている出力値に対し、予め設定された参照係数に基づいて注目画素周辺の量子状態を重み付け参照した重み付け平均値Q(x,y)を出力する。ここで例えば参照係数として図7に示したような係数を用いた場合、量子参照部109では下記のような処理を行う。
Q(x,y)=Out(x−1,y)×1/2
+Out(x,y−1)×1/2 (9)
この量子参照部109で発生した重み付け平均値Q(x,y)が修正値計算部110に出力される。修正値計算部110は量子参照部109から出力される重み付け平均値Q(x,y)と係数設定部111から出力されるヒステリシス係数h(x,y)より式(10)に示すように修正平均値R(x,y)を計算し、閾値設定部112へ修正平均値R(x,y)を出力する。
R(x,y)=Q(x,y)×h(x,y) (10)
閾値設定部112は修正値計算部110から出力される修正平均値R(x,y)と、一般的な2値誤差拡散の閾値、すなわち出力値0、255の中間値127より式(11)に示すように閾値T(x,y)を計算する。
T(x,y)=127−R(x,y) (11)
以上のように図1の構成によって、画像処理部における誤差拡散処理が行われる。
本発明の上記した処理により、なぜ誤差拡散処理で倍率誤差に対して効果があるかを以下説明する。
注目画素に隣接する2画素の出力値が共に255であった場合、式(9)より重み付け平均値Qは255を出力する。ヒステリシス係数hが0.5であれば式(10)より修正平均値Rは127となり、式(11)より閾値は0となり誤差が累積していなくてもドットを出力しやすくなり、ドットが隣接しやすくなり、クラスターを形成しやすい。これに対して、ヒステリシス係数hが0.1と小さい値であれば修正平均値Rは25となり、閾値が102となり、ヒステリシス係数hが0.5の場合ほど低い値とならないので誤差が累積していなければドットを出力しないので、ドットが隣接しにくく、クラスターを形成しにくい。このようにヒステリシス係数hに応じてクラスターが形成されることになる。
倍率誤差がある光学系で書き込んだ場合、主走査方向の始端部では図4の同期センサ27により書き込み開始タイミングの同期がとられているのでずれることはない。ずれは主走査方向の始端部から終端部側へ行くに従い線型に大きくなり、主走査方向の終端部近傍で2、3画素ずれが生じる。単純に誤差拡散により2値化した場合、入力値の濃度に応じてドットが一定の間隔に拡散する。このずれにより、ある一定の間隔で離散していたドットが、あるドットは近づき、あるドットは遠くなり粒状性を大きく劣化させてしまう。倍率誤差のずれにより主走査方向の始端部と終端部において粒状性は大きく変化してしまうので画質劣化となる。
これに対し、クラスターの形成を制御できる誤差拡散により2値化した場合、入力値の濃度に応じてクラスターが一定の間隔に拡散する。倍率誤差によるずれが生じても、クラスター内のドットがずれる、すなわちクラスターの形状が変わるだけであり、クラスターの間隔は一定であり、粒状性を大きく劣化させることはない。倍率誤差のずれは注目画素の主走査方向の画素位置xに応じて大きくなるので、画素位置xに応じてクラスターが形成しやすくすればよく、ヒステリシス係数hを大きくすればよい。倍率誤差のずれにより主走査方向の始端部と終端部において粒状性は変化がゆるやかとなり、画質劣化を抑制できる。
クラスター形成を制御するヒステリシス係数hは次の範囲の値にしておくことが望ましい。主走査方向の始端部において図4の同期センサ27により書き込み開始タイミングの同期がとられているのでずれることはないからヒステリシス係数h=0、終端部においてずれが生じるのでヒステリシス係数h=1.5と、ヒステリシス係数hの変化が大きい場合において不具合が生じる。主走査方向の始端部においてまったくクラスター形成しなかった画像が、主走査方向の終端部においてはクラスター形成していれば、たとえ粒状性が大きく変化していなくても違和感が生じてしまう。このためヒステリシス係数hは主走査方向の終端部におけるヒステリシス係数hend(以下、he)と主走査方向の始端部におけるヒステリシス係数hstart(以下、hs)の差he−hsは、600dpi書込みであれば0.5以下、1200dpi書込みであれば0.8以下が好ましい。
ヒステリシス係数hの設定は次のように行えばよい。あるレーザー光学系ユニットにおいて、主走査方向の終端部におけるずれによる粒状性劣化が少なくなるクラスターとなるようにヒステリシス係数heを求める。次に、主走査方向の終端部におけるクラスターと違和感のないように始端部におけるクラスターを形成するようにヒステリシス係数hsを求める。倍率誤差によるずれは主走査方向の始端部から終端部側へ行くに従い線型に大きくなるので、hsからheの区間内は線型、一次式とした式(1)のようにしてもよい。実装においては式(1)のように逐次式で計算してもかまわないし、画素位置xとヒステリシス係数hをLUTに保持してもかまわない。なお、画像記録装置によってはhsからheの区間内を多項式で接続してもかまわない。
より高速に処理を行いたいのであれば、画素位置xに応じてヒステリシス係数hを求めるのではなく固定としてもよい。ヒステリシス係数hs=0.4、he=0.5のようにhe−hsの差がほとんどないような場合においてはヒステリシス係数をheに固定してもかまわない。
実機においては生産現場や利用者によってヒステリシス係数を設定してもかまわない。図4のレーザーダイオード11、12の波長差はあらかじめ予測されている範囲内であるため、主走査方向の終端部におけるずれる距離も予測される範囲内に落ち着く。複数のずれる距離に応じて図8に示すように複数のヒステリシス係数hs−heから1つのヒステリシス係数hs−heを選択すればよい。また、利用者によって画像で確認しながらhs、heを設定してもかまわない。
上記した実施例では2値誤差拡散で説明したが、多値誤差拡散でも可能である。
3値誤差拡散で説明する。3値誤差拡散の出力値を0、127、255とすれば、3値誤差拡散の閾値は各出力値の中間値となり、出力値0と127と分ける第1閾値は64、出力値127と255と分ける第2閾値は192となる。閾値設定部112は修正値計算部110から出力される修正平均値R(x,y)と、第1閾値64、第2閾値192より式(12)、式(13)に示すように第1閾値T1(x,y)、第2閾値T2(x,y)を計算する。
T1(x,y)=64−R(x,y) (12)
T2(x,y)=192−R(x,y) (13)
注目画素周辺の量子状態により第1、第2閾値が共に低く設定されれば誤差がたまっていなくてもドットを出力しやすくなり、ドットが隣接したクラスターを形成しやすくなる。
N値誤差拡散ではN−1ある閾値のすべてから修正平均値で減算したものを閾値とすればよい。
図9は、本発明の実施例2の画像処理装置の構成を示す。以下、実施例2を2値誤差拡散で説明する。
入力端子901からは画像入力装置301より多値画像データが入力される。ここで、2次元の画像データを表わすために、In(x,y)として表わす(xは画像の主走査方向のアドレス、yは副走査方向のアドレスを示す)。
次に、この入力データIn(x,y)が第1加算器902に入力される。第1加算器902は入力データIn(x,y)と誤差成分E(x,y)を加算し第1補正データC(x,y)を計算し、第1補正データC(x,y)を第2加算機器903と減算器907へ出力する。
また、入力データIn(x,y)は係数設定部912に入力され、ヒステリシス係数h(x,y)の設定を行う。係数設定部912はヒステリシス係数を設定しh(x,y)を修正値計算部911へ出力する。
第2加算器903は第1補正データC(x,y)と修正平均値R(x,y)を加算し第2補正データD(x,y)を計算し、第2補正データD(x,y)を比較判定部904へ出力する。
比較判定部904は、第2補正データD(x,y)と一般的な2値誤差拡散の閾値、すなわち出力値0、255の中間値127より下記のように出力値Out(x,y)を決定する。
If(D(x,y)<127)
then Out(x,y)=0 (14)
Else
then Out(x,y)=255 (15)
このOut(x,y)が出力端子905から画像出力装置303に対して出力される。
また、出力値Out(x,y)は量子メモリ909と減算器907に入力される。減算器907は第1補正データC(x,y)と出力値Out(x,y)から式(4)に示すように減算し、現画素で発生した誤差e(x,y)が算出される。
次に、誤差拡散部908では予め設定された拡散係数に基づいて、誤差e(x,y)を配分して誤差メモリ906に蓄積されている誤差データE(x,y)に加算していく。ここで例えば拡散係数として図6に示したような係数を用いた場合、誤差拡散部908では式(5)から式(8)に示すような処理を行い、誤差データは誤差メモリ906に格納される。
また、量子参照部910では量子メモリ909に蓄積されている出力値に対し、予め設定された参照係数に基づいて注目画素周辺の量子状態を重み付け参照した重み付け平均値Q(x,y)を出力する。ここで例えば参照係数として図7に示したような係数を用いた場合、量子参照部910では式(9)のような処理を行う。
この量子参照部910で発生した重み付け平均値Q(x,y)は修正値計算部911に出力される。修正値計算部911は量子参照部911から出力される重み付け平均値Q(x,y)と係数設定部912から出力されるヒステリシス係数h(x,y)より式(10)に示すように修正平均値R(x,y)を計算し、第2加算器903へ修正平均値R(x,y)を出力する。
以上のように図9の構成によって、画像処理部における誤差拡散処理が行われる。上記した処理により、なぜ誤差拡散処理で倍率誤差に対して効果があるかを以下説明する。
注目画素に隣接する2画素の出力値が共に255であった場合、式(9)より重み付け平均値Qは255を出力する。ヒステリシス係数hが0.5のような値であれば式(10)より修正平均値Rは127となる。第1補正データCに誤差が累積していなくても修正平均値Rが加算されるのでドットを出力しやすくなり、ドットが隣接しやすくなり、クラスターを形成しやすい。これに対して、ヒステリシス係数hが0.1と小さい値であれば修正平均値Rは25となる。第1補正データCに誤差が累積していなければ修正平均値Rが加算されてもドットを出力しないので、ドットが隣接しにくく、クラスターを形成しにくい。このようにヒステリシス係数hに応じてクラスターが形成されることになる。
上記した実施例2では2値誤差拡散で説明したが、多値誤差拡散でも可能である。図9の第2加算器903は第1補正データC(x,y)と修正平均値R(x,y)を加算し第2補正データD(x,y)を計算し、第2補正データD(x,y)を比較判定部904へ出力する。第2補正データD(x,y)をN−1ある閾値でN値にすればよい。
図10は、本発明の実施例3の画像処理装置の構成を示す。以下、2値誤差拡散で実施例3を説明する。
実施例2は比較判定部604より出力される出力値を量子メモリ909に蓄積し、量子参照部910で予め設定された参照係数に基づいて注目画素周辺の量子状態を重み付け参照した重み付け平均値Qを求めるものであった。
これに対し、実施例3では、図10に示すように、比較判定部1004より出力される出力値Out(x,y)を量子拡散部1009で予め設定された拡散係数に基づいて注目画素周辺のまだ量子化していない画素に対して出力値Out(x,y)を重み付け拡散し、量子メモリに加算していく。ここで例えば拡散係数として図11に示したような係数を用いた場合、量子拡散部1009では下記のような処理を行う。
Q(x,y+1)=
Q(x,y+1)+Out(x,y)×1/2 (16)
Q(x+1,y)=
Q(x+1,y)+Out(x,y)×1/2 (17)
この量子メモリ1010に保持される重み付け平均値Q(x,y)は修正値計算部1011に出力される。
実施例2(図9)と実施例3(図10)の相違は、重み付け平均値Qの計算をいつ行うかが異なるだけであり、論理的には等価なものである。
なお、本発明は誤差拡散処理に対するものであったが、同じように平均誤差最小法にも適用できる。また、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
また、本発明は、前述した実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施例の機能を実現することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施例の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の実施例1の画像処理装置の構成を示す。 本発明が適用される画像記録装置の構成を示す。 本発明の画像処理装置を用いて構成される画像入出力システムの構成を示す。 レーザー光学系ユニットの構成例を示す。 入力データの主走査方向の画素位置xとヒステリシス係数hの関係を示す。 誤差拡散係数の例を示す。 参照係数の例を示す。 入力データの主走査方向の画素位置xとヒステリシス係数hの他の関係を示す。 本発明の実施例2の画像処理装置の構成を示す。 本発明の実施例3の画像処理装置の構成を示す。 拡散係数の例を示す。
符号の説明
101 入力端子
102 加算器
103 比較判定部
104 出力端子
105 誤差メモリ
106 減算器
107 誤差拡散部
108 量子メモリ
109 量子参照部
110 修正値計算部
111 係数設定部
112 閾値設定部

Claims (14)

  1. 複数の半導体レーザーによるラスター書込みを行う画像記録装置に対し、多値(M値)画像データを、誤差拡散処理または平均誤差最小法を用いてN値(M>N≧2)に量子化し、該N値のそれぞれに対応したドットを用いて記録を行う画像処理装置であって、注目画素の多値画像データに、周辺の既に量子化済みの画素から重み付け積和された誤差を加えた補正データを出力する手段と、前記N値画像データの生成に伴って発生する誤差を算出する手段と、注目画素周辺の既に量子化済みの画素から重み付け積和された重み付け平均値を出力する手段と、所定の関数と注目画素の主走査方向の画素位置より得られる係数を選択する手段と、前記重み付け平均値に前記係数を乗算して修正値を出力する手段と、前記修正値に応じて閾値を出力する手段と、前記補正データと前記閾値とを比較して、N値画像データを出力する手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 複数の半導体レーザーによるラスター書込みを行う画像記録装置に対し、多値(M値)画像データを、誤差拡散処理または平均誤差最小法を用いてN値(M>N≧2)に量子化し、該N値のそれぞれに対応したドットを用いて記録を行う画像処理装置であって、注目画素の多値画像データに、周辺の既に量子化済みの画素から重み付け積和された誤差を加えた第1補正データを出力する手段と、前記N値画像データの生成に伴って発生する誤差を算出する手段と、注目画素周辺の既に量子化済みの画素から重み付け積和された重み付け平均値を出力する手段と、所定の関数と注目画素の主走査方向の画素位置より得られるヒステリシス係数を選択する手段と、前記重み付け平均値に前記ヒステリシス係数を乗算してヒステリシス値を出力する手段と、前記第1補正データとヒステリシス値を加えた第2補正データを出力する手段と、前記第2補正データと閾値とを比較して、N値画像データを出力する手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  3. 前記所定の関数は、予め設定された関数であることを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  4. 前記所定の関数は、外部から入力された値に応じた関数であることを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  5. 前記所定の関数は、外部から入力された値に応じて、予め設定された複数の関数から選択された関数であることを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  6. 前記所定の関数と注目画素の主走査方向の画素位置より得られる値はLUTにより求めるこことを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  7. 前記所定の関数と注目画素の主走査方向の画素位置より得られる係数またはヒステリシス係数は逐次計算により求めることを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  8. 前記所定の関数は、出力値の最大値と最小値の差が0.5以下の値であることを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  9. 前記所定の関数は、注目画素の主走査方向の画素位置の一次関数であることを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  10. 複数の半導体レーザーによるラスター書込みを行う画像記録装置に対し、多値(M値)画像データを、誤差拡散処理または平均誤差最小法を用いてN値(M>N≧2)に量子化し、該N値のそれぞれに対応したドットを用いて記録を行う画像処理方法であって、注目画素の多値画像データに、周辺の既に量子化済みの画素から重み付け積和された誤差を加えた補正データを出力する工程と、前記N値画像データの生成に伴って発生する誤差を算出する工程と、注目画素周辺の既に量子化済みの画素から重み付け積和された重み付け平均値を出力する工程と、所定の関数と注目画素の主走査方向の画素位置より得られる係数を選択する工程と、前記重み付け平均値に前記係数を乗算して修正値を出力する工程と、前記修正値に応じて閾値を出力する工程と、前記補正データと前記閾値とを比較して、N値画像データを出力する工程とを含むことを特徴とする画像処理方法。
  11. 複数の半導体レーザーによるラスター書込みを行う画像記録装置に対し、多値(M値)画像データを、誤差拡散処理または平均誤差最小法を用いてN値(M>N≧2)に量子化し、該N値のそれぞれに対応したドットを用いて記録を行う画像処理方法であって、注目画素の多値画像データに、周辺の既に量子化済みの画素から重み付け積和された誤差を加えた第1補正データを出力する工程と、前記N値画像データの生成に伴って発生する誤差を算出する工程と、注目画素周辺の既に量子化済みの画素から重み付け積和された重み付け平均値を出力する工程と、所定の関数と注目画素の主走査方向の画素位置より得られるヒステリシス係数を選択する工程と、前記重み付け平均値に前記ヒステリシス係数を乗算してヒステリシス値を出力する工程と、前記第1補正データとヒステリシス値を加えた第2補正データを出力する工程と、前記第2補正データと閾値とを比較して、N値画像データを出力する工程とを含むことを特徴とする画像処理方法。
  12. 請求項1乃至9のいずれか1項記載の画像処理装置の各手段の機能を有する画像記録装置。
  13. 請求項1乃至9のいずれか1項記載の画像処理装置の各手段の機能をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  14. 請求項1乃至9のいずれか1項記載の画像処理装置の各手段の機能をコンピュータに実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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